JPS62199328A - 自動ねじ締め機 - Google Patents
自動ねじ締め機Info
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- JPS62199328A JPS62199328A JP4343386A JP4343386A JPS62199328A JP S62199328 A JPS62199328 A JP S62199328A JP 4343386 A JP4343386 A JP 4343386A JP 4343386 A JP4343386 A JP 4343386A JP S62199328 A JPS62199328 A JP S62199328A
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- clutch
- screw
- driver bit
- screw tightening
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- Granted
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は十字穴付ねじ、六角穴付ねじあるいはボルト等
のねじ部品を自動的に締付ける作業において、ねじ締め
完了後、ドライバビットが復帰する時にドライバビット
とねじ頭部との噛み付きを円滑に解除するように構成し
た自動ねじ締め機に関するものでおる。
のねじ部品を自動的に締付ける作業において、ねじ締め
完了後、ドライバビットが復帰する時にドライバビット
とねじ頭部との噛み付きを円滑に解除するように構成し
た自動ねじ締め機に関するものでおる。
一般に、自動ねじ締め機は内蔵されたトルククラッチ機
構を介して伝達された回転駆動源の回転をドライバビッ
トに伝達するように構成されており、回転駆動源の下降
に伴ってドライバビットの先端のねじがワークに当接し
てワークにねじが螺入され始め、その後、ワークにねじ
が螺入され終わるとトルククラッチ機構が作用してドラ
イバビットの回転が遮断されるように構成されている。
構を介して伝達された回転駆動源の回転をドライバビッ
トに伝達するように構成されており、回転駆動源の下降
に伴ってドライバビットの先端のねじがワークに当接し
てワークにねじが螺入され始め、その後、ワークにねじ
が螺入され終わるとトルククラッチ機構が作用してドラ
イバビットの回転が遮断されるように構成されている。
この種の自動ねじ締め機によりねじを所定の位置に締付
ける際において、ドライバビットによりねじを締付ける
までは問題ないが、締付は完了後、ドライバビットが元
の位置に上昇復帰する時に、ねじの頭部穴とドライバビ
ットの先端とが堅く噛み付いている関係でねじの頭部穴
が破損したり、時にはワーク全体を引き上げるようなこ
とがあってワークが損傷を受けるばかりか、ドライバビ
ットの先端が破損する等の問題が生じている。このよう
な問題は特に、六角穴付きねじ、ボルト、ナツトの締付
は作業において顕著に現われている。
ける際において、ドライバビットによりねじを締付ける
までは問題ないが、締付は完了後、ドライバビットが元
の位置に上昇復帰する時に、ねじの頭部穴とドライバビ
ットの先端とが堅く噛み付いている関係でねじの頭部穴
が破損したり、時にはワーク全体を引き上げるようなこ
とがあってワークが損傷を受けるばかりか、ドライバビ
ットの先端が破損する等の問題が生じている。このよう
な問題は特に、六角穴付きねじ、ボルト、ナツトの締付
は作業において顕著に現われている。
本発明は上記問題を解決することを目的として成された
ものであり、昇降源2により移動自在なドライバ本体2
1にトルククラッチ機構を内蔵する回転駆動源6を固定
し、前記ドライバ本体21の前方に配置したチャックユ
ニット26内において回転自在なドライバビット18に
この駆動源の回転を伝達するよう構成した自動ねじ締め
機において、回転駆動源6の駆動軸7に噛合い駆動クラ
ッチ8を連結し、この噛合い駆動クラッチ8の前方にこ
れに対して噛合い自在でおるとともにドライバ本体21
を固定する取付は部材5に固定した強制操作手段により
前後動される噛合い被動クラッチ9を配置し、一方、こ
の噛合い被動クラッチ9を回転且つ往復動自在に支持す
るドライバ本体21に前記噛合い被動クラッチ9の前方
において、これに形成された噛合い面10aに対向する
噛合い面10bを有する固定部材11を取付け、更に前
記噛合い被動クラッチ9にカム溝17を形成したガイド
筒16を有する被動軸15を連結し、このガイド筒16
