JPS62196553A

JPS62196553A - ソ−ラ−システム弁装置

Info

Publication number: JPS62196553A
Application number: JP61039845A
Authority: JP
Inventors: Shigeki Ikeda; 茂樹池田
Original assignee: Ikeda Electric Co Ltd
Current assignee: Panasonic Life Solutions Ikeda Electric Co Ltd
Priority date: 1986-02-24
Filing date: 1986-02-24
Publication date: 1987-08-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、ボイラ等の補助熱源付き自然循環式太陽熱
温水器に於いて、温水器の給水管、給湯管凍結前の温度
を感知して、給水、給湯の停止と給水管、給湯管内の排
水、補助熱源への減圧水の給水を、自動的に切替えるた
めのシステム弁装置に関するものである。

（従来の技術）補助熱源付き自然循環式太陽熱温水器を、冬期に凍結を
防止しながら使用するためには、温水器への給水、温水
器からの給湯の停止と、給水管、給湯管内の排水、補助
熱源への給水の切替えという複雑な操作を、毎日繰り返
さなければならない。

このため、冬期数か月間は温水器の水を落として使用し
ない人が多数いるのが現状である。

出願人は、このような操作を避けるため、凍結前に給水
管、給湯管内の給排水、減圧水給水の切替を一度の操作
で行える手動式切替弁装置を、「太陽熱温水器用の切替
弁装置」（以下、給排湯切替弁装置という）として開示
した（特開昭５８−１６６１７７）。

又、貯湯タンク内の利用できる多量の湯の活用を図るた
め、この切替弁装置と連動して給水圧により作動して、
給水と給湯停止時に、給水管と給湯管内のみの排水を行
うため、温水器の給湯口を閉塞する弁装置を、「太陽熱
温水器用の切替弁装置」（以下、給湯口開閉弁という）
として開示した（実公昭６０−２６３５０、及び特開昭
６Ｏ−３７４７７）。

（発明が解決しようとする問題点）しかし前記給排湯切替弁装置は、手動式であるため、冬
期の給水管、給湯管の凍結前にこの切替操作を忘れたり
、又、今日は凍結しないだろうと予測して切替えをしな
いでいて、給水管、給湯管の凍結による使用不能や破損
を招くことが多く、せっかくの装置を活かすことができ
ないでいるのが現状である。

（問題点を解決するだめの手段）そこでこの発明は、自然循環式太陽熱温水器に、以下の
ような手段を設け一ζ、前記問題点の解決を図るもので
ある。

第１図に示すように、温水器４１の給湯口４３を温水器
へ接続される給水管４５の給水圧によって開き、給水管
の排水によって閉じる給湯口開閉弁１を給湯口に取付け
る。

又、給水管４５による温水器４１への給水と、給水を停
止して給水管の排水とを行う給排湯切替弁２０、給湯管
４６による温水器からの給湯と、給湯を停止して給湯管
の排水とを行う給排湯切替弁２１、減圧弁３３を介して
補助熱源５１への給水と給水の停止とを行う減圧水切替
弁２２、の３個の切替弁、例えばポールバルブを具備して、サー
モセンサ２４より給水管４５、給湯管４６の凍結前の温
度を感知して、給水、給湯停止と給水管、給湯管の排水
とともに、補助熱１ｒｔ４ｔへの減圧水の給水の切替を
可逆的に行うため、３個の切替弁２０．２１．２２を同
時に連動させる駆動源２５を有する自動切替弁装置１１
を、ストレーナ３２、前記減圧弁３３、サーモ付ヒータ３４
とともにケース３１に収容してシステム弁装置を形成し
たものである。

（作用）いま、給水、給湯、減圧水停止の状態から、外気温が降
下すれば、給水管４５、給湯管４６凍結前の温度を感知
したサーモセンサ２４により、駆動源２５が作動して自
動切替弁装置１１が切替わり、給排湯切替弁２０は給水
を停止して、図中点線矢印のように、給水管の排水を行
う。したがって、給水圧が零となるので給湯口開閉弁１
は閉じ、温水器４１内の利用可能な温水は流出すること
はなく、再度使用できる。

自動切替弁装置１１の切替えは、同時に給排湯切替弁２
１と減圧水切替弁２２とを切替えて、それぞれ、給湯を
停止、図中点線矢印のように、給湯管排水と、減圧弁３
３を介して補助熱源４１への直接給水を行う。

逆に、再度温水器利用が可能な外気温をサーモセンサ２
４が感知すれば、駆動源２５の作動により自動切替弁装
置１１が切替わり、図中実線矢印のように、給水、した
がって給湯口開閉弁１が給水圧で開いて給湯を開始する
と同時に、減圧水の給水が停止される。

前記の作動はすべて自動的に行われるので、従来のよう
に切替を忘れることがない。

なお、自動切替弁装置１１、トレーナ３２、減圧弁３３
は、ケース３１にサーモ付ヒータ３４とともに収容され
ているので、凍結のおそれはない。

（実施例）まず、第２図により給湯口開閉弁について説明する。

１は給湯口開閉弁で、給湯口接続０２、給水管接続口３
、給湯管接続口４を有する。給湯管接続口２は、温水器
４１の貯湯タンク４２の給湯口４３に、給水管接続口３
は、温水器の貯水タンク４４に接続される給水管４５に
、又、給湯管接続口４は、貯湯タンク４２に接続される
給湯管４６に、それぞれ接続されるものである（第１図
参照）。

５は弁で、給湯口接続口２と給湯管接続口４との通路を
開閉する。７はゴムパツキン付駆動板で、弁軸６に取付
けられて給水管接続口３を閉塞しており、第２図のよう
に、給水給湯時には給水圧によって給湯口接続口２側へ
移動して、両接続口２．４を解放する。又、給水湯停止
時には、付勢装置８によって給水管接続口３側へ移動し
て、瞬時に給湯口接続口２を閉塞することにより、給水
管４５、湯管４６の排水を可能にする。

次ぎに、第３図ないし第７図により、切替弁装置につい
て説明する。

１１は自動切替弁装置で、一端部には給水管接続口１２
、水道管接続口１３、及び排水管接続口１４の１組の接
続口を、他端部には給湯管接続口１５、補助熱源接続口
１６、排水管接続口１７の１組の接続口を、さらに中央
部には、減圧水管接続口１８、給湯管接続口１５と減圧
水管接続口１８とを連通ずるバイパス１９を、それぞれ
設けている。

２０は給排湯切替弁で、給水時には給水管接続口１２と
水道管接続口１３とを連通し、排水管接続口１４を閉塞
するが、給水停止、排水時には水道管接続口１３を閉塞
し、給水管接続口１２と排水管接続口１４とを連通させ
る。このため、Ｌ字状の通路２０′を有する（第５図）
。

２１は給排湯切替弁で、第６図のようにＬ字状の通路２
１′を有して、給湯時には給湯管接続口１５と補助熱源
接続口１６とを連通して排水管１７を閉塞し、給湯停止
、給湯管排水時には給湯管接続口１５と排水管接続口１
７を連通ずる。

２２は減圧水切替弁で、給水、給湯時にはバイパス１９
を閉塞し、給水管４５、給湯管４６排水時には補助熱源
接続口１６とバイパス１９を連通ずるもので、１字状の
通路２２′を有する（第７図）。

これら３個の切替弁２０．２１．２２は、弁軸２３で連
結されており、サーモセンサ２４が給水管、排水管凍結
前の外気温を感知すれば、１ｏｏｖの家庭用電源で作動
する減速装置付モータ等の駆動源２５により、給水管４
５、給湯管４６凍結前に給水、給湯を停止して両管の排
水、および減圧水のボイラ等の補助熱源５１への給水の
切替えを、弁軸２３を９０６回転させて行う。又、外気
温が上昇して温水器利用可能となれば、給水、給湯と減
圧水の給水とを停止を行う。

第８図ないし第１０図に示す如く、この自動切替弁装置
１１は、サーモセンサ２４を除いて、補助熱源５１の近
接位置など適宜個所に固定されたケース３１内の上部に
、又、水道管１３′に接続されるストレーナ３２、スト
レーナ３２に接続される減圧弁３３、及びサーモヒータ
（サーモスイッチ付ヒータ）３４は下部に収容される。

なお、自動切替弁装置工１の水道管接続口１３は、スト
レーナ３２にバイブを介して接続されている。

減圧弁３３にはティ３５が接続され、このティの一端は
バイブを介して自動切替弁装置１１の減圧水管接続口１
８に、又、他端は図外バイブを介して２次給水口３６に
接続されている。

１４′は給排水弁側の排水管１４に接続される排水管、
１６′は補助熱源接続口１６と補助熱源５１を接続する
バイブ、１７′は給排湯弁側の排水管１７に接続される
排水管である。

又、図示しないが、ケース３１にはターミナルボックス
が設けられている。

（効果）補助熱源を付加した自然循環式太陽熱温水器を冬期に於
いても、即ち、−年中全くノータッチで利用できる。強
制循環式は勿論年中使用可能であるが、この発明の装置
では設備費が約半額であるうえ、太陽熱温水器の最大使
命である成熱温度に於いては１０℃弱も高く得られる。

さらに、強制循環式では収熱時間中常に数十Ｗの電力が
必要であるが、この発明では弁切替駆動向の消費電力と
、寒冷時のサーモヒータ作動時の消費電力みで、消費電
力は比較にならない位少なく、その経済的効果は極めて
大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の概念図、第２図は給湯口開閉弁の縦
断面図である。第３図、第４図は自動切替弁装置を示し、第３図は正面
図、第４図はそのやや拡大した横断面図である。第５図ないし第７図は切替弁の模型的縦断面図で、第５
図は給排湯切替弁、第６図は給排溝切替弁、第７図は減
圧水切替弁である。又、第８図はケースの内部を示す平面図、第９図はその
正面図である。第１０図は取付状態を示す斜視図である。１・・・・給湯口開閉弁２・・・・給湯口接続口３・・・・給水管接続口４・・・・給湯管接続口１１・・・・自動切替弁装置１２・・・・給水管接続口１３・・・・水道管接続口１４・・・・排水管接続口１５・・・・給湯管接続口１６・・・・補助熱源接続口１７・・・・排水管接続口１８・・・・減圧水管接続口１９・・・・バイパス２０・・・・給排湯切替弁２１・・・・給排溝切替弁２２・・・・減圧水切替弁２４・・・・サーモセンサ２５・・・・駆動源３１・・・・ケース３２・・・・ストレーナ３３・・・・減圧弁３４・・・・サーモヒータ４１・・・・温水器４３・・・・給湯口４５・・・・給水管４６・・・・給湯管５１・・・・補助熱源

Claims

【特許請求の範囲】

（１）補助熱源を有する自然循環式太陽熱温水器に於い
て、温水器の給湯口を温水器へ接続される給水管の給水圧により開き、給水管の排水により閉じる給湯
口開閉弁を給湯口に取付けるとともに、給水管による温水器への給水と、給水を停止して給水管の排水とを行う給排水切替弁、給湯管によ
る温水器からの給湯と、給湯を停止して給湯管の排水と
を行う給排湯切替弁、減圧弁を介して補助熱源への減圧
水の給水と、給水の停止を行う減圧水切替弁の３個のボ
ールバルブ等の切替弁を具備し、サーモセンサにより給水管、給湯管凍結前の温度を感知して、給水、給湯停止と給水管、給湯管排
水とともに、補助熱源への減圧水給水の切替えを可逆的
に行うため、３個の切替弁を同時に連動させる駆動源を
有する自動給排水切替弁装置を、ストレーナ、前記減圧弁、サーモ付ヒータとともにケースに収容したことを特徴とするソーラーシ
ステム弁装置