JPS6220492Y2 - - Google Patents

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JPS6220492Y2
JPS6220492Y2 JP1982171074U JP17107482U JPS6220492Y2 JP S6220492 Y2 JPS6220492 Y2 JP S6220492Y2 JP 1982171074 U JP1982171074 U JP 1982171074U JP 17107482 U JP17107482 U JP 17107482U JP S6220492 Y2 JPS6220492 Y2 JP S6220492Y2
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quay
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rubber
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JP1982171074U
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JPS5976619U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、船舶および岸壁構造物等を船舶の接
舷時の衝撃から保護するゴム製防舷構造体に関す
るものである。
ロ 従来技術 従来、公知のゴム製防舷構造体は防舷材と取付
部とが一体に構成されている。
即ち、例えば第1図に示すように断面逆Y字形
に形成された防舷材1(または図示されていない
が、断面逆V字形の防舷材)に、取付部2を一体
的に形成したゴム製防舷構造体3、或は第2図に
示すような截頭円錐形の防舷材4に取付部5を一
体形成したゴム製防舷構造体6が使用されてい
る。而していずれの防舷構造体もその取付部2,
5は図示の如く防舷材1,4の下端から側方に突
出してフランジ状に形成され、内部に補強金属板
(図示せず)が埋設された上、該部にボルト孔
7,8が設けられたものである。
そして前者従来例の断面Y字形或は断面V字形
の防舷構造体3の場合は、その長手方向を岸壁イ
の取付面に平行させ、取付部2のボルト孔7に岸
壁イに埋設されたアンカーボルトを挿通し、ワツ
シヤを介しナツトを緊締することにより岸壁に取
付けられる。また、第2図に示す截頭円錐形の防
舷構造体6の場合は、これの軸線を岸壁イの取付
面に直交させ、取付部5を岸壁イに緊締固着して
いた。
以上のように従来の防舷構造体は、防舷材に取
付部が一体的に形成されているため、船舶の舷側
と接触し、かつその接舷荷重を吸収するために働
く主要部分である受衝部9,10および側壁部1
1,12が岸壁イの取付面に対して占める平面的
な面積に、さらに防舷材1,4の外側へ突出して
いる取付部2,5の面積が付加されて、全体とし
て取付占有面積の極めて大きなものとなつてい
た。したがつて、岸壁の限られた取付面に必要個
数の防舷構造体を取りつけることができない場合
もあつた。また、必要なエネルギー吸収性能を発
揮させるためには、勢い個々の防舷構造体をより
大型とせざるを得なかつた。
ハ 考案の目的 本考案は、ゴム製防舷構造体の有効取付面積を
極小とし、岸壁面をより一層有効に活用すること
ができるとともに、岸壁面への取付けが容易かつ
強固に行いうる防舷構造体を提供することを目的
とするものである。
ニ 考案の構成 本考案は、従来のゴム製防舷構造体において、
防舷材の下端から側方へ突出して一体的に形成さ
れている取付部を廃し、その代わりに、防舷材の
下端部に補強用ビードを埋設することにより、該
部を強化して耐久性を高めるとともに、このビー
ド埋設部分の上方に取付用凹溝を形成する一方、
岸壁に予め固定される金属製取付具に前記防舷材
の取付端部を嵌合する装着部と前記防舷材の取付
用凹溝と嵌合するリム部とを設けることにより、
両者を容易かつ強固に取りつけるようにしたもの
である。
ホ 実施例 例 1 第3図Aに示す防舷構造体13は、ゴム製の防
舷材14と2個の取付具15とよりなつている。
そして、防舷材14は全体がゴムにより形成さ
れ、図示の如く断面逆V字形をなし、しかも所定
の長さに形成されており、頂部に受衝部16が形
成され、この受衝部16につづく両側壁部17,
17の下部の取付端部に夫々補強用のビード1
