JPS622011B2 - - Google Patents

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JPS622011B2
JPS622011B2 JP8798083A JP8798083A JPS622011B2 JP S622011 B2 JPS622011 B2 JP S622011B2 JP 8798083 A JP8798083 A JP 8798083A JP 8798083 A JP8798083 A JP 8798083A JP S622011 B2 JPS622011 B2 JP S622011B2
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JP
Japan
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opening
air chamber
water
side wall
annular
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JP8798083A
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Akihisa Fukunaka
Akira Tamei
Saburo Okabe
Nobunori Kido
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Publication of JPS59215426A publication Critical patent/JPS59215426A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば焼結鉱などのような粒状物質
の冷却を行なう円形冷却機に関するものである。
従来の焼結鉱冷却機として種々の形式がある
が、そのいずれもがメカニカルシールであり、走
行や回転などの作動を円滑に行なわせるために間
〓をあけるなどしてあることから極めてシール性
が悪く、漏風率が数10%とも言われている。その
ため、冷却用送風機の動力費が高くなり問題が多
い。従来の冷却機のシール部の例を第1図〜第3
図に基づいて説明する。
焼結鉱冷却機は第1図、第2図に示すように、
同一中心の周りで一体に回転する内外2つの回転
枠1,2間に、円周方向に連続して多数のトラフ
3…を設けてこのトラフ3…を前記回転枠1,2
の回転によつて一体にレール4上を走行するよう
に構成し、図外の給鉱シユート部でトラフ3の通
気板5上に供給された焼結鉱はトラフ3が回転枠
1,2の回転によつて走行する間においてトラフ
3下方から送られる冷却空気で冷却され、その後
図外の排鉱シユート部において、前記通気板5が
前端部の水平支軸6の周りで回転下降傾斜して通
気板5上の焼結鉱を排鉱シユート部に排出するよ
うになつている。なお前記通気板5は、一端が前
記水平支軸6に支持されて隣接する通気板5の他
端近くに位置し、且つ他端には走行車輪7の軸支
用ボス8を連結したアーム9が一体に固定されて
いて、前記走行車輪7が前記排鉱シユート部にお
いてレール4の凹入部(図示せず)内に落ち込む
ことによつてアーム9と一体に通気板5が前記水
平支軸6の周りで回転下降傾斜して該通気板5上
に載つている焼結鉱を排出するようになつてい
る。図中10は前記回転枠1,2同志を接続する
ためのスポーク、11,12はトラフ3の両側に
設けられたサイドウオールである。
このような焼結鉱冷却機において前記焼結鉱冷
却のための送られる冷却空気が前記通気板5に達
する迄に外部に漏れないように構成する必要があ
る。
そこで従来では第8図に示すようなエアーシー
ル構造が採用されていた。同図において13は前
記トラフ3に下方から冷却空気を送り込むために
設けた位置固定のエアーチヤンバーで、このエア
ーチヤンバー13の上端にはトラフ3の下端水平
張り出し部14上面に接するゴム製シール板15
が取り付けられている。又トラフ3の下端には前
記エアーチヤンバー13の内面に水平に突設した
当板16の端面に点接触するゴム製シール板17
が取り付けられている。更にサイドウオール1
1,12の下端には軸支用ボス8部からの空気漏
れを防止するために軸支用ボス8の外周面に対し
て直角に向いて端面が軸支用ボス8の外周面に接
当するゴム製シール板18が取り付けられてい
る。このエアーシール構造において、前記エアー
チヤンバー13内からトラフ3に送られる冷却空
気は前記3つのシール板15,17,18によつ
て外部への漏れが防止されようとするが、トラフ
3は走行することにより前記シール板17は当板
