JPS62193085A - コ−ド状ヒ−タ - Google Patents

コ−ド状ヒ−タ

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JPS62193085A
JPS62193085A JP3445486A JP3445486A JPS62193085A JP S62193085 A JPS62193085 A JP S62193085A JP 3445486 A JP3445486 A JP 3445486A JP 3445486 A JP3445486 A JP 3445486A JP S62193085 A JPS62193085 A JP S62193085A
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JP
Japan
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crosslinking
cord
tetrafluoroethylene
propylene copolymer
normal pressure
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JP3445486A
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English (en)
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JPH0632281B2 (ja
Inventor
池ケ谷 典男
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KURABE KK
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KURABE KK
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Publication date
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  • Resistance Heating (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性、耐油性に優れたコード状ヒータに関
するものである。
(従来の技術と問題点) 従来よりコード状ヒータは図面に示すように、ガラス繊
維紐1に金属抵抗線2をスパイラル巻きした上に絶縁層
3として、塩化ビニル樹脂、シリコーンゴム、フッ素樹
脂等が使用されているが塩化ビニル樹脂は耐熱性が劣り
、耐熱性に優れているシリコーンゴムとフッ素樹脂につ
いては前者は耐油性、耐溶剤性が劣り、後者は可どう性
に欠けるという欠点がある。一方電線の分野では4フッ
化エチレン−プロピレン系共重合体を主成分とする組成
物を絶縁層又は外装とする絶縁電線が、優れた耐熱性、
耐油性、電気特性を活かし、自動車。
工作機械1発電機、モーター日出線等に利用され始めて
いる。従来より4フッ化エチレン−プロピレン系共重合
体を主成分とする組成物を絶縁層又は外装とする絶縁電
線は、その組成物中に架橋助剤としでアリル化合物、架
橋剤として有機過酸化物を含み、前記組成物を導体上に
押出し被覆したのち、製品中にボイドが発生しないよう
に加圧水蒸気や加圧液体等により加圧加熱架橋をするか
、あるいはベント型押黒磯を使い、組成物中に少量含ま
れる水分、ガスを真空吸引したのち、導体上に押出被覆
し、常圧にて加熱架橋する方法かとられている。
そこでフード状ヒータの絶縁層としてこの4フッ化エチ
レン−プロピレン系重合体を主成分とする組成物を押出
し被覆することが考えられるがコード状ヒータも前記の
ような電線と同じ製造方法であり、加圧加熱架橋する場
合には、加圧蒸気を発生させるためのボイラーや液体を
加圧させる装置が必要となり、一方常圧下で加熱架橋可
能なベント型押黒磯を用いる場合には、通常使用する押
出機と異なり段取りにかなりの時間を要しかつ真空ポン
プの真空度が下がらないように常時注意していなければ
ならなく、更にベント型押黒磯は複数のシリンダーかそ
れに相当する天外なシリンダーと真空ポンプを特徴とす
る特殊構造の大きな装置であるため、高価なものになる
ばかりではなく、広い設置空間も必要となり、その」二
前記シリングー内には多くのコンパウンドが残るなど通
常使用する押出機に比ベニ捏上の経費が高く、経済的に
不利である。
(発明の目的) 本発明の目的は前記の問題を解決し、耐熱性。
耐油性、電気特性に優れたコード状ヒータを提供するも
のである。更に本発明の目的はかするコード状ヒータを
ベント型押黒磯を用いることなく、常圧にて加熱架橋す
る方法により安価に製造することである。
(発明の構成と作用) 即ち、本発明のコード状ヒータは4フッ化エチレン−プ
ロピレン系共重合体を主成分とする組成物に架橋助剤で
あるメタクリル酸エステル又はアクリル酸エステルと、
架橋剤である有機過酸化物を加えた混合物を、常圧加熱
して架橋した絶縁層又は外装を有するコード状ヒータ、
あるいは4フッ化エチレン−プロピレン系共重合体を主
成分とする組成物に、架橋助剤であるメタクリル酸エス
テル又はアクリル酸エステルと、架橋剤である有機過酸
化物とを混合し、これにシリコーンゴムを4フッ化エチ
レン−プロピレン系共重合体100重量部に対して20
0重量部以下加えた混合物を、常圧加熱して架橋した絶
縁層又は外装を有するコード状ヒータである。
4フッ化エチレン−プロピレン系共重合体は架橋助剤と
してアリル化合物、架橋剤として有機過酸化物を併用し
て架橋するのが通常であるが、本発明においては架橋助
剤としてメタクリル酸エステル又はアクリル酸エステル
と架橋剤として有機過酸化物を併用して架橋することが
特徴である。
本発明による混合物は80〜100℃とり1う低温でも
架橋させることが可能であり、ベント型押黒磯を用いる
ことなく常圧で加熱架橋しても製品中にボイドが発生す
ることがない。架橋助剤としてメタクリル酸エステル又
はアクリル酸エステルに代えてアリル化合物、オキシム
化合物、イオウ。
マレイミド化合物等の架橋助剤を使用する場合、あるい
はメタクリル酸エステル又はアクリル酸エステルを有機
過酸化物と併用しないで単独に使用−4= した場合、更には架橋剤単独で使用した場合には80〜
100℃という低温では数10分という単位では殆ど架
