JPS62198404A - 積みブロックの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、　産業上の利用分野 本発明は面モルタル゛を使用しない即時脱型のコンクリ
ートブロック、特に積みブロックの製造方法に関する。

ｂ、　従来の技術 即時脱型をする積みブロックは、型枠に硬練りコンクリ
ートを充填したのち、更に積みブロックの面となる部分
に所要量のモルタルを充填し、硬練りコンクリートと面
モルタルを振動機、若しくは振動機と圧縮機とを組み合
わせて、又はこれらと同等以上の効果が得られる方法に
よって締固めて製造されていた。

Ｃ０発明が解決しようとする問題点 即時脱型をする積みブロックの製造には、硬練りコンク
リートを使用するため、面の部分にコンクリートが十分
に充填されに＜＜、巣ができやすい、そのため面の部分
には一般に比較的軟らかいモルタルを使用しているが、
コンクリートとモルタルの二種類を使用するため工程が
繁雑となるばかりでなく、両者の境界面に気泡が入りや
すく、接着不良となり、製品として後日面部分のモルタ
ルにひびわれが発生し易い等の欠点が有った。

ｄ、　問題を解決するための手段 本発明者らは、モルタルを使わずコンクリートのみで積
みブロックを製造する方法について研究した結果、本発
明を完成するに到った。

すなわち本発明は、型枠に硬練りコンクリートを詰めて
即時脱型をするコンクリートブロックの製造方法におい
て、型枠に硬練りコンクリートを充填し、プロ、りの面
に相当する部分に水を噴霧した後、面の型枠を被せるこ
とを特徴とするコンクリートブロックの製造方法にある
。

水を噴霧することによって、面の部分の硬練りコンクリ
ートが軟らかくなり、面の型枠を被せてプレスすること
により、隅々までコンクリートが行き渡り、十分に型枠
内に充填される。しかしあまり多く水を噴霧するとコン
クリートが軟らかくなり、ブロックが変形して、即時脱
型ができない。

また面の強度も低下する。

なお、ブロックの面に相当する部分だけでなく、面板に
も一部水を噴霧しても良い。

ｅ、　実施例 ブロックの面に相当する部分を上にした積みブロックの
型枠に、表−１に示す配合のスランプ零１の硬練りコン
クリートを給材しながら振動を与え、所要量を充填した
のち、硬練りコンクリートの上面に４４ａ＋Ｉｌ（例１
）および８０禦１（例２）の水を噴霧した。続いて凹凸
面を有するプレス板にて型枠を振動しながら加圧したの
ちプレス板を除いて、コンクリート面に平坦な面をもつ
面板をセットし、型枠を反転して、型枠を取除いて面板
を付けたま一１所定の蒸気養生を行った。そののち、面
板を取除き、屋外養生を行い、積みブロックを得た。

積みブロックの各寸法は、面が縦２５０ｆｌ、横４００
ｆｌ、控が３５０　ｍ、控尻が１４０ａｍ角、面の凹凸
部が５〜１７１である。

この積みブロックの面は滑らか（プレス板の凹凸面と同
様な面）で巣も見当らず、モルタル面と同等のものが得
られた。

表−１（コンフートの配合） ｆ、　発明の効果 本発明は、ブロックの面の部分にモルタルを使用せずコ
ンフートのみで一体成形するので、工程の繁雑さが解消
され、さらにモルタル面が無いためにはがれることもな
く、面と控とが一体化している。また、この面はモルタ
ル面と同等の滑らかさを示しており、巣も見当らない。

本発明の方法によれば、積みブロックの面が平らな場合
はもちろんのこと、凹凸面形状の場合に、その効果は顕
著である。また積みブロックの他に、硬練りコンクリー
トにモルタルを被覆して即時脱型するコンクリートブロ
ック、例えば舗道平板などにも適用して効果がある。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）型枠に硬練りコンクリートを詰めて、即時脱型を
   するコンクリートブロックの製造方法において、型枠に
   硬練りコンクリートを充填し、ブロックの面に相当する
   部分に水を噴霧した後、面の型枠を被せることを特徴と
   するコンクリートブロックの製造方法。
2. （２）面の型枠に水を噴霧しておくことを特徴とする特
   許請求の範囲第（１）項記載のコンクリートブロックの
   製造方法。