JPS6219991B2 - - Google Patents

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JPS6219991B2
JPS6219991B2 JP58028384A JP2838483A JPS6219991B2 JP S6219991 B2 JPS6219991 B2 JP S6219991B2 JP 58028384 A JP58028384 A JP 58028384A JP 2838483 A JP2838483 A JP 2838483A JP S6219991 B2 JPS6219991 B2 JP S6219991B2
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JP
Japan
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carriage
jaw
stud
jaws
closed position
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JP58028384A
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JPS59152071A (ja
Inventor
Ee Matsukiin Jon
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TAITAN TSUURU CO
Original Assignee
TAITAN TSUURU CO
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Publication date
Application filed by TAITAN TSUURU CO filed Critical TAITAN TSUURU CO
Publication of JPS59152071A publication Critical patent/JPS59152071A/ja
Publication of JPS6219991B2 publication Critical patent/JPS6219991B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B19/00Impact wrenches or screwdrivers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • B23P19/06Screw or nut setting or loosening machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • B25B21/02Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with means for imparting impact to screwdriver blade or nut socket
    • B25B21/023Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with means for imparting impact to screwdriver blade or nut socket for imparting an axial impact, e.g. for self-tapping screws
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/02Arrangements for handling screws or nuts
    • B25B23/08Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation
    • B25B23/10Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation using mechanical gripping means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25B23/103Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation using mechanical gripping means for gripping threaded studs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば自動車及び家具産業等に用い
られる自動スタツド植込装置に係わり、特に鋲や
ボルトを部材に自動的に植込む装置に関する。
スタツド植込装置は通常スタツドを把持すると
共にそれをある部材に螺入することができるもの
であり、また該装置の工具からスタツドをねじ緩
めるというようなことなしに該スタツドを該装置
から自動的に開放することができるものである。
従来、自動スタツド植込装置として例えば米国
