JPS62191386A - 走行装置 - Google Patents
走行装置Info
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- JPS62191386A JPS62191386A JP61032908A JP3290886A JPS62191386A JP S62191386 A JPS62191386 A JP S62191386A JP 61032908 A JP61032908 A JP 61032908A JP 3290886 A JP3290886 A JP 3290886A JP S62191386 A JPS62191386 A JP S62191386A
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 2
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えば複雑な形状をなす構造物または建築
物等の壁面、あるいは地形などに敷設した傾斜軌道上を
昇降自在に自走させて作業員または建材等を運搬するに
用いられる走行装置に関する・ 〔従来の技術〕 一般に建築物や構造物の建設や点検においては、建築物
や構造物の立上シ面に沿って作業員や資材を昇降運搬す
るために自走式の走行装置すなわちエレベータが用いら
れている。
物等の壁面、あるいは地形などに敷設した傾斜軌道上を
昇降自在に自走させて作業員または建材等を運搬するに
用いられる走行装置に関する・ 〔従来の技術〕 一般に建築物や構造物の建設や点検においては、建築物
や構造物の立上シ面に沿って作業員や資材を昇降運搬す
るために自走式の走行装置すなわちエレベータが用いら
れている。
従来、この種の走行装置においては、第12図に例示す
るような構成を有するものがある。
るような構成を有するものがある。
すなわち、凸状面をなす構造物Aの傾斜部に沿ってラッ
ク(図示せず)が設けられたガイドレール1tl−上下
方向に敷設し、このガイドレール1に電動機(図示せず
)が搭載された上部走行体2と、下部走行体3とをガイ
ドローラ4を介して昇降自在に設置するとともに、前記
上下両走行体2,3を連結器5により互いに連結する一
方、前記上部走行体2に搭載した図示しない電動機で回
転するピニオン(図示せず)を前記ガイドレール1の図
示しないラックに噛合させることにより自力走行させる
ようになっている。
ク(図示せず)が設けられたガイドレール1tl−上下
方向に敷設し、このガイドレール1に電動機(図示せず
)が搭載された上部走行体2と、下部走行体3とをガイ
ドローラ4を介して昇降自在に設置するとともに、前記
上下両走行体2,3を連結器5により互いに連結する一
方、前記上部走行体2に搭載した図示しない電動機で回
転するピニオン(図示せず)を前記ガイドレール1の図
示しないラックに噛合させることにより自力走行させる
ようになっている。
そして、iII記下部走行体3上には、ケージ6が載置
され、このケージ6の下端を水平軸7で枢支する一方、
その上端を前記下部走行体3に枢支したねじロッド8で
支持するとともに、このねじロッド8を前記ケージ6上
に搭載した電動機9により回転するナツト10に螺合さ
せ、これらねじロッド8、電動機9及びナツト10とで
構成されるケーノ傾倒調節機(411を前記ケージ6上
に設置した傾倒検知機構12により作動させて、前記ケ
ージ6を前後方向に傾倒調節しながら常に垂直状態を維
持するように姿勢制御がなされている。
され、このケージ6の下端を水平軸7で枢支する一方、
その上端を前記下部走行体3に枢支したねじロッド8で
支持するとともに、このねじロッド8を前記ケージ6上
に搭載した電動機9により回転するナツト10に螺合さ
せ、これらねじロッド8、電動機9及びナツト10とで
構成されるケーノ傾倒調節機(411を前記ケージ6上
に設置した傾倒検知機構12により作動させて、前記ケ
ージ6を前後方向に傾倒調節しながら常に垂直状態を維
持するように姿勢制御がなされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記した従来の走行装置にあっては、傾
倒検知機構12が、液体13を封入した容器14内に浮
子磁石15を浮遊させ、この浮子磁石15のケージ6の
傾斜による液面変動に伴う揺動によって容器14内に設
けたマグネットスイッチ16.16f動作させるような
構成を有することから、即応性に劣り、瞬時に傾倒調節
機構11t−作動させることができない。また、ケージ
6の傾倒調節機構11がねじロッド8を電動機9による
ナラ)10の回転により伸縮させてなる構成を有するこ