のカム溝17に両端が係止されるとともに前記被動軸1
5と一体に回転するように前記ドライバビット18に係
止ピン20を植設したものである。
ものであり、昇降源2により移動自在なドライバ本体2
1にトルククラッチ機構を内蔵する回転駆動源6を固定
し、前記ドライバ本体21の前方に配置したチャックユ
ニット26内において回転自在なドライバビット18に
この駆動源の回転を伝達するよう構成した自動ねじ締め
機において、回転駆動源6の駆動軸7に噛合い駆動クラ
ッチ8を連結し、この噛合い駆動クラッチ8の前方にこ
れに対して噛合い自在でおるとともにドライバ本体21
を固定する取付は部材5に固定した強制操作手段により
前後動される噛合い被動クラッチ9を配置し、一方、こ
の噛合い被動クラッチ9を回転且つ往復動自在に支持す
るドライバ本体21に前記噛合い被動クラッチ9の前方
において、これに形成された噛合い面10aに対向する
噛合い面10bを有する固定部材11を取付け、更に前
記噛合い被動クラッチ9にカム溝17を形成したガイド
筒16を有する被動軸15を連結し、このガイド筒16
のカム溝17に両端が係止されるとともに前記被動軸1
5と一体に回転するように前記ドライバビット18に係
止ピン20を植設したものである。
回転駆動源6が動作し、噛合い駆動クラッチ8が回転し
ながらドライバ本体21は前進する。
ながらドライバ本体21は前進する。
これにより、ドライバビット18とこれを回転自在に内
蔵し、ねじ22を保持しているガイドスリ−723は更
に下降する。続いて、ガイドスリーブ23はワーク33
に当接する直前にて停止し、ねじ22はドライパット1
8でワーク33に押し付けられる。このため、ドライバ
本体21とドライバビット18とは互いに相対的に移動
し、この動作により、既に被動クラッチ9のロック手段
としての強制操作手段による噛合い被動クラッチ9の押
圧動作が解除されている噛合い被動クラッチ9が後退し
て噛合い駆動クラッチ8に噛合う。
蔵し、ねじ22を保持しているガイドスリ−723は更
に下降する。続いて、ガイドスリーブ23はワーク33
に当接する直前にて停止し、ねじ22はドライパット1
8でワーク33に押し付けられる。このため、ドライバ
本体21とドライバビット18とは互いに相対的に移動
し、この動作により、既に被動クラッチ9のロック手段
としての強制操作手段による噛合い被動クラッチ9の押
圧動作が解除されている噛合い被動クラッチ9が後退し
て噛合い駆動クラッチ8に噛合う。
そしてドライバビット18が回転してねじ22はワーク
33に螺入される。
33に螺入される。
このようにして、ねじ22が所定の締付はトルクで締付
けられると、ドライバ本体21は上昇するとともに強制
操作手段が動作して、噛合い被動クラッチ9は固定部材
11に押し付けられ、噛合い被動クラッチ9はドライバ
本体21に固定される。この後、引続きドライバ本体2
1が上昇すると、ドライバビット18の係止ピン20は
ガイド筒16のカム溝17に沿い、移動するからドライ
バビット18はねじ22の緩み方向へこのカム溝17の
傾斜角だけ逆転する。これにより、ドライバビット18
とねじ22の頭部穴との噛合いが外れ、ドライバ本体2
1は元の位置まで後退し、ねじ締め作業が終了する。
けられると、ドライバ本体21は上昇するとともに強制
操作手段が動作して、噛合い被動クラッチ9は固定部材
11に押し付けられ、噛合い被動クラッチ9はドライバ
本体21に固定される。この後、引続きドライバ本体2
1が上昇すると、ドライバビット18の係止ピン20は
ガイド筒16のカム溝17に沿い、移動するからドライ
バビット18はねじ22の緩み方向へこのカム溝17の
傾斜角だけ逆転する。これにより、ドライバビット18
とねじ22の頭部穴との噛合いが外れ、ドライバ本体2
1は元の位置まで後退し、ねじ締め作業が終了する。
以下実施例を図面に基づき説明する。第8図において、
1は自動ねじ締め機であり、昇降源2を固定するブラケ
ット3を有している。このブラケット3にはガイド軸4
が固定されている。
1は自動ねじ締め機であり、昇降源2を固定するブラケ
ット3を有している。このブラケット3にはガイド軸4
が固定されている。
このガイド軸4には取付は部材5が摺動自在に案内され
ており、前記昇降源2によりガイド軸4に沿って昇降す
るように構成されている。前記取付は部材5の上部には
トルククラッチ機構(図示せず)を内蔵する回転駆動源
6が固定されている。第1図に示すように、回転駆動源
6の駆動軸7には先端に噛合い南部を有する噛合い駆動
クラッチ8が連結してあり、この噛合い駆動クラッチ8
の同一中心線上には前記歯部に噛合い可能な歯部を有す