特許第2743639号が提案されているが、この特許
に係わる装置は構造が極めて複雑であつて製作及
び組立が困難であるという欠点を有していた。そ
こで出願人はこれを解決するものとして、特開昭
57−41180号及び特開昭58−4366号に係わる自動
スタツド植込装置を提案した。
本発明の主な目的は、前記同出願人に係わる自
動スタツド植込装置を更に改良するものであり、
即ちきわめて少数の工具で容易にかつ迅速に組立
てることができ、従来の自動スタツド植込装置に
比較して製作がより容易であり、最大外側外径が
従来の自動スタツド植込装置よりも小さく、従来
のより大型の自動スタツド植込装置を用いること
ができないような作業場所に用いられ、かつ使用
中に破損するようなことがない自動スタツド植込
装置を提供することにある。
本発明は中空の本体と;本体内に配置されると
共にその長手方向軸線に沿つて延びる空洞を有す
るキヤリツジと;前記キヤリツジの空洞内に挿入
され、該キヤリツジとは相対的に回転不能とさ
れ、該キヤリツジの軸線に沿つて同時に一体的に
摺動しうる一対の対向したジヨーと;前記ジヨー
をキヤリツジに対して少なくとも開き位置及び閉
じ位置に移動せしめる装置と;前記一対のジヨー
に設けられ、ジヨーが閉じ位置にある場合にスタ
ツドを互いに回転不能の状態で把持すると共に、
前記ジヨーが開き位置にあるときにスタツドを解
放する把持手段と;前記ジヨーの表面に一体的に
形成された保持部及び前記空洞の表面に一体的に
形成された保持部を有して前記ジヨーが開き位置
にある場合に前記両保持部は互いに当接してジヨ
ーが前記キヤリツジから離脱するのを防止し、前
記ジヨーが閉じ位置にある場合に前記両保持部は
当接せずに前記ジヨーが前記キヤリツジから離脱
しうるようにした保持手段と;を備え、前記キヤ
リツジは前記本体に対して軸方向に移動可能とさ
れ、前記キヤリツジを回転させることによつて前
記ジヨーを回転させ、これによつてスタツドを工
作物に植込むようにしたものである。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
本発明に係わる自動スタツド植込装置は本体1
0と、カラー20と、被駆動ヘツドと、キヤリツ
ジ40と、キヤリツジ中の二組のボール(2つの
上側ロツクボール44と2つの下側ロツクボール
46)と、一組のジヨー50と、プランジヤ装置
60と、深さゲージ200とにより構成されてい
る。
本体10は円筒状部材であり、その外周におい
て均一なねじを設けるのがよい。この本体の内周
側は異なつた断面径を有する円筒状の空洞を有し
ている。図面に示した実施例においては、その最
小径の部分は前記キヤリツジの棚14と本体の底
縁部との間を延在するようになつている。この最
小径の部分にはその中間位置において本体10の
前記内部空洞において環状拡大部120が設けら
れ、その環状拡大部120の機能は以下に詳しく
説明する。この環状拡大部120の上縁には、傾
斜されたカム面100が設けられている。
前記本体の内部空洞の最小径部分の上縁は、前
述のようにキヤリツジ棚14で終端するが、ここ
において内部空洞の径は急激にいくらか大径の円
筒断面を有するように増加される。このいくらか
大径の断面は同様に頭部棚12において急激に終
端し、ここにおいて前記内部空洞は再び拡大され
てもう一つの円筒状断面となる。
被駆動ヘツド30は本体の内部空洞の上部内に
配置されている。この被駆動ヘツド30はその下
端において、本体10の上側部分と該被駆動ヘツ
ド30の下側部分との間にわずかな間隙を残すよ
うな円筒状の外周面を有し、この外周面はしかし
前記頭部棚12を通りこして移動するには大き過
ぎる形状となつている。この被駆動ヘツド30は
カラー20によつて本体の内部空洞の上段部内に
維持され、このカラー20は本体10の外表面に
ねじ固定される。このように、被駆動ヘツド30
は本体の内部空洞内において軸方向については確
実に固定されるが、該内部空洞に対して回転はで
きるようになつている。
キヤリツジ40は全体的に円筒状に形成され、
その大部分の外周は本体の内部空洞の最小径の部
分内で摺動及び回転ができるような寸法となつて
いる。このキヤリツジの最上端部はその断面形が
急激に増加されてキヤリツジ頭部41を形成する
ようになつている。このキヤリツジ頭部の径は、
該キヤリツジ頭部が頭部棚12を越えて移動しう
るように十分に小さく、しかしキヤリツジ棚14
を越えて通過することができないように大きくな
つている。このキヤリツジ頭部41の軸方向長さ
は、本体の内部空洞の中間径、即ち頭部棚12と
キヤリツジ棚14との間の部分の軸方向長さより
も実質的に短くなるようになつている。
従つて、キヤリツジ40は本体の内部空洞内で
その軸方向の動きが制限されるようになつてい
る。即ち軸方向の動きの上限はキヤリツジ頭部4
1が被駆動ヘツド30の底部に接触する位置によ
つて決定され、またその下限はキヤリツジ頭部4
1がキヤリツジ棚14に接触する位置で決定され
ている。また、キヤリツジの外周及び本体の内部
空洞の表面は共に円筒状であるため、キヤリツジ
40は自由に本体10内で回転できるようになつ
ている。
