JPS62203625A - 油圧緩衝器のシリンダ加工用工具 - Google Patents

油圧緩衝器のシリンダ加工用工具

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Publication number
JPS62203625A
JPS62203625A JP4422686A JP4422686A JPS62203625A JP S62203625 A JPS62203625 A JP S62203625A JP 4422686 A JP4422686 A JP 4422686A JP 4422686 A JP4422686 A JP 4422686A JP S62203625 A JPS62203625 A JP S62203625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
diameter
punch
piston
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP4422686A
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English (en)
Inventor
Kaneyoshi Kondou
近藤 兼由
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Showa Corp
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Showa Seisakusho Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Seisakusho Co Ltd, Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Showa Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧緩衝器のシリンダを部分的に拡径させる
シリンダ加工用工具に関する。
〔従来技術〕
従来の油圧緩衝器では、ピストンあるいはシリンダのベ
ース部に設けたオリフィス孔の口径を切換えることで、
減衰力を変化させることが行なわれている。
しかしながら、この構成によると、油圧緩衝器の内部構
造が複雑化するため、最近本発明者は、シリンダ°゛の
内径を部分的に拡径させることで、ピストンのストロー
ク位置に応じてピストンとシリンダとの間のクリアラン
スを変化させ、このことによりピストン作動時にオリフ
ィス孔を通過するオイル量を変化せしめて、減衰力を自
動的に切換えることを考えている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この場合、本来ストレートなシリンダを部分的に拡径さ
せるという発想自体が新たであるため、このシリンダを
精度良く拡径させるための工具の開発が必要となってき
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明では上記要求を満足すべく、シリンダの
内部に同軸的に挿脱される棒状のホルダに、周面が球面
状をなしたUnのポンチを上′記ホルダの軸方向に間隔
を存して同軸的に取付け、このホルダの挿入先端側に位
置するポンチを、シリンダの内面に摺接可能な外径司法
に形成するとともに、このポンチよりも挿入後方側に位
置する他のポンチを、上記シリンダの内径よりも大きな
外径寸法に形成したシリンダ加工用工具を用意したこと
を特徴とする。
〔作用〕
このような構成の工具をシリンダ内に圧入すると、挿入
先端側の小径なポンチがシリンダ内面に摺接しつつ軸方
向に押し込まれ、これに引続いて大径なポンチがシリン
ダ内に押し込まれるので、この大径なポンチが押し込ま
れた範囲内においてシリンダが拡径されるようになる。
そして、この大径な拡径用のポンチは、小径なポンチに
ガイドされた状態でシリンダ内に押し込まれる形となる
から、ポンチの中心とシリンダの軸線とがづれてしまう
こともなく、このため、シリンダに拡径部を精度良く形
成することができる。
しかも、上記ポンチの圧入により、シリンダに歪みが残
留していたとしても、この歪みはポンチの圧入によって
除去されるとともに、このポンチをシリンダ内から引き
抜く際には、小径なポンチが拡径によって生じたシリン
ダの段差部を通過するので、この段差部の内面に発生し
易いエツジ・も同時に取除くことができる。
したがって、シリンダの真円度を全長に亘って確保でき
、ピストンのストロークを大きく取れるのは勿論、シリ
ンダとピストンとの間の公差も縮めることが可能となる
から、ピストンからピストシリングを省略しても安定し
た性能を維持することができ、製造コストの低減に寄与
する。
〔発明の実施例〕
以下本発明の第1実施例を、第1図ないし第6図にもと
づいて説明する。
まず、油圧緩衝器の構成から説明すると、第5図中符号
lは円筒状のシリンダであり、このシリンダl内にはピ
ストン2が軸方向に1ffl動可能に収容されている。
このピストン2はシリンダ1内を圧縮側オイル室3と伸
長側オイル室4とに区画しており、これら両オイル室3
.4内にはオイルが充填されている。ピストン2にはピ
ストン作動時にオイルが流通するオリフィス孔[0が形
成されているとともに、このオリフィス孔lOを開閉す
る弁体11が設けられており、この弁体11はオリフィ
ス孔lO内に流入するオイル圧を受けて開方向に弾性変
形するようになっている。
ピストン2に連なるピストンロッド5は、シリンダlの
伸び側の端部にかしめ止めしたガイドGおよびオイルシ
ール6aを貫通して外方に導出されており、このピスト
