JPH10159059A - 防舷材の取付け構造 - Google Patents
防舷材の取付け構造Info
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- JPH10159059A JPH10159059A JP8318945A JP31894596A JPH10159059A JP H10159059 A JPH10159059 A JP H10159059A JP 8318945 A JP8318945 A JP 8318945A JP 31894596 A JP31894596 A JP 31894596A JP H10159059 A JPH10159059 A JP H10159059A
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- Japan
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- fender
- mounting
- receiving
- mounting portion
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/30—Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways
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Abstract
(57)【要約】
【課題】防舷材本来の性能を低下させることなく防舷材
構成部材の使用量を低減できる防舷材の取付け構造を提
供することにある。 【解決手段】 防舷材を岸壁の壁面に取付けるにあた
り、防舷材より突出させた取付け部2を片側が上側より
押圧して取付ける押圧部12Aと、他端側が岸壁へ固定
される接地部12Cとからなる取付け部材12を設け
て、前記取付け部材12の片側が防舷材本体の取付け部
2を押圧し、前記他端側が固定部材(ボルト7、埋め込
みボックス8)により岸壁に固定する固定部10を形成
することによって、防舷材01を岸壁の壁面6に取付け
ることが可能となるように構成した。
構成部材の使用量を低減できる防舷材の取付け構造を提
供することにある。 【解決手段】 防舷材を岸壁の壁面に取付けるにあた
り、防舷材より突出させた取付け部2を片側が上側より
押圧して取付ける押圧部12Aと、他端側が岸壁へ固定
される接地部12Cとからなる取付け部材12を設け
て、前記取付け部材12の片側が防舷材本体の取付け部
2を押圧し、前記他端側が固定部材(ボルト7、埋め込
みボックス8)により岸壁に固定する固定部10を形成
することによって、防舷材01を岸壁の壁面6に取付け
ることが可能となるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶などが岸壁な
どに接岸する際に、岸壁などの壁面と直接衝突するのを
防ぐために使用される防舷材の取付け構造に関し、詳し
くは、簡易な構造で軽量化することのできる防舷材の取
付け構造に関する。
どに接岸する際に、岸壁などの壁面と直接衝突するのを
防ぐために使用される防舷材の取付け構造に関し、詳し
くは、簡易な構造で軽量化することのできる防舷材の取
付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防舷材01としては、図3及び図
5に示すように、船舶などの接舷荷重を受ける受衝部1
と、接舷施設である岸壁などの壁面6への取付け部2
と、その受衝部1と取付け部2との間に設けたゴムなど
の弾性部材からなる支衝部3(この場合、防舷材本体部
とされている)とからなるものが使用されている。ここ
で、図3は受衝部1を鋼材などにより別体に構成し、円
筒(セル)型の支衝部3の受衝側4に取付けたものの例
を、また、図4は受衝部1とアーチ型の支衝部3とを一
体に形成したものの例を示す。なお、7及び8は取付け
部2を接舷施設である壁面6に固定するためのボルトと
ナットの作用を有する埋め込みボックスである。
5に示すように、船舶などの接舷荷重を受ける受衝部1
と、接舷施設である岸壁などの壁面6への取付け部2
と、その受衝部1と取付け部2との間に設けたゴムなど
の弾性部材からなる支衝部3(この場合、防舷材本体部
とされている)とからなるものが使用されている。ここ
で、図3は受衝部1を鋼材などにより別体に構成し、円
筒(セル)型の支衝部3の受衝側4に取付けたものの例
を、また、図4は受衝部1とアーチ型の支衝部3とを一
体に形成したものの例を示す。なお、7及び8は取付け