とから、ケージの姿勢制御範囲が規制されるばかりでな
く、特に下部走行体3のガイドローラスパンが広いため
、ラック・ピニオンの噛合いにずれが生じて走行が不安
定となり易く、また構造物Aの傾斜部が凹状の曲面であ
ったシ、第12図仮想線X−Xで示すような直線的な逆
傾斜面であったりすると、走行会、eの設置自体が不可
能になる場合があるといった問題があった。従って、従
来の走行装置は建築物や構造物におけるオーバハング状
をなす曲線的または直線的な傾斜面あるいは水平面に沿
ってケージを垂直に姿勢制御しながら昇降および走行す
ることができず、その設置場所に制限があった。
倒検知機構12が、液体13を封入した容器14内に浮
子磁石15を浮遊させ、この浮子磁石15のケージ6の
傾斜による液面変動に伴う揺動によって容器14内に設
けたマグネットスイッチ16.16f動作させるような
構成を有することから、即応性に劣り、瞬時に傾倒調節
機構11t−作動させることができない。また、ケージ
6の傾倒調節機構11がねじロッド8を電動機9による
ナラ)10の回転により伸縮させてなる構成を有するこ
とから、ケージの姿勢制御範囲が規制されるばかりでな
く、特に下部走行体3のガイドローラスパンが広いため
、ラック・ピニオンの噛合いにずれが生じて走行が不安
定となり易く、また構造物Aの傾斜部が凹状の曲面であ
ったシ、第12図仮想線X−Xで示すような直線的な逆
傾斜面であったりすると、走行会、eの設置自体が不可
能になる場合があるといった問題があった。従って、従
来の走行装置は建築物や構造物におけるオーバハング状
をなす曲線的または直線的な傾斜面あるいは水平面に沿
ってケージを垂直に姿勢制御しながら昇降および走行す
ることができず、その設置場所に制限があった。
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、如何なる傾斜面であっても軌道上
のケージを常に垂直状態で走行させることができるよう
にした走行装置を提供することにある。
目的とするところは、如何なる傾斜面であっても軌道上
のケージを常に垂直状態で走行させることができるよう
にした走行装置を提供することにある。
上記した問題点を解決するために、この発明は、上下方
向に直線的または曲線的に傾斜するガイドレールからな
る軌道上に沿ってケージを昇降自在に自力走行させる走
行装置において、いずれか一方がレール方向に設けられ
たラックと噛合するピニオンを駆動するモータを備えて
自力走行可能とされた8g1および第2の走行体をガイ
ドレールにレール方向に互いに離間させて設け、かつこ
れら、141及び第2の走行体との間に中間フレームを
連結するとともに、この中間フレーム上に前記ケージを
前後方向に傾倒回動自在に枢支する一方、前記ケージの
枢支軸部に固定した固定歯車と、前記中間フレームに設
けた駆動モータにより回転する回転歯車とを噛合させて
構成されるケージ傾倒調節機構を、前記ケージに設置し
た傾倒検知機構で軌道上の傾斜に応じて逐次作動させ、
前記ケージを常に垂直状態に姿勢制御可能してなる構成
としたものである。
向に直線的または曲線的に傾斜するガイドレールからな
る軌道上に沿ってケージを昇降自在に自力走行させる走
行装置において、いずれか一方がレール方向に設けられ
たラックと噛合するピニオンを駆動するモータを備えて
自力走行可能とされた8g1および第2の走行体をガイ
ドレールにレール方向に互いに離間させて設け、かつこ
れら、141及び第2の走行体との間に中間フレームを
連結するとともに、この中間フレーム上に前記ケージを
前後方向に傾倒回動自在に枢支する一方、前記ケージの
枢支軸部に固定した固定歯車と、前記中間フレームに設
けた駆動モータにより回転する回転歯車とを噛合させて
構成されるケージ傾倒調節機構を、前記ケージに設置し
た傾倒検知機構で軌道上の傾斜に応じて逐次作動させ、
前記ケージを常に垂直状態に姿勢制御可能してなる構成
としたものである。
すなわち、この発明は、上記の構成とすることによって
、第1及び第2の走行体間に連結した中間フレーム上に
ケージを前後方向に傾倒回動自在に枢支し、このケージ
を軌道の傾斜に応じて回動調節して常に垂直状態を維持
するようにしてなることから、ケージの傾倒調節範囲が
拡大化し、建築物や構造物の傾斜向きに関係なくケージ
を垂直状態に維持することができ、また走行体も中間フ
レームを介して上下に分割されていることから、各々の
走行体のガイドローラスパンが狭いため、ラック・ピニ
オンの噛合いが常に安定化し、自力走行を円滑に行なわ
せることが可能になる。
、第1及び第2の走行体間に連結した中間フレーム上に
ケージを前後方向に傾倒回動自在に枢支し、このケージ
