JPS6219306A - 工作機械におけるタレツト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は工作機械におけるタレット装置に関する。

（従来の技術） 斜めに立設された支柱を有するベースフレームと、外周
部に周方向に間隔をおいて複数の工具が取着され、前記
支柱を中心に回転可能に前記ベースフレームに設けられ
たタレットテーブルを備える工作機械におけるタレット
装置では、タレットテーブルを割出し回転させる割出し
回転機構及びその駆動部は実公昭５８−５２００３号公
報に開示されるように一般にベースフレームの内部に設
けられる。

（発明が解決しようとする問題点） そのため従来のタレット装置ではベースフレーム側が大
型化せざるを得す、タレット装置のコンパクト化を図る
ことができない不具合があった。

本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって１本発
明の目的とする処は、割出し回転用の駆動部を効率的に
配設し、ベースフレームを小型化　−してタレット装置
のコンパクト化を図るにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記目的を達成するため、支柱（４３）の内部
に空間部（１３１）を設け、前記空間部（３１）に割出
し回転用の駆動部（３２）を配設したことを特徴とする
。

（作用） 支柱（４３）の内部に割出し回転用の駆動部（３２）を
配設したので、従来の如くベースフレーム（５）側に駆
動部（３２）配設用のスペースを確保する必要はなく、
ベースフレーム（５）　ヲ小型化でき、タレット装置（
６）のコンパクト化を図ることができる。

（実施例） 以下、本発明の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。

第１図は本発明に係るタレット装置を備えた工作機械の
斜視図、第２図はタレット装置の要部断面図、第３図は
切削油供給機構の要部断面図を示す。

（１）は基台、（２）は縦送り台、（３）は横送り台で
、！送１（３）上にベースフレーム（５）を固定し、該
ベースフレーム（５）を介してタレット装置（６）を設
け、縦送り用モータ（７）によりタレット装置（６）を
縦送り台（２）と共に縦方向に摺動させ、横送り用モー
タ（８）によりタレット装置（８）横送り台（３）と共
に横方向に摺動させ、図中（１１）、（１２）は夫々縦
送り台（２）、横送り台（３）の案内ブロックを示す。

基台（１）には前記タレット装置（６）に臨ませてテー
ブル（１５）を設け、テーブル（１５）には治具台（１
６）を固定し、不図示のワークを取付けたパレット（１
７）を治具台（１６）に固定する。

前記タレット装置（６）は第２図に示すようにベースフ
レーム（５）に回転可能に取付けられたタレットテーブ
ル（２１）を備え、タレットテーブル（２１）の外周部
には周方向に間隔をおいて複数のタレットヘッド（２２
）を取付け、各タレットヘッド（２２）に工具（２３）
が取付けられた工具ヘッド（２４）を取着する。

前記タレットテーブル（２１）は割出し回転機構（３１
）及びその駆動部（３２）により回転して所望の工具（
２３）がワーク側に臨む加工位置（イ）に割出され、該
加工位置（イ）でタレットテーブル（２１）は位置決め
機構（３４）により位置決めされ、クランプ機構（３５
）により固定される。

そして加工位置（イ）において切削油供給機構（３７）
がタレットヘッド（２２）に接続して加工箇所へ油の供
給を行い、またクラッチ機構（３８）を介して加工動力
が工具（２３）へ伝達され、工具（２３）によりワーク
の加工を行う。

次に各部材１機構について説明する。

前記ベースフレーム（５）における加工位置（イ）側に
は水平面に対して斜め上方に４５°傾けた環状の支持面
（４１）を形成し、支持面（４１）の内周側から環状の
突部（４２）を形成する。

前記突部（４２）には軸心を前記支持面（４１）に直交
させて中空状の支柱（４３）をポル）　（４４）を介し
て固設し、またベースフレーム（５）の内部にはスピン
ドル（４５）を軸受（４Ｂ）　、（４Ｂ）を介して回転
自在に設ける。

前記ベースフレーム（５）における加工位置（イ）と反
対側の壁部にはスピンドル（４５）駆動用のモータ（５
１）及び油圧式クラッチ作動用シリンダ（５２）を配設
する。

前記モータ（５１）の出力軸（５３）とスピンドル（４
５）とは歯車（５４）　、（５５）を介して接続する。

前記クラッチ作動用シリンダ（５２）は、軸心をスピン
ドル（４５）の軸心に平行させて配設し、ピストンロッ
ド（６１）の進退動により支軸（６２）を支点として二
叉状のアーム（８３）を揺動させる。