部2を接舷施設である壁面6に固定するためのボルトと
ナットの作用を有する埋め込みボックスである。
【0003】鋼板5に孔5Aを設けてある。そして、取
付け部2が壁面6と相互にずれたり滑動しないように、
孔9Aを有するL字状の取付け部材9を配設し、岸壁の
壁面6に突設したボルト7と埋め込みボックス8とによ
って、取付け部材9で取付け部2を押圧するように固定
部10を構成し、壁面6に固定することが行われてい
た。
付け部2が壁面6と相互にずれたり滑動しないように、
孔9Aを有するL字状の取付け部材9を配設し、岸壁の
壁面6に突設したボルト7と埋め込みボックス8とによ
って、取付け部材9で取付け部2を押圧するように固定
部10を構成し、壁面6に固定することが行われてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示したような、
従来の防舷材の取付け部では取付け孔を有する大きな鋼
板5を埋設しているために、その重量が大きくなり、岸
壁などの壁面6への取付け作業が困難である。そして、
図5の要部平面図が図6に示される。上記鋼板5は取付
け部の剛性を確保するものであり、ボルト7、埋め込み
ボックス8、取付け部の弾性部材3Aと共に、取付け部
材9によってそれぞれの弾性部材孔3B、鋼板孔5A及
び取付け部材孔9Aをに中心軸に重ね合わせるように押
圧されて壁面6に固定されている。このことで固定部1
0を有する構造とされている。従ってこのような構造に
おいては、多数の固定部10を設ける必要上、取付け部
2の外側方向に延在する長さL0 が充分確保されてはい
るが、ボルト7、埋め込みボックス8によって固定され
ている取付け部以外の取付け部2は、防舷材本来の機能
とはほとんど無関係に形成されているものである。この
ため、弾性部材の使用されている量、あるいは内部に埋
設されている鋼板の量は本来冗長であり、コストアップ
の要因であり、決して無視できるものではない。
従来の防舷材の取付け部では取付け孔を有する大きな鋼
板5を埋設しているために、その重量が大きくなり、岸
壁などの壁面6への取付け作業が困難である。そして、
図5の要部平面図が図6に示される。上記鋼板5は取付
け部の剛性を確保するものであり、ボルト7、埋め込み
ボックス8、取付け部の弾性部材3Aと共に、取付け部
材9によってそれぞれの弾性部材孔3B、鋼板孔5A及
び取付け部材孔9Aをに中心軸に重ね合わせるように押
圧されて壁面6に固定されている。このことで固定部1
0を有する構造とされている。従ってこのような構造に
おいては、多数の固定部10を設ける必要上、取付け部
2の外側方向に延在する長さL0 が充分確保されてはい
るが、ボルト7、埋め込みボックス8によって固定され
ている取付け部以外の取付け部2は、防舷材本来の機能
とはほとんど無関係に形成されているものである。この
ため、弾性部材の使用されている量、あるいは内部に埋
設されている鋼板の量は本来冗長であり、コストアップ
の要因であり、決して無視できるものではない。
【0005】この発明は、従来技術の有するこのような
問題を解決することを課題として検討した結果なされた
ものであり、防舷材本来の性能を低下させることなく防
舷材構成部材の使用量を低減できる防舷材の取付け構造
を提供することにある。
問題を解決することを課題として検討した結果なされた
ものであり、防舷材本来の性能を低下させることなく防
舷材構成部材の使用量を低減できる防舷材の取付け構造
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1に記載の防舷材の取付け構造は、接舷荷重
を受けるための受衝部と接舷施設へ取付けるための取付
け部との間に、弾性部材よりなる防舷材本体を介在させ
た防舷材の受衝部及び/又は接舷施設への取付け部の構
造であって、前記防舷材本体よりフランジ状に突出させ
設けられた前記受衝部及び/又は取付け部と、前記受衝
部及び/又は取付け部を外側より取付ける取付け部材と
からなり、前記取付け部材は、前記受衝部及び/又は取
付け部の一部を覆う片側と、受衝部の一部を構成する鋼
材及び/又は接舷施設に固定される他端側とからなり、
前記片側が防舷材本体の受衝部及び/又は取付け部を押
圧し、前記他端側が固定部材により受衝部の一部を構成
する鋼材及び/又は接舷施設に固定されてなることを特
徴とするものである。また、請求項2に記載の防舷材の
取付け構造は、前記固定部材がボルトとナットとからな
ることを特徴とするものである。
に、請求項1に記載の防舷材の取付け構造は、接舷荷重
を受けるための受衝部と接舷施設へ取付けるための取付