ンロッド5はコイルばね7によって伸長方向に付勢され
ている。
また、シリンダlの圧縮側の端部には蓄圧タンク8が溶
接されている。蓄圧タンク8は圧縮側オイル室3に連な
っており、この蓄圧タンク8内に封入された窒素ガスに
よってシリンダl内のオイルが加圧されている。
なお、蓄圧タンクaの頂部にはブラケット9が溶接され
ている。
ところで、上記シリンダlは、そのピストンロッド5が
導出された伸び側の端部から軸方向に沿う一定範囲りに
亘って同軸的に拡径されており、この拡径部12の内径
R1は第5図および第6図に示すように、拡径部12よ
りも圧縮側に位置する通常径部13の内径R2よりもX
だけ大きく形成されている。したがって、シリンダ1の
途中には周方向に連続する段差14が形成されている。
そして、この拡径部12を形成するに当たっては、第1
図に示すような成形工具15が用いられる。この成形工
具15の構成について説明を加えると、図中符号1Gは
棒状をなしたホルダであり、このホルダ1Bは例えばエ
アシリンダ32の可動ロッド33に連結されて上記シリ
ンダl内に同軸的に挿脱される。
このホルダ1Bは第1の軸部17と第2の軸部18とに
軸方向に二分割されており、この第2の軸部18は第1
の軸部17に設けたねじ部19に同軸的にねじ込まれて
、ホルダ1Bの挿入方向前端側に位置されている。
なお、第2の軸部lBは第1の軸部17よりも小径に形
成され、これら両軸部17.18の境界部には段部27
が形成されている。
この第2の軸部18の外周上には、シリンダl内に入り
込む一対のポンチ20.21が軸方向に間隔をqして同
軸的に取付けられている。ポンチ20.21は球の互い
に対向する三箇所を毛坦に切り欠いた形状をなし、その
平用面の中心部に設けた貫通孔22内を上記第2の軸部
18がカラー23を介して密に貫通されているとともに
、シリンダlの内面と対面される面が球面20a 、 
21aをなしている。また、第2の軸部18の外周には
ポンチ20.21の離間距離を決定するスペーサ25が
嵌合されているとともに、この第2の軸部18の挿入先
端面には、一方のポンチ19を軸方向に押圧するボルト
2Gがねじ込まれており、このボルト2Bと上記段部2
7との間でポンチ20、21およびスペーサ25が軸方
向に締付は固定されている。
ホルダ1Gの挿入先端側に位置する一方のポンチ20は
、その球面20aの外径がシリンダl内に1n接11能
な寸法に形成されており、これに対し第1の軸:tiu
側、つまり上記ポンチ20よりも挿入方向後端側に位置
する他のポンチ21にあっては、その球面21aの外径
がシリンダl (通常径部13)の内径R2よりも大き
(形成されている。
次に、上述の如き構成の油圧緩衝器を組立てる手順につ
いて、第2図ないし第4図を加えて説明する。
まず、シリンダlの圧縮側端部に蓄圧タンク8を溶接し
、このシリンダ1および蓄圧タンクB内を洗浄する。つ
いで、上記成形工具15を用いたシリンダlの拡径行程
に移り、この行程では第2図に示すように、シリンダl
をその蓄圧タンク8を下側にした姿勢で受はブロック3
1上に垂直に固定する。それとともに、成形工具15の
ホルダ1Gをエアシリンダ32の可動ロッド33に連結
し、このエアシリンダ32を作動させて成形工具15を
シリンダl内に一定のストロークで圧入する。すると、
第4図に示すように挿入先端側のポンチ20がシリンダ
1の内面に摺接しつつ圧縮側端部にまで圧入されるとと
もに、大径なポンチ21がシリンダl内に圧入され、こ
のポンチ21が圧入された範囲内でシリンダlが同軸的
に拡径され、拡径部12が形成される。
なお、本実施例では理解を容品にするため、シリンダl
の拡径状態を誇張して示しであるが、実際の拡径部12
と通常径部13との口径差は、例えば70μとミクロン
単位の極値かなものである。
このようにしてシリンダlを拡径したならば、成形工具
15をシリンダl内から引き抜き、ピストン組込み行程
に移行する。この行程では、拡径後のシリンダ1を隣接
する受はブロック41に移し換えるとともに、ピストン
ロッド5にピストン2やガイドGを予め組付けてユニッ
ト化したピストンユニット ッド44に連結し、ピストンユニット42をシリンダ1
の拡径部12内に一定のストロークで圧入する。
次に、シリンダlの伸び側端部の外周面にロールかしめ
を施してガイド6をシリンダIに固定するとともに、こ
の伸び側端部の開口縁部を内側に111返し、オイルシ
ール6aをガイドBとの間で挾持同定する。
なお、このシリンダl内への成形工具15の圧入と、同
じくピストンユニット42の組込み作業は、互いに並行
して同時に行なわれる。
そして、この後、シリンダ1内へのオイルの注入および
蓄圧タンク8内への窒素ガスの封入を行なうとともに、
ブラケット9やコイルばね7等の付属部品の組付けを行
ない、油圧緩衝器の組立てが完了する。
このような本発明の第1実施例によれば、成形工具15
をシリンダl内に圧入する簡単な作業で、シリンダlの
一定範囲に亘って拡径部12を形成することができる。
そして、この場合、大径な拡径部のポンチ21は挿入先
端側の小径なポンチ2oにガイドされた状態でシリンダ
l内に圧入されるから、ポンチ20. 21の中心とシ
リンダ1の軸線とがずれることもなく、拡径部12を精
度良く形成することができる。
また、シリンダl内には拡径部12ばかりでなく、通常
径部13内にもポンチ20が圧入されるから、このシリ
ンダlに蓄圧タンク8の溶接時に生じた歪みがそのまま
残留していたとしても、この歪みはポンチ20の1f1
接によって除去される。加えて、成形工具15がシリン
ダl内から引き抜かれる際には、上記ポンチ20が通常
径部13と拡径部12との境界部分に生じた段差14の
