JPS62196361A - 快削鋼 - Google Patents
快削鋼Info
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- JPS62196361A JPS62196361A JP3622986A JP3622986A JPS62196361A JP S62196361 A JPS62196361 A JP S62196361A JP 3622986 A JP3622986 A JP 3622986A JP 3622986 A JP3622986 A JP 3622986A JP S62196361 A JPS62196361 A JP S62196361A
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Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は快削鋼に関するものである。
(従来の技術及び問題点)
従来、主として炭素鋼にPb、Bi、Se、Teなどの
元素を添加して被削性を改善することが知られている。
元素を添加して被削性を改善することが知られている。
このような快削鋼は、添加する快削元素が高融点である
ことから、高速加工でこれらを融体化して被剛性が発揮
されるものであり、ドリル加工の如く低速加工域(例、
20〜70m/win)では上記快削元素がその機能を
十分に発揮しえないという問題がある。
ことから、高速加工でこれらを融体化して被剛性が発揮
されるものであり、ドリル加工の如く低速加工域(例、
20〜70m/win)では上記快削元素がその機能を
十分に発揮しえないという問題がある。
そのため、低速加工域での被削性改善の研究がなされ、
例えば、Bと○の化合物が約600℃の低い融点を有す
ることに着目して、炭素鋼にBと0を含有せしめる試み
がある。しかし、かかる快削鋼は被削性が若干改善され
る程度の効果しか得られず、実用上更に優れた被削性を
有する炭素鋼の出現が望まれていた。
例えば、Bと○の化合物が約600℃の低い融点を有す
ることに着目して、炭素鋼にBと0を含有せしめる試み
がある。しかし、かかる快削鋼は被削性が若干改善され
る程度の効果しか得られず、実用上更に優れた被削性を
有する炭素鋼の出現が望まれていた。
(発明の目的)
本発明は、上記要請に応えるべくなされたものであって
、特に低速加工域での被削性(工具寿命、切削破砕性)
を顕著に改善し得る快削鋼を提供することを目的とする
ものである。
、特に低速加工域での被削性(工具寿命、切削破砕性)
を顕著に改善し得る快削鋼を提供することを目的とする
ものである。
(発明の構成)
上記目的を達成するため、本発明者らは、前述のBと○
の化合物利用による被削性改善技術を更に発展させるべ
く鋭意研究を重ねた結果、BとPbを複合添加し、Bと
0の低融点化合物(B203)に対してPbが結合した
鉛−酸化物の複合介在物を生成させることにより、その
融体脆化作用を強化し、特に低速加工域での被削性を顕
著に改善できることを見い出した。また、更にこの基本
的機構をベースとして他の元素を添加することにより、
被削性を飛錨的に向上できることを見い出したものであ
る。
の化合物利用による被削性改善技術を更に発展させるべ
く鋭意研究を重ねた結果、BとPbを複合添加し、Bと
0の低融点化合物(B203)に対してPbが結合した
鉛−酸化物の複合介在物を生成させることにより、その
融体脆化作用を強化し、特に低速加工域での被削性を顕
著に改善できることを見い出した。また、更にこの基本
的機構をベースとして他の元素を添加することにより、
被削性を飛錨的に向上できることを見い出したものであ
る。
すなわち、本発明に係る快削鋼は、C≦0.60%、S
i≦0.50%、Mn≦0.0%、Pb:o。
i≦0.50%、Mn≦0.0%、Pb:o。
01〜0.40%、B:0.OO30〜0.0200%
、N≦0.020%及びO:O:0〜0.0300%を
含み、かつ、B/○=0.1〜1.0であり、更に必要
に応じて、S≦0.40%、P≦0.20%、Bi≦0
.40%、Se≦0.40%及びTa≦0.20%の1
種又は2種以上を含み、残余が実質的にFeからなるこ
とを特徴とするものである。
、N≦0.020%及びO:O:0〜0.0300%を
含み、かつ、B/○=0.1〜1.0であり、更に必要
に応じて、S≦0.40%、P≦0.20%、Bi≦0
.40%、Se≦0.40%及びTa≦0.20%の1
種又は2種以上を含み、残余が実質的にFeからなるこ
とを特徴とするものである。
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
前述の如く、本発明鋼は、Bの酸化物とPbとの複合介
在物の生成により被削性を向上させることを基本とする
が、他の元素をも規制することにより、はじめて実用上
供し得る快削鋼とするもので、成分限定理由は次のとう
りである。
在物の生成により被削性を向上させることを基本とする
が、他の元素をも規制することにより、はじめて実用上
供し得る快削鋼とするもので、成分限定理由は次のとう
りである。
C:
Cは強度を上げるために添加する必要があり、0.00
8%以上が望ましい。しかし、0.60%を超えて多量
であると被剛性を低下させるので、上限を0.60%と
するが、0.20%以下が望ましい。
8%以上が望ましい。しかし、0.60%を超えて多量
であると被剛性を低下させるので、上限を0.60%と
するが、0.20%以下が望ましい。
Si:
Siは脱酸元素どして添加するが、本発明においては酸
素量をある程度必要とするので、0.5%以下とし、0
.02%以下が望ましい。
素量をある程度必要とするので、0.5%以下とし、0
.02%以下が望ましい。
Mn:
Mnは脱酸・脱硫元素として添加するが、Siの場合と
同様、多量に添加できないので、2.0%以下とする。
同様、多量に添加できないので、2.0%以下とする。
Pb:
PbはBの酸化物と結合して複合介在物を形成して被削
性の改善を図るために0.01%以上を添加する必要が
あるが、0.40%を超えると固溶せず熱間加工性を低
下させるので、0.01〜0.40%の範囲で添加する
。
性の改善を図るために0.01%以上を添加する必要が
あるが、0.40%を超えると固溶せず熱間加工性を低
下させるので、0.01〜0.40%の範囲で添加する
。
B:
BはOと化合物をっくり被削性を改善するために0.0
030%以上必要であるが、0.0200%超えると熱
間加工性を低下させるので、010030〜0.020
0%の範囲とする。
030%以上必要であるが、0.0200%超えると熱
間加工性を低下させるので、010030〜0.020
0%の範囲とする。
○:
OはBと化合物をっくり被削性を改善する。そのだめに
は0.0020%以上が必要である。しかし、0.03
00%を超えると巨大な酸化物が生成し、逆に被削性を
低下させ熱間加工性を害すルコトニなルノテ、0.00
20〜0.0300%の範囲とする。
は0.0020%以上が必要である。しかし、0.03
00%を超えると巨大な酸化物が生成し、逆に被削性を
低下させ熱間加工性を害すルコトニなルノテ、0.00
