JPS62200277A - 蓄電池残存容量の測定法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蓄電池残存容量の測定法に関するものである。

従来の技術 従来、蓄電池残存容量の測定法としては、蓄電池に一定
の負荷を接続し、蓄電池の端子電圧を検知することによ
り残存容量を換算測定する方式が用いられてきた。

発明が解決しようとする問題点 上記残存容量の測定法では、蓄電池の残存容量の変化に
対して端子電圧の変化が少ないので　１一 端子電圧の検知誤差が残存容ｌ：の誤差を拡大するとい
う欠点ヲ有している。

問題点を解決するための手段 本発明は上記の問題を解決して、畜＠池の残存容１を正
確に測定するもので、測定用９荷として直流及び交流電
流を与える負荷を使用し、蓄電池の放電電圧の交流成分
及び放電電流の交流成分を検知して残存容量を換算測定
することを特徴とするものである。

作用 本発明は上記の特徴な有することにより、直流電流を流
しながら、上記交流成分から蓄電池の内部抵抗が算定で
き、正確な残存容量の換算測定が可能となる。

実施例 本発明の一実施例を説明する。

被測定電池１は直流用負荷２、電流検出用抵抗３に接続
される。直流用負荷２と並列に発振器５により制御され
る交流電流発生部４が接続され、放電電流に直流成分、
交流成分を与える。

コンデンサ６、抵抗７、増幅器８、交流電圧計９により
放電電圧の交流成分を測定する。

−万、コンデンサ１０、抵抗１１、増幅器１２、交流電
圧計１３により放電電流の交流成分を測定する。

内部抵抗は、放電電圧の交流成分／放電電流の交流成分
により求められる。

蓄電池として密閉形鉛電池（４ｖ、４Ａｈ）を用いた場
合の結果を第１表に示す。

第１表 第１表に示した様に、蓄電池の残存容量に対する内部抵
抗の変化は、端子電圧の変化に比べて大きく、例えば、
残存容量が２．５　ＡｈからＩＡｈになった場合の端子
電圧の変化は２．５％であるのに対し、内部抵抗の変化
は３９％である。よって残存容量の変化を内部抵抗の変
化でとらえることにより残存容量の測定誤差を少くする
ことができる。

発明の効果 −Ｌ述のよう（二、本発明は故事中の蓄電池の残存容量
を換算測定する上で残存容量の測定誤差を少くすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

糺 第１図は本発明の一実施例における棟線図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蓄電池に直流電流及び交流電流を与える負荷を接続し、
   蓄電池の放電電圧の交流成分及び放電電流の交流成分を
   検知して残存容量を換算測定することを特徴とする蓄電
   池残存容量の測定法。