JPS62197420A - 芳香族ポリマ− - Google Patents

芳香族ポリマ−

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JPS62197420A
JPS62197420A JP62018124A JP1812487A JPS62197420A JP S62197420 A JPS62197420 A JP S62197420A JP 62018124 A JP62018124 A JP 62018124A JP 1812487 A JP1812487 A JP 1812487A JP S62197420 A JPS62197420 A JP S62197420A
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JP
Japan
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polymer
polymers
molecular weight
group
polycondensation
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JP62018124A
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English (en)
Inventor
ジェームズ・アンソニー・ダニエルズ
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香族ポリマー、その種のポリマーを基礎とす
る複合体組成物、およびその種のポリマーの製造に関す
るものである。
このタイプの多くの商業的に入手できるポリマーにおい
ては、芳香環は酸素(エーテル)、硫黄、スルホン、ケ
トンまたはアルキレンのような原子または基によって一
緒に連結される。エーテルとスルホン、そして任意的に
はアルキレンの結合を含むものは一般的には、例えば2
00’C以上、ある場合には少くとも250℃の高いガ
ラス転移温度をもつ非晶質である。しかし、非晶質であ
るので、それらは炭化水素液体を含めたある範囲の溶剤
の侵蝕を受けやすい。
対照的に、エーテルとケト/の結合を含むポリマーは一
般的に結晶性または結晶化可能性でらシ、結晶性形態に
おいては、多くの化学的環境による侵蝕に耐える。それ
らは一般的には、高融点、代表的には少くとも300℃
、恐らくは400℃以上の融点をもつ。しかし、このタ
イプの多くのポリマーのガラス転移温度は代表的には2
00℃以下であシ、140℃から160 ℃の範囲にあ
るかもしれない。
それらの機械的強度のかなりの割合がガラス転移温度付
近の温度において失われるので、これらのポリマーは1
80℃またはそれ以上の温度において弾性率のような機
械的性質の保持を必要とする応用に適当ではない。ポリ
マー構造がガラス転移温度を上げる試みで変性される場
合には、その種の温度上昇は通常は融点の上昇を伴う。
劣化を避けるにはポリマー処理温度は好ましくは高くて
450℃、特に430℃までであるので、ポリマーの融
点は好ましくは420℃以下、さらに好ましくは400
℃以下である。180″Cまたはそれ以上のガラス転移
温度1ft420℃以下の融点と一緒に保有するポリマ
ーは数が少ない。
以下の記述において、次の略号が用いられる:DSC、
$先走査熱量計; Tm  融点、溶融吸熱が観察される温度;Tc  固
化の前後において溶融物の冷却時に結晶化がおこる温度
; Tg  ガラス転移温度; I’V  密度IJ34−1)/−の硫酸の中の溶液の
1003 中のポリマー0.19  の溶液について3
0’Cで測定するときの、内部粘度;RV  密度1.
849/cmの硫酸の中の溶液の100画 中のポリマ
ー1.09 の溶液について30’Cで測定するときの
、換算粘度。
DSCによるTHの測定は、窒素下で20’C/分の加
熱および冷却速度を使って、メトラーTA300のDS
G  計器中でポリマーの20gの試料を検査すること
によって実施される。得られる冷却曲線からTgはその
冷却曲線中の折点における切線として引かれる二つの直
線の切片として得られる。
本発明によると、ホIJマーはエーテル結合によって連
結される繰返し単位 1 −PhCOPhPh−および n  −PhSO2Ph− を含み、かつ少くともOAの内部粘i1もつ。
好ましいボ1yマーは少くとも0.6、特に少くとも0
.7、例えば少くとも0.8のIV iもつ。一般的に
工Vは2.5以下、特K 2.0以下、そして好ましく
は1.5を越えない。加工の容易さから、工Vは0.6
から0.7の範囲にあシ、これは加工中に少くとも0.
7へ増してもよい。
ポリマーは好ましくは単位■と■との合計と相対的に少
くとも6モル−〇単位Iを含む。単位Iの割合は好まし
くは羽モルチをこえることがなく、そしてさらに好まし
くは閉モルSをこえない。
少くとも72モルチの単位ITh含むポリマーが好まし
く、75から80モルチが具体的には好ましく、76か
ら閉モル俤が特に好ましく;好ましくはこれらの単位は
塩素鎖端をもつ。しかし、65から72モルチの単位■
を含むいくつかのポリマーは性質の有用な組合せをもち
;好ましくはこれらの単位は弗素鎖端をもつ。本発明の
ポリマーは代表的には単位Iおよび■から本質的に成り
、すなわち、他の単位はせいぜい(9)チである。
好ましいポリマーは、(1)結晶性であり; (II)
圧縮成型することによってフィルムに形成されるときに
強靭であり ; (Il+)広範囲の溶剤に対して抵抗
性であり、特に、メチレンクロライド(CH2C12)
中で加℃で24時間浸漬するときに、「本質的に影響を
受けず」、すなわち、重量増が10%以下であり;そし
てGy) 200℃以上のガラス転移温度と、400℃
以下、具体的には390℃以下で特に380℃以下の融
点とをもつ;という一つまたは一つより多くのことを特
徴としている。従ってこれらのポリマーは溶剤と高温に
対する抵抗性を必要とする応用に特に有用である。
単位Iおよび■から成るポリマーはUS−A−4036
815において、そしてま九US−A−3940428
およびUS−A−3764583において広く開示され
ている。しかし、例示されているものはすべて0.5以
下のRV、すなわち、0.39 以下(7) IT t
 4 チ、実際ニ、RVは0.42iこえない(工■は
0.33 ftこえない)。その上、単位■を75モル
チ以上含むコポリマーは記述されていない。US−A−
4036815のポリマーから形成される圧縮成型フィ
ルムはそれが単位Iをお%またはそれ以上含んでいる場
合には脆いと述べられている。これらのポリマーのT9
 に関しては何の情報もない。単位■とI[を含みかつ
エーテル結合をもつポリマーが本発明のポリマーの有用
な性質組合せを保有することは示唆されていない。
特に、US−A−4036815は6から72モルチの
単位I’を含むポリマーが有用な性質金もつこと、ある
いは75モルチより多くの単位Iを宮むポリマーが特に
有用な性質組合せをもつこと、會示していない。
本発明によるポリマーはフィルムおよびt気的導体の絶
縁被覆1含めた、賦形物品へ溶融加工できる。それらは
ポリエーテルスルホンおよび/またはポリアリールエー
テルケトンが従来提唱された応用において使用できる。
特に、それらはベアリングまたは支承ライナー用に用い
てよく、あるいは、良好な電気絶縁性、広汎な化学品に
対する喪好な抵抗性、高温におよぶ機械的性質の保持、
良好な燃焼抵抗、および低い毒性蒸気の発生率および燃
焼時の低い煙密度、の一つまたは一つより多くの組合せ
を必要とする応用に使用してよい。
多くの応用に対して本発明のポリマーは安定剤以外には
、あつ光としても二、三の添加剤しか一緒に用いないけ
れども、ある範囲のポリマー組成物を生成させる念めに
一種または一種よシ多くの添加剤を組入れてもよい。
このように、もう一つの側面においては、本発明は少く
とも一つの添加剤と一緒にその種の、d リマーから成
るポリマー組成物管提供する。
その少くとも一つの添加剤はスルホンおよび/またはケ
