JPH0769404B2 - 蓄電池の残存容量測定方法 - Google Patents
蓄電池の残存容量測定方法Info
- Publication number
- JPH0769404B2 JPH0769404B2 JP61018800A JP1880086A JPH0769404B2 JP H0769404 B2 JPH0769404 B2 JP H0769404B2 JP 61018800 A JP61018800 A JP 61018800A JP 1880086 A JP1880086 A JP 1880086A JP H0769404 B2 JPH0769404 B2 JP H0769404B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage battery
- remaining capacity
- component
- discharge
- internal resistance
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-
- Y02E60/12—
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- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、蓄電池の残存容量測定方法に関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来より、蓄電池の残存容量測定方法としては、蓄電池
の放電電圧を測定しこれを蓄電池の残存容量に対応させ
る方法が用いられてきた。
の放電電圧を測定しこれを蓄電池の残存容量に対応させ
る方法が用いられてきた。
発明が解決しようとする問題点 上記の残存容量測定方法では、蓄電池の残存容量に対す
る放電電圧の変化が少ないため、残存容量の測定誤差が
大きくなるという欠点を有している。
る放電電圧の変化が少ないため、残存容量の測定誤差が
大きくなるという欠点を有している。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題を解決して、蓄電池の残存容量の
測定誤差を少なくすることができるもので、蓄電池の負
荷に接続して蓄電池の放電中に負荷から発生する交流成
分、即ち放電電圧に含まれる交流成分と放電電流に含ま
れる交流成分とを検出し、この比（交流電圧成分／交流
電流成分）を放電中の蓄電池の内部抵抗として求め、こ
れを蓄電池の残存容量に対応させることを特徴とするも
のである。
測定誤差を少なくすることができるもので、蓄電池の負
荷に接続して蓄電池の放電中に負荷から発生する交流成
分、即ち放電電圧に含まれる交流成分と放電電流に含ま
れる交流成分とを検出し、この比（交流電圧成分／交流
電流成分）を放電中の蓄電池の内部抵抗として求め、こ
れを蓄電池の残存容量に対応させることを特徴とするも
のである。
作用 蓄電池の放電中における内部抵抗の測定原理は次のよう
になる。負荷と蓄電池が接続された等価回路は第２図で
示される。１は蓄電池の電圧源、２は蓄電池の内部抵
抗、３は負荷から発生する電圧源、４は負荷の内部抵抗
である。蓄電池の電圧源１から放電電流が負荷に流れ、
負荷から発生する電圧源３によって交流電流が発生し、
この交流電流が蓄電池に流れる為、蓄電池の両端には交
流電圧が発生する。よって、蓄電池の放電電流に含まれ
る交流成分をｉ、蓄電池の放電電圧に含まれる交流成分
をｖとすると、蓄電池の内部抵抗２は、ｒ＝v/iで示さ
れる。
になる。負荷と蓄電池が接続された等価回路は第２図で
示される。１は蓄電池の電圧源、２は蓄電池の内部抵
抗、３は負荷から発生する電圧源、４は負荷の内部抵抗
である。蓄電池の電圧源１から放電電流が負荷に流れ、
負荷から発生する電圧源３によって交流電流が発生し、
この交流電流が蓄電池に流れる為、蓄電池の両端には交
流電圧が発生する。よって、蓄電池の放電電流に含まれ
る交流成分をｉ、蓄電池の放電電圧に含まれる交流成分
をｖとすると、蓄電池の内部抵抗２は、ｒ＝v/iで示さ
れる。
蓄電池の放電時の内部抵抗の変化を第３図に示す。これ
は、4v、4Ahの密閉形鉛蓄電池の定抵抗放電中の内部抵
抗の変化を示すものである。放電開始時の内部抵抗は9m
Ω、放電末期の内部抵抗が40mΩと、内部抵抗の変化は
4.4倍になるのに対し、放電電圧の変化は1.43倍と小さ
い。従って、放電開始と放電末期の差が大きい蓄電池の
内部抵抗を残存容量に対応させる方が、蓄電池の放電電
圧を残存容量に対応させるよりも、残存容量の測定誤差
を小さくすることができる。
は、4v、4Ahの密閉形鉛蓄電池の定抵抗放電中の内部抵
抗の変化を示すものである。放電開始時の内部抵抗は9m
Ω、放電末期の内部抵抗が40mΩと、内部抵抗の変化は
4.4倍になるのに対し、放電電圧の変化は1.43倍と小さ
い。従って、放電開始と放電末期の差が大きい蓄電池の
内部抵抗を残存容量に対応させる方が、蓄電池の放電電
圧を残存容量に対応させるよりも、残存容量の測定誤差
を小さくすることができる。
実施例 本発明の一実施例を第１図により説明する。
この例では、負荷として直流電動機５を用い、放電電流
には交流成分が含まれている。スイッチ６を閉じると、
放電電流は直流電動機５と電流検出用の抵抗７を流れ
る。放電電流の交流成分は、コンデンサ８と抵抗９のRC
回路を入力とする増幅器10に入る。放電電圧の交流成分
は、コンデンサ11、抵抗12のRC回路を入力とする増幅器
13に入る。増幅器13の出力はダイオード14、コンデンサ
15により整流平滑化され、除算器16の入力となる。同様
に増幅器10の出力はダイオード17、コンデンサ18により
整流平滑化され、除算器16の入力となる。除算器16の出
力は、放電電圧の交流成分／放電電流の交流成分とな
り、これは即ち放電中の蓄電池の内部抵抗であり、放電
中の蓄電池の内部抵抗を求めることにより、誤差の少な
い残存容量を測定することができる。負荷としては直流
電動機５の他、スイッチングレギュレータなどの場合も
可能である。
には交流成分が含まれている。スイッチ６を閉じると、
放電電流は直流電動機５と電流検出用の抵抗７を流れ
る。放電電流の交流成分は、コンデンサ８と抵抗９のRC
回路を入力とする増幅器10に入る。放電電圧の交流成分
