JPS62201332A - 細胞培養モニタ−方法 - Google Patents
細胞培養モニタ−方法Info
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- JPS62201332A JPS62201332A JP61124411A JP12441186A JPS62201332A JP S62201332 A JPS62201332 A JP S62201332A JP 61124411 A JP61124411 A JP 61124411A JP 12441186 A JP12441186 A JP 12441186A JP S62201332 A JPS62201332 A JP S62201332A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/10—Investigating individual particles
- G01N15/14—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
- G01N15/1468—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry with spatial resolution of the texture or inner structure of the particle
Landscapes
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- Pathology (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、細胞培養のモニター方法に関し、更に詳しく
は、画像処理装置に取り込まれた培養細胞画像をディジ
タル化し、空間フィルターを用いた処理により培養生細
胞の個数、死細胞の個数及び増殖状態を計測することか
らなる細胞培養のモニター方法に関する。
は、画像処理装置に取り込まれた培養細胞画像をディジ
タル化し、空間フィルターを用いた処理により培養生細
胞の個数、死細胞の個数及び増殖状態を計測することか
らなる細胞培養のモニター方法に関する。
[従来技術]
マイクロプレート、ディツシュ、培養ビンなどの容器内
で細胞を培養する場合、生細胞の濃度が濃くなりすぎ、
フルグロースと呼ばれる状態になると、死滅する細胞が
出てくる。このため、フルグロース状態になる以1jり
に、細胞培養液種の交換を行ったり、あるいは継代培養
する必要がある。
で細胞を培養する場合、生細胞の濃度が濃くなりすぎ、
フルグロースと呼ばれる状態になると、死滅する細胞が
出てくる。このため、フルグロース状態になる以1jり
に、細胞培養液種の交換を行ったり、あるいは継代培養
する必要がある。
この細胞培養液種の交換あるいは継代培養を行う時期の
決定は、これまで、ヒトか顕微鏡を用いて容器内の細胞
増殖状態を観察し、カンにたよって行なってきた。しか
し、カンにたよる従来の方法では、培養細胞の増殖状態
及び生細胞濃度の把握は非常にあい味なしのとなり、定
量性がなかった。
決定は、これまで、ヒトか顕微鏡を用いて容器内の細胞
増殖状態を観察し、カンにたよって行なってきた。しか
し、カンにたよる従来の方法では、培養細胞の増殖状態
及び生細胞濃度の把握は非常にあい味なしのとなり、定
量性がなかった。
その上、時間がかかり、大量の培養細胞の増殖状態をす
べて把握することは困難であった。
べて把握することは困難であった。
又、限界希釈法によるクローニングを行う場合や、細胞
を分別する場合など、生細胞数と死細胞数の両方を同時
に計測しなければならない場合があるが、血球算定盤な
どを用いてら、顕微鏡による目視計測では、誤差が大き
く、測定に時間しかかった。
を分別する場合など、生細胞数と死細胞数の両方を同時
に計測しなければならない場合があるが、血球算定盤な
どを用いてら、顕微鏡による目視計測では、誤差が大き
く、測定に時間しかかった。
顕微鏡による観察に代わり、画像処理による細胞認識方
法ら提唱されているが、単に二値化ノ〕十で行なイつれ
ている為、認識効率が悪い。これは、寒天培地」二にで