る噛合い被動クラッチ9が配置されている。この噛合い
被動クラッチ9はガイド軸部9aが前記噛合い駆動クラ
ッチ8のガイド穴8aに弾力付勢されて遊挿されている
。
ており、前記昇降源2によりガイド軸4に沿って昇降す
るように構成されている。前記取付は部材5の上部には
トルククラッチ機構(図示せず)を内蔵する回転駆動源
6が固定されている。第1図に示すように、回転駆動源
6の駆動軸7には先端に噛合い南部を有する噛合い駆動
クラッチ8が連結してあり、この噛合い駆動クラッチ8
の同一中心線上には前記歯部に噛合い可能な歯部を有す
る噛合い被動クラッチ9が配置されている。この噛合い
被動クラッチ9はガイド軸部9aが前記噛合い駆動クラ
ッチ8のガイド穴8aに弾力付勢されて遊挿されている
。
また、この噛合い被動クラッチ9の外周部前面には円周
方向断面が鋸歯状あるいはローレット状の噛合い面10
aが形成してあり、この噛合い面10aはこの噛合い被
動クラッチ9の周囲の前記取付は部材5に固定した固定
部材11の前記噛合い被動クラッチ9の噛合い面10a
に相対向する位置に形成されたもう一方の噛合い面10
bに噛合い可能になっている。また、この噛合い被動ク
ラッチ9の外周後面には第2図に示すように、レバー1
2の先端が摺動自在に配置してあり、レバー12は取付
は部材5に両端が支持された支持ピン13に揺動自在に
軸支されている。このレバー12の他端には取付は部材
5に固定された強制操作手段としてのピストンシリンダ
14のピストンロッド14aが連結されている。このピ
ストンシリンダ14は前記昇降源2の下降動作時には下
降動作し、上昇動作時には上昇動作をするよう設定され
ている。
方向断面が鋸歯状あるいはローレット状の噛合い面10
aが形成してあり、この噛合い面10aはこの噛合い被
動クラッチ9の周囲の前記取付は部材5に固定した固定
部材11の前記噛合い被動クラッチ9の噛合い面10a
に相対向する位置に形成されたもう一方の噛合い面10
bに噛合い可能になっている。また、この噛合い被動ク
ラッチ9の外周後面には第2図に示すように、レバー1
2の先端が摺動自在に配置してあり、レバー12は取付
は部材5に両端が支持された支持ピン13に揺動自在に
軸支されている。このレバー12の他端には取付は部材
5に固定された強制操作手段としてのピストンシリンダ
14のピストンロッド14aが連結されている。このピ
ストンシリンダ14は前記昇降源2の下降動作時には下
降動作し、上昇動作時には上昇動作をするよう設定され
ている。
一方、第1図に示すように、この噛合い被動クラッチ9
には被動軸15が連結してあり、この被動軸15にはガ
イド筒16が形成されている。このガイド筒16には後
記する係止ピン20がこのガイド筒16に対して相対的
に上昇するとドライバビット18をその緩み方向に回転
させるカム溝17が削設されており、このカム溝17に
前記ドライバピッ;〜18に植設された係止ピン20が
突出するようにしかも前記ドライバビット18がガイド
筒16の回りに配置したばね19により下方に弾力付勢
されるように構成されている。また前記ガイド筒16の
外周には上部に前記固定部材11を固定したドライバ本
体21が配置してあり、この外周には先端にねじ22を
吸着保持するガイドスリーブ23を取付けた保持筒24
が昇降自在に外挿してあり、この保持筒24は係止部材
25で汰は止めされている。この保持筒24は後記する
チャックユニット26に植設されたストッパ27に当接
して以後の下降を停止するように、しかもガイドスリー
ブ23内のエアーを吸引機構28により吸引するように
構成されている。前記ガイドスリーブ23はドライバピ
ッ1〜18の先端を内部に収納するように構成されてお
り、またガイドスリーブ23の下方に位置するねじ22
を吸引できるように構成されている。
には被動軸15が連結してあり、この被動軸15にはガ
イド筒16が形成されている。このガイド筒16には後
記する係止ピン20がこのガイド筒16に対して相対的
に上昇するとドライバビット18をその緩み方向に回転
させるカム溝17が削設されており、このカム溝17に
前記ドライバピッ;〜18に植設された係止ピン20が
突出するようにしかも前記ドライバビット18がガイド
筒16の回りに配置したばね19により下方に弾力付勢
されるように構成されている。また前記ガイド筒16の
外周には上部に前記固定部材11を固定したドライバ本
体21が配置してあり、この外周には先端にねじ22を
吸着保持するガイドスリーブ23を取付けた保持筒24
が昇降自在に外挿してあり、この保持筒24は係止部材
25で汰は止めされている。この保持筒24は後記する
