JPS62190212A - 低発煙性樹脂組成物及びそのフオ−ムの製造法 - Google Patents

低発煙性樹脂組成物及びそのフオ−ムの製造法

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JPS62190212A
JPS62190212A JP61032000A JP3200086A JPS62190212A JP S62190212 A JPS62190212 A JP S62190212A JP 61032000 A JP61032000 A JP 61032000A JP 3200086 A JP3200086 A JP 3200086A JP S62190212 A JPS62190212 A JP S62190212A
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俊昭 笹原
Takeshi Ikegami
毅 池上
Shoji Takao
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野: 本発明は、低発煙性樹脂組成物、及び低発煙性、耐熱性
、難燃性、低脆性を有するウレタン変性低発煙性ポリイ
ソシアヌレートフオームの製造法に関するものである。
従来の技術: 従来、耐炎性、低発煙性を有するポリイソシアヌレート
フオームを製造するためには、ポリイソシアネー1〜と
活性水素含有化合物とにトリマー化触媒を併用すること
によって行われて来た。ポリイソシアヌレートフオーム
はその優れた特性によって断熱材、軽量構造材、吸音材
等として広く利用されて来た。また、ポリウレタン架橋
中にイノシアヌレート環を導入することより、高耐熱性
、耐加水分解性、更に寸法安定性を示すようにすること
かできる。しかしながら、残念なことに、高温加熱時で
の燃焼時における発煙量が多いために、その用途に制限
をうけているものである。
このため低発煙化を試みる方法として従来、たとえばポ
リリン酸アンモニウム、リン酸エステル。
p−ニトロアニリンスルホン酸などで添加し、火炎に接
触したときこれらの添加物がフオームを炭化促進させ、
以って発煙量を少なくする方法、また耐熱性の無機粉末
を添加して燃焼性を抑制することにより発煙性を低下す
る方法、caco3゜(NH4>2 HPO4,(NH
,1)2 so4などを添加し、熱分解により発生した
不活性ガス(CO、NH3など)によってフオームから
発生する可燃性ガスを希釈し、燃焼を抑制し発煙性を低
下させる方法、耐熱性構造を主鎖に導入してポリマー自
体の熱分解を抑える方法など試みられている。しかしな
がら、添加剤を使用する場合は、多量の添加を必要とす
るため、反応混合液の貯蔵安定性にも問題があった。イ
ソシアヌレ−1へ環を導入して耐熱性を向上させる方法
においても従来のトリマー化触媒の使用においてはイソ
シアヌレ−1−環含有物を高収率で得ることは困難であ
った。
従って添加剤を添加する方法、耐熱性構造の導入等では
、未だに準不燃材料としては充分な性能が得られていな
いのが現状である。
これらの方法は難燃性を向上させることはあるが、発煙
抑制効果はなく、rJIS−A1321離燃2級」に合
格するものは得られていない。また、これらの添加剤は
多量に添加するとフt−ムの物理的性質を低下させるだ
けでなく、フオーム製造原液の貯蔵安定性を悪くさせ、
フオーム製造時の作業性を著しく低下させる等の好まし
からざる問題があった。
またフオームに高離燃性を付与するため、N、C010
H当量比を高くすることにより、イソシアヌレート環を
高濃度に含有させ、イソシアヌレ−1・結合に特有の耐
熱性耐炎性を有することが試みられている。しかしなが
ら、従来のl−リマー化触媒の場合には、NC010H
当吊比を高くするにも限度が必り、高くしすぎると未反
応のイソシアヌート〜基を多量に含みそのため燃焼時の
発煙性も増大し、又火炎に接触すると爆裂する欠点があ
った。また同時にイソシアヌレ−1〜結合特有の性質で
ある非常に脆い欠点をも有していた。たとえばアルカリ
金属カルボン酸塩(例:オクテン酸カリ)により得られ
るフオームは落ガン性(Fr1abi l i ty)
を有する。