トンの結合を含むポリアリールエーテルについて従来提
案されたもののいずれであってもよく、例えば、ガラス
、カーボンるるいはポリ−パラフェニレンテレフタルア
ミドのような無機および有機の繊維質充填剤;ポリ四弗
化エチレン、グラファイト、窒化硼素、雲母、タルクお
よび)之−ミキュライトのような有機および無機質の充
填削;成核剤;および燐酸塩およびそれの組合せのよう
な安定剤、である。
好ましくは、添加剤の合計割合は全組成物の重量で少く
とも0.1チ、多くて80%、特に多くて70%である
。組成物は例えば5から加重量%の窒化硼素;あるいは
少くとも加重量%のガラスまたはカーボン短繊維;ある
いは容積で父から70チ、特に約60%のガラスまたは
カーボンの連続繊維;あるいは、弗素含有ポリマー、グ
ラファイト、および有機または無機質繊維状充填剤の混
合物;を含むことができ、そして、これらの添加剤の合
計割合は好ましくは全組成物の加から80重量%である
この組成物はポリマーを添加剤と、例えば粒子混合また
は溶融混合によって混合することによってつくってよい
。さらに特定的にいえば、乾燥粉末または粒子の形すに
あるポリマー物質を添加剤と、転勤混合または高速混合
のような技法を使って混合することができる。このよう
にして得られる混合物を紐状に押出し、それを粒状物を
与えるよう切断することができる。その粒状物は成形操
作、例えば射出成型または押出し成型にかけて賦形物品
を得ることができる。
あるいはまた、組成物はポリマーのフィルム、箔、また
は粉末/粒状物であることができ、粒状添加剤を併用し
てもよく使用しなくてもよく、マットまたは布の形に繊
維質充填剤で以てラミネート化してよい。
あるいはまた、繊維質充填剤を含む組成物は本質的に連
続である繊維、例えばガラスまたはカーボy41).維
を溶融ポリマーまたはそれを含む混合物の中に通過させ
ることによって得ることができる。
得られる生成物はポリマーで被覆された繊維であり、そ
の被覆繊維は単独で用いるか他の物質例えばこのポリマ
ーをさらに用いて一緒に使用して、賦形物品を形成する
ことができる。この技法による組成物の製造はさらに詳
細にEP−A−56703゜102158および102
159に記載されている。
本発明のポリマーあるいはそれらを含むポリマー組成物
から賦形物品を製造する際には、望ましくは、ポリマー
の結晶度を焼鈍段階を含めた製作工程中でできるだけ発
達させる。それは、その後の使用において、結晶化し続
けることができる物品は寸法変化、反りまたは亀裂、お
よび物理的性質の一般的変化を受けるからである。その
上、結晶度の増加は環境抵抗性の改善をもたらす。
結晶化挙動の改善を達成するには、本発明のポリマーは
ポリマー鋲止で端末イオン性基−A−Xを形成させるこ
とによって変性されてもよく、この場合、Aはアニオン
であり、又は金属カチオンである。その種の変性ポリマ
ーの製造はよシ詳細に我々のEP−A−152161K
記述されている。
アニオンは好ましくは、スルホネート、カルボキシレー
ト、スルフィネート、ホスホネート、ホスフェート、7
エネート、およびチオフェネートから選ばれ、金属カチ
オンはアルカリ金属およびアルカリ土類金属である。
そのような変性によって、結晶化開始についての温度T
c はイオン性端末基を含まない類似ポリマーと比べて
少くとも2℃上げることができる。
しかし、有用なポリマーは、Tc にほとんどまたは全
く変化がないときでも、十分な成核剤が端末基から生じ
てイオン性端末基を含まない類似組成物と比較して球晶
の数を増す場合には、得られる。
そのような変性ポリマーは予め形成されたd? リマー
をイオン性端末基を含む反応性化学種と反応させること
によって、最も適切に製造される。代表的には求核性反
応剤によって置換され得る端末基をすでに含むポリマー
を反応性の求核性基および基−A−X を含む化学種と
反応させる。例えば、ポリマーが弗素、塩素およびニト
ロから選ばれる端末基をもつ場合には、反応性化学種は
フェネートまたはチオ7エネートまたは式−A−Xの基
のような求核性基を含む。
あるいはまた、予め形成されたポリマーは端末求核性基
を含むことができ、イオン性端末ポリマーは、クロロ、
フルオロまたはニトロおよび−A−Xのような求核性反
応剤によって置換され得る基を担持する低分子量化合物
と反応させることによって形成させてよい。端末求核性
基をもつポリマーは求核性反応剤によって置換し得る端
末基をもつポリマーから容易に誘導され得ることは予測
される。例えば、弗素端末ポリマーはフルオロ、クロロ
またはニトロの基および−A−X @担持する低分子量
化合物と、弗素端末基を置換して求核性端末基を与える
塩基の存在下において反応させることができる。
もう一つの手順においては、ポリマーの端末基の性質と
関係なく、好ましくは高い数平均分子量、例えば約10
.000より大きい分子量をもつポリマーを求核性基お
よび−A−X基をもつ化学種の存在下で1.)f IJ
マー鎖の切断をひきおこす条件のもとて溶融する。切断
をひきおこす条件は反応が高温において、あるいは溶融
体ではなく溶液である環境において行なわれる場合に増
進されるが、しかし、ポリマー鎖の性質によって主とし
て影響される。
鎖切断生成物がなおも有用な性質にもつように高分子量
のポリマーを用いることが好ましいが、端末イオン性基
を含む低分子量生成物が、それらが端末イオン性基を含
まない高分子量ポリマーの結晶化挙動に影響を及ぼすこ
とができるので有用であることを我々は発見したのであ
る。
端末イオン性基を含む変性ポリマーは賦形物品を形成す
るのに単独で使用してもよく、あるいは未変性ポリマー
との混合物として使用してもよい。
その種の変性ポリマーまたは混合物はまた前述のとおり
の一つまたは一つより多くの添加剤と一緒に使用しても
よい。
本発明のポリマーはUS−A−4036815の場合と
比べて改善された求核性重縮合法によってつくることが
できる。US−A−4036815によると、ポリマー
はビス−(4−(4−クロロベンゾイル)ビフェニリル
〕カーボ$−トと4−(4−クロロフェニルスルホン)
フェノールノカリウム塩とを使って水酸化カリウムの存
在下でつくられ、その製造中において、そのカーボネー
トは加水分解と、構造 のハロフェノールのアルカリ金属塩への転化を受けるが
、この式においてMはアルカリ金属であり、Xはハロゲ
ンであり;このハロフェノールの塩の重縮合が次におこ
る。しかし、得られるポリマーは低分子量である(Rv
が0.42 tたはそれ以下である)。
本発明の方法の第一の側面によると、ポリマー裂遣方法
は、実質上無水の条件下で、少くとも一つの化合物 Y 1PhCOPhPhY22 を少くとも一つの化合物 Y3PhSO2PhY’ および/または、繰返し単位 −PhSO□ph− をもちその繰返し単位がエーテル結合によって中で連結
されているポリアリールエーテルスルホンと、150℃
から400℃の範囲の温度において、かつ、重縮合の少
くとも最後の段階が300 ’Cまたはそれ以上の温度
で行なわれるよう、化合物Y1PhCOPhPhY2オ
! ヒY3PhSO2PhY’ o 中(7) 7 Z
ノール基とポリアリールエーテルスルホンの−PhSO
□Ph−繰返し単位とに関して化学量論的の量または2
5チまでの過剰の少くとも一つのアルカリ金属の水酸化
物、炭酸塩または重炭酸塩の存在下において、重縮合さ
せることから成り、この場合、 Phはパラ−フエニレンであシ、そして、yl、  y
2および、存在するときには、Y3とY4、は各、独立
にハロゲンまたは−OHであり、そしてそのハロゲンと
−OHは実質上等モル量であるようなものである。
代表的には、Y はハロゲンであシ、Yは一〇Hである
。化合物Y3PhSO2PhY’ においては、Y3と
Y4 はそれぞれ、必要ならばハロゲンおよびOHであ
ることができ;あるいはまた、本質上等モル割合のビス
−ハライド(Y3−Y4−ハロゲン)とビス−7エノー
ル(Y3−Yζ=OH)  @用いることができる。し
かし、基Y3およびY4がそれぞれハロゲンおよび−O
Hであることが好ましい。
ハロゲンは臭素、塩素、または弗素であり、特に塩素ま
たは弗素であることができる。我々は、得られるポリマ
