JPS62192662A - Crpの高感度定量法 - Google Patents

Crpの高感度定量法

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JPS62192662A
JPS62192662A JP3386386A JP3386386A JPS62192662A JP S62192662 A JPS62192662 A JP S62192662A JP 3386386 A JP3386386 A JP 3386386A JP 3386386 A JP3386386 A JP 3386386A JP S62192662 A JPS62192662 A JP S62192662A
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JP
Japan
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crp
antibody
enzyme
antigen
reaction
Prior art date
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Pending
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JP3386386A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Yoshikawa
吉川 和明
Hideo Kato
英夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BIO TESUTO KENKYUSHO KK
NITSUSUI SEIYAKU KK
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Original Assignee
NIPPON BIO TESUTO KENKYUSHO KK
NITSUSUI SEIYAKU KK
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はCRP即ちC反応性蛋白の定量法に係り、殊に
その高感度定量法に係る。
CRPは1周知のように、炎症や組織壊死が生ずる場合
に血中に出現する特性を有している蛋白であるが、正常
人の血清中にも微量のCRPが存在していることが明ら
かとなり、その機能が解明されつつある。又、微i C
RPの定量が新生児における感染症の早期診断に有用で
あるとの報告もなされている。
従って、本発明による定量法は上記の炎症や感染症等の
臨床診断における検査法の一つとして利用することがで
きる。
(従来の技術) 従来におけるCRPの定量法としては毛細管法、ラテッ
クス凝集法、−元免疫拡散法及び免疫比濁法がある。
これらの従来法は、何れも試料中のCRP ′a度が低
い場合にはその測定が困難乃至不可能であり、そのため
にCRP 711度が低濃度域において変動する場合に
はその動態把握に難点を生ずる。
低濃度における抗原の測定に際しては、一般に、EIA
 (酵素免疫測定法)において汎用されているサンドイ
ンチ法を適用するのが有効とされており。
この場合に一般に抗体としてポリクローナル抗体が採用
されている。
(発明が解決しようとする問題点) 抗CRPポリクローナル抗体を用い且つサンドイッチ法
を適用してCRP抗原を定量することを目的として、高
感度な且つ特異性の高い測定系を確立するためには、ポ
リクローナル抗体を親和性クロマトグラフィー等により
充分に精製する必要がある。又、ポリクローナル抗体は
免疫動物の個体差等により異なるものとなり、従って常
に一定の品質乃至性質を有する抗体を調製することが困
難であると謂う問題を有していた。
更に、サンドイッチ法による測定中には、固相化抗体と
測定抗原との反応後及び酵素標識抗体との反応後にそれ
ぞれ洗浄を行うことが通常必要とされるために、工程数
が増加し、操作の所要時間が長くなる点に問題があった
(発明の目的) 従って、本発明の主たる目的は、従来法では測定不可能
とされる程低濃度域のCRPを測定可能となす、CRP
の高感度定量法を提供することにある。
本発明の附随的目的は、操作が簡便であり且つ所要時間
の短い、CRPの高感度定量法を提供することにある。
(目的を達成するための手段及び作用)本発明方法は、
同相化抗体及び酵素標識抗体としてモノクローナル抗体
を用いることを基本とするものである。
本発明方法によれば、微量のCRPを含有している試料
中のCRPをサンドイッチ法により定量するに際して、
固相化抗体及び酵素標識抗体として共に抗CRPマウス
モノクローナル抗体を用い、該モノクローナル抗体を上
記の試料と反応させ。
次いで抗原抗体反応に関与した標識酵素の活性を測定し
てCRPを定量することにより、上記の基本的目的を達
成することができる。
本発明方法の実施に際して、固相化抗体及び酵素標識抗
体と測定抗原であるCRPとを同時に反応させることが