16に点接触し乍らトラフ3と共に移動し、この
ときシール板17は当板16との摩擦により摩耗
し又トラフ3の走行時のがたつきによりシール板
17と当板16との間に間〓が生じたりし、その
結果、シール板17と当板16との間から冷却空
気が漏れる。この漏れた冷却空気は、前記シール
板15と水平張り出し部14との接触により外部
への漏れが防止されようとするが、シール板15
は内圧による上反り変形やトラフ3の偏走行によ
る引掛け損傷が発生していることから、前記シー
ル板17から漏れた冷却空気はこのシール板15
と水平張り出し部14との間から外部に漏れるこ
とがあつた。又前記シール板18は前記軸支用ボ
ス8の外周面に対して直角に向いて端面が軸支用
ボス8の外周面に接当しているため、仮にこのシ
ール板18の内側迄冷却空気が漏れたとき、この
冷却空気によつてシール板18が外方に押されて
該シール板18と軸支用ボス8との間に間〓が生
じ易く、その結果シール板18内側の冷却空気が
この間〓から外部に漏れることがあつた。
以上の如く、従来形式によるとシール個所が多
く、またトラフの動きを円滑にするため、シール
部を確実にすることが困難となり、漏風量は、か
なり大量であつた。
一方、別の従来例である氷封方式は漏風防止に
対して最も有効な手段として考えられているが、
粒状物質のかかる冷却に関しては、粒状物質の
給・排部において粒状物質不載荷部における冷却
空気の吹き抜けを防止するために、給排鉱個所を
完全にシールさせることが必要であるが、連続し
て給・排鉱を行なうためには高さの大なシユート
が必要であつたり、また、不連続な供給となり、
均一冷却を行なうための均一供給の面やレイアウ
ト的に難点が多く、実用化が困難であつた。
本発明は、冷却用空気の導入による粒状物質の
冷却に際して、冷却用空気が殆んど外部に漏出し
ない超低漏風形の円形冷却機、特に焼結鉱の冷却
を対象とした円形冷却機を提供することを目的と
する。
上記目的を達成するために本第1発明における
円形冷却機は、2重の円環を形成する側壁下部
に、粒状物質を載荷可能な通気板を有する支持板
を周方向に多数配設すると共に、これら支持板を
側壁側に上下回転自在に取付け、各支持板の下方
に、側壁と一体構造をなし且つそれぞれ独立した
エヤーチヤンバを配置し、各エヤーチヤンバの下
部に開口部を設けて粒状物質を排出可能に構成
し、両側壁から開口部までを閉構造とすると共
に、エヤーチヤンバに導通する導入管中に開閉可
能なダンパーを設け、各導入管を内部に連通させ
た環状通抗をエヤーチヤンバ群側に形成し、この
環状通抗の下部を水封シールし、さらに環状通抗
内に冷却用空気を導入するように構成し、給排部
を除く箇所において前記開口部を水封シールすべ
く構成し、この開口部水封シール構造を、給排部
を除いて形成され且つ前記開口部が移動可能なほ
ぼ円環状のシール用水路と、このシール用水路の
始端と終端とに設けたゲート装置とから構成して
いる。
かかる構成の本第1発明によると、環状通抗を
通しての冷却用空気の供給は、該環状通抗の下部
に対する水封シール構造によつて漏風のない状態
で行なえ、またエヤーチヤンバ内に供給された冷
却用空気は、冷却部においては開口部に対する水
封シール構造によつて漏風を防止し得ると共に、
粒状物質の給排部においては、ダンパーの開閉動
とゲート装置の開閉動との組合せ動作とによつ
て、開口部の下端を開放させるものでありながら
漏風を防止し得る。
さらに上記目的を達成するために本第2発明に
おける円形冷却機は、2重の円環を形成する側壁
下部に、粒状物質を載荷可能な通気板を有する支
持板を周方向に多数配設すると共に、これら支持
板を側壁側に上下回転自在に取付け、各支持板の
下方に、側壁と1体構造をなし且つそれぞれ独立
したエヤーチヤンバを配置し、各エヤーチヤンバ
の下部に開口部を設けて粒状物質を排出可能に構
成し、両側壁から開口部までを閉構造とすると共
に、エヤーチヤンバに導通する導入管中に開閉可
能なダンパーを設け、各導入管を内部に連通させ
た環状通抗をエヤーチヤンバ群側に形成し、この
環状通抗の下部を水封シールし、さらに環状通抗
内に冷却用空気を導入するように構成し、給排部
を除く箇所において前記開口部を水封シールすべ
く構成し、この開口部水封シール構造を、給排部
を除いて形成され且つ前記開口部が移動可能なほ
ぼ円環状のシール用水路と、このシール用水路に
対して上方から昇降すべく開口部に取付けた昇降
体とから構成している。
かかる構成の本第2発明によると、給排部にお
いては、ダンパーの開閉動と昇降体の昇降動とに
よつて漏風を防止し得る。
以下に本発明の一実施例を第4図〜第14図に
基づいて説明する。先ず円形冷却機を第4図〜第
8図において述べると、同一中心の周りで一体に