ーの性質はどのハロゲンが存在するかによって影響され
ることを発見した。例えば、炭素−13の核磁気共鳴(
以後は単に”NMR″)を使うと、Ylが弗素であj5
M  が−OHであるときに得られる生成物はY が塩
素でありY が−OHであるときに得られる生成物のも
のとは異なるNMRスペクトルをもつ。フロモル−〇単
位Iと従って22.4モル量の単位■とを含むポリマー
におけるこの効果は付属図面に描かれている。
図3と図4を特に比較すると、領域A(化学シフト20
0から204ppm)、B(化学シフト164から16
9四)、C(化学シフ ) 158から1621)pl
)、D(化学シフト151から155 pI]I)、お
よびE(化学シフト147から150pIm)における
共鳴の相対的高さが異なることが見られる。これらの差
は、同じ構造が存在するが相対的割合が異なることを示
している。類似の効果は単位IおよびIIのパーセンテ
ージが実施例8とUのものと異なるポリマーのスペクト
ルにおいて観察される。NMRスにクトルに相当する、
構造の割合の差は、ハロゲンの存在に応じて異なる程度
で触媒される配列によってひきおこされると信じられる
。図2および図4に示されるのと類似のNMRスRクト
ルをもつ、d IJマーが一般的に好ましい。
本発明のポリz−の製造において、「実質上等モル量の
ハロゲンおよびOHJとは、どちらかのわずかの過剰、
例えば5モルチまで、特に2モルチまでの過剰を含み、
特に、ハロゲンの過剰は最も安定なポリマーを得るのに
使用できる。
化合物Y 1PhCOPhPhY2は好ましくは4−(
4−クロロベンゾイル) −47−ヒピロキシビフエニ
ルである。化合物Y3PhSO2PhY’ は好ましく
は4−クロロ−4′−ヒドロキシジフェニルスルホンで
あるカ、シカL、、4.4’−ジクロロジフエニルスル
ホンと4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホントの
本質上等モルの混合物を使用してよい。ポリアリールエ
ーテルスルホン(定義のとおシの)′lt用いる場合に
は、それのRVの大きさとそれの鎖端基の性質とが得ら
れるポリマーの性質に実質的に影響し永いように見える
ことを、我々は発見した。
得られるポリマーの分子量は、上述のとおりノ10ゲン
または一〇Hの過剰量を使用することにより、あるいは
別途に、または追加的に、モノマー類および/またはポ
リアリールエーテルスルホンと相対的な少量、例えば5
モルチ、特に2モルチ以下の一官能性化合物例えばフェ
ノールあるいは好ましくは活性化アリールモノハライド
9を反応混合物中に含めることによって、制御すること
ができる。
重縮合反応は溶剤の存在下あるいは非存在下で実施して
よい。
好ましくは溶剤を用い、それは式 %式% の脂肪族または芳香族のスルホオキサイドまたはスルホ
ンであり、式中、aは1または2であシ、そして、Rと
R′は、同種または異種であってよいが、アルキル基ま
たはアリール基であシ、そして、−緒になって2価の基
を形成してもよい。このタイプの溶剤はジメチルスルホ
オキサイド、ジメチルスルホン、およびスルホラン(1
,1−ジオキンチオラン)を含むが、好ましい溶剤は式
の芳香族スルホンであシ、Tは直接結合、酸素または2
個の水素(1個が各々のベンゼン環へ結合)であり;そ
して、Zとjは、同種または異種であってよいが、水素
またはアルキル、アルカリール、アルアルキル、または
アリール基である。
その種の芳香族スルホンはジフェニルスルホン、ジトリ
ルスルホン、:)インジチオフェンジオキサイド、フェ
ノキサチインジオキサイドおよび4−フェニルスルホニ
ルビフェニルヲ含ム。ジフェニルスルホンが好ましい。
使用してよいその他の溶剤はN、N−ジメチルホルムア
ミドとN−メチル−2−ピロリド9ンを含む。
重縮合反応混合物において、アルカリ金属水酸化物を用
いる場合には、これをへロフェノールまたはビスフェノ
ールと予備反応させることが好ましい。生成するフェネ
ートは好ましくは微細分割形態にあるべきで1例えば1
.0圏以下、好ましくは0.5圏以下の粒径をもつべき
である。この7エネートは水溶液またはメタノール性溶
液の中で形成されるのが便利であり、そして、重縮合は
水およびアルコールのような−OH含有化合物が本質的
に存在しない状態で実施されるべきであるので、重縮合
を行なわせる前にその種の化合物を除去することが必要
である。このように、へロフェノールまたはビスフェノ
ールは水中またはメタノールと水の90:10  容積
比混合物の中のアルカリ金属水酸化物の溶液中で、好ま
しくはフェノール基1モル対水酸化物の少くとも1モル
の比率で、それが溶解してしまうまで攪拌し;次いで溶
剤を例えば噴霧乾燥によって蒸発させてよい。得られる
水利フェネートはいずれも好ましくは、例えば減圧下の
蒸発によシ、あるいは加熱によシ、好ましくはジアリー
ルスルホンの存在下で、150℃以上、好ましくは20
0℃以上において、そして好ましくは部分真空下例えば
5から400トルで、脱水される。重縮合槽中のジアリ
ールスルホンの存在下での7エネート脱水における特別
な利点は、ジアリールスルホ/が沸とうしないので、反
応槽壁上の7エネートのとびちシが存在せず、従って重
縮反応の化学量論が維持されるということである。重縮
合において用いられるべきシバ叱ベンゼン系モノマーは
いずれも、例えば発泡の停止によって示されるような水
の発生の終了後に、添加することができる。水の除去と
必要なジハロベンゼン系モノマーおよび/または追加塩
基の添加ののちに、温度を重縮合温度へ上げる。
塩基がアルカリ金属炭酸塩であって、その形があるいは
重炭酸塩として添加される場合には、塩基の全必要量用
であってもフェネートへの添加としてであっても、それ
は無水であることが好ましい。しかし、水和している場
合には、重縮合温度が十分に高い場合に、その温度へ熱
上げ中に脱水されてよい。
この塩基は微細分割形態で用いることが望ましく、なぜ
ならば、粗い物質の場合には得られる生成物がより低い
工Tをもつかもしれないことを我々は発見したからであ
る。例えば、炭酸ナトリウムをすべてが0.261mm
  (マルベルン3300  レーザー・パーティクル
・サイザーを使って測定して)以下である粒子として使
用して、 0.7 f、超える工Vのポリマー生成物が
得られ、一方、少くとも父重量−の粒子が0.376 
rm以上である場合には工Tは0.7以下であった。
満足できる分子te達成するには、アルカリ金属の水酸
化物、炭酸塩または重炭酸塩が好ましくは化学量論的割
合よυ過剰で使用されるべきであり、その過剰は特に1
から15モル−〇範囲、例えば6モルチである。
アルカリ金属重炭酸塩を用いることが好ましい。
驚いたことに、満足できる分子量のポリマーは重炭酸ナ
トリウムを使ってよシ容易に得られる。重炭酸す) I
Jウム存在下の重縮合を述べる場合には、アルカリが反
応混合物中へ重炭酸塩として導入され、それは重縮合温
度に達する前に炭酸塩へ分解することが予測される。重
炭酸塩からその場で誘導される炭酸塩はきわめて適当な
物理形態にあると思われる。
本発明の方法の第二の側面によると、ポリマーの製造方
法は、実質上無水の条件下で、少くとも一つの化合物 Y 1PhCOPhPhY2 を少くとも一つの化合物 Y3PhSO2PhY’ および/または、繰返し単位 −PhSO2Ph− をもちその繰返し単位がエーテル結合によって中で連結
されているポリアリールエーテルスルホンと、化合物Y
1PhCOPhPhY2およびY3PhSO2PhY’
の中の7エノール基とポリアリールエーテルスルホンの
−PhSO2Ph−繰返し単位とに関して化学量論の童
または25チまでの量の、少くとも一つのアルカリ金属
の水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩の存在下で、かつ、
銅含有触媒の追加的存在下で、重縮合させることから成
シ、その際、 Phはパラ−フエニレンであり、そして、Y、  Y 
 および、存在するときKはY3とY4、が各々、独立
に、ハロゲンまたは一〇Hである。
銅はモノマー類に関して1モルチ以下、好ましくけ0.