でき、この場合には洗浄操作が一回で済むので上記の附
随的目的を達成することができる。
同相化抗体及び酵素標識抗体に用いる抗CRPマウスモ
ノクロ一方ル抗体は、測定抗原であるCRPのそれぞれ
異なる抗原決定部位を認識して結合する少なくとも2種
の互いに異なるモノクローナル抗体であるのが好ましい
。固相化抗体及び酵素標識抗体に用いる抗CRPマウス
モノクローナル抗体は沈降反応を呈するものであるのが
好ましい。
抗体の標識に用いら九る酵素としては慣用のもの、例え
ばアルカリホスファターゼ、ペルオキシダーゼ、β−ガ
ラクトシダーゼ、グルコースオキシダーゼ等から選択さ
れた任意のものを用いることができる。標識を付すため
には、自体周知の任意の方法、例えば過沃素酸法、マレ
イミド法等を採用することができる。
抗原抗体反応に関与した標識酵素の活性測定も自体公知
の方法により実施することができ、例えば標識酵素とし
てアルカリホスファターゼを用いた場合には、Kind
 −King法により活性の測定を行うことができる。
尚、測定試料中のcnpの定量は測定された吸光度値を
標準検量線に照合することにより行うことができる。
(発明の効果) 抗原抗体反応を利用し且つ所謂サンドイッチ法によりC
RPを定量する方法において、本発明方法によれば、固
相化抗体及び酵素標識抗体として共に抗CRPマウスモ
ノクローナル抗体を用いているので特異性及び測定感度
を向上させることができ、従来極めて困雉乃至不可能と
されていた程の低濃度のCRPを定量することができる
。又。
モノクローナル抗体を利用するために、常に一定の性質
乃至品質を有する固相化抗体及び酵素標識抗体を調製す
ることができるので、定量結果の信頼性が向上する。
尚、本発明方法の実施に際しては、固相化抗体及び酵素
標識抗体と測定抗原であるCRPとを同時に反応させる
。所謂1ステップサンドインチ法を採用することができ
るので操作を簡便化できる。
(実施例) a)抗CRPマウスモノクローナル抗体の作製CRP陽
性血清を原料とし、硫安分画、 DEAEイオン交換ク
ロマトグラフィー、Ca2 ? 沈澱、セファクリルS
 −300ゲル濾過により精製したCRPをBALB/
C系マウスに免疫し、その牌細胞をマウス骨a腫細胞(
P3Ul)と融合させたハイブリドーマから5種類のモ
ノクローナル抗体(CRB17、CR81g、CRB1
9、CRB20. Cl1f+23)  を得た。これ
らのモノクローナル抗体については硫安分画、DEAE
イオン交換クロマトグラフィー及びプロティンAセファ
ロースCL −4B (ファルマシア社製)により精製
した。
尚、抗体産生細胞を無血清培地で培養した培養上清を濃
縮し、50%飽和硫安で七ツクローナル抗体を硫安分画
することによってもモノクローナル抗体を回収すること
ができる。
b)抗CRPマウスモノクローナル抗体による沈降反応 寒天ゲル内の中心孔にCRP 1mg/mlを置き、周
囲にモノクローナル抗体を置いて0uchterlon
yのゲル内沈降反応を行った処、上記のa)項に記載の
方法で得た5WI類のモノクローナル抗体は何れも沈降
反応を呈した。尚、CRB18、CRB19及びCRB
23の各々はcomplete fuse L/たが。
CRB17及びCRB20とC11B1.8、CRB1
9及びCRB23とはdouble 5pur様な形態
を呈し、従ってこれらの5種類のモノクローナル抗体は
CRB17とCR[120の2種類からなるグループと
、(1:RB18とCRB19とCRB23の3種類か
らなるグループとに分かれる。このことは、各グループ
がCRP分子上の異なる抗原決定部位を認識して結合す
るものであることを示唆している。
C)固相化抗体の調製 上記のa)項に記載の方法により得た抗ヒトCRPマウ
スモノクローナル抗体を0.05M炭酸緩衝液(pH9
,6)で稀釈して50 tt g/mlの抗体溶液とし
、ヌンク社製のマイクロタイタープレートの各ウェルに
200μl宛分注した。このマイクロタイタープレート
を4℃で24時間放置した後にウェル内容物を除去し、
蒸留水で洗浄した。次いで各ウェル内に、1%牛アルブ
ミン含有燐酸緩衝食塩水(pH7,2)を200μl宛
分注し、4℃で更に24時間放置して固相化抗体とした
。尚、この固相化抗体は使用に先立ち蒸留水で洗浄され
る。
d)酵素標識抗体の調製 アルカリホスファターゼ(修生小腸由来、べ一リンガー
社製) 3 mgを1mM塩化マグネシウム含有0.1
M N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−グリシン
緩衝液(pH8,5) L mlに添加して溶解させ、
次いで過沃素酸カリウム20 mgを添加し。
37℃で2時間放置した。その後に800 rpmで5
分間遠心して不溶物を除去し、上清を1mM塩化マグネ
シウム含有0.1M炭酸緩衝液(pl 9.5)で−晩
透新した。次いで、上記のa)項で得た抗CRPマウス
モノクローナル抗体1.5 mgを添加し。
4℃で14日間放置し、1%牛アルブミン含有燐酸緩衝
食塩水で50倍に稀釈した後に凍結保存した。尚、使用
