JPS6219759A - 疎水性の充填剤を使用するカラムクロマトグラフイ−の溶離液の循環使用方法 - Google Patents

疎水性の充填剤を使用するカラムクロマトグラフイ−の溶離液の循環使用方法

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JPS6219759A
JPS6219759A JP60157050A JP15705085A JPS6219759A JP S6219759 A JPS6219759 A JP S6219759A JP 60157050 A JP60157050 A JP 60157050A JP 15705085 A JP15705085 A JP 15705085A JP S6219759 A JPS6219759 A JP S6219759A
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Koji Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、疎水性の充填剤を充填したクロマトグラフィ
ー用カラムを用い、極性溶媒またはこれに非極性溶媒を
飽和量までの範囲の量添加したもので槽底される溶離液
でカラムクロマトグラフィーを行なう場合の溶離液の効
果的な循環使用方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、疎水性の充填剤を充填したクロマトグラフィー用
カラムを用いて行なうカラムクロマトグラフィーでは、
水、メタノール、エタノール、グロパノール、アセトン
、アセトニトリル、テトラヒト0ロフラン、ジオキサン
などの極性溶媒のうちの1種類の溶媒か、またはコ種類
以上の混合溶媒が溶離液として使用されており、水を含
む溶離液を使用するのが一般的である( PHARM 
TECHJAPANVol、 / # No−’#  
コj(1911r!]〕。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、疎水性の充填剤を充填したクロマトグラフィー
用カラムを用いてカラムクロマトグラフイーを行なう場
合、上記のような極性の高い溶離液を溶質を得る目的で
蒸留、濃縮するためには。
一般的に高い熱量と長時間を要し、また溶離液が2種類
以上の混合溶媒である場合、蒸留、濃縮して回収した溶
離液は一蒸留以前の溶質を含まない溶離液ど比較して組
成が変わってしまう場合が多ζ、このため蒸留、濃縮し
て回収した溶離液を再びこの溶離液を流出させたカラム
の上部に注ぎカラムクロマトグラフィーの溶離液として
使用するためには1回収した溶離液を構成する溶媒の組
成をガスクロマトグラフィーなどによって分析し。
その上で溶離液の組成を回収する以前の組成と同じにす
るために1例えば精留してそれぞれ単一の溶媒にした後
、あらためて混合するか、または新たに溶媒を添加して
混合するなどしなければならなかった。かぐして、蒸留
、濃縮して回収した溶離液を、上記のような操作を行な
わず再び溶離液として使用することは難しかった。
本発明はこの問題を解決し、疎水性の充填剤を充填した
クロマトグラフィー用カラムを用いてカラムクロマトグ
ラフィーを行なう場合の溶離液の効果的な循環使用方性
を提供するものである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
上記の問題点を解決するための本発明は、疎水性の充填
剤を充填したクロマトグラフィー用カラムを用い、7種
類または一種類以上の極性溶媒、あるいはこれに非極性