4モルヂ以下であることが好ましいが、しかし、宅まし
くけ、少くとも0.01 %である。広い範囲の物質を
用いることができ、第一銅および第二銅化合物および金
属鋼と適当な合金も銅含有触媒を導入するのに使用でき
る。好ましい銅化合物は本質的には無水であシ、塩化第
一銅、塩化第二銅、第二銅アセチルアセトネート、酢酸
第一銅、水酸化第二銅、酸化第二銅、塩基性炭酸第二銅
、塩基性塩化第二銅、および、特に酸化第一銅を含む。
この手順はより詳細に我々のEP−A−182648(
1986年5月28日公告)に記載されており、それは
英国特許願8429609(1984年1)月23日登
録)から優先権をとり、「ポリケトン」の標題がつけら
れている。アルカリ金属の水酸化物、炭酸塩または重炭
酸塩の化学量論的過剰は銅化合物と反応させた後にそれ
が強酸の塩であり銅化合物の塩基性をすべて無視する場
合には計算される。
重縮合が銅含有触媒の存在下において実施される場合に
は、重合完了時にポリマーから銅残留物を除くことがき
わめて望ましい。特に、ポリマーが例えば4,4′−ジ
クロロジフエニルスルホンで以て効果的に端末キャップ
されてしまっている場合には、それらの残留物はエチレ
ンジアミン四酢酸のような錯化剤を使用し、その後、ポ
リマーを水または水とメタノールの混合物で以て洗滌し
て除去してもよい。
重縮合反応は少くとも150 ’Cにおいて、好ましく
は250℃から400℃の範囲、特に280℃から35
0℃の範囲において実施される。反応温度の上昇は反応
時間を短かくするが、生成物の分解および/iたは副反
応の危険があり、一方、反応温度の低下は反応時間を長
くするが生成物の分解はより少ない。しかし、温度はポ
リマーを溶液状で保つ温度を用いるべきである。一般的
には、重縮合溶剤、例えばジアリールスルホン、の中の
ポリマー溶解度は温度とともに増加する。溶解度はまた
ポリマー鎖中のスルホン基部分の増加とともに増し、従
って、高割合のスルホン基をもつポリマーは、必要なら
ば°、わずかに低い重合温度において生成させることが
できる。
改善された性質の生成物を得るためには、予備重縮合反
応段階を用いることが有利であシ、その場合、モノマー
類はいくらかのオリヒ縮合がおこるがしかしあるとして
もほとんど重縮合がおこらない温度において一緒に加熱
される。そのような予備重縮合は200℃から280℃
、好ましくは2四℃からス5℃において行なうことがで
きる。予備重縮合は比較的不揮発性のオリゴマーの形成
をもたらし、従って揮発性モノマーが反応混合物から除
かれるのを少なくするものと信じられる。
重縮合は好ましくは不活性雰囲気、例えばアルビンまた
は窒素の中で実施される。反応種はガラスでつくること
ができるが、大規模作業のためにはステンレス鋼(ハロ
ゲン化アルカリ金属存在下において反応温度で表面ひび
われをおこすもの以外の)でつくるのが好ましく、ある
いは、チタン、ニッケルまたはそれらの合金、あるいは
類似不活性物質のあるもので以てつくるか、内張を行な
うことができる。
反応性酸素含有アニオン金すべて中和するために、その
ための反応剤をX縮合反応中へ導入してよい。反応性の
一官能性ハロゲン化物、例えばメチルクロライr、およ
び反応性芳香族ノーロゲン化物、例えば4.4’−:)
クロロ:)フェニルスルホン、4.4’−−/”クロジ
ベンゾフェノン、4−クロロジフェニルスルホンまたは
4−クロロ−インシフエノンが特に適当である。
重縮合が完了すると、反応混合物?(+)冷却させ、セ
して重縮合溶剤に応じて固化させ、(1)粉砕し、(I
ll)重合用溶剤を例えば、それ用の溶剤で以て、便利
なのは、アセトンまたはアルコール例えばメタノールと
水との混合物で以て、抽出することによって除くよう処
理し、そして最後に、6v)乾燥してよい。さらに、ポ
リマーは銅残留物を除くよう処理してよい。
本発明の方法の第三の側面によると1.d リマーの製
造方法は、実質的に無水の条件下で、少くとも一つの化
合物 Y 1PhCOPhPhY22 を、少くとも一つの化合物 Y3PhSO2PhY’ および/または、繰返し単位 −PhSO□Ph− をもちその繰返し単位がエーテル結合によって中で連結
されているポリアリールエーテルスルホンと、化合物Y
”1PhCOPhPhY2”およびY3PhSOPhY
’の中のフェノール基とポリアリールエーテルスルホン
の−PhSO2Ph−繰返し単位とに関して化学量論的
の量のあるいは25チまで過剰の量の少くとも一つのア
ルカリ金属水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩の存在下に
おいて、重縮合させることから成り、この重縮合は第一
段階においては、低または中分子量の中間体ポリマーが
生成されるような150℃から400℃の範囲の温度に
おいて、そのような時間の間、かつ弗化学童論的反応剤
によるそのような分子量調節で以て、実施し、その後一
段または一段より多くの以後の段階において分子量が所
望水準へ上げられる。
この第三の側面の一つの形においては、中間体、d リ
マーの分子量は0.4から0.6の範囲のIVに相当し
、少くとも0.7の工v に相当する水準へ上げられる
。この第三の側面の第二の形においては、中間体ポリマ
ーの分子量は03から0.5の範囲にあるIVに相当し
、0.6以上、特に0.7以上の水準へ上げられる。
第二段階および/またはその後の段階はどれも好ましく
はこの中間体ポリマーの賦形中またはその後に実施され
る。さらに特定的にいえば、中間体ポリマーノ分子量は
、(1)、式−Ar −X  と−Ar−ODの群から
選ばれる端末基をもつ少くとも一つのその種の中間体ポ
リマー(式中、Arはアリーレン、好ましくはフェニレ
ンであり;xlはArから求核的置換をすることが可能
の1価の基で、好ましくはハロゲン、ニトリル(ON)
、またはニトロ(No□)の基から選ばれ;そして、D
は1価の金属である)、および、(2)、(a)第1族
および第■族金属のアルカリ塩と、(1))端末基−A
r−ODおよび−Ar −X  とそれぞれ反応性であ
る基−Xおよび−OD lもつ反応剤と、から選ばれる
求核的活性をもつ反応剤、の混合物を提供し;ここに、
(1)端末基が−Ar−X  であるときく反応剤は両
端末基が−ODであるか1個の−OD基と1個の−X基
と金もつかのいずれかである二官能性であり、(1)端
末基が−Ar−0Dであるときに反応剤は二官能性で両
端末基−X=<もつものであ夛;そして、この混合物を
ポリマーの融点以上の温度へ分子量の所望の増大がおこ
るまで加熱する;ことによって増大される。この手順は
さらに詳細に、KP−A−125816において記載さ
れている。特に、それは複合体の製造、あるいは粉末塗
装または回転成型において使用できる。
ポリマーの強靭さを測定するときには、使用する試験は
