JP3009535B2 - 下水を生物学的に浄化する方法及び装置 - Google Patents

下水を生物学的に浄化する方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、生物学的に分解することが困難
か或いは不可能な物質を有機的に含んでいる下水(汚
水)の生物学的浄化方法と、それを実行するための装置
に関するものである。殊にこの発明は含有有機物質の総
てを、例えそれが最初は生物学的に分解することが困難
であるか或いは不可能である場合でも、痕跡程度にまで
生物学的に分解することが可能であり、また、分解不可
能な物質を除去することが可能な、生物学的な下水浄化
方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有機物質を含んだ下水に生物学的浄化作
用を施すことは既に知られている。下水に含まれた有機
物質は微生物的に変質する。この微生物的変質の過程
で、下水に含まれた物質は無害な物質代謝による生成物
へ転化し、独特な微生物的物質、生物学的凝集物(bi
ological sludge)がそこに生まれる。
生物学的な凝集物は異なった濃度に基づく浮遊式プラン
ト又は沈澱式プラントでの分離作用で分離されるか、あ
るいは、事実上完全な固体、液体の分離がなされる極大
フィルター(ultrafilter)又は薄膜フィル
ターによる濾過によって分離されるが、この濾過作用に
よる純度は極めて高い。
【0003】微生物的変質が加圧下で行なわれ、又、処
理下水の生物学的凝集物からの分離が薄膜フィルター又
は極大フィルターによる濾過によって行なわれる上記後
者の型の方法はドイツ特許第3709174号明細書
(DE3709174C2)で公知であるが、そこでは
加圧下における微生物的変質、及び薄膜式濾過又は極大
濾過による生物的凝集物からの処理下水の分離につい
て、幾つかの事項が述べられている。
【0004】ドイツ特許第3709174号明細書に示
された方法は、生物学的に分離可能な有機物質を含む下
水の浄化に著しい成功を収めている。変質が加圧下に於
いて行なわれるこの方法では、微生物の物理的特性と概
ね関係のない殆ど完全な固体・液体の分離方法によっ
て、生物集団(biomass)の凝縮増進が達成され
得る。この生物集団の凝縮により従来の方法の数倍にも
増した成果を得ることができる。完全な固体・液体の分
離は著しく高い純度を保つことを可能にし、総てのバク
テリアを捕捉することまで可能である。
【0005】変質及び濾過に於ける圧力は概ね均一に保
つことができるため、活性の生物集団は、それが害され
るおそれのあるような過度な圧力差には曝されない。
【0006】粒径が薄膜によって分離されるものより小
さな大きさである有機物質及び非有機物質と共に、生物
学的に分解することが困難であるか又は不可能な下水に
溶けた有機物質が、生物学的凝集物から分離された処理
済下水の中にまだ含まれている。そのため、処理済み下
水を受け入れる自然水に負担をかけることになり、或い
は処理済み下水の工業的な一層の利用が抑制されること
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、生物学的に分
解することが困難であるか又は不可能である物質を有機
的に含有している下水を、生物学的に浄化する方法を提
供することが本発明の目的の一つである。同方法は、生
物学的に分解することが困難か又は不可能である物質
を、再度生物学的に浄化すること及び無害なものへ変質
させることを可能にするものである。
【0008】生物学的に分解することが困難か又は不可
能な物質が、下水から分離することが可能となるまで化
学的もしくは物理的処理又はその両方の処理を施される
ような生物学的に分解することが困難か又は不可能であ
る物質を有機的に含有する下水を生物学的に浄化する方
法を創り出すことが、本発明の更に一つの目的である。
【0009】生物学的に分解することが困難か又は不可
能な物質が、化学的もしくは物理的処理又はその両方の
処理を施されて、微生物的に変質可能となり、生物学的
に無害な物質代謝による生成物及び独特な微生物的物質
へ転化することが可能となるか、又は凝縮した形で非有
機物質と共に排出されることが可能となるような、生物
学的に分解することが困難か又は不可能である物質を有
機的に含有する下水を生物学的に浄化する方法を提供す
ることが更に一つの目的である。
【0010】本発明の更に一つの目的は、生物学的に分
解することが困難である物質を有機的に含有している下
水を生物学的に浄化する方法を創り出すことであり、そ
こでは、単に再循環を繰り返し生物学的な反応を繰り返
すことにより、生物学的に分解することが困難である物
質を微生物的に変質させるものである。
【0011】本発明の更に他の目的の一つはこの種の方
法を遂行する装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第一番目の見地
に従って、生物学的に分解することが困難であるか又は
不可能である物質を有機的に含有している下水を生物学
的に浄化する方法では、生物学的に分解することが困難
であるか又は不可能である当該物質が凝縮体へと凝縮さ
れ、その凝縮体が好ましくは物理的もしくは化学的処理
又はその両方の処理を施されて、当該処理された凝縮体
は生物学的処理を受ける。
【0013】物理的もしくは化学的処理又はその両方の
処理に於いて生物学的に分解することが困難か又は不可
能である有機物質は、次のような程度まで破壊される。
すなわち破壊された産物を生物学的に分解することがで
き、そして(又は)吸着又は沈澱、凝集の反応によって
非有機物質と共にそれらを排出することができ、かつこ