は、コンデンサ11、抵抗12のRC回路を入力とする増幅器
13に入る。増幅器13の出力はダイオード14、コンデンサ
15により整流平滑化され、除算器16の入力となる。同様
に増幅器10の出力はダイオード17、コンデンサ18により
整流平滑化され、除算器16の入力となる。除算器16の出
力は、放電電圧の交流成分／放電電流の交流成分とな
り、これは即ち放電中の蓄電池の内部抵抗であり、放電
中の蓄電池の内部抵抗を求めることにより、誤差の少な
い残存容量を測定することができる。負荷としては直流
電動機５の他、スイッチングレギュレータなどの場合も
可能である。
発明の効果 上述のように、本発明は、蓄電池を負荷に接続して蓄電
池の放電中に負荷から発生する交流成分、即ち放電電圧
に含まれる交流成分と放電電流に含まれる交流成分とを
検出し、この比（交流電圧成分／交流電流成分）を放電
中の蓄電池の内部抵抗として求め、これを蓄電池の残存
容量に対応させることにより、誤差の少ない残存容量を
測定することができる。
池の放電中に負荷から発生する交流成分、即ち放電電圧
に含まれる交流成分と放電電流に含まれる交流成分とを
検出し、この比（交流電圧成分／交流電流成分）を放電
中の蓄電池の内部抵抗として求め、これを蓄電池の残存
容量に対応させることにより、誤差の少ない残存容量を
測定することができる。
第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は蓄電
池と負荷を接続した等価回路図、第３図は放電中の内部
抵抗の変化特性を示す曲線図である。 １は蓄電池の電圧源、２は蓄電池の内部抵抗、３は負荷
による電圧源、４は負荷の内部抵抗、５は直流電動機、
６はスイッチ、７は抵抗、８はコンデンサ、９は抵抗、
10は増幅器、11はコンデンサ、12は抵抗、13は増幅器、
14はダイオード、15はコンデンサ、16は除算器、17はダ
イオード、18はコンデンサ、19は蓄電池
池と負荷を接続した等価回路図、第３図は放電中の内部
抵抗の変化特性を示す曲線図である。 １は蓄電池の電圧源、２は蓄電池の内部抵抗、３は負荷
による電圧源、４は負荷の内部抵抗、５は直流電動機、
６はスイッチ、７は抵抗、８はコンデンサ、９は抵抗、
10は増幅器、11はコンデンサ、12は抵抗、13は増幅器、
14はダイオード、15はコンデンサ、16は除算器、17はダ
イオード、18はコンデンサ、19は蓄電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−144675（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−50538（ＪＰ，Ａ) 特公 昭52−21178（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】蓄電池を負荷に接続して蓄電池の放電中に
負荷から発生する交流成分、即ち放電電圧に含まれる交
流成分と放電電流に含まれる交流成分とを検出し、この
比（交流電圧成分／交流電流成分）を放電中の蓄電池の
内部抵抗として求め、これを蓄電池の残存容量に対応さ
せることを特徴とする蓄電池の残存容量測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61018800A JPH0769404B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 蓄電池の残存容量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61018800A JPH0769404B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 蓄電池の残存容量測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62175679A JPS62175679A (ja) | 1987-08-01 |
| JPH0769404B2 true JPH0769404B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=11981663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61018800A Expired - Fee Related JPH0769404B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 蓄電池の残存容量測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0769404B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4102991A (en) * | 1975-08-08 | 1978-07-25 | Herculite Protective Fabrics Corporation | Process for controlling cockroaches and other crawling insects |
| JPS5250538A (en) * | 1975-10-20 | 1977-04-22 | Japan Storage Battery Co Ltd | Method of measuring storage battery capacity |
| FR2556475B1 (fr) * | 1983-12-12 | 1986-09-05 | Asulab Sa | Procede de mesure de l'etat de decharge d'une pile et appareil mettant en oeuvre ce procede |
-
1986
- 1986-01-30 JP JP61018800A patent/JPH0769404B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62175679A (ja) | 1987-08-01 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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