JPS62194503A - 電磁作動器駆動装置 - Google Patents

電磁作動器駆動装置

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JPS62194503A
JPS62194503A JP3681986A JP3681986A JPS62194503A JP S62194503 A JPS62194503 A JP S62194503A JP 3681986 A JP3681986 A JP 3681986A JP 3681986 A JP3681986 A JP 3681986A JP S62194503 A JPS62194503 A JP S62194503A
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JP
Japan
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circuit
electromagnetic actuator
current
operational amplifier
voltage
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JP3681986A
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Inventor
Toshiaki Yakura
矢倉 利明
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11匹11 [産業上の利用分野] 本発明は所定のデユーティ比を有するパルス指令信号に
応じて′Fi磁力で作動する電磁作動器(以下、単に電
磁作動器と呼ぶ。)を制御することのできる電磁作動器
駆動装置に関し、例えば電磁作動器としてリニアソレノ
イドを用いた電磁弁により、内燃機関における気化器の
補助空気量や燃料供給量を制御したり、或いは、内燃機
関の排気系への空気量や吸気系への補助空気量の制御を
効果的に達成可能にする電磁作動器駆動装置に関するも
のである。
[従来の技術1 従来より電磁作動器駆動装置として発明・提案されてい
るものとしては、例えば、特開昭57−121703号
の[電磁作動器駆動回路Jに示されているように、電磁
作動器として使用されるすニアソレノイドに流れる電流
を演口増幅器を用いて増幅し、この増幅された電流とり
ニアソレノイドに供給する電流の目標値を指示するアナ
ログ電圧との差を(偏差積分し、この偏差積分の出力と
鋸状波発生回路による鋸状波とを比較器により比較し、
この比較器の出力によりリニアソレノイドをオン・オフ
駆動してリニアソレノイドに流れる電流を制御するもの
等が知られている。更に、近年マイクロコンピュータ等
の進歩により、マイクロコンピュータを用いてリニアソ
レノイドに供給する電流の目標値を指示するものが大半
を占めている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来から提案等されている電磁作動器駆
動装はは、電磁作動器に流れる電流をマイクロコンピュ
ータ等で指示される目標値に近づける様、緻密に制御で
きるという優れたものであるが、以下の様な問題があっ
た。即ち、(a )リニアツレメイドに流れる電流を増
幅する演算増幅器には、所謂ゼロドリフト電圧が存在す
るため、入力信号が零の時でも出力信号を零とせずリニ
アソレノイドに流れる電流がほぼ零となる点の近傍では
、リニアソレノイドに流れる電流を正確に検出すること
が困難であった。この結実、リニアソレノイドに流れる
電流が零となる点の近傍では、リニアソレノイドを目標
値に制ioすることが困難となるという問題を府政する
(b)鋸状波発生回路等を構成する素子が必要とされ、
構成素子が多くなる。
<C>リニアソレノイド等の電磁作動器に供給する目標
電流値を表わす信号がアナログ信号であるため、マイク
ロコンピュータ等によるl Q I+。
゛″1゛ゝ1゛ゝ信号ル信号には不向であって、デジタ
ル信号をアナログ信号に変換するデジタル−アナログ変
換器(以下、単にD/A変換器と呼ぶ。
)等の素子が必要とされる。
(d )マイクロコンピュータ等による目標電流値は複
数ビット、例えば、8ビツトの信号として出力されるの
で、信号線が8本必要とされ、回路が複雑になる。
といった問題等があって、回路を簡単にした精度のよい
マイクロコンピュータ用の電磁作動器部a装置が望まれ
ていた。