け部との間に、弾性部材よりなる防舷材本体を介在させ
た防舷材の受衝部及び/又は接舷施設への取付け部の構
造であって、前記防舷材本体よりフランジ状に突出させ
設けられた前記受衝部及び/又は取付け部と、前記受衝
部及び/又は取付け部を外側より取付ける取付け部材と
からなり、前記取付け部材は、前記受衝部及び/又は取
付け部の一部を覆う片側と、受衝部の一部を構成する鋼
材及び/又は接舷施設に固定される他端側とからなり、
前記片側が防舷材本体の受衝部及び/又は取付け部を押
圧し、前記他端側が固定部材により受衝部の一部を構成
する鋼材及び/又は接舷施設に固定されてなることを特
徴とするものである。また、請求項2に記載の防舷材の
取付け構造は、前記固定部材がボルトとナットとからな
ることを特徴とするものである。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図2に図示された本発明の一
実施形態について説明する。セル型防舷材01は図3及
び図4に示すように、船舶などの接舷荷重を受ける受衝
部1と、防舷材本体からフランジ状に外側に突出させて
設けられて、防舷材01を支持する接舷施設である岸壁
などの壁面6へ取付けられる取付け部2と、受衝部1と
取付け部2との間に設けたゴムなどの弾性部材からなる
円筒状の支衝部3(この場合、防舷材本体部とされてい
る)とによって構成されている。このような防舷材を岸
壁などの壁面に取付けるに際し、取付け部2に、ある程
度の剛性を付与することが取付けを容易にする上で必要
となる。従って、図1に縦断面図に示すように、円環状
の鋼板11を弾性部材からなる支衝部3に埋設して一体
に加硫成形され、取付け部2を形成している。
実施形態について説明する。セル型防舷材01は図3及
び図4に示すように、船舶などの接舷荷重を受ける受衝
部1と、防舷材本体からフランジ状に外側に突出させて
設けられて、防舷材01を支持する接舷施設である岸壁
などの壁面6へ取付けられる取付け部2と、受衝部1と
取付け部2との間に設けたゴムなどの弾性部材からなる
円筒状の支衝部3(この場合、防舷材本体部とされてい
る)とによって構成されている。このような防舷材を岸
壁などの壁面に取付けるに際し、取付け部2に、ある程
度の剛性を付与することが取付けを容易にする上で必要
となる。従って、図1に縦断面図に示すように、円環状
の鋼板11を弾性部材からなる支衝部3に埋設して一体
に加硫成形され、取付け部2を形成している。
【0009】一方、略S字状をした取付け部材である角
平座金12は、取付け部2を押圧する押圧部12A、取
付け部2の壁面6との摺動を抑制する抑制部12B及び
壁面に接地する接地部12Cからなるように、ワンピー
スの状態で鋼板などにより一体に曲折成形されていて、
更には接地部12Cに遊間孔12Dが設けられている。
防舷材01を岸壁などの壁面6に固定するには、壁面
6に埋設させた埋め込みボックス8と取付けボルト7と
からなる固定部材を使用する。この場合、埋め込みボッ
クス8は、予め新しく築岸するコンクリート打設時に配
設しておくことが好ましい。既設の岸壁の壁面の場合に
はボルト7に替えてナット(図示せず)を、更に埋め込
みボックス8に替えて植え込みボルト又は基礎ボルト
(図示せず)を使用しても構わない。また、図2の平面
図に示すように、固定部10は壁面6の所望する位置に
必要箇所の分の数を予め設けておけばよい。
平座金12は、取付け部2を押圧する押圧部12A、取
付け部2の壁面6との摺動を抑制する抑制部12B及び
壁面に接地する接地部12Cからなるように、ワンピー
スの状態で鋼板などにより一体に曲折成形されていて、
更には接地部12Cに遊間孔12Dが設けられている。
防舷材01を岸壁などの壁面6に固定するには、壁面
6に埋設させた埋め込みボックス8と取付けボルト7と
からなる固定部材を使用する。この場合、埋め込みボッ
クス8は、予め新しく築岸するコンクリート打設時に配
設しておくことが好ましい。既設の岸壁の壁面の場合に
はボルト7に替えてナット(図示せず)を、更に埋め込
みボックス8に替えて植え込みボルト又は基礎ボルト
(図示せず)を使用しても構わない。また、図2の平面
図に示すように、固定部10は壁面6の所望する位置に
必要箇所の分の数を予め設けておけばよい。
【0010】即ち、防舷材01を壁面6の所定位置にク
レーンなどで吊り下げて位置決めし、角平座金12の接
地部12Cを埋め込みボックス8にあわせて、遊間孔1
2Dから取付けボルト7を貫挿させ、埋め込みボックス
内に設けた雌ねじに螺合させ仮止めする。次に、角平座
金の抑制部12Bを取付け部2に最外側表面に、また、