溶媒を飽和量までの範囲の量添加したものを溶離液とし
て用いるカラムクロマトグラフィーにおいて、上記カラ
ムの下部から流出する溶質を含んだ溶離液に、これと二
相に分離する状態となるように非極性溶媒を添加、接触
させることにより溶離液中の溶質を非極性溶媒に移行、
抽出させた後、この非極性溶媒と溶離液とを分離し、溶
質が抽出された後の溶質を含まない溶離液を再び上記カ
ラムの上部に注ぎ、このカラム中の溶質を溶離させるこ
とを特徴とする。疎水性の充填剤を使用するカラムクロ
マトグラフィーの溶離液の循環使用方法である〇 本発明において、疎水性の充填剤としては、アルキル基
をシリカゲルに化学結合させた充填剤、スチレンとジコ
兎ベンゼンの共重合物を素材とした吸着樹脂−メタクリ
ル酸エステルやアクリル酸エステルを母体とする吸着樹
脂、またはシリカゲルにシリコンオイルや炭化水素類を
含浸させた充填剤などを使用することができる。そして
これらの充填剤のクロマトグラフィー用カラムC以下、
することができる。
充填剤が充填されたカラムには溶離液を通液し。
充填層中の気泡を取り除ζなどして、いわゆるカラムの
コンディショニングを行なって分離精製の目的の成分を
含む原料の負荷に備える〇本発明で使用する溶離液とし
ては、1種類の極性溶媒、または2種類以上の極性溶媒
の混合物。
あるいはこれらに非極性溶媒を飽和量までの範囲の量添
加したものが用いられる。
本発明ではカラムの下部から溶質を含んで流出するこれ
らの溶離液は、これと二相に分離する状態となるように
非極性溶媒を接触させることに−よって、溶質を非極性
5媒で抽出した後、溶離液を溶質を含む非極性溶媒と分
離し、この溶質を含まない溶離液を、クロマトグラフィ
ー用溶離液として再びカラムの上部にもどして循環して
使用するものであるので、溶離液は、循環使用している
間に組成の変化が少ないことが好ましく、また溶質の抽
出に使用する非極性溶媒と二相に分離するのがよ(1両
液、すなわち溶離液と溶質の抽出に使用する非極性溶媒
を等量ずつ分液ロートに入れて分配した場合、溶離液側
の容1が全く変わらないか、または増す・ものが好まし
い。これは、例えば分配した際、溶離液側の容量が減る
場合には、溶離液幇構成している溶媒が溶質の抽出に使
用する非極性溶媒によって抽出されていることを示して
おり、この溶離液を循環使用すれば溶質の抽出を行なう
ごとに溶離液の組成が変化してしまうためであり、一方
1分配した後に溶離液の容量が増す場合には、抽出に使
用した非極性溶媒が溶離液に飽和した場合であるため、
さらに循環便用しても溶離液の溶媒組成は変わらないか
らである。
溶離液として、7種類の極性溶媒または2種類以上の極
性溶媒の混合物に非極性溶媒を飽和量までの範囲の量添
卯したものを使用するのは、非極性溶媒を添加すること
によって1分離する目的の取分の分離効果を高めるため
であるが、溶離液に添加する非極性溶媒と、溶質の抽出
に使用する非極性溶媒の種類が異なる場合は、溶離液と
溶質の抽出に使用する非極性溶媒とを分配した際に、溶
離液に添加する非極性溶媒が、抽出のための非極性溶媒
によって抽出される場合があり、このような溶媒系で溶
離液を循環使用した場合には、溶離液から溶質の抽出を
行なうごとに溶離液の組成が変化してしまう恐れがある
ため、溶離液に添加する非極性溶媒としては、溶質の抽
出に使用する非極性溶媒と同じものを使用することが好
ましい。
このことから、本発明で使用する溶離液としては、循環
使用している間の組成の変化が少ないことが好ましいた
め、7種類の極性溶媒または2種類以上の極性溶媒の混
合物に溶質の抽出に使用する非極性溶媒と同じ非極性溶