、ポリマー試料から約02vanの厚さのフィルムを、
ポリマー融点を少くとも40℃こえる温度においてプレ
ス中で圧縮成型(4400MN/m 。
5分間)し、次いでフィルムをゆっくりと冷却して完全
結晶化を誘起させるか、あるいは急冷および焼鈍を行な
って所要結晶化を誘起させることから成る。このフィル
ムを180° 曲げて折目をつくらせ、それによってそ
の折目の周りで形成されたフィルムの二つの面が接触す
る。フィルムを手で圧縮して折目線を形成させる。フィ
ルムが損傷(例えば、ぶつ切れ、または引裂1りなしに
この処理に耐えるときには、それは強靭であると考えら
れ;もしそのテスト中に損傷がおこる場合には中程度の
靭性と見做される。
本発明は以下の実施例において解説される。
実施例1 4.0 g(1,295X 10  モル)の4−(4
−クロロベンゾイル)−4/−ヒドロオキシビフェニル
(77,6モルチ)、1.0 g(0,373X 10
  モル)の4−クロロ−4′−ヒドロキシジフェニル
スルホン(22,4モルチ)、0.089 (0,02
8X to  モル)の4.4′−ジクロロジフェニル
スルホ/、1.4879(1,77X 10  モル)
の重炭酸ナトリウム、および20gのジフェニルスルホ
ンを攪拌器、窒素導入口および空気コンデンサーを取付
けた100c1n  のガラス反応管の中で混合した。
この管を回転させながら窒素で以てパージした。攪拌器
は管の内容物が完全に混合されること全保証した。管と
その内容物は200℃へ加熱しその温度ソ15分間保つ
念。
温度を次K 320℃へ上げ、320℃で2!一時間窒
素下で絶えず攪拌しながら保った。その後、溶融体を冷
却してジフェニルスルホン、ポリマーおよび未反応モノ
マーの淡褐色「タフィ−」が得られた。
この「タフィ−」を破砕し、次に1.0mの篩を含むハ
ンマーミル中で微粉へ粉砕し九。得られる粉末をア七ト
ンで以てソックスレー装置中で1時間抽出し、ジフェニ
ルスルホン溶剤を除去した。
粉末を次に、水で以てI分間塩化す) IJウムを除く
ために、そしてメタノールで以て(至)分間未反応モノ
マーのすべてを除くために還流させることによって、さ
らに抽出した。残留固体ヲ130℃、40KN/TrL
の圧力において16時間乾燥した。
生成物、すなわちクリーム様白色ポリマー、が96%よ
り大きい収率で得られた。それの工vは1.03であり
、高分子量を示している。
DSO検討ではTm 369℃、 Tg 212℃、お
よび溶融物からの結晶化温q (Tc ) 295℃が
示された。
410 ’Cf 3分間4400 MN/m2(7) 
EE カf以、工縮成型を行ない次にゆつくシと冷却し
た粉状ポリマーは強靭不透明のむぎわら色のフィルムを
形成した。
20’CでU時間メチレンクロライド(cu2cg2)
の中で浸したフィルムの試料は8%の重量増を示した。
メチレンクロライドによる侵蝕の目に見える効果は明ら
かでなく、フィルムは強靭なままであった。
実施例2 1.409 (1,668X 10  モル)、すなわ
ちモノマー類に関して化学量論的の量の重炭酸ナトリウ
ムを使って、実施例IK記述の方法を繰返した。クリー
ム色ポリマーがモノマー基準で95チよシ大きい収率で
得られた。ポリマーの工Tは0.65であった。圧縮成
型によりポリマーから形成されたフィルムは淡褐色であ
ったが脆くて粉状にくずれた。
実施例3 重炭酸ナトリウムの代りに炭酸ナトリウムの09389
 (0,885x 10  モル)を使って実施例1に
記載の手順を繰返した。炭酸ナトリウムは0261−以
下の粒径をもち、重量で60%以上が0.084 wm
と0.261 mとの間の粒径をもち、8oqb以上が
0.05−と0.261 Wlの間の粒径であった。粒
子径はマルばルン3300  レーザー・パーティクル
・サイザーを使って測定した。
クリーム色粉末がモノマー基準で954より大きい収率
で得られた。ポリマーの工Vは0.90であった。41
0℃で圧縮成型し次いで冷却することによシポリマーか
ら形成させたフィルムは強靭不透明の明褐色のものであ
った。
実施例4 実施例3に記述の手順を炭酸ナトリウムの粗粒試料を使
って繰返した。この物質の少くともI重量%は0.37
6 wm  よシ大きい粒径をもち、80重量−以上が
0.167 W  よシ大きい。粒径はマルベルンおω
レーザー・パーティクル・サイザーを使って測定した。
得られたポリマーはわずかに029の工Tをもち、40
0℃における圧縮成型によりフィルムへ形成させること
ができなかった。
実施例5 実施例IK記述の手続を重炭酸ナトリウムの代シに重炭
酸カリウムの1.7689 (1,768X 10  
モル)を使って繰返した。
クリーム色ポリマーはモノマー類基準で954よシ大き
い収率で得られた。ポリマーの工Vは0.75であつ九
。410℃における圧縮成型によって得られるポリマー
のフィルAは明褐色で強靭であシネ透明であった。
実施例6 4.09 (1,295X 10  モル)の4−(4
−りoロベンゾイル) + 47−ヒドロキシビフェニ
ル(77,6モルチ)と1.09 (0,373X 1
0  モル)の4−クロロ−4′−ヒドロキシジフェニ
ルスルホン(22,4モルS)t″、容積で9:1のメ
タノール:水混合物の中の0.708 N  の水酸化
す) I)クム溶液25 cm3(この溶液は0.70
69 (1,768X 10  モル)の水酸化ナトリ
ウムを含む)とアセトンの10備  との中で、室温に
おいて反応管中で溶解した。この溶液を閉℃から100
℃で加熱しながら、窒素流中で乾個まで吹かせた。明澄
色結晶性塩が得られ、これを2時間、120℃および2
5 N / m  の圧力で乾燥した。20.0 gの
ジフェニルスルホント0.0858(0,0298X 
10  モル)の4,4′−ジクロロジフエニルスルホ
ンを反応管へ添加した。重縮合と仕上げの手順は実施例
1に記述のものと同じであった。
淡褐色ポリマーはモノマー類を基準に95チより大きい
収率で得られた。それのIVは037であった。400
℃で圧縮成型することによってポリマーのフィルムを生
成する試みにおいて、このポリマーは粉末へくずれた。
実施例7 実施例6に記述の手続を、水酸化ナトリウムの代シに水
酸化カリウム(1,768X 10  モル)を使い、
アセトンの10m  k使って、繰返した。水、メタノ
ールおよびアセトンを除去したのち、明橙色結晶性塩が
得られた。重縮合と仕上げの手順は実施例1と同じであ
る。
淡褐色ポリマーがモノマー類基準で95%より大きい収
率で得られた。それの工V Fi、0.43であった。
400℃で圧縮成型によってフィルムを生成する試みに
おいて、Z リマーは粉末へくずれた。
実施例8 実施例は記述の手順を、0.085 g(0,0あXl
0−”モル)の4−クロロ−ジフェニルスルホンを4,
