JPS62191370A

JPS62191370A - 部品送り装置

Info

Publication number: JPS62191370A
Application number: JP61028787A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Kato; 茂加藤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-02-14
Filing date: 1986-02-14
Publication date: 1987-08-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、回路基板に装着する電子部品など。

テープの長手方向に沿って整列支持された多数の部品を
順次テープから取外して供給するための部品送り装置に
関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

回路基板に装着する電子部品の供給方法として。

２方向リード付きあるいは４方向リード付きフラン１−
パッケージＩＣなどで代表される比較的小形の電子部品
については、従来より、第３図および第４図に示すよう
に、これら多数の電子部品■を、長尺の本テープ■とそ
の背面長手方向に配置された粘着性を有する長尺の副テ
ープ０とにより、本テープ（２）の開孔上に整列支持さ
せ、この電子部品■を回路基板に取付けるとき、このテ
ープから順次部品■を取外して供給する方法がある。

第５図はこの部品供給に用いられる装置の従来例を示し
たものである。この装置は、基体■の一端部上に、上記
多数の電子部品■を整列支持しているテープが巻付けら
れたリール０を支持するリール支持部■が、また他端部
上に、このリール支持部■に支持されたリール０からテ
ープを本テープ■の両側縁に沿って一定ピッチで形成さ
れたテープ送り孔（ハ）を利用して一定長さづつ間欠的
に引出すテープ送り機構■、およびこのテープ送り機構
０に接近して本テープ■から副テープ■を剥離させるテ
ープ剥離機構（１０）が設けられている。そして、テー
プ送り機構■から送り出された本テープ■を、基体■の
他端部上に設置された廃棄箱（１１）中に排出し、テー
プ剥離機構（１０）により引剥がされた副テープ■を、
基体■の中間部上に支持されたリール（１ｚ）に巻取る
ように構成されている。

なお、本テープ■から副テープ■を剥離することにより
支持解除された電子部品■は、図示しないピックアップ
装置により、所定位置に移載される。

ところで、このような部品送り装置は、回路基板に装着
する電子部品の種類に応じて、複数台並列設置される。

そのため、上記のように本テープ■とは別に副テープ■
を巻取る部分をもつ装置は、その分だけ装置が大形化し
、部品装着ラインのスペースファクタを悪化させる。

〔発明の目的〕

この発明は、本テープと副テープとによりテープの長手
方向に整列支持された多数の部品に対して、副テープを
剥離して順次部品の支持を解除して送り出す部品送り装
置において、剥離された副テープの廃棄処分に格別のス
ペースを必要としない小形にしてかつ安定に部品を供給
できる部品送り装置を構成することにある。

〔発明の概要〕

この発明は、本テープと副テープとによりテープの長手
方向に整列支持された多数の部品に対して、副テープを
剥離して順次部品を支持解除して送り出す部品送り装置
において、テープ剥離機構により本テープから引剥がさ
れた副テープを、テープ送り機構により送り出される本
テープと一体にして排出するテープ排出機構を設けるこ
とにより、装置を小形化し、かつ部品を安定に供給する
ように構機成したものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。

第１図にこの発明の一実施例である部品送り装置の組立
分解図を、また第２図に組立てられた部品送り装置の構
成を示す。この部品送の装置は、基体（２０）と、本テ
ープと副テープとにより多数の電子部品をその長手方向
に沿って整列支持して巻付けられたり−ル０を支持する
支持部（２１）、およびそれぞれ基体（２０）に取付け
られて動作するテープ送り機構（２２）　、テープ剥離
機構（２３）、テープ排出機構（２４）を有する。

上記基体（２０）は、一端部側を装置本体（２６）への
取付部とし、この取付部に部品送り装置を本体（２６）
に対して正確に取付けるための一対の位置決めピン（２
７）が設けられている。また他端部側は、二股状に形成
され、上記各機構（２２）〜（２４）を取付けることが
できるようになっている。

リール０を支持する支持部（２１）は、上記基体（２０
）の一端部上に設けられて、その側方上に延出し、リー
ル０を交換可能に支持する。

テープ送り機構（２２）は、上記基体（２０）の他端部
を構成する一対の脚部外側に相対向して配設される一対
のドラム（２９）、　（３０）からなるテープ送りドラ
ムを有し、各ドラム（２９）、　（３０）は、上記基体
（２０）の脚部側面に形成された貫通孔（３１ａ）、　
（３１ｂ）に軸受（３２）を介して回転自在に支持され
る径大な頭（３３）付きシャフト（３４）と、このシャ
フト（３４）の反対側端部に形成されたねじ部に螺合す
るナツト（１５）とにより一体に固定される。また上記
一対の脚部間にはカラー（３６）が配設され、上記シャ
フト（３４）は、このカラー（３６）に対して回転自在
に貫通する。

上記シャフト（３４）により一体かつ基体（２ｏ）に対
して回転自在に支持される一対のドラム（２９）　、　
（３０）の周面には、本テープ■の両側縁に沿って設け
られたテープ送り孔と係合する複数の突起（３８）が一
定ピツチで設けられている。また、一方のドラム（２９
）には、その回転中心に対してドラムを等角度で分配す
るように、回転中心を中心とする同一円同上で両端面を
貫通して複数のポールプランジャ（３９）が取付けられ
る。さらに、ドラム（２９）の外側に突出する各ポール
プランジャ（３９）の基端部には、外部駆動動力をテー
プ送りドラムに伝達するためのローラ（４０）が取付け
られる。上記テープ送りドラムは、このローラ（４０）
に加えらける外部駆動動力により、上記ポールプランジ
ャ（３９）の取付角度づつ間欠回転されるが、ポールプ
ランジャ（３９）は、この外部駆動動力を伝達するとと
もに、先端部のボールを基体（２０）の側面に設けられ
た凹孔（４１）に嵌入して、間欠回転するテープ送りド
ラムを定位置に位置決め停止させる。なお図面には、基
体（２０）の側面に２つの凹孔（４１）を設け、これら
凹孔（４１）に隣接する２つのポールプランジャ（３９
）が嵌入して位置決め停止するものが示されている。な
おまた、図面中に示したナツト（４２）は、ポールプラ
ンジャ（３９）の先端部側の突出長を調節してドラム（
２９）に固定するためのものである。

また、他方のドラム（３０）の外側端面には、後述する
テープ排出機構（２４）の駆動ローラを回転させるため
のプーリ（４３）が取付けられている。

テープ剥離機構（２３）は、先端部上部に副テープと摺
接する摺接面（４５）が設けられ、この摺接面（４５）
の先端部側を傾斜させて先端がくさび状をなすテープ剥
離レバー（４６）を有する。このテープ剥離レバー（４
６）は、基端部を揺動支点とし、ねじ（４７）により、
基体（２０）の一方の脚部の内側中間部に揺動自在に取
付けられる。またこのテープ剥離レバー（４５）には、
外部駆動動力をこのテープ剥離レバー（４６）に伝達す
るためシャフト（４７）およびこのテープ剥離レバー（
４６）の揺動を一方向に付勢するばね（４８）が取付け
られる。なお、シャフト（４７）の先端部は、上記基体
（２０）の一方の脚部に設けられた図示しない長孔また
は切欠溝を通って、上記一方の脚部の外方に突出する。

なお、ナツト（４９）は、シャフト（４７）をテープ剥
離レバー（４６）に固定するだめのものである。

テープ排出機構（２４）は、上記テープ剥離機構（２３
）を挟んでテープ送り機構（２２）の反対側脚部間に。

並列して回転自在に支持された一対のローラ（５１）　
。

（５２）を有する。この一対のローラ（５１）、　（５
２）のうち、一方のローラ（５１）は、駆動ローラであ
って。

その一端部は、上記基体（２０）の一方の脚部の外方に
延出し、その延出部分に、前記ドラム（３０）に取付け
られたプーリ（４３）に対応して、ローラ（５１）と同
一径のプーリ（５３）が取付けられ、テープ送り機構（
２２）を回転駆動する外部駆動動力により、プーリ（４
３）、　（５３）およびこれらプーリ（４３）、　（５
３）に装架されたベルト（５４）を介して回転駆動され
るようになっている。またローラ（５２）は、従動ロー
ラであって、上記駆動ローラの回転駆動により、この駆
動ローラとの間に挟持されるテープ（２）、■を介して
回転し、この挟持したテープ■、■を一体にして排出す
るようになっている。

