JPS62191546A - 無防護形織機の伝動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、おさ通過空間内に往復する南付横糸通し機構
をピニオンによって駆動するための無防護形織機の伝動
装置に関する。

〔従来の技術〕

横糸通し機構は、両側端に横糸をつかみ搬送するための
グラブヘッドが配置されている例えば長い剛性の棒ある
いは可撓性のテープから成っている。その歯は種々な形
に形成され、例えば断面Ｕ字形部材の中に埋設されてい
る剛性のラックが知られている。可撓性のテープは大き
な角度で往復回転するドラムあるいは円板に固定され、
そこに巻き取りないし巻き戻される。そのテープには駆
動ピニオンがかみ合う小孔が開けられている。そのピニ
オンの往復回転は織機の主駆動装置によって行われる。

剛性グラブ棒に対するかかる駆動装置は、例えば米国特
許第３３６４９５４号明細書に記載されている。主駆動
装置の回転軸心および横糸通し機構に対するピニオンの
回転軸心は互いに直交しているので、伝動装置において
一方の軸心方向から他方の軸心方向への方向変換が行わ
れねばならない。

かかる伝動装置の別の目的は、主駆動軸によって発生さ
れ横糸通し機構のピニオンに伝えられる回転運動の減速
を行うことである。

織機における別の条件は、織機において種々の織り幅で
織ることである。そのために横糸通し機構のストローク
の調節が必要である。このために多くの場合、主駆動軸
によって往復回転運動を生する要素とこの回転運動をピ
ニオンに伝達するセグメント歯４＝Ｉレバーとの間にあ
る連結子における長さ調節可能なレバーが用いられてい
る。

ストロークを調節するために、例えばフランス特許第２
３１５５５８号明細書の場合、セグメント歯付レバーに
長孔か設けられ、この長孔の中において連結子の作用点
が移動され、所定の位置に固定される。この長孔は直線
的に延びており、従っておさ通過空間の中央において横
糸を受は渡す場合、この作業過程における運動経過が種
々に進行するので欠陥を生ずる。この欠陥を補償するた
めに、織り幅調節の各変更に対して、新たな追加調節が
必要である。

かかる装置の場合、大きな力が伝達されねばならない。

従ってセグメント歯付レバーの長孔の作用点に連結子を
確実に固定しなければならない。

線側は部品を確実に固定するために、大きな摩擦面積が
必要である。これは、有用な構造空間を小さくし、可動
質量を小さくするという条件に対して矛盾する。運転中
において接続個所における大きな力にも拘わらず、摩耗
が生じないようにしなければならない。また連結子は締
付は装置が緩められた状態においてストロークを調節す
るために長孔内を簡単に移動できるが、締付は装置の締
付はボルトの緩め中および締付は中に対して、位置を正
確にかつ影響されないようにする必要がある。

更にセグメント爾（−ルバーの所定の終端位置、好適に
はおさ通過空間の中央において糸を受は渡しする際の横
糸通し機構の位置に相応した終端位置が、横糸通し機構
のストロークを調節する際に変化しないようにしなけれ
ばならない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、上述した欠点を除去し、無防護形織機
における糸通し機構を駆動するために単純な伝動装置を
作り、その場合大きな力が生ずる際でも横糸通し用の申
し分のないストローク調節が保証されるようにすること
にある。

〔問題点の解決手段〕

本発明によればこの目的は、特許請求の範囲第１項の特
徴部分に記載した手段によって達成される。本発明の有
利な実施態様は特許請求の範囲の実施態様類に記載しで
ある。

長孔およびセグメント南伺レバーの側壁とかみ合うリン
クピンの歯を、連接棒の回転中心に円中心が位置する円
弧の形に形成することによって、セグメント歯付レバー
およびそれに伴って横糸通し機構の一方の終端位置か、
ストローク調整に無関係に常に維持される。リンクピン
の歯および締付は体の対向歯によって、構造空間が同じ
場合、摩擦面積が大きくなり、締（＝Ｊけ力の面圧およ
び伝達ずべき駆動力が小さくできる。これによって摩耗
が避けられる。更にそれらの部品の歯により、締（＝Ｉ
け体およびリンクピンに締付はボルトによって楔作用が
生ずる。また南は、締付は体とリンクピンとの間のかみ
合い接続が生じ、これを簡＋１１で正確な調節を保証す
るか、締付はボルトか緩められている場合の長孔内にお
けるリンクピンの不注意な調節が避けられ、締（＝Ｉけ
ボルトの緩め中および締め（−１け中における調節が避
けられる。

〔実施例〕

以下図面に示した本発明の実施例について説明する。

図面には本発明の理解にとって必要な部分だけか示され
ており、例えば主駆動装置、それによって発生される振
動運動、および横糸通し機構までの従動装置は、それ自
体公知であり図示されていない。これらの装置は例えば
フランス特許第２２１５５５８号明細書に記載されてい
るように形成される。

例えば振動軸９はカムにより振動レバーを介して回転振
動を行う。この振動運動は図面において二重矢印Ｓで示
されている。振動運動の終端位置は？〕号ｓ’　、ｓ’
で示されている。振動軸９の回転中心に対して偏心して
軸ピン６が配置され、この軸ピン６に連接棒４か回転可
能に支持されている。振動軸９のその部分と輔ピン６は
好適にはクランク軸の形に形成される。

