JPH059643Y2 - - Google Patents

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JPH059643Y2
JPH059643Y2 JP12191786U JP12191786U JPH059643Y2 JP H059643 Y2 JPH059643 Y2 JP H059643Y2 JP 12191786 U JP12191786 U JP 12191786U JP 12191786 U JP12191786 U JP 12191786U JP H059643 Y2 JPH059643 Y2 JP H059643Y2
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feed roller
groove
outer periphery
guide plate
grains
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JP12191786U
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、機内を循環させながら穀粒を乾燥さ
せる穀粒乾燥機に設置され、その乾燥中における
穀粒の水分測定を行う一粒式の水分計の改良に関
する。
(従来の技術) この種の水分計は、例えば穀粒乾燥機における
昇降機の外壁などに取り付けられ、その昇降機の
バケツトからこぼれる穀粒を供給ホツパで受け止
めて水分計に導くようになつている。
供給ホツパの下端出口は、水分計への穀粒搬送
手段である送りローラの始端部寄りの上方にのぞ
ませている。また、送りローラは、その外周にら
せん状に搬送溝を形成するとともに、その外周一
側には案内板を接触させている。
従つて、供給ホツパで供給された穀粒は、送り
ローラと案内板との接触により形成されるV溝で
受け止められ、その穀粒の一部が送りローラの搬
送溝内に嵌合収容される。そして、その搬送溝内
に収容された穀粒は、水分測定の際には、送りロ
ーラの回転に伴つてその送りローラと接触する案
内板に案内されつつ測定電極ローラ側に向けて搬
送されたのち、水分測定用の電極ローラ上に落下
する。
このように送りローラによつて搬送される穀粒
は、所定時間毎に1粒づつ電極ローラ上に落下す
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、送りローラは、上述のようにその外
周一側に案内板を接触させており、しかも供給ホ
ツパの下端出口がのぞむ送りローラの始端部寄り
の部分と案内板との接触により形成されるV溝に
は、上述の搬送溝以外は間隙が存在しない。
そのため、そのV溝に藁くず、しこう籾などの
不要物が滞留したり、またはそのV溝にその不要
物が詰まつたりし易く、穀粒の円滑な搬送が妨害
されるという欠点があつた。
そこで、本考案の目的は、上述の欠点を解決す
るために、送りローラと案内板との接触部で形成
されるV溝に藁くずなどの不要物の滞留や詰まり
を起こさないようにし、送りローラによる穀粒の
搬送性および排出性を向上させることにある。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案は、外周
にらせん状に搬送溝を形成するとともに、その外
周の終端部寄りには前記搬送溝に並行して凹溝を
形成した回転自在の送りローラを水平に配置し、 前記送りローラの外周一側に案内板を接触させ
るとともに、その送りローラの終端部下方に一対
の電極ローラを配置し、 前記送りローラの始端部寄りの外周に掻落溝を
送りローラの軸方向に形成して成るものである。
(作用) 本考案において、送りローラ4の始端部寄りの
部分と案内板5との接触によつて形成されるV溝
内に穀粒以外の藁くずしやしこう籾などの不要物
が滞留または詰まつた場合、送りローラ4の回転
に伴つて、その送りローラに形成した掻落溝14
が案内板5に到達すると、その掻落溝14内に上
述の不要物が収容される。さらに送りローラ4の
回転が進むと、掻落溝14内の不要物は排出され
る。
(実施例) 第5図および第6図は、それぞれ本考案実施例
の一粒式の水分計を穀粒乾燥機の昇降機の一部に
取付けた一例を示す。
図において1は供給ホツパであり、昇降機2の
バケツトから落下する穀粒を水分計3に導くため
に、その下端出口を水分計3の送りローラ4の始
端部寄りの上方にのぞませる。
送りローラ4の一側には、その軸方向に沿つて
案内板5を傾斜状に接触させ、さらにその送りロ
ーラ4の終端部の下方に一対の測定用の電極ロー
ラ6,6を配置する。7は電極ローラ6,6で水
分測定終了後の穀粒等を昇降機2に戻す搬送路で
あり、8は送りローラ4や電極ローラ6を駆動さ
せるモータである。
送りローラ4は、第1図および第2図に示すよ
うに、機壁15に固定されるボス16によつて回
転自在に支持される回転軸9と連結する円柱の外
周に、穀粒を1粒嵌合収容できる幅の搬送溝10
をらせん状に形成するとともに、その送りローラ
4の終端部寄りには、搬送溝10に並行して不要
な穀粒を落下させる凹溝11を形成する。また、
凹溝11内にはブラシ18を設ける。
搬送溝10の一端のエツジ12Aの一部には、
後述のようにエツジ12Aに乗つて案内板5との
間で搬送される穀粒を凹溝11内に落下させるた
めの切り込み部13を形成する。この切り込み部
13は、左右の傾斜面で形成され、その谷を凹溝
