JPS62191570A - 金属複合繊維シ−ト状物の製造方法 - Google Patents

金属複合繊維シ−ト状物の製造方法

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JPS62191570A
JPS62191570A JP2977086A JP2977086A JPS62191570A JP S62191570 A JPS62191570 A JP S62191570A JP 2977086 A JP2977086 A JP 2977086A JP 2977086 A JP2977086 A JP 2977086A JP S62191570 A JPS62191570 A JP S62191570A
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JP
Japan
Prior art keywords
fiber sheet
sheet
metal composite
article
composite fiber
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Pending
Application number
JP2977086A
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English (en)
Inventor
高橋 幸志
宏恵 横井
鷲野 保日郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表面が金属で複合された金属光沢に冨む繊維
シート状物の製造方法に関する。
[従来技術] 従来、繊維シート状物に金属を何谷させる方法としでは
、真空蒸着法、無電解メッキ法および金属含有樹脂コー
ティングなどが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 真空蒸着法においては、高融点物質の蒸着は不可能であ
り、一般的にアルミニウムが用いられているがその付着
強力が低いため、耐選択性が劣る。
また耐久性アップのため表面にトップコートすれば風合
が粗硬になる欠点を持っている。
無電解メッキ法の最大の欠点は廃水処理や加工工程に要
する多大なコストである。
また、樹脂によるコーティングからはコスト的には安価
であるか、その繊維シート物の本来の風合がなくなり、
コーテイング品独特の通気性のない粗硬な物になる欠点
を持っている。
一方、光沢の面において、金属含有樹脂コーティングは
フィルム状に近い金属光沢が得られるが、一般繊維シー
ト状物においては、鏡面反射する扁平部分がないため、
フィルム状の光沢は得られなかった。
本発明は、かかる従来欠点に鑑み、繊維シート状物をカ
レンダー法、エンボス法などにより繊維の一部を平にす
ることにより、イオンプレーティング法かスパッタリン
グ法により金属層が好適に被覆することを見い出したも
のである。
本発明のによれば、直接耐久性に富み、すぐれた金属光
沢が得られるとともに軽く、柔軟でドレープ性に富む繊
維シート状物を提供し得る。
(問題点を解決するための手段] 本発明かかる問題点を解決するために、次のJ:うな集
団を採用する。すなわち、 (1)  繊維シーミル状物表面の少なくとも一部に金
属層を有するシート状物を製造するに際し、下記(A)
、(B)の組合せた工程を採用することを特徴とする金
属複合繊維シート状物の製造方法。
(A>繊維シー1へ私物に、イオンプレーティング法、
スパッタリング法のいずれかにJ:す、金属層を被覆す
る。
(B)繊維シート状物をカレンダー法、エンボス法のい
ずれかにより、繊維シート状物表面の少なくとも一部に
平部分を形成する。
本発明の繊維シート状物とは繊維集合体がシート状を形
成しているものを全て指し、織物、編物、不織布などを
全て含むものである。
かかるシートを構成する繊維としては、ポリエステル、
ポリアクリル、ポリアミド、レーヨン、綿などの各種合
成繊維、天然繊維などであり、またはそれらの組合せが
ある。
しかしながら、イオンプレーティング法やスパッタリン
グ法を採用するためには、系内を真空にする必要があり
、したがって、水分を多く含む天然繊維のような素材は
少ない方が好ましく、合成繊維100%の布帛設計が最
も好ましい。しかし、の問題はスパッタリングする前に
被処理シートを乾燥し、水分率を低下させるなどの方法
により、容易に解決される。
すなわち、金属被覆処理する前に、たとえば、水や溶W
など、該シートが含有する液体の沸点以上の温度、たと
えば、100℃以上、好ましくは110’C以上の温度
で加熱乾燥するか、真空処理、またはこれらの組み合せ
の脱液処理を施すのが好ましい。特に、該シートの水分
