JPS6220248B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6220248B2 JPS6220248B2 JP12058784A JP12058784A JPS6220248B2 JP S6220248 B2 JPS6220248 B2 JP S6220248B2 JP 12058784 A JP12058784 A JP 12058784A JP 12058784 A JP12058784 A JP 12058784A JP S6220248 B2 JPS6220248 B2 JP S6220248B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- converter
- outside air
- exhaust gas
- blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 62
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 17
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 150000002926 oxygen Chemical class 0.000 claims 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 16
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 8
- 229910000805 Pig iron Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000001408 Carbon monoxide poisoning Diseases 0.000 description 1
- 238000003723 Smelting Methods 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/38—Removal of waste gases or dust
- C21C5/40—Offtakes or separating apparatus for converter waste gases or dust
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、密閉形の転炉排ガス処理装置におい
て、緊急停止した場合の操業方法に関する。
て、緊急停止した場合の操業方法に関する。
(従来技術とその問題点)
精練時において、転炉からは高温のCOガスが
大量に発生する。このCOガスは、低温域で外気
と接触すると爆発の危険がある。又外部に漏れる
と一酸化炭素中毒を起すので非常に危険である。
大量に発生する。このCOガスは、低温域で外気
と接触すると爆発の危険がある。又外部に漏れる
と一酸化炭素中毒を起すので非常に危険である。
又一方において、COガスは有価ガスとして転
炉排ガス処理装置により回収される。
炉排ガス処理装置により回収される。
このように転炉排ガス処理装置は、外気の吸
引、COガスの外部への漏れをなくしてCOガスを
回収する機能が要求される。
引、COガスの外部への漏れをなくしてCOガスを
回収する機能が要求される。
以下図によつて転炉排ガス処理装置の操業方法
の概略を説明する。転炉1から発生する高温でか
つ大量のCOガスは、誘引送風機7によりフード
3内に誘引され、次いで冷却器4で冷却され、除
塵器5,6にて除塵された後回収ダクト12を介
して図示省略のガスホルダに有価ガスとして回収
される。
の概略を説明する。転炉1から発生する高温でか
つ大量のCOガスは、誘引送風機7によりフード
3内に誘引され、次いで冷却器4で冷却され、除
塵器5,6にて除塵された後回収ダクト12を介
して図示省略のガスホルダに有価ガスとして回収
される。
この転炉排ガス処理において、転炉操業は次の
ようにして行なわれる。
ようにして行なわれる。
先ず、図示省略の高炉で生産された溶銑は、転
炉1に注入(以下受銑という)される。この受銑
はスカート2を上昇し、転炉1を傾動した上で該
転炉1内に溶銑を注入することにより行われる。
受銑終了後、転炉1は直立させられ、スカート2
を下降して、転炉1とフード3間が閉塞される。
この状態で酸素吹込みランス孔13より転炉1内
に純酸素が吹き込まれ(以下これを吹錬とい
う)、溶銑中の炭素と酸素とが反応し精錬され
る。この時大量のCOガスが発生する。次に精錬
が終了し吹錬が停止したならばスカート2を上昇
