JPS6220132A - 磁気デイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁気ディスクに係り、特にヘッドとの接触に
対し好適な耐摺動性を有する磁気ディスクに関する。

〔発明の背景〕

フェライトディスク特に高密度記録ディスクは、従来研
摩性が良好で化学的に安定であるアルマイト皮膜を、ア
ルミニウム合金上に陽極化成膜を形成し、その上にスパ
ッタ法等により媒体を形成しその後潤滑、保護膜を形成
し構成されたものが一般的であった。しかしこの種のも
のは媒体形成時の熱処理によりクラックが入り易い、又
ヘッドとの接触においてアルマイト膜が破壊され易い等
、多量の情報を記録する磁気ディスクにおいて致命的な
問題点を有する。一方これらの弱点をおぎない信頼性の
高い磁気ディスクを提供する為、メッキ形磁気ディスク
の基板として一般的に知られているＮ１−Ｐメッキを施
したものが考えられたが、メッキ面とフェライトとの密
着力が保てない為、ヘッドとの接触時に媒体が剥離、破
壊されるという致命的欠陥のあることがわかった。

なお、関連する技術としては、特公昭５８−５１３２６
号がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前述の問題点を解決し、磁気ヘッドと
の接触に対し安定な高記録密度磁気ディスクを提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

アルマイト皮膜に形成されたフェライト媒体の場合は、
いずれのものも酸化物である為、接続部分における密着
がある程度保証され磁性媒体との密着力はあまり問題と
ならないが、Ｎ１−Ｐ系の基板の場合はフェライト媒体
とのなじみが悪く、ヘッドとの軽い接触においても剥離
が生ずることがわかった。これを改善する為、半導体等
で一般に用いられているＣｒ、Ｍｏ、Ｔｉ等を用い検討
したが不充分であった。酸化物との密着性を増す為の検
討を進める中で我々は基板としてＣｕを含む層を介在さ
せることにより大巾な密着力の向上の計れることをみい
出した。

すなわ４ち１本発明は、基板と酸化物磁性層との間に、
銅を一構成元素とする非磁性層を介在させることを特徴
とするものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図により説明する。ｆｉ
Ｉｊ１図に示す磁気ディスクの側断面図において、１は
アルミニウム合金層、２はＮ１−Ｐ系の硬い非磁性層、
３は本発明において設けたＣｍを含む接着層である。４
はフエライを系磁性媒体、５はヘッドのコンタクトスタ
ートストップを保証する為の潤滑、保護層である。本発
明によれば磁気ヘッドの接触によって生ずる媒体の剥離
の発生はなく、ヘッドとの強い接触においても安定な磁
気ディスクを得ることが出来る６又６本発明において設
けた層を積極的に酸化させることにより更に安定性を増
す。尚、基板として硬度が必要でない場合には２の層を
設けず直接３の層を設けることも容易に考えられる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、磁気ヘッドとのかん欠的な強い衝撃に
対し、基板と媒体の密着力が充分に保たれる為、媒体の
剥離、破壊がなく、耐ヘツド摺動信頼性が著しく向上す
る。又、基板に要求される性質によってはアルミ合金上
に直接本発明の層を設けることも可能であり工程の簡略
化も容易に計れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気ディスク側断面図であ
る。 ｌ・・・アルミニウム合金、２・・・硬質下地層。 ３・・・接着層、　　　　　　４・・・酸化物磁性層。 ５・・・潤滑保護層。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ベース基板と酸化物磁性層より構成される磁気ディ
   スクにおいて、該基板と該酸化物磁性層の間に、銅を一
   構成元素とする非磁性層を介在させたことを特徴とする
   磁気ディスク。