率(溶媒含有率)を2%以下、好ましくは1%以下にす
ることによって、処理スピードが大幅に向上することが
できる。つまり、水分が多量に含有されていては、スパ
ッタするのに必要な真空度に長時間を要する上に、均一
な金属膜を形成しにくくなる。
本発明の金属層としては、付着強力の比較的強いイオン
プレーティングやスパッタリングできる金属であれば特
に限定するものではない。
単体の金属としては、たとえば、チタン、アルミニウム
、銅、銀、金クロム等でおり、合金ではステンレス鋼、
窒化チタン、パーマロイ、ハステロイなどをあげること
ができる。
金属の耐薬品性安定性などの点からは前記合金が適して
いる。
また、金属層の厚さ【J、シート状物の表面に金属光沢
が表われる厚さが必要であり、金属によっても異なるが
100Å以上おれば良く、厚過ぎても生産性、経済性の
点から好ましくない。好ましくは300〜1000人で
ある。
 5一 本発明の繊維シート状物表面に平部分を作る方法として
はペーパーカレンダー、コツトンカレンダー、エンボス
カレンダーあるいはロール表面速度の異なるフリクショ
ンカレンタ゛−などのカレンダー類やロータリープレス
などのプレス機かある。
処理時のロール温度は100〜200’Cが適している
が、素材によって選択するのが好ましい。
処理圧力は、たとえば、金属光沢の強い物を得たい場合
は高めの圧力、たとえば略30〜40トンの圧力を掛(
ブ、太細糸の組合せシート状物で太糸のみに金属光沢を
付すしたい場合には、低めの圧力、たとえば略20〜3
0トンが適している。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
[実施例] 実施例1 ポリエチレンテレフタレート(登録商標゛′テトロン″
〉20デニールのモノフィラメン1〜を用い経糸密度、
緯糸密度とも120本/インチの平組織のオーガンジー
を製織した。これを精練後、140’Cで乾燥巾揃えセ
ットを行ない、次にカレングーのスチールロール温U1
70’C1圧力30]〜ンの条件にて、平面化処理を行
1.)Tつだ。平面化された部分の断面の模式図を第1
図に示す。
その後、該織物を縦型低温ハイレートスパッタリング装
置(徳山製作所製)を用い、4×1O−4Torrのア
ルゴンカス雰囲気中で5AS340 (JIS)をスパ
ッタリングして、第1図のにうに該金属の膜を該平部に
形成した。
得られた織物は優美な金属光沢を持った軽くて、通気性
に冨む、柔軟な織物であった。
〔発明の効果] 本発明のによれば、耐久性に冨み、すぐれた金属光沢が
得られるとともに軽く、柔軟でドレープ性に富む繊維シ
ート状物を提供し得る。
かかる繊維シートは装飾月利、衣料、保温材料、埋装材
料など、必らゆる用途に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた繊維シートの金属膜を有す
る部分の繊維の形状を示す模式図である。 図中

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維シート状物表面の少なくとも一部に金属層を
    有するシート状物を製造するに際し、下記(A)、(B
    )の組合せた工程を採用することを特徴とする金属複合
    繊維シート状物の製造方法。 (A)繊維シート状物に、イオンプレーティング法、ス
    パッタリング法のいずれかにより、金属層を被覆する。 (B)繊維シート状物をカレンダー法、エンボス法のい
    ずれかにより、繊維シート状物表面の少なくとも一部に
    平部分を形成する。
JP2977086A 1986-02-13 1986-02-13 金属複合繊維シ−ト状物の製造方法 Pending JPS62191570A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01250470A (ja) * 1988-03-29 1989-10-05 Oike Ind Co Ltd 熱線遮断機能を有する金属光輝性織編物
JPH03279469A (ja) * 1990-03-22 1991-12-10 Osaka Prefecture 金属薄膜を有する繊維体の製造方法
JP2008069539A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Seiren Co Ltd 建築用シート
JP2009504446A (ja) * 2005-08-11 2009-02-05 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 低輻射率および高透湿性を有する、無機層でコーティングされた多孔質金属化シート

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