して、転炉1を傾動し、精錬された溶鋼を取り出
す(以下出鋼という)。
炉1に注入(以下受銑という)される。この受銑
はスカート2を上昇し、転炉1を傾動した上で該
転炉1内に溶銑を注入することにより行われる。
受銑終了後、転炉1は直立させられ、スカート2
を下降して、転炉1とフード3間が閉塞される。
この状態で酸素吹込みランス孔13より転炉1内
に純酸素が吹き込まれ(以下これを吹錬とい
う)、溶銑中の炭素と酸素とが反応し精錬され
る。この時大量のCOガスが発生する。次に精錬
が終了し吹錬が停止したならばスカート2を上昇
して、転炉1を傾動し、精錬された溶鋼を取り出
す(以下出鋼という)。
吹錬開始時と終了時のCO濃度の低いガスは、
切換ダンパ10によつて放散煙突8を通してその
頂部で燃焼の上放散させられる。なお11は回収
したガスが逆流しないように設けられた水封式の
ガス逆止弁である。
切換ダンパ10によつて放散煙突8を通してその
頂部で燃焼の上放散させられる。なお11は回収
したガスが逆流しないように設けられた水封式の
ガス逆止弁である。
この転炉操業における受銑及び出鋼時スカート
2を上昇するので、排ガス処理装置内に外気が流
通することになる。
2を上昇するので、排ガス処理装置内に外気が流
通することになる。
従つて、この状態で吹錬を開始した場合、吹錬
前に装置内を流通した外気と、吹錬により発生し
たCOガスとが接触すると爆発の危険が生ずるこ
とになる。
前に装置内を流通した外気と、吹錬により発生し
たCOガスとが接触すると爆発の危険が生ずるこ
とになる。
この爆発を防止するために、転炉1とスカート
2との間に外気を吸引するに必要な隙間をあけて
ここから外気を吸引し、吹錬初期のCO濃度の低
いガスを燃焼し、不活性なCO2ガス層を生成し、
これを先に流れている外気と後続して流れてくる
COガスとの間に介在させてCOガスと外気との直
接接触を防止している。
2との間に外気を吸引するに必要な隙間をあけて
ここから外気を吸引し、吹錬初期のCO濃度の低
いガスを燃焼し、不活性なCO2ガス層を生成し、
これを先に流れている外気と後続して流れてくる
COガスとの間に介在させてCOガスと外気との直
接接触を防止している。
即ち、COガス→CO2ガス→外気の層流を形成
する(以下このCO2ガス層をイナートガス層とい
う)。
する(以下このCO2ガス層をイナートガス層とい
う)。
ここで、COガスは、O2ガスと共存すると高温
域では、自然に徐々に燃焼するので爆発が起らな
いが、冷却された低温域においては、着火源があ
ると一気に燃焼し爆発する。
域では、自然に徐々に燃焼するので爆発が起らな
いが、冷却された低温域においては、着火源があ
ると一気に燃焼し爆発する。
従来の転炉操業は、上記したようにスカート2
と転炉1との間に外気を吸引するに必要な隙間を
あけて行なわれていた。
と転炉1との間に外気を吸引するに必要な隙間を
あけて行なわれていた。
そこでこの転炉1とスカート2との間の隙間か
らCOガスが漏れ出ないようにするために、ダン
パ15又は15′の開度調節により装置内の圧力
を大気圧よりも幾分低い圧力になるように調整さ
れている。
らCOガスが漏れ出ないようにするために、ダン
パ15又は15′の開度調節により装置内の圧力
を大気圧よりも幾分低い圧力になるように調整さ
れている。
従つて、多少の外気は、転炉1とスカート2の
間の隙間から浸入して燃焼し、COガス濃度を低
下させるのは、免れなかつた。
間の隙間から浸入して燃焼し、COガス濃度を低
下させるのは、免れなかつた。
その反面非常時(例えば停電時など)におい
て、酸素吹込みが停止されても、転炉1とスカー
ト2の間の隙間より外気を吸引して装置内の過負
圧を防止すると同時に、イナートガス層を生成
し、安全操業を維持することができた。
て、酸素吹込みが停止されても、転炉1とスカー
ト2の間の隙間より外気を吸引して装置内の過負
圧を防止すると同時に、イナートガス層を生成
し、安全操業を維持することができた。
然しながら、最近の傾向としてCO濃度の高い
(純度の高いCOガス)ガスの回収が要求されるよ
うになり、転炉1とスカート2間の密封を完全に
した完全密閉形の転炉排ガス装置の開発が急がれ
ている。
(純度の高いCOガス)ガスの回収が要求されるよ
うになり、転炉1とスカート2間の密封を完全に
した完全密閉形の転炉排ガス装置の開発が急がれ
ている。
このように完全密閉形の装置において、非常時
に酸素吹込みが停止された場合、次のような技術
的問題が発生する。
に酸素吹込みが停止された場合、次のような技術
的問題が発生する。
即ち、酸素の吹込みが停止されると、発生する
ガス量が急激に減少し、誘引送風機(誘引送風機
の電源が切られても慣性力で回転する)7の誘引