回転する内外2つの回転枠20,21が、円周方
向複数箇所においてスポーク22により連結され
ている。そして両回転枠20,21とスポーク2
2とによつて形成される複数の空間夫々に、粒状
物質(焼結鉱など)載荷用の支持板23が配設さ
れ、以つて回転枠体24を構成している。前記回
転枠20,21の下面側には下向きの走行レール
25が取付けられ、これら走行レール25を支持
する多数のサポートローラ26がベース枠27側
に取付けてある。したがつて回転枠体24は前述
した同一中心の周りで回転可能となる。前記回転
枠体24の回転経路の一箇所上方には供給シユー
ト部28が設けられ、そして回転方向29にほぼ
一周した該供給シユート部28に隣接した回転経
路の下方に排出シユート部30が設けられてい
る。前記支持板23は天板が通気板31に形成さ
れ、そして前述した空間夫々に半径方向において
2つ割り状に2枚配設してある。両支持板23
は、その半径方向における内・外端部が前記回転
枠20,21に回転可能に取付けた水平支軸32
に支持されている。これら水平支軸32には支持
板23側とは反対側に延びるアーム33が固着さ
れ、これらアーム33の遊端上部には開閉用ロー
ラ34が取付けてある。各開閉用ローラ34が作
用するガイドレール35は回転枠体24と同心円
状に配設され、このガイドレール35はベース枠
27側からの架設枠体36に固着してある。37
はサイドローラ、38はサイドガイドレールを示
す。なお、回転枠20,21の上部には側壁3
9,40が配設してある。
上記構成の円形冷却機において、供給シユート
部28から側壁39,40間の通気板31上に供
給された粒状物質41は、回転枠体24の回転す
る間に支持板23の下方から送られてくる冷却用
空気42で冷却され、その後、排出シユート部3
0において、前記支持板23が水平支軸32の軸
心周りに下方に回転することから、該支持板23
上から排出シユート部30に落下し、そして排出
される。前記支持板23は開閉用ローラ34を受
けるガイドレール35の配量によつて、通常冷却
時には第7図実線に示すように水平に支持され、
また粒状物質排出時には第7図仮想線に示すよう
に下方へ回転傾斜される。なお回転傾斜について
は、回転枠体24側にシリンダ装置を取付けて行
なわしめることも可能である。
次に冷却用空気供給構造とシール構造とを説明
する。43はエヤーチヤンバで、回転枠20,2
1とスポーク22との下面間に取付けてあり、各
空間の支持板23に対向するように夫々独立した
形で配列をなして、回転枠体24と一体に構成さ
れており、該回転枠体24と一体回転する。各エ
ヤーチヤンバ43の下部には、支持板23の回転
傾斜によつて落下する粒状物質41を排出シユー
ト部30に排出するための開口部44が形成して
ある。各エヤーチヤンバ43の側部には、該エヤ
ーチヤンバ43内に連通する導入管45が垂設さ
れ、さらに導入管45群は、前記回転枠体24と
同心円状で一体化された内外一対の環状板46,
47によつて形成された環状通抗48内に位置し
ている。ここで導入管45の下縁よりも環状板4
6,47の下縁のほうが下位となるように設定し
てある。前記ベース枠27側には、環状の内側シ
ール用水路49と、供給シユート部28ならびに
排出シユート部30において欠除されたほぼ環状
の外側シール用水路50とが形成され、両水路4
9,50にはシール用水51,52が注水されて
いる。そして前記内側シール用水路49内におい
て両環状板46,47が回転移動すべく構成して
ある。前記供給シユート部28に対して180度変
位した位置において、前記ベース枠27側に送風
管53が配設され、この送風管53は回転方向に
或る長さを有し且つ前記同一中心を軸心とした円
弧状に形成してある。前記送風管53の上端は内
側シール用水路49を通つて前記環状通抗48内
に突入し、また下端には送風ダクト54が連通し
てある。
上記構成によると、冷却用空気42は、送風ダ
クト54、送風管53、環状通抗48、導入管4
5を通つて各エヤーチヤンバ43内に流入し、そ
して支持板23の通気板31を通つて粒状物質4
1内に流入し、該粒状物質41を冷却する。この
ような空気導入において、環状通抗48と送風管
53との間は、内側シール用水路49に注入され
ているシール用水51によつて水封(シール)さ
れている。なお通気板31上に粒状物質41がな
い給排部においては吹きぬけが起こるが、これを
防止するために、該給排部において閉動し且つ他
の箇所においては開動するダンパー55が前記導
入管45に設けられる。したがつて給排部におい
ては、環状通抗48と各エヤーチヤンバ43間に
おいて冷却用空気42のしや断を行なえる。
前記外側シール用水路50の終端と始端とには