媒を飽和量までの範囲の量添加したものを用いることが
好ましい0本発明で溶離液として用いる極性溶媒の具体
例としては1例えば水、メタノール、エタノール。
プロパツール、インプロパツール、ブタノール、アセト
ン、メチルエチルケトン、アセトニトリル。
ジオキサン、テトラヒドロフラン、酢酸などの酸の水溶
液、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基の水
浴液を挙げることができ、これらのうちの7種類の溶媒
かコ種類以上の混合溶媒を。
分離する目的の物質に応じて適宜選択し、使用すること
ができる。
また、溶離液に添加する非極性溶媒、または溶質の抽出
に使用する非極性溶媒の具体例としては。
例工Id n−ペンタン、n−ヘキサン、n−へブタン
、n−オクタン、イソオクタン、シクロヘキサン、ベン
ゼン、トルエン、クロロホルム、ジクロルメタンなどを
挙げることができる。
↑ 極性溶媒に非極性溶媒を添加した溶離液の調梨には1例
えば選定した1種類または2種類以上の極性溶媒と、非
極性溶媒を分液ロートに入れ、振トウすることにより溶
離液を得ることができる0その際の液温はカラムクロマ
トグラフィーを行なう際のカラムの充填剤の充填層の温
度と同じであることが好ましい0 に分離精製の目的の成分を含む原料を負荷し、上記のよ
うにして調製した溶離液をカラムに通液して溶離を開始
する。そしてカラムの下部から流出する溶質を含む溶離
液は一定量ずつ分画し、それぞれ分液ロートな用いて分
画した溶離液景の//10〜1倍量程度の非極性溶媒を
7〜1回分はどに分けて添加し溶離液から溶出を行なう
か、または連続抽出装置などを使用してカラムの下部か
ら流出する溶離液から連続的に溶質を非極性溶媒で抽出
する。この場合、抽出に使用する非極性溶媒の量や1分
液ロートを用いる場合の抽出回数、また連続抽出装置を
使用する場合の抽出用非極性溶媒と溶離液の流量比など
は、抽出用非極性溶媒にょる溶離液からの溶質の抽出率
などによって決定し。
溶離液からの溶質の抽出は完全に行なわれることが好ま
しい。
非極性溶媒で溶質を抽出した後1分液ロートを用いて抽
出した場合には、それぞれ分画された溶離液からの抽出
分ごとに、非極性溶媒を蒸留、a縮して各分画分の溶質
を得、また、連続抽出装置などにより溶質を抽出した場
合には、連続抽出装置から溶質を抽出して流出する非極
性溶媒を一定量ずつ分画し、この非極性溶媒を蒸留、濃
縮して溶質を得1分画された溶質は、ガスクロマトグラ
フィー(GLC)、高速液体クロマトグラフィー〔HP
LC)などによって分析することによって目的の成分を
得ることができる。
そして非極性溶媒によって溶質が抽出された後の溶離液
は、再びカラム中の取分を溶離するべ(。
カラムの上部から注ぎ入れ、カラムクロマトグラフィー
の溶離液として循環使用する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、疎水性の充填剤を充填したカラ′ムを
用いるカラムクロマトグラフィーで使用する極性の毘い
溶離液を直接蒸留、濃縮することな(容易に目的とする
成分を得ることができ、しかも使用する溶離液の組成を
変化させることなく効果的に循環して使用することがで
きる0〔実施例〕 以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれにより制
限されるものではない口 実施例 1 スチレンとジビニルベンゼンの共重合物を母体とする三
菱化成(株)製の非極性吸着樹脂セパビーズ5P−20
7を、直径3cm、高さ50mのガラス製カラムにj 
OCmの高さまで充填した。