力が作用して瞬時にして装置内が過負圧になる。
ガス量が急激に減少し、誘引送風機(誘引送風機
の電源が切られても慣性力で回転する)7の誘引
力が作用して瞬時にして装置内が過負圧になる。
このように、瞬時に過負圧になつた場合は、装
置には大きな外圧力が働き、シール部分からの外
気侵入或いは、装置が破損して、COガスと外気
との接触が行われ、爆発等の大事故を誘発させる
ことになる。
置には大きな外圧力が働き、シール部分からの外
気侵入或いは、装置が破損して、COガスと外気
との接触が行われ、爆発等の大事故を誘発させる
ことになる。
又高温部からの外気の侵入がないため、充分な
イナートガスの生成ができず、爆発の危険性が増
大するという問題がある。
イナートガスの生成ができず、爆発の危険性が増
大するという問題がある。
更にこのような緊急停止時には、発生ガスを回
収せずに放散煙突8の頂部で燃焼させて放散する
のであるが、密閉型の排ガス処理装置では装置内
を流れるガス量が低下するために、ガス流速が低
下し放散煙突8からの放散が困難となり、放散煙
突8内に外気が侵入して逆火し、放散煙突8内で
燃焼ないしは爆発を起すという事態が発生するな
どの問題がある。
収せずに放散煙突8の頂部で燃焼させて放散する
のであるが、密閉型の排ガス処理装置では装置内
を流れるガス量が低下するために、ガス流速が低
下し放散煙突8からの放散が困難となり、放散煙
突8内に外気が侵入して逆火し、放散煙突8内で
燃焼ないしは爆発を起すという事態が発生するな
どの問題がある。
このように密閉形にすることにより起る瞬間的
な過負圧は、予期せぬ幾多の技術的な問題を含ん
でおり、安全にしてかつ高純度のCOガス回収の
技術開発が急がれているのが実情である。
な過負圧は、予期せぬ幾多の技術的な問題を含ん
でおり、安全にしてかつ高純度のCOガス回収の
技術開発が急がれているのが実情である。
(発明の目的)
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであ
り、安全にしてかつ高純度のCOガスを回収する
転炉排ガス処理装置の非常時操業方法を提供する
ことを目的とするものである。
り、安全にしてかつ高純度のCOガスを回収する
転炉排ガス処理装置の非常時操業方法を提供する
ことを目的とするものである。
(発明の構成)
本発明は、転炉排ガス処理装置の非常時におい
て、誘引送風機及び酸素の吹込みが停止され、こ
の酸素吹込み停止信号によつて外気吸入弁を開
き、誘引送風機の慣性力により外気を吸引し、排
ガス処理装置内の圧力を一定に保持すると共にイ
ナートガス層を生成することを特徴とする。
て、誘引送風機及び酸素の吹込みが停止され、こ
の酸素吹込み停止信号によつて外気吸入弁を開
き、誘引送風機の慣性力により外気を吸引し、排
ガス処理装置内の圧力を一定に保持すると共にイ
ナートガス層を生成することを特徴とする。
(実施例)
本発明の転炉排ガス処理装置の非常時操業方法
の一実施例について詳細に説明する。図におい
て、酸素吹込みランス孔13より純酸素が転炉1
内に吹き込まれ、溶銑が精錬される。このとき転
炉1から高温のCOガスが大量に発生する。この
COガスは、誘引送風機7によりフード3内に誘
引され冷却器4で冷却された後、除塵器5,6に
て除塵され、回収される。14はフード3に設け
られた外気吸入弁である。
の一実施例について詳細に説明する。図におい
て、酸素吹込みランス孔13より純酸素が転炉1
内に吹き込まれ、溶銑が精錬される。このとき転
炉1から高温のCOガスが大量に発生する。この
COガスは、誘引送風機7によりフード3内に誘
引され冷却器4で冷却された後、除塵器5,6に
て除塵され、回収される。14はフード3に設け
られた外気吸入弁である。
吹錬の初期と末期においては、スカート2を幾
分上昇して、転炉1との間に隙間をもたせ、この
隙間から外気を吸引し、CO濃度の低い排ガスは
燃焼させられてイナートガス層を生成し、放散煙
突8より放散される。
分上昇して、転炉1との間に隙間をもたせ、この
隙間から外気を吸引し、CO濃度の低い排ガスは
燃焼させられてイナートガス層を生成し、放散煙
突8より放散される。
吹錬最盛期におけるCO濃度の高い間は、スカ
ート2を下降して、転炉1との間を密封し、外気
の侵入を完全に遮断する。
ート2を下降して、転炉1との間を密封し、外気
の侵入を完全に遮断する。
この時の装置内の圧力調整は、ダンパ15又は
15′により調整される。即ち、酸素吹込みラン
ス孔13より吹込まれる酸素量に比例して発生す
る排ガス量と、ダンパ15又は15′の開度調整
により調整される誘引送風機7の誘引ガス量との
平衡により、装置内の圧力は、大気圧かそれより