4’−シクロ−ジフェニルスルホンの代りに使って繰返
した。
クリーム様白色ポリマーが96チよシ大きい収率で得ら
れた。それのITは0.85であった。
ポリマーのDSC検討は、Tm 372℃、 Tg 2
05 ”C。
およびTc 308Cを示した。ポリマーを次に410
℃へ加熱し、冷却前に15分間保持し、TCとピーク寸
法を前記の値と比較した。差はほとんど検出されなかっ
た。410℃で15分間の加熱をさらに2回実施してポ
リマーの溶融物安定性を評価した。これらの追加の加熱
時間の後においてTcは僅かに5℃だけ低下し、Tm 
(!: Tgは不変のままであった。
粉末ポリマー t 410℃で3分間、4400MN/
m2の圧力で以て圧縮成型し次いでゆつくシと冷却して
強靭不透明のわら色のフィルムが得られた。
メチレンクロライド中に20’Cで8時間浸漬したフィ
ルムの試料は7.2チ の重量増を示した。メチレンク
ロライドによる侵蝕の目に見える効果は明らかでなく、
フィルムは強靭のままであった。
実施例9から18 各穐割合の4−(4−クロロベンゾイル)−4′−ヒド
ロキシビフェニル(A)ト4−クロロー4′−ヒト90
キシジフェニルスルホンノ)とを組入れた一連のコd(
リマーを、実施例8の手順によってつくった。表1は使
用したモノマー類のモル貴を重炭酸ナトリウムの量と一
緒に列記している。4−クロロジフェニルスルホンもま
た装填モノマー類を基準に2.0モル貴の量で添加した
重縮合の条件と手順、および仕上げ手順は実施例IK記
述のものと同等であった。
表2は熱的性質、フィルム特性および溶剤吸収を示して
いる。実施例9から12において生成されるフィルムは
440℃で圧縮成型され、一方、実施例13から18の
フィルムは410℃において圧縮成型された。メチレン
クロライド浸漬データは圧縮成型フィルムからの試験片
について20’Cで飢時間において得られた。
実施例19 実施例1に記載の手順を繰返したが、ただし、反応は3
20℃で2!一時間の代りに300℃で3時間であった
クリーム様白色ポリマーが96%よυ大きい収率で得ら
れた。それの工vは0.77であった。
ポリマーのDSC検討はTm 368℃、 Tg 20
6℃。
およびTc 305℃ を示した。
410℃で3分間、4400 MN/m  の圧力で圧
縮成型し、次いでゆつくυ冷却した粉状ポリマーは中程
度に強靭な不透明のわら色のフィルムを与え念。
メチレンクロライド中で加℃でU時間浸漬したフィルム
の試料は8.5チの重量増を示した。メチレンクロライ
rによる俊敏の目に見える効果は明らかではなく、フィ
ルムは中程度に強靭なままであった。
実施例m 実施例1において使用した手順を、 0.085 9(
0,0337X 10  モル)の4,4′−ジフルオ
ロジフェニルスルホンを4,4’−)クロロジフェニル
スルホンの代シに使って繰返した。
クリーム様白色ポリマーが96%よシ大きい収率で得ら
れた。それの工■は0.81であった。
ポリマーのDSC検討はTm 368℃、 Tg 20
6℃。
およびTc 2B6℃ を示した。
410℃において3分間、4400 MN/m  の圧
力で以て圧縮成型し、次いでゆっくりと冷却した粉状ポ
リマーは中程度に強靭な不透明のわら色のフィルムを与
えた。
メチレンクロライド中で20’Cにおいて2時間浸漬し
たフィルムの試料は7Bチの重量増を示した。
実施例21 実施例1において使用した手順を、0.91 g(0,
339X 10−2モル)の4−クロロ−4′−ヒドロ
キシジフェニルスルホン(20,7モル%)を1,09
(0373X 10″″2モル)の代υに使って繰返し
た。0.089 (0,0317XIOモル)の4.4
’−:)フルオロジフェニルスル* ンe 4 t 4
’−ジクロロジフエニルスルホンの代すに使った。クリ
ーム様白色ポリマーは96%よシ大きい収率で得られ念
。それの工Vは0.77であった。
ポリマーのDSC検討はTm 372℃、Tg209℃
およびTc 300℃ を示した。
410℃で3分間、4400 MN/eyt  の圧力
で以て圧縮成型し、次いでゆっくり冷却した粉状ポリマ
ーは強靭不透明の明褐色フィルムを与えた。
フィルムの試料をメチレンクロライド中で20℃でU時
間浸漬し、6.8%の重量増を示した。
実施例n 実施例1に記載の手順を、4.129 (1,337X
 10−2モ#)(7)4− (4−クロロはンゾイル
) −4/−ヒドロキシビフェニル(773モル%)k
4.l の代りに、そして、N、N−ジメチルホルムア
ミビ中の換算粘度が0.41である0、889のポリア
リールエーテルスルホン(22,1モル% )’k 4
−クロロ−47−ヒト90キシジフエニルスルホンの代
りに、使って繰返した。1.5279 (1,82X 
10  モル)の重炭酸ナトリウムを使ったが、4,4
′−ジクロロジフエニルスルホンとジフェニルスルホン
の量は不変のままであった。反応は320℃で22時間
の代りに、300℃で3時間で実施した。
クリーム様白色ポリマーti%%より大きい収率で得ら
れる。それのITは0.87である。
ポリマーのDSC検討はTm 372℃、 Tg 20
9℃。
およびTc 293℃を示した。
410℃において3分間、4400MN/m  の圧力
で以て圧縮成型し、次いでゆつくシ冷却した粉状ポリマ
ーは強靭不透明の明褐色フィルムを与えた。
メチレンクロライド中で20’Cで24時間浸漬したフ
ィルムの試料は9.5%の重量増を示した。
実施例る 実施例8に記載の手順を0.029 (0,014X 
10−2モル)の酸化第一銅を添加して繰返した。反応
は320℃において2時間実施した。アセト/で以て処
理したのち、ただし、水とメタノールで以て処理する荊
に、粉末tエチレンジアミン四酢酸(EDTA)の0.
05 M水溶液で以て処理して銅残留物を除去した。E
DTA  溶液による処理はIEDTA溶液の200 
asで以て2回、室温(20℃)において加分間、次い
で1回、印℃で加分間、攪拌することによって行なった
。粉末を次に実施例8のように水とメタノールで以て処
理した。
クリーム様白色ポリマーは96%より大きい収率で得ら
れた。それの工Tは133であった。
ポリマーのDSG 検討はTm 374℃、 T920
9℃。
およびTc 283 ℃を示した。
410℃において3分間、4400MN/m  の圧力
で以て圧縮成型し、次いでゆっくり冷却した粉状ポリマ
ーは強靭不透明の明褐色フィルム管与えた。
メチレンクロライド中で20’CでU時間浸漬したフィ
ルムの試料は10.0%の重量増を示した。
実施例列 3.959 (1351X 10  モル)の4−(4
−フルオロベンゾイル) + 47−ヒト90キシビフ
エニル(77−6モル% )、 1.059 (0,3
91x 10  モル)の4−クロロ−4′−ヒト90
キシジフエニルスルホン(22,4モル%) 、 0.