時には、0.1z牛アルブミン含有燐酸緩衝食塩水で稀
釈される。
e)測定法 上記のd)項に記載の方法により得た、酵素標識抗体の
稀釈液200μmを抗体固相化マイクロタイタープレー
トの各ウェルに分注し、試料CRP濃度6.25−40
0 ng/ml) 20 plを添加し、室温で2時間
反応させた後に内容物を蒸留水で洗浄する。次いで、ア
ルカリホスファターゼ活性測定用基質(4,5mMフェ
ニル燐酸2ナトリウム及び2mM 4−アミノアンチピ
リン含有0.05M炭酸緩衝液、 pH10,2)を2
00μm添加し、室温で20分間反応させる。その後に
、発色液(0,8%過沃素酸す1−リウム溶液) 10
0 μmを添加して酵素反応を停止させると共に発色さ
せ、次いでELISAアナライザ(ETY −96)を
用いて吸光度を測定した。
f)結果 上記のa)項に記載の方法により得た5種類の抗CRP
マウスモノクローナル抗体を用い、上記の C)及びd
)項に記載の方法に従い固相化抗体及び酵素標識抗体を
調製し、これらを用いて、各種CRP濃度の試料につい
て、上記のe)項に記載の操作手順に従゛い、吸光度(
500nm)の測定を行ない、CRP濃度と吸光度との
関係を調べた処、第1−5図に示される結果が得られた
これらの結果から、本発明方法によれば測定感度が極め
て良好であること並びに5種類のモノクローナル抗体に
おける2つのグループ〔上記のb)項参照〕を適宜選択
することにより感度を更に向上させ得ることが判る。
尚、CRP 33度が未知の試料のCRPを定量する場
合に、第1−5図に示されるグラフを標準検量線として
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明によるCRPの高感度定量法における、
CRP 1度と吸光度との関係を示すグラフであり、第
1図、2図、3図、4図及び第5図はそれぞれCRB1
7、CRB18、CRB19、CR1320、CRB2
3を固相化抗体として用い且つこれら5種類のモノクロ
ーナル抗体を酵素標識して調製したものを酵素標識抗体
として用いた場合を示している。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微量のCRPを含有している試料中のCRPをサ
    ンドイッチ法により定量するに際して、固相化抗体及び
    酵素標識抗体として共に抗CRPマウスモノクローナル
    抗体を用い、該モノクローナル抗体を上記の試料と反応
    させ、次いで抗原抗体反応に関与した標識酵素の活性を
    測定してCRPを定量することを特徴とする、CRPの
    高感度定量法。
  2. (2)固相化抗体及び酵素標識抗体と測定抗原であるC
    RPとを同時に反応させることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項に記載のCRPの高感度定量法。
  3. (3)固相化抗体及び酵素標識抗体に用いる抗CRPマ
    ウスモノクローナル抗体が、測定抗原のそれぞれ異なる
    抗原決定部位を認識して結合する少なくとも2種の互い
    に異なるモノクローナル抗体であることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項に記載のCRPの高感度定量法。
  4. (4)固相化抗体及び酵素標識抗体に用いる抗CRPマ
    ウスモノクローナル抗体が沈降反応を呈するものである
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のCR
    Pの高感度定量法。
JP3386386A 1986-02-20 1986-02-20 Crpの高感度定量法 Pending JPS62192662A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000052469A1 (fr) * 1999-03-03 2000-09-08 Oriental Yeast Co., Ltd. Methode de dosage de crp a l'aide de phosphorylcholine
US10852300B2 (en) 2015-06-01 2020-12-01 Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. Immunochromatographic analyzer for Mycoplasma pneumoniae detection

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000052469A1 (fr) * 1999-03-03 2000-09-08 Oriental Yeast Co., Ltd. Methode de dosage de crp a l'aide de phosphorylcholine
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