きたコロニーのようなパックブラウン!・が単純な場合
には認識が容易であるが、培養容器中の細胞には、死細
;血、ゴミ、その他の異物が含まれているからパターン
及びバックグラウンド共に複雑である為である。
法ら提唱されているが、単に二値化ノ〕十で行なイつれ
ている為、認識効率が悪い。これは、寒天培地」二にで
きたコロニーのようなパックブラウン!・が単純な場合
には認識が容易であるが、培養容器中の細胞には、死細
;血、ゴミ、その他の異物が含まれているからパターン
及びバックグラウンド共に複雑である為である。
[発明の目的]
本発明の目的は、複雑なパターン、バックグラウンドを
有する場合にも正確に細胞数を計測することができる細
胞培養モニター方法を提供することにある。
有する場合にも正確に細胞数を計測することができる細
胞培養モニター方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、短時間に大量の処理が行える細胞
培養モニター方法を提供することにある。
培養モニター方法を提供することにある。
[発明の構成コ
本発明によれば、観察手段に接続されたTVカメラを介
して画像処理装置に取り込まれた培養細胞画像をディジ
タル化し、空間フィルターを用いた処理により、培養生
細胞の個数及び増殖状態を計測することを特徴とする細
胞培養モニター方法か提供される。
して画像処理装置に取り込まれた培養細胞画像をディジ
タル化し、空間フィルターを用いた処理により、培養生
細胞の個数及び増殖状態を計測することを特徴とする細
胞培養モニター方法か提供される。
添付図面を参照して本発明の細胞培養モニター方法を説
明する。
明する。
観察手段である顕微鏡に接続されたTVカメラを用いて
、画像処理装置に培養容器中の細胞画像を人力する。第
1図に示すような手順で、画像処理を行い、培養生細胞
数を計測する。二値化の後に、膨張処理を行うことか好
ましい。また、第2図に示すような手順で、培養生細胞
数及び死細胞数の計測を行える。
、画像処理装置に培養容器中の細胞画像を人力する。第
1図に示すような手順で、画像処理を行い、培養生細胞
数を計測する。二値化の後に、膨張処理を行うことか好
ましい。また、第2図に示すような手順で、培養生細胞
数及び死細胞数の計測を行える。
培養細胞画像の取り込みは、焦点か完全に合った状態か
ら焦点をずらし、培養生細胞の中心部の輝度か明るく、
かつ周辺部の輝度か暗い輪郭がはっきりした像が得られ
る焦点位置において行う。通常、顕微鏡の焦点を±5〜
±250μm lらずことによって、生細胞の像は、周
辺の輝度が下かり暗くなり、中心部の輝度は明るい像と
なる。焦点のずれが5μm未満では、生細胞全面暗い像
のままであり、ずれが250μmより大きいと、像が不
明確となってしまうので、±5〜±250μmの範囲内
で焦点をずらずのが適当である。
ら焦点をずらし、培養生細胞の中心部の輝度か明るく、
かつ周辺部の輝度か暗い輪郭がはっきりした像が得られ
る焦点位置において行う。通常、顕微鏡の焦点を±5〜
±250μm lらずことによって、生細胞の像は、周
辺の輝度が下かり暗くなり、中心部の輝度は明るい像と
なる。焦点のずれが5μm未満では、生細胞全面暗い像
のままであり、ずれが250μmより大きいと、像が不
明確となってしまうので、±5〜±250μmの範囲内
で焦点をずらずのが適当である。
この状態で、−個の培養生細胞が、指定したサイズの空
間フィルターマトリックスの正方形に内接する倍率とな
った時点、すなわち空間フィルターマトリックスのサイ
ズをn×n画素(n≧5)とした場合、培養生細胞の大
きさは一般に10〜21μmであるので、一画素の大き
さが10/nX1O/nから21/nX21/n I
:μm)となる倍率で、培養細胞像を取り込む。これは
、生細胞像が指定したサイズの空間フィルターマトリッ
クスより大きずぎても、反対に小さずぎても認識効率が
悪くなるためである。空間フィルターマトリックスは、
5×5画素以上のサイズのものを用いる。
間フィルターマトリックスの正方形に内接する倍率とな
った時点、すなわち空間フィルターマトリックスのサイ
ズをn×n画素(n≧5)とした場合、培養生細胞の大
きさは一般に10〜21μmであるので、一画素の大き