キヤリツジ40の内部は全体的に円筒状の空洞
38となつており、この空洞はその底部において
キヤリツジの外周と連通されている。好ましく
は、キヤリツジの壁面が4つの孔、即ち2つの直
径方向に対向した上側キヤリツジ孔45と2つの
直径方向へ対向した下側キヤリツジ孔47とによ
つて貫通させるのがよい。この上側キヤリツジ孔
の軸方向における位置は、キヤリツジ頭部がキヤ
リツジ棚14に接触している時には、該上側キヤ
リツジ孔が前記環状拡大部120と相合致し合
い、キヤリツジ頭部41が被駆動ヘツド30の底
部と接触するときには第3図に示すように前記環
状拡大部120とはずれた位置すなわち合致しな
い位置になるようにされている。下側キヤリツジ
孔47はその軸方向位置において、本体の内部空
洞の最小径部分と常に合致するようにキヤリツジ
40に沿つて設けられている。
キヤリツジ40の最下端部分は本体10の底部
を越て下方に延在し、特別な開口形状で終端する
ようになつている。この開口は第1図に示すよう
な閉部102と、第2図に示すような保持部10
4とを有しており、これらの機能は以下に詳しく
説明する。
このキヤリツジ40はジヨー50の組体を包囲
するものである。これらのジヨーは図においては
断面で示されているが、各ジヨー50は特開昭58
−4366号に示したジヨーと同様に全体として略円
筒形状となつている。各ジヨー50の平面方向か
ら見た内側面は半円状の断面の溝51となつてお
り、この溝51はジヨーの長手方向に延在してい
る。この溝51の下部はねじ部54となつてお
り、スタツドのねじと対応するようなねじとなつ
ている。ジヨーがスタツドに対して閉じられた場
合には、ねじ部54はスタツドのねじを疵つける
ことなく、該スタツドを把持することができるよ
うになつている。
溝51のねじ部54よりも上部側の位置内には
プランジヤ装置60が嵌込まれている。このプラ
ンジヤ装置60はピボツトシリンダ65によつて
ジヨーの溝51内に保持されており、このピボツ
トシリンダ65は図においては紙面に直角に配置
されるように表わされている。このピボツトシリ
ンダ65は各ジヨー50の内側表面にそれぞれ設
けられた一対のピボツト溝55に設置されてい
る。このピボツト溝55はジヨー50の幅方向に
横方向に即ち、該工具の長手軸と直角な方向に延
在している。ジヨー50はキヤリツジ40内に保
持されてピボツトシリンダ65がピボツト溝55
によつて形成される保持面からすべり落ちないよ
うに、開くことが規制されているために、ピボツ
トシリンダ65は確実にジヨー50の間の空間内
に保持されている。
ピボツトシリンダ65はシヤフト66によつて
プランジヤ装置60上に摺動可動に取り付けられ
ている。前記ピボツトシリンダ65を越えて突出
するシヤフト66の端部にはストツパ67が固定
されている。このストツパは周知の開放可能な手
段、例えば螺合によつてシヤフト66に固定され
ている。このシヤフト66はピボツトシリンダ6
5を越えて更に本工具の底部に向つて延在し、頭
部としての円環62となつて終端するようになつ
ている。この円環62はばね114によつてピボ
ツトシリンダ65から離間する方向に付勢されて
いる。
各ジヨーの内部溝51はその下方端部であつ
て、前記ねじ部54よりも上の位置において半円
環状の閉溝52を有している。この閉溝52の寸
法は、ジヨーの前記ねじ部54がスタツドのねじ
と整合する程度に十分にジヨーが互いに接近した
場合においても、なお円環62と該閉溝52との
間に間隙が維持されるように十分に大きくなつて
いる。
円環62の底縁には傾斜した開き面108が設
けられており、この開き面108は前記閉溝52
の底部にある開き縁53に対してばね114の付
勢力によつて圧接するようになつている。円環6
2が開き縁53を通過した場合には、該円環62
は溝51の阻止表面130に接触するようになつ
ており、この阻止表面は前記閉溝52よりも小さ
な半円状の径を有している。このように円環62
と阻止表面130とが接触することによつて、ス
タツドが本工具の端部にばね114の付勢力に抗
して挿入されると共に、円環62を閉溝52内に
押込むまでは、ジヨー50は互いに接近すること
を阻止される。
ジヨー50の底部の外表面は特殊な形状を呈し
ている。即ちジヨーの底部は第1図に明らかに示
すように閉部112と第2図に明らかに示すよう
に保持部106とを有している。スタツドがジヨ
ー50の間に挿入されて円環62に当接し、該円
環を閉溝52内に押込んだ場合、ジヨー50はキ
ヤリツジ40の内部の上方に押込まれる。この場
合ジヨーの閉部112はキヤリツジの閉部102
に当接し、両者が互いに傾斜した表面を有するた
めにジヨー50の底部は楔作用で互いに接近し、
これによつてジヨーのねじ部54は確実にスタツ
ドを把持することになる。
スタツドが本工具の底部方向に引張られる場合
には、前記両閉部102,112がもはやジヨー
50の底部を押し付けなくなるまで、ねじ部54
とスタツドのねじとの間の把持機能によつてジヨ
ー50はキヤリツジ40から引き出される。そし
てスタツドねじの傾斜した表面は、ねじ部54の
ねじの傾斜した表面と協働してジヨー50の底部
を互いに離間するように作用し合う。これによつ