11に向けて下方に傾斜させる。
なお、切り込み部13は、搬送溝10の他方の
エツジ12Bの一部に設けてもよく、または搬送
溝10の両方のエツジ12A,12Bの各一部の
いずれに設けるようにしてもよい。
また、送りローラ4の始端部寄りの外周面に
は、送りローラ4の始端部寄りの部分と案内板5
との接触によつて形成されるV溝に詰まる藁く
ず、しこう、籾などを排出するための掻落溝14
を軸に並行に設ける。この掻落溝14は、第2図
に示すように、送りローラの軸に対して対向する
位置にそれぞれ設けるのが好ましい。
さらに、送りローラ4の始端部端面には、例え
ばゴム等の弾性体を構成素材とする突起17を取
り付ける。この突起17により、送りローラ4が
回転すると、ボス16の上部と機壁15との間に
滞留する藁くずやしこうを排除するとともに防止
することができる。なお、突起17は図示のよう
に送りローラ4の始端部端面に差し込んで固定し
てもよいが、これに代えて第4図に示すように送
りローラ4の始端部端面に突起20を一体的に形
成してもよいこと勿論である。
このような構成において、いま、供給ホツパ1
を介して乾燥中の穀粒が、送りローラ4の始端部
寄りの部分と案内板5との接触によつて形成され
るV溝に供給されると、搬送溝10に収容された
穀粒は、送りローラ4の回転に伴つて案内板5と
の間で送りローラ4の終端側に向けて搬送され
る。そして、送りローラ4の終端に達した1粒の
穀粒は、電極ローラ6,6上に落下してその電極
ローラ6,6を通過したのち搬送路7を経由し
て、昇降機2内に戻される。
ところで、供給ホツパ1によつて水分計3に供
給されるものは、穀粒のみならず藁くずやしこう
籾などの不要物があり、これら不要物は送りロー
ラ4の始端部寄りの部分と案内板5との接触によ
つて形成されるV溝内に滞留または詰まるおそれ
がある。
このようにV溝内に不要物が滞留または詰まつ
た場合、送りローラ4の回転に伴つて、その送り
ローラ4の外周に形成した掻落溝14が案内板5
に到達すると、その掻落溝14内に不要物が収容
され、その後、送りローラ4の回転が進むと掻落
溝14内の不要物は排出される。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、送りロ
ーラの始端部寄りに掻落溝を形成し、その掻落溝
によつて送りローラと案内板との接触によつて形
成されるV溝に滞留または詰まる藁くずやしこう
籾などの不要物を排出するようにしたので、送り
ローラによる穀粒の搬送性および排出性を格段に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の正面図、第2図はその
平面図、第3図は本考案実施例の側面図、第4図
は送りローラの始端部端面に突起を取りつけた他
の例を示す平面図、第5図は本考案実施例を穀粒
乾燥機の昇降機に取付けた状態を示す側面図、第
6図はその正面図である。 4は送りローラ、5は案内板、6は電極ロー
ラ、10は搬送溝、11は凹溝、14は掻落溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外周にらせん状に搬送溝を形成するとともに、
    その外周の終端部寄りには前記搬送溝に並行して
    凹溝を形成した回転自在の送りローラを水平に配
    置し、 前記送りローラの外周一側に案内板を接触させ
    るとともに、その送りローラの終端部下方に一対
    の電極ローラを配置し、 前記送りローラの始端部寄りの外周に掻落溝を
    送りローラの軸方向に形成して成る水分計の穀粒
    搬送装置。
JP12191786U 1986-08-08 1986-08-08 Expired - Lifetime JPH059643Y2 (ja)

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JP12191786U JPH059643Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JP12191786U JPH059643Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Publication Number Publication Date
JPS6329745U JPS6329745U (ja) 1988-02-26
JPH059643Y2 true JPH059643Y2 (ja) 1993-03-10

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ID=31011628

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JP12191786U Expired - Lifetime JPH059643Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081489Y2 (ja) * 1990-03-30 1996-01-17 株式会社ケット科学研究所 穀粒移送装置

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JPS6329745U (ja) 1988-02-26

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