メタノールな浴離敵として上記非極性吸着樹脂充填層に
流し込み、充填層の気泡を取り除き、充填層最上部がわ
ずかに露出するまで、このカラム下部から溶離液を流し
て止め、目的とするエイコサペンタエン酸エチルt4t
2.6係含有する脂肪酸エチル混合物コ、/ノを負荷し
た。このものはガスクロマトグラフィーC以下、GLC
という】による分析の結果、エイコサペンタエン酸エチ
ルの他に20種類はどの脂肪酸エチルが含まれていたO カラム下部から溶離液を流出させ、脂肪酸エチル混合物
を完全に樹脂層にしみ込ませて溶離液の流出を止めた。
カラムの充填層上部の空間に溶離液を流し込みながら溶
離液をこのカラム下部から毎分/、♂Uの流速で流出さ
せ、初めのjO酩を三角フラスコに取り、続けて流出し
て(る溶離液を別の三角フラスコに取った。そして初め
の夕0虹の溶離液を分液ロートに入れ、溶離夜景の約4
の量であるl≦aのn−ヘキサンで3回1合計4t♂r
n6のn−ヘキサンで溶質の抽出を行ない、このgrm
Aのn−ヘキサンを蒸留、濃縮して第1画分の溶質を得
た。一方、溶質が抽出された後の溶離液は再びカラム上
部に流し込み、カラムクロマトグラフィーを続け、この
ようにして第1画分までの溶!画分と第6画分に分画さ
れており、それぞれの含有率は?2.3係および♂グ、
2係、また収景は0.23g−および0.2θ)であっ
た0なお、上記実施例中のGLCの分析は下記の条件で
行ない1面積百分率で含有率を表示した0GLC分析条
件 充填剤:液相DEO8−8TCガスクロ工業C株】製〕
0qb 担体Uniport HP (ガスクロ工業(株)製]
≦0〜♂0メツシュ カラム:31R1ILφ×−m ガラスカラムカラム温
度=200℃ キャリアガス:窒素 検出器:水素炎イオン化検出器(F、1.D、 )実施
例 2 直径jcm%高さj Ocmのガラス製カラムにj O
Cmの高さまでスチレンとジビニルベンゼンの共重合物
である三菱化成c株)製の非極性吸着樹脂ダイヤイオン
HP−コθを充填し、た。
♂!係メタノール水/ 000−と1oorIv8のn
−ヘキサンをコ!の分液ロートに入れ、振どう。
分配したところ、n−へキサン飽和のtタ係メタノール
水10!J’tnlが得られた。
このn−へキサン飽和の♂タ係メタノール水を溶離液と
して上記非極性吸着樹脂層に流し込み、充填層の気泡を
取り除き、充填層最上部がわずかに露出するまで上記カ
ラムの下部から溶離液を流して止め、目的とするエイコ
サペンタエン酸エチルを4tO%含有する脂肪酸エチル
混合物に、4tfを負荷した。このものは、GLCによ
る分析の結果、エイコサペンタエン醗エチルタ0%ノ他
に。
20種類はどの脂肪酸エチルを合計30係含んでいた0
カラムの下部から溶離液を流出させ、脂肪酸エチル混合
物を完全に樹脂層にしみ込ませて溶離液の流出を止めた
。ついでカラムの充填層上部の空間に溶離液を流し込み
ながら溶離液をこのカラムの下部から毎分/♂祷の流速
で流出させ、初めのj 00 mlを三角フラスコに取
った。続けて流出して(る溶離液を別の三角フラスコに
取った。
そして、初めのsoomtの溶離液を/!の分液ロート
に入れ、溶離液量の//10の量である夕Om8のn−
ヘキサンで3回、合計/jOrlLlのn−へキサンで
溶質の抽出を行ない、この/!0rfLlのn−ヘキサ
ンを蒸留、a縮して第1画分の溶質を得た〇一方、溶質
が抽出された後の溶離液は、再びカラムの上部に流し込
みカラムクロマトグラフィーを続け、上記と同様にして
第72画分までの溶質を得た。このようにして得られた
両分をそれぞれGLCによって分析した結果、目的とす
るエイコサペンタエン酸エチルは、第11と72画分に