前記スピンドル（４５）にはキー（６５）を介してスピ
ンドル（４５）と一体に回転する中空状のクラッチ　　
　　　１１゜ロッド（Ｂ６）を設け、クラッチロッド（
８８）のフラン　　　　　　！、お（８７）４：　ｏ　
−５（８８）、（８８）ヶヶ、□４アー、　　　　ｊり
； （６３）を係合させ、アーム（６３）の揺動によりフラ
ン　　　　　　Ｉ７°−／　Ｆ（Ｂｅ）Ｑ　、（２７ｔ
’′ｂ（４５）ｆｒＷｉｂｅ’−ｔｔ　　　　　ａる・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　Ｉｆ前記クラッチロッド（Ｓ６）はコイルスプリン
グ（７１）により前方へ付勢し、前記クラッチ作動用シ
リンダ（５２）、アーム（８３）、クラッチロッド（６
Ｂ）、スプリング頁７１）等でクラッチ機構（３８）が
構成されている。

前記タレットヘッド（２２）には第３図に示すように油
路（７３）を有するブラケッ）　（７４）を垂設し、横
送り台（３）上には加工位置（イ）に割出されたタレッ
トヘッド（２２）のブラケット（７４）に臨ませて油圧
式の切削油供給用シリンダ（７８）を配設する。

前記切削油供給シリンダ（７６）はケーシング（７７）
に摺動自在に嵌装されたピストンロッド（７８）と、ケ
ーシング（７７）から突設されたシャットピン（７９）
を備え、ピストンロッド（７８）にはジヨイント部材（
８１）を結合する。

前記ジヨイント部材（８１）はフレキシブルチューブ（
８２）に接続する油路（８３）を備え、ピストンロッド
（７８）の伸長時に、導出口（８５）を前記ブラケット
（７４）の油路（７３）に接続してタレットヘッド（２
２）側に切削油を供給し、ピストンロッド（７８）の縮
小時にシャットピン（７８）で油路（８３）を遮断し、
タレットヘッド（２２）側への油の供給を停止し、前記
切削油供給シリンダ（７６）、ジヨイント部材（８１Ｌ
Ｐにより、切削油供給機構（３７）が構成されている。

前記タレットテーブル（２１）は上下の内周部（９１）
、（９２）を夫々支柱（４３）の外周部、ベースフレー
ム突部（４２）の基部に夫々軸受（９３）、（９４）を
介して回転可能に組付け１図中（９５）は軸受（９０の
保持板を示す。

タレットテーブル（２１）の外周部には周方向に間隔を
おいて複数の開口部（１０１）・・・を膨出形成し、各
開口部（１０１）にタレットヘッド（２２）を取付ける
。

前記工具ヘッド（２４）は背面側に延出する入力軸（１
０２）を備え、クラッチ作動用シリンダ（５２）の作動
によりアーム（８３）を介して軸方自動するクラッチロ
ッド（６８）と前記入力軸（１０２）はスプライン（１
０３）を介して係脱し、スピンドル駆動用モータ（５１
）の動力の工具（２３）への伝達、遮断を行い、斯かる
工具（２３）への動力の伝達、遮断を近接スイッチ（１
０４）、（１０５）により検出する。

前記タレットテーブル（２１）の上側の内周部（９Ｉ）
には連結孔（１０？）を有するフランジ部材（１０Ｂ）
を固設し、下側の内周部（３２）からは前記支持面（４
１）に摺動自在な環状のフランジ部（１０９）を突出形
成する。

前記フランジ部（１０９）の外周には周方向に間隔をお
いて複数の突部（１１１）、・・・を形成し、ベースフ
レーム（５）に取付けた油圧式位置決めシリンダ（１１
２）の作動により位置決めピン（１１３）を前記欠ａｆ
ｌ（１１１）に係脱させ、タレットテーブル（２１）の
位置決め、解除を行う。

実施例では位置決めシリンダ（１１２）のピストンロッ
ドが位置決めピン（１１３）を兼ねており、前記突部（
１１１）　１位置決めシリンダ（１１２）等により位置
決め機構（３０が構成されている。

前記支持面（４１）の外周からは環状の突部（１２１）
を膨出形成し、該突部（１２１）には環板状のクランプ
板（１２２）を固設し、クランプ板（１２２）をフラン
ジ部（１０１）の上面に臨ませる。

前記クランプ板（１２２）には周方向に間隔をおいて複
数のクランプシリンダ（１２５）、・・・を設け、油路
（１２Ｂ）からの油の供給によりピストン（１２７）を
フランジ部（１０９）上面に圧接し、ピストン（１２７
）と支持面（４１）とによりフランジ部（１０９）の挾
持固定、解除を行い、前記クランプ板（１２２）　、　
　クランプシリンダ（１２５）等によりクランプ機構（
３５）が構成されている。