て各ジヨー50の内部表面にある前記開き縁53
は互いに引き離され、円環62をばね114の付
勢力によつて該開き縁53を越えて通過させる。
これによつて円環62は阻止表面130に当接す
る。それぞれのジヨーの保持部106間の距離に
よつて決定される直径は、この時点でキヤリツジ
の保持部104の内側直径より大きくなる。従つ
てジヨー50は確実にキヤリツジ40内に保持さ
れ、円環62は強制的に阻止表面130との当接
関係が解除されるまで、即ち閉溝52内に押し込
まれるまでは該ジヨーはキヤリツジ40から移動
できない。ここでジヨー50の両閉部112間の
距離は閉部102におけるキヤリツジ40の小さ
な内部直径よりも大きくなつている。ジヨー50
が円環62と阻止表面130との係合によつて互
いに離間されているため、ジヨー50はキヤリツ
ジ40内に押し戻されることは阻止されている。
ここで前記保持部104,106と閉部10
2,112はキヤリツジ40及びジヨー50に対
して一体的な部分として形成することがよく、そ
のようにすれば本工具の信頼性、強度及び寿命は
向上する。このことは各要素及びそのそれぞれの
形状を単一材料によつて形成すればより効果的と
なる。
各ジヨー50の外側表面には内側ロツク溝14
0が設けられている。これらの内側ロツク溝14
0は、一組の前記ジヨー50がプランジヤ装置6
0の回りに組付けられた場合にジヨー50の一部
に沿つて長手方向に長く延在するようになつてい
る。またこれらの内側ロツク溝40は、前記保持
部104が保持部106に係合したとき及び前記
閉部102が前記閉部112に係合したときの両
場合において、前記下側キヤリツジ孔47と合致
するように十分にジヨー50の長手軸線方向に沿
つて長く設けられている。
下側キヤリツジ孔47内には下側ロツクボール
46が配置され、この下側ロツクボール46は該
下側キヤリツジ孔47内に位置しながら前記内側
ロツク溝40にも突出するように十分に大きい直
径とされている。前記ロツク溝140は下側ロツ
クボール46の直径よりも広くは形成されていな
いため、組付けられたジヨー50はこれによつて
キヤリツジ40とはその回転方向にロツクされて
いる。即ち、キヤリツジ40に作用する回転力は
下側ロツクボール46を介してジヨーの組体の内
側ロツク溝140に伝達されるようになつてい
る。ジヨーがその閉位置に至つた場合には前記ロ
ツク溝の底部は実質的に本工具の軸と平行とな
る。
更にジヨー50の外表面には前記内側ロツク溝
140よりも上方において凹所110が設けられ
ている。この凹所110は前記内側ロツク溝14
0と同様に長手方向に延びる溝形状としてもよ
く、またはジヨー50の外表面の小径断面部分の
形状をとることもできる。もし後者の形状が選択
された場合には、上側ロツクボール44はキヤリ
ツジ40に作用するトルクをジヨー50に伝達す
ることはできないが、しかしこの機能はすでに前
記下側ロツクボール46によつて達成されてお
り、従つて該凹所110はこのトルク伝達機能を
達成するためという目的のみについては必ずしも
必要ではない。
この凹所110のジヨー50上における長手方
向の位置は、前記保持部104,106が完全に
係合した場合には上側キヤリツジ孔45とは合致
せず、閉部102が完全に閉部112と圧接され
てスタツドを把持するときには上側キヤリツジ孔
45と合致するようになつている。
この上側キヤリツジ孔45内には上側ロツクボ
ール44が配置され、該上側ロツクボール44は
キヤリツジの壁の厚みよりも大きな直径を有して
いる。このように上側ロツクボール44は大きな
寸法をもつているため、該上側ロツクボール44
の一部は上側キヤリツジ孔45によつて提供され
る空間以外の他の空間に保持されなければならな
い。前記ジヨー50が開いた場合、即ち両保持部
104,106が完全に係合した場合、前記凹所
110は上側キヤリツジ孔45とは合致しておら
ず、従つてロツクボール44は本体の環状拡大部
120内に保持されなければならない。両閉部1
02,112が係合してスタツドが確実に把持さ
れた場合、ジヨー50は第2図に示すような位置
に移動し、凹所110は上側キヤリツジ孔45と
合致する。これによつて形成された余分なスペー
スのため、前記環状拡大部120の上縁にあるカ
ム表面100は上側ロツクボール44を凹所11
0に向けて内側に押し出し、完全に環状拡大部1
20から追い出す。本工具に更に下側に向つて力
が作用するとキヤリツジは本体の空洞内を上方に
移動し、キヤリツジ頭部41が被駆動ヘツド30
の下側表面に接触するまで上方に移動する。
キヤリツジ頭部41の上側表面と被駆動ヘツド
30の下側表面とにはそれぞれ互いに係合しうる
相補形状が設けられ、キヤリツジ頭部41が被駆
動ヘツド30に接触した場合に両者間に回転方向
の連結が形成されるようになつている。このため
の形状の具体的な例が第2図及び第3図にその端
部のみについて断面ではない状態で表わされてい
る。即ち、キヤリツジ頭部41にはその直径方向
を横切つて直立柱141が設けられ、この直立柱
141は第2,3図に示すように矩形断面を有し
ている。この直立柱141は被駆動ヘツド30の
下側表面に設けられた対応するスロツト134と
