JPS62192641A - 穀粒繰出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、穀粒を１粒毎に繰出移送する穀粒繰出装置
に関し、穀粒乾燥機の水分測定装置あるい１ｌ−ｉ籾摺
機の籾・未刊別器の穀粒繰出装置として利用しうるもの
である。

〔従来技術〕

回転周面の軸方向に沿う螺条溝を有した送りロールとこ
のロール周面接線方向に接近する案内板とを設け、送り
ロールの回転により穀粒を一粒毎繰り出すものがある、 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが上記の従来形態では、案内板の壁面と送シロー
ルとの間隙部は深い■溝に形成されて同一螺条溝部に接
近し゛て２粒乃至複数校が同時に嵌合して正確な１粒送
りを行なえない欠点がある。

〔問題を解決するための手段〕

この発明は上記欠点全解消するため次の技術的手段を講
じた。即ち１回転周面の軸方向に沿って単一穀粒の嵌合
しうる螺条溝ａ３を形成した送りロール（１０）と、こ
の送りロール（１０）の周面に接近する案内体（６）と
からなシ、これら送シロールＯＩと案内体（２）との接
近部上側で穀粒を受けて送シロール００の回転によシー
粒毎移送する穀粒繰出装置において、上記案内体＠には
螺条溝αＪとの間で単一穀粒を嵌合保持しうる高さの壁
部を構成してなる穀粒繰出装置の構成とする。

〔発明の作用・及び効果〕

送りロールと案内体との間に供給される穀粒は１粒毎螺
条溝に嵌合し、送シロールの回転で一定方向に繰シ出さ
れるが、この繰出中、穀粒は案内体の壁部と螺条溝との
間にはさまれて嵌合保持された状態で移送され、嵌合保
持された穀粒の上部に滞留しようとする他の穀粒は案内
体の壁部による保持作用上受けられ得すにその上縁から
落下し、確実な１粒繰出が可能となる。

〔実施例〕

この発明の一実施例を図面に基づき説明する。

（１）は、循環型穀物乾燥機の昇降＠　（２）に付設す
る水分測定装置で、昇降機（２）の側壁開口部（３）に
接続する取込部（４）、１粒繰出装置（５）や電極ロー
ル（６）　（６）からなる本体部（７）、及びオーツ（
フロー粒や圧砕粒を昇降＠　（２）内に戻す還元部（８
）等からなる。

上記１粒繰出装置（５）は、水平支軸（９）と一体の送
シロールαＯ及び支軸α９に吊持状に支持され該送りロ
ール（１０）の周面接線方向に傾斜姿勢で接当しうる板
状案内体（２）等からなる。このうち送りロール００周
面には軸方向全長に亘シ穀粒の１粒を嵌合しうる螺条溝
（１３）を形成すると共に、供給始端側外径（ＬＩに対
して終端側外径（鉛を径小に形成して落下空間αＩＯ全
形成している。

又、案内体（６）は、その中央部に供給側を一部残して
切欠部α口１け、側面視コ型に形成し、下側の案内板部
ａ０の壁部を上記送りロール００周面にばね（１７）で
接当する構成である。（至）は固定枠に適宜装着する案
内樋、　Ｑ’ｌは上記送りロールαＯや電極ロール（６
）　（６）を正逆転に連動するモータである。

（１）は、制御プログラムや必要データを格納するメモ
リを備えたマイクロコンピュータの演算制御部で、算術
論理演算及び比較演算を行なう。

この演算制御部−には、電極ロール（６１＜６１の周速
差ですりつぶ嘔れた測定粒の抵抗値７５）つ該抵抗イ直
を電圧変換するＲ／Ｖ変換器Ｐ２１１、該Ｒ／Ｖ変換器
ＱＤからの電圧をデジタル量に変換するＡ／Ｄ変換器＠
を経て入力される。又、上記演算制御部−は、各測定粒
の水分値を演算しながら所定粒数（ｆｌｊえば１６粒）
カウント後、それらの平均値を計算し表示部（ハ）に信
号を出力する。

上側の作用について説明する。

乾燥運転中、水分測定装置（１）のモータα９に駆動信
号（水分測定開始信号）が与えられると、モータα９は
回転し１粒繰出機構の送りロールα０や電極ロール（６
）　（６）を回転する。

昇降停（２）の開口部（３）から取込まれる穀粒は送シ
ロール００と案内体＠の移送始端側で受けられる。

該移送始端側では切欠部Ｑｆ９に形成されず、送シロー
ルαＯ犬径部とで深溝に形成てれて多量の穀粒を貯留で
きる。

送りロールαＯが回転すると、螺条溝四に嵌合する穀粒
は案内板部αＧの壁部に保持されて軸方向に１粒毎縁９
出される〇 螺条溝（至）に複数校が堆積しようとしても、該螺条溝
６３部に嵌合状態で保持すべき案内板部０６の壁部がな
いためこの螺条溝α３から滑落しようとし。

壁部上縁を越えて切欠部（１ｉ１９を通シそのｔま下方
に排除される。

尚、確実に送シロール（１０）の螺条溝αＪと案内板部
ａｅの壁部とで嵌合保持された単一粒は、軸方向に移動
され、案内板部αＧの終端縁から落下する。更に案内樋
（至）に案内されて対の電極ロール（６）　（６）上に
至るものである〇 上記電極ロール（６）　（６）間に至った穀粒は、周速
差で圧砕されてそのときの抵抗値から水分値に電気的に
換算てれる。この測定を例えば１６回（１６粒）繰り返
し平均値を求めて表示部−に出力するほか、乾燥制御に
用いられる。

本実施例の案内体（２）はコ型形成の板体にて構成した
が、下側に回動支軸（ハ）を設けて案内体ａ２を接当す
る構成でもよく（第６図）、又、この場合は送りロール
（１０）の支軸Ｑｌ）ｔ−利用して案内体（２）金回動
自在に支持し、その自重で送りロールαＯに圧接させる
形態でもよい（第７・８図）。

尚、案内体（２）は必ずしも送シロールαＯに接当する
必要はなく、微少間隙を有してもよい。

４、図面の簡単な説明　゛　　　　・ 図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は正面図
、第２図はその１部の拡大正面図、第３図はその平面図
、第４図はその斜視図、第５図はブロック回路図、第６
図は他の実施例を示す斜視図、第７図は更に他の実施例
を示す斜視図、第８図はその正面図、第９図は従来例の
作用説明図である。

図中、（１）は水分測定装置、（２）は昇降機、（５）
は１粒繰出装置、（６）（６）は電極ロール、αＯは送
りロール、（２）は案内体、０３は螺条溝、００は切欠
部、αＯは案内板部、αηはばね、０９はモータである
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転周面の軸方向に沿って単一穀粒の嵌合しうる螺条溝
   （１３）を形成した送りロール（１０）と、この送りロ
   ール（１０）の周面に接近する案内体（１２）とからな
   り、これら送りロール（１０）と案内体（１２）との接
   近部上側で穀粒を受けて送りロール（１０）の回転によ
   り一粒毎移送する穀粒繰出装置において、上記案内体（
   １２）には螺条溝（１３）との間で単一穀粒を嵌合保持
   しうる高さの壁部を構成してなる穀粒繰出装置。