さが10/nX1O/nから21/nX21/n I
:μm)となる倍率で、培養細胞像を取り込む。これは
、生細胞像が指定したサイズの空間フィルターマトリッ
クスより大きずぎても、反対に小さずぎても認識効率が
悪くなるためである。空間フィルターマトリックスは、
5×5画素以上のサイズのものを用いる。
5×5画素より小さいサイズのものを用いても認識効率
が悪くなり、実用とならないからである。
が悪くなり、実用とならないからである。
空間フィルターの形状は、円形で、周辺部の係数が負で
あり、かつ中心部の係数が正、それ以外の係数がO(ゼ
ロ)のらのを画像全面にフィルタリングすることによっ
て、生細胞部分だけを強調することができる。−例とし
て、7×7画素の空間フィルターの形状と係数を第3図
に示す。
あり、かつ中心部の係数が正、それ以外の係数がO(ゼ
ロ)のらのを画像全面にフィルタリングすることによっ
て、生細胞部分だけを強調することができる。−例とし
て、7×7画素の空間フィルターの形状と係数を第3図
に示す。
生細胞部分を強調する丸めのフィルター係数、形状は、
対象となる生細胞像の輝度分布パターンを複数細胞分集
め、その平均パターンを求めることによって最適化する
ことができる。これは、空間フィルタリングが空間フィ
ルター形状(基鵡パターン)との相関の高い部分を強調
することになる為、相関が一番高くなるのは、空間フィ
ルター形状が細胞輝度パターンそのらのの場合であるか
らである。−例として、7×7画素。最適化した空間フ
ィルターの形状と係数を第4図に示す。
対象となる生細胞像の輝度分布パターンを複数細胞分集
め、その平均パターンを求めることによって最適化する
ことができる。これは、空間フィルタリングが空間フィ
ルター形状(基鵡パターン)との相関の高い部分を強調
することになる為、相関が一番高くなるのは、空間フィ
ルター形状が細胞輝度パターンそのらのの場合であるか
らである。−例として、7×7画素。最適化した空間フ
ィルターの形状と係数を第4図に示す。
この場合、中心画素yHjの値は、式:に 、フィル
タリング酸の画素の値 y ・フィルタリング後の画素の値 A :係数 hmn ’ フィルターの各画素の部分に対応する係
数 に従って決定されろ。適当な閾値にて二値化し、生細胞
のある部分の画素は“ビ、無い部分の画素は“0”とす
る。この二値化の閾値は、1つの画像における目視計測
生細胞数又は実際の生細胞数と、二値化後の生細胞が有
るとされる“1”の画素の塊の個数が一致するような最
適二値化閾値を求め、それの複数画像分の平均値を固定
二値化閾値として用いろことができる。これは、バック
グランドの輝度に関係なく、形状の相関を見ている為で
ある。生細胞があるとした部分の画素数(“ビとなった
画素数)に基づき生細胞数を算出する。1個の生細胞が
、占有する画素数がほぼ一定になるので数が、はぼ一定
になるので、式: に従って生細胞数を算出A°る。
タリング酸の画素の値 y ・フィルタリング後の画素の値 A :係数 hmn ’ フィルターの各画素の部分に対応する係
数 に従って決定されろ。適当な閾値にて二値化し、生細胞
のある部分の画素は“ビ、無い部分の画素は“0”とす
る。この二値化の閾値は、1つの画像における目視計測
生細胞数又は実際の生細胞数と、二値化後の生細胞が有
るとされる“1”の画素の塊の個数が一致するような最
適二値化閾値を求め、それの複数画像分の平均値を固定
二値化閾値として用いろことができる。これは、バック
グランドの輝度に関係なく、形状の相関を見ている為で
ある。生細胞があるとした部分の画素数(“ビとなった
画素数)に基づき生細胞数を算出する。1個の生細胞が
、占有する画素数がほぼ一定になるので数が、はぼ一定
になるので、式: に従って生細胞数を算出A°る。
二値画像から画素数をす出する前に、二値画像を4近傍
膨張処理、8近傍膨張処理又はその組み合わせを1回な
いし複数回行うことによって、画素数を細胞数に換算す
るときに生じろ誤差を軽減することができる。これは、
膨張処理を行うことによって、二値化の際に、欠けた画
像を修復することができることと、■細胞の占有する画
素数が大きくなるので、1画素の増減の重みが少なくな
るからである。