の様にして処理された凝縮体に生物学的変質を施すこと
ができるほどの程度まで破壊される。
【0014】本発明の第二番目の見地に従って、生物学
的に分解することが困難であるか又は不可能である物質
を有機的に含有している下水を生物学的に浄化する方法
では、生物学的に分解することが困難であるか又は不可
能であるその物質が凝縮体へと凝縮され、その凝縮体が
好ましくは物理的もしくは化学的処理又はその両方の処
理を施されて、処理された凝縮体が放出される。
【0015】本発明の第三番目の見地に従って、生物学
的に分解することが困難であるか又は不可能である物質
を単に凝縮体に凝縮し、他の付加的な処理を施すことな
く、当該凝縮体の一部又は全部に生物学的処理を施すだ
けでも十分である。
【0016】もし生物学的に分解することが不可能であ
る物質の量が少なくて多量の凝集物から生物学的処理に
より量的に分離可能な場合には、生物学的に分解するこ
とが困難である物質及び生物学的に分解することが不可
能である物質の凝縮体を、もう一度生物学的浄化へ帰還
させ、その後の生物学的分解を強化及び延長することに
より、物理的もしくは化学的処理又はその両方の処理を
施すことなく、生物学的に分解することが困難である物
質を生物学的に無害な物質代謝による産物及び独特な微
生物的物質へと転化することが十分可能である。
【0017】さらに本発明の第三番目の見地に従えば、
濾過後に凝縮体に残っている非有機的物質及び生物学的
に分解することが不可能である物質の濃度が低くて、多
量の凝集物に吸着結合されているか又は溶解しているこ
れら両物質が、生物学的処理の段階で多量の凝集物から
ともに分離され得る場合には、物理的又は化学的処理を
施すことなく生物学的処理段階へと凝縮体を帰還させ
る。
【0018】生物学的に分解することが不可能である物
質及び生物学的に分解することが困難である物質の分離
及び凝縮を行うためには、凝縮の増進が必要であり、
又、凝縮体が生物学的処理段階に帰還したときに、これ
らの物質が生物学的処理段階にかなり長い時間存在する
ことが必要である。このこと及びバクテリア集団の全部
又は一部もまた生物学的段階に帰還することは、これら
の物質への微生物の適用にとって好ましいものであり、
生物学的分解反応を促進する。このためには、生物学的
に分解することが不可能である物質の微生物的変質を増
強することで十分であり、凝縮体の補足的な物理的もし
くは化学的処理又はその両方の処理は不必要若しくはあ
る程度必要なだけであろう。
【0019】凝縮体を帰還させて処理することは前段階
における如何なる種類の生物学的処理とは原理的に無関
係であることと同様、生物学的に分解することが困難で
あるか又は不可能である物質を分離し凝縮するために本
発明に係る装置を使用することは、本発明において特に
有利である。したがって、既に存在するあるいは新たな
如何なる生物学的処理段階も、本発明と効果的に結合
し、あるいは本発明によって補足することが可能であ
る。
【0020】生物学的に分解することが困難であるか又
は不可能である物質を凝縮することによって、又、それ
に続く物理的もしくは化学的処理又はその両方の処理で
あってこの発明の方法に示された物理的及び(又は)化
学的処理によって、その物質は次のように変化を受け
る。即ち、その物質は、微生物的変質の形で生物学的に
浄化されることに適し生物学的に無害な物質代謝による
生成物及び独特な微生物的物質へと転化されるか、又
は、凝縮された形で放出され得るかのいずれかに変化す
る。
【0021】凝縮は薄膜濾過装置、できれば超微細孔
(nano−filtering)の濾過装置によって
行なうのが特に優れている。この場合、有機物質、並び
に、生物学的な前処理の後の、生物学的に分解すること
が困難であるか又は不可能な本質的に総ての物質は、殆
ど完全に捕捉される。その結果、単なる低分子的に溶解
した物質、とりわけ、塩分は処理済み下水から排除され
るが、この捕捉と排除は、適切な薄膜を選ぶことにより
変えることができる。非有機物質の捕捉は、個々の物質
についての物理的、化学的な方法、すなわち、それらの
物質の吸着及び沈澱、凝集反応によって排除する方法に
特有な効果によって制限される。
【0022】生物学的な浄化と固体の分離が終わった後
は、浄化下水は、生物集団と接触する時間が十分長い場
合でさえ生物学的に分解することが困難であるか又は不
可能な物質を主に含み、また非常によく浄化された場合
はそのような物質のみを含んでいる。これら多くの残留
物質については、河川において、生物学的に分解される
可能性とか環境に有害でない他の方法で排除される可能
性は低いという事実を考えると、このことは一層大きな
重要性をもつ。この発明は水を清浄に保つ重要な一歩と
して、下水からこの様な物質をも取り除くことを可能に
するという利点をもっている。この水の浄化は特に、薄
膜式濾過方式好ましくは超微細孔の濾過方式の採用に因
るものである。
【0023】反応室にセットされた有機あるいは非有機
の下水物質の低度残留凝縮体が、必要とされる浄化度を
確保しなければならないと同時に、低度の残留凝縮差の
故に生物学的、物理的及び化学的反応における推進力を
要するのみならず長い反応時間を要する原因となる場合
には、既に知られた継続的・流路式浄化プラントで起こ
る凝縮に依存した生物学的、物理的及び化学的反応は、
長い反応時間又は非常に多量な化学物質を必要とする。
このため、より低度の残留凝縮体は結果として容積が増
大することとなり、エネルギー、化学物質に対するそれ
ぞれの費用の増加をきたすこととなる。それゆえこの様
な浄化と反応とを結合した方法には経済的限界がある。
【0024】本願の発明による方法は、透過液として水
を生成し有機物質を捕捉するために超微細孔濾過方式の