も幾分高い圧力に調整される。
15′により調整される。即ち、酸素吹込みラン
ス孔13より吹込まれる酸素量に比例して発生す
る排ガス量と、ダンパ15又は15′の開度調整
により調整される誘引送風機7の誘引ガス量との
平衡により、装置内の圧力は、大気圧かそれより
も幾分高い圧力に調整される。
このようにして平常状態においては、発生ガス
量と誘引送風機7の誘引ガス量とのバランスによ
り装置内の圧力が一定に保たれて操業される。
量と誘引送風機7の誘引ガス量とのバランスによ
り装置内の圧力が一定に保たれて操業される。
このような平常状態において、例えば停電など
により制御装置や附帯設備(ポンプ、誘引送風機
など)が停止した非常時においては、直ちに酸素
吹込ランス孔13からの酸素吹込みが停止され
る。この時誘引送風機7は、質量が大であるの
で、急停止せず慣性力により回転する。この酸素
吹込み停止と同時に、その停止信号により外気吸
入弁14が開かれ、慣性力で回転している誘引送
風機7の吸引量に応じた外気が吸引される。吸引
された外気は、減少しつつある転炉1からのCO
ガスと反応して燃焼し、イナートガス層を生成す
ると共に、装置内の圧力を保持することになる。
により制御装置や附帯設備(ポンプ、誘引送風機
など)が停止した非常時においては、直ちに酸素
吹込ランス孔13からの酸素吹込みが停止され
る。この時誘引送風機7は、質量が大であるの
で、急停止せず慣性力により回転する。この酸素
吹込み停止と同時に、その停止信号により外気吸
入弁14が開かれ、慣性力で回転している誘引送
風機7の吸引量に応じた外気が吸引される。吸引
された外気は、減少しつつある転炉1からのCO
ガスと反応して燃焼し、イナートガス層を生成す
ると共に、装置内の圧力を保持することになる。
非常事態が解除されれば、外気吸入弁14を密
閉にし、スカート2を幾分上昇して外気を吸入し
ながら酸素を吹き込み、最盛期においてスカート
2を下降し、完全密封状態で吹錬する。
閉にし、スカート2を幾分上昇して外気を吸入し
ながら酸素を吹き込み、最盛期においてスカート
2を下降し、完全密封状態で吹錬する。
(発明の効果)
以上詳述した通り本発明の転炉排ガス処理装置
の非常時操業方法は、操業時に非常事態が発生し
た場合、吹錬を直ちに停止すると共に外気吸入弁
を開き、誘引送風機の慣性力によつて外気を吸入
するので、装置内の圧力の瞬時低下が防止され、
排ガス処理装置の破損或いは低温部からの外気の
侵入が防止され、又充分な量のイナートガス層が
生成されるので、爆発等の危険もなくなる。
の非常時操業方法は、操業時に非常事態が発生し
た場合、吹錬を直ちに停止すると共に外気吸入弁
を開き、誘引送風機の慣性力によつて外気を吸入
するので、装置内の圧力の瞬時低下が防止され、
排ガス処理装置の破損或いは低温部からの外気の
侵入が防止され、又充分な量のイナートガス層が
生成されるので、爆発等の危険もなくなる。
更に排ガス処理装置内のガス流速は充分に早く
保たれるので、放散煙突内での逆火現象も起らな
い。
保たれるので、放散煙突内での逆火現象も起らな
い。
かくして密閉形の転炉排ガス処理装置の技術的
な問題が解決され、高純度のCOガスの回収が可
能となり、産業上果す効果は極めて大なるものが
ある。
な問題が解決され、高純度のCOガスの回収が可
能となり、産業上果す効果は極めて大なるものが
ある。
図は、本発明の非常時操業方法を実施するため
の転炉排ガス処理装置の全体を示す概略構成図で
ある。 1……転炉、2……スカート、3……フード、
4……冷却器、5,6……除塵器、7……誘引送
風機、13……酸素吹込みランス孔、14……外
気吸入弁。
の転炉排ガス処理装置の全体を示す概略構成図で
ある。 1……転炉、2……スカート、3……フード、
4……冷却器、5,6……除塵器、7……誘引送
風機、13……酸素吹込みランス孔、14……外
気吸入弁。
Claims (1)
- 1 転炉排ガス処理装置の非常時において、誘引
送風機及び酸素吹込みが停止され、この酸素吹込
み停止信号によつて、外気吸入弁を開き、誘引送
風機の慣性力により外気を吸引し、排ガス処理装
置内の圧力を一定圧力に保持すると共にイナート
ガス層を生成することを特徴とする転炉排ガス処
理装置の非常時操業方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12058784A JPS61510A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 転炉排ガス処理装置の非常時操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12058784A JPS61510A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 転炉排ガス処理装置の非常時操業方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61510A JPS61510A (ja) | 1986-01-06 |