膨張処理、8近傍膨張処理又はその組み合わせを1回な
いし複数回行うことによって、画素数を細胞数に換算す
るときに生じろ誤差を軽減することができる。これは、
膨張処理を行うことによって、二値化の際に、欠けた画
像を修復することができることと、■細胞の占有する画
素数が大きくなるので、1画素の増減の重みが少なくな
るからである。
空間フィルタリングによって強調した後の画像を、生細
胞を求めるときとは別の閾値、多くは低い閾値にて再度
二値化し、さらに反転し、死細胞が存在4−ろ部分の画
素を“ビ、無い部分の画素を“0”と4−る。死細胞か
あるとした部分の画素数(“じとなった画素数)に基づ
き死細胞数を算出ケる。1個の死細胞が占有する画素数
がほぼ一定になるので、式。
胞を求めるときとは別の閾値、多くは低い閾値にて再度
二値化し、さらに反転し、死細胞が存在4−ろ部分の画
素を“ビ、無い部分の画素を“0”と4−る。死細胞か
あるとした部分の画素数(“じとなった画素数)に基づ
き死細胞数を算出ケる。1個の死細胞が占有する画素数
がほぼ一定になるので、式。
に従って、死細胞数を算出する。
このとき、閾値によっては、生細胞の周辺部(輪郭部)
が入ってしまうことがあるが、空間フィルタリング後の
画像を、死細胞数を求める閾値で二値化、反転した二値
画像から、生細胞数を求める閾値で二値化した二値画像
、又は適当回膨張処理した二値画像を、画像上で差し引
くことにより除去することかできる。ここでの膨張処理
は、数回が適当である。膨張処理を多く行いすぎると、
必要な画像まで消してしまうからである。生細胞の周辺
部のノイズを除去した二値画像について、1回又は複数
回、4近傍膨張処理らしくは8近傍膨張処理又はその組
み合わせを行うことによって、生細胞の場合と同様に、
画素数から細胞数に換算するときに生じる誤差を軽減で
きる。
が入ってしまうことがあるが、空間フィルタリング後の
画像を、死細胞数を求める閾値で二値化、反転した二値
画像から、生細胞数を求める閾値で二値化した二値画像
、又は適当回膨張処理した二値画像を、画像上で差し引
くことにより除去することかできる。ここでの膨張処理
は、数回が適当である。膨張処理を多く行いすぎると、
必要な画像まで消してしまうからである。生細胞の周辺
部のノイズを除去した二値画像について、1回又は複数
回、4近傍膨張処理らしくは8近傍膨張処理又はその組
み合わせを行うことによって、生細胞の場合と同様に、
画素数から細胞数に換算するときに生じる誤差を軽減で
きる。
し発明の効果コ
生細胞像の周辺部の輝度が暗く、中心部の輝度が明るく
なる焦点位置における画像取り込みと空間フィルターに
よる生細胞画像強調との組み合わせにより、生細胞の形
状及び特徴を持った細胞のみを抽出することができるの
で、生細胞と死細胞との分離が容易に行え、複雑なパタ
ーン、バックグラウンド中に存在する培養生細胞を抽出
して、正確な細胞数を計測することができる。また、短
時間に大臣の培養細胞を処理することができる。
なる焦点位置における画像取り込みと空間フィルターに
よる生細胞画像強調との組み合わせにより、生細胞の形
状及び特徴を持った細胞のみを抽出することができるの
で、生細胞と死細胞との分離が容易に行え、複雑なパタ
ーン、バックグラウンド中に存在する培養生細胞を抽出
して、正確な細胞数を計測することができる。また、短
時間に大臣の培養細胞を処理することができる。
従って、細胞培養液種の交換及び継代培養時期の決定が
迅速かつ適切に行うことが可能になる。
迅速かつ適切に行うことが可能になる。
[実施例]
以下に実施例を示す。
実施例■
死細胞、異物等の中に培養生細胞のコロニーか存在する
ような、複雑な画像を、焦点が完全に合った状態から焦
点を30μmずらし、CODカメラに接続された顕微鏡
を介して、細胞画像を画像処理装置1)IAS−1(日
本ビーシーシステムズ製)に取り込んだ。
ような、複雑な画像を、焦点が完全に合った状態から焦
点を30μmずらし、CODカメラに接続された顕微鏡
を介して、細胞画像を画像処理装置1)IAS−1(日
本ビーシーシステムズ製)に取り込んだ。
倍率としては、7×7画素の空間フィルターに培養生細
胞輪郭か内接する倍率、すなわち1画素の大きさが1.