すぐれた能力を利用することにより、目指す浄化と反応
活動を有利に結合したものである。水は、極めて高い程
度まで浄化され、概ねそれぞれ前処理段階又は凝縮処理
に依存しない質を有する。それと同時に濾過物質中に捕
捉された物質は、凝縮された形態であるという利点があ
る。そして適当な度合に達するまで濾過を何回か繰り返
すことにより、捕捉された物質の凝縮度を上げることが
可能である。特に次のことが有利である。即ち透過液に
於ける凝縮は低度であっても、凝縮された物質は転化さ
せることが可能で、且つ高い凝縮率とより高い反応率の
故に、その先の化学的、物理的及び(又は)生物学的処
理の諸段階で特に高い能率でもって生物学的に分解され
得る。
【0025】特に高い浄化効果は、凝縮が複数の連続的
に結合された薄膜式濾過装置、適例としては超微細孔の
濾過装置で遂行される場合に得られる。
【0026】非有機物質と並んで分解することが困難で
あるか又は不可能な物質の凝縮を、継続的に予め決めら
れた望ましい且つ自由に設定し得る凝縮が達成されるま
で、一つ又はそれ以上の段階の工程で遂行することは特
に効果的であり、又、目指した物質であり且つ分解する
ことが困難であるか又は不可能である物質について、予
定された捕捉が達成された場合に、濾過の作業の間に得
られた透過液を浄化された汚水として取り出すことも同
様効果的である。又十分な段階の捕捉が未だ達せられて
いない場合に、目標の浄化が達せられて透過液が浄化汚
水として取り出され得るまで、その物質を第2次又は更
にその次の処理段階にかけることは同様特に効果的であ
り、分離効果は更に増す。
【0027】凝縮体を紫外線もしくは化学酸化剤又はそ
の両方で処理することは特に効果的である。紫外線及び
オゾンとか過酸化水素の様な化学酸化剤で処理すること
により、特別に反応的な原子状の酸素が、例えばハロゲ
ン化炭化水素をハロゲナイドや環境に無害な物質に転化
するのに使われる。又、長鎖及び環状の炭化水素は破壊
されて生物学的に分解可能な物質に転化される。これら
の方法により生物学的に分解不能の有機物質を破壊する
ことの一つの特長は、残留物質が発生しないということ
である。更にこの発明による方法の特長の一つは、この
方法による破壊が、特に設定された高度の凝縮において
特に効果的に行なわれ得ることであり、生物学的処理、
超微細孔の濾過及び化学的、物理的処理の系統工程にお
いて、物質の不適となるまでに高い凝縮が起らない範囲
内において最小の作用で破壊が行なわれることを要する
ことである。
【0028】他に採りうる方法或いは追加的方法とし
て、凝縮体は特別に吸着剤、凝集剤及び(又は)沈澱剤
で処理され得る。
【0029】この発明の第2番目の見地によると、その
方法は以下のように有利である。即ち凝縮体は生物学的
に分解不能な物質の吸着、凝集及び(又は)沈澱によっ
て処理され、吸着、凝集及び(又は)沈澱による凝集
物、即ち、生物学的に分解不能な物質がそれに付着して
いる凝集物は化学的、物理的処理の後除去される。この
ようにして、浄化すべき下水に溶解した物質、あるい
は、重金属のような除去の困難な散在する物質を凝縮す
ることが可能であり、又、活性炭、ベントナイト又は他
の化学工程による吸着のような更に後の化学的又は物理
的工程のために、凝集と沈澱の反応という手段によって
それらを凝縮体として分離可能な形に転化すること、そ
してそれらを浄化すべき下水から抽出することが可能で
ある。
【0030】ある種の有効な更変した方法として、処理
済凝縮体に空気的−生物学的下水浄化作用を施すことが
できるが、この場合、生物学的に無害な物質代謝の生成
物及び独特な微生物的物質への微生物的変質が起る。浄
化のために採りうる他の方法として、処理済凝縮体に非
空気的下水処理を施すこともできる。
【0031】生物学的に分解することが困難であるか又
は不可能である物質が分離され且つ凝縮される前に、生
物学的な下水浄化を行うことは特に効果的である。この
場合、生物学的に容易に分解されるすべての物質は、生
物学的変質作業によって浄化のために、既に下水から取
り除かれている。そのため、分離と凝縮は、生物学的に
分離することが困難であるか又は不可能な物質に限られ
る。かくして本発明による方法の高い効率が得られる。
【0032】濾過による凝縮を目指す薄膜式濾過又は超
微細孔の濾過の装置の再生は、間隔をおいて洗浄により
行なわれることが望ましい。
【0033】凝縮体の物理的もしくは化学的処理又はそ
の両方の処理は、連続して行なってもよく連続しないで
行なってもよい。凝縮体の部分的流れの凝縮と物理的、
化学的処理を連続して行なうことは、特に効果的であ
る。又これは、凝縮が数個の連続的に結合された濾過装
置で行なわれる場合に特に有効である。
【0034】この方法のなかで特に有利な態様のもので
は、処理済凝縮体は生物学的下水浄化プラントにかけら
れ、そこでは微生物的変質は加圧の下で行なわれ、処理
済下水は薄膜式濾過又は極大濾過によって生物学的凝集
物から分離される。ここでは特にドイツ特許第3709
174号明細書に示された方法を用いることが効果的で
ある。それによると微生物的変質は加圧の下で行なわ
れ、処理済下水の生物学的凝集物からの分離は極大フィ
ルターによる濾過によって行なわれる。
【0035】ドイツ特許第3709174号明細書に示
されているように、微生物的変質が加圧下で行なわれ且
つ処理済の下水が薄膜式濾過及び(又は)極大の濾過に
よって生物学的凝集物から分離される。このようなタイ
プの下水浄化プラントを使用することは、生物学的に分
解することが困難であるか又は不可能な物質が分離され
且つ凝縮される前の下水を生物学的に浄化する作業にと
って特別な効果があるものである。
【0036】ドイツ特許第3709174号明細書に示
された方法によれば、凝縮作業の前であっても、又は既
に物理的又は化学的に処理された凝縮体を更に生物学的
に浄化するためであっても、生物学的浄化を経た後、下
水から生物学的凝集物を、実質的に完全に、固体・液体
に分離することができる。なおこの分離は、概ね発生す
る微生物の物理的特性とは関係なく行なわれる。
【0037】本発明に係る方法の他の重要な側面は、
水、生物学的に分解することが容易である物質、生物学
的に分解することが困難である物質及び生物学的に分解
することが不可能である物質が浄化過程に存在する時間
帯、特に生物学的浄化により形成される水回路、薄膜濾
過、物理的・化学的処理、及び(又は)物理的・化学的
処理を迂回するバイパスに存在する時間帯が、薄膜濾過
装置におけるこれらの物質の捕捉が異なる薄膜濾過装置
を使用することにより、お互いに別々であることであ
る。したがって、各々の物質が浄化過程に存在する時間
帯については、少なくとも所望の凝縮となるまでそれら
の物質の分解に必要とされる時間を個々に適用すること
ができる。
【0038】薄膜濾過装置においては、生物学的に分解
することが容易である物質の捕捉と生物学的に分解する
ことが困難である物質の捕捉とが異なることにより、浄
化過程、特に生物学的浄化により形成される水回路、薄
膜濾過、物理的・化学的処理、及び(又は)物理的・化
学的処理を迂回するバイパスにおける、生物学的に分解
することが容易である物質の凝縮増進と生物学的に分解
することが困難である物質の凝縮増進とは、お互いに分
かれており、その結果、生物学的に分解することが困難
である物質の凝縮を、当該物質が生物学的に分解される
レベルまで増進させることができる。
【0039】本発明による方法を行なうため、生物学的
に分解することが困難であるか又は不可能な下水物質の
凝縮に用いる濾過物収集器、及びそれに結合された薄膜
式濾過装置又は超微細孔の濾過装置を含む装置が準備さ
れる。この濾過装置には生物学的に分解することが困難
であるか又は不可能な物質が捕捉され、生物学的に分解
することが困難であるか又は不可能な凝縮すべき物質を
含む下水はこの濾過装置の入口側に送られその出口側か
ら浄化済みの下水が排出される。
【0040】この発明による装置の前段に、ドイツ特許
第3709174号明細書にそれ自体は示された生物学
的下水浄化プラントが有効に連結されるが、これは加圧
した生物反応器と薄膜式濾過又は極大濾過の装置からな
る。加圧した生物反応器は、生物学的に分解できる下水
物質の微生物的変質に用いられ、その取入口側に、生物
学的に分解可能な物質と生物学的に分解することが困難
であるか又は不可能な物質の双方を含む下水が供給され
る。薄膜式濾過の又は極大濾過の装置は、生物反応器に
連結されていて生物反応器で生成された生物的凝集物を
捕捉する。この薄膜式濾過の又は極大濾過の装置はその
取入口側で生物反応器に連結しており、その排出口側
で、生物学的凝集物から浄化された下水を放出する。そ
の下水は次に、本発明に従って、生物学的に分解するこ
とが困難であるか又は不可能な物質の凝縮に用いられる
濾過物収集器へ送られる。
【0041】凝縮体の性質は伝導性決定装置、濁度測定
或いは分析装置によって不断に管理されている。
【0042】この発明の一つの特に優れた具体例とし
て、紫外線照射装置とオゾン又は過酸化水素(H2O2)のよ
うな酸化剤を送り出す装置の組み合わせのような、湿
(wet)化学酸化装置がある。この装置は予定された
凝縮が達成された後、生物学的に分解することが困難で
あるか又は不可能である物質を破壊するものである。
【0043】この発明による装置を更に具体化するもの
の一つとして、重金属のような除去困難な物質を取り除
くために、反応器を用意し、生物学的に分離することが
困難であるか又は不可能な物質の予定した凝縮がこの反
応器で達成された後、これらの物質は、たとえば活性
炭、ベントナイト又は凝集剤及び(又は)沈澱剤を使っ
て吸着の方法で更に凝縮され、化学的、物理的処理段階
から除去される。湿化学酸化は、単に凝縮体の部分的な
流量を処理することにより、継続して効果的に行なわれ
る。
【0044】最後に生物学的に分解することが困難であ
るか又は不可能な物質を凝縮するために複数の濾過の段
階が準備される。
【0045】
【実施例】以下において、本発明の実施例を説明する。
本発明の追加的特徴、詳細及び優れた点はこの説明から
明らかになる。しかし本発明はその実施例に限定される
ものではない。
【0046】図面から明らかなように、浄化されるべき
下水に含まれている生物学的に容易に分解される物質が
生物学的に処理される処理段階においては、生物学的に
分解することが困難であるか又は不可能である物質も有
機的に含有している下水1が、供給用ポンプ2によって
生物反応器3へ供給される。空気的処理の場合、圧縮器
5によって圧縮された空気4は生物反応器へ供給され
て、そこで下水汚泥物質は生物学的に分解される。非空
気的処理の場合、系統的な圧力は下水管ガスの発生によ
って得られる。生物反応器の圧力維持弁6は、空気的処
理で消費されたガス7又は生物反応器3における非空気
的処理の場合に形成されるガス7の放出に役立つ。
【0047】生物反応器は濾過用ポンプ8を経由して薄
膜濾過又は極大濾過の装置9へ連結されているが、この
濾過装置には、生物学的に分解されることの容易な物質
が微生物的に変質する場合にできる生物学的凝集物10
が、生物反応器3から充填される。薄膜濾過又は極大濾
過の装置9は、半浸透性の濾過膜でできており、水及び
水中に溶けた物質を透す。然し一方、特に生物反応器に
存在している微生物自体及び微生物的変質の際にできる
凝集物分子のような、水中に浮き或いは漂っている総て
の固体は捕捉される。濾過装置9の薄膜の細孔の大きさ