11と佐誠工 [問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決するために本発明の電磁作動器駆動
装置のとった構成は次の如くである。
本発明の電磁作動器駆動装置は、 Tj磁力で作動する電磁作vJ器を駆動するスイッチン
グ素子と、 該Ti電磁作動器流れる電流を演算増幅器を用いて検出
する電流検出手段と、 上記電流検出手段の上記演q増幅器に所定値のオフセッ
ト電圧を与えるオフセット回路と、所定のデコーティ比
を有し上記電磁作動器の駆動を指示するパルス信号を、
外部から受信する駆動信号受信手段と、 上記電流検出手段により検出された電流と上記駆動信号
受信手段の受信する上記パルス信号とに基づいて作動し
、その時定数が上記パルス信号の周+11Iより犬であ
る抵抗とコンデンサとからなる偏差積分回路と、 該コンデンサの充電電圧の極性に応じて上記スイッチン
グ素子をオン・オフ制御するスイッチング素子制御手段
と、 を備えて構成されている。
ここで、スイッチング素子とは、スイッチングすること
により電磁作動器に流れる電流を制御するものであって
、応答性の高いI!電器やトランジスタ、あるいは、サ
イリスタやFET、ダイオード等の素子が考えられる。
電流検出手段とは、゛電磁作動器に流れる+Ii流を演
算増幅器を用いて検出するものであって、電磁作動器に
流れる電流を抵抗器やコンデンサを用いて検出しそれを
演算増幅器を用いて増幅する構成等が考えられる。
オフセット回路とは、電流検出手段に用いられる演の増
幅器に所定値のオフセット電圧を与える回路であって、
演算増幅器への入力が零の場合に出力される所謂ゼロド
リフト電圧よりも絶対値が大きい所定の電圧を演算増幅
器の入力に与えるものである。このオフセット回路とし
ては、演算増幅器の入力に所定の電圧を有する電源を接
続して構成してもよいし、あるいは、演算増幅器の入力
に抵抗器やツェナダイオードを用いて所定の電圧を供給
するよう構成してもよい。
駆動信号受信手段とは、マイクロコンピュータ等からの
電磁作動器の駆動を指示するパルス信号を受信する手段
であって、パルス信号を反映した形で受信すればよく、
受信すべぎパルス信号をそのまま受信してもよいし、何
等かの形に変換して受信してもよい。
偏差積分回路とは、抵抗器とコンデンサの直列接続によ
り構成されたものであり、電流検出手段により検出され
た検出信号と駆動信号受信手段の受信するパルス信号と
に基づいて作動するものであって、その有する時定数は
駆動信号受信手段の受信する周期よりも大きいことを特
徴としている。
スイッチング素子制御手段とは、電磁作動器を駆動する
スイッチング素子を制御する手段であって、偏差積分回
路のコンデンサの充電電圧の極性の変化に従ってスイッ
チング素子をオン・オフ制御するものである。
[作用] 上記の構成を有する本発明の電磁作動器駆動装置は次の
如く作用する。
演算増幅器を用いた電流検出手段により検出された電磁
作動器に流れるN流と駆動信号受信手段により受信され
た電磁作vJ器の駆動指示信号であるパルス信号とに基
づいて、抵抗とコンデンサとからなる偏差積分回路は作
動し、この偏差積分回路のコンデンサの充電電圧極性に
応じて、スイッチング素子制御手段は電磁作動器を駆動
するスイッチング素子をオン・オフ制御することにより
電動作動器を駆動する。しかも、本発明の電磁作動器駆
動装置は、オフセット回路により、電流検出手段の演算
増幅器に所定のオフセット電圧を与えているので電流検
出手段の演算増幅器は零点の近傍で作動することがなく
、電磁作動器に流れる電流を精度よく検出する。これに
より、電磁作動器駆動装置は、電磁作動器の駆動指示信
号であるパルス信号に従って電磁作動器を駆動制御する
よう働く。
[実施例] 次に本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明一実施例の電磁作動器駆動装置を表わす
回路図であり、第2図は本実施例に使用される偏差積分
回路を表わした回路図である。
本実施例の電磁作動器駆動装置1は、大きくは、リニア
ソレノイド等の電磁作動器を駆動するスイッチング回路
2.電磁作動器に流れる電流を検出する電流検出回路3
.電流検出回路3に用いられるオペアンプOP1の出力
をオフセットするオフセット回路3a、マイクロコンピ
ュータ等から電磁作動器の駆動を指示するパルス信号を
受信する駆動信号受信回路4.電流検出回路3の検出す
る電流と駆動信号受信回路4の受信するパルス信号とに
基づいて作動する偏差積分回路5.偏差積分回路5の動
作に応じてスイッチング回路2をオン・オフ制御するス
