JPS62196368A - パ−マロイ膜の蒸着方法 - Google Patents

パ−マロイ膜の蒸着方法

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Publication number
JPS62196368A
JPS62196368A JP3627386A JP3627386A JPS62196368A JP S62196368 A JPS62196368 A JP S62196368A JP 3627386 A JP3627386 A JP 3627386A JP 3627386 A JP3627386 A JP 3627386A JP S62196368 A JPS62196368 A JP S62196368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ratio
vapor deposition
film
spot diameter
permalloy
Prior art date
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Pending
Application number
JP3627386A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Saito
斉藤 義一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3627386A priority Critical patent/JPS62196368A/ja
Publication of JPS62196368A publication Critical patent/JPS62196368A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (概 要) 1個のインゴットを用いてパーマロイ膜の蒸着を行うと
蒸着の回数を重ねる毎にその組成が変化する。そこで蒸
着の回数に応じてビームスポット径を増大せしめ組成の
均一化を図ったものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はバブルメモリチップの製造におけるパーマロイ
膜の蒸着方法に関する。
バブルメモリチップはガドリニウム・ガリウム・ガーネ
ットからなる基板、基板上に生成された磁性ガーネット
の単結晶層、単結晶層の全面を覆い且つ眉間絶縁層、パ
ッシベーションとして使用されている二酸化シリコン層
、および二酸化シリコン層の上に形成された各種の金属
パターンで構成され、金属パターンはアルミニウムを主
体とする導体パターンと、パーマロイからなる磁性体パ
ターンとを具えている。
かかるバブルメモリチップの動作特性は、磁気バブルを
検知する検知器や磁気バブルを転送するメジャーライン
、情報を記憶し、ているマイナーライン等の磁性体パタ
ーンを構成する、パーマロイの組成や膜厚によって大き
く左右される。
そこでバブルメモリチップの製造に際して基板上に形成
された二酸化シリコン層の上に、膜厚や組成が均一なパ
ーマロイ膜を容易に蒸着できる蒸着方法の確立が望まれ
ている。
〔従来の技術〕
第2図は電子ビーム蒸着装置の概要を示す模式図、第3
図はビームスポット径とNiの比率の関係を示す実験デ
ータ、第4図は通常の方法における組成の変化を示す図
である。
第2図において電子ビーム蒸着装置はE形電子銃1を具
えており、E形電子銃1において蒸発させた金属が基板
ホルダ2に固定された基板3に蒸着される。E形電子銃
1はインゴット11を入れるるつぼ12と、低圧電源に
よって加熱されたフィラメント13と、電子を放出する
電子銃14と、電子を加速し電子ビーム15を形成する
高圧電源16と、電子ビーム15を偏向させるマグネッ
トまたはコイル17を具えており、るつぼ12は循環し
ている冷却水18によって冷却されている。
なお高圧電源16によって印加され電子を加速するため
の加速電圧は、高電圧の直流であるが電子ビーム15を
スイープさせるために、高電圧の交流(スイープ電圧と
称する)で変調されており、スィーブ電圧の増大と共に
電子ビーム15のスイープする振幅が大きくなり、それ
に樺って電子ビーム15が照射する領域(ビームスポッ
ト径と称する)も拡大される。
かかる電子ビーム蒸着装置によるパーマロイ膜の蒸着に
おいて、生成されたパーマロイ膜に含まれるNiの比率
とビームスポット径との間には密接な関係がある。即ち
同一組成のインゴットを用い所定の膜厚を有するパーマ
ロイ膜を同一回数生成させた後、生成されたパーマロイ
膜に含まれるNiの比率は第3図の実験データに示す如
く、当初から小さいビームスポット径で蒸着した場合は
Niの比率が高く、当初から大きいビームスポット径で
蒸着した場合はNiの比率が低くなる傾向にある。
この原因は蒸気圧等の差によりインゴット中に含まれて
いるFeが早く減少して、蒸着の回数を重ねるに従って
インゴット中に含まれているNiの比率が高まり、しか
もビームスポット径が小さい程その領域に含まれている
Feが早く減少するためと考えられる。
しかるに通常の方法ではスイープ電圧を固定しビームス
ポット径を変化させないで蒸着を行っており、第4図に
示す如く当初は所望の組成を有するパーマロイ膜が生成
されるが、蒸着の回数を重ねるに伴ってパーマロイ膜に
含まれるNiの比率が上昇する。そこでパーマロイ膜に
含まれるNiの比率を所定の規格内に収めるために、実
験によって割り出した回数(第4図に示す特性の場合は
約5回以下)の蒸着を行うとインゴットを新しいものと
交換している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしインゴ・ノドは突沸や脱ガス等による問題を回避