を軌道の傾斜に応じて回動調節して常に垂直状態を維持
するようにしてなることから、ケージの傾倒調節範囲が
拡大化し、建築物や構造物の傾斜向きに関係なくケージ
を垂直状態に維持することができ、また走行体も中間フ
レームを介して上下に分割されていることから、各々の
走行体のガイドローラスパンが狭いため、ラック・ピニ
オンの噛合いが常に安定化し、自力走行を円滑に行なわ
せることが可能になる。
以下、この発明t−m1図から第9図に示す一実施例を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図から第5図に示すように、図中21は凸状の曲線
的な傾斜面からなる構造物Aの外壁面上下方向に沿って
敷設した軌道となるガイドレールで、その長手方向に沿
って2ツク22が設けられている。このガイドレール2
1上には、主ガイドローラ23と補助ガイドローラ24
とで転動する第1の走行体25が設置され、この第1の
走行体25には走行用駆動モータ26が搭載されて、こ
の駆動モータ26に走行用減速機27を介して設けた走
行用ピニオン2Bを前記ガイドレール21のラック22
に噛合させることにより、前記第1の走行体25が自力
走行可能になっている。また、図中29は前記第1の走
行体25と同様に主ガイドローラ30と補助ガイドロー
ラ31とでガイドレール21上を転動する第2の走行体
で、この第2の走行体29は落下防止用減速機32を介
して落下防止用ピニオン33を前記ガイドレール21の
ラック22に噛合させてなる機構を有している。そして
、これら第1及び第2の走行体25.29は、上下に適
宜の間隔を存して互いに離間させてなるとともに、両走
行体25.29間には、連結−734p 36を介して
中間フレーム36が連結されている。この中間フレーム
36は側面三角形状をなすU字型チャンネル部材からな
シ、その底辺部の両端を前記第1及び第2の走行体25
.29に連結している。中間フレーム36の頂部には、
作業員の乗場または建材等の荷台となるケージ37が設
置され、このケージ37の底部は枢軸38を介して前後
方向に傾倒回動自在に枢支されている。図中39は前記
ケージ37の底部外側面に固定した前記枢軸38を中心
とする固定歯車で、この固定歯車39には、前記中間フ
レーム36に設置した姿勢制御用駆動モータ40に減速
機41を介して設けた回転歯車42が噛合されている。
的な傾斜面からなる構造物Aの外壁面上下方向に沿って
敷設した軌道となるガイドレールで、その長手方向に沿
って2ツク22が設けられている。このガイドレール2
1上には、主ガイドローラ23と補助ガイドローラ24
とで転動する第1の走行体25が設置され、この第1の
走行体25には走行用駆動モータ26が搭載されて、こ
の駆動モータ26に走行用減速機27を介して設けた走
行用ピニオン2Bを前記ガイドレール21のラック22
に噛合させることにより、前記第1の走行体25が自力
走行可能になっている。また、図中29は前記第1の走
行体25と同様に主ガイドローラ30と補助ガイドロー
ラ31とでガイドレール21上を転動する第2の走行体
で、この第2の走行体29は落下防止用減速機32を介
して落下防止用ピニオン33を前記ガイドレール21の
ラック22に噛合させてなる機構を有している。そして
、これら第1及び第2の走行体25.29は、上下に適
宜の間隔を存して互いに離間させてなるとともに、両走
行体25.29間には、連結−734p 36を介して
中間フレーム36が連結されている。この中間フレーム
36は側面三角形状をなすU字型チャンネル部材からな
シ、その底辺部の両端を前記第1及び第2の走行体25
.29に連結している。中間フレーム36の頂部には、
作業員の乗場または建材等の荷台となるケージ37が設
置され、このケージ37の底部は枢軸38を介して前後
方向に傾倒回動自在に枢支されている。図中39は前記
ケージ37の底部外側面に固定した前記枢軸38を中心
とする固定歯車で、この固定歯車39には、前記中間フ
レーム36に設置した姿勢制御用駆動モータ40に減速
機41を介して設けた回転歯車42が噛合されている。
そして、前記駆動モータ40の正逆回転駆動により前記
減速機41及び回転歯車42を介して固定歯車39を回
動させ、これによって前記ケージ37の前後方向の傾倒
姿勢を調節可能にしてなるとともに、これら固定歯車3
9、駆動モータ40、減速機41及び回転歯車42とに
よってケージ傾倒調節機構43を構成している。また、
図中45は前記ケージ37に設訂したケージ傾倒検知機
構である。このケージ傾倒検知機構45は、第6図から
第8図に示すように、シャフト46にブツシュ47を介
