JPS6219565B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6219565B2
JPS6219565B2 JP55173756A JP17375680A JPS6219565B2 JP S6219565 B2 JPS6219565 B2 JP S6219565B2 JP 55173756 A JP55173756 A JP 55173756A JP 17375680 A JP17375680 A JP 17375680A JP S6219565 B2 JPS6219565 B2 JP S6219565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
load
emergency
turbine
calculator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55173756A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5799221A (en
Inventor
Osamu Nagano
Masanobu Okada
Shigenobu Yamada
Koichi Shinohara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17375680A priority Critical patent/JPS5799221A/ja
Publication of JPS5799221A publication Critical patent/JPS5799221A/ja
Publication of JPS6219565B2 publication Critical patent/JPS6219565B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抽気を含む発電プラントに適用する
ことができる全く新規なエマージエンシー処理装
置に関する。
本発明の対象プラントにおいては、ボイラ、タ
ービン、発電機が平行して運転されており、かつ
工場側送気圧力制御および大母線側と地元負荷側
との送受電量の制御が必要となつている。このよ
うな発電プラントにおいては、エマージエンシー
事故に対して、従来の比例積分微分的なコントロ
ーラおよび中央操作室からの運転員の監視制御の
みでは到底対処できず、極めて条件の悪いエマー
ジエンシー事故に対しては、プラント全停という
最悪の事態に陥る可能性が大きい。
したがつて、種々のエマージエンシー事故に対
して、あらかじめプログラムしておいた制御回路
(エマージエンシー処理装置)の動作によつて自
動的に最も効果的かつ迅速にプラントを整定せし
め、或いは制御回路から表示される諸数値データ
により運転員が適確に制御要素を手動運転できる
ものが必要になつてきた。
本発明は上記事情にかんがみ、あらかじめ設定
したエマージエンシー事故のうち単独事故に対す
る処置並びにこれら単独事故が連続して発生する
いわゆる複合事故に対しても通常のコントローラ
(ガバナ、抽気レギユレータ)とは別に処置が可
能なエマージエンシー処理装置を目的とする。
本発明の好適な実施例によれば、プラントを制
御する通常のコントローラと並列に設けてエマー
ジエンシー事故を検出しプラントの各種弁および
スイツチを操作することにより事故後の整定を安
全に行なうエマージエンシー処理装置が提供され
る。
本発明によれば、大母線系の事故または地元負
荷しや断時に、電力負荷または蒸気負荷のバラン
スからタービン停止およびボイラランバツクを行
なうことにより、プラント全体の連鎖トリツプを
防止している。
本発明によれば、ボイラトリツプの時は、他の
ボイラから蒸気を供給されるタービンを停止する
かそのボイラをランバツクすることにより、他の
連鎖トリツプを防止している。
また、本発明によれば、タービントリツプの時
は、トリツプしたタービンに蒸気を供給するボイ
ラをランバツクすることにより、そのボイラのト
リツプを防止している。
以下添付図面に例示した本発明の好適な実施例
について詳述する。
第1図は従来のプラント制御の構成を示してお
り、コントローラ1によるプラント2の一般的な
閉ループ制御を示している。
第2図は本発明によるエマージエンシー処理装
置3を設置した場合のプラント制御であり、エマ
ージエンシー処理装置3はプラント2に対しコン
トローラ1と並列に設けられている。このエマー
ジエンシー処理装置3の詳細は第3図に示され
る。
第3図において、エマージエンシー処理装置3
は、プラント2からエマージエンシー入力信号4
を受けて整定負荷を出力する予測負荷計算器5、
プラント2からのプラント諸データ6をストアし
ておくプラント諸計測値ストア機能7、予測負荷
計算器5の出力、プラント諸計測値ストア機能7
の出力および後述の計算器の各出力を受けてター
ビン出力およびタービン抽気量に関する目標設定
をするタービン負荷・抽気量計算設定器8、予測
負荷計算器5およびプラント諸計測値ストア機能
7からの各出力を受けてエマージエンシーの種類
に応じた電気および抽気負荷のしや断を設定する
負荷選択しや断設定器9、タービン負荷・抽気量
計算設定器8と関連された4つの計算器、すなわ
ち蒸気量バランス計算器10、抽気モード計算器
11、バイパス弁開閉計算器12、およびボイラ
蒸発量計算器13、入力をタービン負荷・抽気量
計算設定器8および負荷選択しや断設定器9の各
出力に接続した各部リレー設定信号発生器14、
および入力を各部リレー設定信号発生器14の出
力に接続し出力をプラント2の各入力に接続した
エマージエンシーアクシヨン信号発生器15を備
えている。
エマージエンシー処理装置3は、コントローラ
1と並列にプラント2の制御を行なうため、エマ
ージエンシー突変に対して十分速い追従処理がで
きるようにしてある。もちろん、通常の変動に対
する制御はコントローラ1によつて円滑に行なわ
れる。
予測負荷計算器5は、あらかじめ設定してある
エマージエンシーの種類ごとの負荷を計算するも
ので、プラント2からのエマージエンシー入力信
号4およびプラント諸計測値ストア機能7からの
実負荷を受けて整定負荷を計算することができ
る。
プラント諸計測値ストア機能7はプラント2の
各部における必要データを計測したものを入力し
てストアしておく。
タービン負荷・抽気量計算設定器8は、予測負
荷計算器5の計算値と、プラント諸計測値ストア
機能7のプラント計測値と、4つの計算器10,
11,12,13の計算値とを受けてタービン出
力およびタービン抽気量を発生するため目標設定
を行なう。
負荷選択しや断設定器9は予測負荷計算器5の
計算値およびプラント諸計測値ストア機能7のプ
ラント計測値との結果からエマージエンシーの種
類に応じて先行的に、たとえば地元負荷系統への
電気および工場側への抽気負荷をしや断させる信
号を設定する。
蒸気量バランス計算器10はボイラ蒸気量およ
び工場送気量の計算を行なう。
抽気モード計算器11はタービン負荷・抽気量
計算設定器8で求められた結果から抽気量制御器
の自動か手動かを決定する。
バイパス弁開閉計算器12は工場送気量および
タービン抽気量から計算してバイパス弁の開度決
定を行なう。
ボイラ蒸発量計算器13は現在の蒸発量とエマ
ージエンシー後の予想蒸発量より判断して制御可
能かまたはランバツク・バーナカツトが必要かど
うかを計算する。
各部リレー設定信号発生器14は、タービン負
荷・抽気量計算設定器8のタービン負荷および抽
気量と負荷選択しや断設定器9の負荷選択しや断
量とにより制御要素の設定値を計算する。
エマージエンシーアクシヨン信号発生器15は
各部リレー設定信号発生器14の値を受けてプラ
ント2の制御要素を操作する信号を発生する。
ここで、プラントの制御対象は、ボイラ、ター
ビン、抽気弁、バイパス弁、および負荷選択しや
断器としてある。
第4図はエマージエンシー処理装置3の対象プ
ラントの一例を示すもので、3組の発電システム
から成つている。すなわち、1号ボイラ20、1
号タービン21、1号コンデンサ22、1号発電
機23があり、1号発電機23の出力はブレーカ
24を介して地元負荷系統25に接続される。同
じく、2号ボイラ26、2号タービン27、2号
コンデンサ28、2号発電機29があり、2号発
電機29の出力はブレーカ30を介して地元負荷
系統25に接続される。また、3号ボイラ31、
3号タービン32、3号コンデンサ33および3
号発電機34を含み、この3号発電機34の出力
は地元負荷系統25に接続される。この地元負荷
系統25は大母線系統35からもブレーカ36を
介して電力を受ける。タービンおよびボイラの出
力は工場側送気圧力制御用の超高圧系37、高圧
系38、中圧系39、低圧系40および脱気器4
1へ送られる。
このようなプラントにおいて、エマージエンシ
ーが生じた場合について説明する。第5図はその
一例を示すもので、特に3号タービン32がトリ
ツプした場合の各ボイラの状態を示している。第
5図において、実線の曲線はエマージエンシー処
理装置3がない従来の場合であり、点線の曲線は
本発明によるエマージエンシー処理装置による場
合を示している。
3号タービン32がトリツプすると3号発電機
34の出力は減少し、1号および2号発電機2
3,29の出力はそのまま保持され、大母線系統
35からの受電量が増える。また2号ボイラ26
に関する蒸発量、蒸気圧力および燃料量、3号ボ
イラ31の蒸発量および3号ボイラのドラムレベ
ルについてはエマージエンシー処理装置3の有無
に関係なく変化は同じようになる。これに対し、
本発明のエマージエンシー処理装置3の効果が顕
著に現われるのは、3号ボイラ蒸気圧力の変化で
あり、エマージエンシー処理装置3のない場合は
発電機機トリツプにより圧力上昇が起り、やがて
安全弁が開いて圧力が減少するといつた曲線42
を描くが、エマージエンシー処理装置3が作用す
ることにより燃料ランバツクが生じ(曲線44)
圧力の変動が微小になる43ようにされる。
以上のように、エマージエンシー事故発生時に
おいても、エマージエンシー処理を行なうことに
より3号ボイラ蒸気圧力の変動が小さくなり、こ
のため平滑な負荷バランス移行が可能となるので
ある。
本発明によれば、エマージエンシー処理装置3
