JPS62197321A - 強磁性粉末の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、強磁性粉末の製造方法、特に磁気記録用バリ
ウム（Ｂａ）７工ライト微粒子粉末の製造方法に関する
。

（従来技術） 一般にＢ＆　フェライト粒子は強磁性の非針状粒子とし
てよく知られる。

これに対し、粉体粉末冶金協会昭和５９年度秋季大会に
て埼玉大学工学部抄本光力らは「針状のＢａ　　７エラ
イト粉末の製造方法」で針状のＢａ　　７エライトを開
発したことを発表し磁気記録用新素材としての可能性の
道を開いた。この製造方法によれば、ゲータイト（α−
Ｆ　ｅ　ＯＯＨ）　、　　Ｂ　ａ　ＣＷ８５０℃で焼成
することにより一段階で針状Ｂａ７エライトが得られる
と報告されている。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明者らは抄本らの実績を踏襲すべく検討したところ
Ｂａ７工ライト粒子はやはり本来知られている板状粒子
となりやすく、目的とする針状粒子を生成す゛るために
は温度、添加物量のコントローＲ＋ビ１：ｊｌ：；１：
ｌｒ’？ｓＩ＾イー−１−！＄４６ａｌｌ＋ＡｊｇＬ＋
、、Ｊ−Ｔｈｕ＋−＆ｌ−竹ａがあることを知った。

更に、上述の如き自由度の少ない生成条件下で得られる
針状Ｂａ　　７エライトは、板状の粒子の場合と同様に
、その抗磁力（Ｈｅ）が高くなり易く、そのままでは記
録材料として不向きであるという欠点を有することが判
明した。

従って、本発明の目的は適当なＨｅ　を有するＢａフェ
ライト粉末の製造方法、特に酵化鉄磁性体並みの飽和磁
化（ハ）を有しながらオーディオ、ビデオテープ等の如
き幅広い用途に適する抗磁力（Ｈｅ　）に調節可能なり
ａ　　フェライト粉末の製造方法を提供することにある
。

（問題点を解決するための手段） 上記目的は、・セリウム７エライト粉末の製造において
、針状ＦｅＯ（ここで、Ｘは０．０１〜１．５−１ ０．１７を示す）粒子にバリウム塩を付着又は混合し５
次いでＢ２０．を均密に混合後、７５０℃以上９００℃
以下の温度で且つ非酸化性雰囲気下で焼成することによ
り、及び更にそのようにして得られた生成物を有機物に
より又は還元性雰囲気の中で一部還元処理することによ
り、達成されることが見出された。

本発明は、例えば ＆）針状の酸化鉄Ｆ’ｅＯ１，５，（ｘは０．０１〜０
．１７を示す）を原料としてこれをＢ　ａ　ＣＬ２水溶
液の中に分散し、該水溶液中に添加したＢ　ａ　ＣＺ　
２に対して当量以上のＮ　ａ　ＨＣＯｓをゆっくり添加
し、反応が充分に完了しかつ水溶液中の成分が充分混合
されるよう攪拌を続けて針状酸化鉄ＦｅＯの懸濁液中１
．５−Ｘ でＢ　ａ　ＣＯ３を沈澱させ、これらを温水で濾過水洗
後乾燥させて、　ＦｅＯ１．５　　、の表面及び周辺に
ＢａＣＯ３を付着又は混合した乾燥物を得る工程とｂ）
該乾燥物にＢ２０．を均密に混合後Ｎ２　ガス等の非酸
化性雰囲気中で７５０℃以上９００℃以下、望ましくは
８３０℃以上８７０℃以下、の温度で焼成して針状Ｂ＆
　フェライトを得る工程と、Ｃ）必要により、例えば上
記ａ）及びｂ）工程で得られたＨａ　　７エライトのＨ
ｅ　　を更に低くすることを希望する場合には、　Ｃｏ
　を添加する公知の方法のほかに、有機物により又は還
元性雰囲気下で還元して該Ｂａ　　フェライトの一部を
第１鉄に置き換えてＨｅ　を低下させる工程とを含有す
ることがら成る。

本発明のａ）工程では、原料の酸化鉄ＦｅｏＬ５−ｘと
してＦ　ｅｌ　５０　ａ及び、　Ｆｅｄ、、、−ｘにお
いて０．０１≦ｘ（０，１７である、Ｆ　＠　２０　ｓ
とＦ　ｅ　３０４とのいわゆる中間酸化物を用いること
が出来る。Ｘが０の場合はＨｅ　が高くなりすぎ好まし
くなく、一方Ｘが０．１７より大きいとＨｅ　が急激に
低下するため好ましくない。