発明が解決しようとする問題点 以上のように従来法は各々大きな欠点を有しており、本
発明者等は、これらの問題点を解決すべく鋭意研究を重
ねた結果、 (A)有機ポリイソシアネート、 (B)特定の混合ポリオールとして官能基数が2以上で
、エチレンオキサイド含有ポリエーテルポリオールと、
平均分子口が400以下で、分子内に水酸基を2〜4個
含有する化合物との混合ポリオール(1)、或は該混合
ポリオール(I>と分子内に水酸基を2〜4個含有する
ポリエステルポリオールとの混合ポリオール(IF>で
あって、該混合ポリオール(I>または(II)の平均
官能基数は、2.1〜3.5の範囲にあり、且つ平均分
子】/平均官能基数が80〜400の範囲であるポリオ
ール、 (C)フェロセン化合物、或はフェロセン化合物と一般
式: (式中Rは水素原子、アルキル基、アルケニル基、アル
アルキル基またはアリール基である)び (D)(1)グリシジル基含有化合物、■第3級アミン
化合物、並びに ■アジリジン化合物 なく、従来量も困難視されていた発煙性を著しく減少さ
せると同時に耐熱性高難燃性低脆性の特性を兼備し、か
つJISA  1321試験において難燃2級(準不燃
材料)に合格するものであることを見出した。かくて、
本発明はかかる樹脂組成物を提供するものである。
これまでポリイソシアヌレートフオームは高NC010
Hでは比較的製造が困難とされていた。
すなわちその原因としてウレタン化反応は適切な触媒の
存在下では急速に達成される反面、イソシアヌレート反
応はそれぞれのフ7ミング化反応過程の時間制約の中で
特に均一に実行させることは従来の触媒では困難でめっ
た。従ってこの2つの相違する反応は構がフオーム特性
を十分に満足させるべく形成されないためである。従っ
てウレタン化とイソシアヌレ−1−化反応を効果的に、
がっ同時に均一に実行させるべく触媒の選択か要求され
、本発明の特定の1〜リマー化触媒を使用することによ
り、反応が選択的に効果的に達成される。
同時にフェロセン誘導体を導入することにより、本目的
とする低発煙性、耐熱性、難燃性を有する準不燃材料と
してのポリイソシアヌレートフオームが製造される。
本発明に依って提供されるフオームは、収率の高い高含
有のイソシアヌレート環を含有する重合体と、一部フエ
ロセン骨格樹脂とを含有するものである。
ここで本発明に用いられる有機ポリイソシアネートとし
ては、脂肪族、脂環族、芳香族、芳香族置換脂肪族ポリ
イソシアネート類で例示すると、エチレンジイソシアネ
ート、1,6−へキシリレンジイソシアネート、2,2
.4−または2.2.6−トリメチルへキサメチレン−
186−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−
4,4′ −ジイソシアネート、1,4−シクロヘキサ
ンジイソシアネ−1へ、イソボロンジイソシアネート、
2,4−または2.6−1−リレンジイソシアネー1−
1p−フエニレンジイソシアネ−1〜、クルード[・リ
レンジイソシアネ−1−、ジフェニルメタンジイソシア
ネ−1−、ポリフェニルメタンポリイソシアネート、i
・リス(4−イソシアネー1〜フェニル)メタン、2,
4.6−[・リレン[〜ジイソシアネート、4,4′ 
−ジメチルジフェニルメタン−2,2’ 、5.5’ 
−テl−ライソシアネ−1・、ナフチレン−1,5−シ
イソシアネ−1・、1−メトキシフェニル−2,4−シ
イソシアネ−1〜、ジフェニルメタン−4,4′ −ビ
フェニレンジイソシアネート、3,3′−ジメトキシ−
4,4′−フエニルジイソシアネート、4−メトキシ−
1,3−フェニレンジイソシアネート、クメン−2,4
−シイソシアネー1−14−メトキシ−1,3−フニニ
レンジイソシアネ−1・、4−クロロ−1,3−フェニ
レンジイソシアネート、4−ブロモ−1,3−フェニレ
ンジイソシアネート、4−1トキシ−1,3−フェニレ
ンジイソシアネート、2,4′−ジイソシアネートジフ
ェニルエーテル、5,6−シメチルー1,3−フエニレ
ンジイソシアネ−1・、4.4′ −ジイソシアネート
ジフェニルエーテル、ベンジジンジイソシアネート、4
.6−シメチルー1.3−フェニレンジイソシアネート
、9,10−アンl〜ラセンジイソシアネ−1〜、4,