分画されており、それぞれの含有率は96.3%および
ワ!、/係、また収量は/、3ノおよび0.♂ノであっ
た。
なお、上記実施例中のGLC分析は実施例1と同じ条件
で行なった。
実施例 3 アセトニトリル/♂OmB 、メタノール?0α。
水30廐を分液ロートに入れ、振とり、混合した後、こ
れにn−ペンタン30rfLlを加えて分配したところ
、n−ペンタン飽和のアセトニトリル、メタノール、水
の混合溶媒約310rld;が得られ、これを溶離液と
した。
直径コ、コCm、にさj Oclllの中圧液体クロマ
トグラフィー用ガラスカラムにオクタデシル基を化学結
合により保持したシリカゲル系のカラムクロマトグラフ
ィー用充填剤であるMERCK社製のLi Chrop
rep RP −/ / r /r 〜2r μm 】
iq。
1を上記の溶離液とともに湿式充填した。
目的とするエイコサペンタエン酸エチルを4ノg、、<
係、ドコサヘキサエン酸エチルを2グ、/係含有し、そ
の他に20種類程度の脂肪酸エチルを合計3/%含有す
ることがGLC分析によって確認された脂肪酸エチル混
合物3 、rfを、上記カラムの充填層最上部に負荷し
、定電ポンプで3.!にl/ Caはどの定圧で溶離液
を送り込みながら、カラムの下部から毎分1.♂彪の流
速で溶離液を流出させ、これを直径2am 、高さ/ 
J−Ocmの液々向流抽出装置のカラムの上部から下部
に向かって流し、抽出のための溶媒であるn−ペンタン
を上  i記の液々向流抽出装置のカラムの下部から上
部に向かって毎分θ、乙祷の流速で流して溶離液から浴
′質の抽出を行なった。
溶質がn−ペンタンによって抽出され液々向流抽出装置
のカラムの下部から流出した溶離液は。
再び上記のカラムクロマトグラフィーの溶離液として使
用し、溶質を抽出して液々向流抽出装置のカラムの上部
から流出するn−ペンタンは、/!nずつでフラクショ
ンl〜10まで分画シ、それぞれ蒸留し、溶媒を留去し
た後、GLC分析を行なった。GLC分析の結果−フラ
クション7を蒸留、濃縮して得られた画分は1.θ2ノ
でエイコサペンタエン酸エチルの含仔率93.乙係であ
り。
またフラクション9を蒸留、濃縮して得られた画分は0
.4t♂ノで、ト1コサヘキサエン酸エチルの含有率は
9乙、コ%であった。   −なお、上記実施例中のG
LC分析は実施例1と同じ条件で行なった。
実施例 4 りO%エタノール水グθOmBとシクロヘキサン200
rnlを分液ロートに入れ、振とう1分配したところ、
シクロヘキサン飽和のエタノール水約夕lコMが得られ
、これを溶離液とした。
Yで使用したものと同じカラムクロマトグラフィー用充
填剤/90m1を上記溶離液とともに湿式充填して、コ
ンディショニングを行なった。
α−トコフエロルを30.!%、γ−トコフェロールを
4t/、3%、δ−トコフェロールなコ♂、2係含有す
ることをGLC分析によって確認したトコフェロール混
合物J−17g−を上記カラムの充填層最上部に負荷し
、定量ポンプでu、jにlZc肩はどの定圧でカラムへ
溶離液を送り込みながら、カラムの下部から毎分/、θ
mbの流速で溶離液を流出させjOrfLbで/分画と
した。分画した溶離液は。
1分画分ずつ分液ロートに入れ、!虹ずつのシクロヘキ
サンで3回、溶質の抽出を行ない、溶質が抽出された後
の溶離液は、再びカラムクロマトグラフィーの溶離液と
して使用した。溶質を抽出したシクロヘキサンは、蒸留
、濃縮して溶質を得た。
以上のようにして/〜コθまでの溶質画分、すなわちト
コフェロール画分を得、それぞれGLC分析を行なった
ところ、第2画分ではα−トコフ二〇−ル含有率93.