20〜0.0300%の範囲とする。
但し、上記Bと0の量は、Bの酸化物を生成し、被削性
の改善を図るので、両者の比(B10)を規制する必要
があり、B/O=0.1〜1.0の範囲内とする。
の改善を図るので、両者の比(B10)を規制する必要
があり、B/O=0.1〜1.0の範囲内とする。
N:
Nが0.020%を超えるとBとNが化合物を生成して
熱間加工性の低下を招くので、上限を0゜020%に規
制する必要がある。
熱間加工性の低下を招くので、上限を0゜020%に規
制する必要がある。
S、P、B i、Se、Te :
これらは、被削性を改善し得るので、必要に応じて1種
又は2種以上を添加することができる。
又は2種以上を添加することができる。
添加するときは、S≦0.40%、P≦0.20%。
Bi≦0.40%、Se≦0.40%、Ta≦0.20
%の範囲とし、上限を超えて多量であると熱間加工性を
害することになる。
%の範囲とし、上限を超えて多量であると熱間加工性を
害することになる。
(実施例)
第1表に示す化学成分(wt%)を有する鋼を2 to
nアーク溶解炉で溶製し、熱間圧延によって60III
IIφの丸棒に加工した後、トリル試験に供し、被剛性
を調べた。
nアーク溶解炉で溶製し、熱間圧延によって60III
IIφの丸棒に加工した後、トリル試験に供し、被剛性
を調べた。
なお、被削性は供試材Nα4(比較鋼)についてのドリ
ル加工能率を100とし、これに対する割合で評価した
。それらの結果を同表に併記した。
ル加工能率を100とし、これに対する割合で評価した
。それらの結果を同表に併記した。
[以下余白1
同表より明らかなとうり、BとPbを複合し、B/○の
比を適正に調整した本発明mNα1〜3は、大幅に被削
性が改善されており、更にP、SやBi、Te、Se等
を添加及至調整した本発明!19N0゜7〜10は更に
著しく被削性が改善されている。
比を適正に調整した本発明mNα1〜3は、大幅に被削
性が改善されており、更にP、SやBi、Te、Se等
を添加及至調整した本発明!19N0゜7〜10は更に
著しく被削性が改善されている。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、BとPbの複合
添加を基本とした快削鋼であるので、特に低速加工域で
の被削上を顕著に改善することができる。
添加を基本とした快削鋼であるので、特に低速加工域で
の被削上を顕著に改善することができる。
Claims (2)
- (1)重量%で(以下、同じ)、C≦0.60%、Si
≦0.50%、Mn≦2.0%、Pb:0.01〜0.
40%、B:0.0030〜0.0200%、N≦0.
020%及びO:0.0020〜0.0300%を含み
、かつ、B/O=0.1〜1.0であり、残余が実質的
にFeからなることを特徴とする快削鋼。 - (2)C≦0.60%、Si≦0.50%、Mn≦2.
0%、Pb:0.01〜0.40%、B:0.0030
〜0.0200%、N≦0.020%及びO:0.00
20〜0.0300%を含み、かつ、B/O=0.1〜
1.0であり、更にS≦0.40%、P≦0.20%、
Bi≦0.40%、Se≦0.40%及びTe≦0.2
0%の1種又は2種以上を含み、残余が実質的にFeか
らなることを特徴とする快削鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61036229A JPH0737658B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 快削鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61036229A JPH0737658B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 快削鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62196361A true JPS62196361A (ja) | 1987-08-29 |
JPH0737658B2 JPH0737658B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=12463942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61036229A Expired - Lifetime JPH0737658B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 快削鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737658B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01298138A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-12-01 | Kobe Steel Ltd | 切削性に優れた超快削鋼 |
WO2016199843A1 (ja) * | 2015-06-10 | 2016-12-15 | 新日鐵住金株式会社 | 快削鋼 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62139847A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-23 | Azuma Seikosho:Kk | 引抜き性が良好な連続鋳造製硫黄快削鋼 |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP61036229A patent/JPH0737658B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62139847A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-23 | Azuma Seikosho:Kk | 引抜き性が良好な連続鋳造製硫黄快削鋼 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01298138A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-12-01 | Kobe Steel Ltd | 切削性に優れた超快削鋼 |
WO2016199843A1 (ja) * | 2015-06-10 | 2016-12-15 | 新日鐵住金株式会社 | 快削鋼 |
JPWO2016199843A1 (ja) * | 2015-06-10 | 2018-04-12 | 新日鐵住金株式会社 | 快削鋼 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0737658B2 (ja) | 1995-04-26 |
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