JPH0512764Y2 - - Google Patents

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JPH0512764Y2
JPH0512764Y2 JP1049487U JP1049487U JPH0512764Y2 JP H0512764 Y2 JPH0512764 Y2 JP H0512764Y2 JP 1049487 U JP1049487 U JP 1049487U JP 1049487 U JP1049487 U JP 1049487U JP H0512764 Y2 JPH0512764 Y2 JP H0512764Y2
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moisture
measurement
grain
voltage
value
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、機内を循環させながら穀物を乾燥さ
せる穀物乾燥機に設置され、その乾燥中における
機内の穀物の水分測定を行つてデータ処理できる
とともに、機外から供給した穀物の水分測定を行
つてデータ処理できる穀物水分データ処理装置の
改良に関するものである。
(従来の技術) この種の穀物水分データ処理装置で乾燥中にお
ける穀物の水分測定(以下、内部測定という)を
行うときには、例えば乾燥機における昇降機のバ
ケツトからこぼれる等して自然落下する穀物を所
定間隔で1粒ずつ測定電極ローラに供給してその
水分に応じた測定データを得るようにし、その測
定データに所定の処理を行つて水分値を求めてい
る。
これに対して、機外から供給した穀物の水分測
定(以下、外部測定という)を行うときには、測
定電極ローラの上方に設けたホツパ内に収容させ
た複数粒の穀物を、その測定電極ローラ上に落下
させて、外部測定ボタンを押下すれば、複数粒の
水分に応じた測定データが得られ、その測定デー
タに所定の処理を行つて水分値を算出し、その水
分値を表示器で表示している。
(考案が解決しようとしている問題点) ところで、内部測定中に、作業の誤操作によつ
て外部測定が行われるときには、測定電極ローラ
上に外部から複数粒の穀物が供給される。
このような場合には、従来は内部測定が優先さ
れるので、その複数粒の測定データが内部測定デ
ータとして取扱われて正規のデータ処理ができな
くなり、内部測定精度や信頼性が低下するという
問題がある。
そこで、本考案は、内部測定中に外部測定がな
されたときには、外部測定にかかる測定データを
内部測定のデータとして取扱わないようにし、外
部測定に起因する内部測定の測定精度、信頼性の
低下を防止することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案は、乾燥
機で乾燥中の穀物を1粒ずつ水分測定して各水分
電圧を出力する内部測定と、外部から供給した複
数個の穀物を水分測定してその水分電圧を出力す
る外部測定とが可能な水分計Aと、 該水分計Aから出力される水分電圧の値が所定
値以上のときの時間を計数する計時手段Bと、 該時数手段Bで計数した値があらかじめ定めた
値を上回つたときに、その水分電圧に対して外部
測定処理を行う外部測定水分処理手段Cと、 該外部測定水分処理手段Cで処理された水分値
を出力する水分値出力手段Dとからなる。
(作用) 本考案は、第1図に示すように計時手段Bが、
水分計Aから出力される水分電圧の値が所定値以
上のときの時間を計時する。
そして、計時手段Bで計時した値があらかじめ
定めた値を上回つたときには外部測定とみなし、
外部測定水分処理手段Cは、その水分電圧に対し
て外部測定処理を行う。
このように外部測定水分処理手段Cで処理され
た水分値は、表示器やプリンタなどの水分値出力
手段Dに出力される。
(実施例) 第2図および第3図は本考案に適用する水分計
の実施例であり、図において1は水分計本体ケー
スであり、後述する各構成要素を収納する。
2は外部から穀物を供給して水分測定するとき
に、サンプル穀物を供給するサンプルカツプであ
り、軸3を中心に回動自在とする。
4は乾燥機(図示せず)で乾燥中の穀物の水分
測定を行うときに、1粒づつホツパ5に供給する
穀物供給機構であり、外周にらせん溝6を形成し
た送りロール7とそれに沿つて配置した案内板8
とからなる。そして、らせん溝6に穀物9が収容
されて送りロール7が回転すると、穀物9は案内
板8に案内されて送りロール7の終端からホツパ
5内に落下するように構成する。
ホツパ5の下方には、1対の測定電極ローラ1
0,10をそれぞれ設け、この両電極ローラ間を
1粒の穀物が通過するときに、その両電極ローラ
間の抵抗が変化するので、その抵抗変化を水分電
圧として取り出す。
第4図は本考案実施例のブロツク図であり、1
1は抵抗−電圧変換回路であり、電極ロール1
0,10間に供給された穀物が圧砕され、そのと
きの電極ロール間の抵抗を電圧に変換する。この
抵抗−電圧変換回路11の出力は、A/D変換回
路12でA/D変換されてマイクロコンピユータ
13に供給される。
マイクロコンピユータ13は、例えば第5図に
示すような各種判断等を行い、後述のように各構
成要素を制御するとともに、その制御手順や各種
のデータを記憶するメモリを有する。
14は表示器15を駆動する表示器駆動回路で
ある。表示器15には測定水分値が表示される。
この測定水分値は、表示器15に表示するととも