橋せず、温度を150〜200℃に上げても常圧では製
品中にボイドが発生してしまう。本発明においてメタク
リル酸エステル又はアクリル酸エステルとしてはトリノ
チロールプロパントリメタクリレート、エチレンジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート
シクロヘキシルメタクリレート、:)アルキルアミノア
ルキルメタクリレート、アルミニウムメタクリレート、
アルミニウムアクリレート、ジンクメタクリレート、ジ
ンクアクリレートなどが挙げられる。これらは単独ある
いは二種類以上混合して使用される。また有機過酸化物
としては一般的に使用される種々のパーオキサイド化合
物が使用可能である。これ以外に必要に応じ、充填剤、
補強剤、安定剤、軟化剤、顔料等一般的に使用されるゴ
ム配合薬品を加えても差支えない。
更に本発明の4フッ化エチレン−プロピレン系共重合体
を主成分とし、架橋助剤であるメタクリル酸エステル又
はアクリル酸エステルと、架橋剤である有機過酸化物を
加えた混合物に80〜100°Cという低温で架橋させ
ることが可能でかつベント型押出機を用いることなく常
圧で加熱架橋させても製品中にボイドを発生することの
ないシリコーンゴムを、任意の割合で混合しても前記特
徴を失うことなく80〜100℃という低温で架橋させ
ることが可能であり、ベント型押出機を用いることなく
常圧で加熱架橋させても製品中にボイドが発生しない利
点がある。しかしながらシリコーンゴムはある種の油類
、溶剤類に対する抵抗性が不十分であり、4フッ化エチ
レン−プロピレン系共重合体100重量部に対する混合
比が200重量部を越える場合には耐油性、耐溶剤性の
低下が大きく耐熱耐油性を特徴とするコード状ヒータと
して実用的でない。
シリコーンゴムは通常充填剤等をシリコーンゴム100
重量部に対して30〜100重量部程度を含んだシリコ
ーンゴムコンパウンドとして市販されており、本発明の
混合物はシリコーンゴムコンパウンドを用いて混和した
ものであっても良い。
本発明の製造方法はシリコーンゴムコード状ヒータの工
程上の経費が安価な常圧加熱架橋方法と全く同じで本発
明の混合物を抵抗導体」二に押出し被覆したのち約20
0℃の加熱炉中にて5分間程゛ 度常圧加熱架橋するも
のである。押出機のシリンダー及びヘッドの温度は絶縁
体混合物か80 ’Cで架橋することを考慮し50°C
以下にする。
(実施例及び比較例) 図面に於いて外径約1.Ommのガラスf&維紐1に、
外径0.1.8+nmの金属抵抗線2をスパイラル巻ト
した上に表−1に示す混合物を0.8+nm厚さ1こ押
出被覆したのち、200°Cの加熱炉中で常圧で5分間
加熱して架橋せしめ絶tkNJ3とした。この時、押出
を幾のシリンダー及びヘッドは50°Cとした。尚、表
−1のm成牛、充填剤はケイ酸質充填剤を使用し、軟化
剤としてはシリコーンオイルを用いた。又ステアリン酸
ソーダは滑剤として用いた。実施例3,4及び比較例4
の4フッ化エチレン−プロピレン系共重合体とシリコー
ンゴムの混合系ではシリコーンゴムの架橋剤を混合割合
に比例させて添加した。
実施例1〜4及び比較例1〜4の試験結果を表−2に示
す。
(発明の効果) これらの試験結果に示すように実施例1〜4は、工程北
の経費か安価な常圧加熱架橋をしても試験品中にボイド
が発生しない。これに対し比較例1〜3のようにメタク
リル酸エステル又はアクリル酸エステルの代りに池の架
橋助剤を使用した場合は、常圧加熱架橋では試験品中に
無数のボイドか発生してコード状ヒータとして使用でき
ない。更に実施例3及び4のように常圧加熱架橋可能な
シリコーンゴムとの混合も4フッ化エチレン−プロピレ
ン系共重合体100重量部に対し200重量部までは耐
油性の大ぎな低下はなく実用上問題はない。これに対し
、比較例4のようにシリコーンゴムが多すぎる場合は4
フッ化エチレン−プロピレン系共重合体の特徴である耐
油性が失われてしまう。
又、本発明は絶縁層としてのみならず、すでに絶縁層を
有するコード状ヒータの外装として用いることも容易で
ある。
以」二のように、本発明は耐熱性、耐油性に優れ、−1
1= かつ、安価に製造することができるコード状ヒータであ
り、また4フッ化エチレン−プロピレン系共重合体より
安価なシリコーンゴムを混合することにより、更に安価
で経済的なコード状ヒータとなる。
【図面の簡単な説明】
図面はコード状ヒータの一部切欠斜視図である。 1・・・ガラス繊維紐  2・・・金属抵抗線3・・・
絶縁層 一]2−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)4フッ化エチレン−プロピレン系共重合体を主成
    分とする組成物に、架橋助剤であるメタクリル酸エステ
    ル又はアクリル酸エステルと、架橋剤である有機過酸化
    物を加えた混合物を、常圧加熱して架橋した絶縁層又は
    外装を有するコード状ヒータ。
  2. (2)4フッ化エチレン−プロピレン系共重合体を主成
    分とする組成物に、架橋助剤であるメタクリル酸エステ
    ル又はアクリル酸エステルと、架橋剤である有機過酸化
    物とを混合し、これにシリコーンゴムを4フッ化エチレ
    ン−プロピレン系共重合体100重量部に対して200
    重量部以下加えた混合物を、常圧加熱して架橋した絶縁
    層又は外装を有するコード状ヒータ。
JP3445486A 1986-02-18 1986-02-18 コ−ド状ヒ−タ Expired - Lifetime JPH0632281B2 (ja)

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JP3445486A JPH0632281B2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18 コ−ド状ヒ−タ
US07/220,351 US4904529A (en) 1986-02-18 1988-07-15 Heat and oil resistant insulating composition

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729672A (ja) * 1993-04-28 1995-01-31 Kurabe Ind Co Ltd コード状ヒータ

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