4′ −ジイソシアネートジベンジル、3.3′−ジメ
チル−4,4’ −ジインシアネートジフェニルメタン
、2.6′ −ジメチル−4,4′ −ジイソシアネー
トジフェニル、キシリレンジイソシアネート、その他ダ
イマー酸からのシイソシアネ−1〜、カルボキシル基含
有ポリイソシアネート、またカルボジイミド基、ウレト
イミン基等をもつ常温で液状のジフェニルメタンジイソ
シアネ−1・類、あるいは、ウレア結合、アロファネー
1〜結合、ビウレット結合、ボッイソシアヌレ−1〜環
@造を含むポリイソシアネー1へ類、更に活性水素含有
化合物と反応せしめて得られるイソシアネー1〜基末端
プレポリマー等があり、これら有機ポリイソシアネート
は、1種又は2種以上の混合物として使用できる。有機
ポリイソシアネー1−として用いられる、イソシアネー
1−I3末端プレポリマーを得るための有機ポリイソシ
アネー]−と反応する活性水素基を含有する化合物とし
ては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、多官能アルコール等が挙げられる。
ここで多官能アルコールとしては、エチレングリコール
、1.3−プロピレングリコール、1,2−プロピレン
グリコール、1,4−ブチレングリコール、1,3−ブ
チレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,
5−ベンタンジオール、1.7−ヘプタングリコール、
グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールエ
タン、ヘキサン−げられる。
ここで本発明に用いられるエチレンオキサイド含有ポリ
エーテルポリオールは、少なくとも分子内に2個以上の
活性水素基を有するものであり、使用されるアルキレン
副キサイドのうちエチレンオキサイドの使用モル比率か
10%以上で、かつランダム又はブロック状に配列され
たもので、ポリエーテルポリオール中の活性水素基は水
酸基あるいはアミノ基である。
ここで開始剤として使用されるポリオール化合物として
は、エチレングリコール、1.2−プロピレングリコー
ル、1,3−プロピレングリコール、1.2−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジ
オール、フェニレンタグリコール、1〜リメチロールプ
ロパン、1〜リメチロールエタン、1.2−ベンタンジ
オール、1,4−ベンタンジオール、1,5−ベンタン
ジオール、1,7−へブタンジオール、グリセリン、1
,2.6−ヘキサンドリオール、ペンタエリスリトール
、ソルビトール、シュクローズ、ビスフェノールAなど
、及びこれらの類似化合物、また多官能アミンとしてエ
チレンジアミン、1−リエタノールアミン、トリレンジ
アミンなどが挙げられる。またエチレンオキサイド以外
のアルキレンオキサイドとしては、プロピレンオキサイ
ド、スチレンオキサイド、アミレンオキサイド、スチレ
ンオキサイドなどが挙げられ一チルポリオールの分子量
は400〜3500の範囲が好ましい。
分子量が3500以上となると、フオームの収酸基を2
〜4個含有する化合物の使用は、ポリエーテルポリオー
ルだ(プでは)A−ムの強度が小さいため、フl−ムに
適度の硬さを(=J与すると同時にイソシアネート基と
の反応により架橋間分子量が小さくなり、)t−ム自体
に耐熱性をも付与する働きがある。
本発明に使用される平均分子辺が400以下で、分子内
に水酸基を2〜4個含む化合物として、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール、ジメチロールジシクロペンタジェン、
グリセリン、トセ リメチロールプロパン1,2.6−へキサ1〜リオール
、2−エチルヘキサン1,3シクロヘキサンジA−ル、
1.4−シクロヘキサンジオール、チオジグリコールジ
オール、ベンタンジオール、ペンタエリスリト−ルなと
及び類似化合物や、これらの単分子多価アルコール又は
エチレンジアミン、トリエタノールアミン、1〜リレン
ジアミン等とプロピレンオキサイドやエチレンオキサイ
ドの付加反応物があり、これらは単独でも、混合物とし
ても使用できる。