チャックユニット26に植設されたストッパ27に当接
して以後の下降を停止するように、しかもガイドスリー
ブ23内のエアーを吸引機構28により吸引するように
構成されている。前記ガイドスリーブ23はドライバピ
ッ1〜18の先端を内部に収納するように構成されてお
り、またガイドスリーブ23の下方に位置するねじ22
を吸引できるように構成されている。
一方、前記ブラケット3の下方にはチャックユニット2
6が固定されている。このチャックユニット26はチャ
ック本体29を有し、このチャック本体29には前記ガ
イドスリーブ23及びドライバピッ1〜18が挿通自在
に構成されている。このチャック本体29には一対のチ
ャック爪30が開閉自在にかつ常時閉じる方向に弾力付
勢されている。また、前記チャック本体29にはホース
金具31が固定してあり、このホース金具31には給送
管32を介して部品供給装置(図示せず)が連接されて
おり、エアーにより給送されたねじ22がチャック爪3
0まで供給される構成である。
6が固定されている。このチャックユニット26はチャ
ック本体29を有し、このチャック本体29には前記ガ
イドスリーブ23及びドライバピッ1〜18が挿通自在
に構成されている。このチャック本体29には一対のチ
ャック爪30が開閉自在にかつ常時閉じる方向に弾力付
勢されている。また、前記チャック本体29にはホース
金具31が固定してあり、このホース金具31には給送
管32を介して部品供給装置(図示せず)が連接されて
おり、エアーにより給送されたねじ22がチャック爪3
0まで供給される構成である。
次ぎにこの実施例の動作を説明する。チャックユニット
26のチャック爪30にねじ22が供給されると、昇降
源2が作動して取付は部材5とともにドライバ本体21
が下降する。この時、強制操作手段のピストンシリンダ
14が作動し、レバー12は第3図に示すように回動じ
、噛合い被動クラッチ9の押圧を解除する。そしてこれ
とともに回転駆動源6が回転し、噛合い駆動クラッチ8
が回転する。このようにしてドライバ本体21が下降し
、ねじ22がガイドスリーブ23内に吸着され、ねじ2
2はドライバビット18の先端に保持される。続いて全
体が下降し、ワーク33にねじ22の先端が当接すると
、ドライバビット18との間の相対移動により噛合い被
動クラッチ9は上昇し、噛合い面10aと10bとの噛
合いは解除されるとともに噛合い駆動クラッチ8と噛合
い、回転がドライバビット18に伝達される。この時、
保持筒24がチャックユニット26の上部のスi〜ツバ
27に当接してその位置で停止する。この状態で、ドラ
イバ本体21が下降すると、ドライバビット18には、
あらかじめ設定された推力が加わり、ねじ22をワーク
33上の所定の位置に螺入し始める。この時、ドライバ
本体21の下降速度に比較してドライバビット18の下
降速度が遅いため、ドライバピッlへ18が相対的に上
昇する。
26のチャック爪30にねじ22が供給されると、昇降
源2が作動して取付は部材5とともにドライバ本体21
が下降する。この時、強制操作手段のピストンシリンダ
14が作動し、レバー12は第3図に示すように回動じ
、噛合い被動クラッチ9の押圧を解除する。そしてこれ
とともに回転駆動源6が回転し、噛合い駆動クラッチ8
が回転する。このようにしてドライバ本体21が下降し
、ねじ22がガイドスリーブ23内に吸着され、ねじ2
2はドライバビット18の先端に保持される。続いて全
体が下降し、ワーク33にねじ22の先端が当接すると
、ドライバビット18との間の相対移動により噛合い被
動クラッチ9は上昇し、噛合い面10aと10bとの噛
合いは解除されるとともに噛合い駆動クラッチ8と噛合
い、回転がドライバビット18に伝達される。この時、
保持筒24がチャックユニット26の上部のスi〜ツバ
27に当接してその位置で停止する。この状態で、ドラ
イバ本体21が下降すると、ドライバビット18には、
あらかじめ設定された推力が加わり、ねじ22をワーク
33上の所定の位置に螺入し始める。この時、ドライバ
本体21の下降速度に比較してドライバビット18の下
降速度が遅いため、ドライバピッlへ18が相対的に上
昇する。
このようにして、ねじ22が第4図に示すように所定の
位置に、所定トルクで螺入されると、ドライバビット1
8の回転が停止する。そして昇降源2が復帰動作を開始
すると、これと同時に第5図に示すようにピストンシリ
ンダ14も動作し、レバー12は回動して噛合い被動ク
ラッチ9は押し下げられて噛合い被動クラッチ9の噛合
い面10aと固定部材11の噛合い面10bとは互いに
噛合って噛合い被動クラッチ9の回転が阻止される。そ
