JPS6219581A - アクリレ−トの製造法 - Google Patents

アクリレ−トの製造法

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JPS6219581A
JPS6219581A JP60158570A JP15857085A JPS6219581A JP S6219581 A JPS6219581 A JP S6219581A JP 60158570 A JP60158570 A JP 60158570A JP 15857085 A JP15857085 A JP 15857085A JP S6219581 A JPS6219581 A JP S6219581A
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JP
Japan
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acrylic acid
compound
ester
ethyl
acid
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Application number
JP60158570A
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English (en)
Inventor
Takashi Watanabe
隆司 渡辺
Motonobu Kubo
久保 元伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Publication date
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、下記構造式(B)で表わされるアクリレート
(以下化合物(B)と呼ぶ)の製造法に関するものであ
る。さらに詳しくは、化合物(B)を製造するにあたり
、アクリル酸またはアクリル酸エステルと構造式(A>
で表わされるテトラオールとを反応させる2−ヒドロキ
シアクリレートの製造法に関するものである。
(A) (B) 〔発明が解決しようとする問題点〕 (B’ )式で表わされる化合物は、紫外線や電子線に
よって硬化する樹脂、即ちラデイエーション・キユアリ
ング樹脂に用いる反応性希釈剤としての利用用途があり
、本発明者らによって、その用途特許が出願(特願昭6
0−108795号)されている。
構造式(B)で表わされる化合物、即ち3.9−ビス(
1,1−ジメチル−2−(2(または3)−アクリロイ
ルオキシ−3(または2)−ヒドロキシプロポキシ)エ
チル) −2,4,8,10−テトラオキサスビ0 (
5,5)ウンデカンは本発明者らの開発になる新規物質
であり、その物性は次の通りである。
・赤外吸収スペクトル(液膜、c*−’)3460 (
0f−1基の伸縮振動) 2980−2880 (CH伸縮撮動)1730 (ア
クリル酸エステルのC=O伸縮振l71)1630、1
620(アクリル酸エステルのCH2=CH−伸縮振動
) 1405 (アクリル酸エステルのCH2=CH−面内
変角振動) 1180(アクリル酸エステルのC−0−伸縮振動) 1095 (スビO環のC−0−Z伸縮振動)尚そのv
J造法に関しては本発明者らによって、スピログリコー
ルジグリシジルエーテルとアクリル酸を触媒の下に反応
させる方法が(特願昭60−105600号)出願され
ている。
この方法は、スピログリコールジグリシジルエーテル中
のオキシラン環をイミダゾール類、4級アンモニウム塩
、3級アミン類、スズのカルボキシレートなどの触媒の
存在下にアクリル酸と反応させて化合物(B)を製造す
る方法であるが、この方法によれば、反応系に存在する
水がオキシラン環と反応して相当するグリコールを生じ
るおそれがある上、オキシラン環開環によって発生した
カルボアニオンが、他分子のオキシラン環に求核攻撃を
してスピログリコールジグリシジルエーテルの重合物を
n1生する危険性がある。
従って、化合物(B)を製造するにあたり、スピログリ
コールジグリシジルエーテルを直接アクリル酸で開環す
る上記の方法を採用する場合は、反応系内の脱水を図り
、同時にオキシラン環の自己用台を防ぐために反応温度
と触媒量を厳密に規定する必要が生じる。
〔問題点を解決するための手段および作用〕これに対し
、本発明のテトラオールを経由する方法を用いた場合に
は、重合物の発生がないばかりでなく、特に、アクリル
酸とテトラオールを反応させる場合には反応系内に存在
する水分の影響を全く受けずにエステル化反応を行なう
ことができる。また、アクリル酸エステルとのエステル
交換反応によって化合物(B)を製造する場合において
も、触媒として硫酸、p−トルエンスルホン酸などの酸
性触媒を選択することによって、反応系内の水分の影響
を最小限のものとすることができる。
テトラオールをアクリル化する本発明方法はジアクリレ
