JPS62192349A - カルブチレ−トの製造方法 - Google Patents

カルブチレ−トの製造方法

Info

Publication number
JPS62192349A
JPS62192349A JP61033795A JP3379586A JPS62192349A JP S62192349 A JPS62192349 A JP S62192349A JP 61033795 A JP61033795 A JP 61033795A JP 3379586 A JP3379586 A JP 3379586A JP S62192349 A JPS62192349 A JP S62192349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isocyanate
butyl
tert
reaction
tertiary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61033795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0730008B2 (ja
Inventor
Takashi Bando
板東 高志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S D S BAIOTETSUKU KK
SDS Biotech Corp
Original Assignee
S D S BAIOTETSUKU KK
SDS Biotech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by S D S BAIOTETSUKU KK, SDS Biotech Corp filed Critical S D S BAIOTETSUKU KK
Priority to JP61033795A priority Critical patent/JPH0730008B2/ja
Publication of JPS62192349A publication Critical patent/JPS62192349A/ja
Publication of JPH0730008B2 publication Critical patent/JPH0730008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ産業上の利用分野 本発明は除草剤の有効成分である3 −(3−(N−タ
ーシャリ−やブチルカルバモイルオキシ)フェニル]−
1.1−ジメチル尿素(一般名:カルブチレート)の新
規な製造方法に関する。更に詳シくハロゲン化ターシャ
リ−・ブチルとシアン酸アルカリ金属塩と塩化亜鉛系触
媒の存在下で反応させて、ターシャリ−・ブチルインシ
アナートを製造し、これを単離精製することなく、3−
(3−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジメチル尿素色
反応させることを特徴とするカルブチレートを製造する
方法に関する。
口従来の技術及び問題点 従来、カルブチレートの製造方法としては大別して次の
二つの経路が知られている。即ち、α)m−アミンフェ
ノールを塩基の存在下、ハロゲン化ジメチルカルバモイ
ルと反応させるか、あるいは、m−アミンフェノールに
ホスゲン(COCl*)を作用させてインシアン酸m−
ヒドロキシフェニルとした後ジメチルアミンを付加して
3−(3−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジメチルウ
レアとする。これにターシャリー・ブチルイソシアナー
トを触媒(第三級アミン、有機スズ化合物等〕の共存下
反応させるか、あるいは、ホスゲンを作用させてクロル
蟻酸3−(3,3−ジメチルウレイド〕フェニルとした
後、塩基の存在下、ターシャリ−・ブチルアミンを反応
させてカルブチレートを得る。
(2)m−ニトロフェノールを(1)の後段と同様な反
応条件でターシャリ−・ブチルカルバミン酸3−ニトロ
フェニルとした後、還元してターシャリ−・ブチルカル
バミン酸3−アミノフェニルとする。
これに(1)の前段と同様な反応条件を適用してカルブ
チレートを得る。
米国特許第3801625号明細書に示されるように経
路(2)が経路全体の収率において経路(1)を凌駕す
ることは公知であるが、経路(2)は経路(1)に比較
して還元工程を必要とするため、工業的には有利である
とは言い難く、経路(1)を改良することにより多くの
可能性があると予想される。
まだ、上述の経路(1)、(2)のいずれを採用すると
しても、原料または、合成用中間体としてターシャリ−
・ブチルアミンあるいは、ターシャリー・ブチルイソシ
アナートを必要とするが、これをいかに安全、且つ経済
的に有利に供給するかが工業的には重要な問題となる。
しかも、ターシャリー・ブチルイソシアナートは、一般
的には、ターシャリ−・ブチルアミンとホスゲンとの反
応による方法によって合成されることが多い。従って、
実質的には、原料であるターシャリ−・ブチルアミンの
供給がポイントとなっているのが現状である。
ターシャリ−・ブチルアミンの工業的製法としては、1
1リツタ一反応“として知られている濃硫酸の共存下に
インブチレンと青酸を反応させた後、濃アンモニア水で
中和して得られるターシャリ−・ブチルホルムアミドを
苛性ソーダで加水分解する方法(米国特許第27730
97号等)が行われているが、必ずしも充分な収率は得
られず、またこの反応で用いられる青酸は非常に毒性の
強い物質であシ安全対策上好ましくないと共に他にも濃
硫酸の使用、多量の無機塩の副生等問題点かあシまた、
価格的にも安価なものとは言い難い。一方、ハロゲン化
ターシャリ−・ブチルを触媒量の塩化亜鉛の共存下、ア
ルカリ金属シアン醪塩と反応させることによジターシャ
リー・ブチルイソシアナートを好収率で製造できること
(特開昭54−138517号公報)が知られておシ、
この方法によればターシャリ−・ブチルアミンを経由す
ることなく安全且つ経済的に有利にターシャリー・ブチ
ルイソシアナートを供給することが期待できる。しかし
、一般にイソシアナート類は、加熱等によって重合しや
すく、また、この反応系は、触媒として塩化亜鉛を使用
しているためこれがインシアナートの重合を助長する可
能性があり、また、ターシャリ−Φブチルイソシアナー
トの沸点が85°Cであるためこの反応系に使用可能な
多くの溶媒と沸点差が小さく、ターシャリー・ブチルイ
ソシアナートを蒸留によって単離精製することは困難で
あシまた、損失が大きいことが予想される。
しかし、ターシャリー・ブチルイソシアナートを反応系
から単離することなく反応溶液の状態で3−(3−ヒド
ロキシフェニル)−1,1−ジメチ・ルウレアと反応さ
゛せてカルブチレートを製造できればこれらの問題が一
挙に解決できることになる。
さらにこのカーバメート化反応をターシャリー・ブチル
イソシアナートを製造する工程と同一溶媒中で行なうこ
とが可能ならば反応後の溶媒の回収、再使用等の点で工
業的に非常に有利となる。しかも、ターシャリー・ブチ
ルイソシアナートを製造する工程で用いた触媒の塩化亜
鉛は、フェノール類とイソシアナート類からカルバミン
酸エステル類を生成する反応をも触媒することが知られ
ておF) CJ 、 AmlChem、 Sac、、6
4.2229(1942))。
ターシャリー・ブチルイソシアナートを製造する工程で
使用した塩化亜鉛触媒を溶液状態のまま、イソシアナー
トとともに次のカーバメート化工程に送シ、カルブチレ
ートを製造することに使用できれば、新たに触媒を加え
る必要がなく、反応系を複雑にすることなく、反応後の
廃液処理等の簡便性等の観点も・ら工業的にさらに有利
になるものと予想される。
ハ問題点を解決するための手段 本発明者は、かかる現状に鑑み、/Sログン化メタ−シ
ャリ−ブチルと工業原料として安価且つ入手の容易なシ
アン酸アルカリ金属塩よシ塩化亜鉛系触媒共存下にター
シャリー・ブチルイソシアナートを製造し、これを単離
精製することなく、無機塩類f別の後、反応液を次の3
−(3−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジメチルウレ
アとのカーバメート化反応に使用する方法について種々
検討の結果、所期の目的を達成し、本発明を完成するに
至った。
以下、本発明の方法について更に詳細に説明する。
反応に使用する溶媒は、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸
インブチル、酢酸エトキシエチル等の酢酸エステル類が
好ましいが、特にこれに限定されるものではない。
イソシアナート製造工程において反応における実用上の
効果例えば、収率の向上、時間の短縮等を図るため、任
意の添加物質を用いることができる。一般に、少量のホ
ルムアミド、ジアルキルホルムアミド、ジアルキルスル
ホキシド、ジアルキルスルホン、トリアルキルホスフィ
ン、トリアルキルホスファイト、大環状ポリエーテル、
尿素、アルキル尿素、アルキル、アリール又は複素環ア
ミンの使用が効果的である。
原料のシアン酸金属塩の使用はハロダン化ターシャリ−
・ブチル1モルに対して、0.8〜1.4モルの範囲で
行なわれ、好ましくは、1.05〜2.0モルであシ、
シアン酸塩が若干過剰量で行なうことが好ましいが、多
すぎると収率の低下をまねく。
使用する触媒の濃度は、特に限定されないが、少量に過
ぎる場合には効果が乏しく所期の目的は達成し得ないこ
とは勿論であるが、反面、多量に用いた場合には脱塩化
水素反応等の副反応が増大する傾向が認められるため、
一般にハロダン化ターシャリ−・ブチルに対し、0.5
〜50モルチの範囲内で用いることが望ましく、通常は
0.5〜30モルチ、好ましくは1〜10モルチが適当
である。
反応温度は使用する溶媒の種類により異なるが通常は、
000〜200°Cの範囲、好ましくは50〜100’
Cである。
カーバメート化工程において、使用するターシャリ−拳
ブチルイソシアナートの景において、特に制限はないが
、3−(3−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジメチル
ウレアに対して1.1〜2.0倍以上のモル比で行うこ
とが好ましい。
以下に実施例を掲げ、本発明をさらに具体的に説明す右
実施例1 ホルムアミド1.3 g (0,029mat ) 、
塩化亜鉛4.0 g (0,029mol )に酢酸エ
チルLoo7!を加え、15分攪拌する。これに98%
シアン酸ナトリウム24.0g(0,36mol)を加
え、さらに15分攪拌する。液温を70°Cまで上げた
後、塩化ターシャリ−争ブチル29.Og(0,31m
ol)を30分で滴下し、さらに700Cで7時間攪拌
する。生成したターシャリー・ブチルイソシアナートの
収率は73チ(ガスクロマトグラフィーによシ定量)で
あった。反応液中の無機塩をr別した後、さらにこの無
機塩を酢酸エチル20−で洗浄した後、r液と洗液を混
合した。
次に、3−(3−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジメ
チルウレア24.0 g (0,13mol )を酢酸
エチル100コ中に懸濁し、これに得られたターシャリ
ー・ブチルイソシアナートを含有する溶液を加え、攪拌
下50°Cで2時間反応させた。反応終了後生成した沈
殿を沢別し、さらにこれを酢酸エチル40−で洗浄し、
風乾したところ33.8 gの純粋なカルブチレートが
得られた(収率83%)。
実施例2 ホルムアミド2.6g(0,058mol)、塩化亜塩
4. Og (0,029mol )に酢酸イソブチル
100−を加え、15分攪拌する。これに98%シアン
酸ナトリウム24.0 g (0,36mol )を加
え、さらに15分攪拌する。液温を70°Cまで上げた
後、塩化ターシャリー−ブチル29.0 g (0,3
1mol)を20分で滴下し、さらに70’Cで3.5
時間攪拌する。生成したターシャリ−〇ブチルインシア
ナートの収率は62%(ガスクロマトグラフィーによシ
定量〕であった。反応液中の無機塩をr別した後、さら
にこの無機塩を酢酸イソブチル2〇−で洗浄した後、r
液と洗液を混合した。
次に3−(3−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジメチ
ルウレア21.8 g (0,12mol )を6&イ
