JPS6219808A

JPS6219808A - 光フアイバコ−ドの保護装置

Info

Publication number: JPS6219808A
Application number: JP60158060A
Authority: JP
Inventors: Shiro Nojiri; 野尻　史郎
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-07-19
Filing date: 1985-07-19
Publication date: 1987-01-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明の制御盤内における光伝送装置から成端箱まで、
屋内用一般光ファイバコードを用いて光伝送路を構成す
る場合の光ファイバコードの保護装置に関する。

［発明の技術的背景コ一般に制御盤間の光フアイバケーブルの布設は制御盤内
に取り付けられた成端箱まで行なわれ。

成端箱から光伝送装置までは、屋内用一般光ファイバコ
ード（以下、光ファイバコードと呼ぶ）により光伝送路
を形成している。

第７図は従来の制御盤内における光伝送装置から成端箱
までの光ファイバコードによる光伝送路の構成図で針、
る。図において、１は制御盤、２は光伝送装置、３は成
端箱、４は光ファイバコード、５は光コネクタプラグ、
６は光フアイバケーブルである。光ファイバコード４は
光コネクタプラグ５により光伝送装置２に接続されると
ともに、成端箱３まで布線され、光フアイバケーブル６
と融着接続される。

第８図は従来の光コネクタプラグ５の断面図である。５
ａはプラグボディで光ファイバコード４をサポートし、
５ｂは光コネクタブッシングで、光ファイバコード４の
引込部を保護している。

第９図は従来の成端箱３の光ファイバコード４の引込部
所面図で、３ａは光ファイバコード４のクランプ、３ｂ
はエンドブッシングでブッシングクランプ３ｃにより取
り付けられ、光ファイバコード４の引込部を保護してい
る。４ａは光ファイバコード４の心線である。

このように、制御盤１の従来の伝送路における光ファイ
バコード４は光コネクタブッシング５ｂおよびエンドブ
ッシング３ｂにより保護されるのみであった。

［背景技術の問題点］従来制御盤に用いられる光ファイバコード４は光フアイ
バ心線４ａにプラスチックの被覆が施されているものの
、一般的に電線と比較した場合の強度は小さく、例えば
、ノンコロシブビニールシース外形２．８Ｉの光ファイ
バコードの引張強度は１０ｋｇ以下である。特に曲げ力
に対しては、非常に脆い特性を有する。光コネクタプラ
グ５にはブッシング５ｂが設けられるが、ブッシング５
ｂ以外の部分の引張り１曲げ力に対する保護が不十分で
ある。

特に、光コネクタプラグ５の着脱の機会は多いが、光コ
ネクタプラグ５と一緒に光ファイバコード４も保持しな
いと光ファイバコード４の途中に引掛は等があった場合
、光ファイバコード４の光コネクタプラグ５との接続部
が損傷を起こしやすかった。

また、光ファイバコード４はかなりの可どう性を有する
ため、伝送路において伝送損失上許容の曲げ半径以下（
例えば、ＳＩ形石英ファイバコア径５０μｍ、クラツド
径１２５μｍの伝送損失上の曲げＲの限界１００圃以上
）のたるみが生じ、伝送損失の増大を招きやすかった。

従来、これらの対策として、予め長さを指定して光ファ
イバコード４の製作と同時に外被（ビニール）を直接被
覆したり、金属の可どう管に挿通保護する方法があった
が、高価な上、長さの指定が必要で、光伝送装置牟ら成
端箱までの布線に応じ自由な長さを外被被覆することは
できなかった。

［発明の目的］本発明は上記問題点をなくすべく、制御盤の光伝送装置
から成端箱までの布線に応じた長さの光ファイバコード
に対して、許容以上の引張り２曲げ力が加えられても損
傷しないように保護すると共に、伝送損失上許容の曲げ
半径以下のたわみを防止し得る光ファイバコードの保護
装置を提供することを目的とする。

［発明の概要コ制御盤における光伝送装置から成端箱までの光伝送路に
おいて、光伝送路を構成する光ファイバコードを保護チ
ューブ内に挿通し、かつ、チューブソケット付光コネク
タプラグと成端箱取付のチューブ固定金具に結合するこ
とにより、いかなる長さの光ファイバコードに対しても
、不用意な引張り２曲げによる損傷防止すると共に、保
護チューブの剛性により伝送損失上の許容曲げ半径以下
のたわみを発生させないことにより、伝送損失の増大を
防ぐようにしたものである。

［発明の実施例］以下１本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明による制御盤における光伝送装置から成
端箱までの光ファイバコード保護装置の構成図で、第７
図と同一部は同一符号とし、説明は省略する。１０は本
発明によるチューブソケット付光コネクタプラグ、１１
は保護チューブ、１２は本発明によるチューブ固定金具
を示す。保護チューブ１１は光ファイバコード４の許容
引張り２曲げ力以上の強度を有し、かつ最小曲げ半径が
、光ファイバコード４の伝送損失上の許容曲げ半径以上
の剛性を有する保護チューブ（例えば、フッ素樹脂のＦ
ＥＰ半硬質チューブ等）であれば何でも良い。この保護
チューブ１１内に光ファイバコード４を挿通し、光伝送
装置２から成端箱３までの布線長さに合せ切断後、保護
チューブ１１をチューブソケット付光コネクタプラグ１
０とチューブ固定金具１２に結合する。

これにより、光ファイバコード４による光伝送路は完全
に保護チューブにより被覆保護されるため、たとえ光フ
ァイバコード４の許容以上の力により引張られたり７曲
げられたりしても光ファイバコード４は損傷することが
ない。

