JPS58166177A - 太陽熱温水器用の切替弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、太陽熱温水器の給水管、給湯管等に接続し
て、冬期に於ても、温水器を利用でき、かつ、使用後は
、給水管、給湯管内の水、湯を排出して、その凍結によ
る破損を防ぐことができる切替弁装置に関するものであ
る。

広く普及している太陽熱温水器は、寒期に、配管内の水
が凍結しぞ配管が破損するため、その使用が不可能、な
いし極めて制限される欠点があった。

そこで、先に、本出願人は、外気温に応じて、湿度スイ
ッチにより、給水、給湯とその停止、給水湯管の排水、
排湯、ボイラへの給水を、自動的に行う自動切替弁装置
につき、特許出願をしく特願昭５６−０６４６６１）、
渇水器の利用効率を高めたのである。

しかし、外気温が低く、自動切替弁装置の作動により、
渇水器が使用できない状態にあっても、温水器中の水温
が高く、その利用が可能な場合があるが、前記自動切替
弁装置では、温水器の使用が不可能であった。

この発明は、自動切替弁装置をさらに改良したもので、
太陽熱渇水器の給湯口開閉バルブと連動する手動の切替
弁装置により、外気温が低いときでも、温水器を利用で
きる状態であれば、これを利用可能にすることを目的と
する。

以下、図示実施例に基づいて、この発明を詳説する。

（１）は弁本体で、その一端には、上向きに突設した給
水管接続口（２）、水平に対向突設した排水管接続口（
３）、水道管接続口（４）からなる−組の逆Ｔ字状の各
接続口を有する。給水管接続口（２）は、給水管（至）
を介して、温水器（Ｈ）へ接続され、又、排水管接続口
（３）は排水管へ、水道管接続口（４）は、水道管を介
して水道栓へ、それぞれ接続される。

弁本体（１）の他端には、上向きに突出する給湯管接続
口（５）、及び、水平に対向突出する排湯管接続口（６
）、給湯栓配管接続口（７）からなる−組あ逆Ｔ字状の
各接続［］が設けられる。この給湯管接続口（５）は、
給湯管（イ）を介して、渇水器に装着された開閉バルブ
（Ｖ）の給湯管接続口（至）へ接続される。又、排湯管
接続口（６）は排湯管へ、給湯栓配管接続口（７）は、
給湯栓配管を介して給湯栓へ、それぞれ接続される。

（８）は減圧木管接続口で、弁本体（１）の中央に於て
、排水管接続口（３）、排湯管接続口（６）側に水平に
突設され、この減圧木管接続口（８）と反対側には、バ
イパス（９）が設けられる。バイパス（９）は、減圧木
管接続口（８）と給湯栓配管接続口（７）とを連絡する
ものである。

次に、０１）は給排水切替弁で、Ｌ字状Ω通孔（１０′
）を有して、弁本体（１）の給水管接続口（２）、排水
管接続口（３）、水道管接続口（４）を開閉するもので
ある。即ち、第３図と第５図とに示す状態では、給水管
接続口（２）と水道管接続口（４）とは開、排水管接続
口（３）は閉で、温水器への給水が可能である。又、給
排水切替弁０１を９０°　回転することにより、渇水器
への給水停止、給水管の排水が可能となる。

０υは給排湯切替弁であって、Ｌ字状の通孔（１１′）
を有し、給湯管接続１コ（５）、排湯管接続口（６）、
及び、給湯栓配管接続口（７）を開閉する。前記給排水
切替弁α１が、温水器への給水可能位置にあるとき（第
３図及び第６図の位置）、給排湯切替弁０１）は、給湯
管接続口（５）、給湯栓配管接続口（７）は開、排湯管
接続口（６）は閉で、給湯可能である。給排湯切替弁α
ηを９０’　　回転することにより、給湯停止、排湯可
能である。

さらに、（２）はバイパス開閉弁で、円柱吠の通孔（１
２／　）を有し、第３図、第７図に示すよう心で、渇水
器への給水、給湯栓への給湯可能な状態に於て、減圧木
管接続口（８）、バイパス（９）を閉に、又、９０°　
回転することによって開とする。

（１３、α→、（へ）は各弁（１０、１１、１２）を連
動回転させる軸で、軸α葎は、給排水切替弁ＱＯとバイ
パス開閉弁（２）とを、軸０４は、バイパス開閉弁（２
）と給排水切替弁αカとを、それぞれ連結する。又、軸
αＱは、一端に給排湯切替弁αυを固着Ｌ１弁本体外に
突出した他端に、切替レバー顛を有する。

したがって、レバー０Ｑの操作により、各弁（１０，１
１，１２）の切替えが同時に行えることになる。

αηはスイッチ装置で・後述の温水器の給湯口開閉バル
ブ（Ｖ）を作動するモータを、正逆転させるものである
。第４図に示すように、このスイッチ装置ａ７１は、ケ
ースＱＳに収容され、軸α４１に固着された偏心カムＱ
ｌ、偏心カム０呻によって揺動する切替板翰、及び切替
板翰の揺動により、電流の方向を切替えるスイッチＶυ
とから構成される。

さいごに、太陽熱温水器の給湯口開閉バルブ（Ｖ）につ
いて説明する。

この開閉バルブ（２）は、温水器（Ｈ）の給湯口（イ）
に装着されるものである。第８図と第９図とに示す如く
、ケースＥＩＫ収容され、（ハ）は給湯口接続口、（ハ
）は、給湯口接続口（ハ）を開閉する弁、（ホ）は弁（
ハ）の駆動軸である。（−は直流モータで、モータ軸に
は、ウオーム（イ）を有する。（２）はホイールで、ウ
オーム翰と噛合し、ホイール軸は、送りネジ翰を固着す
る。（１）は、送りネジＩＪＫ螺合する酸ネジを有する
駆動脚である。

０１）は駆動杆で、前記弁の駆動軸（イ）後端にその一
端を固着され、助勢装置（２）に、その他端を枢着され
る。駆動脚（１）端は、この駆動杆０りのストツノぐ（
３３，３３’）の間に位置する。（ロ）はスイッチで、
中央のリード先端は、駆動杆０］）のストッパ（至）と
、ストッパ（至）との間に位置する。

なお、（至）はポール弁で、給湯時、即ち、給湯口接続
口（ハ）開放時には、通気孔翰を閉塞し、排湯時には、
通気孔（ロ）を開放して、給湯管接続口（至）に接続さ
れる給湯管に）の排湯を容易にする。

本発明は上述の構成から、次のように作動するまず、予
め、切替弁装置（Ｓ）が、給水湯可能な状態にあるとき
、５開閉バルブ（Ｖ）の給湯口接続口（ハ）も開放状態
にあるよう調整しておく。

いま、外気温の低下によって、給水管（至）、給湯管−
が凍結するおそれが生ずれば、レバーα時を、水平位置
から下方へ９０°回転し、６弁（１０，１１，１２）を
−斎に切替える０弁明番Ｆよって、給排水切替弁００は
、給水管接続口（２）、水道管接続口（４）を閉、排水
管接続口（３）を開とする。又、給排湯切替弁０１）Ｋ
よって、給湯管接続口（５）、給湯栓配管接続口（７）
は閉、排湯管接続口（６）は開に、バイパス開閉弁０邊
により、減圧水管接続口（８）、バイパス（９）は開と
なる。

６弁の切替えと同時に、第１０図の如く・スイッチＱη
が、実線位置に切替わり、開閉バルブ（Ｖ）のモータ（
Ｍ）に電流が流れるので、モータの作動によって、弁（
ハ）が給湯口接続口（ハ）を閉塞し、スイッチ（ロ）の
切替によってモータは停止する。

したがって、温水器への給水、給湯栓への給湯が停止さ
れ、給水管（２）、給湯管−の排水、排湯が行われる。

又、バイパス（９）の開路により、減圧弁を経た減圧水
が、バイパスから給湯栓配管接続口（７）に流れる。給
湯栓配管接続口に流れた減圧水は、給湯栓に併設した切
替レバーにより、ボイラに送ることができる。

上述の給水湯停止状態から、温水器を利用する場合には
、レバーα・を水平位置にもどせば、６弁（１０、，１
１、１２）が−斎に回転して、給水湯可能、排水製停止
、バイパス閉となり、同時６て、スイッチ装置のスイッ
チＱｐが切替わるので、開閉／Ｚ／Ｉ／　フのモータ（
→に逆方向の電流が流れ、モータは逆転する。したがっ
て、開閉バルブの弁（ハ）は給湯口接続口（ハ）を開放
し、給湯が可能と彦る。と同時Ｏで、スイッチ（財）が
切替わり、モータは停止する。

なお、寒期、給湯が終われば、ただちに排水湯操作が必
要である。

上述のように、この発明は、構成が簡単で安価に製造で
き、寒期に於て、従来使用ができなかった温水器を利用
可能ならしめるものである。

又、レバー操作で、給水、給湯と、排水とができるので
、家庭用の太陽熱温水器の主たる利用者である主婦でも
、容易に扱うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本発明の切替弁装置を示す。第１
図は平面図、第２図は正面図、第３図はＡ　−Ａ断面図
、第４図けＢ　−Ｂ断面図である。第５図ないし第７図
は弁の構造を示す断面略図で、第５図は給排水切替弁、
第６図は給排湯切替弁、第７図はバイパス開閉弁を示す
。 又、第８図と第９図とは給湯口切替バルブを示し、第８
図は横断面図、第９図は縦断面図である第１０図は配線
図、第１１図は切替弁装置の実施状態を示す配管路図で
ある。 １・・・弁本体　　　Ｓ・・・切替弁装置２・・・給水
管接続口 ３・・・排水管接続口 ４・・・水道管接続口 ５・・・給湯管接続口 ６・・・排湯管接続口 ア・・・給湯栓配管接続口 ８・・・減圧木管接続口 ９・・・バイパス　　１ｏ・・・給排水切替弁１１・・
・給排湯切替弁 １２・・・バイパス切替弁 １７・・・スイッチ装置 Ｈ・・・温水器 ２２・・・給湯口 Ｖ・・・開□閉パルプ ２４・・・給湯口接続口 ３９・・・給水管 ４０・・・給湯管 第１図 １６　　１９１４１（Ｊ 第１０図 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 弁本体（１）に、温水器（Ｈ）への給水管接続口（２）
   、排水管接続口（３）、水道管接続口（４）からなる−
   組の各接続口、及び温水器への給水と給水管（至）の排
   水との給排水切讐弁ａ１を、温水器からの給湯管接続口
   （５）、排湯管接続口（６）、給湯栓配管接続口（７）
   からなる−組の各接続口、及び給湯栓への給湯と給湯管
   −の排湯との給排湯切替弁Ｑｌ）を、給湯栓配管接続口
   （７）とバイパス（９）で連結される減圧木管接続口（
   ８）、及びバイパス開閉弁（２）を、それぞれ設けると
   ともに、温水器への給水、給湯栓への給湯、バイパス閉
   路の給水湯操作と、給水管の排水、給湯管の排湯、バイ
   パス開路の排水製操作との切替え可能に各弁（１０、１
   １、１２）を連結し、かつ、温水器の給湯口（イ）を、
   給水湯操作時に開路し、排水湯操作時に閉塞可能に、開
   閉バルブ（７）の開閉作動用モータ（Ｍ）を正逆転させ
   るスイッチ装置ａカを、各弁（１０、１１、１２）　　
   と連動可能に弁本体に設けてなる太陽熱渇水器用の切替
   弁装置。