前記支柱（４３）は斜め上方に開放状の空間部（１３１
）を備え、駆動部（３２）をなすタレットテーブル割出
し回転用の油圧モータ（１３２）を前記空間部（１３１
）に配設し、油圧モータ（１３２）のケーシング（１３
３）上部は空間部（１３１）を画成する壁部上部の嵌合
部（１３４）に嵌合する。

前記油圧モータ（１３２）は内部に油路（１４１）が形
成された回転軸（１４２）を備え、ケーシング（１３３
）の下面から突出する回転軸（１４２）部分を支柱（４
３）の基部（１４３）に回転自在に挿通し、基部（１４
３）側の油路（１４４）と前記油路（１４１）とを連通
、遮断自在に形成する。

前記ケーシング（１３３）上面から突出する回転軸（１
４２）部分には回転軸（１４２）と一体に回転するアー
ム（１５１）を固設する。

前記アーム（＋５１）の先端には連結シリンダ（＋５２
）を設け、連結シリンダ（１５２）と前記油路（＋４１
）とをアーム（１５１）に形成した油路（１５３）を介
して接続し、連結シリンダ（１５２）の作動により連結
ピン（１５５）を連結孔（１０？）に係脱させる。

実施例では前記連結シリンダ（１５２）のピストンロッ
ドが連結ピン（１５５）を兼ねており、アーム（１５１
）の回動位置を近接スイッチ（１５Ｂ）により検出し、
前記アーム（１５１）　、連結シリンダ（１５２）、連
結孔（１０７）等によりタレットテーブル（２１）を割
出し回転させる割出し回転機構（３１）が構成され、図
中（１５７）は割出し回転機構（３１）のカバーを示す
。

次にワークを加工する場合について説明すると、各シリ
ンダ（５２）　、（７Ｂ）　、（１５２）の作動により
クラッチロッド（６６）を入力軸（１０２）から離間さ
せ。

ジヨイント部材（８１）をブラケット（７４）から離間
させ、連結ピン（１５５）を連結孔（１０７）に係合さ
せ、またクランプシリンダ（１２５）の油路（１２Ｂ）
をオイルタンク側に連通させたのち１位置決めシリンダ
（１１２）の作動により位置決めピン（１１３）を欠陥
（１１１）から抜出する。

次いで所望の工具（２３）が加工位置（イ）に臨むよう
に油圧モータ（１３２）を駆動しアーム（１５１）、連
結ピン（１５５）　、連結孔（１０７）を介してタレッ
トテーブル（２１）を割出し回転する。

次いで所望の工具（２３）を加工位置（イ）に割出し回
転させたのち、まず位置決めシリンダ（１１２）の作動
により位置決めピン（１１３）を欠陥（１１１）に係合
し、次いで切削油供給シリンダ（５２）の作動によりジ
ヨイント部材（８１）をブラケット（７４）に接続し、
連結シリンダ（１５２）の作動により連結ピン（１５５
）を連結孔（１０７）から抜出し、クランプシリンダ（
１２５）の作動によりピストン（１２７）でフランジ部
（１０９）を支持面（４１）に圧接固定し、クラッチ作
動用シリンダ（５２）の作動によりクラッチロッド（８
８）を入力軸（１０２）に結合させ、駆動モータ（５１
）の動力により工具（２３）を回動してワークの加工を
行う。

本実施例は前記のように構成し、ベースフレーム（５）
か８斜めに立設される支柱（４３）の内部に空間部（１
３１）を設け、該空間部（１３１）に割出し回転用モー
タ（１３２）を配設するようにしたので、従来の如くベ
ースフレーム（５）側に割出し回転用モータの専用スペ
ースを確保する必要はなくベースフレーム（５）を小型
化でき、タレット装置（６）のコンパクト化を図ること
ができる。

（発明の効果） 以上の説明で明らかなように本発明によればヘ−スフレ
ームを小型化してタレット装置のコンパクト化を図るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るタレット装置を備えた工作機械の
斜視図、第２図はタレット装置の要部断面図、第３図は
切削油供給機構の要部断面図である。 尚１図面中（５）はベースフレーム、（２１）はタレッ
トテーブル、（３１）は割出し回転機構、（３２）は駆
動部、　（３４）は位置決め機構、（３５）はクランプ
機構、（３７）は切削油供給機構、（３８）はクラッチ
機構である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 斜めに立設された支柱を有するベースフレームと、 外周部に周方向に間隔をおいて複数の工具が取着され、
   前記支柱を中心に回転可能に前記ベースフレームに設け
   られたタレットテーブルと、前記タレットテーブルを割
   出し回転させる割出し回転機構と、 前記割出し回転機構に接続された割出し回転用の駆動部
   とを備える工作機械におけるタレット装置において、 前記支柱の内部に空間部を設け、 前記空間部に前記割出し回転用の駆動部を配設したこと
   を特徴とする工作機械におけるタレット装置。