079 (0,028X 10  モル)の4−クロロ
−シフ xニルスhホy、  1.5539(IJ35
0×10  モル)の重炭酸ナトリウム、および209
のジフェニルスルホン、金320℃において2一時間、
実施例1に記述のとおりに反応させた。
クリーム様白色ポリマーが96%より大きい収率で得ら
れた。それの性質を次の表3に示す。
実施例5から四 各m 割合の4−(4−フルオロベンゾイル)−4′−
ヒドロキシビフェニル(A)および4−クロロ−4′−
ヒドロキシジフェニルスルホン(B) を組入して、一
連のコポリマーをつくった。これらのコポリマーおよび
実施例かのコポリマーについて表3は使用モノマーのモ
ル量を重炭酸ナトリウム量と一緒ニ列記シティる。4−
クロロ:)フェニルスルホンをまた装填モノマー類を基
準に1.6モル量の量で添加した。
重合手順と仕上げ手順は実施例1と同等である。
表4はこれらのコポリマーの熱的性質、フィルム特性お
よび溶剤吸収を示す。実施例5から苔において生成した
フィルムは430℃で圧縮成型し、一方、実施例部と四
のフィルムは400℃で圧縮成型した。メチレンクロラ
イド浸漬データは圧縮成型フィルムからの試験片につい
て20’Cで冴時間得られた。
図1−4 実施例8と冴において生成したポリマーのNMRスペク
トルは次のとおりにして得られた。
プロトン・デカップル(aecoupled)の炭素−
13NMRx−!クトルは炭素−13核(nucli)
について67.8 M Hz で操作してJEOL F
’X270 NMRス−!クトロメーターでとられた。
ポリマーを濃硫酸中で溶かして約10w/v% の溶液
が得られた。磁場/振動数ロッキング(filed/f
requency loc−king)はd6− ジメ
チルスルホオキサイド9を含む外径5mmのNMR管に
よって与えられ、この管は検討されるポリマー溶it含
む外径10w  のNMR管内で同心的に置かれた。N
MRスペクトル中のa6− :)メチルスルホオキサイ
ドの中心(central)共鳴を化学シフトデータに
ついての標準として使用し、39.69fnとしてとら
れた。
次の計器条件を使った: パルス軸にマイクロ秒(900チツ−j’ (tlp)
)アクイジション(acquisition)時間 0
.5秒スベトル@16000Hz パルス遅れ(delay)  0.1秒各ポリマーにつ
いてのaccumulated 5can の数は30
,000  をこえ、16にデータポイントは7−リエ
ー変換され、線のブロード化は通常はゼロであった。
実施例1 1009 (3,24X 10  モル)の4−(4−
クロロインジイル) + 4/−ヒビロキシビフェニル
(72,0モル5)pN、N−ジメチルホルムアミド中
で0.41のRVをもつ29.39のポリエーテルスル
ホン(28,0モル%)t 23S)(0,0801x
1o  −v−ル)  <7)4.4’−ジクロロジフ
エニルスルホン、  40.19 (4B X 10”
モル)の重炭酸ナトリウム、および450gのジフェニ
ルスルホンを、窒素導入口、熱電対取入口、ガス取出口
および金属攪拌器をとりつけた1eのフラン:)付きフ
ラスコへ装填した。フラスコと内容物をアイソマントル
(isomant、le)  によシ加熱し、フラスコ
とアイソマントルとの間に熱電対を置いて温#:、を調
節した。
フラスコを加熱するときに、溶融は加分間にわたってお
こシ、橙色溶液が得られた。二酸化炭素と水は160℃
において発生した。フラスコの上部外側表面を熱空気プ
ロワ−によって加熱して系中からの水の除去を助けた。
内容物を200−210℃へ加熱しI分間保持し、その
後、反応溶液温度を(30分間にわたって)315−3
20℃へゆっくりと上げた。温度をこの範囲で1!一時
間窒素下でかつ絶えず攪拌しながら維持した。その後、
フラスコのフランジ蓋(flangelld)を外し、
内容物をアルミニウム・シート上へ注いだ。
生成する淡褐色「タフィ−」は冷却時に急速に固化する
。「タフィ−」からポリマーを得る仕上げ手順は実施例
1と類似していた。
生成物のクリーム様白色ポリマーが96ts以上の収率
で得られた。それの工Vは0.62であった。
ポリマーのDSC検討はTm 363℃、 T1205
℃。
およびTc 274℃を示した。
420℃において3分間、4400 MN/m2の圧力
で以て圧縮成型し、次いでゆつくシ冷却した粉状ポリマ
ーは薄い、中程度に強靭な不透明のわら色フィルムを与
えた。
メチレンクロライド(ca2cx2)中に20’Cで2
4時間浸漬したフィルムの試料は8.9−  の重量増
を示した。メチレンクロライドの目に見える効果は明ら
かでなく、フィルムは強靭なままであった。
実施例31 実施例(9)の手順を繰返したが、次の相異があった: 単位のモル比   ? ?、8 : 22.2ポリエー
テルスルホン量  21.49重炭酸ナトリウム  3
7゜1g 生成物1’j1.RV O,66(IvO,63)、 
Tm 374℃、 Tg200℃、 Ta 2g5℃ 
をもっていた。それは実施例(9)の生成物よシ結晶性
であり、メチレンクロライドの試験において僅か4.1
+%の重量増を示した。
実施例n 実施側部と31からのポリマー粉末の試料をジフェニル
スルホンと一緒に、1:3の重量比で、密封容器中で転
動させることによって混合した。このようにしてつくっ
た混合物は、IP−A−56703において記載されて
いる次の手順に従って連続カーボン繊維を含浸するのに
使用した。
(1)異方性積層体 各々が約12000本の個別繊維(フィラメント)を含
む9個の連続カーボン繊維の平行トウ(米国プラウエア
のパーキュリーズ社によって供給される「マグナマイト
」)ヲ、2001分の速度で一系列の静止案内棒の上で
引いて約50Kgの張力をもつ幅約50a+のバンドを
提供した。繊維が相接する関係に案内されたときに、そ
れらQ 400℃で維持した直径12.6 mの一系列
の4個の加熱された固定円筒棒の上で引張った。ポリマ
ーとジフェニルスルホンの粉状混合物をカーボン繊維バ
ンドと第一の固定円筒棒の間で形成されるニップへ供給
した。
粉末は急速に溶融してニップ中に溶融物の溜りを提供し
、これが棒の上を通過する繊維バンドヲ含浸させた。そ
の構造体はポリマー混合物をさらに添加することなくさ
らに三つの加熱された棒の上と下に通される。発生する
ジフェニルスルホンの蒸気を抽出する準備がなされた。
得られた生成物はポリマーで以てよく濡れた72−73
重量%のカーボン繊維を含む、幅50m+1で厚さが約
0.125m  の連続テープであった。
(a)  このテープの16枚を重ね、420℃で5分
間、10MN/m の適用圧力において圧縮成型するこ
とによって、約2Bの厚さの積層体状のカーボン繊維の
一軸方向配列体が得られた。この積層体を約り5℃/分
で約80℃へ冷却し、機械的試験にかけた。
結果は表1に示す。
+1))  同じ方式でつくった4プライの一軸方向積
層体をある範囲の温度にわたってデュポン・ダイナミッ
ク・アナライザーによって試験した。この試験において
横弾性率は10 X 12.3 w長方形試料の平面上
に垂直にプレスすることによって測定され、より大きい
寸法は繊維に対して垂直である。
弾性率の90%が185℃までの温度において保持され
る。
含浸テープを実施例Iのポリマーから上記(1)の方法
によってつくられたが、しかし、ポリマ一対DPS  
の比は1.5 : 1 、  平行トウは6個、繊維含
量は部重量%、引張9速度は350 wa1分、であっ
た。
このテープの16枚を各層中のカーボン繊維が上下の隣
接層中のカーボン繊維に対して45°で配向するように
、恐らくは300℃の焼鈍で以て重ねられる。これらの
積層体の試料に各種の衝撃を与え、その衝撃によってお
こされる損傷(層剥離)領域を測定するのに超音波方法
