JPH0319342B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0319342B2 JPH0319342B2 JP56167932A JP16793281A JPH0319342B2 JP H0319342 B2 JPH0319342 B2 JP H0319342B2 JP 56167932 A JP56167932 A JP 56167932A JP 16793281 A JP16793281 A JP 16793281A JP H0319342 B2 JPH0319342 B2 JP H0319342B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- workbench
- right direction
- guide
- lifting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 20
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B17/00—Artificial islands mounted on piles or like supports, e.g. platforms on raisable legs or offshore constructions; Construction methods therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、原子炉等を収容するドーム状屋根
付き大型建築物あるいは垂直面、斜面および曲面
を有する構造物等を構築したり点検するときに使
用する曲面昇降作業台に関するものであつて、構
築用機材および作業者等を搭載する作業台が、構
造物の曲線状側面に沿つて昇降するとき、その作
業台が自動的に水平状態に保たれるようにした曲
面昇降作業台を提供することを目的とするもので
ある。
付き大型建築物あるいは垂直面、斜面および曲面
を有する構造物等を構築したり点検するときに使
用する曲面昇降作業台に関するものであつて、構
築用機材および作業者等を搭載する作業台が、構
造物の曲線状側面に沿つて昇降するとき、その作
業台が自動的に水平状態に保たれるようにした曲
面昇降作業台を提供することを目的とするもので
ある。
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
図面はこの発明の一実施例を示すものであつ
て、間隔をおいて配置された連結フレーム17に
複数のガイドレール1と複数のラツク2とがそれ
ぞれ左右方向に一定間隔で固定されてラツク付き
ガイド装置3が構成され、そのラツク付きガイド
装置3は、構造物4における曲面を有する側面5
に沿つて上下方向に延長するように配置され、前
記各連結フレーム17の左右両側にはブラケツト
18が固着され、そのブラケツト18の他端部
は、構造物4に対しボルトまたはクランプその他
の適当な手段により着脱自在に固定され、かつ左
右のガイドレール1の前後両側に係合する前後ガ
イドローラ19と左右のガイドレール1の左右に
係合する左右ガイドローラ20とを有する昇降台
車8には、左右のラツク2に噛み合う左右のピニ
オン6を固定した従動軸21軸受22を介して回
転自在に取付けられ、さらに昇降台車8に固定さ
れた減速機付き電動機からなる昇降駆動装置7の
出力軸に駆動スプロケツト23が固定され、その
駆動スプロケツト23と前記従動軸21に固定さ
れた従動スプロケツト24とにわたつて伝動チエ
ーン25が巻掛けられている。
て、間隔をおいて配置された連結フレーム17に
複数のガイドレール1と複数のラツク2とがそれ
ぞれ左右方向に一定間隔で固定されてラツク付き
ガイド装置3が構成され、そのラツク付きガイド
装置3は、構造物4における曲面を有する側面5
に沿つて上下方向に延長するように配置され、前
記各連結フレーム17の左右両側にはブラケツト
18が固着され、そのブラケツト18の他端部
は、構造物4に対しボルトまたはクランプその他
の適当な手段により着脱自在に固定され、かつ左