は、例えば0.2μmより大きい分子は総て捕捉される
程のものである。
【0048】薄膜の構造は0.1μmより大きな分子は
総て捕捉されるようなものである方が望ましい。薄膜の
構造が0.02μmより大きい分子は総て捕捉されるよ
うなものであれば特に有利である。
【0049】したがって、凝集物10と生物学的に浄化
された下水11との分離は薄膜式濾過装置9において行
なわれる。生物反応器へ帰還される凝集物凝縮体12
は、再びそこで微生物のエネルギー物質代謝のために用
いられる。微生物のエネルギー物質代謝の結果としてで
きた過剰な凝集物13は、生物学的処理段階Iから抜き
取られる。
【0050】図面でIIと記した、引き続く超微細孔濾過
段階では、生物学的処理段階Iで前処理された下水1
1、又は、供給用ポンプ2から直接供給され、生物学的
に分解することが困難であるか又は不可能である物質を
有機的に含有している、完全に未処理の下水14が更に
処理される。
【0051】まず第一に、生物学的に処理された下水1
1又は未処理の下水14はそれぞれ濾過物収集器15/
1へ送られ、ここで許容−圧力ポンプ17/1及び濾過
物用ポンプ18/1を経由して下水16/1を薄膜又は
超微細孔濾過装置19/1へ供給して凝縮が行なわれ
る。薄膜−超微細孔の濾過装置19/1は半浸透性薄膜
からできており、その構造は、生物学的処理段階Iの極
大濾過装置9によって捕捉されるものよりかなり小さい
分子のみを透す程度のものである。或いは言い換えれ
ば、その半浸透性薄膜は、その分離力が極大濾過装置9
を上廻っているということである。薄膜−超微細孔の濾
過装置19/1は、例えば下水に溶解した塩化ナトリウ
ムがその30〜70%捕捉されるような構造のものであ
る。
【0052】このようにして、生物学的に分解すること
が困難であるか又は不可能な物質は、薄膜−超微細孔の
濾過装置19/1において捕捉流20/1の方へ捕捉さ
れ凝縮される。その後浄化された透過液21/1は透過
物収集器22/1に集められる。必要に応じて、透過液
の流れは異なった方法で、透過物用ポンプ23/1及び
弁の管理機構に結合される。
【0053】もし要求される浄化度に浸透液が適合する
場合は、浄化済下水24/1として、プラントから放出
され得る。生産される透過液21/1がそれぞれ供給1
1又は14としてプラントに供給される量より多いよう
な透過作業の場合には、過剰な透過液は25/1は、操
作上の理由によって濾過物収集器15/1へ戻されなけ
ればならない。所望の水準の凝縮は例えば継続して伝導
性、濁度の測定又は自動分析の装置によって管理されう
るが、もしこの水準の凝縮が達成された場合は、凝縮体
がそれぞれ断続的に又は一回分毎に、さもなくば部分的
な流量が、継続して凝縮体用ポンプ30/1によって物
理的もしくは化学的処理又は両方の処理段階IVへ凝縮体
29/1として供給される。
【0054】もし、超微細孔濾過19/1の濾過性能が
落ちると、適当な弁制御により、濾過装置は、洗浄回路
26/1によって洗浄され再び自由に稼働する。この回
路には洗浄剤収集器27/1から水又は洗浄剤混入の透
過液が補給される。
【0055】もし、透過液24/1が要求される浄化度
を満たさないときは、最初の超微細孔濾過段階IIにおけ
る放出透過液28/1は超微細孔濾過段階III の操作を
受ける。
【0056】図で示した具体例では、超微細孔濾過段階
III は超微細孔濾過段階IIと同じ機能をもち、構成要素
は図面で互いに対応している。即ち、同じような照合数
字が附してあって、単に末尾に・・・/1の代りに・・
・/2と記してある。
【0057】図で示した具体例で超微細孔濾過段階III
は超微細孔濾過装置19/2を備えているが、この19
/2は超微細孔濾過段階IIの超微細孔濾過装置19/1
と同じ機能をもっているが,分離力は更に大きい。即
ち、超微細孔濾過段階III の超微細孔濾過装置19/2
の構造は、例えば下水に含まれた塩化ナトリウムの50
乃至90%が捕捉されるようなものである。その作用は
最初の超微細孔濾過段階IIと同じである。
【0058】同じ機能をもった幾つかの装置を有する、
図示したこの実施例の配列では、下水に有機的に含まれ
ている生物学的に分解され得ないか又は生物学的に分解
性をもたない物質の捕捉が最終的に達成されるまで、幾
つかの段階で、より強化な分離作用を有する薄膜装置を
連続的に結合することが可能である。
【0059】超微細孔濾過装置のそれぞれ19/1と1
9/2は、本発明の方法を実現するためのものであり、
生物学関連の分解をすることが困難であるか又は不可能
な物質を、殆ど全部捕捉する構造のものである。従って
単なる低分子的に溶解した物質、とりわけ、塩分は処理
下水から排除される。
【0060】1個だけの超微細孔濾過段階IIが設けられ
ている装置を選択することも可能である。この場合、そ
の超微細孔濾過装置19/1は、超微細孔濾過段階III
における超微細孔濾過装置19/2より大きい分離作用
を有している。下水中の物質の全分子を超微細孔濾過の
段階III に関連して述べたような極小分子へと浄化する
ことができるが、これらの分子(生物学的に分解するこ
とが困難であるか又は不可能な物質)が比較的に低度で
存在する場合に、この装置は特に有効である。
【0061】凝縮体の物理的又は化学的処理のための段
階IVにおいては、凝縮体のそれぞれ29/1及び29/
2はそれぞれ凝縮体用ポンプ30/1及び30/2によ
って反応器31へ供給される。
【0062】反応器31のほかに、凝縮液の物理的もし
くは化学的処理又はその両方の処理のための段階IVは、
反応用ポンプ38、紫外線照射装置39及びオゾン処理
装置40によってできた反応回路を含んでいて、この回
路は反応器31で閉じている。更に化学用ポンプ44が