ート化合物(B)の他、トリアクリレート化合物、テト
ラアクリレート化合物の副生も招くが、これらの化合物
は紫外線や電子線によって硬化するラディエーションキ
ュアリング材料であり、従来法で副生ずるグリコールや
重合物とは性質を異にするものである。本発明で副生ず
るこれらの化合物は、所期の目的物である化合物(B)
の硬化性能にむしろ好ましい影響を与える。
本発明の包含するものは、アクリル酸またはアクリル酸
エステルと構造式(A>で示される3、9−ビス[1,
1−ジメチル−2−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ
)エチル]−2.4,8.10−テトラオキサスピロ[
5,5]ウンデカンとを触媒の下に反応させ構造式(B
)で示される3、9−ビス[1,1−ジメチル−2−(
2(または3)−アクリ0イルオキシ−3(または2)
−ヒドロキシプロポキシ)エチル]−2.4,8.10
−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンを製造する
方法に関するものである。
構造式(A)で表わされるテトラオール(以下化合物(
A)と呼ぶ)は、スピログリコールジグリシジルエーテ
ルを酸または塩基性触媒の存在下で加水分解することに
よって容易に得ることができる。
構造式(B)で表わされるアクリレートは、化合物(A
)をアクリル酸との脱水縮合反応によってエステル化す
るか、または化合物(A>をアクリル酸エステルとエス
テル交換反応を行なうことによって合成される。
アクリル酸を用いてエステル化を行なう場合には、触媒
として硫酸、パラトルエンスルホン酸のいずれを用いて
もよい。また反応工程で用いる重合禁止剤としてはハイ
ドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、塩化
第一銅などのアルカリ水溶液による洗浄で容易に除去で
きるものが望ましい。
エステル化反応によって生成する水を系外へ取り出すた
めに用いる共沸溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシ
レン、n−ヘキサン、メチルイソブチルケトンなどの水
と共沸混合物をつくり、実質的には水と互いに混合しな
い有機溶媒の単独または混合物が使用し得る。
化合物(B)はアクリル酸エステルと化合物(A)のエ
ステル交換反応によって製造することも可能である。こ
の場合には、アクリル酸のメチル、エチル、ブチル、n
−プロピル、1SO−プロピルなど公知のアクリル酸エ
ステルと化合物(A>を重合禁止剤と触媒の存在下で加
熱し、生成する該低級アルコールを系外へ取り出すこと
によりエステル交換反応を行なう。
エステル交換反応の触媒としては、硫酸、p−1−ルエ
ンスルホン酸、金属ナトリウム、ナトリウムアルコラー
ド、テトラアルコキシチタン、アルミニウムアルコラー
ド、マグネシウムアルコラードの他、金属アセチルアセ
トナート類、スズのカルボキシレートなどが使用できる
。この場合重合禁止剤としてハイドロキノン、p−メト
キシフェノール、tert−ブチルカテコール、パラフ
ェニレンジアミン、フェニル−β−ナフチルアミンなど
を添加する必要がある。    −〔実施例〕 以下、本発明を実施例および比較例によって説明する。
実施例1 還流冷却器、水分離器、撹拌機、温度計を備えた四つロ
フラスコに化合物(A ’)  4529、アクリル酸
288g、1)−メトキシフェノール109、p−トル
エンスルホン酸12g、トルエン500gを入れ、撹拌
しながら4時間加熱した。留出したトルエン−水留弁は
水分離器において水を分離した後、トルエンは連続的に
反応容器へ返した。
反発後室温まで冷却し、飽和炭酸ナトリウム水溶液5Q
Odで3回洗浄し、ついで飽和食塩水によってアルカリ
性を示さなくなるまで洗浄をくり返した。
実施例2 ヘンペル型精留管、温度計、撹拌機をつけた四つロフラ
スコに化合物(A)  452g、アクリル酸メチルエ
ステル432g、p−メトキシフェノール109、p−
トルエンスルホン酸12gを加え、撹拌しながら加熱還
流し、生成したメタノールを系外へ除去した。
4時間反応後過剰のアクリル酸メチルエステルを留出さ
せて室温まで冷却した。このものを飽和炭酸ナトリウム
水溶l 500−で3回洗浄し、ついで飽和食塩水によ
ってアルカリ性を示さなくなるまで洗浄した。
比較例1 スピログリコールジグリシジルエーテルをアクリル酸で
開環する方法によって化合物(B)を合−成した。
スピログリコールジグリシジルエーテル4063、アク
リル酸1449、p−メトキシフェノール2g、トリエ
チルベンジルアンモニウムクロライド0.8gをベンゼ
ン800mに溶解させたものを撹拌下に還流させ、6時
間反応させた後冷却した。反応混合物を飽和炭酸ナトリ
ウム水溶液で洗浄した後、飽和食塩水でアルカリ性を示
さなくなるまで洗浄した。
比較例2 トリエチルベンジルアンモニウムクロライドの母を1.