8,18が埋設される。また、上記両側壁部1
7,17の外側で、かつ、ビード18を埋設した
取付端部の上方部分に、全長にわたつて図示の如
く取付用凹溝19,19を形成する。
一方、取付具15は、第3図Aに示す如く、岸
壁等に固定される固定部20と、固定部と一体に
形成されたリム部21、並びに防舷材の取付端部
を嵌装保持する凹溝状の装着部24とからなり、
かつ、上記防舷材14の取付端部の周囲からはみ
出さない大きさに鉄板でつくられている。
即ち、取付具15は、第3図Bに示す如く、第
1の分板22と第2の分板23とで構成され、第
1の分板22は取付基部22aと、取付基部22
aの側縁から上方に、かつ、鋭角に折曲した上縁
にリム部21を有する側板部22bとを有してお
り、また、第2の分板23は、上記第1の分板2
2の取付基部22a上に重合される基部23a
と、基部23aの側縁から上方に折曲した側板部
23bとを有しており、上記第1及び第2の分板
22,23の重合部に、岸壁等のアンカーボルト
を挿通するためのボルト孔22c,23cを共通
孔として穿設する。
上記第1及び第2の分板22,23を重合して
組合せることにより、岸壁等への固定部20と、
取付基部22a、側板部22b及び23bとで防
舷材の取付端部を嵌装保持する凹溝状の装着部2
4と、防舷材14の取付用凹溝19を嵌合するリ
ム部21が形成せられるのである。
上記のように2個の分板22,23を重合して
組合せる取付具15を2組準備し、夫々の分板2
2,23を重合して装着部24と固定部20を形
成し、固定部20の共通ボルト孔22c,23c
を内側にして所定間隔をおいて両取付具15,1
5を岸壁面上に平行配置し、ボルト孔22c,2
3cを通してボルトとナツトにより岸壁に緊締固
着しておく。つぎに防舷材14の両側壁部17,
17をそのゴム質の弾性により適当に湾曲させて
その下部の取付端部を装着部24,24に嵌装す
るとともに両側壁部17,17の取付用凹溝1
9,19をリム部21,21に嵌合係止する。こ
のようにして岸壁面に予め固着した一対の取付具
15,15にゴム製防舷材14を強固に固着して
1個のゴム製防舷構造体13が得られ、この構造
体13を必要個数岸壁等に配設する。
例 2 第4図に示すゴム製防舷構造体35は、例1の
ゴム製防舷構造体13の変形例であつて、ゴム製
の防舷材25は、図示の如く、断面逆Y字形にし
て受衝部26と両側壁部27,27を形成してな
り、両側壁部27,27の外面に夫々取付用凹溝
28,28を設けその下端に補強用ビード29,
29を埋設してある。また岸壁等に予め固定して
防舷材25を装着する一対の取付具30,30
は、図示の如く、1個の長尺板体を幅方向で鋭角
に折曲して固定部30aと側板部30bを形成
し、側板部30bの上部に防舷材25の側壁部2
7の凹溝28と嵌合係止するリム部31を設ける
とともに固定部30aにもその幅間でリム部32
を形成し、またこの固定部30aにボルト孔33
を設ける。上記嵌合用リム部31を有する側板部
30bと固定部30aのリム部31との間隔部
を、防舷材25の側壁下端のビード29で補強し
た部分が密に嵌装定置し得る幅の装着部34とす
る。
2個の取付具30,30の岸壁等への取付け、
および岸壁へ固着した取付具30,30へのゴム
製防舷材25の嵌装固着は、例1と同様に行えば
よく、これにより岸壁上にゴム製防舷材と取付具
とが一体のゴム製防舷構造体35が設置される。
例 3 この例のゴム製防舷構造体36は第5図に示す
ようにゴム製防舷材37を円周の側壁部38と頂
面を受衝部39とした中空の截頭円錐形に形成
し、その側壁部37の下端部にビード40を環状
に埋設し、このビード40で補強した部分の上方
に取付用凹溝41を側壁外周に設けてある。そし
てこの防舷材37を固着する取付具42は、第6
図に示すように、防舷材37の側壁下端に外周と
ほぼ同一大きさとし、板上にボルト孔43を設け
た円形フランジ状の固定部42aの外周辺から等
間隔に立上り折曲して上部に防舷材37の凹溝4
1を嵌合するリム部44を設けた複数個の側板片
42bを形成し、各側板片42bの間隔部分を凹
欠部45としたものである。複数個の側板片42
bが囲む固定部42a上に装着部46が形成され
る。
上記取付具42を、これのボルト孔43に岸壁
に埋設したアンカーボルトを挿通してナツトによ
り岸壁面に緊締固着する。ついでゴム製防舷材3
7の側壁下端のビード40で補強した部分を取付