して振子48のシャフト49のゴス50を嵌会し、かつ
この振子48のシャフト49に電磁石51を取付けると
ともに、シャフト49の端末に設けたガイドローラ52
を前記シャフト46に支持されたアーム53に取付板5
4を介して取付けたローラガイド55に係合させて振子
48を揺動自在にする一方、前記アーム53の取付板5
4に前傾検出素子56と後傾検出¥子57を前記電磁石
51に対応位置させて取付けてなる溝成全有するもので
ある。前記各々の検出素子56.57には、例えば3個
のリードスイッチ(図示せず)が内蔵され、そのうち2
個のリードスイッチで前傾または後傾の傾倒度合を検出
して、その電気信号を前記ケージ傾倒調節機構43に送
って姿勢制御用駆動モータ40を正転または逆転させる
ことにより、第9図に示すような如何なる状態にあって
もケージ37が常に垂直状態を維持するように逐次作動
させ、他のリードスイッチで過度の傾倒状態を検出して
自力走行する第1の走行体25に搭載された走行用駆動
モータ26を停止させると同時に図示しない箸報器を作
動させるような回路構成となっている。
減速機41及び回転歯車42を介して固定歯車39を回
動させ、これによって前記ケージ37の前後方向の傾倒
姿勢を調節可能にしてなるとともに、これら固定歯車3
9、駆動モータ40、減速機41及び回転歯車42とに
よってケージ傾倒調節機構43を構成している。また、
図中45は前記ケージ37に設訂したケージ傾倒検知機
構である。このケージ傾倒検知機構45は、第6図から
第8図に示すように、シャフト46にブツシュ47を介
して振子48のシャフト49のゴス50を嵌会し、かつ
この振子48のシャフト49に電磁石51を取付けると
ともに、シャフト49の端末に設けたガイドローラ52
を前記シャフト46に支持されたアーム53に取付板5
4を介して取付けたローラガイド55に係合させて振子
48を揺動自在にする一方、前記アーム53の取付板5
4に前傾検出素子56と後傾検出¥子57を前記電磁石
51に対応位置させて取付けてなる溝成全有するもので
ある。前記各々の検出素子56.57には、例えば3個
のリードスイッチ(図示せず)が内蔵され、そのうち2
個のリードスイッチで前傾または後傾の傾倒度合を検出
して、その電気信号を前記ケージ傾倒調節機構43に送
って姿勢制御用駆動モータ40を正転または逆転させる
ことにより、第9図に示すような如何なる状態にあって
もケージ37が常に垂直状態を維持するように逐次作動
させ、他のリードスイッチで過度の傾倒状態を検出して
自力走行する第1の走行体25に搭載された走行用駆動
モータ26を停止させると同時に図示しない箸報器を作
動させるような回路構成となっている。
さらに、第10図及び第11図はこの発明に係る他の実
施例を示すもので、構造物Aの傾斜部が凹状の曲面をな
す場合の軌道上に設置した走行装置の走行状態を示した
ものである。
施例を示すもので、構造物Aの傾斜部が凹状の曲面をな
す場合の軌道上に設置した走行装置の走行状態を示した
ものである。
なお、上記実施例においては、曲線的な傾斜軌道上にお
ける走行装置の昇降例を例にして説明したが、これには
限定されず、直線的な傾斜軌道上においても同様な作用
・効果を発揮させることが可能であシ、また直線部と曲
線部とを組合せた軌道上をも昇降走行できる。さらに、
第1の走行体および第2の走行体の双方を自力走行させ
ても良い。
ける走行装置の昇降例を例にして説明したが、これには
限定されず、直線的な傾斜軌道上においても同様な作用
・効果を発揮させることが可能であシ、また直線部と曲
線部とを組合せた軌道上をも昇降走行できる。さらに、
第1の走行体および第2の走行体の双方を自力走行させ
ても良い。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、構
造物等の傾斜部に敷設した軌道上に沿って常に垂直状態
に維持するようにケージを昇降させる場合において、軌
道上を走行する走行体を第1及び第2の走行体に分割し
てこれら走行体間に連結した中間フレームにケージを前
後方向に傾倒回動自在に枢支し、かつケージ傾倒検知機
構及びケージ傾倒調節機構金倉して軌道上の傾斜に応じ
てケージを逐次傾倒調節しながらケージの垂直状態を保
つようにしたことから、走行体に加わる荷重を分散させ
ることができるとともに、各走行体のガイドローラスパ
ンを狭くすることができるため、ガイドレールのラック
に噛合する走行用及び落下防止用のビニオ/をガイドロ
ーラスパンの中心に位置させることが可能になシ、これ
によって、ラックとピニオンとの間の噛合いずれが生じ
ることがなく、ケージを安全に昇降させることができる