本発明に用いられるポリエステルポリオールとしては、
例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リメヂレングリコール、1,2−プロピレングリコール
、トリメヂレングリコール、1.3−ブチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ヘキサメチ−レンゲリ
コール、デカメチレングリコール、グリセリン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ル、ビスフェノールA等の如く少なくとも2個以上のヒ
ドロキシル基を有する化合物の1種又は2種以上とマロ
ン酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、ピ
メリン酸、セバミン酸、シュウ酸、フタノール酸、デレ
フタール酸、アビライン酸、トリメリット酸、グルタコ
ン酸、α−ハイドロムコン酸、β−ハイドロムコン酸、
α−ブチル−α−エチルゲルタン酸、α、β−ジエチル
サクラン酸、ヘミメリチン酸、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸等の如く少なくとも2mのカルボキシル基
を有する化合物の1種又は2種以上を使用し、公知の方
法によって製造することができる。
更にラクトン類を開環重合することによって得られるエ
フトンエステル類も含まれる。
ラクトン類の具体例としては、例えば、δ−バレロラク
トン、β−エチル−δ−バレロラクi・ン、ε−カプロ
ラク]−ン、α−メチル−ε−力プロラク]・ン、β−
メチル−ε−力プロラク[・ン、γ−メチルーε−カプ
ロラクトン、β−ブヂロラクトン等がある。
重合開始剤としては、2個以上の活性水素基を含有する
化合物が用いられる。具体的には、アルコール類または
、アミン類、例えばエチレングリコール、1,4−ブチ
レングリコール、1.6−ヘキサンジオール、エチレン
ジアミン、フエニレンジアミン等が使用され、公知の方
法によって製造することができる。
本発明において、エチレンオキサイド含有ポリニーデル
ポリA−ルと、平均分子量が400以下で、分子内に水
酸基を2〜4個含有する化合物の混合ポリオール(I)
、又は該混合ポリオール(I>と分子内に水酸基を2〜
4個含有するポリエステルポリオールとの混合ポリオー
ル(II)は、その平均官能基数が2.1〜3.5の範
囲、平均分子量/平均官能基数(5最)が80〜400
の範囲で、好ましくは100〜250の範囲である。こ
の範囲にある混合ポリオールを使用して臂られたフオー
ムは、適度の硬ざ2侵れた耐熱性、低発煙性を有してい
るか、この範囲を逸脱すると771−ムの特性が著しく
低下する。
このようにして選択された混合ポリオールは、有機イソ
シアネートと任意の割合で配合可能であるが、好ましく
はNGO10H当母比が2〜13優れたものか得られる
本発明で使用するフェロセン化合物、アルデヒド及びル
イス酸について、以下説明する。
フェロセン化合物とは、フェロセン骨格を主鎖に含む直
鎖状構造を含有するもので、一般的には、(式中Rおよ
びR1は水素原子、アルキル基、アルケニル阜、アルア
ルキル基、アリール基であり、で表わされるものである
。そして、フェロセン核の置換位置は、1,2−11,
3−または1,1′−もしくはそれらの混合物である。
更にフェロセン骨格樹脂直鎮状構造物中に未反応フェロ
センを含有覆る混合物であってもよい。
ここで有用なフェロセン化合物としては:モノ−および
シー低級アルキル(炭素原子数1〜81固〉ジシクロペ
ンタジェニル鉄化合物、たとえばエチルジシクロペンタ
ジェニル鉄、n−ブチルジシクロペンタジェニル鉄、ジ
エチルジシクロペンタジェニル鉄、およびj譜−ブチル
ジシクロペンタジェニル鉄、 モノ−おJ、びジー低級アルカノイル(炭素原子数1〜
8個)ジシクロペンタジェニル鉄化合物、たとえばアセ
チルジシクロペンタジェニル鉄、プロペンタジェニル鉄
、 ジシクロペンタジェニル鉄およびその低級アルキル(炭
素数1〜8個)置換誘導体とアルデヒドまたはケトンと
の二但体および重合体反応生成物、たとえば2.2−”
/’(エチルジシクロペンタジェニル鉄)−プロパン、