に図示しないプリンタに印字するようにしてもよ
く、あるいはいずれか一方に出力するようにして
もよい。16は水分計のモータ17を駆動するモ
ータ駆動回路である。
18は計時回路であり、第6図に示すように抵
抗−電圧変換回路11から出力される水分電圧の
値が所定値VTを上回る時間Tを計時し、その計
時出力をマイクロコンピユータ13に供給する。
次に、以上のように構成される本考案実施例の
動作例について、第5図および第6図を参照して
説明する。
いま、内部測定が開始すると(ステツプS1)、
乾燥機で乾燥中の穀物が所定間隔で1粒ずつ測定
電極ローラ10,10に供給される。これによ
り、穀物の1粒あたりの水分電圧が抵抗−電圧変
換回路11から出力される。この水分電圧は、
A/D変換回路12でA/D変換されてマイクロ
コンピユータ13に読込まれるとともに(ステツ
プS2)、計時回路18でその値が所定値VT以上
である時間Tが計時される(第6図参照)。
次に、その計時時間Tが、あらかじめ定めた所
定時間T1以下か否かを判定する(ステツプS3)。
その判定の結果、第6図で示す波形a,b,c
のように、計時時間Tが所定時間T1以下のとき
には、その各波形a,b,cに対応する各測定デ
ータを、内部水分データとしてメモリに格納する
(ステツプS4)。そして、例えば32粒というよう
に、所定粒数の水分測定が完了すると(ステツプ
S5)、水分値計算を行つて、その水分値を内部水
分として表示器15で水分表示する(ステツプ
S6,S7)。
他方、ステツプS3で計時時間Tが所定時間T1
以上のとき、すなわち第6図で示す波形dのよう
な場合には、作業者が誤つてサンプルカツプ2に
穀物を収容して測定電極ローラ10,10上にそ
の穀物が落下して外部測定が行われたものとみな
す。従つて、このときには、外部測定を優先させ
るために内部測定処理を停止するとともに(ステ
ツプS8)、メモリに格納されている内部測定デー
タを無効として消去する(ステツプS9)。
そして、その波形dに対応する測定データを外
部測定データとしてメモリにストアするとともに
(ステツプS10)、所定の外部測定処理を行つて
(ステツプS11)、その処理によつて得られた水分
値を外部水分として表示器15に表示する(ステ
ツプS12)。
なお、ステツプS9で、メモリに格納されてい
る内部測定データを消去するものとしたが、これ
に代えて、その内部測定データをいつたん他のメ
モリに転送しておき、内部測定が再開されたとき
そのデータを使用するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案では、内部測定中に外部測
定がなされたときには、外部測定にかかる測定デ
ータを内部測定のデータとして取扱わないように
したので、内部測定中に外部測定が実施されても
内部測定の測定精度、信頼性が低下することがな
いという効果が得られる。
また本考案では、内部測定中に外部測定がなさ
れたときには、外部測定にかかる測定データを優
先的に処理してその処理結果を出力するようにし
たので、内部測定中であつても表示器等で外部測
定の出力結果が得られ、従来に比してきわめて便
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機能図、第2図は本考案に適
用した水分計の正面図、第3図はその側面図、第
4図は本考案実施例のブロツク図、第5図はその
動作例を示すフローチヤート、第6図は水分電圧
の波形の一例を示すグラフである。 Aは水分計、Bは計時手段、Cは外部測定水分
処理手段、Dは水分値出力手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 乾燥機で乾燥中の穀物を1粒ずつ水分測定して
    各水分電圧を出力する内部測定と、外部から供給
    した複数個の穀物を水分測定してその水分電圧を
    出力する外部測定とが可能な水分計と、 該水分計から出力される水分電圧の値が所定値
    以上のときの時間を計数する計時手段と、 該計時手段で計数した値があらかじめ定めた値
    を上回つたときに、その水分電圧に対して外部測
    定処理を行う外部測定水分処理手段と、 該外部測定水分処理手段で処理された水分値を
    出力する水分値出力手段とからなる穀物水分デー
    タ処理装置。
JP1049487U 1987-01-27 1987-01-27 Expired - Lifetime JPH0512764Y2 (ja)

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JP1049487U JPH0512764Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JP1049487U JPH0512764Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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Publication Number Publication Date
JPS63118556U JPS63118556U (ja) 1988-08-01
JPH0512764Y2 true JPH0512764Y2 (ja) 1993-04-02

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