JPS6219299A - 水循環システム - Google Patents

水循環システム

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JPS6219299A
JPS6219299A JP60158235A JP15823585A JPS6219299A JP S6219299 A JPS6219299 A JP S6219299A JP 60158235 A JP60158235 A JP 60158235A JP 15823585 A JP15823585 A JP 15823585A JP S6219299 A JPS6219299 A JP S6219299A
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JP
Japan
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water
porous membrane
hydrophobic porous
waste water
wastewater
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JP60158235A
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Katsuya Ebara
江原 勝也
Akira Yamada
章 山田
Yasuo Koseki
小関 康雄
Hideaki Kurokawa
黒川 秀明
Sankichi Takahashi
燦吉 高橋
Akira Ashida
芦田 章
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、排水管を浄化して飲料水等として再利用する
水循環処理システムに係り、特に宇宙ステーションや潜
水艦のような閉鎖系空間での再利用に好適な水循環シス
テムに関する。
〔発明の背景〕
従来、排水を処理して再利用するための水処理技術とし
ては、特開昭55−35972号公報、或は技術雑誌「
日経メカニカル41984年5月21日号、p55に“
256にビットささえる超純水製造装置、膜材質、配管
、測定技術を総動員″として内容が紹介されている様に
、限外済過や逆浸透などの膜を利用した処理技術があり
、これを単独あるいは組合せたシステムにより水を浄化
する。しかし、宇宙空間のように限られた極めて狭い空
間で、しかも、飲料に供することができるまで排水を高
度に浄化するには、従来の限外が過や逆浸透では有機物
の除去が不充分なこと、高い運転圧力を必要とすること
、水の回収率が低いこと、などいくつかの欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、宇宙ステーションや潜水艦のような閉
鎖系空間で人間あるいは動植物などから排出される排水
(シャワー水、尿2石けん水、植物栽培排水、培養排水
、など)を浄化して飲料水や生活用水、栽培用水などに
用いる水循環処理システムを提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、疎水性多孔質膜を分離膜として用いる
いわゆるサーモパーベーパレーション法を排水中からの
不純物分離手段として用い、膜の疎水性を維持するため
に、サーモパーベーパレーションの前処理として活性炭
吸着などの有機物除去手段を設けることにある。
本発明のもうひとつの特徴はサーモパーベーパレーショ
ン法で濃縮された排水を晶析器のような固形物分離装置
に送り、固形物を分離した上澄液は再びサーモパーベー
パレーションで処理して浄化水を100%近くまで高効
率で回収することにある。
第1図にサーモパーベーパレーション法の原理を示す。
ここで用いる膜はいわゆる疎水性多孔質膜で、膜面に接
している排水は加温され一部が膜面で蒸発する。蒸発し
た蒸気は膜の細孔(0,1〜1.0  μm)を通り、
膜と相対して設けられている冷却面まで拡散しここで冷
却され凝縮する。
凝縮した水は蒸発および膜透過の2段の分離操作電縫て
いるので、排水中の不純物の99.99%以上は除去さ
れた極めて高純度の水となる。ここで、排水浄化のエネ
ルギーは温度差なので排水を加温するためのエネルギー
は電気ヒータによることも、排熱系の熱で直接排水を加
温しても良い。宇宙船等では各種の電子機器や制御機器
から多量の排熱が発生するので、これらの排熱を熱源と
して有効に利用することも可能である。
ここで用いる疎水性多孔質膜の材質としては、通常、P
TFE (ポリテトラフルオロエチレン)ポリ−j01
つ、。ヵ、□い、わ、14よ。0、〜0.。     
(μmが用いられる。
第2図は不純物として3.4wt%のN a CQ t
r含む排水をサーモパーベーパレーション法で浄化した
場合の単位膜面積あたりの透過水量Qと得られた透過水
の電気伝導度を示した実験結果である。
図のように、透過水量Qは排水(高温度)と冷却水(低
温)の蒸気圧差ΔPに一次的に比例する。
また、透過水の電導塵はAPによらないが、平均して1
0μs/asと、排水の電導度約48m5/】に比べて
4桁以上低くなっており、極めて高純度である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第3図により説明する。
宇宙船内の人間生活あるいは動植物の飼育、栽培の結果
排出される排水は、まず、カートリッジフィルターのよ
うなプレフィルタ−1で微細な固形物を除去した後、活
性炭のような有機物を吸着除去する装置2で排水中の有
機物を除去する。有機物を除去するのは、後段のサーモ
パーベーパレーションで用いている疎水性多孔質膜の疎
水性を維持するためである。排水中の界面活性剤などの
有機物が疎水性膜表面に付着すると、膜の表面が親水性
となり、排水が直接膜の細孔を通過するようになるので
、疎水性の維持には特に注意せねばならない。
有機物を除去された排水は、次にサーモパーベーパレー
ション膜分離装置3に入り、第1−図に示したような原
理により膜透過水5が得られる。膜透過水は、第2図に
示したように極めて高純度なので、飲料水やその他の生
活用水に供することができる。
一方、膜を透過しない排水は徐々に濃縮され、排水中の
溶解性不純物が溶解度以上になると固形物として析出し
てくるので、析出する前濃縮水管6により晶析器4に送
入しここで析出した固形物7を分離する。固形物分離後
の上澄水戻し管8により再びパーベーパレーション膜分
離装置3に入る。したがって、排水から透過水は高効率
で回収でき再び使用可能となる。
ここでサーモパーベーパレーション装置で排水を加温す
る加温源9としては宇宙船内で使用される電子機器や制
御機器などから発生する排熱を用いている。
本発明のもうひとつの実施例を第4図にブロック線図で
示す。ここでは、排水100はプレフィルタ−1限外が
過11.逆浸透12でまず前処理され大部分の不純物が
除かれる。再利用する水質として飲料水のように高度に
浄化しなくても使用可能なシャワー水や動植物飼育、栽
培用水110には、逆浸透12までの処理水が用いられ
る。飲料水120のように高度に浄化する必要がある用
水には、逆浸透12での透過水を活性炭処理13し、こ
れをパーベーパレーション3で浄化する。
このようにすれば、パーベーパレーション3での処理量
は少なくてすむので、装置はさらに小形となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、疎水性多孔質膜を用いたサーモパーベ
ーパレーション法により排水を処理するので、蒸発と膜
分離の2段操作で排水を浄化でき極めて高純度な水を、
小形の装置で得ることができる。また、前処理として活
性炭のような有機物除去装置を備えているので、膜の疎
水性を維持でき安定した運転が可能となる効果がある。
また、パーベーパレーションの濃縮水を晶析器で処理し
析出固形物を分離できるので、排水から浄化水を高効率
で回収できる効果がある。さらに、宇宙船内で本システ
ムを使用する場合は、サーモパーベーパレーションの熱
源として、宇宙船内で発生する排熱を直接排水の加熱源
として用いることができ−るので、排水の処理コストを
低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はサーモパーベーパレーション膜分離の排水処理
原理モデル、第2図はサーモパーベーパレーション膜分
離法によりモデル排水を処理した実験結果、第3図は本
発明の一実施例である排水処理システム、第4図は本発
明の他の実施例である排水処理システムである。 1・・・プレフィルタ−12・・・有機物除去装置、3
・・・サーモパーベーパレーション膜分離装置、4・・
・晶析器、5・・・膜透過水、6・・・濃縮木管、7・
・・固形物、8・・・戻し管、9・・・加熱源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、宇宙船や潜水艦などの閉鎖系空間で人間生活や動植
    物などの飼育栽培装置から発生する排水を浄化し飲料水
    やその他用水に再利用するための水循環処理システムに
    おいて、疎水性多孔質膜を用いて排水処理を行ない、か
    つ前期疎水性多孔質膜を用いた水処理装置の前に活性炭
    などの有機物除去装置を特徴とする水循環システム。 2、特許請求の範囲1において、前記疎水性多孔質膜で
    濃縮された排水を晶析器に導入し濃縮排水中の固形物を
    分離した後の上澄液を再び疎水性多孔質膜を用いた水処
    理装置に導入することを特徴とする水循環システム。 3、特許請求の範囲1において、前期疎水性多孔質膜を
    用いた水処理装置の処理エネルギー源として宇宙船内等
    で発生する排熱を使用することを特徴とする水循環シス
    テム。
JP60158235A 1985-07-19 1985-07-19 水循環システム Expired - Lifetime JPH0630793B2 (ja)

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JPS6219299A true JPS6219299A (ja) 1987-01-28
JPH0630793B2 JPH0630793B2 (ja) 1994-04-27

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5158674A (en) * 1989-12-15 1992-10-27 Makoto Kikuchi Radioactive waste liquid treatment apparatus
JP2007137765A (ja) * 2006-12-22 2007-06-07 Takenaka Komuten Co Ltd 濃塩水生成装置
JP2010119963A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 宇宙ステーション用の排水処理装置及び方法
JP2016203160A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 コリア・インスティテュート・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー 膜蒸留工程を用いた高温廃水処理装置
CN109673498A (zh) * 2019-01-22 2019-04-26 宁夏保利节能科技有限公司 一种净水器浓缩水净化再利用装置及其方法

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JPH0630793B2 (ja) 1994-04-27

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