右のガイドレール1の前後両側に係合する前後ガ
イドローラ19と左右のガイドレール1の左右に
係合する左右ガイドローラ20とを有する昇降台
車8には、左右のラツク2に噛み合う左右のピニ
オン6を固定した従動軸21軸受22を介して回
転自在に取付けられ、さらに昇降台車8に固定さ
れた減速機付き電動機からなる昇降駆動装置7の
出力軸に駆動スプロケツト23が固定され、その
駆動スプロケツト23と前記従動軸21に固定さ
れた従動スプロケツト24とにわたつて伝動チエ
ーン25が巻掛けられている。
前記昇降台車8はその高さ方向の中間部で上部
台車8Aと下部台車8Bとに分割され、上部台車
8Aの下端部と下部台車8Bの上端部とは、左右
方向に延長する中間支軸9により前後方向に曲折
自在に連結され、上部台車8Aの上端部は作業台
10の下面の構造物側部分に対し、左右方向に延
長する上部支軸11により枢着され、かつジヤツ
キ駆動用電動機26によりギヤボツクス27を介
して回転されるねじ式ジヤツキ35を備えている
伸縮式支持装置14の下端部は、前記下部台車8
Aの下端部に対し、左右方向に延長する支軸16
により枢着され、その伸縮式支持装置14の上端
部は左右方向に延長する上部支軸15により作業
台10の下面の反構造物側部分に枢着されてい
る。
台車8Aと下部台車8Bとに分割され、上部台車
8Aの下端部と下部台車8Bの上端部とは、左右
方向に延長する中間支軸9により前後方向に曲折
自在に連結され、上部台車8Aの上端部は作業台
10の下面の構造物側部分に対し、左右方向に延
長する上部支軸11により枢着され、かつジヤツ
キ駆動用電動機26によりギヤボツクス27を介
して回転されるねじ式ジヤツキ35を備えている
伸縮式支持装置14の下端部は、前記下部台車8
Aの下端部に対し、左右方向に延長する支軸16
により枢着され、その伸縮式支持装置14の上端
部は左右方向に延長する上部支軸15により作業
台10の下面の反構造物側部分に枢着されてい
る。
前記体後ガイドローラ19と左右ガイドローラ
20とは、上部台車8Aにおける中間支軸9およ
び上部支軸11の近傍にそれぞれ1組が装備され
ると共に、下部台車8Bにおける下部支軸16の
近傍に1組が装備され、かつ前記昇降駆動装置7
は上部台車8Aに装備され、さらに前記ピニオン
6は中間支軸9の近傍にある左右ガイドローラ2
0に近接して配置されている。
20とは、上部台車8Aにおける中間支軸9およ
び上部支軸11の近傍にそれぞれ1組が装備され
ると共に、下部台車8Bにおける下部支軸16の
近傍に1組が装備され、かつ前記昇降駆動装置7
は上部台車8Aに装備され、さらに前記ピニオン
6は中間支軸9の近傍にある左右ガイドローラ2
0に近接して配置されている。
前記のように昇降台車8の上端部と伸縮式支持
装置14の上端部とに枢着された作業台10の上
面には、昇降駆動装置7を制御する制御器(図示
を省略した)とジヤツキ駆動用電動機26を制御
するポテンシヨメータ28、傾斜検出器12およ
び傾斜制御器13とを内蔵した制御装置29が載
置固定され、かつ作業台10の外周には手摺30
が取付けられている。前記ポテンシヨメータ28
の端子P、Nと中点端子Eと摺動子31の端子と
は、傾斜検出器12の出力が傾斜制御器13に入
力されてジヤツキ駆動用電動機26を運転するよ
うに接続される。
装置14の上端部とに枢着された作業台10の上
面には、昇降駆動装置7を制御する制御器(図示
を省略した)とジヤツキ駆動用電動機26を制御
するポテンシヨメータ28、傾斜検出器12およ
び傾斜制御器13とを内蔵した制御装置29が載
置固定され、かつ作業台10の外周には手摺30
が取付けられている。前記ポテンシヨメータ28
の端子P、Nと中点端子Eと摺動子31の端子と
は、傾斜検出器12の出力が傾斜制御器13に入
力されてジヤツキ駆動用電動機26を運転するよ
うに接続される。
左右方向に延長する軸32にポテンシヨメータ
28の摺動子31と振子33とが固定され、かつ
前記軸32は電気絶縁材料からなる絶縁軸受34
により回転自在に支承され、作業台10が水平状
態にあるとき振子33により摺動子31が中点端
子Eに位置するように、ポテンシヨメータ28が
制御装置29に装着される。
28の摺動子31と振子33とが固定され、かつ
前記軸32は電気絶縁材料からなる絶縁軸受34
により回転自在に支承され、作業台10が水平状
態にあるとき振子33により摺動子31が中点端
子Eに位置するように、ポテンシヨメータ28が
制御装置29に装着される。
次に前述の実施例の曲面昇降作業台の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
第5図および第6図に示すように、構造物が垂
直面X−Y、円弧状曲面Y−Zからなる側面5を
有する場合、その垂直面X−Yに平行に延長する
直線部分(垂直部分)と前記円弧状曲面Y−Zに
平行に延長する円弧状部分とからなるラツク付き
ガイド装置3が、多数のブラケツト18を介して
前記側面5に着脱自在に固定され、かつそのラツ
ク付きガイド装置3に装着された昇降作業台にお
ける昇降駆動装置7を運転すると、前記ラツク2
に噛み合つているピニオン6が回転されるので、
昇降作業台はガイドレール1により前後ガイドロ
ーラ19および左右ガイドローラ20を介して案
内されながら昇降移動し、昇降移動装置7の運転
を停止すると、昇降作業台が停止してその位置に
保持される。
直面X−Y、円弧状曲面Y−Zからなる側面5を
有する場合、その垂直面X−Yに平行に延長する
直線部分(垂直部分)と前記円弧状曲面Y−Zに
平行に延長する円弧状部分とからなるラツク付き
ガイド装置3が、多数のブラケツト18を介して
前記側面5に着脱自在に固定され、かつそのラツ
ク付きガイド装置3に装着された昇降作業台にお
ける昇降駆動装置7を運転すると、前記ラツク2
に噛み合つているピニオン6が回転されるので、
昇降作業台はガイドレール1により前後ガイドロ
ーラ19および左右ガイドローラ20を介して案
内されながら昇降移動し、昇降移動装置7の運転
を停止すると、昇降作業台が停止してその位置に
保持される。
昇降作業台が垂直面X−Yの範囲を昇降すると
きは、その範囲のラツク付きガイド装置3が直線
状になつているので、第5図に示すように、昇降
台車8を構成する上部台車8Aと下部台車8Bと
が直接連結状態になるように、傾斜制御器13に
より伸縮式支持装置14の長さが制御されると共
にその伸縮式支持装置14の長さが一定長に保た
れ、かつ作業台10は水平に保持される。
きは、その範囲のラツク付きガイド装置3が直線
状になつているので、第5図に示すように、昇降
台車8を構成する上部台車8Aと下部台車8Bと
が直接連結状態になるように、傾斜制御器13に
より伸縮式支持装置14の長さが制御されると共
にその伸縮式支持装置14の長さが一定長に保た
れ、かつ作業台10は水平に保持される。
次に昇降作業台がY点を越えてZ方向に上昇移
動する場合は、ラツク付きガイド装置3における
円弧状部分により前後ガイドローラ19および左
右ガイドローラ20を介して案内されながら上昇
移動すると共に、上部台車8Aと下部台車8Bと
が中間支軸9の部分で曲折される。昇降作業台が
ラツク付きガイド装置3の垂直部分から円弧状部
分に移行して上昇するとき、伸縮式支持装置14
の長さが垂直部分を昇降するときの長さのままで
あると、第6図に2点鎖線で示すように、作業台
10の反構造物側が押上げられて、作業台10が
上部支軸11を支点として上方に傾斜し、作業台
10に固定された制御装置29は、その上側が構
造物4に接近する方向に傾斜する。このためポテ
ンシヨメータ28が時計方向に回動した状態にな
り、摺動子31は振子33により垂直方向に保持
されているので、摺動子31が中点端子Eを超え
てN端子側に位置し、摺動子31の端子には負の
電圧が出力する。その負の電圧は傾斜検出器12
に入力し、傾斜検出器12は、作業台10が仰動
傾斜していることすなわち伸縮式支持装置14の
長さが長すぎることを検出して傾斜制御器13に
対し、ジヤツキ駆動用電動機26の回転方向をね
じ式ジヤツキが短縮するように、すなわち伸縮式
支持装置14が短縮するように出力する。
動する場合は、ラツク付きガイド装置3における
円弧状部分により前後ガイドローラ19および左
右ガイドローラ20を介して案内されながら上昇
移動すると共に、上部台車8Aと下部台車8Bと
が中間支軸9の部分で曲折される。昇降作業台が
ラツク付きガイド装置3の垂直部分から円弧状部
分に移行して上昇するとき、伸縮式支持装置14
の長さが垂直部分を昇降するときの長さのままで
あると、第6図に2点鎖線で示すように、作業台
10の反構造物側が押上げられて、作業台10が
上部支軸11を支点として上方に傾斜し、作業台
10に固定された制御装置29は、その上側が構
造物4に接近する方向に傾斜する。このためポテ
ンシヨメータ28が時計方向に回動した状態にな
り、摺動子31は振子33により垂直方向に保持
されているので、摺動子31が中点端子Eを超え
てN端子側に位置し、摺動子31の端子には負の
電圧が出力する。その負の電圧は傾斜検出器12
に入力し、傾斜検出器12は、作業台10が仰動
傾斜していることすなわち伸縮式支持装置14の
長さが長すぎることを検出して傾斜制御器13に
対し、ジヤツキ駆動用電動機26の回転方向をね
じ式ジヤツキが短縮するように、すなわち伸縮式
支持装置14が短縮するように出力する。
伸縮式支持装置14が短縮して作業台10がほ
ぼ水平になると、前記制御装置29が垂直状態に
復帰するので、ポテンシヨメータ28の中点端子
Eが摺動子31の位置に一致して摺動子31の端
子の電圧は零となり、ジヤツキ駆動用電動機26
を停止させ、伸縮式支持装置14の短縮運動が停
止する。
ぼ水平になると、前記制御装置29が垂直状態に
復帰するので、ポテンシヨメータ28の中点端子
Eが摺動子31の位置に一致して摺動子31の端
子の電圧は零となり、ジヤツキ駆動用電動機26
を停止させ、伸縮式支持装置14の短縮運動が停
止する。
昇降作業台がラツク付きガイド装置の円弧状部
分を下降移動するときは、上昇移動のときと逆
に、作業台10の反構造物側が下向きになるよう
に、作業台10が上部支軸11を支点として傾斜
し、作業台10に固定された制御装置29は、そ
の上側が構造物4から離反する方向に傾斜するの
で、ポテンシヨメータ28が反時計方向に回動し
た状態になり、摺動子31が中点端子Eを超えて
P端子側に位置し、摺動子31の端子に正の電圧
が出力する。その正の電圧は傾斜検出器12に入
力し、その傾斜検出器12は、作業台10が俯動
傾斜していることすなわち伸縮式支持装置14の
長さが短かすぎることを検出して傾斜制御器13
に対し、ジヤツキ駆動用電動機26の回転方向を
ねじ式ジヤツキが伸長するように、すなわち伸縮
式支持装置14が伸長するように出力する。
分を下降移動するときは、上昇移動のときと逆
に、作業台10の反構造物側が下向きになるよう
に、作業台10が上部支軸11を支点として傾斜
し、作業台10に固定された制御装置29は、そ
の上側が構造物4から離反する方向に傾斜するの
で、ポテンシヨメータ28が反時計方向に回動し
た状態になり、摺動子31が中点端子Eを超えて
P端子側に位置し、摺動子31の端子に正の電圧
が出力する。その正の電圧は傾斜検出器12に入
力し、その傾斜検出器12は、作業台10が俯動
傾斜していることすなわち伸縮式支持装置14の
長さが短かすぎることを検出して傾斜制御器13
に対し、ジヤツキ駆動用電動機26の回転方向を
ねじ式ジヤツキが伸長するように、すなわち伸縮
式支持装置14が伸長するように出力する。
伸縮式支持装置14が伸長して作業台10がほ
ぼ水平になると、前記制御装置29が垂直状態に
復帰するので、ポテンシヨメータ28の中点端子
Eが摺動子31の位置に一致して摺動子31の端
子の電圧は零となり、ジヤツキ駆動用電動機26
を停止させ、伸縮式支持装置14の伸長運動が停
止する。
ぼ水平になると、前記制御装置29が垂直状態に
復帰するので、ポテンシヨメータ28の中点端子
Eが摺動子31の位置に一致して摺動子31の端
子の電圧は零となり、ジヤツキ駆動用電動機26
を停止させ、伸縮式支持装置14の伸長運動が停
止する。
この発明を実施する場合、前記伸縮式支持装置
14のジヤツキ装置としては、ねじジヤツキ35
に代えて他の公知の手段例えば液圧ジヤツキを使
用し、傾斜制御器13が傾斜検出器12の検出す
る出力を電磁切換弁に入力し液圧の方向を制御し
て前記液圧ジヤツキを伸縮させ作業台10を水平
にする手段を採用してもよい。また前記実施例に
おいては、2本のラツク2を左右方向に間隔をお
いて設けているが、ラツクの数を1本にしてこれ
を各ガイドレール1の中央部においてガイドフレ
ーム17に固定してもよい。
14のジヤツキ装置としては、ねじジヤツキ35
に代えて他の公知の手段例えば液圧ジヤツキを使
用し、傾斜制御器13が傾斜検出器12の検出す
る出力を電磁切換弁に入力し液圧の方向を制御し
て前記液圧ジヤツキを伸縮させ作業台10を水平
にする手段を採用してもよい。また前記実施例に
おいては、2本のラツク2を左右方向に間隔をお
いて設けているが、ラツクの数を1本にしてこれ
を各ガイドレール1の中央部においてガイドフレ
ーム17に固定してもよい。
昇降作業台を構造物の1区画の構築作業または
点検作業に使用したのちは、昇降作業台を装着し
ているラツク付きガイド装置を左右方向に移設し
て固定し、他の区画の構築作業または点検作業に
使用する。ラツク付きガイド装置の左右方向移動
を容易にするために、ラツク付きガイド装置の下
端部を台車に固定し、その台車を左右方向に延長
するレールに載置してもよい。
点検作業に使用したのちは、昇降作業台を装着し
ているラツク付きガイド装置を左右方向に移設し
て固定し、他の区画の構築作業または点検作業に
使用する。ラツク付きガイド装置の左右方向移動
を容易にするために、ラツク付きガイド装置の下
端部を台車に固定し、その台車を左右方向に延長
するレールに載置してもよい。
この発明によれば、左右方向に間隔をおいて配
置された複数のガイドレール1とラツク2とを備
えているラツク付きガイド装置3が、曲面を有す
る構造物4の側面5に沿つて上下方向に延長する
ように配置されて固定され、前記ラツク付きガイ
ド装置3には、前記各ガイドレール1に係合する
ガイドローラと前記ラツク2に噛み合うピニオン
6を駆動する昇降駆動装置7とを備えている昇降
台車8が装着され、その昇降台車8は左右方向に
延長する中間支軸9により曲折自在に連結された
上部台車8Aおよび下部台車8Bにより構成され
ているので、昇降台車8はラツク付きガイド装置
3における曲率半径の小さい曲線部にも容易に追
従して昇降することができ、そのため曲率半径の
小さい曲面を有する構造物の構築や点検等の作業
にも使用することができ、しかも作業台10の構
造物側部分は昇降台車8の上端部に連結されてい
るので、昇降台車8の上部が作業台10の上方に
突出して作業上の邪魔になることはなく、かつ作
業台10の傾斜を修正する伸縮式支持装置14の
両端部は、昇降台車8の下端部と作業台10の反
構造物側部分とに枢着されているので、伸縮スト
ロークの長い伸縮式支持装置14を使用して作業
台10の傾斜修正制御が容易に行なうことがで
き、さらに作業台10が若干傾斜すると、これが
傾斜検出器12により検出されると共に、その検
出信号により傾斜制御器13を介して伸縮式支持
装置14が作業台傾斜修正方向に必要量だけ伸長
または短縮され、そのため昇降作業台がラツク付
きガイド装置3における曲線部を昇降するとき、
作業台10を常に自動的にほぼ水平に保持するこ
とができるので、作業台10に機材類を搭載して
安全に昇降運搬することができると共に、作業台
10に搭乗する作業者が安全に構造物の構築や点
検等の作業を行なうことができ、また昇降台車8
に設けられた昇降駆動装置により駆動されるピニ
オン6をラツク付きガイド装置3におけるラツク
2に噛み合わせたので、昇降駆動部の構造が簡単
である等の効果が得られる。
置された複数のガイドレール1とラツク2とを備
えているラツク付きガイド装置3が、曲面を有す
る構造物4の側面5に沿つて上下方向に延長する
ように配置されて固定され、前記ラツク付きガイ
ド装置3には、前記各ガイドレール1に係合する
ガイドローラと前記ラツク2に噛み合うピニオン
6を駆動する昇降駆動装置7とを備えている昇降
台車8が装着され、その昇降台車8は左右方向に
延長する中間支軸9により曲折自在に連結された
上部台車8Aおよび下部台車8Bにより構成され
ているので、昇降台車8はラツク付きガイド装置
3における曲率半径の小さい曲線部にも容易に追
従して昇降することができ、そのため曲率半径の
小さい曲面を有する構造物の構築や点検等の作業
にも使用することができ、しかも作業台10の構
造物側部分は昇降台車8の上端部に連結されてい
るので、昇降台車8の上部が作業台10の上方に
突出して作業上の邪魔になることはなく、かつ作
業台10の傾斜を修正する伸縮式支持装置14の
両端部は、昇降台車8の下端部と作業台10の反
構造物側部分とに枢着されているので、伸縮スト
ロークの長い伸縮式支持装置14を使用して作業
台10の傾斜修正制御が容易に行なうことがで
き、さらに作業台10が若干傾斜すると、これが
傾斜検出器12により検出されると共に、その検
出信号により傾斜制御器13を介して伸縮式支持
装置14が作業台傾斜修正方向に必要量だけ伸長
または短縮され、そのため昇降作業台がラツク付
きガイド装置3における曲線部を昇降するとき、
作業台10を常に自動的にほぼ水平に保持するこ
とができるので、作業台10に機材類を搭載して
安全に昇降運搬することができると共に、作業台
10に搭乗する作業者が安全に構造物の構築や点
検等の作業を行なうことができ、また昇降台車8
に設けられた昇降駆動装置により駆動されるピニ
オン6をラツク付きガイド装置3におけるラツク
2に噛み合わせたので、昇降駆動部の構造が簡単
である等の効果が得られる。
図面はこの発明の一実施例を示すものであつ
て、第1図は昇降作業台がラツク付きガイド装置
の直線部に置かれている状態を示す側面図、第2
図はその正面図、第3図は昇降作業台とラツク付
きガイド装置との関係を示す拡大横断面図、第4
図は制御装置と伸縮式支持装置とを示す一部縦断
正面図、第5図は昇降作業台がラツク付きガイド
装置の直線部を昇降するときの状態を示す概略側
面図、第6図は昇降作業台がラツク付きガイド装
置の曲線部を上昇するときの状態をを示す概略側
面図である。 図において、1はガイドレール、2はラツク、
3はラツク付きガイド装置、4は構造物、5は構
造物の側面、6はピニオン、7は昇降駆動装置、
8は昇降台車、8Aは上部台車、8Bは下部台
車、9は中間支軸、10は作業台、11は上部支
軸、12は傾斜検出器、13は傾斜制御器、14
は伸縮式支持装置、15は上部支軸、16は下部
支軸、18はブラケツト、19は前後ガイドロー
ラ、20は左右ガイドローラ、26は駆動用電動
機、27はギヤボツクス、28はポテンシヨメー
タ、29は制御装置、31は摺動子、33は振
子、35はねじ式ジヤツキである。
て、第1図は昇降作業台がラツク付きガイド装置
の直線部に置かれている状態を示す側面図、第2
図はその正面図、第3図は昇降作業台とラツク付
きガイド装置との関係を示す拡大横断面図、第4
図は制御装置と伸縮式支持装置とを示す一部縦断
正面図、第5図は昇降作業台がラツク付きガイド
装置の直線部を昇降するときの状態を示す概略側
面図、第6図は昇降作業台がラツク付きガイド装
置の曲線部を上昇するときの状態をを示す概略側
面図である。 図において、1はガイドレール、2はラツク、
3はラツク付きガイド装置、4は構造物、5は構
造物の側面、6はピニオン、7は昇降駆動装置、
8は昇降台車、8Aは上部台車、8Bは下部台
車、9は中間支軸、10は作業台、11は上部支
軸、12は傾斜検出器、13は傾斜制御器、14
は伸縮式支持装置、15は上部支軸、16は下部
支軸、18はブラケツト、19は前後ガイドロー
ラ、20は左右ガイドローラ、26は駆動用電動
機、27はギヤボツクス、28はポテンシヨメー
タ、29は制御装置、31は摺動子、33は振
子、35はねじ式ジヤツキである。
Claims (1)
- 1 左右方向に間隔をおいて配置された複数のガ
イドレール1とラツク2とを備えているラツク付
きガイド装置3が、構造物4における曲面を有す
る側面5に沿つて上下方向に延長するように配置
されて固定され、前記ラツク付きガイド装置3に
は、前記各ガイドレール1に係合するガイドロー
ラと前記ラツク2に噛み合うピニオン6を駆動す
る昇降駆動装置7とを備えている昇降台車8が装
着され、その昇降台車8は左右方向に延長する中
間支軸9により曲折自在に連結された上部台車8
Aおよび下部台車8Bにより構成され、作業台1
0の構造物側部分は昇降台車8の上端部に対し左
右方向に延長する上部支軸11により枢着され、
作業台10に設けられた傾斜検出器12により傾
斜制御器13を介して伸縮制御される伸縮式支持
装置14の上端部と、前記作業台10の反構造物
側部分とは、左右方向に延長する上部支軸15に
より枢着され、伸縮式支持装置14の下端部と昇
降台車8の下端部とは左右方向に延長する下部支
軸16により枢着されていることを特徴とする曲
面昇降作業台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16793281A JPS5869915A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 曲面昇降作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16793281A JPS5869915A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 曲面昇降作業台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5869915A JPS5869915A (ja) | 1983-04-26 |
JPH0319342B2 true JPH0319342B2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=15858725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16793281A Granted JPS5869915A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 曲面昇降作業台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5869915A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH072349Y2 (ja) * | 1989-07-14 | 1995-01-25 | 安全索道株式会社 | 構造体の踏台固定構造 |
JP5222753B2 (ja) * | 2009-02-05 | 2013-06-26 | 株式会社大林組 | 足場構造 |
FR3033323B1 (fr) | 2015-03-02 | 2017-03-31 | Xlbv | Plateforme et procede de modification de la position d'au moins une potence de levage d'une telle plateforme. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4235305A (en) * | 1979-01-24 | 1980-11-25 | Linden-Alimak Ab | System for inspecting reinforcing cables |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP16793281A patent/JPS5869915A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4235305A (en) * | 1979-01-24 | 1980-11-25 | Linden-Alimak Ab | System for inspecting reinforcing cables |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5869915A (ja) | 1983-04-26 |
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