するために、電子ビームを照射するまえに完全に溶融し
ておく必要があり、インゴットを頻繁に交換するとそれ
を溶融するために長い時間を必要とし作業効率が低下す
るという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は電子ビームのビームスポット径を第1回目
の蒸着時には小さく、以後蒸着の回数を重ねる毎に徐々
に増大させる本発明になるパーマロイ膜の蒸着方法によ
って解決される。
〔作用〕
蒸着の回数を重ねるに伴って電子ビームのビームスポッ
ト径を徐々に増大させることによって、通常の方法では
蒸着の回数を重ねるに伴って増加する、パーマロイ膜に
含まれるNiの比率をほぼ一定に保つことが可能になり
、インゴットを頻繁に交換する必要が無くなって溶融す
るための時間を短縮することができる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例について説明する。第
1図は本発明の詳細な説明するための図である。
図において電子ビームのビームスポット径を固定して蒸
着すると、蒸着の回数を重ねるに伴ってインゴット中に
含まれているNiの比率が高まり、破線で示す如く生成
されたパーマロイ膜に含まれるNiの比率が上昇する。
一方インゴソト中に含まれているNiの比率が同一であ
っても一点鎖線で示す如く、ビームスポット径が増大す
るに伴ってパーマロイ膜に含まれるNiの比率が減少す
る。
したがって破線で示すNiの比率の上昇と一点鎖線で示
すNtの比率の減少の調和をとり、両方の比率のバラン
スを保つことによって実線で示す如(、生成されたパー
マロイ膜に含まれるNiの比率を蒸着の回数に関係無く
安定させることができる。
即ち第1回目の蒸着時にはビームスポット径を小さくし
ておくとその部分におけるFeが早く減少し、第1回目
の蒸着からNiの比率が高いパーマロイ膜が蒸着される
また第2回目の蒸着時には第1回目の蒸着時に照射され
た領域では、インゴット中に含まれているNiの比率が
上昇しているが、ビームスポット径が増大されていてN
iの比率が低い領域も同時に照射される。したがって第
2回目の蒸着で生成されたパーマロイ膜に含まれるNi
の比率は、第1回目の蒸着で生成されたパーマロイ膜に
比べ大きく変化することは無い。
以後蒸着の回数を重ねるに伴って電子ビームのビームス
ポット径を徐々に増大させており、その都度Niの比率
が低い領域も同時に照射するため、生成されたパーマロ
イ膜に含まれるNiの比率は蒸着の回数に関係無く安定
している。
その結果、通常の方法では蒸着の回数を重ねるに伴って
増加する、パーマロイ膜に含まれるNiの比率をほぼ一
定に保つことが可能になり、インゴットを頻繁に交換す
る必要が無くなって熔融するための時間を短縮すること
ができる。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明によれば膜厚や組成が均一なパーマロ
イ膜を、容易に蒸着できる蒸着方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための図、第2図は電
子ビーム蒸着装置の概要を示す模式第3図はビームスポ
ット径とNiの比率の関係を示す実験データ、 第4図は通常の方法における組成の変化を示す図、 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ニッケル(Ni)と鉄(Fe)からなるインゴットに
    、予め設定された振幅でスイープする電子ビームを照射
    し、基板上にパーマロイ膜を生成せしめる電子ビーム蒸
    着において、 電子ビームのビームスポット径を第1回目の蒸着時には
    小さく、以後蒸着の回数を重ねる毎に徐々に増大させる
    ことを特徴とするパーマロイ膜の蒸着方法。
JP3627386A 1986-02-20 1986-02-20 パ−マロイ膜の蒸着方法 Pending JPS62196368A (ja)

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JPS62196368A true JPS62196368A (ja) 1987-08-29

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ID=12465160

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JP3627386A Pending JPS62196368A (ja) 1986-02-20 1986-02-20 パ−マロイ膜の蒸着方法

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JP (1) JPS62196368A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02182876A (ja) * 1989-01-06 1990-07-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd イオンプレーティング装置
JPH0463114U (ja) * 1990-10-03 1992-05-29

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02182876A (ja) * 1989-01-06 1990-07-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd イオンプレーティング装置
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