ソブチル11〇−中に懸濁し、これに得られたターシャ
リ−・ブチルインシアナートを含治る溶液を攪拌下30
’Cで1.5時間で滴下した後、さらに30°Cで4時
間攪拌した後、反応温度を50°Cに上昇させてざらに
2時間攪拌した。反応終了後、生成した沈殿を沢別し、
さらにこれを酢酸イソブチル30−で洗浄し、風乾した
ところ27.7 gの純粋なカルブチレートが得られた
(収率82%〕。
特許出願人 株式会社ニス・ディー・エスノぐイオテツ
ク(11〕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化ターシャリー・ブチルとシアン酸金属
    塩とを塩化亜鉛系触媒の存在下で反応させて、ターシャ
    リー・ブチルイソシアナートを製造し、これを単離精製
    することなく、3−(3−ヒドロキシフェニル)−1,
    1−ジメチル尿素と反応させることを特徴とする3−〔
    3−(N−ターシャリー・ブチルカルバモイルオキシ)
    フェニル〕−1,1−ジメチル尿素の製造方法。
JP61033795A 1986-02-20 1986-02-20 カルブチレ−トの製造方法 Expired - Lifetime JPH0730008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61033795A JPH0730008B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 カルブチレ−トの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61033795A JPH0730008B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 カルブチレ−トの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62192349A true JPS62192349A (ja) 1987-08-22
JPH0730008B2 JPH0730008B2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=12396403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61033795A Expired - Lifetime JPH0730008B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 カルブチレ−トの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0730008B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115819284A (zh) * 2022-12-12 2023-03-21 浙江丽水有邦新材料有限公司 一种以副产盐酸为原料的叔丁基异氰酸酯制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115819284A (zh) * 2022-12-12 2023-03-21 浙江丽水有邦新材料有限公司 一种以副产盐酸为原料的叔丁基异氰酸酯制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0730008B2 (ja) 1995-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1777215B1 (en) Method for producing 2-amino-5-iodobenzoic acid
JPS5934702B2 (ja) α・α−ジメチルベンジルイソシアネ−ト又はその核置換体の製造法
JP2530848B2 (ja) O−置換ヒドロキシルアミンの製造法
JPS6351358A (ja) ジタ−シヤリ−ブチルジカ−ボネ−トの製法
JPS62192349A (ja) カルブチレ−トの製造方法
JPS61249964A (ja) 3,4,5,6−テトラクロロ−2−トリクロロメチルピリジンに富む混合物の調製方法
US6008376A (en) Aminohydroxylation of olefins with tert-alkyl sulfonamides
AU723133B2 (en) Process for producing 1-chlorocarbonyl-4-piperidinopiperidine or hydrochloride thereof
CN1210856A (zh) 制备杂芳基甲酰胺和酯的方法
JPH07242587A (ja) ジフルオロ酢酸およびジフルオロ酢酸アミドの製造方法
JP3007610B2 (ja) シアノホルメートエステルの製造方法
JPH04164057A (ja) 3―シアノ―3,5,5―トリメチルシクロヘキサノンの製造法
JP2582889B2 (ja) 高純度アミノスルフェニルクロリドの製法
JPH03271273A (ja) 2―クロロ―5―(アミノメチル)ピリジンの製造方法
JP3135769B2 (ja) アンジオテンシン変換酵素阻害剤中間体の製造方法
WO2017006929A1 (ja) 光学活性化合物の製造方法及びそれに触媒として用いられるトリアゾリウム塩
JPH0219106B2 (ja)
JPS6317869A (ja) 2−低級アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピリミジンの製造法
JPS5822140B2 (ja) β−クロロアラニンの製造法
JPH06157422A (ja) ジ−tert−ブチルジカーボネートの製造方法
JPH04182473A (ja) トリグリシジルイソシアヌレートの製造方法
JPH06145112A (ja) ジ炭酸ジアルキルエステルの製造方法
JPS5911583B2 (ja) 置換スルホンジイミン類の製法
JPS6013757A (ja) アミノ酸活性エステル生成剤
JPS6310751A (ja) 不飽和カルボン酸イソシアナトエチルエステルの製造法