。また、ケージ傾倒調節機構は、姿勢制御用駆動モータ
に減速機を介して設けた回転歯車とケージの枢軸部に固
定した固定歯車とを噛合させることによって構成してな
ることから、ケージの姿勢制御が簡便かつ正確に行なう
ことができるとともに、傾倒調節範囲を拡大化すること
が可能になるため、建築物や構造品斜部の形態に左右さ
れることなく本装置を設置することができる。
造物等の傾斜部に敷設した軌道上に沿って常に垂直状態
に維持するようにケージを昇降させる場合において、軌
道上を走行する走行体を第1及び第2の走行体に分割し
てこれら走行体間に連結した中間フレームにケージを前
後方向に傾倒回動自在に枢支し、かつケージ傾倒検知機
構及びケージ傾倒調節機構金倉して軌道上の傾斜に応じ
てケージを逐次傾倒調節しながらケージの垂直状態を保
つようにしたことから、走行体に加わる荷重を分散させ
ることができるとともに、各走行体のガイドローラスパ
ンを狭くすることができるため、ガイドレールのラック
に噛合する走行用及び落下防止用のビニオ/をガイドロ
ーラスパンの中心に位置させることが可能になシ、これ
によって、ラックとピニオンとの間の噛合いずれが生じ
ることがなく、ケージを安全に昇降させることができる
。また、ケージ傾倒調節機構は、姿勢制御用駆動モータ
に減速機を介して設けた回転歯車とケージの枢軸部に固
定した固定歯車とを噛合させることによって構成してな
ることから、ケージの姿勢制御が簡便かつ正確に行なう
ことができるとともに、傾倒調節範囲を拡大化すること
が可能になるため、建築物や構造品斜部の形態に左右さ
れることなく本装置を設置することができる。
従って、建築物や構造物のオーバハング状をなす曲線的
または直線的な傾斜面、例えば橋脚の傾斜面、ドーム型
屋根、円形タンク、トンネルの立坑において設置し、ケ
ージを垂直に姿勢制御して昇降走行させることができる
。さらに、ケージ傾斜検知機構に振子式パランサを用い
てなることから、既応性に富み、ケージの傾倒状態を瞬
時に検出して精度良く垂直状態に保つことができるとい
うすぐれた効果を有するものである。
または直線的な傾斜面、例えば橋脚の傾斜面、ドーム型
屋根、円形タンク、トンネルの立坑において設置し、ケ
ージを垂直に姿勢制御して昇降走行させることができる
。さらに、ケージ傾斜検知機構に振子式パランサを用い
てなることから、既応性に富み、ケージの傾倒状態を瞬
時に検出して精度良く垂直状態に保つことができるとい
うすぐれた効果を有するものである。
以上説明したようにこの発明の走行装置によれば、建築
物や構造物のいかなる傾斜面においてもケージを確実に
垂直状態に姿勢制御して降走行することができ、設置範
囲を拡大することができる。
物や構造物のいかなる傾斜面においてもケージを確実に
垂直状態に姿勢制御して降走行することができ、設置範
囲を拡大することができる。
第1図はこの発明に係る走行装置の一実施例を一部破断
にして示す側面図、第2図は同じく正面図、第3図はケ
ージ傾倒調節機構の要部横断面図、第4図は第1の走行
体のガイドレールへの設置状態を一部破断にして示す正
面図、第5図は第4図V−V線矢視方向から見た側面図
、第6図はケージ傾倒検知機構の7IJk1面図、第7
図は同じく正面図、第8図は同じく底面図、第9図は走
行装置の走行動作状態を示す説明図、第10図及び第1
1図はこの発明に係る他の実施例を示す説明図、i12
図は従来の走行装置の概略的説明図である。 21・・・ガイドレール、22・・・ラック、25・・
・第1の走行体、26・・・走行用駆動モータ、28・
・・走行用ピニオン、29・・・第2の走行体、33・
・・落下防止用ピニオン、34.35・・・連結ピン、
36・・・中間フレーム、37・・・ケージ、43・・
・ケージ傾倒調節機構、45・・・ケージ傾倒検知機構
、A・・・構造物。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第4図 第6図 第7図 第8図
にして示す側面図、第2図は同じく正面図、第3図はケ
ージ傾倒調節機構の要部横断面図、第4図は第1の走行
体のガイドレールへの設置状態を一部破断にして示す正
面図、第5図は第4図V−V線矢視方向から見た側面図
、第6図はケージ傾倒検知機構の7IJk1面図、第7
図は同じく正面図、第8図は同じく底面図、第9図は走
行装置の走行動作状態を示す説明図、第10図及び第1
1図はこの発明に係る他の実施例を示す説明図、i12
図は従来の走行装置の概略的説明図である。 21・・・ガイドレール、22・・・ラック、25・・
・第1の走行体、26・・・走行用駆動モータ、28・
・・走行用ピニオン、29・・・第2の走行体、33・