内面を通過するので、拡径により段差14の内面にエツ
ジが形成されたとしても、このエツジはポンチ20の通
過によって除去され、沿らかな面となる。
したがって、上記歪みを除去できることと相まって、シ
リンダ1の真円度を全長に亘って確保することができ、
ピストン2のストローク範囲を大きく取れるとともに、
シリンダlとピストン2との間の公差を従来に比して大
幅に縮めることが可能となる。よって、ピストン2から
ピストンリングを省略しても安定した性能を維持するこ
とが可能となり、ピストンリングやその装管用の溝も不
要となるから、部品点数や加工工数を削減することがで
き、油圧緩衝器の製造コストを低減できる。
なお、本発明は上述した第1実施例に特定されず、第7
図および第8図に本発明の第2実施例示す。
この第2実施例で用いる成形工具51は、上記拡径用の
ポンチ21よりも挿入後方側に離間した位置に、このポ
ンチ21よりもさらに外径の大きな拡径用のポンチ52
を取付けもので、この成形工具51をシリンダl内に圧
入すると、第8図に示すように拡径部12の伸び側聞口
部から軸方向に沿う一定範囲に亘って、内径R3がR2
よりも大きな大径部゛53が形成され、この大径部53
と拡径部12との境界部分には、口径差に伴う段差54
が形成される。
そして、このシリンダlの段差54にガイド6の外周縁
部が係止されている。
このような第2実施例によれば、ガイド6をシリンダl
にかしめ止めする必要もないので、このガイドの外周面
にシリンダ1が嵌合するかしめ用の溝を形成する必要も
なくなる。このため、ガイドGの加工工数が少なくて済
み、コストの低減により一層寄与する等の利点がある。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、シリンダの一部分に、拡
径部を精度良く簡単に形成することができ、しかも、こ
の拡径と同時にシリンダの歪みを除去してシリンダの真
円度を全長に亘って確保できるので、シリンダとピスト
ンとの間の公差を大幅に縮めることができる。このため
、ピストンからピストンリングを省略しても安定した性
能を維持できるようになり、ピストンリングやその装j
コ溝が不要となる分、油圧緩衝器の製造コストを低減で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は成形工具の断面図、第2図および第3図は油圧緩衝
器の組立て行程を示す行程図、第4図は成形工具を用い
てシリンダを拡径した状態の断面図、第5図は油圧緩衝
器の断面図、第6図は第5図中■部を拡大して示す断面
図、第7図および第8図は本発明の第2実施1fllを
示し、第7図は成形工具を用いてシリンダを拡径した状
態の断面図、第8図はシリンダ端部の断面図である。 l・・・シリンダ、15.51・・・成形工具、1G・
・・ホルダ、20、2L 52・・・ポンチ。 第」 [でj 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダの内部に同軸的に挿脱される棒状のホルダに、
    周面が球面状をなした複数のポンチを上記ホルダの軸方
    向に間隔を存して同軸的に取付け、このホルダの挿入先
    端側に位置するポンチを、シリンダの内面に摺接可能な
    外径寸法に形成する一方、このポンチよりも挿入後方側
    に位置する他のポンチは、上記シリンダの内径よりも大
    きな外径寸法に形成したことを特徴とする油圧緩衝器の
    シリンダ加工用工具。
JP4422686A 1986-03-03 1986-03-03 油圧緩衝器のシリンダ加工用工具 Pending JPS62203625A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4422686A JPS62203625A (ja) 1986-03-03 1986-03-03 油圧緩衝器のシリンダ加工用工具

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JP4422686A JPS62203625A (ja) 1986-03-03 1986-03-03 油圧緩衝器のシリンダ加工用工具

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JPS62203625A true JPS62203625A (ja) 1987-09-08

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ID=12685624

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JP4422686A Pending JPS62203625A (ja) 1986-03-03 1986-03-03 油圧緩衝器のシリンダ加工用工具

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JP (1) JPS62203625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002523686A (ja) * 1998-08-21 2002-07-30 エーブイエム,インコーポレイティド ガススプリングの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002523686A (ja) * 1998-08-21 2002-07-30 エーブイエム,インコーポレイティド ガススプリングの製造方法

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