5gにした以外は、比較例1と全く同じ条件で反応を行
なった。
比較例3 反応系に5gの水を加えた以外は、実施例1と全く同じ
条件で反応を行なった。
比較例4 反応系に5gの水を加えた以外は、比較例1と全く同じ
条件で反応を行なった。
実施例、比較例で得られた生成物を高速液体りOマドグ
ラフィーによって分析した結果を表1に示した。
表1 1:(C):  化合物(A)のトリアクリレート化合
物**(D>:  化合物(A)のテトラアクリレート
化合物高速液体クロマトグラフィー 装   置 二 日本分光 TRI  ROTAR−I
Vカラム: 0.4X50cm、 5intaZu g
et Ps−100,10μm移 動 相 : メタノ
ール カラム圧力 :  75に9/cIi 力ラム温度 =50℃ 流   速 :   2,3m/1ain検出器:R,
I。
定 量 法 : 内部標準法、内部標準:1.4−シク
ロオクタンジオール表1の結果から、テトラオールを経
由する本発明法は、反応系に存在する水分の影響を全く
受けないのに対し、スピログリコールを直接アクリル酸
で開環する従来法は、水の存在や過剰量の触媒の使用に
よってアクリレートの収率が著しく低下するという欠点
を持つことは明らかである。
手 続 ネ市 正 書 (自 発) 昭和60年10月22日 昭和60年 特許願 第158570号2、発明の名称 アクリレートの製造法 名  称   (234>山陽国策パルプ株式会社明細
占の発明の詳細な説明の欄 補正の内容 1.明細囚第4頁上から2〜6行目に 「3.9−ビス〔1,1−ジメチル−2−(2(または
3)−アクリロイルオキシ−3(または2)−ヒドロキ
シプロポキシ)エチル) −2,4,8,10−テトラ
オキリースピロ(5,5)ウンデカン      」と
必るを 「3,9−ビス[1,1−ジメチル−2−(2(または
3)−アクリロイルオキシ−3(または2)−ヒドロキ
シプロポキシ)エチル] −2,4,8,10−テトラ
オキザスピロ[5,5]ウンデカン       」と
訂正。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アクリル酸およびアクリル酸エステルから成る群より選
    ばれた1種または2種以上の化合物と、構造式(A)で
    示されるアルコールとを反応させることを特徴とする構
    造式(B)で表わされるアクリレートの製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) ▲数式、化学式、表等があります▼(B)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160002982A (ko) * 2013-04-22 2016-01-08 페르스토르프 에이비 방사선 경화성 조성물용 테트라옥사스피로 백본을 가진 아크릴 화합물

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160002982A (ko) * 2013-04-22 2016-01-08 페르스토르프 에이비 방사선 경화성 조성물용 테트라옥사스피로 백본을 가진 아크릴 화합물
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