つぎに、この部品送り装置の動作について説明する。

まず、リール支持部（２１）にリール■を取付けて、こ
のリール０からテープを引出し、本テープ（２）の両側
縁に沿って形成されたテープ送り孔を、テープ送り機構
（２２）のテープ送りドラム（２９）、　（３０）の周
面に設けられた突起（３８）に係合させる。一方、テー
プ剥離機構（２３）を通過したところで、上記テープか
ら副テープ■を引剥し、この引剥された副テープ■をテ
ープ剥離レバー（４６）の先端部に係止させて、これら
本テープ■および副テープ■を一体にしてテープ排出機
構（２４）の一対のローラ（５１）。

（５２）間に挟持させる。

この状態から、まず、このテープ送り装置の他端部上で
昇降するピックアップ装置を駆動して。

テープ剥離機構（２３）により副テープ■を剥離するこ
とにより支持解除された電子部品のピックアップ動作を
おこなわせるとともに、このピックアップ装置に取付け
られたテープ送り装置駆動ピンにより、テープ送り機構
（２２）のポールプランジャ（３９）に取付けられたロ
ーラ（４０）を押圧して、テープ送りドラムを回転させ
る。この押圧駆動により回転するテープ送りドラムは、
ドラム（２９）に取付けられたポールプランジャ（３９
）の先端部のボールが基体（２０）に設けられた凹孔（
４１）に嵌入したとき。

所定角度回転して停止し位置決めされる。このテープ送
りドラムの回転により、テープはリール０から一定長さ
引出される。

一方、このテープ送り機構（２２）の動作と同期して、
テープ剥離機構（２３）のテープ剥離レバー（４６）は
、前記テープ送り機構駆動ピンによるテープ送り機構（
２２）の駆動とは各別の外部駆動により、揺動し、くさ
び状をなすその先端部に係止した副テープ■を本テープ
■および電子部品から引剥す。

これにより電子部品の支持は解除され、本テープ■上に
搭載されたまま、上記テープ送りドラムの回転にともな
って、テープ送り機構（２２）方向に移動する。なお、
この支持解除された電子部品は。

前記昇降動作するピックアップ装置によりピックアップ
される。

上記のように電子部品が取外されたあとのテープ送り装
置（２２）から送り出される本テープ■およびテープ剥
離機構（２３）により引剥がされた副テープ■は、前記
テープ排出機構の一対のローラ（５１）。

（５２）間に一体に挟持されて、前記テープ送りドラム
の回転により、プーリ（４３）、　（ｓ３）およびベル
ト（５４）を介して回転するローラ（５１）の回転駆動
により排出される。

なお、テープ送り機構（２２）のテープ送りドラムは、
ピックアップ装置の昇降にともなって間欠的に回転し、
またテープ剥離機構（２３）のテープ剥離レバー（４６
）は、このテープ送りドラムの間欠回転と同期して揺動
し、これら各機構の動作により、副テープ（３）は間欠
的に引剥がされ、また本テープ■は一定長さづつ間欠的
にテープ送り機構（２２）から送り出される。そして、
支持解除された電子部品は、ピックアップ装置により、
順次取外される。

ところで、上記のように部品送り装置を構成すると、一
対のローラ（ｓｌ）、　（５２）からなるテープ排出機
構（２４）により、電子部品の支持を解除したあとの本
テープ■および副テープ■を再び一体にして排出し、従
来の部品送り装置のように、本テープとは別に、剥離し
た副テープを巻取る格別のスペースが不必要となり、装
置を小形に形成できる。

