JPS63191525A - 雄螺子用増し締め工具 - Google Patents

雄螺子用増し締め工具

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JPS63191525A
JPS63191525A JP2322887A JP2322887A JPS63191525A JP S63191525 A JPS63191525 A JP S63191525A JP 2322887 A JP2322887 A JP 2322887A JP 2322887 A JP2322887 A JP 2322887A JP S63191525 A JPS63191525 A JP S63191525A
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chuck
tool
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tightening
screw element
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被螺着部材に螺着した雄螺子を増し締めする
工具に関する。
雄螺子の増し締めを必要とする作業には、例えば、第1
0図に示す如く、混合水栓本体からなる被螺着部材1に
、脚部配管の外周に雄捩子部2a、2bを形成した雄螺
子2の雄捩子部2aを仮螺着した後に、雄螺子2を増し
締めするものがある。ところで、仮螺着した雄螺子2に
おける雄捩子部2b以外に掴み部分がない場合には、パ
イプレンチを用いて前記増し締め作業を行なうことが不
可能である。
[従来の技術] そこで従来は、同図に示す増し締め工具3を用いて増し
締め作業を行なっていた。増し締め工具3は、雄螺子2
の先端寄りが螺入する上方層捩子部4a及び上方層捩子
部4aと略々同軸で且つ上方層捩子部4aと逆振子関係
の下方層捩子部4bを形成した固定ボス部4と、下方層
捩子部4bに螺着したハンドル捩子5とで構成されてい
る。増し締め作業は、上方層捩子部4aに螺入した雄螺
子2の先端にハンドル捩子5の上端部5aを当接させる
ことにより雄捩子2の螺入を阻止させ、被螺着部材1を
手作業で回動させて雄螺子2の増し締めを行なった後に
、ハンドル捩子5を逆回転させて弛めることにより、雄
螺子2の先端とハンドル捩子5の上端部5aとの強固な
当接関係を解除して、固定ボス部4の上方雌捩子部4a
から雄捩子2を螺脱して作業を完了する。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の増し締め工具3は、固定ボス部4に雄捩
子2を螺入する作業、ハンドル捩子5を雌螺子2に当接
する作業、被螺着部材1を増し締め回動する作業、ハン
ドル捩子5を弛める作業及び固定ボス部4から雄捩子2
を螺脱する一連の作業を手作業で行なう必要があるため
、次の如き問題点があった。
!al  手作業のため作業能率が非常に悪く、作業工
数が増大する。
(1))  増し締め力に個人差があるため均一な増し
締めを確保することが困難であり。特に増し締め力が不
充分な場合には漏水等の不都合を招くことがあり、逆に
増し締め力が大きい場合には捩子切れを起すことがある
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するための本発明に係る雄螺子用増し
締め工具の要旨は、被螺着部材に螺着した雄螺子を増し
締めする工具において、内部に雄螺子送込み空間を形成
したハウジングと、該ハウジング内に、雄螺子送込み空
間の外周の強制待機位置から螺子掴み位置へ進退する掴
み爪の複数個を回動自在に枢支したチャックと、上記掴
み爪の外側面に形成された傾斜面群からなるチャックテ
ーパ部に緊締嵌着する嵌着部が形成され且つ後退位置か
ら緊締嵌着位置まで進退するチャック緊締具と、前記チ
ャックを回転駆動する定トルク駆動具とから構成したこ
とである。
[作° 用] ハウジング内に回動枢支されたチャックのチャックテー
パ部にチャック緊締具の嵌着部が緊締嵌着すると、チャ
ックを構成する掴み爪の各々は、螺子掴み位置へ前進し
て、雄螺子送込み空間内に有る雄螺子を強固に掴む。定
トルク駆動具の起動により発生した回転力は、チャック
に伝達され、チャックを定トルクで自動回転させてチャ
ックで掴んだ雄螺子を増し締めする。チャックの回転停
止に伴ないチャック緊締具を後退させると、チャックは
、チャックテーパ部に作用する緊締力が解除されるので
強制待機位置まで強制後退し、雄螺子の掴み状態を自動
解除する。
[実施例の説明] 以下、本発明に係る雄螺子用増し締め工具(以下、「本
発明王具」という)を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
なお、以下の記載において、「前」とは第1図。
第2図、第7図、第8図及び第9図の左側を意味し、「
後Jとはこれらの図の右側を示す。また、「左」とは第
8図の上側を意味し、「右」とは同図の下側を示す。
(第1実施例) 第1図乃至第8図は、締め付は対象が2つ並置状態にあ
る場合に、本発明工具7を二組用いた増し締め装置13
0の実施例であって、被螺着部材である混合水栓本体1
に仮螺着した雄螺子である脚配管2,2を増し締めする
ときに用いるものである。
本発明工具7は、第1図及び第2図の右側断面図に示す
如く、内部に雄螺子送込み空間Aを形成した前端開口の
ハウジング8(第3図参照)と、ハウジング8内に回動
自在に枢支10されたチャック9(第4図及び第5図参
照)と、チャック9を緊締するチャック緊締具11(第
6図参照)と、チャック緊締具11を前後移動操作する
チャック操作手段27(第7図及び第8図参照)と、チ
ャック9を回転駆動する定トルク駆動具12とよりなる
前記ハウジング8は、第3図に示す如く、スライダ15
に螺着16.16されていると共に、中削り形成された
内部にチャック枢支用ラジアルベアリング13.13と
スラストベアリング14とが内蔵されている。
前記チャック9は、第1図に示す如く、雄螺子送込み空
間Aの外周に分配されると共に雌螺子口17aを内周面
に形成した複数個の掴み爪17.17・・・(第4図参
照)と、掴み爪17.17・・・を半径方向に案内する
案内筒18(第5図参照)と、周方向に隣接する掴み爪
17.17の間に配置されると共に掴み爪17.17を
強制待機位置(第2図参照)に付勢する拡径バネ19.
19・・・(第4図参照)とよりなる。
各掴み爪17は、案内筒18の半径案内切欠き部18a
に前面突起17bが案内されると共に、案内筒18の内
環状溝18bに外周突起17cが前後微動自在に案内さ
れている。更に各掴み爪17は、外周中央寄りに無勾配
面17dが形成されていると共に、無勾配面後端17d
 ’から後端に至る外周部に勾配面17eが形成され、
チャック9のチャックテーパ一部9aを構成する。チャ
ック9は、第1図及第2図に示す如く、前記雄螺子送込
み空間Aを形成する雌螺子口17a、17a・・・の内
奥域に、衝撃吸収リング51が配置され、雄螺子送込み
空間A内に送込まれた雄螺子2の先端が掴み爪17.1
7・・・の内奥に当接する際の衝撃を緩和するようにし
である。
前記チャック緊締具11は、第6図に示す如く、震動部
材20と、摺動部材20にスラストベアリング52.5
2を介して枢支されると共に前面に嵌着部21aを中削
り形成した押圧具21と、押圧具21に螺着され且つ嵌
着部21aの中央へ突設した押込み案内棒22と、押圧
具21の外周に植設した植込みキー53゜53・・・と
からなる。押圧具21の嵌着部21aは、前記チャック
9を構成する掴み爪17(第4図参照)の無勾配面17
dと対応関係にある無勾配内周面21bと、掴み爪17
の勾配面178と対応関係にあるテーパー内面21cと
が形成されている。チャック緊締具11は、第1図及び
第2図に示す如く、前記ハウジング8の後端面8bに螺
着した案内棒23.23・・・に摺動部材20を前後移
動自在に案内すると共に、チャック9を構成する案内筒
18に押圧具21を内嵌し且つ案内筒18のキー溝18
c、18c・・・に植込みキー53゜53・・・を前後
移動自在に案内することにより、案内筒18に対する押
圧具21の前後移動ストロークを規制し且つ押圧具21
と案内筒18とが一体的に周囲方向へ回動するようにし
である。このように構成されたチャック緊締具11は、
後方の待機位IF(第2図参照)から前進するのに伴な
い、チャック9のチャックテーパ一部9aを押圧具21
の開口内周縁21dで徐々に押圧して、掴み爪17.1
7・・・を求心方向へ移動させ、前方の緊締位@(第1
図参照)で停止すると掴み爪17.17・・・の無勾配
面17d 、 17d・・・を押圧具21の無勾配内周
面21bで緊締外嵌する。
なお、押圧具21は、チャックテーパ一部9aとの接触
が円滑になされるように、図示は省略したが、無勾配内
周面21bに適数個のコロを配設してチャックテーパ一
部9aとコロ接触させる。ことも勿論可能である。
前記定トルク駆動具12は、市販のインパクトレンチ等
が用いられ、チャック緊締具11を構成する 。
押圧具21の後端面中央に、所望の回転トルクを出力す
る出力端12aが接合されている。定トルク駆動具12
の保持は、第7図に示す如く、前記案内棒23.23・
・・に案内され且つ側部連結帯板24.24を介して前
記緊締具11の摺動部材20に接合された摺動板25.
26の間に固定され、チャック緊締具11(第1図参照
)と連動して前後移動するようにしである。なお、図示
は省略したが、定トルク駆動具12の出力端12aに取
着した出力ギヤーと、チャック9を構成する案内筒18
の外周に取着した入力ギヤーとを噛合させて、定トルク
駆動12の出力を直接的にチャック9に伝達することも
勿論可能である。
前記定トルク駆動具12を保持する摺動板25,26及
びチャック緊締具11を前後移動操作するチャック操作
手段27は、エアーシリンダー等よりなる操作具28と
、操作具28を固定するものであって、前記、スライダ
15及び前記案内棒23.23・・・の後端に接合され
た支持板29とよりなり、操作具28の出力端28aを
前記摺動板26に接合しである。
次に、上述した本発明工具7を二組用いた増し締め装[
30の構成を説明する。増し締め装′a30は、第7図
及び第8図に示す如く、架台31の上に載置台32を配
置すると共に、載置台32の上に本発明工具7.7を載
置しである。載置台32は、架台31に固定され且つ左
右方向に延設された前後の案内レール33.33と、案
内レール33.33上に摺動自在に載置され且つ案内レ
ール33.33に案内される被案内片34.34を下面
側前後端に取付けたテーブル35゜35と、架台31に
左右端寄りが枢支36.3Bされると共に左右二分され
たwA域に逆振子関係の雄捩子37a、37bが形成さ
れ且つ一端にハンドル4oを取着した捩子部37と、テ
ーブル35.35の下面に固定され且つ雄捩子37a、
37bに螺合するナツト38.39(第1図参照)とか
ら構成されている。上記テーブル35.35は、上面に
形成されたアリ溝35a(第3図参照)に本発明工具7
のスライダ15のアリ脚部15aが嵌込まれ、本発明工
具7を前後方向へ摺動自在に案内すると共に、上記ハン
ドル40の操作により本発明工具7,7を左右方向に離
接せさせる。
前記載置台32の左右轡端には、本発明工具7.7を前
後移動させる前後移動操作手段41が一組宛て配設され
ている。前後移動操作手段41は、本発明工具7のスラ
イダ15の後端に接合された延長部材42と、延長部材
42の下面に所定前後間隔を形成して取付けられた当接
板43,43と、当接板43,43を貫通すると共に鍔
部44aと前方の当接板42との間に圧縮コイルパル4
5を外嵌させた操作棒44と、操作棒44を駆動するエ
アーシリンー等よりなる操作具46と、操作具46と前
記載置台32の後方の被案内片34との間に配設された
ブラケット47とから構成されている。
本発明工具7.7の前方には、第1図、第7図及び第8
図に示す如く、被螺着部材である混合水栓本体1を保持
する保持器48がll脱自在に配置され、前記架台31
に対して上下位置調節可能に取付けられている。保持器
48は、後方状部49の上面部の適所に、二個−組の雄
螺子保持凹部50,50の適数組が凹設されている。所
望の雄螺子保持凹部so、s。
の中心線と前記本発明工具7.7のチャック9.9に形
成された雄螺子送込み空間A 、Aとの中心線とは、保
持器48の高さ位置調節並びに前記載置台32のハンド
ル40(第8図参照)の操作による本発明工具7,7の
左右位置11ffiを行なうことにより、一致させるこ
とができる。
次に、本発明工具7を二組用いた増し締め装置30の動
作を使用手順に基づいて説明する。先ず、第7図及び第
8図に示す如く、保持器48の所定の雄螺子保持凹部5
0,50の中心線と前記本発明工具7.7のチャック9
,9に形成された雄螺子送込み空間A  、Aの中心線
とを一致させると共に、前後移動操作手段41のエアー
シリンダ等よりなる操作具46.46を作動させること
により本発明工具7.7を後退させて待機させる〈第7
図中の2点鎖線で示す状態)。次に、被螺着部材である
混合水栓本体1に雄螺子である脚部管2.2を仮螺着し
たものを上記保持器48の所定位置に載置した後、上記
操作具46.46を作動させることにより本発明工具7
゜7を前進させる。本発明工具7,7の前進に伴ない、
第2図に示す如く、各本発明工具7のチャック9に形成
された雄螺子送込み空間A内に雄螺子である脚部@2が
送込まれ、そして衝撃吸収リング51に脚部管2の先端
が当接することにより各本発明工具7の前進が停止する
。続けて、チャック操作手段27.27 (第7図及び
第8図参照)のエアーシリンダー等よりなる操作具28
,28を作動させ、各本発明工具7のチャック緊締具1
1を前進させる。
チャック緊締具11は、後方の待機位置(第2図参照)
から前進するのに伴ない、チャック9のチャックテーパ
一部9aを押圧具21の開口内周縁21dで徐々に押圧
して、拡径バネ19.19・・・(第4図参照)の反発
力に抗して掴み爪17.17・・・を求心方向へ移動さ
せ、前方の緊締位置(第1図参照)で停止すると掴み爪
17.17・・・の無勾配面17d 、 17d・・・
を押圧具21の無勾配内周面21bで緊締外嵌する。押
圧具21で掴み爪17.17・・・を緊締外嵌するのに
伴ない、各掴み爪17の内周に形成された雌捩子目17
aは、雄螺子である脚部管2の雄捩子部2aを強力に掴
む。
なお、各掴み爪17の外周突起17cが案内筒18の内
環状溝18bに前後微動自在に案内保持されているので
、各掴み爪17の雌捩子目17aの山部と雄螺子である
脚部管2の雄捩子部2aの山部とが重なり合うことはな
く、一方の捩子部の山部と他方の捩子部の谷部とが合致
する。各本発明工具7のチャック9が雄螺子である脚部
管2を強力に掴んだならば、定トルク駆動具12を起動
させ、チャック緊締具11を介してチャック9に伝達し
た定トルク回転力で、雄螺子である脚部管2を定トルク
で増し締めする。最後に、増し締めが終了したならば、
定トルク駆動具12を停止させ、チャック操作手段21
の操作具28を逆作動してチャック緊締具11を強制後
退させることによりチャック9の掴み爪17,17.・
・を拡径バネ19.19・・・の反発弾性力で強制待機
位I(第2図参照)まで後退させ、前後移動操作手段4
1の操作具46を逆作動させて本発明工具7を待機位置
まで後退させ、脚部管2.2が増し締めされた混合水栓
本体1を保持器48から取出して増し締め作業を完了す
る。
なお、本発明工具7を二組用いた増し締め装置30の使
用手順を次にように変更することも可能である。先ず前
記同様にして、被螺着部材である混合水栓本体1に雄螺
子である脚部管2.2を仮螺着したものを上記保持器4
8の所定位置に載置して準備する。次に、本発明工具7
.7が待機している状態(第7図中2点鎖線で示す状態
)で、チャック操作手段27.27 (第7図及び第8
図参照)の操作具28.28を作動することにより各本
発明工具7のチャック緊締具11を前進させ、チャック
9の掴み爪17.17・・・を螺着可能位置まで求心方
向へ移動させる。続けて、定トルク駆動具12を起動さ
た状態で上記操作具46.46を作動させることにより
、増し締め対象である脚部管2の先端に回転する各チャ
ック9を当接する。回転中の各チャック7は、脚部管2
に対する螺着を開始して、雄螺子送込み空間A内に脚部
管2を螺進させる。雄螺子送込み空間Aの内奥に配置さ
れた衝撃吸収リング51に脚部管2の先端が当接して脚
部管2の螺進が停止すると、定トルク駆動具12の定ト
ルクが脚部管2に伝達して脚部管2の増し締めが行われ
る。増し締が終了したならば、前記手順と同様に定トル
ク駆動具12を停止させ、チャック操作手段27の操作
具28を逆作動してチャック緊締具11を強制後退させ
ることによりチャック9の掴み爪17.17・・・を拡
径バネ19.19・・・の反発弾性力で強制待機位置(
第2図参照)まで後退させ、前後移動操作手段41の操
作具46を逆作動させて0本発明工具7を待機位置まで
後退させ、脚部管2.2が増し締めされた混合水栓本体
1を保持器48から取出して増し締め作業を完了する。
(第2実施例) 第9図は、本発明工具57の第2実施例におけるバンプ
ータイプを示す右側断面図である。本実施例の本発明工
具57と前記第1実施例の本発明工具7との共通する構
成は、内部に雄螺子送込み空間Aを形成したハウジング
8と、ハウジング8内に回動自在に枢支10されたチャ
ック9と、チャック9を緊締するチャック緊締具11と
、チャック9を回転駆動する定トルク駆動具12とから
なる点である。本実施例の本発明工具57の特徴は、チ
ャック緊締具11を前後移動操作する操作具を設けるこ
となく、定トルク駆動具12の把手部12tlを手動操
作することでチャック緊締具11を前後移動させるよう
にした点である。本発明工具57の使用は、片方の手で
ハウジング8を保持すると共に、他方の手で定トルク駆
動具12の把手部12bを保持して用いる。
[本発明の効果] 以上詳述の如く、本発明工具には次の如き優れた効果が
ある。
■ チャック緊締具を前後移動操作するだけでチャック
が自動的に掴み状態又は非掴み状態となる共に、定トル
ク駆動具の起動によりチャックが定トルクで自動回転す
るため、従来の手作業に比べ作業能率を飛躍的に向上さ
せることが可能となり、その結果、作業工数を低減させ
ることができる。
■ チャックが定トルクで自動回転するため、従来発生
していた増し締めの過少又は過多による不都合を生ずる
ことがなく、常に均一な増し締めを確保することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明工具の第1実施例を示すもの
であり、第1図は雄螺子をチャックで掴んだ状態を示す
右側断面図、第2図は雄螺子をチャックで掴む前の状態
を示す右側断面図、第3図八はハウジングの正面図、第
3図(B)はハウジングの右側断面図、第4図式は掴み
爪群を示す正面図、第4図(B)は第4図へのIV−r
V線断面図、第5図八は案内筒を示す正面図、第5図(
Blは第5図へのV−V線断面図、第6図八はチャック
緊締具を示す正面図、第6図(B)は第6図へのVl 
−Vl線断面図、第7図は本発明工具を二相用いた増し
締め装置を示す右側面図、第8図は同上装置の平面図、
第9図は本発明工具の第2実施例を示す右側断面図、第
10図は従来の増し締め工具を示す断面図である。 1・・・被、螺着部材    2・・・雄螺子7(57
)・・・本発明工具 8・・・ハウジング9・・・チャ
ック     11・・・チャック緊締具12・・・定
トルク駆動具  17・・・掴み爪A・・・雄螺子送込
み空間 特許出願人  株式会社イナックス 代 理 人  弁理士 内1)敏彦 j″3 CB) 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被螺着部材に螺着した雄螺子を増し締めする工具に
    おいて、内部に雄螺子送込み空間を形成したハウジング
    と、該ハウジング内に、雄螺子送込み空間の外周の強制
    待機位置から螺子掴み位置へ進退する掴み爪の複数個を
    回動自在に枢支したチャックと、上記掴み爪の外側面に
    形成された傾斜面群からなるチャックテーパ部に緊締嵌
    着する嵌着部が形成され且つ後退位置から緊締嵌着位置
    まで進退するチャック緊締具と、前記チャックを回転駆
    動する定トルク駆動具とからなる雄螺子用増し締め工具
JP2322887A 1987-02-02 1987-02-02 雄螺子用増し締め工具 Granted JPS63191525A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919991A (ja) * 1982-07-26 1984-02-01 富士通株式会社 表示装置
JPS59152071A (ja) * 1983-02-14 1984-08-30 タイタン・ツ−ル・カンパニ− 自動スタツド植込装置

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