夫々ゲート装置56,57が設けられる。すなわ
ち第4図、第8図に示す終端のゲート装置56に
おいては、前記エヤーチヤンバ43における開口
部44の通過を許す3個の堰58,59,60が
所定間隔を置いて設けられ、そして端部と中間部
の堰58,59間に排水路61を形成すると共
に、中間部と内部の堰59,60の上部に開閉可
能なゲート62,63を夫々設けている。なお第
4図に示す始端のゲート装置57側も同様な構成
で、64,65,66は堰、67は排水路、6
8,69はゲートを示す。
運転時において、終端のゲート装置56ではゲ
ート62,63のうち少なくとも一方が、また始
端のゲート装置57ではゲート68,69のうち
少なくとも一方が閉動しており、したがつて外側
シール用水路50におけるシール用水52のレベ
ルは一定またはほぼ一定となる。この一定レベル
は、第7図、第8図左側に示すように、シール用
水52内に開口部44が突入する状態に設定して
ある。終端のゲート装置56においてはゲート6
2,63に衝突させることなく開口部44を移動
させなければならず、その動作が第9図〜第14
図に示されている。すなわち第9図は該当するエ
ヤチヤンバ43が堰60に一定距離近づいた状態
を示し、この接近を検出することによつてゲート
63を開動させると共に、タンパー55を閉とし
て冷却用空気42の供給をしや断している。なお
第9図〜第14図において、エヤーチヤンバ43
に記した○はダンパー55の開を示し、はダン
パー55の閉を示す。エヤーチヤンバ43が堰6
0を通過すると同時に、第10図に示すようなゲ
ート63が閉動される。この直後に、両ゲート6
2,63で囲まれた水路内にあるシール用水52
をポンプなどで通常冷却部に送り出し、第11図
に示すように該水路内の水位を堰59よりも下位
にする。次いで、大気に開放されたエヤーチヤン
バ43が排出部に走行可能になるように、第12
図に示すようにゲート62を開動させる。そして
エヤーチヤンバー43が堰59を通過後、第13
図に示すようにゲート62を閉動させる。その
後、第14図に示すように、両ゲート62,63
に囲まれた水路内に、通常冷却部から水を送り込
む。以上の第9図〜第14図の操作を各エヤーチ
ヤンバ43が走行するたびに行なうことによつ
て、エヤーチヤンバ43の開口部44は、通常冷
却時には水封(シール)され、排出部では粒状物
質41の排出に供される。なお第11図と第12
図の操作については、ゲート62を開にした際に
排水を排水路(漏水溜)61に送り出すことによ
り同時操作としてもよいし、また第14図と第9
図の操作については、ゲート63を開にした際に
通常冷却部からゲート62,63間に水を送り出
すことによる同時操作としてもよい。なお始端の
ゲート装置57部における水封への移行は、上記
と全く逆の操作を行なうことにより行なわれる。
前述したサイドローラ37およびサイドガイド
レール38は、回転枠体24に発生する水平力を
抑制し、円形冷却機の回転走行を正常に行なわし
めるものである。
エヤーチヤンバ43におけるシール形式の他の
実施例を第15図、第16図に示す。すなわちエ
ヤーチヤンバ43の開口部44に外嵌して昇降可
能なシール筒70を設け、このシール筒70の上
端と開口部44の上端とを可撓性シール71で接
続すると共に、例えばシリンダ装置の如き移動装
置72で前記シール筒70を昇降させるように構
成している。かかる構成においては、通常冷却時
は第15図、第16図左側に示すようにシール筒
70を下降してその下部シール用水52内に位置
させて水封し、給排時には第16図右側に示すよ
うにシール筒70を上昇させる。なおシール筒7
0を可撓性シール71で代用させることも可能で
ある。かかる形式によると、前実施例で述べたゲ
ート装置56,57を不要にし得る。
以上のような構成であるので、冷却用空気42
が送風管53より送風されて後、冷却後の排気が
漏れる個所は、水平支軸32の外部との貫通部
と、導入管45内のダンパー55部のみである。
これらのシールは通常シール方法を行なえば殆ん
ど完ぺきに近いシールが可能である。
以上述べたように本第1発明によると、環状通
抗を通しての冷却用空気の供給は、該環状通抗の
下部に対する水封シール構造によつて漏風のない
状態で行なうことができ、またエヤーチヤンバ内
に供給された冷却用空気は、冷却部においては開
口部に対する水封シール構造によつて漏風を防止
できると共に、粒状物質の給排部においては、ダ
ンパーの開閉動とゲート装置の開閉動との組合せ
動作とによつて、開口部の下端を開放させるもの
でありながら漏風を防止することができる。さら
に本第2発明によると、給排部においては、ダン
パーの開閉動と昇降体の昇降動とによつて漏風を
