JPS62193013A - 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブルの製造方法 - Google Patents

架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブルの製造方法

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JPS62193013A
JPS62193013A JP3614086A JP3614086A JPS62193013A JP S62193013 A JPS62193013 A JP S62193013A JP 3614086 A JP3614086 A JP 3614086A JP 3614086 A JP3614086 A JP 3614086A JP S62193013 A JPS62193013 A JP S62193013A
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JP
Japan
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copper
polyethylene
water
cross
overhead cable
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JP3614086A
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三尾 興太郎
井尻 康夫
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、架橋ポリエチレン絶縁架空ケーブル新規な製
造方法に関する。
従来の技術 架橋ポリエチレン絶縁架空ケーブルにおける銅導体の応
力腐食にもとすく切断事故を防止するために、銅導体直
上に銅防錆剤を塗布することが行われているが、この方
法は銅導体直上への銅防錆剤の塗布量が少量であるため
に防食効果の持続期間が極めて短い欠点がある。上記の
提案に代わって、絶縁層中に銅防錆剤を混合する提案も
ある。
絶縁層中に混合された銅防錆剤は、徐々に絶縁層の銅導
体側表面上に移行して防食作用をなし、また絶縁層中に
は大量の銅防錆剤を配合することができるので、この提
案は、一般に実用上類る有用であると期待されている。
■犬奎翌を玉l肌■点 ところで、絶縁層が架橋ポリエチレンである場合、従来
は架橋性のポリエチレンとして有機過酸化物架橋剤を配
合してなるものが用いられており、ケーブル製造時にお
いて銅導体向」−に被覆した未架橋のポリエチレン組成
物を加圧下に加熱架橋しているが、このとき加圧によっ
て未架橋のポリエチレン組成物が銅導体間の間隙に流入
する問題がある。この問題の解決のため、銅導体直上に
予め」二記の流入防止のためのポリエステルなどのセパ
レータテープを巻回することが行われている。しかしな
がら、このセパレータテープの存在によって架橋ポリエ
チレン絶縁層から移行してきた銅防錆剤が遮断されて、
防食が充分に達成されないという新たな問題がある。
■遇 本発明は、」二記の問題を解決するために、新規な架橋
ポリエチレンIf’ i!架空ケーブルの製造方法を提
供せんとするものである。
即ち、本発明は、撚線銅導体の直−トに、セパレータテ
ープを施すことなく、その」−に銅防錆剤を含有した水
架橋性ポリエチレン組成物を押出被覆し、ついで該水架
橋性ポリエチレン組成物の押出被覆層を大気圧下で水架
橋することを特徴とする架橋ポリエチレン絶縁架空ケー
ブルの製造方法である。
昨月ゴ1−米 架橋性のポリエチレンとして水架橋性のものを用い、そ
の押出被覆層を大気圧下で水架橋することにより、撚線
銅導体−1−にセパレータテープを施さなくとも、従来
の加圧下での架橋時に4Lじた未架橋ポリエチレン組成
物の洞導体間間隙への?1”を人の問題がなくなる。ま
た、本発明において用いる上記の水架橋性ポリエチレン
組成物成物は銅防錆剤を含有しているので、ケーブル稼
動中での銅防錆剤の撚線銅導体側への徐々の移行により
、撚線銅導体は長期にわたり防錆状態に保たれる。
水架橋性のポリエチレンとしては、低、中、または高密
度のポリエチレンをビニルトリフ1〜キシシラン、ビニ
ルトリエトキシシランなどの不飽和有機シラン化合物と
ジクミルパーオキシドなどの有機過酸化物を用いて水架
橋性にシラン変性したもの、あるいは、上記の不飽和有
機シラン化合物の少なくとも1種とエチレンとの水架橋
性共重合体などが用いられる。それら水架橋性のポリエ
チレンは、ジブチル−錫−ジラウレートなどのシラノー
ル縮合触媒を含んでいてもよい。
本発明における銅防錆剤としては、銅表面を不動化して
応力腐食割れの原因となる銅の腐食を防止する作用をな