・・落下防止用ピニオン、34.35・・・連結ピン、
36・・・中間フレーム、37・・・ケージ、43・・
・ケージ傾倒調節機構、45・・・ケージ傾倒検知機構
、A・・・構造物。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第4図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 上下方向に直線的または曲線的に傾斜するガイドレール
からなる軌道上に沿ってケージを昇降自在に自力走行さ
せる走行装置において、いずれか一方が前記レール方向
に設けられたラックと噛合するピニオンを駆動するモー
タを備えて自力走行可能とされた第1および第2の走行
体を前記ガイドレールにレール方向に離間して設け、か
つこれら第1及び第2の走行体との間に中間フレームを
連結するとともに、この中間フレーム上に前記ケージを
前後方向に傾倒回動自在に枢支する一方、前記ケージの
枢支軸部に固定した固定歯車と、前記中間フレームに設
けた駆動モータにより回転する回転歯車とを噛合させて
構成されるケージ傾倒調節機構を、前記ケージに設置し
た傾倒検知機構で軌道上の傾斜に応じて逐次作動させ、
前記ケージを常に垂直状態に姿勢制御可能にしたことを
特徴とする走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61032908A JPS62191386A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61032908A JPS62191386A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 走行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62191386A true JPS62191386A (ja) | 1987-08-21 |
Family
ID=12371991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61032908A Pending JPS62191386A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62191386A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009228345A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 作業床収納装置 |
KR100972345B1 (ko) * | 2009-12-18 | 2010-07-26 | (주)챔피온코리아 | 수평 유지 리프트 장치 |
KR101036906B1 (ko) | 2010-11-22 | 2011-05-25 | 주식회사 리프텍 | 리프트 케이지의 경사 및 속도 제어장치 및 방법 |
KR101124671B1 (ko) | 2009-07-16 | 2012-03-19 | 김윤호 | 건축용 리프트 장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612598A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Temperature control device for coolant reactor outlet |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP61032908A patent/JPS62191386A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612598A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Temperature control device for coolant reactor outlet |
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---|---|---|---|---|
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KR101124671B1 (ko) | 2009-07-16 | 2012-03-19 | 김윤호 | 건축용 리프트 장치 |
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