を使った。結果を表2礫で示す。
表2 (この試験において、衝撃は直径12.7 mの槍を、
直径50fiの支持リングの上の、クランプしないで静
止させft 75 tm四角の試片上へ落とすことによ
ったが、その方法は、C,J、ツーレイと8.ターナ−
の、Mechanical Testing of P
lastics。
In5titute of Mechanical E
ngineers。
6月/7月 1979年、 Automotive E
ngineerによって記述されている。
【図面の簡単な説明】
81図は4−(4−フルオロベンゾイル) −47−ヒ
ト9キシビフエニルを使って生成されたポリマー(実施
例24)から得られたNMRスペクトルである。 第2図は4−(4−クロロにイル)−4′−ヒト90キ
シビフエニルを使って生成されたポリマー(実施例8)
から得られたNMRスペクトルである。 第3図は第1図の化学シフト範囲145−から205p
Imを示す拡大し虎部分スペクトルである。 第4図は第2図のスペクトルの化学シフト範囲145四
から205四の化学シフトを示す拡大した部分スペクト
ルである。 (外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エーテル結合によつて連結される繰返し単位 I −
    PhCOPhPh−および II−PhSO_2Ph− (式中、Phはパラ−フエニレンである)を含み、少く
    とも0.4の内部粘度をもつポリマー。 2、単位 I およびIIの合計と相対的に76から80モ
    ル%または65から72モル%の単位 I を含む、特許
    請求の範囲第1項に記載のポリマー。 3、(1)結晶性であり、(2)圧縮成型によつて強靭
    なフイルムへ形成することができ、(3)20℃でメチ
    レンクロライド中で24時間浸漬するときに重量増が1
    0%より多くなく、(4)200℃をこえるガラス転移
    温度をもち、そして(5)400℃以下の融点をもつ、
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載のポリマー。 4、炭素−13NMRスペクトルが化学シフト200か
    ら204ppm;164から169ppm;158から
    162ppm;151から155ppm;および147
    から150ppm;のスペクトル領域において共鳴の異
    なる相対強度を示す、特許請求の範囲第1項から第3項
    のいずれかに記載のポリマー。 5、特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに記載
    のポリマー、および/または、そのポリマー鎖上で端末
    イオン性基−A−Xを形成させることによつて変性され
    、Aがスルホネート、カルボキシレート、スルフイネー
    ト、ホスホネート、ホスフエート、フエネートおよびチ
    オフエネートから選ばれるアニオンであり、かつ、Xが
    アルカリ金属またはアルカリ土類金属である、その種の
    ポリマー、から、無機質および有機質の繊維状充填剤、
    有機および無機充填剤、成核剤、および安定剤から選ば
    れる少くとも一つの添加剤と一緒に、成り;そして、繊
    維質充填剤が本質的に連続である場合には、繊維を上記
    ポリマーおよび/または変性ポリマーを含む溶融状混合
    物の中に通すことによつて得られる生成物である;ポリ
    マー組成物。 6、特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに記載
    のポリマーから、そして/または、特許請求の範囲第5
    項に規定する変性ポリマーまたは組成物から、形成され
    る成形物品。 7、実質上無水の条件下で、 Y^1PhCOPhPhY^2 の少くとも一つの化合物を、少くとも一つの化合物 Y^3PhSO_2PhY^4 および/または、繰返し単位 −PhSO_2Ph− をもつポリアリールエーテルスルホンであつてそのポリ
    アリールエーテルスルホン中でその繰返し単位がエーテ
    ル結合によつて連結されているポリアリールエーテルス
    ルホンと、150から400℃の範囲の温度において、
    化合物 Y^1PhCOPhPhY^2中のフエノール基および
    上記ポリアリールエーテルスルホンの繰返し単位−Ph
    SO_2Ph−に関して化学量論的の量または25%ま
    での量の少くとも一つのアルカリ金属の水酸化物、炭酸
    塩または重炭酸塩の存在下において、重縮合させること
    から成り、この場合に、Phはパラ−フエニレンであり
    、 Y^1、Y^2および、存在するときにはY^3とY^
    4、が各々独立にハロゲンまたは−OHであり、かつハ
    ロゲンと−OHが実質上等モル量であるようなものであ
    る ポリマーの製造方法であつて; 少くとも1つの次の特徴、すなわち (a)重縮合の少くとも最後の段階を少くとも300℃
    の温度において実施すること、 (b)銅含有触媒の存在、および、 (c)低分子量または中分子量の中間体ポリマーが生成
    され、そしてその後に、一つまたは一つより多くの以後
    の段階において分子量を所望レベルへ増すことのできる
    ような、温度、時間、かつ非化学量論的反応剤による分
    子量制御において、上記重縮合を実施すること、 の少くとも一つを有することを特徴とする;ポリマー製
    造方法。 8、中間体ポリマーの分子量が0.4から0.6の範囲
    のIVに相当し、そして、少くとも0.7のIVに相当する
    レベルへ上げられ、あるいは、中間体ポリマーの分子量
    が0.3から0.5の範囲のIVに相当し、そして0.6
    をこえるレベルへ上げられる、特許請求の範囲第7項(
    c)による方法。 9、化合物Y^1PhCOPhPhY^2が4−(4−
    クロロベンゾイル)−4′−ヒドロキシビフエニルであ
    り、そして、4−クロロ−4′−ヒドロキシ−ジフエニ
    ルスルホン、および/または、4,4′−ジクロロジフ
    エニルスルホンおよび4、4′−ジヒドロキシジフエニ
    ルスルホンとの本質上等モルの混合物、および/または
    、ポリアリールエーテルスルホンと、重縮合させる、特
    許請求の範囲第7項または第8項に記載の方法。 10、中間体ポリマーが式 −Ar−X^1および −Ar−OD の群から選ばれる端末基をもち、式中、Arがアリーレ
    ン、好ましくはフエニレンであり、X^1は、好ましく
    はハロゲン、ニトリル(CN)またはニトロ(NO_2
    )の基から選ばれる、Arから求核置換が可能である一
    価の基であり、Dは一価金属であり;そのポリマーを、 (a)第 I 族および第II族の金属のアルカリ塩と、(
    b)末端基−Ar−ODおよび−Ar−X^1とそれぞ
    れ反応性である基−x^1および−ODをもつ反応剤、
    とから選ばれる求核活性をもつ反応剤と混合し、その際 ( I )基が−Ar−X^1であるときには反応剤は二
    官能性で両端末基が−ODであるか、1個の−OD基と
    1個の−X^1基とをもつかのいずれかであり、そして
    、 (II)端末基が−Ar−ODであるときには、反応剤は
    二官能性で両端末基が−X^1であり、そして、この混
    合物をポリマーの融点をこえる温度に分子量の所望の増
    加がおこるまで加熱する、ことから成る;特許請求の範
    囲第7項(c)に記載の方法。
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