す薬剤であれば特に制限はない。
たとえば、ピロール系、ピラゾール系、チアゾール系、
イミダゾール系、トリアゾール系、メルカプタン系、千
オウレア系などの薬剤を例示することができる。これら
薬剤のうち、ベンゾトリアゾール、1〜リルトリアゾー
ル、メチルトリアゾールなどのトリアゾール化合物、就
中ベンゾトリアゾールが特に好ましい。
銅防錆剤の使用量は、水架橋性ポリエチレン100重量
部あたり0.05〜10重量部、特に0.2〜5重量部
程度が好ましい。銅防錆剤の配合量が0.05重量部よ
り少くないと、所望の防錆効果かえられず、一方、10
重量部より多いと、架橋ポリエチレン絶縁層の電気特性
が悪化したり銅防錆剤のブリードが生じたりする。
銅防錆剤を含有した水架橋性ポリエチレンは、あらかじ
め銅防錆剤を配合したポリエチレンを上記した不飽和有
機シラン化合物とを機過酸化物とを用いてシラン変性処
理する、あるいは、水架橋性のポリエチレンに乾燥状態
下において銅防錆剤を混合するなどの方法により製造す
ることができる。
プ」1例 以下、実施例及び比較例により本発明を一層詳細に説明
する。
実施例 密度0.925のポリエチレン、該ポリエチレン100
重量部あたり2重量部のビニルトリメトキシシラン、0
.5重量部のジクミルパーオキシド、1重量部のベンゾ
トリアゾールおよび0. 3重量部のカーボンブランク
とからなる混合物を予め150℃に温度調節した押出機
を用いて混練・押出し、ついで押出物を細断してベンゾ
トリアゾールを含み且つ水架橋性に変性されたポリエチ
レンのベレッI・を得た。
上記のペレットを予め150℃に温度調節した押出機の
ホッパーに供給し、一方該ホソバ−の押出a(=Jけ根
の部分よりジブチル−錫−ジラウレートを1−記ペレッ
ト100重量部あたり0.5重量部の割合にて連続供給
し、該押出機のクロスヘッドに連続的に供給される径2
.31!1φの銅線37木を撚り合わした撚線銅導体(
セパレータテープなし)の上に水架橋性のポリエチレン
を肉厚2.51で被覆し、ついでこのようにして得たケ
ーブルを90℃の水蒸気を充満させた架橋室に大気圧下
に48時間放置してポリエチレン層を水架橋した。
比較例1 実施例1で用いた水架橋性のポリエチレンに代わって、
密度0.925のポリエチレン100重堅部、ジクミル
パーオキサイド2重量部、ヘンシトリアゾール1.0重
用部とからなる架橋性ポリエチレン組成物を撚線銅導体
(セパレータテープなし)−にに押出被覆し、ついで1
7kg/cm2の高圧水蒸気を満たした架橋室におい架
橋性ポリエチレンの押出被覆層を210℃、5分の条件
で連続架橋した点においてのめ実施例1と異なる架橋ポ
リエチレン絶縁架空ケーブルの製造を行った。
比較例2 撚線銅導体上に予めポリエステル・セパレークテープを
横巻きして押出機に供給した点においてのみ比較例1と
異なる架橋ポリエチレン絶縁架空ケーブルの製造をおこ
なった。
実施例および比較例1.2で得た各ケーブルにつき、つ
ぎの2項目の測定を行い、その結果を下表に示した。
ポリエチレンの流入有無:ケーブル製造後、ケーブルを
解体してポリエチレンに1■成物の洞導体間間隙への流
入の有無を調べた。
防錆性能:長さ30cmのケーブル試料を金錫で切り出
し、NH,イオン濃度tooppmの水溶液を満たした
内径50mmの円筒状ガラス容器中に垂直に設置した。
ついで、水溶液の深さを一日間20cm、6日間10c
mを1サイクルとする乾湿を行い、恒温槽にて60°C
8時間、常温16時間のヒートザイクルを8週間行った
のち、ケーブル試料の中間部分10cm中の銅素線18
木の平均錆膜厚を測定した。なお、乾湿1サイクルの都
度、上記の水溶液を新品と取り替えた。また、上記のガ
ラス容器には、換気用に内径1.8mmφの注射針2木
を備えた蓋を用いた。平均錆膜厚は、結膜除去(塩酸:
純水−1=1の容積比の水溶液を用いて除去)前後の重
量差から錆の生成量を測定し、その量から膜厚を算出し
た。
ポリエチレン  防錆性能

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、撚線銅導体の直上に、セパレータテープを施すこと
    なく、その上に銅防錆剤を含有した水架橋性ポリエチレ
    ン組成物を押出被覆し、ついで該水架橋性ポリエチレン
    組成物の押出被覆層を大気圧下で水架橋することを特徴
    とする架橋ポリエチレン絶縁架空ケーブルの製造方法。 2、銅防錆剤が、トリアゾール化合物である特許請求の
    範囲第1項記載の架橋ポリエチレン絶縁架空ケーブルの
    製造方法。 3、トリアゾール化合物が、ベンゾトリアゾールである
    特許請求の範囲第1項乃至第2項のいずれかに記載の架
    橋ポリエチレン絶縁架空ケーブルの製造方法。
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