合致するように形成されている。この直立柱14
1がスロツト134に係合した場合、被駆動ヘツ
ド30とキヤリツジ40とは回転方向について係
合され、これによつて被駆動ヘツド30に作用す
るトルクはキヤリツジ40に伝達しうるようにな
つている。
好ましくは、被駆動ヘツド30の底面は平坦で
はなく、本工具の軸について対称に配置された2
つの面取溝210を備えたものがよい。各面取溝
210は第4図に示すように、被駆動ヘツドの最
下端部分から上方にキヤリツジ40及び直立柱1
41から離れるように傾いて延び、その方向にス
ロツト134の半径方向最外縁で終端するように
傾いた形状とするのがよい。この面取溝210は
その端の部分が第2,3図に示されている。面取
溝210の傾斜方向は、被駆動ヘツドに回転入力
が与えられてキヤリツジがまだ回転し始めない時
に、直立柱141の頂部とこれと直接対向する被
駆動ヘツドの底部との距離が、該面取溝210が
直立柱141を通過するに従つて徐々に大きくな
るように決定される。
次に作用を説明する。まだ回転しないキヤリツ
ジ頭部41及びその直立柱141が被駆動ヘツド
30に向つて進むとき、直立柱141の頂部は面
取溝210に接触し、これによつて円滑にスロツ
ト134の最下端をいくらか越えた位置まで上方
に進行する。直立柱はスロツト134に向つて更
に前進されて面取溝210がなくてもよいような
位置まで前進され、この結果スロツト134と直
立柱141との迅速な係合が容易に達成される。
更に、直立柱141が矩形断面であるため、面取
溝210と協働してキヤリツジを引き出した場合
に、迅速にスロツト134と直立柱141がその
係合を解除するようになつている。このことは直
立柱141とスロツト134が離間しながらも互
いに回転しながら干渉する程度に十分に接近し合
うような状態の場合、被駆動ヘツド30とキヤリ
ツジ40の両方に作用し得るような軸方向の衝撃
を減少させることができる。
直立柱141の高さはキヤリツジ40が本体内
で軸方向に摺動しうる距離よりも小さくされてい
る。このことはキヤリツジ頭部41がキヤリツジ
棚14と係合関係にあるときには、キヤリツジ4
0と被駆動ヘツド30とは回転方向に係合してい
ないことを意味する。被駆動ヘツド30とキヤリ
ツジ40との間には解除ばね116が配置され、
この解除ばね116によつて両部材は回転方向に
係合しない位置に付勢されている。
直立柱41の高さと被駆動ヘツド30及びキヤ
リツジ頭部41の間の軸方向の空間との関係は、
キヤリツジ頭部41がキヤリツジ棚14よりも上
方にかなり離間している場合においても直立柱1
41がスロツト134から解放されているように
なつている。このことは被駆動ヘツド30によつ
てキヤリツジ40に与えられる回転駆動力が最初
に解放されたときに、前記上側キヤリツジ孔45
が環状拡大部120と合致しないことを意味す
る。この場合、上側キヤリツジ孔45と該拡大部
120とが合致していないために、ジヨー50は
その閉状態を維持しスタツドを確実に把持してい
る。従つて本工具はジヨーが閉位置にない限りス
タツドを植込むこむことがないようになつてい
る。
本体10の外周には深さゲージ200が設けら
れている。この深さゲージ200は好ましくは、
中空の円筒状に形成するのがよく、かつ本体10
の外周に形成されたねじに螺合しうるねじを内周
面に少なくとも備えるものがよい。第1,2図に
示すように、深さゲージ200の底部はキヤリツ
ジ40の最も延長された下端よりもさらに下方に
延在している。この深さゲージ200のキヤリツ
ジ40を越えて延長する距離は、深さゲージ20
0の本体10の外周に対する螺合位置を調節する
ことによつて調節することができ、所望の位置で
該深さゲージをねじ付きの下側カラー81によつ
て固定すればよい。深さゲージの機能は以下に説
明するスタツドの植込み操作と共により詳しく説
明する。
第1図には、本工具がまた植込まれていないス
タツドに設置される直前の状態が示されている。
ジヨー50は開かれ、かつ保持部104,106
が完全に係合しており、これによつてキヤリツジ
40からジヨーが脱け落ちるのが防止されてい
る。上側ロツクボール44は環状拡大部120内
にある。キヤリツジ頭部41はキヤリツジ棚14
に接触しており、また直立柱141は従つてスロ
ツト134とは係合していない。本工具とスタツ
ドが互いに接近するにつれ、スタツドはプランジ
ヤ装置60と接触し、円環62を阻止表面130
から離間する方向に動かすと共に、閉溝52内に
押込む。本工具のスタツドに対する動きがさらに
進むことによつて、閉部102,112が互いに
作用し合い、ジヨー50をしてスタツドを確実に
把持せしめる。
第2図に示す状態において、凹所110は上側
キヤリツジ孔と合致するようになり、カム面10
0が上側ロツクボール44を環状拡大部120か
ら押出すと共に、該凹所110内に押込むことを
許容する。この状態でキヤリツジは本体に対して
軸方向に動くことができ、直立柱141とスロツ
ト134はまだ係合していないが、キヤリツジは
被駆動ヘツド30に対して接近し始める。
第3図において、本工具はスタツドに対してさ
らに前進される。直立柱141がスロツト134
と係合すると、被駆動ヘツド30に加えられてい
る回転力がキヤリツジ、下側ロツクボール46及
びジヨー50を駆動し、これによつて回動力がス
タツドに与えられる。この第3図に示す状態で、
スタツドは工作物に螺合され始め、深さゲージ2
00は工作物に接近する。
第4図において深さゲージ200は確実に工作
物に接触している。深さゲージ200は本体10
に強固に連結されているため、本体10はさらに
工作物に対して前進することはない。しかしなが
ら、直立柱141とスロツト134とはその係合
を継続するため、スタツドはさらに工作物内に螺
入され、かつキヤリツジは被駆動ヘツド30から
離れるように下方に向つて引き出されるようにな
る。第4図に示す状態では、キヤリツジ40は被
駆動ヘツド30から十分に離間しており、直立柱
とスロツトはその係合を解かれ、スタツドに与え
られていた回動力はもはや作用していないと共
に、スタツドの植込みは完了している。本工具を
取り除く場合には、単に本工具をスタツド及び工
作物から上方に引き離せばよい。即ち、本工具の
本体10を引き上げると、本体10のキヤリツジ
棚14がキヤリツジ頭部41の位置に上げられ、
本体10の環状拡大部120と上側キヤリツジ孔
45とが合致し、上部ロツクボール44がジヨー
50の凹所110から上部キヤリツジ孔45と環
状拡大部120に入り、キヤリツジ40はジヨー
50との係合が解除されて以後相対移動可能にな
る。続いて本体10を引き上げると、キヤリツジ
棚14とキヤリツジ頭部41との係合によりキヤ
リツジ40が上げられ、ジヨー50のねじ部54
がスタツドのねじに把持されているので、キヤリ
ツジ40の閉部102はジヨー50の閉部112
から引き上げられる。そして閉部102と閉部1
12との係止が解除され、かつばね部114の弾
性力によりジヨー50を上方に上げる力が働くの
で、ねじ部54の傾斜表面とスタツドのねじの傾
斜表面とが協同して一対のジヨー50の底部を開
くように作用し、ジヨー50の開き縁53が離さ
れる。更にばね部114の弾性力により円環62
の傾斜開き面108が開き縁53を押し開き、円
環62が阻止表面130に当接される。これによ
りねじ部54が十分に開き、ねじ部54とスタツ
ドとの把持が完全に解除され、本工具はスタツド
から自由に引き上げられる。尚、ジヨー50はキ
ヤリツジ40の保持部104とジヨー50の保持
部106との係合により本工具から離脱するのが
防止される。
ジヨーとキヤリツジとの間の相対的な動きによ
つて、上側キヤリツジ孔45は環状拡大部と合致
するようになり、かつ凹所110の上縁は上側ロ
ツクボール44を強制的に環状拡大部に押込む。
このようにしてスタツドは自動的に本工具から解
放され、本工具は次の作業に回すことができる。
本発明に係わる自動スタツド植込装置を分解す
る場合には、まず本装置は第1図に示すような状
態、即ちジヨー50が開いた状態にされる。螺合
されているカラー20を本体10から取り除き、
これによつて被駆動ヘツド30を解放しばね11
6を本体10から取り除く。
ジヨー50が開いた位置にあり、上側ロツクボ
ールが強制的に環状拡大部120内に押し込まれ
ているため、キヤリツジ40は最初は本体10の
内側から引き出すことはできない。そこでスタツ
ドをプランジヤ装置60と係合するようにジヨー
50内に挿入し、これによつてジヨーは上記のよ
うに閉じ状態となる。
これによつて、上側ロツクボール44はカム表
面100によつて凹所110内に移動され、キヤ
リツジ40は本体10から引き抜くことができ
る。上下キヤリツジ孔45と47は外部に露出さ
れ、上側及び下側ロツクボール44,46が取り
除かれる。
ジヨー50をキヤリツジ40から取り除く際に
は、該ジヨー50は引き抜かれる際に閉じ状態を
維持しなければならない。これは保持部104が
保持部106に接触しジヨー50の離脱を阻止す
ることを防止するためである。本装置を組付ける
際には上記と逆の操作をすればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる自動スタツド植込装置
の操作開始状態を示す断面図、第2図は同装置の
操作サイクルの中間時点を示す断面図、第3図は
同装置の操作サイクルのさらに進んだ時点を示す
断面図、第4図は同装置のさらに他の操作サイク
ルの時点を示す断面図である。 10……本体、30……被駆動ヘツド、40…
…キヤリツジ、44,46……ロツクボール、4
5,47……キヤリツジ孔、50……ジヨー、6
0……プランジヤ装置、62……円環、102,
112……閉部、104,106……保持部、1
10……凹所、120……環状拡大部、140…
…内側ロツク溝、141……直立柱、210……
面取溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中空の本体と;本体内に配置されると共にそ
    の長手方向軸線に沿つて延びる空洞を有するキヤ
    リツジと;前記キヤリツジの空洞内に挿入され、
    該キヤリツジとは相対的に回転不能とされ、該キ
    ヤリツジの軸線に沿つて同時に一体的に摺動しう
    る一対の対向したジヨーと;前記ジヨーをキヤリ
    ツジに対して少なくとも開き位置及び閉じ位置に
    移動せしめる装置と;前記一対のジヨーに設けら
    れ、ジヨーが閉じ位置にある場合にスタツドを互
    いに回転不能の状態で把持すると共に、前記ジヨ
    ーが開き位置にあるときにスタツドを解放する把
    持手段と;前記ジヨーの表面に一体的に形成され
    た保持部及び前記空洞の表面に一体的に形成され
    た保持部を有して前記ジヨーが開き位置にある場
    合に前記両保持部は互いに当接してジヨーが前記
    キヤリツジから離脱するのを防止し、前記ジヨー
    が閉じ位置にある場合に前記両保持部は当接せず
    に前記ジヨーが前記キヤリツジから離脱しうるよ
    うにした保持手段と;を備え、前記キヤリツジは
    前記本体に対して軸方向に移動可能とされ、前記
    キヤリツジを回転させることによつて前記ジヨー
    を回転させ、これによつてスタツドを工作物に植
    込むようにした自動スタツド植込装置。 2 前記キヤリツジの前記本体に対する相対的な
    軸方向の移動によつて、キヤリツジに対する回転
    力の係合が係脱され、かつジヨーが開き位置にあ
    る場合にキヤリツジが本体に対して移動すること
    を確実に防止する手段が設けられた特許請求の範
    囲第1項記載の自動スタツド植込装置。 3 前記キヤリツジの移動を防止する手段は、少
    なくとも一つの上側ロツクボールと、本体の内側
    表面に設けられた拡大部と、キヤリツジの壁面を
    貫通する上側孔と、前記ジヨーの一部に設けられ
    た凹所とを備え、前記上側ロツクボールはキヤリ
    ツジの壁の厚さよりも大きな直径を有して前記上
    側孔内に担持され、前記ジヨーが開き位置にある
    場合に、前記拡大部と前記上側孔が合致すると共
    に前記凹所はこれらに合致せず、前記上側ロツク
    ボールは前記拡大部に突出してキヤリツジと本体
    との相対的な動きを防止するようにした特許請求
    の範囲第2項記載の自動スタツド植込装置。 4 前記ジヨーが閉じ位置にある場合に、前記凹
    所は前記上側孔に合致し、前記上側ロツクボール
    は前記拡大部から脱け出して前記キヤリツジを前
    記本体に対して軸方向に移動可能とする特許請求
    の範囲第3項に記載の自動スタツド植込装置。 5 前記ジヨーの把持手段を越えて延びる前記本
    体の延長部分は深さゲージとされ、スタツドが所
    定深さまで工作物に螺入された場合に前記深さゲ
    ージは該工作物に接触して本体がさらに工作物に
    対して前進することを防止し、スタツドがさらに
    回転することによつて前記キヤリツジは前記本体
    から引き出される方向に移動され、これによつて
    前記キヤリツジは回転駆動力との係合が解除され
    る特許請求の範囲第4項記載の自動スタツド植込
    装置。 6 前記深さゲージは調節可能とされた特許請求
    の範囲第5項記載の自動スタツド植込装置。 7 前記ジヨーとキヤリツジとの相対的な回転を
    防止する機構は、少なくとも一つの下側ロツクボ
    ールと、該ロツクボールに対応してキヤリツジの
    壁に形成された下側孔と、前記下側ロツクボール
    に対応して前記ジヨーに設けられた長溝とを備
    え、前記下側ロツクボールは対応する下側孔に部
    分的に担持されると共にジヨーの前記長溝に突出
    し、ジヨーが閉じ位置にある場合に前記長溝の底
    部は前記軸線に沿つて平行に形成されている特許
    請求の範囲第4項記載の自動スタツド植込装置。 8 前記ジヨーが開き位置に移動するための手段
    は、前記ジヨー間に形成された軸方向の穴と、該
    穴内に設けられ開き縁を有する円環溝と、前記穴
    内に配置されると共に頭部を備えたプランジヤ
    と、を備え、前記プランジヤの頭部が前記円環溝
    内に実質的にあるときに該頭部と円環溝との間に
    間隔が残され、該頭部は円環溝の前記開き縁に対
    して圧接されることによつて前記ジヨーを互いに
    引き離して開き位置に移行せしめる特許請求の範
    囲第4項記載の自動スタツド植込装置。 9 前記ジヨーを閉じ位置に移動させる手段は、
    各ジヨーの表面にそれぞれ一体的に設けられた閉
    部と、前記キヤリツジの空洞の表面に一体的に形
    成された閉部とを備え、ジヨーが該空洞に向つて
    移動する場合に前記両閉部が互いに圧接し合つて
    前記ジヨーを閉じ位置に移行せしめる特許請求の
    範囲第8項記載の自動スタツド植込装置。 10 長手方向軸を備え、該軸に沿つて延在する
    空洞を備えたキヤリツジと;前記空洞内に挿入さ
    れ前記キヤリツジの軸に沿つて同時に一体となつ
    て摺動しうる一対の対向するジヨーと;前記ジヨ
    ーを少なくとも開き位置と閉じ位置に位置せしめ
    る手段と;前記一対のジヨー内に設けられ、前記
    ジヨーが閉じ位置にある場合にスタツドを互いに
    回転しない状態で把持し、前記ジヨーが開き位置
    にある場合にスタツドを開放する把持手段と;前