押圧部12Aを取付け部2の上側表面に接するように、
先に仮止めした角平座金12の遊間孔12Dを利用して
位置決めする。位置決めが完了したら、ボルト7を更に
螺進すると、押圧部12Aが取付け部2を充分に押圧し
て固定部10を形成し、取付け部2は壁面6に強固に固
定される。
レーンなどで吊り下げて位置決めし、角平座金12の接
地部12Cを埋め込みボックス8にあわせて、遊間孔1
2Dから取付けボルト7を貫挿させ、埋め込みボックス
内に設けた雌ねじに螺合させ仮止めする。次に、角平座
金の抑制部12Bを取付け部2に最外側表面に、また、
押圧部12Aを取付け部2の上側表面に接するように、
先に仮止めした角平座金12の遊間孔12Dを利用して
位置決めする。位置決めが完了したら、ボルト7を更に
螺進すると、押圧部12Aが取付け部2を充分に押圧し
て固定部10を形成し、取付け部2は壁面6に強固に固
定される。
【0011】なお、図1乃至図2の実施例は円筒状のセ
ル型防舷材の接舷施設への取付け構造について述べた
が、アーチ型防舷材である場合には、防舷材より突出す
る取付け部2を支衝部3の外側方向と支衝部3の内側方
向と両方に設けて、それぞれの取付け部2を上記のよう
に壁面6に取付けることができる。
ル型防舷材の接舷施設への取付け構造について述べた
が、アーチ型防舷材である場合には、防舷材より突出す
る取付け部2を支衝部3の外側方向と支衝部3の内側方
向と両方に設けて、それぞれの取付け部2を上記のよう
に壁面6に取付けることができる。
【0012】また、取付け部2が岸壁等の壁面6を接舷
施設として取付けた場合について上記実施例を説明した
が、船舶等の浮体側に設けた構造物を接舷施設として防
舷材01の取付け部2を取付けても構わない。更には、
受衝側4において受衝部1と支衝部3(防舷材本体部)
の取付けにも本形態は適用できる。この場合は、受衝部
1が取付け部2に本形態が適用されている場合の壁面6
に相当するものである。
施設として取付けた場合について上記実施例を説明した
が、船舶等の浮体側に設けた構造物を接舷施設として防
舷材01の取付け部2を取付けても構わない。更には、
受衝側4において受衝部1と支衝部3(防舷材本体部)
の取付けにも本形態は適用できる。この場合は、受衝部
1が取付け部2に本形態が適用されている場合の壁面6
に相当するものである。
【0013】以下に、本発明の一実施形態の作用につい
て説明する。即ち、以上のように、防舷材を支持する接
舷施設である岸壁の壁面に取付けるにあたり、防舷材よ
り突出させたフランジ状の取付け部を片側が上側より押
圧して取付ける押圧部と、他端側が岸壁へ固定される接
地部とからなる取付け部材を設けて、前記取付け部材の
片側が防舷材本体の取付け部を押圧し、前記他端側が固
定部材により岸壁に固定する固定部を形成することによ
って、防舷材を岸壁の壁面に取付けることが可能となる
ように構成した。従って、従来のように、ボルトと埋め
込みボックスとによって防舷材の取付け部をそこに孔部
を設けて固定する固定部とせずに、取付け部から離れた
外側位置の壁面に、取付け部材を介してボルトと埋め込
みボックスとで固定したので、防舷材の取付け部距離L
を従来に比べ著しく短くすることが可能となる(図6の
L0 から図2のL1 へ減少する)。このことは防舷材の
取付け部を構成する部材(弾性部材や鋼板)の量(容
積、重量)を大幅に減少させることとなり、コストダウ
ンに繋がる。また、受衝部の取付け構造に適用すれば更
なるコストダウンが達成される。
て説明する。即ち、以上のように、防舷材を支持する接
舷施設である岸壁の壁面に取付けるにあたり、防舷材よ
り突出させたフランジ状の取付け部を片側が上側より押
圧して取付ける押圧部と、他端側が岸壁へ固定される接
地部とからなる取付け部材を設けて、前記取付け部材の
片側が防舷材本体の取付け部を押圧し、前記他端側が固
定部材により岸壁に固定する固定部を形成することによ
って、防舷材を岸壁の壁面に取付けることが可能となる
ように構成した。従って、従来のように、ボルトと埋め
込みボックスとによって防舷材の取付け部をそこに孔部
を設けて固定する固定部とせずに、取付け部から離れた
外側位置の壁面に、取付け部材を介してボルトと埋め込
みボックスとで固定したので、防舷材の取付け部距離L
を従来に比べ著しく短くすることが可能となる(図6の
L0 から図2のL1 へ減少する)。このことは防舷材の
取付け部を構成する部材(弾性部材や鋼板)の量(容
積、重量)を大幅に減少させることとなり、コストダウ
ンに繋がる。また、受衝部の取付け構造に適用すれば更