8μmX1.8μmになる倍率を用いた。
胞輪郭か内接する倍率、すなわち1画素の大きさが1.
8μmX1.8μmになる倍率を用いた。
画像処理装置PIAS−1により画像をデノクル化し、
第5図に示すような形状及び係数の空間フィルターをフ
ィルタリングした場合、誤認識率が10%の範囲で67
%、誤認識率が20%の範囲で70%の認識率が得られ
た。ここで、認識率、及び誤認識率は 蛍王細n訊敗 で求めた。
第5図に示すような形状及び係数の空間フィルターをフ
ィルタリングした場合、誤認識率が10%の範囲で67
%、誤認識率が20%の範囲で70%の認識率が得られ
た。ここで、認識率、及び誤認識率は 蛍王細n訊敗 で求めた。
実施例2
死細胞、異物等の中に培養生細胞のコロニーが存在4−
るような、複雑な画像を、焦点が完全に合った状態から
焦点を30μmずらし、CODカメラに接続された顕微
鏡を介して、細胞画像を画像処理装置PIF−4000
(ADS(株)製)に取F)込んだ。
るような、複雑な画像を、焦点が完全に合った状態から
焦点を30μmずらし、CODカメラに接続された顕微
鏡を介して、細胞画像を画像処理装置PIF−4000
(ADS(株)製)に取F)込んだ。
倍率としては、7×7画素の空間フィルターに培養生細
胞輪郭が内接する倍率、すなわち1画素の大きさが2.
4μmX2゜4μmになる倍率を用いた。
胞輪郭が内接する倍率、すなわち1画素の大きさが2.
4μmX2゜4μmになる倍率を用いた。
画像処理装置PIF−4000により画像をデジタル化
し、第6図に示すような形状及び係数の空間フィルター
をフィルタリングし、目視計測による生細胞数を基準と
する二値化閾値を用いた場合、誤認識率か10%の範囲
で73%、誤認識率が20%の範囲で81%の認識率が
得られた。尚、同一の画像について単に二値化だけの処
理を行った場合、誤認識率カ月O%の範囲で57%、認
識率が20%の範囲で60%の認識率であった。
し、第6図に示すような形状及び係数の空間フィルター
をフィルタリングし、目視計測による生細胞数を基準と
する二値化閾値を用いた場合、誤認識率か10%の範囲
で73%、誤認識率が20%の範囲で81%の認識率が
得られた。尚、同一の画像について単に二値化だけの処
理を行った場合、誤認識率カ月O%の範囲で57%、認
識率が20%の範囲で60%の認識率であった。
生細胞と死細胞がまばらに存在するような画像を上記方
法で取り込み、生細胞数及び死細胞数をそれぞれ計測し
た。生細胞数については]−1視計測数47個に対して
画像処理計測数50個で誤差か6.4%であり、死細胞
数については目視計測数453個に対して画像処理計測
数453個で誤差が0%であった。又、総細胞数(生細
胞数十死細胞数)の39サンプルでの計測誤差の標′Q
−偏差は、Iシグマで±10.2%であった。ここで誤
差は、で求めノ二。
法で取り込み、生細胞数及び死細胞数をそれぞれ計測し
た。生細胞数については]−1視計測数47個に対して
画像処理計測数50個で誤差か6.4%であり、死細胞
数については目視計測数453個に対して画像処理計測
数453個で誤差が0%であった。又、総細胞数(生細
胞数十死細胞数)の39サンプルでの計測誤差の標′Q
−偏差は、Iシグマで±10.2%であった。ここで誤
差は、で求めノ二。
実施例3
目視計測による生細胞数を基準とする二値化閾値に代え
て実生細胞数を基賭とする二値化閾値を用いる以外は、
実施例2の手順を繰り返した。実施例2と同様の形状及
び係数の空間フィルターをフィルタリングした場合に、
認識率は、誤認識率10%において73%、誤認識率2
0%において82%であった。
て実生細胞数を基賭とする二値化閾値を用いる以外は、
実施例2の手順を繰り返した。実施例2と同様の形状及
び係数の空間フィルターをフィルタリングした場合に、
認識率は、誤認識率10%において73%、誤認識率2
0%において82%であった。
又、二値化後の画像について8近傍膨張処理を1回行う
ことにより、画素数を生細胞数に換算する際の誤差は、
膨張処理を行わない時の17%から8%になった。
ことにより、画素数を生細胞数に換算する際の誤差は、
膨張処理を行わない時の17%から8%になった。
第1図は、生細胞数を計測する場合の手順を示すフロー
チャート、 第2図は、生細胞数及び死細胞数を計測する場合の手順
を示すフローチャート、 第3図は、7×7画素の空間フィルターの形状と係数を