    記ジヨーを前記キヤリツジ内に保持し前記ジヨー
    及びキヤリツジ間の相対的な回転を実質的に防止
    する非回転手段と;を備え、該非回転手段は、少
    なくとも一つの下側ロツクボールと、前記キヤリ
    ツジの空洞の表面に設けられた前記ボール用の孔
    と、前記下側ロツクボールに対応して前記ジヨー
    の壁面に設けられた溝とを備え、前記下側ロツク
    ボールは前記孔及び前記溝内に担持されると共
    に、前記溝は前記ジヨーの長手方向に沿つて延在
    し、ジヨーが閉じ位置にある場合に前記溝の底部
    表面はキヤリツジの軸に平行とされ、ジヨーが閉
    じ位置にある場合に前記キヤリツジが回転される
    と、前記ジヨー及びこれに伴つてスタツドが回転
    される自動スタツド植込装置。 11 前記キヤリツジは、ジヨーが閉じ位置にあ
    る場合に中空の本体に対して軸方向に移動可能と
    され、ジヨーが開き位置にある場合に前記本体に
    対して移動を阻止される特許請求の範囲第10項
    記載の自動スタツド植込装置。 12 前記キヤリツジの移動を阻止する手段は、
    少なくとも一つの上側ロツクボールと、本体の内
    側表面に設けられた拡大部と、キヤリツジの壁を
    貫通して設けられた上側孔と、ジヨーの一部に設
    けられた凹所とを備え、前記上側ロツクボールは
    キヤリツジの壁の厚さよりも大きな直径を有する
    と共に前記上側孔に担持され、ジヨーが開き位置
    にある場合に前記拡大部と上側孔は合致するが前
    記凹所はこれらに合致せず、これによつて上側ロ
    ツクボールは前記拡大部内に突出してキヤリツジ
    と本体との相対的な動きを防止する特許請求の範
    囲第11項記載の自動スタツド植込装置。 13 前記ジヨーが閉じ位置にある場合に、前記
    凹所は前記キヤリツジの上側孔と合致し、前記上
    側ロツクボールは拡大部から脱け出して前記キヤ
    リツジを本体に対して軸方向に移動可能とする特
    許請求の範囲第12項記載の自動スタツド植込装
    置。 14 前記ジヨーを開き位置に移動せしめる手段
    は、前記ジヨー間に設けられた軸方向の穴と、該
    穴内に設けられて開き縁を有する円環溝と、該穴
    内に配置されて頭部を有するプランジヤとを備
    え、前記頭部が前記円環溝内に実質的にある場合
    に該頭部と円環との間に間隔が形成され、該頭部
    は前記円環溝の開き縁に圧接してジヨーを開き位
    置にむけて互いに開かせる特許請求の範囲第13
    項記載の自動スタツド植込装置。 15 前記ジヨーを閉じ位置に移動させうる手段
    は、各ジヨーの表面に一体的に形成された閉部
    と、前記キヤリツジの空洞の表面に一体的に形成
    された閉部とを備え、前記ジヨーが前記空洞に向
    つて移動する場合に前記両閉部が互いに圧接し合
    いジヨーを閉じ位置に移行せしめる特許請求の範
    囲第14項記載の自動スタツド植込装置。
JP58028384A 1983-02-14 1983-02-22 自動スタツド植込装置 Granted JPS59152071A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/466,069 US4513643A (en) 1982-03-24 1983-02-14 Automatic stud driving tool
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Publication Number Publication Date
JPS59152071A JPS59152071A (ja) 1984-08-30
JPS6219991B2 true JPS6219991B2 (ja) 1987-05-01

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ID=23850330

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JP58028384A Granted JPS59152071A (ja) 1983-02-14 1983-02-22 自動スタツド植込装置

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US (1) US4513643A (ja)
JP (1) JPS59152071A (ja)
KR (1) KR860000005B1 (ja)
CA (1) CA1217365A (ja)
DE (2) DE8335933U1 (ja)
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FR (1) FR2540772B1 (ja)
GB (1) GB2135922B (ja)
HK (1) HK12788A (ja)
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