なるコストダウンが達成される。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上のような構成としたの
で、防舷材本来の性能を低下させることなく防舷材構成
部材の使用量を低減できる防舷材の取付け構造を提供す
ることが可能となる。
で、防舷材本来の性能を低下させることなく防舷材構成
部材の使用量を低減できる防舷材の取付け構造を提供す
ることが可能となる。
【図1】本発明の防舷材の取付け部の一例を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】図1の要部拡大平面図である。
【図3】防舷材の例を示す側面図である。
【図4】防舷材の他の例を示す側面図である。
【図5】従来の防舷材の取付け部を示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】図5の要部拡大平面図である。
01 防舷材 1 受衝部 2 取付け部 3、3A 支衝部 3B、5A、9A 孔 4 受衝側 5、11 鋼板 6 壁面(接舷施設) 7 ボルト 8 埋め込みボックス 9、12 取付け部材(角平座金) 10 固定部 12A 押圧部 12B 抑制部 12C 接地部 12D 遊間孔 L0 、L1 取付け部長さ
Claims (2)
- 【請求項1】 接舷荷重を受けるための受衝部と接舷施
設へ取付けるための取付け部との間に、弾性部材よりな
る防舷材本体を介在させた防舷材の受衝部及び/又は接
舷施設への取付け部の構造であって、 前記防舷材本体よりフランジ状に突出させ設けられた前
記受衝部及び/又は取付け部と、前記受衝部及び/又は
取付け部を外側より取付ける取付け部材とからなり、 前記取付け部材は、前記受衝部及び/又は取付け部の一
部を覆う片側と、受衝部の一部を構成する鋼材及び/又
は接舷施設に固定される他端側とからなり、 前記片側が防舷材本体の受衝部及び/又は取付け部を押
圧し、前記他端側が固定部材により受衝部の一部を構成
する鋼材及び/又は接舷施設に固定されてなることを特
徴とする防舷材の取付け構造。 - 【請求項2】 前記固定部材がボルトと、ナットとから
なることを特徴とする請求項1に記載の防舷材の取付け
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8318945A JPH10159059A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 防舷材の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8318945A JPH10159059A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 防舷材の取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10159059A true JPH10159059A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18104751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8318945A Pending JPH10159059A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 防舷材の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10159059A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012002604A1 (ko) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 인천항만공사 | 착탈식 방충재 고정장치 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8318945A patent/JPH10159059A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012002604A1 (ko) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 인천항만공사 | 착탈식 방충재 고정장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
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