示す図、 第4図は、7×7画素の最適化した空間フィルターの形
状と係数を示す図、及び 第5図及び第6図は、それぞれ実施例1及び実施例2で
用いた空間フィルターの形状と係数を示す図である。 特許出願人 住友電気工業株式会社 代 理 人 弁理士 前出 徨 ほか2名第1図 第2図 ↓ 匡巨I互1 第3図 k>OlQ>0 第4図 第 5 図 第6図 手続補正書(自効 昭和61年7 月19日
チャート、 第2図は、生細胞数及び死細胞数を計測する場合の手順
を示すフローチャート、 第3図は、7×7画素の空間フィルターの形状と係数を
示す図、 第4図は、7×7画素の最適化した空間フィルターの形
状と係数を示す図、及び 第5図及び第6図は、それぞれ実施例1及び実施例2で
用いた空間フィルターの形状と係数を示す図である。 特許出願人 住友電気工業株式会社 代 理 人 弁理士 前出 徨 ほか2名第1図 第2図 ↓ 匡巨I互1 第3図 k>OlQ>0 第4図 第 5 図 第6図 手続補正書(自効 昭和61年7 月19日
Claims (16)
- (1)観察手段に接続されたTVカメラを介して画像処
理装置に取り込まれた培養細胞画像をディジタル化し、
空間フィルターを用いた処理により、培養細胞の個数及
び増殖状態を計測することを特徴とする細胞培養モニタ
ー方法。 - (2)培養生細胞の個数を計測する特許請求の範囲第1
項記載の細胞培養モニター方法。 - (3)培養生細胞及び死細胞の個数を計測する特許請求
の範囲第1項記載の細胞培養モニター方法。 - (4)焦点が完全に合った状態から焦点をずらし、培養
生細胞の中心部の輝度が明るく、かつ周辺部の輝度が暗
い輪郭がはっきりした像が得られる焦点位置において培
養細胞像を取り込むことを特徴とする特許請求の範囲第
1〜3項のいずれかに記載の細胞培養モニター方法。 - (5)焦点が完全に合った状態から±5〜±250μm
焦点をずらした位置において培養細胞像を取り込むこと
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の細胞培養モニ
ター方法。 - (6)空間フィルターのサイズが、n×n画素(n≧5
)であることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
細胞培養モニター方法。 - (7)培養細胞の輪郭が、設定したサイズの空間フィル
ターのマトリックス正方形に内接する倍率で培養細胞画
像を取り込むことを特徴とする特許請求の範囲第6項記
載の細胞培養モニター方法。 - (8)1画素の大きさが、10/n〜21/nμmとな
る倍率で培養細胞画像を取り込むことを特徴とする特許
請求の範囲第6項または第7項に記載の細胞培養モニタ
ー方法。 - (9)設定したサイズの空間フィルターの形状が円形で
あり、中心部の係数が正、周辺部の係数が負又は0であ
る空間フィルターを用いて培養生細胞画像を強調するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第6項または第
8項に記載の細胞培養モニター方法。 - (10)設定したサイズの空間フィルターの形状が、細
胞輝度分布パターンの平均パターンより求めた形状を有
する空間フィルターを用いて、培養細胞画像を強調する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第6項、第8
項または第9項に記載の細胞培養モニター方法。 - (11)空間フィルタリング処理後の画像を二値化し、
二値画像から、 生細胞数=生細胞があるとされた全画素数/1個の生細
胞が占有する画素数で求められる培養生細胞数を算出す
ることを特徴とする特許請求範囲第2〜10項のいずれ
かに記載細胞培養モニター方法。 - (12)1画像における目視計測生細胞数又は実生細胞
数と、二値化後の生細胞があるとする塊の個数が一致す
るような二値化閾値を複数画面分求め、その平均値を、
固定二値化閾値として二値化することを特徴とする特許
請求の範囲第11項記載の細胞培養モニター方法。 - (13)空間フィルタリング後の画像を二値化し、4近
傍膨張又は8近傍膨張処理を1回又は複数回行った後の
画素数より、生細胞数を求めることを特徴とする特許請
求の範囲第2〜11項のいずれかに記載の細胞培養モニ
ター方法。 - (14)空間フィルタリング後の画像を、生細胞数を求