ジ(ブチルシクロペンタジェル鉄)−プロパン、ジ(ジ
シクロペンタジェニル鉄)−メタンかある。
かくして、本発明の方法によりフェロセン化合物を含有
するフオームは、これらの鉄化合物の存在により、酸化
作用の強い鉄化合物の作用によって、樹脂に火炎を当て
たとき、樹脂の側鎖を急速に酸化し、重合体主鎖を炭化
させカーボンポリマーに導く事によりポリマー自身に優
れた耐熱性、耐酸化性を与え、かつ燃焼速度を遅くし、
難燃性を発揮させるものと考えられる。
更にこれらフェロセン化合物の作用と同時に本発明の特
定のトリマー化触媒の存在下で高収率イソシアヌレート
環が有する高耐熟性と相乗的に作用し、本発明の目的と
す低発煙性、難燃性、耐熱性を有する重合体が製造され
る。
本発明の方法を実施するにあたり、フェロセンと反応す
るアルデヒド類はつぎの一般式で表わすことができる。
(式中Rは水素原子、アルキル基、アルクニル基、アル
アルキル基、アリール基である)これらアルデヒド類の
代表例を示lば:芳香族又は芳香族置換アルデヒドとし
て、1−ナフチルアルデヒド、2−ナフチルアルデヒド
、1)−1−リルアルデヒド、2−フエナンスリルアル
デじド、α、β−ジフェニルプロピオンアルデヒド、0
−フェニルベンズアルデヒド、p−フェニルベンズアル
デヒド、フェニルアセトアルデヒド、2.6−シメチル
ベンズアルデヒド、β−フェニルプロピオンアルデヒド
、1−アニスリルアルデヒドなど; あるいは直鎖樹脂族アルデヒド、分岐樹脂族アルデじト
また脂環式アルデヒドとしてf)−ノニルアルデヒド、
n−デカンアルデヒド、n−テトラデカアルデヒド、シ
クロヘキサンアルデヒド、ジエヂルアセトアルデヒド、
3,3−ジメチルブチルアルデヒドなど; 市るいは不飽和樹脂族アルデヒドとして、アクロレイン
、クロトンアルデヒド、β−メチルクロトンアルデヒド
、γ−メヂルクロトンアルデヒド、メタクロレイン、n
−ヘキセンアルデヒド、2−メチル−2−ヘキセンアル
デヒド、オクテンアルデヒドなど; あるいはへテロ環置換アルデヒドとして、クマリン−3
−アルデヒド、フルフラール、3−フルフリルアルデヒ
ド、5−メチルフルフラールなど;あるいは脂環式不飽
和アルデヒドとして2−シクロヘキサンアルデヒド、2
−シクロペンテンアルデヒド、3−シクロ詞りテンアル
デヒドなど・】 あるいは芳香族買換不飽和アルデヒド誘導体としてグイ
皮アルデヒド、α−フェニルクイ皮アルデヒド、α−メ
ヂルグイ皮アルデヒドなど;あるいはアミノ基、水酸基
、アルコキシ塁置換の芳香族アルデヒドとして、0−ア
ニスアルデヒド、p−アニスアルデヒド、m−アニスア
ルデヒド、サリチルアルデヒド、p−ジメチルアミノベ
ンズアルデヒド、p−エトキシベンズアルデヒド、〇−
エトキシベンズアルデヒド、3,4−ジェトキシベンズ
アルデヒド、m−ベンゾイルベンズアルデヒド、レゾル
シルアルデヒドなど; さらに、アセ+へアルデヒド、プロピAンアルデヒト、
イソブチルアルデヒド、ブチルアルデヒド、バレロアル
デヒド、イソブチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、エ
チルベンズアルデヒド、シクロプロピルアルデヒトなど
の脂肪族、力香族脂環式脂肪族アルデヒドなども有効で
ある。
一方、フェロセンとアルデヒド類との反応を促進させる
ために、ルイス酸触媒を使用することも出来る。ルイス
酸として、たとえばFeCQ3.5nCQ2 、AQC
Q3 、ZnCQ2、T ! CQ4 、BF3.0E
i2 、FeBr3、△9Br3.5nCQ4、I2、
Br2などが挙げらttル。なかでも、FeCQ3.5
nCQ2の場合は特に顕著な効果が得られる。
本発明の上記反応系において、フェロセン、カルボニル
体の配合比率は、フェロセン111101当り、アルデ
ヒド類0.5m01以上の範囲てめる。ここにフェロセ
ンに対して5倒以上のアルデヒド類を使用すると、本発
明の有機ポリイソシアネー1〜を1〜リマー化する際の
1−リマー化触媒の1つとして作用し、本発明の特定の
1へリマー化触媒と相乗的作用し、イソシアヌレ−1・
環を高収率で生成するのに有効的に動き、本目的とする
特性を効果的に発揮する。
本発明において、低発煙性に有効なフェロセン骨格化合