イッチング制御回路6とから構成されている。尚、本実
施例では、電磁作動器として内燃機関における気化器の
補助空気量を制御するりニアソレノイドSL、 リニア
ソレノイドSLの駆動を指示するパルス信号を供給する
ものとして制御コンピュータCPを用いている。リニア
ソレノイドSLに電源を供給するものとしては、スイッ
チSWを介してバッテリBTが接続されている。
スイッチング回路2は、トランジスタTr1゜Tr2及
び抵抗器R1より構成されていて、トランジスタTr 
1のエミッタは電源Vccに、ベースはスイッチング制
御回路6に、コレクタは抵抗器R1を介してトランジス
タTr2のベースに、各々、接続されている。また、ト
ランジスタTr2のコレクタはリニアソレノイドS]−
の一端に、エミッタは電流検出回路3に、各々、接続さ
れている。従って、スイッチング制御回路6の出力信号
によってトランジスタTr’lはオン・オフされると、
トランジスタTr2はオン・オフされてりニアソレノイ
ドSLはオン・オフ信号のデューティ比によって駆動さ
れる。
電流検出回路3は、抵抗器R2,R3,R4゜R5,R
6,R7,R8及びR10、ダイオードD1.オペアン
プOP1より構成されている。抵抗器R2の一端は、ス
イッチング回路2のトランジスタ下r2のコレクタに接
続され、他端は抵抗器R4を介してオペアンプOP1の
入力マイナス側に接続されている。抵抗器R3の一端は
、1〜ランジスタTr 2のコレクタに接続され、他端
はオペアンプOP1の入カブラス側に接続されている。
抵抗器R5の一端はトランジスタTr2のエミッタに接
続され、他端はオペアンプOP1の入カブラス側に接続
され、同じく、抵に器R7の一端は、トランジスタTr
2のエミッタに接続され、他端は接地されている。オペ
アンプOP1の入力マイナス側は、抵抗器R8を介して
接地され、入カブラス側は抵抗器R6を介してオフセッ
ト回路3aに接続されている。また、オペアンプOPI
の出力側と入力マイナス側とは抵抗lR10を介して1
妄続されている。一方、上述の抵抗器R2とR4の接続
点は、ダイオードD1を介してスイッチSWの一端に接
続されている。この電流検出回路3における抵抗器R7
は、リニアソレノイドSLのオン′ri流を検出するた
めの抵抗器であり、抵抗器R2は、リニアソレノイドS
Lに生じる逆起電力、により生じるサージ電流を検出す
るための抵抗器である。また、抵抗’;a R3、R4
、R5、R84,tオペアンプOP1の入力抵抗器であ
り、抵抗器R6、R10はオブアンブOP1の増幅率を
決定するための抵抗器である。これにより、電流検出回
路3は、リニアソレノイドSLに流れる電流をサージ電
流を含めてオペアンプOP1の出力端子に電圧Vi  
(t)信号として取り出すことができる。
尚、ダイオードD1は、トランジスタTr2がオフとな
った場合に生じるサージ電流を抵抗器R2を介して流す
ためのものである。
オフセット回路3aは、所定電圧VOを出力する基準電
源Viaとして構成されていてそのプラス側は抵抗器R
6を介してオペアンプ○P1の入カブラス側に接続され
、マイナス側は接地されている。このオフセット回路3
aがオペアンプOP1の入カブラス側に供給する電圧V
oは、オペアンプOPIの入カブラス側の入力電圧を零
にした場合に出力される所謂ゼロドリフト電圧vOFF
よりも大きい値にしている。これによりリニアソレノイ
ドS Lに流れる電流が零の場合でもオペアンプOP1
からは所定電圧Voを出力することになる。
一般にオペアンプOP1は、入力段のトランジスタやF
ETの特性の不揃いに起因して、入力信号を零近傍にし
た時、出力は完全に零にならず必ずいくらかの誤差を生
じる。従って入力信号が零近傍になった時には正確な出
力値を(9ることができない。第3図に示す鎖線9のグ
ラフはこの時の状f&を示している。このため本実施例
ではオペアンプOP1の入カブラス側にオフセット回路
3aを接続し、オペアンプOP1の出力側から正確な出
力1直を出力するようにしている。
駆動信号受信回路4ば、トランジスタTr3゜抵抗器R
12,R13より構成されている。トランジスTr3の
ベースは制υ11コンピュータCPに接続され、エミッ
タは接地されている。また、トランジスタTr3のコレ
クタは、抵抗器R12を介して電源Vccに接続され、
抵抗器R13を介して接地されている。これにより、ト
ランジスタ下r3は、ベースに制御コンピュータCPか
らのパルス信号を受けてオン・オフする。この時、トラ
ンジスタTr3のコレクタに表れる電圧VD(t)は、