める閾値より低い閾値にて二値化、更に反転し、 死細胞数=死細胞があるとされた全画素数/1個の死細
胞が占有する画素数で求められる死細胞数を算出するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第3〜12項のいずれか
に記載の細胞培養モニター方法。 - (15)空間フィルタリング後の画像を、死細胞数を求
める閾値で二値化、反転した二値画像から、生細胞数を
求める閾値で二値化した二値画像、又は適当回膨張処理
を施した二値画像を画面上で差し引き、死細胞に対応す
る部分を抽出することを特徴とする特許請求の範囲第1
4項記載の細胞培養モニター方法。 - (16)死細胞に対応する部分を抽出した二値画像につ
いて、1回又は複数回、4近傍膨張、8近傍膨張処理又
はその組み合わせを行った後に、死細胞数を求めること
を特徴とする特許請求の範囲第3〜15項のいずれかに
記載の細胞培養モニター方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60-256154 | 1985-11-14 | ||
JP25615485 | 1985-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62201332A true JPS62201332A (ja) | 1987-09-05 |
JPH0513570B2 JPH0513570B2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=17288656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61124411A Granted JPS62201332A (ja) | 1985-11-14 | 1986-05-28 | 細胞培養モニタ−方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62201332A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0340783A2 (en) * | 1988-05-06 | 1989-11-08 | Hitachi, Ltd. | Apparatus for culturing animal cells, method of culturing thereof and diagnostics of the culture |
JP2009300454A (ja) * | 2009-09-11 | 2009-12-24 | Sysmex Corp | イメージングフローサイトメータ |
JP2010216920A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Olympus Corp | 細胞画像解析装置 |
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-
1986
- 1986-05-28 JP JP61124411A patent/JPS62201332A/ja active Granted
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US5162204A (en) * | 1988-05-06 | 1992-11-10 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method of culturing and diagnosis of animal cells using image processing |
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JP2011226970A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Inst For Systems Biology | 明視野顕微鏡を使用する画像の自動分析 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0513570B2 (ja) | 1993-02-22 |
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