連接棒４の他端はセグメント歯付レバー７にヒンジ接続
されている。このセグメント歯付レバー７は回転軸心２
を中心として揺動可能に支持されている。その軸受用の
軸ピンは第２図において符合２で示されている。連接棒
４をヒンジ接続するために、リンクピン１が設けられて
おり、このリンクピン］は連接棒４に軸受１０によって
回転可能に支持されている。リンクピン１は長孔８のス
リット幅より大きな直径をしている。その長孔８は円弧
状に形成され、その円弧の円中心は、連接棒４の回転中
心である軸ピン６における振動軸９の一方の終端位置Ｓ
′に位置している。セグメント歯付レバー７は、連接棒
４を固定するための長孔８がある部分か２分割構造に形
成されている。

即ぢ連接棒４はセグメント歯付レバー７の両側壁３の間
に挟持されている。リンクピン１はその側面か長孔８の
スリット幅を覆っており、このリンクピン］は両側面に
円弧状に延び楔状の溝からなる歯を備えている。この南
はセグメント歯付レバー７の側壁３の内側面にある対向
歯にかみ合っている。その歯は符合１１で示されている
。側壁３は例えは締め付は体として形成され、長孔８を
貫通された締付はボルト５によってリンクピン１に結合
されている。締付はボルト５の締付は力は、セグメント
歯付レバー７とリンクピン１との間にその締付は力の数
倍の力を発生する。

第１図から明らかなように、締付はボルト５を緩めた後
、連接棒４の上端がリンクピン１と一緒に長孔８内を移
動され、それによってセグメント南イ・ルバー７のスト
ロークが調節される。このストロークの調節は二重矢印
Ｈて示されている。このストロークの調節はセグメント
ｍ（”Ｉレバー７の回転中心２における角度でも示され
ている。その終端位置は符合Ｅで示され、そこの二重矢
印は、最小ストロークＨｍｉｎおよび最大ストロークＨ
ｍａｘにおけるストローク範囲を表している。セグメン
ト歯付レバー７は例えは両側壁３の間に挟持されたセグ
メント歯車７を有し、このセグメント歯車７によって横
糸通し機構の従動が行われる。

横糸通し機構の従動装置はいろいろな方式で形成され、
公知のように中間伝動装置を有している。

この中間伝動装置はこの図面には単純にラックとして示
され、終端位置Ｅ１最小ストロークＨｍｉｎおよび最大
ストロークＨｍａＸが概略的に示されている。

おさ通過空間の中に両側から挿入され再び引き戻される
横糸通し機構を持った織機において、その駆動は、織機
の両側に鏡面対称に配置された２つの伝動装置によって
簡＋１１．に行われる。

既に述べたように、振動軸９の一方の終端位置あるいは
転換点Ｓ′に円中心がある円弧の形に長孔８を形成する
ことによって、追加調整を必要とせずに、簡単に調節で
きる。その場合横糸通し機構の一方の終端位置は常に申
し分なく保たれる。

リンクピン１の歯がセグメント歯付レバー７の側壁にあ
る対向歯にかみ合うことによって、摩擦面積か大きくな
り、締付はボルト５の締め付けに応じて大きな力を問題
なしに伝達できる。既に述べたように、締付はボルト５
が緩められている場合にも、長孔８内におけるリンクピ
ン】の意図しない調節は防１１−される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づく伝動装置の正面図（第２図にお
けるＩ−１線に沿う断面図）、および第２図は第１図に
おける装置の側面図である。 １・・・リンクピン、３・・・側壁、４・・・連接棒、
５・・締付はボルト、７・・・セグメント歯付レバー、
８・・・長孔、９・・・振動軸、１１・・・歯。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、おさ通過空間内に往復する歯付横糸通し機構をピニ
   オンによって駆動するための無防護形織機の伝動装置で
   あって、従動側に揺動可能に支持されたセグメント歯付
   レバーを有し、駆動側に往復回転する振動軸を有し、こ
   の振動軸をセグメント歯付レバーに接続する連結子に対
   する前記振動軸の作用点がその回転軸心に対して偏心し
   て位置しており、前記連結子の他端が前記セグメント歯
   付レバーの長孔内に調節可能に固定されているような無
   防護形織機の伝動装置において、 前記連結子が振動軸（９）にヒンジ接続された連接棒（
   ４）の形に形成され、この連接棒（４）の他端が２分割
   構造のセグメント歯付レバー（７）の部品間に挟持され
   、セグメント歯付レバー（７）への接続個所に、前記長
   孔（８）のスリット幅を覆うリンクピン（１）が設けら
   れ連接棒（４）に回転可能に支持され、前記リンクピン
   （１）の側面が、前記長孔（８）の両側においてセグメ
   ント歯付レバー（７）の両側壁（３）にある歯にかみ合
   う楔形の歯溝（１１）を備えており、前記長孔（８）お
   よび歯（１１）が円弧状に形成され、その円弧の円中心
   が、振動軸（９）の一方の終端位置（Ｓ′）における連
   接棒軸受の中心と一致しており、リンクピン（１）およ
   びセグメント歯付レバー（７）の側壁（３）が締付けボ
   ルト（５）によって固定されることを特徴とする無防護
   形織機の伝動装置。 ２、振動軸（９）がクランク軸の形に形成されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の伝動装置。 ３、セグメント歯付レバー（７）の側壁が、互いに相対
   して位置し両者の間にセグメント歯車（７）を挾持する
   ２つの締付け体（３）から構成されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の伝動装置。