トランジスタTr3がオンした時は、コレクタとエミッ
タどの飽和電圧で決まり、トランジスタ下r3がオフし
た時は、抵抗器R12とR13による電源vCCの分圧
値によって決まる。従って、制御コンピュータCPより
与えられる所定のデユーティ比を有するパルス信号を用
いてトランジスタ下r3を駆動すれば、パルス信号と反
転した波形のパルス出力をコレクタに電圧信号VD(t
)として出力する。これにより、制御コンピュータCP
からのパルス信号のデユーティ比に応じて、トランジス
タT「3のデユーティ比を反映したコレクタ電圧の平均
値VDaveは、パルス信号の周期を王とすれば、 として表わされ、デユーティ比に応じて線形的に変化す
る。この平均値をリニアツレノドSLの駆動指示の目標
値とする。この目標値の最大値は、トランジスタ丁r3
のオフ電位であって、リニアソレノイドSLに供給すべ
き最大電流値に応じた電圧値Vi  (t)より大きく
設定し、目標値の最小値は、リニアソレノイドに供給す
べき最小電流値に応じた電圧値VOより小さく設定して
いる。
偏差積分回路5は、抵抗器R14(R14>R12、R
13)とコンデンサC1の直列接続より構成されていて
、抵抗器R14の一端は、駆動信号受信回路4のトラン
ジスタTr3のコレクタに接続され、他端はコンデンサ
C1を介して電流検出回路3のオペアンプOP1の出力
側に接続されている。これにより、偏差積分回路5は、
駆動信号受信回路4のトランジスタTr3のコレクタ電
圧VD(t)と電流検出回路3のオペアンプ○P1の出
力電圧Vi  (t)の差の応じて動作することになる
スイッチング制御回路6は、比較器であるオペアンプO
P2と抵抗器R15とから構成されていて、オペアンプ
OP2の入カブラス側は、コンデンサC1と電流検出回
路のオペアンプ○P1との間に接続され、入力マイナス
側は、コンデンサC1と抵抗器R14との間に接続され
ている。また、オペアンプOP2の出力側は、上述した
ように、抵抗器R15を介してスイッチング回路2のト
ランジスタTr1のベースに接続されている。これによ
り、スイッチング制卸回路6は、偏差積分回路5のコン
デンサC1の充電電圧の極性に従ってオペアンプOP2
の出力側をオン・オフして、スイッチング回路2のトラ
ンジスタTr 1をオン・オフする。尚、抵抗器R15
は電流マツチング用抵抗器である。
次に、本実施例の電磁作動器駆動装置1の動作を、偏差
積分回路5を中心にして説明することにする。
第2図は、偏差積分回路5を抜き出して書いたものであ
る。図に示す様にコンデンサC1に蓄積される充電電荷
をQ (t)とすると、VD(t>−R14XdQ(t
)/dt+Q (t)/CI+Vi  (t )・ (
1)(但し、コンデンサC1の容量をC1,抵抗器R1
4の抵抗値をR14とする。) ここで、オペアンプOP1の出力電圧Vi(t)は、リ
ニアソレノイドSLに流れる電流を(Slとすると、オ
フセット回路3aにより所定電圧V。
<Vo≧VOFF)を供給されているので、Vi  (
t ) =a X ISl+Vo  (aは定数)とし
て表わされ、第3図の実線Gのグラフに示す様にリニア
ソレノイドSLに流れる電流(slとリニアな関係とな
る。これにより、オペアンプOP1の出力電圧Vi(t
)は、リニアソレノイドSLに流れる電流が零近傍であ
っても正確な電圧値vi(t)を出力することになる。
尚、第3図の鎖線りのグラフは、オフセット回路3aに
よりオペアンプOP1の入カブラス側に所定電圧Vaを
供給しない時のオペアンプOP1の出力電圧Vi ([
)とりニアソレノイドに流れる電流)Slとの関係を表
わしている。
上記(1)式により、 EXP (−t/A)dt]  ・・・(2)となる(
但し、A−C1XR14)。このコンデンサC1に蓄積
される充電電荷Q(t)の平均値は、パルス信号の周期
Tにおいて零となる。これは以下の理由による。[尚、
以下において、充r8N荷Q(t)を表わす上記(2)
式を充電電荷(2)式と呼ぶ。] リニアソレノイド8mに流れる電流値を示すオペアンプ
OP1の出力Vi  (t)(以下、単に現電流値と呼
ぶ。〉がリニアソレノイドSLに流す目標電流値を示す
トランジスタTr3のコレクタ電圧VD(t)(以下、
単に目標値と呼ぶ。)より小なら、コンデンサC1の充
電電圧極性は、リニアソレノイドSLのインダクタンス
負荷分と偏差積分回路5の時定数とによる遅延時間後に
、オペアンプOP2の入力マイナス側が入カブラス側よ
り大きな(直となる。これにより、AベアンプOP2の
出力はl−”レベルとなって、トランジスタ丁r 1.
 Tr 2は各々オンとなりリニアソレノイドSLに流
れる電流は増加し現電流値Vi  (t)も増加する。
現電流値Vi  (t)が増加して目標値VD(t)よ
り大きくなれば、コンデンサC1の充?B ?T3圧極
性は、リニアソレノイドSLのインダクタンス負荷分と
偏差積分回路5の時定数とによるmt時間後に、オペア
ンプOP2の入力マイナス側が入カブラス側より小さい
値となる。これにより、オペアンプOP2の出力は゛′
H″レベルとなって、トランジスタTr 1.Tr 2
は各々オフとなりリニアソレノイドに流れる電流は減少
し現電流値Vi  (t)も減少する。従って、所定の
iIl!延時間を伴って、現電流値Vi  (t)は目
標値VD(t)に追従するよう電磁作動器駆動装置1は
動作するので、目標値VD(t)のデユーティ比が一定
の場合の定常状態において、コンデンサC1に蓄積され
る充電電荷Q(t)の平均値は、周期下において零とな
る。尚、上記遅延時間は、リニアソレノイドSLのイン
ダクタンス負荷によるリニアソレノイドSLの応答遅れ
と偏差積分回路5の時定数とによる。この遅延時間の遅
れを伴って、目標値VD(t>と現電流値Vi  (t
)とは同一の周波数で変化する。従って、偏差積分回路
5のコンデンサC1の充電電荷Q(t)は目標値VD(
t>と同一の周波数にて交流変化することになる。
上述したように、コンデンサC1に蓄積される充電電荷
Q(t)の平均値は、パルス信号の周期Tにおいて零と
なるため、充電電荷(2)式は以EXP (−t/A)
d t    ・・・〈3)「以下、上記(3)式を充
電電荷(3)式と呼ぶ訂ここで、(g差積分回路5の抵
抗器R14とコンデンサC1によって決まる口、一定数
A=C1XR14が目標値VD(t)のパルス信号の周
期下よりはるかに大きければ、つまり、C1XR14>
Tであれば、EXP(−t/△):(0<t<T)は近
似的に1″と見なすことができる。従って、・・・(4
) この (4)式は、目標値VD(t)と現電流値V+ 
 (1>とは、1周期下の平均値としてその値が等しく
なることを表わしている。しかも、上述したように、目
標値VD(t)と現電流値Vi  (T)とは同一周波
数で動作している。これにより、コンデンサC1の充電
電荷Q(t)は、目標値VD(1)と同一周波数で充放
電を繰り返し、その充ff[正極付を反転させ、この結
果、オペアンプOP2は、目標値VD(t)と同一周波
数でリニアソレノイドSLをオン・オフ制御するこにな
る。
また、この目標値VD(t)のデユーティ比を変えると
、I(11電流Vi  (t)の1周期丁における平均
値は1」標IM′1VD(t)の1周期下における平均
値と一致することになるので、目標値VDot)のデユ
ーティ比とりニアソレノイドSLに流れる負荷電流とは
、第4図のグラフに示すようにリニアな関係となる。従
って、目標値VD(t>のデユーティ比を制御コンピュ
ータCPによって制御するこにより、リニアソレノイド
SLに流れる負荷電流を制御することができる。
以上、電気作動器駆動装置1の動作を偏差積分回路5の
動作を中心として説明したが、上記動作をより具体的に
示すのが第5図のタイミングチャートである。
第5図のタイミングチャートにおいては、ff、1j 
till用コンピュータCPからのパルス信号をデユー
ティ比50%として与えている。従って、トランジスタ
Tr3のコレクタ電圧である目標1直VD(t)は50
%のデユーティ比を持つリニアソレノイドSL駆動振動
となる[第5図目標値VD(t)]。
一方、オペアンプOP1の出力電圧ぐある現電流Vi(
t)+、t、目標値VD(t)と1周期下の平均値とし
てその値は等しくなり、しがも、同一周波数で動作する
[第5図現電流値Vi(t)]。
従って、偏差積分回路5によりトランジスタTr3のコ
レクタ電圧VD(t)の変化は積分されることと、現電
流値Vi  (t)が周期Tで変化することから、コン
デンサC1の充電電圧Vpは、オペアンプ○P2のマイ
ナス入力側を零点として、第5図にコンデンサC1充電
電圧として示寸ように周期Tで変化する[第5図コンデ
ンサC1充電電圧]、従って、オペアンプOP2の出力
は、コンデンサC1の充電電圧の極性の変化に応じてオ
ン・オフし[第5図オペアンプOP2出力]、トランジ
スタTr 2をオン・オフして[第5図トランジスタT
r2コレクタ電圧]リニアソレノイドSLを制御するこ
とになる。
本実施例の電磁作動器駆動装置1によると、制御コンピ
ュータCPからのパルス信号を直接電磁作動器駆動装置
1に受番プて、リニアソレノイドSLを駆動することが
できるので、制御コンピュータCPからのパルス信号を
アナログ信号に変換する高価なり/A変換器等を必要と
しなく、制御コンピュータCPから直接信号線を1本接
続するだけで済む。しかも、従来使われていた鋸状波発
生回路も必要としなく、非常に簡単な構成でリニアソレ
ノイドSLを駆動させることができる。これにより、製
造工程を簡略化することができ、部品点数も少なくして
コストダウンを図ることができるという効果も生じる。
また、電流検出回路3のオペアンプOP1の入カブラス
側にはオフセット回路3aを接続しているのでリニアソ
レノイドSLに流れる電流がほとんど零となった場合で
も電流値を正確に検出することができ、正確な出力電圧
Vi(t)を得ることができる。これにより一層リニア
ソレノイドSLの駆動の精度を向上させている。
尚、本実施例のM磁作動器駆動装置1のオフセット回路
3aは第6図(a >に示す様に抵抗器R20、R21
を用いて構成することもできるし、あるいは、第6図(
b)に示す様にツェナーダイオードZDを用いて構成し
てもよい。
11匹11 本発明の電磁作動器駆動装置によると、部品点数を少な
くして非常に簡単な構成で電磁作動器を駆動することが
できると共に、電磁作動器の駆動指示信号であるパルス
信号を、直接マイクロコンピュータ等から受信して用い
ることができる。これにより、製造工程を簡略化するこ
ともでき、コストダウンを図ることができるという効果
も生じる。しかも、電流検出手段に用いられる演算増幅
器にはオフセット回路により所定値のオフセット電圧を
与えているので、電磁作動器に流れる電流がほぼ零とな
った場合でも電磁作動器を精度よく駆動することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の電磁作動器駆動装置を示す回
路図、第2図は同じく電磁作動器駆動装置内の偏差積分
回路を表ねず図、第3図は同じくリニアソレノイドSL
に流れる電流IslとオペアンプOP1の出力電圧Vi
(t)との関係を示すグラフ、第4図は同じく電磁作動
器駆動装置が受信するパルス信号のデユーティ比とりニ
アソレノイドSLに流れる負荷電流との関係を示すグラ
フ、第5図は同じく電磁作動器駆動装置の各部の動作を
示ずタイミングチャート、第6図(a)、(b)は各々
オフセット回路3aの構成例を示す回路図、である。 1・・・電磁作動器駆動装置 2・・・スイッチング回路 3・・・電流検出回路 3a・・・オフセット回路 4・・・駆動信号受信回路 5・・・偏差積分回路 6・・・スイッチング制御回路 BT・・・バッテリ CP・・・制御コンピュータ SL・・・リニアソレノイド SW・・・スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電磁力で作動する電磁作動器を駆動するスイッチング素
    子と、 該電磁作動器に流れる電流を演算増幅器を用いて検出す
    る電流検出手段と、 上記電流検出手段の上記演算増幅器に所定値のオフセッ
    ト電圧を与えるオフセット回路と、所定のデューティ比
    を有し上記電磁作動器の駆動を指示するパルス信号を、
    外部から受信する駆動信号受信手段と、 上記電流検出手段により検出された電流と上記駆動信号
    受信手段の受信する上記パルス信号とに基づいて作動し
    、その時定数が上記パルス信号の周期より大である抵抗
    とコンデンサとからなる偏差積分回路と、 該コンデンサの充電電圧の極性に応じて上記スイッチン
    グ素子をオン・オフ制御するスイッチング素子制御手段
    と、 を備えた電磁作動器駆動装置。
JP3681986A 1986-02-21 1986-02-21 電磁作動器駆動装置 Pending JPS62194503A (ja)

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