更に、保護チューブ１１の剛性により、伝送損失上許容
の曲げ半径以下のたわみが発生しないため。

伝送損失の増大を防ぐことができる。

第２図は第１図におけるチューブソケット付光コネクタ
プラグ１０の断面図を示したもので、１０ａは光コネク
タチューブソケット、１０ｂはチューブ締付ナツト、１
０ｃはチューブ締付の光コネクタクランプ部で、保護チ
ューブ１１を光コネクタチューブソケット１０ａに挿入
し、光コネクタクランプ部１０ｃを保持しながら、チュ
ーブ締付ナツト１０ｂにより締付けるだけで、保護チュ
ーブ１１を簡単かつ確実に光コネクタプラグ５と結合す
ることができる。

これにより、光コネクタプラグ５の着脱時に、光伝送路
途中の引掛は等により、引張りや曲げ力がかかっても、
光ファイバコード４に直接力がかからないように保護チ
ューブ１１に保護されるため、光ファイバコード４の損
傷を防止することができる。

また、従来は第８図に示したように、プラグブッシング
５ｂからの光ファイバコード４の引き出し部は特に曲げ
力を受けやすく、曲げによる伝送損失の増大を招いてい
たが、本実施例のように保護チューブ１１の剛性による
許容曲げ半径の確保により、これを防止できる。

第３図は第１図におけるチューブ固定金具１２の断面図
を示したもので、１２ａはチューブ固定金具ソケット、
１２ｂはチューブ締付ナツト、１２ｃはチューブ締付時
のチューブ固定金具クランプ部、１２ｄは取付ネジ部で
、ナツト１２ｅにより成端箱３に取り付けられるが、保
護チューブ１１の長さに応じ、固定位置の調整ができる
。

第４図は第３図におけるチューブ固定金具１２の正面図
で、成端箱３に取付ミゾを設けたことにより。

保護チューブ１１をチューブ固定・金具１２に結合した
状態にて、成端箱３に取り付けることができる。

即ち、第３図において、保護チューブ１１内に光ファイ
バコード４を挿通した状態にて、成端箱３の取付位置に
合わせ保護チューブ１１を切断し、チューブ固定金具ソ
ケット１２ａに挿入し、チューブ固定金具クランプ部１
２ｃを保持しながら締付ナツト１０ｂにより締付ける。

そして、チューブ固定金具１２を成端箱３の取付ミゾ１
３に差し込みナツト１２ｅにより簡単に固定することが
できる。

従って、光ファイバコード４を用いた制御盤光伝送路に
おいて、光伝送装置２から成端箱３までの布線長さに応
じ、いかなる長さの光ファイバコード４に対しても簡単
かつ確実に保護することができる。

第５図および第６図は他の実施例を示したもので、第５
図は第２図における光コネクタチューブソケット１０ａ
の代りに鋸状の山を形成（以下、竹の子と呼ぶ）した竹
の子ソケット１４ａを設けた竹の子ソケット付光コネク
タプラグ１４である。この竹の子ソケット１４ａは、保
護チューブ１１をいったん差し込めば、抜けないように
作用すると共にスリーブ１５の挿入により完全にロック
される。

第６図は第３図におけるチューブ固定金具ソケット１２
ａの代りに第５図の光コネクタプラグ１４と同様にチュ
ーブ固定金具性の子ソケット１６ａを設けた竹の子ソケ
ット付チューブ固定金具１６で、スリーブ１５により完
全にロックされる。これにより、保護チューブ１１は光
コネクタ竹の子ソケットおよびチューブ固定金具性の子
ソケット１６ａに差し込み、スリーブ１５を挿入するだ
けで簡単に結合でき、光伝送装置ｉ！２から成端箱３ま
での光ファイバコード４を確実に保護する。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、制御盤内光伝送装
置から成端箱までの布線に応じた自由な長さの光伝送路
に対しても、光ファイバコードが損傷しないように保護
すると共に、保護チューブの剛性による許容曲げ半径の
確保により、伝送損失を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光ファイバコード保護袋断面図で
ある。１・・・制御盤、２・・・光伝送装置、３・・・成端箱
、４・・・光ファイバコード、５・・・光コネクタプラ
グ。６・・・光フアイバケーブル、１０・・・チューブソケ
ット付光コネクタプラグ、１０ａ・・・光コネクタチュ
ーブソケット、１１・・・保護チューブ、１２・・・チ
ューブ固定金具、１２ａ・・・チューブ固定金具ソケッ
ト、１２ｄ・・・取付ネジ部、１４・・・竹の子ソケッ
ト付光コネクタプラグ、１４ａ・・・光コネクタ竹の子
ソケット、１５・・・　スリーブ、１６・・・竹の子ソ
ケット付チューブ固定金具、　１６ａ・・・チューブ固
定金真性の子ソケット・（７３１７）　　代理人　弁理士　則　近　　憲　佑（
８０１５）　　　同　　王侯　弘文筆１図第２図第３図第４図第６図第７図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）制御盤内の光伝送装置から成端箱までの間に布設
される光ファイバコードを保護するための装置において
、引張りおよび曲げ強度を有しかつ伝送損失上の最小曲
げ半径以上の剛性を有する保護チューブと、光コネクタ
チューブソケットおよびチューブ締付ナットを具備した
チューブソケット付光コネクタプラグと、チューブ固定
金具ソケットおよびチューブ締付ナットを具備したチュ
ーブ固定金具とを備え、前記保護チューブ内に光ファイ
バコードを挿通しかつその保護チューブ両端をそれぞれ
前記チューブソケット付光コネクタプラグおよびチュー
ブ固定金具に固定することにより、前記光ファイバコー
ドを保護することを特徴とする光ファイバコードの保護
装置。
（２）特許請求の範囲第１項記載において、保護チュー
ブを差し込むソケットとして鋸状の山を形成した竹の子
ソケットを用いることを特徴とする光ファイバコードの
保護装置。