が、コントローラ1と並列にプラント2の制御を
行うようにしてあるため、エマージエンシー突変
に対して十分速い追従処理をすることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプラント制御の構成を示す図、
第2図は本発明によるプラント制御の構成を示す
図、第3図はエマージエンシー処理装置の構成を
示す図、第4図はプラントの例を示す図、第5図
は3号タービントリツプ時の各変化を示す図であ
る。 1……コントローラ、2……プラント、3……
エマージエンシー処理装置、4……エマージエン
シー入力信号、5……予測負荷計算器、6……プ
ラント諸データ、7……プラント諸計測値ストア
機能、8……タービン負荷・抽気量計算設定器、
9……負荷選択しや断設定器、10……蒸気量バ
ランス計算器、11…抽気モード計算器、12…
…バイパス弁開閉計算器、13……ボイラ蒸発量
計算器、14……各部リレー設定信号発生器、1
5……エマージエンシーアクシヨン信号発生器、
20,26,31……ボイラ、21,27,32
……タービン、22,28,33……コンデン
サ、23,29,34……発電機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プラントからエマージエンシー入力信号を受
    けて整定負荷を出力する予測負荷計算器と、プラ
    ントからの諸データをストアするプラント諸計測
    値ストア機能と、プラントの複数の制御要素計算
    器と、前記予測負荷計算器、プラント諸計測値ス
    トア機能および制御要素計算器の各出力を受けて
    タービン負荷およびタービン抽気量に関する目標
    を設定するタービン負荷・抽気量計算設定器と、
    前記予測負荷計算器およびプラント諸計測値スト
    ア機能の各出力を受けてエマージエンシーの種類
    に応じた電気および抽気負荷のしや断を設定する
    負荷選択しや断設定器と、前記タービン負荷・抽
    気量計算設定器および負荷選択しや断設定器の各
    出力を受けて制御要素の設定値を計算する各部リ
    レー設定信号発生器と、この各部リレー設定信号
    発生器の値を受けてプラントの制御要素を操作す
    る信号を発生させるエマージエンシーアクシヨン
    信号発生器とを備え、プラントを制御するコント
    ローラと並列に設置してあることを特徴とするエ
    マージエンシー処理装置。
JP17375680A 1980-12-11 1980-12-11 Emergency working device Granted JPS5799221A (en)

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JP17375680A JPS5799221A (en) 1980-12-11 1980-12-11 Emergency working device

Applications Claiming Priority (1)

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JP17375680A JPS5799221A (en) 1980-12-11 1980-12-11 Emergency working device

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Publication Number Publication Date
JPS5799221A JPS5799221A (en) 1982-06-19
JPS6219565B2 true JPS6219565B2 (ja) 1987-04-30

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ID=15966548

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02306062A (ja) * 1989-05-22 1990-12-19 Masahiro Shitsuin 浴槽の熱湯循環方法とその装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54135312A (en) * 1978-04-11 1979-10-20 Toshiba Corp Controller of power plant
JPS5584806A (en) * 1978-12-20 1980-06-26 Hitachi Ltd System for operating thermoelectric power plant when its power supply system is disconnected

Patent Citations (2)

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JPS5799221A (en) 1982-06-19

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