JPS6220248B2 true JPS6220248B2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=14789962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12058784A Granted JPS61510A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 転炉排ガス処理装置の非常時操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61510A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0515255B1 (fr) * | 1991-05-22 | 1997-11-26 | Unimetal | Procédé et dispositif d'aspiration de gaz ou fumées dans un récipient métallurgique et four électrique muni d'un tel dispositif |
JP2017044506A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 住友金属鉱山株式会社 | 地震対処システム |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP12058784A patent/JPS61510A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61510A (ja) | 1986-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6220248B2 (ja) | ||
GB1235803A (en) | Method for the recovery of off gases | |
JPH0211715A (ja) | 転炉排ガスの回収方法および装置 | |
JPS591591A (ja) | コ−クス乾式消火設備におけるプリチヤンバ−内ガス成分調整方法 | |
JP2912637B2 (ja) | コークス乾式消火方法 | |
JPH0215105A (ja) | 高炉の微粉炭吹込み方法 | |
JPS6220252B2 (ja) | ||
JPS6220249B2 (ja) | ||
JPS6310204B2 (ja) | ||
JPS6220250B2 (ja) | ||
JPS6220246B2 (ja) | ||
JPS6119720A (ja) | 密閉型転炉排ガス処理装置の操業方法 | |
JP2709557B2 (ja) | 転炉排ガス組成監視による危険回避方法 | |
JPS61257410A (ja) | 転炉排ガス処理装置の操業方法 | |
JPH0731845A (ja) | リークアンモニア回収装置の冷却方法 | |
JPS602617A (ja) | 転炉ガスの分別回収再利用方法 | |
JPH03138312A (ja) | 加圧式転炉排ガス処理装置及びその運転方法 | |
JPH11173538A (ja) | 灰溶融施設における排ガス冷却方法 | |
JPS61168690A (ja) | コ−クス乾式消火設備における空気吹込方法 | |
JPS60197804A (ja) | 転炉廃ガス処理装置の炉内圧異常低下防止方法 | |
JPS5856001B2 (ja) | 転炉操業方法 | |
JPS61140782A (ja) | シヤフト炉炉頂圧制御方法 | |
JP3072456B2 (ja) | 製鋼用アーク炉の排ガス処理設備 | |
US3271129A (en) | Method of recovering an unburnt waste gas produced in an oxygen top-blowing converter | |
JPS61257411A (ja) | 転炉排ガス処理装置の転炉炉口とスカ−ト間のシ−ル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |