JPH0258082B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0258082B2 JPH0258082B2 JP61040840A JP4084086A JPH0258082B2 JP H0258082 B2 JPH0258082 B2 JP H0258082B2 JP 61040840 A JP61040840 A JP 61040840A JP 4084086 A JP4084086 A JP 4084086A JP H0258082 B2 JPH0258082 B2 JP H0258082B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- formwork
- press plate
- block
- mortar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
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- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 2
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
ａ 産業上の利用分野
本発明は面モルタルを使用することなく即時脱
型方式により積みブロツクを製造する方法に関す
る。 ｂ 従来の技術 即時脱型方式による積みブロツクの製造は、従
来、型枠に硬練りコンクリートを充填したのち、
更に積みブロツクの面となる部分に所要量のモル
タルを充填し、硬練りコンクリートと面モルタル
を、振動機又は振動機と圧縮機とを用いて、ある
いはこれらと同等以上の効果が得られる方法を用
いて締固めることによつて行われていた。 ｃ 発明が解決しようとする課題 即時脱型方式により積みブロツクを製造する際
には、硬練りコンクリートを使用するため、面
（めん）の部分にコンクリートが十分に充填され
にくく、巣ができやすい。そのため、控（ひか
え）の部分に硬練りコンクリートを使用し、面の
部分には一般に比較的軟らかいモルタルを使用し
ているが、コンクリートとモルタルの２種類を使
用するため工程が繁雑となるばかりでなく、両者
の境界面に気泡が入りやすく、接着不良となり、
製品として後日面の部分のモルタルにひびわれが
発生しやすいなどの欠点があつた。 ｄ 課題を解決するための手段 本発明者らは、モルタルを使用せずにコンクリ
ートのみで積みブロツクを製造する方法について
研究した結果、本発明を完成するに到つた。 すなわち本発明は、型枠に硬練りコンクリート
を詰めて、即時脱型をするコンクリートブロツク
の製造方法において、上記型枠に硬練りコンクリ
ートを充填し、得られる積みブロツクの面に相当
する部分に水を噴霧したのち、その上面に凹凸面
を有するプレス板を置き、上記型枠を振動させな
がら、該プレス板を介してコンクリートを加圧し
たのち、該プレス板を取り除き、形成されたコン
クリート面に面板をセツトし、上記型枠を反転さ
せて、該型枠を取り除き、上記面板を付けたまま
養生することを特徴とする積みブロツクの製造方
法を提供するものである。 本発明の積みブロツクの製造方法においては、
得られる積みブロツクの面に相当する部分に水を
噴霧するため、ブロツクの面に相当する部分の硬
練りコンクリートが軟らかくなり、プレス板を被
せてプレスすることにより、隅々までコンクリー
トが行き渡り、十分に型枠内に充填される。しか
しあまり多く水を噴霧するとコンクリートが軟か
くなり、ブロツクが変形して、即時脱型ができな
い。また面の強度も低下する。 なお、ブロツクの面に相当する部分だけでな
く、プレス板のコンクリート面との当接面に、予
め水を噴霧してもよい。 また、本発明の製造方法においては、型枠を振
動させながら、凹凸を有するプレス板を介してブ
ロツクの面を加圧するため、ブロツクの面となる
部分にモルタルを充填していないにもかかわら
ず、面の部分が噴霧された水と混合してモルタル
状になり、「水あばた」などが生じることもなく、
モルタル面と同等の滑らかさをもつブロツク面を
得ることができる。これは、型枠を振動させなが
ら凹凸を有するプレス板を介してブロツクの面を
加圧することにより、型枠内に充填されている硬
練りコンクリートと水とが撹拌混合されて得られ
る効果である。 ｅ 実施例 ブロツクの面に相当する部分を上にした積みブ
ロツクの型枠に、表−１に示す配合のスランプ零
cmの硬練りコンクリートを給材しながら振動を与
え、所要量を充填したのち、硬練りコンクリート
の上面に44ml（例１）および80ml（例２）の水を
噴霧した。続いて凹凸面を有するプレス板にて型
枠を振動しながら加圧したのち、プレス板を除い
て、コンクリート面に平坦な面をもつ面板をセツ
トし、型枠を反転して、型枠を取除いて面板を付
けたまま、所定の蒸気養生を行つた。そののち、
面板を取除き、屋外養生を行い、積みブロツクを
得た。 得られた積みブロツクの各寸法は、面が縦250
mm、横400mm、控が350mm、控尻が140mm角、面の
凹凸の深さが５〜17mmであつた。 この積みブロツクの面はプレス板の凹凸面と同
様な面をもち、その表面は滑らかであり、巣も見
当らず、モルタル面と同等のものが得られた。
型方式により積みブロツクを製造する方法に関す
る。 ｂ 従来の技術 即時脱型方式による積みブロツクの製造は、従
来、型枠に硬練りコンクリートを充填したのち、
更に積みブロツクの面となる部分に所要量のモル
タルを充填し、硬練りコンクリートと面モルタル
を、振動機又は振動機と圧縮機とを用いて、ある
いはこれらと同等以上の効果が得られる方法を用
いて締固めることによつて行われていた。 ｃ 発明が解決しようとする課題 即時脱型方式により積みブロツクを製造する際
には、硬練りコンクリートを使用するため、面
（めん）の部分にコンクリートが十分に充填され
にくく、巣ができやすい。そのため、控（ひか
え）の部分に硬練りコンクリートを使用し、面の
部分には一般に比較的軟らかいモルタルを使用し
ているが、コンクリートとモルタルの２種類を使
用するため工程が繁雑となるばかりでなく、両者
の境界面に気泡が入りやすく、接着不良となり、
製品として後日面の部分のモルタルにひびわれが
発生しやすいなどの欠点があつた。 ｄ 課題を解決するための手段 本発明者らは、モルタルを使用せずにコンクリ
ートのみで積みブロツクを製造する方法について
研究した結果、本発明を完成するに到つた。 すなわち本発明は、型枠に硬練りコンクリート
を詰めて、即時脱型をするコンクリートブロツク
の製造方法において、上記型枠に硬練りコンクリ
ートを充填し、得られる積みブロツクの面に相当
する部分に水を噴霧したのち、その上面に凹凸面
を有するプレス板を置き、上記型枠を振動させな
がら、該プレス板を介してコンクリートを加圧し
たのち、該プレス板を取り除き、形成されたコン
クリート面に面板をセツトし、上記型枠を反転さ
せて、該型枠を取り除き、上記面板を付けたまま
養生することを特徴とする積みブロツクの製造方
法を提供するものである。 本発明の積みブロツクの製造方法においては、
得られる積みブロツクの面に相当する部分に水を
噴霧するため、ブロツクの面に相当する部分の硬
練りコンクリートが軟らかくなり、プレス板を被
せてプレスすることにより、隅々までコンクリー
トが行き渡り、十分に型枠内に充填される。しか
しあまり多く水を噴霧するとコンクリートが軟か
くなり、ブロツクが変形して、即時脱型ができな
い。また面の強度も低下する。 なお、ブロツクの面に相当する部分だけでな
く、プレス板のコンクリート面との当接面に、予
め水を噴霧してもよい。 また、本発明の製造方法においては、型枠を振
動させながら、凹凸を有するプレス板を介してブ
ロツクの面を加圧するため、ブロツクの面となる
部分にモルタルを充填していないにもかかわら
ず、面の部分が噴霧された水と混合してモルタル
状になり、「水あばた」などが生じることもなく、
モルタル面と同等の滑らかさをもつブロツク面を
得ることができる。これは、型枠を振動させなが
ら凹凸を有するプレス板を介してブロツクの面を
加圧することにより、型枠内に充填されている硬
練りコンクリートと水とが撹拌混合されて得られ
る効果である。 ｅ 実施例 ブロツクの面に相当する部分を上にした積みブ
ロツクの型枠に、表−１に示す配合のスランプ零
cmの硬練りコンクリートを給材しながら振動を与
え、所要量を充填したのち、硬練りコンクリート
の上面に44ml（例１）および80ml（例２）の水を
噴霧した。続いて凹凸面を有するプレス板にて型
枠を振動しながら加圧したのち、プレス板を除い
て、コンクリート面に平坦な面をもつ面板をセツ
トし、型枠を反転して、型枠を取除いて面板を付
けたまま、所定の蒸気養生を行つた。そののち、
面板を取除き、屋外養生を行い、積みブロツクを
得た。 得られた積みブロツクの各寸法は、面が縦250
mm、横400mm、控が350mm、控尻が140mm角、面の
凹凸の深さが５〜17mmであつた。 この積みブロツクの面はプレス板の凹凸面と同
様な面をもち、その表面は滑らかであり、巣も見
当らず、モルタル面と同等のものが得られた。
【表】
ｆ 発明の効果
本発明の積みブロツクの製造方法においては、
ブロツクの面の部分にモルタルを使用せずコンク
リートのみで積みブロツクを一体成形するので、
工程の繁雑さが解消される。また、コンクリート
とモルタルとの境界面がないためにはがれること
もなく、面と控とが一体化している。さらに、ブ
ロツクの面はモルタル面と同等の滑らかさを示
し、巣も発生しない。 また本発明は、積みブロツクの他に、硬練りコ
ンクリートにモルタルを被覆して即時脱型するコ
ンクリートブロツク、例えば歩道平板などに適用
しても効果がある。
ブロツクの面の部分にモルタルを使用せずコンク
リートのみで積みブロツクを一体成形するので、
工程の繁雑さが解消される。また、コンクリート
とモルタルとの境界面がないためにはがれること
もなく、面と控とが一体化している。さらに、ブ
ロツクの面はモルタル面と同等の滑らかさを示
し、巣も発生しない。 また本発明は、積みブロツクの他に、硬練りコ
ンクリートにモルタルを被覆して即時脱型するコ
ンクリートブロツク、例えば歩道平板などに適用
しても効果がある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 型枠に硬練りコンクリートを詰めて、即時脱
型をするコンクリートブロツクの製造方法におい
て、上記型枠に硬練りコンクリートを充填し、得
られる積みブロツクの面に相当する部分に水を噴
霧したのち、その上面に凹凸面を有するプレス板
を置き、上記型枠を振動させながら、該プレス板
を介してコンクリートを加圧したのち、該プレス
板を取り除き、形成されたコンクリート面に面板
をセツトし、上記型枠を反転させて、該型枠を取
り除き、上記面板を付けたまま養生することを特
徴とする積みブロツクの製造方法。 ２ プレス板のコンクリート面との当接面に、予
め水を噴霧しておくことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の積みブロツクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4084086A JPS62198404A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 積みブロックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4084086A JPS62198404A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 積みブロックの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62198404A JPS62198404A (ja) | 1987-09-02 |
| JPH0258082B2 true JPH0258082B2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=12591801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4084086A Granted JPS62198404A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 積みブロックの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62198404A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931725A (ja) * | 1972-07-22 | 1974-03-22 |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP4084086A patent/JPS62198404A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931725A (ja) * | 1972-07-22 | 1974-03-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62198404A (ja) | 1987-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |