JPH06336397A - 作業用車輌 - Google Patents

作業用車輌

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JPH06336397A
JPH06336397A JP12602993A JP12602993A JPH06336397A JP H06336397 A JPH06336397 A JP H06336397A JP 12602993 A JP12602993 A JP 12602993A JP 12602993 A JP12602993 A JP 12602993A JP H06336397 A JPH06336397 A JP H06336397A
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JP
Japan
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boom
bucket
angle
tip
rotatable
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Pending
Application number
JP12602993A
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English (en)
Inventor
Akio Wada
昭男 和田
Iwao Matsumoto
巖 松本
Yoshiyuki Shimizu
義之 清水
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NAGANO KOGYO KK
Original Assignee
NAGANO KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バケットの移動範囲を広く取ることができる
と共に、当該移動範囲内においても常時バケットの水平
を保持可能な作業用車輌を提供する。 【構成】 屈折機構は、3本以上のブーム18、32、
40を屈折可能なリンク状に連結して成ると共に、垂直
面内で回動可能に基端部が車輌本体部12へ連結されて
いる。バケット46は、屈折機構18、32、40の先
端部に設けられると共に、屈折機構18、32、40の
先端部に対して垂直面内で、240度以上回動可能に軸
着されている。回動機構52、54、56は、バケット
46を回動させる。角度検出手段62は、バケット46
の水平面に対する回動角度を検出する。制御手段は、角
度検出手段62が検出した回動角度を基に、バケット4
6の水平面に対する回動角度がゼロとなるよう回動機構
52、54、56を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業用車輌に関し、一層
詳細には作業員や被搬送物を搭載可能なバケットを車輌
本体部から離れた位置まで移動させるための作業用車輌
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の作業用車輌について図6と共に説
明する。100は車輌本体部であり、移動可能になって
いる。102は屈折機構であり、第1ブーム104と第
2ブーム106から成る。第1ブーム104の下端部は
車輌本体部100へ連結され、水平面内および垂直面内
で回動可能になっている。第2ブーム106は第1ブー
ム104の先端に軸着されている。第2ブーム106は
主ブーム部108と、主ブーム部108に対して油圧に
より長さ方向(矢印Z方向)へ伸縮可能な伸縮ブーム部
110とから成る。第1ブーム104は、第1の油圧シ
リンダ112を駆動することにより、矢印X方向へ回動
可能になっている。一方、第2ブーム106は、第2の
油圧シリンダ114を駆動することにより、第1ブーム
104の先端において、矢印Y方向へ回動可能になって
いる。116はバケットであり、上面が開放された箱状
に形成されている。バケット116は、第1ブーム10
6の先端に軸着され、機械的に常時水平状態を保持可能
になっている。バケット116内には作業員や被搬送物
が搭載可能になっている。バケット116を所望の作業
位置へ移動させる場合、第1ブーム104を矢印X方向
へ適宜回動させると共に、第2ブーム106を矢印Y方
向へ適宜回動させ、さらに必要に応じて第2ブーム10
6の伸縮ブーム部110を伸長させてバケット116を
前記作業位置まで移動させる。その間、バケット116
は常時水平状態を保持可能なので、バケット116内の
作業員等は落下することがない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の作業用車輌には次のような課題がある。例えば、
橋梁工事等において、車輌本体部100を橋梁上に停止
させ、バケット116を橋梁の下方であって、車輌本体
部100の直下で作業させたい場合がある(例えば図4
に示すような作業)。ところが、従来の作業用車輌では
第1ブーム104と第2ブーム106を可能なだけ屈折
させてもバケット116を車輌本体部100の直下まで
移動させることができないという課題がある。また、従
来のバケット116は第2ブーム106の先端部に対し
てせいぜい80度位しか回動可能ではないため、仮にバ
ケット116を車輌本体部100の直下まで移動させて
もバケット116の水平を保持することができないとい
う課題もある。従って、本発明はバケットの移動範囲を
広く取ることができると共に、当該移動範囲内において
も常時バケットの水平を保持可能な作業用車輌を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、車輌本体部
と、3本以上のブームを屈折可能なリンク状に連結して
成ると共に、垂直面内で回動可能に基端部が前記車輌本
体部へ連結された屈折機構と、該屈折機構の先端部に設
けられると共に、屈折機構の先端部に対して垂直面内
で、240度以上回動可能に軸着されたバケットと、該
バケットを回動させるための回動機構と、前記バケット
の水平面に対する回動角度を検出する角度検出手段と、
該角度検出手段が検出した前記回動角度を基に、前記バ
ケットの水平面に対する回動角度がゼロとなるよう前記
回動機構を駆動する制御手段とを具備することを特徴と
する。また、前記屈折機構を構成する少なくとも1本の
ブームを伸縮可能にしてもよいし、前記屈折機構の基端
部を、前記車輌本体部へ水平面内で回動可能に軸着して
もよい。
【0005】
【作用】作用について説明する。屈折機構は、3本以上
のブームを屈折可能なリンク状に連結して成るため、屈
折機構の先端部に軸着されたバケットは車輌本体部の直
下まで移動させることが可能となる。その際、バケット
は屈折機構の先端部に対して垂直面内で、240度以上
回動可能に軸着されると共に、制御手段等によって水平
が保持されるので、垂直面内で広い移動範囲を確保可能
となる。特に、少なくとも1本のブームを伸縮可能にす
ると、さらに広い移動範囲の確保と複雑な移動が可能と
なる。また、屈折機構の基端部を、前記車輌本体部へ水
平面内で回動可能に軸着すると、水平方向の移動範囲も
さらに広げることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。図1に本実施例の作業用車輌10の
正面図を示す。12は車輌本体部であり、作動油タンク
や後述する各油圧装置を駆動するための油圧ポンプを含
む油圧駆動機構14が搭載されている。車輌本体部12
は、タイヤ16等の走行手段を介して移動可能になって
いる。18は第1ブームであり、基端部である下端部が
回動基部20へ軸着されている。従って、第1ブーム1
8は軸22aを中心にして垂直面内で回動可能になって
いる。第1ブーム18は、主ブーム部24と伸縮ブーム
部26とから成る。伸縮ブーム部26は、公知のクレー
ンに採用されている油圧伸縮機構(不図示)により主ブ
ーム部24から長さ方向へ伸縮可能になっている。な
お、回動基部20は車輌本体部12上において、水平面
内で回動可能に設けられている。
【0007】28は第1のシリンダ装置であり、下端部
は軸22bを介して回動基部20へ軸着されている。一
方、ロッド30aは軸22cを介して主ブーム部24へ
軸着されている。従って、第1のシリンダ装置28のロ
ッド30aが伸縮することにより第1ブーム18は軸2
2aを中心に垂直面内で回動する。32は第2ブームで
あり、軸22dを介して第1ブーム18の先端部に軸着
されている。また、第2ブーム32の基端部と第1ブー
ム18の先端部は、リンク片34a、34bから成る第
1の連結リンク機構36により連結されている。38は
第2のシリンダ装置であり、下端部は軸22eを介して
伸縮ブーム部26へ軸着されている。一方、ロッド30
bは軸22fを介して弧状のリンク片34aの中途部へ
軸着されている。従って、第2のシリンダ装置38のロ
ッド30bが伸縮することにより第2ブーム32は軸2
2dを中心に垂直面内で回動する。
【0008】40は第3ブームであり、軸22gを介し
て第2ブーム32の先端部に軸着されている。また、第
3ブーム40の基端部と第2ブーム32の先端部は、リ
ンク片34c、34dから成る第2の連結リンク機構4
2により連結されている。第3ブーム40は、第2ブー
ム32の先端部に対して矢印A方向へ略水平となる位置
まで回動可能になっている。また、第3ブーム40は、
第2ブーム32の先端部に対して矢印B方向へも回動可
能であり、第2ブーム32に沿う位置まで回動可能にな
っている。矢印B方向への回動により屈折機構の格納が
旨く行えるようになっている。44は第3のシリンダ装
置であり、下端部は軸22hを介して第2ブーム32の
基端部へ軸着されている。一方、ロッド30cは軸22
iを介して弧状のリンク片34cの中途部へ軸着されて
いる。従って、第3のシリンダ装置44のロッド30c
が伸縮することにより第3ブーム40は軸22gを中心
に垂直面内で回動する。なお、リンク状に連結された複
数本のブーム(本実施例では第1ブーム18、第2ブー
ム32、第3ブーム40の3本)で屈折機構が構成され
る。
【0009】46はバケットであり、上面が開口した箱
状に形成されている。バケット46の内部には作業員が
搭乗可能になっている。また、バケット46内には前記
油圧駆動機構14を遠隔制御するためのリモートコント
ロール装置(不図示)が設けられている。詳しい構造は
後述するが、バケット46は回動軸50を介して第3ブ
ーム40の先端部に軸着されている。バケット46内に
は作業員が搭乗して作業を行うため、作業員が転落しな
いよう後述する水平保持機構48が設けられ、常時水平
状態を保つようになっている。本実施例では、第1ブー
ム18を伸縮可能な構造にしたが、特に第1ブーム18
に限定されるのではなく、第2ブーム32や第3ブーム
40を伸縮可能にしたり、複数のブームを伸縮可能にし
てもよい。
【0010】次に図2および図3と共にバケット46の
水平保持機構48について説明する。まず図2の例につ
いて説明する。回動軸50は、第3ブーム40の先端部
へ回動可能に設けられている。回動軸50は垂直面内で
回動可能である。52はウォームホイールであり、回動
軸50へ外嵌、固定されている。従って、ウォームホイ
ール52が回動すると回動軸50も一体に回動するよう
になっている。54はウォームであり、ウォームホイー
ル52と噛合している。ウォーム54は軸線を中心に回
動可能になっており、ウォーム54が回動すると、ウォ
ームホイール52と回動軸50が一体に回動するように
なっている。また、ウォーム54とウォームホイール5
2を使用すると、故障の際にもバケット46の水平状態
を保持可能である。
【0011】56は油圧モータであり、ウォーム54を
正逆両方向へ選択的に回動させる。油圧モータ56はチ
ューブ58を介して駆動油が供給される。チューブ58
は回動軸50、第3ブーム40等の内部を通って油圧駆
動機構14へ連絡されている。60はギアボックスであ
り、ウォームホイール52、ウォーム54、油圧モータ
56等が内蔵されている。ギアボックス60はバケット
46へ固定されると共に、回動軸50へ連結されてお
り、油圧モータ56によって回動軸50が回動すると、
本実施例では、バケット46が第3ブーム40に対して
垂直面内で360度(240度以上であればよい)回動
するようになっている。なお、上記の回動軸50、ウォ
ームホイール52、ウォーム54、油圧モータ56、ギ
アボックス60で、バケット46を、第3ブーム40の
先端部に対して垂直面内で回動させる回動機構を構成す
る。
【0012】62は角度検出手段の一例である角度セン
サであり、バケット46に固定されている。角度センサ
62はバケット46の水平面に対する傾斜角度に応じた
信号を出力する。角度センサ62としては電気信号を出
力するセンサの他、例えば水平に対して傾斜すると弁体
が重力で移動し、傾斜角度に応じて弁開度が変化するこ
とにより油圧出力値が変化する機械式センサを用いても
よい。このように構成された水平保持機構において、角
度センサ62は常時バケット46の傾斜角度を示す信号
を不図示の制御手段(例えばマイクロプロセッサを含む
制御回路)へ送る。制御手段は、傾斜角度を示す信号を
受信する毎に、予めさだめられている傾斜角度に対する
油圧モータ56の駆動量を示すデータテーブルを検索し
て現在の傾斜角度をゼロにするための油圧モータ56の
駆動量を検出する。現在の傾斜角度をゼロにするための
油圧モータ56の駆動量を検出したら、制御手段は当該
駆動量分だけ油圧モータ56を駆動するよう油圧駆動機
構14を制御する。この制御は、例えばソレノイドバル
ブの開閉制御で油圧モータ56の駆動量を制御すること
により行える。制御動作を常時行うことにより、バケッ
ト46の水平保持動作をスムーズに行うことが可能とな
る。
【0013】次に図3の例について説明する。回動軸5
0の左端部はバケット46側面へ固定されている。回動
軸50の右端部は、第3ブーム40の先端部側面へ回動
可能に貫通されている。回動軸50は垂直面内で回動可
能であり、その回動に伴ってバケット46が垂直面内で
360度回転するようになっている。64はピニオンギ
アであり、回動軸50の右端部へ外嵌、固定されてい
る。従って、ピニオンギア64が回動すると回動軸50
およびバケット46も一体に回動するようになってい
る。66はラックであり、ピニオンギアと噛合してい
る。ラック66は第3ブーム40内部において、長さ方
向へ移動可能になっている。このラック66の直線移動
によりピニオンギア64と回動軸50とバケット46が
一体に回動するようになっている。
【0014】68は油圧シリンダであり、ロッド70の
先端にラック66が固定されている。ロッド70の伸縮
に伴いラック66が直線移動可能になっている。油圧シ
リンダ68には不図示のチューブを介して駆動油が供給
される。チューブは第3ブーム40等の内部を通って油
圧駆動機構14へ連絡されている。なお、ラック66を
直線移動させる手段としては油圧シリンダ68に限ら
ず、例えばラック66を螺竿の先端に固定し、螺竿へ螺
合した回転ナットを回転させて螺竿およびラック66を
直線移動させるようにしてもよい。なお、図3の例にお
いても、故障時等においてもバケット46の水平状態を
保持する不図示の機構(例えばラチェット機構等)が設
けられている。72は支持ローラであり、第3ブーム4
0内に配設されている。支持ローラ72はラック66を
支持している。なお、上記の回動軸50、ピニオンギア
64、ラック66、油圧シリンダ68で、バケット46
を、第3ブーム40の先端部に対して垂直面内で回動さ
せる回動機構を構成する。
【0015】角度検出手段の一例である角度センサ62
はバケット46に固定されている。角度センサ62はバ
ケット46の水平面に対する傾斜角度に応じた信号を出
力する。このように構成された水平保持機構において、
角度センサ62は常時バケット46の傾斜角度を示す信
号を不図示の制御手段(例えばマイクロプロセッサを含
む制御回路)へ送る。制御手段は、傾斜角度を示す信号
を受信する毎に、予めさだめられている傾斜角度に対す
る油圧シリンダ68の駆動量を示すデータテーブルを検
索して現在の傾斜角度をゼロにするための油圧シリンダ
68の駆動量を検出する。現在の傾斜角度をゼロにする
ための油圧シリンダ68の駆動量を検出したら、制御手
段は当該駆動量分だけ油圧シリンダ68を駆動するよう
油圧駆動機構14を制御する。この制御動作を常時行う
ことにより、バケット46の水平保持動作をスムーズに
ゼロに行うことが可能となる。
【0016】上述のように構成された作業用車輌10の
動作例について説明する。図1に示す状態は、第1ブー
ム18、第2ブーム32、第3ブーム40を上方へ伸長
した状態である。この状態において、第1ブーム18の
伸縮ブーム部26を主ブーム部24に対して伸長する
と、さらにバケット46を上昇させることが可能とな
る。また、第1ブーム18、第2ブーム32、第3ブー
ム40から成る屈折機構を設け、第1ブーム18と第2
ブーム32の回転モーメントを第2のシリンダ装置38
と第3のシリンダ装置44で受ける構成を採用すると、
屈折機構の基端部を車輌本体部12の中央部に設けるこ
とが可能となる。従って、第1ブーム18、第2ブーム
32、第3ブーム40を略垂直状態に保ち、回動基部2
0を回動させると(矢印C)、バケット46および屈折
機構を車輌本体部12の幅内において回動させることが
でき、狭い場所等における作業性を向上させ得る。
【0017】図4(図1における第1のシリンダ装置2
8、第2のシリンダ装置38および第3のシリンダ装置
44は省略してある)に示す例は、橋梁39上に車輌本
体部12を停止させ、バケット46を車輌本体部12直
下の作業位置へ移動させた状態を示す。本実施例では屈
折機構を3本(3本以上)の第1ブーム18、第2ブー
ム32、第3ブーム40で構成すると共に、バケット4
6が第3ブーム40の先端部に対して垂直面内で360
度(図示の例では240度でよい)回転可能であるた
め、車輌本体部12直下まで水平状態を保持しながら移
動可能である。従って、高所はもちろんのこと低所まで
バケット46を移動させることが可能になっている。さ
らに、本実施例では回転基部20を矢印C方向へ回転さ
せたり、車輌本体部12を移動させたりすることなく、
単に第3ブーム40を矢印B方向へ回動させるだけでバ
ケット46を図1図示の位置と反対側へ移動させること
ができる。
【0018】図5に示す例は、第1ブーム18の伸縮ブ
ーム部26を伸縮して所定の高さにすると共に、第2ブ
ーム32および第3ブーム40を水平方向へ屈折移動す
ることにより、バケット46を建物の2階部分74およ
び3階部分76に対応させることができる。さらに2階
部分74および3階部分76の奥までバケット46を送
り込むことができる。その際、車輌本体部12を、移動
させることなく同位置で作業を継続することができる。
第2ブーム32および第3ブーム40を水平方向へ屈折
移動させる場合、移動量は第1ブーム18と第2ブーム
32との間の角度、第2ブーム32と第3ブーム40と
の間の角度を角度センサ(不図示)で読み取り、マイク
ロプロセッサを介して演算制御することにより制御可能
である。その際も、当該角度を検知しつつ第2のシリン
ダ装置38および第3のシリンダ装置44を同時制御す
ればよい。
【0019】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べて来たが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、例えば角度検出手段として比例アンプ式の角度
センサを用い、油圧モータ56の駆動を比例バルブで制
御してもよいし、異常状態を検出するセンサを設け、油
圧駆動機構14への作動油供給を停止させるアンロード
バルブを付設してもよい等、発明の精神を逸脱しない範
囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る作業用車輌を用いると、屈
折機構は、3本以上のブームを屈折可能なリンク状に連
結して成るため、例えば屈折機構の先端部に軸着された
バケットは車輌本体部の直下まで移動させることが可能
となるので、バケットの移動範囲を広くすることができ
る。。その際、バケットは屈折機構の先端部に対して垂
直面内で、240度以上回動可能に軸着されると共に、
制御手段等によって水平が保持されるので、垂直面内で
広い移動範囲を作業範囲として確保可能となる。請求項
2の構成では、少なくとも1本のブームを伸縮可能にす
ると、さらに広い移動範囲の確保と複雑な移動が可能と
なる。請求項3の構成では、屈折機構の基端部を、前記
車輌本体部へ水平面内で回動可能に軸着すると、水平方
向の移動範囲もさらに広げることが可能となる等の著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業用車輌の実施例を示した正面
図。
【図2】実施例の水平保持機構を示した部分斜視図。
【図3】水平保持機構の他の例を示した部分斜視図。
【図4】実施例の作業用車輌の動作例を示した説明図。
【図5】実施例の作業用車輌の動作例を示した説明図。
【図6】従来の作業用車輌を示した斜視図。
【符号の説明】
10 作業用車輌 12 車輌本体部 14 油圧駆動機構 18 第1ブーム 20 回動基部 24 主ブーム部 26 伸縮ブーム部 32 第2ブーム 40 第3ブーム 46 バケット 48 水平保持機構 52 ウォームホイール 54 ウォーム 56 油圧モータ 62 角度センサ 64 ピニオンギア 66 ラック 68 油圧シリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌本体部と、 3本以上のブームを屈折可能なリンク状に連結して成る
    と共に、垂直面内で回動可能に基端部が前記車輌本体部
    へ軸着された屈折機構と、 該屈折機構の先端部に設けられると共に、屈折機構の先
    端部に対して垂直面内で、240度以上回動可能に軸着
    されたバケットと、 該バケットを回動させるための回動機構と、 前記バケットの水平面に対する回動角度を検出する角度
    検出手段と、 該角度検出手段が検出した前記回動角度を基に、前記バ
    ケットの水平面に対する回動角度がゼロとなるよう前記
    回動機構を駆動する制御手段とを具備することを特徴と
    する作業用車輌。
  2. 【請求項2】 前記屈折機構を構成する少なくとも1本
    のブームは伸縮可能であることを特徴とする請求項1記
    載の作業用車輌。
  3. 【請求項3】 前記屈折機構の基端部は、前記車輌本体
    部へ水平面内で回動可能に軸着されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の作業用車輌。
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