してこの状態のまま上昇を続(プると、係止ピン20が
カム溝17に沿って移動し、ドライバビット18が逆転
してドライバビット18の先端とねじ22どの噛み付き
がなくなる。この状態でドライバ本体21及び保持筒2
4が上昇するので、ねじ22及びワーク33は全く損傷
を受けない。
位置に、所定トルクで螺入されると、ドライバビット1
8の回転が停止する。そして昇降源2が復帰動作を開始
すると、これと同時に第5図に示すようにピストンシリ
ンダ14も動作し、レバー12は回動して噛合い被動ク
ラッチ9は押し下げられて噛合い被動クラッチ9の噛合
い面10aと固定部材11の噛合い面10bとは互いに
噛合って噛合い被動クラッチ9の回転が阻止される。そ
してこの状態のまま上昇を続(プると、係止ピン20が
カム溝17に沿って移動し、ドライバビット18が逆転
してドライバビット18の先端とねじ22どの噛み付き
がなくなる。この状態でドライバ本体21及び保持筒2
4が上昇するので、ねじ22及びワーク33は全く損傷
を受けない。
また、第6図及び第7図は本発明の他の実施例として、
カム溝17の形状を変更したものである。これはガイド
筒16の前方にねじ締め回転方向を上方に向かって傾斜
する傾斜部17aを形成し、これに連続して軸方向に平
行な直線部17bからなるくの字形をなずカム溝17で
あり、これはねじ込み終了時において、係止ピン20が
この直線部17bに位置することにより、ドライバビッ
ト18の上昇復帰時において噛合い被動クラッチ9がピ
ストンシリンダ14により一旦、下方へ押し下げられて
もカム溝17は係止ピン20に作用しないからねじ締め
力が加わることがない。また、この実施例では、レバー
12の強制操作手段として、ピストンシリンダ14を用
いたが、レバー12を介さずに、ピストンシリンダ14
で直接作用するようにしてもよい。更に、これら手段に
変えて、例えば、モータにカムを取付けてこのカムでレ
バー12を作用させるようにしてもよい。
カム溝17の形状を変更したものである。これはガイド
筒16の前方にねじ締め回転方向を上方に向かって傾斜
する傾斜部17aを形成し、これに連続して軸方向に平
行な直線部17bからなるくの字形をなずカム溝17で
あり、これはねじ込み終了時において、係止ピン20が
この直線部17bに位置することにより、ドライバビッ
ト18の上昇復帰時において噛合い被動クラッチ9がピ
ストンシリンダ14により一旦、下方へ押し下げられて
もカム溝17は係止ピン20に作用しないからねじ締め
力が加わることがない。また、この実施例では、レバー
12の強制操作手段として、ピストンシリンダ14を用
いたが、レバー12を介さずに、ピストンシリンダ14
で直接作用するようにしてもよい。更に、これら手段に
変えて、例えば、モータにカムを取付けてこのカムでレ
バー12を作用させるようにしてもよい。
尚、この実施例では、噛合い被動クラッチ9と被動軸1
5の回転を強制操作手段で停止させていたが、この回転
を例えば、電磁ブレーキを使用してねじの螺入が終了す
ると、直ちに固定するようにしてもよい。
5の回転を強制操作手段で停止させていたが、この回転
を例えば、電磁ブレーキを使用してねじの螺入が終了す
ると、直ちに固定するようにしてもよい。
(発明の効果〕
以上説明したように本発明は、昇降源2により移動自在
なドライバ本体21にトルククラッチ機構を内蔵する回
転駆動源6を固定し、前記ドライバ本体21の前方に配
置したチャックユニット26内において回転自在なドラ
イバビット18にこの駆動源の回転を伝達するよう構成
した自動ねじ締め機において、回転駆動源6の駆動軸7
に噛合い駆動クラッチ8を連結し、この噛合い駆動クラ
ッチ8の前方に、これに対して噛合い自在であるととも
にドライバ本体21を固定する取イ」け部材5に固定し
た強制操作手段により前後動される噛合い被動クラッチ
9を配置し、一方、この噛合い被動クラッチ9を回転か
つ往復動自在に支持するドライバ本体21に前記噛合い
被動クラッチ9の前方において、これの噛合い面10a
に対向する噛合°い面10bを有する固定部材11を取
付け、更に前記噛合い被動クラッチ9にカム溝17を形
成したガイド筒16を有する被動軸15を連結し、この
ガイド筒16のカム溝17に両端が係止されるとともに
前記被動軸15と一体に回転するように前記ドライバピ
ッl〜18に係止ピン20を植設したものである。
なドライバ本体21にトルククラッチ機構を内蔵する回
転駆動源6を固定し、前記ドライバ本体21の前方に配
置したチャックユニット26内において回転自在なドラ
イバビット18にこの駆動源の回転を伝達するよう構成
した自動ねじ締め機において、回転駆動源6の駆動軸7
に噛合い駆動クラッチ8を連結し、この噛合い駆動クラ
ッチ8の前方に、これに対して噛合い自在であるととも
にドライバ本体21を固定する取イ」け部材5に固定し
た強制操作手段により前後動される噛合い被動クラッチ
9を配置し、一方、この噛合い被動クラッチ9を回転か
つ往復動自在に支持するドライバ本体21に前記噛合い
被動クラッチ9の前方において、これの噛合い面10a
に対向する噛合°い面10bを有する固定部材11を取
付け、更に前記噛合い被動クラッチ9にカム溝17を形
成したガイド筒16を有する被動軸15を連結し、この
ガイド筒16のカム溝17に両端が係止されるとともに
前記被動軸15と一体に回転するように前記ドライバピ
ッl〜18に係止ピン20を植設したものである。
このため、ドライバビットによりねじが所定の位置に締
め付けられると同時に生じるドライバビットとねじの頭
部との噛み込みを円滑に解除でき、ねじ締め完了後にド
ライバビットがねじの頭部を破壊するようなことが皆無
となるばかりか、ねじの螺入されたワークに作用されて
ドライバピッl〜の上昇が停止することがなくなるとと
もにワークが損傷を受けず、不良品の発生を激減させる
。また、ワークが変更されて締付は高さが変っても係止
ピンとカム溝との関係を調整する必要がないので、保守
点検が容易である等の効果がある。尚、実施例はねじと
ドライバビットとについて述べられているが、ボルトと
ボックスビットとについても同様の効果がもたらされる
。
め付けられると同時に生じるドライバビットとねじの頭
部との噛み込みを円滑に解除でき、ねじ締め完了後にド
ライバビットがねじの頭部を破壊するようなことが皆無
となるばかりか、ねじの螺入されたワークに作用されて
ドライバピッl〜の上昇が停止することがなくなるとと
もにワークが損傷を受けず、不良品の発生を激減させる
。また、ワークが変更されて締付は高さが変っても係止
ピンとカム溝との関係を調整する必要がないので、保守
点検が容易である等の効果がある。尚、実施例はねじと
ドライバビットとについて述べられているが、ボルトと
ボックスビットとについても同様の効果がもたらされる
。
第1図は本発明の要部断面図、第2図は本発明の要部拡
大斜視図、第3図及び第5図は本発明の動作説明図、第
6図及び第7図は本発明の他の実施例を示す動作図、第
8図は本発明の全体説明図である。 5は取付【プ部月、 6は回転駆動源、7は駆動軸、
8は噛合い駆動クラッチ、9は噛合い被動クラ
ッチ、 10a 、 10bは噛合い面、
大斜視図、第3図及び第5図は本発明の動作説明図、第
6図及び第7図は本発明の他の実施例を示す動作図、第
8図は本発明の全体説明図である。 5は取付【プ部月、 6は回転駆動源、7は駆動軸、
8は噛合い駆動クラッチ、9は噛合い被動クラ
ッチ、 10a 、 10bは噛合い面、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)昇降源2により移動自在なドライバ本体21にトル
ククラッチ機構を内蔵する回転駆動源6を固定し、前記
ドライバ本体21の前方に配置したチャックユニット2
6内で回転自在なドライバビット18にこの駆動源の回
転を伝達するよう構成した自動ねじ締め機において、 回転駆動源6の駆動軸7に噛合い駆動クラ ッチ8を連結し、この噛合い駆動クラッチ8の前方に、
これに対して強制的に噛合い自在な噛合い被動クラッチ
9を配置し、一方、前記ドライバ本体21に、前記噛合
い被動クラッチ9をねじ螺入作業終了後、直らに固定す
るロック手段を取付け、更に前記噛合い被動クラッチ9
にカム溝17を形成したガイド筒16を有する噛合い被
動軸15を連結し、このガイド筒16のカム溝17に両
端が係止されるとともに前記被動軸15と一体に回転す
るように前記ドライバビット18に係止ピン20を植設
したことを特徴とする自動ねじ締め機。 2)ロック手段は回転かつ往復動自在にドライバ本体2
1に支持された噛合い被動クラッチ9の前面に形成され
た噛合い面10aと前記ドライバ本体21に固定された
固定部材11に形成されかつ前記噛合い被動クラッチ9
の噛合い面10aに対向する噛合い面10bとから構成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の自動ねじ締め機。 3)噛合い被動クラッチはドライバ本体21を固定する
取付け部材5に固定した強制操作手段により前後動され
る構成であることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