化学導管45を経て反応器31へと連結されているが、
これは、凝集用及び沈澱用化学物質又は凝縮体の他の化
学的又は物理的処理のための物質を化学物質供給装置4
3から供給し得るようにするためである。特にこれ等の
物質は、活性炭、ベントナイト、又は類似物質のような
普通の凝集剤、沈澱剤並びに吸着剤でよい。このような
化学物質又は処理剤は、供給装置34を経由して反応器
31へ供給することもできる。上述の物質によって、除
去困難で生物学的に分解が困難であるが吸着可能な物質
は、吸着され、分離可能となり、抽出される。あるい
は、今や生物学的に処理が可能となって凝縮体33を生
物学的な処理段階Iの生物反応器3へ充填用ポンプ32
を経て供給することができる程度まで破壊される。この
目的のために、反応器31では攪拌装置35によって液
体が循環しており、又吸着され或いは化学的に捉えられ
た物質は、次いで沈澱又は濾過によって得られた凝縮体
の形で、機構36から放出される。
【0063】それぞれ43及び34で与えられた処理剤
による化学的もしくは物理的処理又はその両方の処理に
より、生物学的に分解することが困難であるか又は不可
能ではあるが、酸化によって変化する物質は、従って、
酸化剤の作用を通じて破壊することができる。このこと
は、凝縮体37が反応用ポンプ38を経てポンプで送ら
れ、紫外線照射装置39で又次いでオゾン処理装置40
で処理される場合に起きる。酸化剤は、又化学物質供給
装置43からポンプ44と導管45を経由して反応器3
1へ供給してもよい。
【0064】本発明の方法は、以下のように選択的に変
更が可能である。すなわち、濾過物収集器15/1又は
15/2において各々所望の凝縮が達成された後、凝縮
体29/1又は29/2は、凝縮体帰還ライン45/1
又は45/2を経由して直接生物学的処理段階Iへと、
各々、不連続的に即ちバッチで供給されるか、あるいは
部分的な流量が凝縮体用ポンプ30/1又は30/2に
より連続的に供給される。生物学的処理段階への部分的
な帰還の場合には、処理されていない凝縮体の部分的な
流量は、各々、抽出装置46/1及び46/2により直
接抽出することも可能である。
【0065】連続的処理の場合には、処理済み凝縮体3
3は、紫外線照射装置39の次に導管41を経た後又は
オゾン処理装置40の次に導管42を経た後、充填用ポ
ンプ32により生物学的処理段階Iの生物反応器3へ帰
還させることができる。このようにしてIからIVまでの
処理段階は、1で供給される浄化すべき下水の連続的処
理が行なわれる準閉鎖回路へと閉じることができる。こ
の連続的処理において得られた諸々の生成物は、それぞ
れの処理段階において放出される。即ち、生物学的処理
段階Iのそれぞれ7及び13から出る過剰ガスと生物学
的凝集物、超微細孔濾過段階II及びIII のそれぞれ24
/1又は24/2と28/2から得られた浄化済み下
水、又処理段階IVの36から得られた化学的もしくは物
理的処理又はその両方の処理の施された凝縮体は、選択
された操作によって各々の場合において放出される。
【0066】
【発明の効果】上述のように本発明は、生物学的に分解
することが困難であるか又は不可能な物質を含有する下
水の浄化へ有効に応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図面は、本発明による方法を実施するため
の装置のブロック図である。その中でIは凝縮の前に浄
化されるべき下水の生物学的処理の段階を表し、II及び
III は生物学的に分解することが困難であるか又は不可
能である物質の分離及び凝縮の段階を表しており、IVは
凝縮体の物理的及び化学的処理のための段階を表してい
る。
【符号の説明】
3 生物反応器 9 濾過装置 15 濾過物収集器 19 薄膜又は超微細孔濾過装置 22 透過物収集器 27 洗浄剤収集器 31 反応器 34 供給装置 39 紫外線照射装置 40 オゾン処理装置 43 化学的物質供給装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C02F 9/00 501 C02F 9/00 501 503 503C 504 504A 504E B01D 61/02 B01D 61/02 61/58 61/58 C02F 1/28 C02F 1/28 A 1/32 1/32 1/44 1/44 K 1/52 1/52 Z 1/72 1/72 Z 101 101 1/78 1/78 3/12 3/12 B 3/28 3/28 Z (72)発明者 ヘルベルト ヴィーナンズ ドイツ テニンゲン 2 デー−7835 ビネッカー 16 (72)発明者 ロベルト ラウテンバッハ オランダ ビーピー−ファウエーエーエ ルエス エヌエル−6291 ヘルトゲンヴ ェック 20 ニーウヴェ (72)発明者 ライナー メリス ドイツ アーヒェン デー−5100 テッ ペベルガレー 47 (56)参考文献 特開 平3−270800(JP,A) 特開 昭55−109486(JP,A) 特公 平2−17239(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 9/00 501 - 504 B01D 61/02 B01D 61/58

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物学的に分解することが困難であるか
    又は不可能な成分で有機的に汚染された汚水を浄化する
    方法であって、汚水(1)は汚水を生物学的に浄化する
    生物学的処理段階(I)で処理され、その上で、生物学
    的に分解することが困難であるか又は不可能な成分は超
    微細孔濾過装置(19)における捕捉流(20)として
    分離され、かつ物理的・化学的処理(IV)が施される
    方法であって、前記捕捉流(20)は超微細孔濾過装置
    (19)の循環路での循環によって凝縮体(29)を形
    成するように凝縮され、該凝縮体(29)には物理的・
    化学的処理(IV)が施され、処理された凝縮体(3
    3)は少なくとも一部が生物学的処理段階(I)に再循
    環されることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、微生物
    反応が前記生物学的処理段階(I)において加圧のもと
    で行われ、処理された汚水は薄膜濾過又は極大濾過
    (9)によって生物学的凝集物(10)から分離される
    ことを特徴とする汚水を浄化する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のいずれかの
    方法であって、前記凝縮体(29)の一部(46)が放
    出されることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載のいずれかの
    方法であって、前記物理的もしくは化学的処理が施され
    た凝縮体(33)の一部が放出されることを特徴とする
    汚水を浄化する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載のいずれかの
    方法であって、前記超微細孔濾過装置(19)において
    は、汚水に溶けた塩化ナトリウムの30乃至70%が捕
    捉されることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項4記載のいずれかの
    方法であって、前記超微細孔濾過装置(19)において
    は、汚水に溶けた塩化ナトリウムの50乃至90%が捕
    捉されることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項7記載のいずれかの
    方法であって、前記超微細孔濾過装置(19)において
    は、汚水に溶けた塩化ナトリウムの10乃至30%が捕
    捉されることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7に記載の方法であ
    って、凝縮体(29/2)が、複数の連続して結合され
    た超微細孔濾過装置(19/1,19/2)によって行
    われることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8記載のいずれかの
    方法であって、凝縮体29/1)の凝縮の程度は凝縮が
    連続して行われるように設定され、前記超微細孔濾過装
    置(19/1)で得られた透過液(21/1)は、十分
    な程度に浄化が達していない場合には、目的の浄化が達
    せられ、透過液が浄化済み汚水として取り出され得るよ
    うになるまで、さらに大きい選択性を有する次の処理段
    階(III)に供給されることを特徴とする汚水を浄化
    する方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9記載のいずれか
    の方法であって、前記凝縮体(29)が紫外線照射(3
    9)もしくは化学的酸化剤又はその両方によって処理さ
    れることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10記載のいずれ
    かの方法であって、前記凝縮体(29)が吸着剤によっ
    て、及び凝集剤もしくは沈殿剤又はその両方によって処
    理されることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11記載のいずれ
    かの方法であって、前記超微細孔濾過装置(19)が、
    再生のために時間間隔をおいて洗浄(27)されること
    を特徴とする汚水を浄化する方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項12記載のいずれ
    かの方法であって、前記凝縮と、凝縮体の物理的もしく
    は化学的処理又はその両方の処理(IV)とがバッチ処
    理で行われることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至請求項12記載のいずれ
    かの方法であって、前記凝縮と、凝縮体の物理的もしく
    は化学的処理又はその両方の処理(IV)とが連続処理
    で行われることを特徴とする汚水を浄化する方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14記載のいずれ
    かの方法であって、水、生物学的に分解することが容易
    な物質、生物学的に分解することが困難な物質、及び生
    物学的に分解することが不可能な物質の滞留時間は、生
    物学的処理段階(I)、超微細孔濾過装置(19)、及
    び物理的・化学的処理(IV)で形成される水回路にお
    いて、超微細孔濾過装置(19)におけるこれらの物質
    の異なる捕捉により、互いに独立になるようにしたこと
    を特徴とする汚水を浄化する方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項15記載のいずれ
    かの方法であって、生物学的に分解することが容易な物
    質、生物学的に分解することが困難な物質、及び生物学
    的に分解することが不可能な物質の凝縮増進は、生物学
    的処理段階(I)、超微細孔濾過装置(19)、及び物
    理的・化学的処理(IV)で形成される水回路におい
    て、超微細孔濾過装置(19)におけるこれらの物質の
    異なる捕捉により、互いに独立になるようにしたことを
    特徴とする汚水を浄化する方法。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至請求項16記載のいずれ
    かの方法であって、汚水成分の残存内容物は、生物学的
    処理段階(I)、超微細孔濾過装置(19)、及び物理
    的・化学的処理(IV)で形成される水回路において、
    超微細孔濾過装置(19)によって制御されるようにし
    たことを特徴とする汚水を浄化する方法。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至請求項17記載のいずれ
    かの方法であって、汚水成分の残存内容物の除去は、生
    物学的処理段階(I)、超微細孔濾過装置(19)、及
    び物理的・化学的処理(IV)で形成される水回路にお
    いて、生物学的反応及び物理的・化学的処理によって制
    御されるようにしたことを特徴とする汚水を浄化する方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至請求項18記載のいずれ
    かの方法であって、生物学的に反応し得る物質に物理的
    ・化学的処理(IV)によって施される工程は、水回路
    において、支障の発生に十分なような高い凝縮が起こら
    ない限度までしか行われないことを特徴とする汚水を浄
    化する方法。
  20. 【請求項20】 生物学的に分解することが困難である
    か又は不可能な成分で有機的に汚染された汚水を浄化す
    る装置であって、取入口側に汚水(1)が供給される、
    汚水を生物学的に浄化する生物学的処理手段(I)と、
    該生物学的処理手段で処理された汚水(11)が取入口
    側に供給され、取出口側に、第一に、生物学的に分解す
    ることが困難であるか又は不可能な成分が捕捉物(2
    0)として生成され、第二に、浄化済み汚水(24)が
    透過物(21)として生成される超微細孔濾過装置(1
    9)と、物理的・化学的処理手段(IV)とを有する装
    置において、物理的・化学的処理を行う手段(IV)は
    取出口側において生物学的処理手段(I)に接続され、
    取入口側において、捕捉物(20)の凝縮を行う濾過物
    収集手段(15)に接続されており、該濾過物収集手段
    は超微細孔濾過装置(19)の取入口側と捕捉物(2
    0)が取り出される取出口側との間の水回路に接続され
    ていることを特徴とする汚水を浄化する装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の装置であって、該装
    置は加圧された生物反応器(3)と、濾過装置(9)と
    を含み、該生物反応器(3)は、その反応器に生物学的
    に分解可能な物質と生物学的に分解することが困難であ
    るか又は不可能な物質の双方を含む汚水が取入口側で供
    給されて、汚水の生物学的に分解可能な有機成分を微生
    物的に変質させるようになっており、前記濾過装置
    (9)は、前記生物反応器(3)に連結した薄膜濾過又
    は極大濾過装置(9)であって、前記生物反応器(3)
    で生じた生物学的凝集物(10,12)を捕捉するよう
    になっており、またこの濾過装置からは生物学的凝集物
    が除かれた汚水(11)が取出口側で取り出されて、濾
    過物収集器(15)へ供給されるようになっていること
    を特徴とする汚水を浄化する装置。
  22. 【請求項22】 請求項20又は請求項21記載の装置
    であって、凝縮体の性質を連続的にモニタするために、
    連続的に動作する伝導度測定装置、濁度測定装置又は分
    析装置が設けられていることを特徴とする汚水を浄化す
    る装置。
  23. 【請求項23】 請求項20乃至請求項22記載の装置
    であって、物理的・化学的処理手段(IV)が、紫外線
    照射装置(39)と、オゾン又は過酸化水素(H
    )等の酸化剤を送り出す装置40)との組み合わ
    せのような、湿化学酸化の装置を備えていることを特徴
    とする汚水を浄化する装置。
  24. 【請求項24】 請求項20乃至請求項23記載の装置
    であって、物理的・化学的処理手段(IV)が、反応器
    (31)を備えていて、その反応器の中で重金属のよう
    な除去困難な物質は、例えば活性炭、ベントナイト、又
    は凝集剤又は沈殿剤によって吸着されて一層凝縮され、
    物理的・化学的処理手段(IV)から取り除かれ、ポン
    プで凝縮体(29)に注入されることを特徴とする汚水
    を浄化する装置。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の装置であって、凝縮
    体(29)の部分的な流れが湿化学酸化装置(39,4
    0)へ供給され、そこで連続して処理されるようになっ
    ていることを特徴とする汚水を浄化する装置。
  26. 【請求項26】 請求項20乃至請求項25記載の装置
    であって、超微細孔濾過装置(19/1,19/2)を
    複数段階設けて連続的に結合されていることを特徴とす
    る汚水を浄化する装置。
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