また原料の針状酸化鉄量に対するＢａｃｔ２ｆ＃、は、
原子比でＦｅ　：　Ｂａ　〜１　：　０．１２〜０．１
５の場合が、高いへが得られるため望ましい。

本発明のｂ）工程では、Ｆｅｏｌ、５−ｘの表面にＢ　
ａ　ＣＯ３を付着又は混合させた該乾燥物１００ｇに対
シテＢ２Ｏ３を０．２〜０．８．９、望ましくは０．３
〜０．６９．０量で添加する。この時、Ｂ２Ｏ２量が多
過ぎると粒状粒子になりゃすく、また少な過ぎるとｒ８
　が低くなりやすく好ましくない。焼成温度以上８７０
℃以下であり、９００℃よりも高いと板状粒子となりや
すく７５０℃よりも低いと（７−、。

が取れなくなり好ましくない。また、乾燥工程は、前述
の如＜８）工程の最後で行なってもよいし、又はｂ）工
程における焼成の前に行なってもよい。

ａ）及びｂ）工程により得られた針状Ｂａ　７エライト
において更に低いＨｅ　を希望する場合は更にＣ）工程
を行ってＨｅ　を下げる方法を用いることが出来る。

一般に好ましいＨｅ　の範囲は２５０〜１２０００ｅで
あり、本発明に従う方法を用いることにより上記の好適
範囲に属する低いＨｅ　を有する・セリウム７エライト
粉末を得るととができる。更に、それを還元工程（ｃ）
工程）に供することにより、更に低いＨｅ　に調節する
ことも可能である。

また１本発明に従う・マリラムフェライトは、そのＦｅ
　及び／又はＢａ　の一部が約１０チまでのＣｏ、Ｔｉ
及び／又はＳｒ　で置換されたものであってもよい。

ｔ　引才自紮佃１　） 実施例１〜３及び比較例１〜３ 針状のＦｅＯ１．）−Ｘ　　（ｘは０．０１〜０．１７
を示す）を微粉砕したもの５ｏｏＩＩをＢ　ａ　Ｃ１２
水溶液（ＢａＣｚ２”２Ｈ２０３２５，５ｇ／２５　ｔ
　）に分散させこれにＮａＨＣＯｓ　２５２　ｇをゆっ
くり添加し１時間攪拌してＦｅＯのＷ！濁液中でＢ　ａ
　ＣＯ５を沈澱１．５−Ｘ させた。これを温水で便通、水洗した後、乾燥させた。

次に該乾燥物２００ｇにＢ２０，１ｇを添加しＮ２　　
ガス雰囲気中７４０〜９４０℃のいずれかの温度（７４
０，８４０，９４０℃）で焼成して／マリラムフェライ
ト粉末を得た。

そは結果を第１表に示す。

尚、比較例３はＦ　ｅ　Ｏ５，ｓ　−ｘ　８００　ｇの
代わりにゲータイト（α−ＦｅＯＯＨ）８９０　、！ｉ
’を使用したことを除いて上記と同じ手順を用いてバリ
ウム７エライト粉末を得たものである。

第１表 （発明の効果） 以上の結果から、本発明に従えば、酸化鉄磁性体並みの
飽和磁化（ｎ）を有しながら、オーディオ・ビデオテー
プ等の幅広い用途に適する抗磁力（Ｈｅ）を有する乃至
は該抗磁力に調節可能な・々リーウム７エライト粉末を
得ることができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）バリウムフエライト粉末の製造において、針状Ｆｅ
   Ｏ＿１＿．＿５＿−＿ｘ（ここでｘは０．０１〜０．１
   ７を示す）粒子にバリウム塩を付着又は混合し、次いで
   Ｂ＿２Ｏ＿３を均密に混合後、７５０℃以上９００℃以
   下の温度で且つ非酸化性雰囲気下で焼成することを特徴
   とする強磁性粉末の製造方法。 ２）バリウムフエライト粉末の製造にお いて、針状ＦｅＯ＿１＿．＿５＿−＿ｘ（ここでｘは０
   ．０１〜０．１７を示す）粒子にバリウム塩を付着又は
   混合し、次いでＢ＿２Ｏ＿３を均密に混合後、７５０℃
   以上９００℃以下の温度で且つ非酸化性雰囲気下で焼成
   し、更に得られた生成物を有機物により又は還元性雰囲
   気の中で一部還元処理することを特徴とする強磁性粉末
   の製造方法。