は第2項記載の自動ねじ締め機。 4)カム溝はねじ締め回転方向に向かって上方へ傾斜し
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項
又は第3項記載の自動ねじ締め機。 5)カム溝は下部がねじ締め回転方向に向かって上方へ
傾斜しているとともにこれに連続する上部は軸線に平行
に形成されたくの字形であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項、第2項又は第3項記載の自動ねじ締め機
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4343386A JPS62199328A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 自動ねじ締め機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4343386A JPS62199328A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 自動ねじ締め機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62199328A true JPS62199328A (ja) | 1987-09-03 |
JPH0431809B2 JPH0431809B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=12663561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4343386A Granted JPS62199328A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 自動ねじ締め機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62199328A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6723199B1 (en) | 1997-09-19 | 2004-04-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Lamination method |
JP2011077545A (ja) * | 2007-07-09 | 2011-04-14 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 回路基板用の樹脂シートおよびその製造方法 |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP4343386A patent/JPS62199328A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6723199B1 (en) | 1997-09-19 | 2004-04-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Lamination method |
JP2011077545A (ja) * | 2007-07-09 | 2011-04-14 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 回路基板用の樹脂シートおよびその製造方法 |
JP2011176362A (ja) * | 2007-07-09 | 2011-09-08 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 回路基板用の樹脂シートおよびその製造方法 |
JP4770984B2 (ja) * | 2007-07-09 | 2011-09-14 | 住友ベークライト株式会社 | 回路基板用の樹脂シートおよびその製造方法 |
US8535782B2 (en) | 2007-07-09 | 2013-09-17 | Sumitomo Bakelite Co., Ltd. | Resin sheet for circuit board and production process therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0431809B2 (ja) | 1992-05-27 |
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