防止することができる。
このように本発明によると、冷却用空気の導入
による粒状物質の冷却に際して、冷却用空気が殆
んど外部に漏出しない超低漏風形の円形冷却機を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来例を示し、第1図は一部
平面図、第2図は一部側面図、第3図は要部の縦
断面図、第4図〜第14図は本発明の一実施例を
示し、第4図は一部切欠平面図、第5図は要部の
一部切欠平面図、第6図は同横断平面図、第7図
は要部の縦断正面図、第8図は要部の縦断側面
図、第9図〜第14図は作用状態を示す要部の概
略縦断側面図、第15図、第16図は別の実施例
を示し、第15図は要部の縦断正面図、第16図
は要部の概略縦断側面図である。 20,21…回転枠、23…支持板、24…回
転枠体、28…供給シユート部、30…排出シユ
ート部、31…通気板、39,40…側壁、41
…粒状物質、42…冷却用空気、43…エヤーチ
ヤンバ、44…開口部、45…導入管、46,4
7…環状板、48…環状通抗、49…内側シール
用水路、50…外側シール用水路、51,52…
シール用水、53…送風管、55…ダンパー、5
6,57…ゲート装置、62,63…ゲート、6
8,69…ゲート、70…シール筒、71…可撓
性シール、72…移動装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2重の円環を形成する側壁下部に、粒状物質
    を載荷可能な通気板を有する支持板を周方向に多
    数配設すると共に、これら支持板を側壁側に上下
    回転自在に取付け、各支持板の下方に、側壁と1
    体構造をなし且つそれぞれ独立したエヤーチヤン
    バを配置し、各エヤーチヤンバの下部に開口部を
    設けて粒状物質を排出可能に構成し、両側壁から
    開口部までを閉構造とすると共に、エヤーチヤン
    バに導通する導入管中に開閉可能なダンパーを設
    け、各導入管を内部に連通させた環状通抗をエヤ
    ーチヤンバ群側に形成し、この環状通抗の下部を
    水封シールし、さらに環状通抗内に冷却用空気を
    導入するように構成し、給排部を除く箇所におい
    て前記開口部を水封シールすべく構成し、この開
    口部水封シール構造を、給排部を除いて形成され
    且つ前記開口部が移動可能なほぼ円環状のシール
    用水路と、このシール用水路の始端と終端とに設
    けたゲート装置とから構成したことを特徴とする
    円形冷却機。 2 2重の円環を形成する側壁下部に、粒状物質
    を載荷可能な通気板を有する支持板を周方向に多
    数配設すると共に、これら支持板を側壁側に上下
    回転自在に取付け、各支持板の下方に、側壁と1
    体構造をなし且つそれぞれ独立したエヤーチヤン
    バを配置し、各エヤーチヤンバの下部に開口部を
    設けて粒状物質を排出可能に構成し、両側壁から
    開口部までを閉構造とすると共に、エヤーチヤン
    バに導通する導入管中に開閉可能なダンバーを設
    け、各導入管を内部に連通させた環状通抗をエヤ
    ーチヤンバ群側に形成し、この環状通抗の下部を
    水封シールし、さらに環状通抗内に冷却用空気を
    導入するように構成し、給排部を除く箇所におい
    て前記開口部を水封シールすべく構成し、この開
    口部水封シール構造を、給排部を除いて形成され
    且つ前記開口部が移動可能なほぼ円環状のシール
    用水路と、このシール用水路に対して上方から昇
    降すべく開口部に取付けた昇降体とから構成した
    ことを特徴とする円形冷却機。
JP8798083A 1983-05-18 1983-05-18 円形冷却機 Granted JPS59215426A (ja)

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JP8798083A JPS59215426A (ja) 1983-05-18 1983-05-18 円形冷却機

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JPS59215426A JPS59215426A (ja) 1984-12-05
JPS622011B2 true JPS622011B2 (ja) 1987-01-17

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ID=13929968

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