9%のものが/、3f、1g//画分−’Qはγ−トコ
フェロール含KN 9 ! −3%のものが/−99,
第1グ画分ではδ−トコフェロール含有率9′3.グ係
のものが/、29得られた。
上記実施例中のGLC分析は、下記の条件で行ない、面
積百分率で含有率を表示した。
GLC分析条件 充填剤:液相5ilicone GE 5E−Jθ[:
宿料化工(株)製]1.!% 担体Shimalite W (宿料化工C株]製〕♂
0〜lθ0メツシュ カラム:jm、φ×2−/m  ガラスカラムカラム温
度二2乙θ℃ キャリアガス:窒素 検出器:水素炎イオン化検出器(F、I、D−)実施例
 5 ♂0%n−グロバノール水ざ!とイソオクタン2kを分
配したところ、5’、27のイソオクタン飽和のn−グ
ロパノール水が得られ、これを溶離液とした。
直径t am 、  高さ7mのガラス製カラムに、ス
チレンとジビニルベンゼンの共重合物を母体とした三菱
化成〔株〕製の非極性吸着樹脂セパビーズ5P−207
を! j cmの高さまで充填し、上記の溶離液をこの
カラムに流し込み、セパビーズ5P−202の充填層を
溶離液で満たし、充填層中の気泡を取り除いた後、充填
層の最上部がわずかに露出するまでカラムの下部から溶
離液を流出させた0 ブラシ力ステロールタ、2%、カンペステo −ル2/
、3係、スチグマステロール/3.2%。
β−シトステロールゲタ、3%を含有することがGLC
分析によって確かめられた植物ステロール混合物からβ
−シトステロールを分離することを目的としてこの植物
ステロール混合物9 、 rg−を11011gのn−
プロパツールに溶解し、カラムの内壁を伝わらせながら
ゆるやかに上記充填層上に注ぎ入れた0カラムの下部か
ら溶離液を毎分10a′の速度で流出させ、上記の植物
ステロール混合物のれ一グロパノール溶液が、充填層に
完全に浸透したところで、溶離液の流出を止めた。この
充填層上に溶離液を注ぎ入れカラムの下部から毎分jO
mlずっ溶離液を流出させ、/分画分を一!とじて、初
めのコLを三角フラスコに取った。続け”CIX 出シ
て(る溶離液を別の三角フラスコに取った。そして初め
の2!を分液ロートに入れ、−〇〇aずつのイソオクタ
ンで3回1合計toomzのイソオクタンで溶質の抽出
を行なった。
溶質の抽出が終了した溶離液は、再びカラムの上部に注
ぎ入れ、カラムの溶離液として使用し。
このようにして第1〜23番目までの分画な行なった。
これらは蒸留、濃縮してイソオクタンを留去した後、そ
れぞれGLC分析を行なった。GLC分析の結果、第2
θ番目の画分はβ−シトステロール含有率が92.2%
であることがわかった。
このものの収量は2−r9であった。
上記実施例中のGLC分析は、下記の条件で行ない1面
積百分率で含有率を表示した。
GLC分析条件 充填剤:液相5ilicone OV −/ 7 [西
尾工業C株)製〕2% 担体Chromosorb W−HP (西尾工業C株
)製〕100〜lコθメツシュ カラム:ja+iφxx、7m ガラスカラムカラム温
度:220℃ キャリアガス:窒素

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 疎水性の充填剤を充填したクロマトグラフィー用カラム
    を用い、1種類または2種類以上の極性溶媒、あるいは
    これに非極性溶媒を飽和量までの範囲の量添加したもの
    を溶離液として用いるカラムクロマトグラフィーにおい
    て、上記カラムの下部から流出する溶質を含んだ溶離液
    に、これと二相に分離する状態となるように非極性溶媒
    を添加、接触させることにより溶離液中の溶質を非極性
    溶媒に移行、抽出させた後、この非極性溶媒と溶離液と
    を分離し、溶質が抽出された後の溶質を含まない溶離液
    を再び上記カラムの上部に注ぎ、このカラム中の溶質を
    溶離させることを特徴とする、疎水性の充填剤を使用す
    るカラムクロマトグラフィーの溶離液の循環使用方法。
JP60157050A 1985-07-18 1985-07-18 疎水性の充填剤を使用するカラムクロマトグラフイ−の溶離液の循環使用方法 Expired - Lifetime JPH0713632B2 (ja)

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