具42の複数個の側板片42b,42bの囲繞内
に押し込み、凹溝41を側板片42bのリム部4
4に嵌合係止させるとともに装着部46に装着す
る。このようにして岸壁面上に防舷材37が取付
具42と強固に一体となつたゴム製防舷構造体3
6が形成される。
ヘ 考案の効果 本考案は従来の防舷材におけるこれの下端から
側方へ突出して一体的に形成されている取付部を
廃した防舷材を予め岸壁等に固定された取付具に
固着するようになし、取付具は防舷材の取付端部
の周囲からはみ出さない大きさにしたからゴム製
防舷材を取付具に固着した構造体の取付面積は防
舷材の岸壁面に対する平面積と同一面積となつて
必要な最小面積とすることができるので狭い岸壁
面でも必要個数のゴム製防舷構造体の配設が可能
で船舶保護及び岸壁保護は万全となる。
また、本考案によればゴム製防舷材と取付具と
が別体であつても防舷材は取付具への取付部位に
補強用ビードを埋設するとともにビード埋設部の
上方に取付用凹溝を形成し、一方取付具には防舷
材のビード埋設部を包囲状態にして定置させる装
着部と、防舷材の取付用凹溝に嵌合係止するリム
部を形成してあるから防舷材が断面逆V字形或は
断面逆Y字形である場合は、取付具の装着部を断
面型にすることにより防舷材側壁下端のビード
埋設部を該装着部分に押込むと包囲状態で保持さ
れ、且つビードの剛直性により両側壁は装着部に
強嵌保持され、且つ取付具のリム部が防舷材の凹
溝と嵌合係止するから防舷材の取付具への固着は
極めて強固になされ、防舷材は接岸船舶により強
力な衝撃を受けても取付具の装着部分から抜脱す
ることなく適当に撓曲等して該衝撃を吸収除去す
る。このことは防舷材が中空の截頭円錐形の場合
でも同様効果を発揮するもので、この場合は防舷
材は截頭円錐形で側壁部が未広がりをなしてお
り、また側壁部下端に埋設したビードが環体であ
るから装着部への押込みにより凹欠部間在の複数
個の側板片を押し拡げて容易に嵌装され、嵌装後
は側板片の弾力性により強く保持され、またリム
部と凹溝とが嵌合係止しているので、装着部は防
舷材を強固に保持し、防舷材は外部の強力な衝撃
を受けても装着部から抜脱することはない。
本考案のゴム製防舷構造体は、予め岸壁等に固
定した取付具に防舷材を固着すればよいので岸壁
等への装備が極めて容易で、且つ強固に行うこと
ができるとともに有効取付面積を極小とし、岸壁
面をより一層有効に活用することができ、十分に
防舷効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はいずれも従来例のゴム製防
舷構造体であつてともにその斜視図、第3図乃至
第6図は本考案の実施例を示し、第3図Aは第1
の実施例の要部を断面にて示す斜視図、同図Bは
その取付具の分解斜視図、第4図及び第5図は
夫々第2実施例及び第3実施例であつて何れもそ
の要部を断面にて示す斜視図、第6図は第5図の
第3実施例における取付具の斜視図である。 イ……岸壁、14,25,37……ゴム製防舷
材、15,30,42……取付具、18,29,
40……ビード、19,28,41……取付用凹
溝、20,30a,42a……固定部、21,3
1,44……リム部、24,34,46……装着
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 岸壁等への取付端部に補強用ビードが埋設され
    ると共に、該ビード埋設部分の上方に取付用凹溝
    が形成されたゴム製の防舷材と、岸壁等へ固定さ
    れる固定部と該固定部と一体的に形成されたリム
    部と防舷材の取付端部を嵌着する装着部とを有
    し、かつ、前記防舷材の取付端部の周囲からはみ
    出さない大きさの取付具とからなり、予め岸壁に
    取付けられた前記取付具の装着部に、前記防舷材
    の取付端部を嵌着すると共に、取付具のリム部を
    防舷材の取付用凹溝に嵌着させたことを特徴とす
    るゴム製防舷構造体。
JP1982171074U 1982-11-11 1982-11-11 ゴム製防舷構造体 Granted JPS5976619U (ja)

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JPS5976619U JPS5976619U (ja) 1984-05-24
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