また従来装置では、剥離テープがリールに満杯になった
とき、これを除去する作業が必要であり。

そのために装置を一時停止しなければならなかったが、
上記部品送り装置は、特に剥離テープ除去のために装置
を停止する必要はなく、電子部品を一定速度で安定に供
給することができる。

以上、回路基板に装着する電子部品の送り装置の一例に
ついて述べたが、この発明の部品送り装置は、回路基板
に装着する電子部品以外の電子部品、その他部品に対し
ても適用できる。

〔発明の効果〕

多数の部品を整列支持する本テープと副テープとからな
るテープに対し、テープ剥離機構により剥離された副テ
ープとテープ送り機構により送り出された本テープとを
、一対のローラからなるテープ排出機構により、一体に
して排出するように構成したので、従来の部品送り装置
のように、剥離した副テープの廃棄に格別のスペースを
必要とせず、また剥離した副テープの除去のために、装
置を一時停止する必要もなく、小形にしてかつ部品を安
定に供給する部品送り装置とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例である部品送り装置の組
立分解図、第２図はその概略構成を示す正面図、第３図
は電子部品を整列支持するテープの平面図、第４図はそ
の断面図、第５図は従来の部品送り装置の正面図である
。 ■・・・本テープ　　　　　■・・・副テープ０・・・
リール　　　　　　（２０）・・・基体（２１）・・・
支持部　　　　　（２２）・・・テープ送り機構（２３
）・・・テープ剥離機構　（２４）・・・テープ排出機
構（２９）・・・ドラム　　　　　（３０）・・・ドラ
ム（２４）・・・シャフト　　　　（３８）・・・突起
（３９）・・・ポールプランジャ（４０）・・・ローラ　　　　　（４３）・・・プーリ
（４６）・・・テープ剥離レバー（４７）・・・シャフト　　　　（４８）・・・ばね（
５１）・・・ローラ　　　　　（５２）・・・ローラ（
５３）・・・プーリ　　　　　（５４）・・・ベルト代
理人　弁理士　　井　上　−男第１図第２図第３図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）多数の部品を本テープの長手方向に沿ってこの本
テープとともに整列支持する副テープを上記本テープか
ら剥離するテープ剥離機構と、周面に形成された複数の
突起を上記本テープの両側縁に沿って形成されたテープ
送り孔に係合させて外部駆動により一定の回転角度で間
欠回転するテープ送りドラムを有し、上記テープ剥離機
構により上記副テープから分離された本テープを駆動す
るテープ送り機構と、上記テープ送りドラムの回転と連
動して回転する駆動ローラおよびこの駆動ローラに並列
して設置され上記テープ送り機構により送り出された本
テープと上記テープ剥離機構により剥離された副テープ
とを上記駆動ローラと一体に挟持して排出する従動ロー
ラを有するテープ排出機構と、上記各機構を支持する基
体とを具備することを特徴とする部品送り装置。
（２）剥離機構は先端部に副テープを係止してこの副テ
ープを本テープから剥離する外部駆動により揺動するテ
ープ剥離レバーを有することを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の部品送り装置。
（３）テープ剥離機構はテープ剥離レバーの揺動を一方
向に付勢するばね部材を有することを特徴とする特許請
求の範囲第２項記載の部品送り装置。
（４）テープ送り機構は外部駆動により回転するテープ
送りドラムを一定の回転角度で停止させる位置決め停止
機構を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の部品送り装置。
（５）位置決め停止機構はテープ送りドラムを回転中心
に対して等角度に分配されるように上記テープ送りドラ
ムの端面を貫通し先端部が基体に設けられた凹孔に嵌入
する複数のポールプランジャを有することを特徴とする
特許請求の範囲第４項記載の部品送り装置。
（６）複数のポールプランジャはそれぞれ外部駆動動力
をテープ送りドラムに伝達する動力伝達部を有すること
を特徴とする特許請求の範囲第５項記載の部品送り装置
。
（７）テープ送りドラムは基体を介して対向し一体に回
転する一対のドラムを有することを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載の部品送り装置。