物は、フェロセン化合物とアルデヒド重合体とを該重合
体に配合するとき、該金子合体組成物に対して約0.0
5〜5重量%の四のフェロセン骨格化合物が有効である
本発明のトリマー化触媒として、グリシジル基○有化合
物、第3級アミン系化合物、アジリジン化合物の3種イ
11用系触媒を使用すると、トリマー化反応が効果的に
選択的に進行する。特に、NGO1011当伍比が高い
当合比本発明の触媒系を用いることにより反応が円滑に
選択的に実施される。このため、イソシアヌレート環含
右伍が多くなり、耐炎性、熱的安定性を有するフオーム
が得られ、本目的とする低発煙性の準不燃材料としての
特性が1qられる。
本発明に使用することのできる触媒の一種て必るグリシ
ジル基含有化合物としては、分子中に1個以上のグリシ
ジル基を右するもの、又はオルカノシリケ−1・(これ
についての詳細は後述する〉とグリシドールとを反応せ
しめで得られるものかある。
以下、本明細化において、単に「グリシジル基含有化合
物」と記載しである場合は、前記の両者を意味するもの
とする。
ここで本発明で゛用いられるトリマー化触媒の1つて必
るグリシジル阜含有化合物としては、ブチルグリシジル
エーテル、フェニルグリシジルエーテル、アリルグリシ
ジルニーデル、グリシジルメタクリレート、ブヂルフ1
ニルグリシジルエーテル、スチレンAキサイド、ブタジ
ェンオキサイド、ジメチルペンタンジ調キザイド、3−
(ペンタデシル)フェニルグリシジルニーデル、ジビニ
ルベンゼンオギサイド、レゾルシンジグリシジルエーテ
ル、2,6−シブリシジルフェニルグリシジルエーテル
、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、2−メチル
Aクチルグリシジルエーデル、ネオペンデルグリコール
ジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンシオールジグ
リシジルエーテル、また一般式; (Rはアルキル基、そしてnは1以上の整数値である〉 で表わされるポリアルキレングリコールジグリシジルエ
ーテル、ブタンジオールグリシジルエーテル、グリセリ
ンジグリシジルニーデル、トリメチロールプロパントリ
グリシジルエーテルスフェノールへジグリシジルエーテ
ル、2,2−ジブロモネオペンチルグリコール、ジグリ
シジルエーテル、ジブロモクレジルグリシジルエーテル
、N,N−ジグリシジルオルソトルイジン、アルキルフ
ェノールモノグリシジルエーテル、3.4−エポキシシ
クロヘキシルメタン、3,4−エポキシシクロヘキサン
カルボキシレート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチ
ルシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス(3.4−
エポキシシクロヘキシル)アジペート、N,N,N ’
 、N’ −テトラグリシジルメターキシリレンジアミ
ンオレフインオキザイド、シクロヘキサンビニルモノオ
キサイド、ビニルシクロヘキサンジオキサイド、ポリエ
ピクロルヒドリン、グリシドール、3,4−エポキシ−
6−メチルシクロヘキシルメチル、3’ 、4’ −エ
ポキシ−6′ −メチルシクロヘキサン力ルポキシレ−
1〜、3,4′−エポキシヘキサハイドロベンザル、3
′,4−エポキシシクロヘキサン−1’,1’ −ジメ
タツール、N,N’−ジグリシジルージメチルハイダン
トイン、など及びこれらの類似化合物が使用される。
また、一般式: %式%) (式中、R′は1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基を示すか、または反応性基を有し、ざらに特定的には
イソシアネー1〜反応性基により置換可能な活性基を有
する混合脂肪族−芳香族炭化水素基を好ましくは示し9
9〜15個の炭素原子を有するアルキル基を示し、そし
てnはOもしくは1〜3の整数である) て表わされるオルカッシリケートと、グリシドールとの
反応生成物も使用されうる。これらの化合物としては、
メチル]へり(グリシジルオキシ)シラン、テトラグリ
シジルオキシシラン、フェニルトリ(グリシジルオキシ
)シランなどを挙げることができる。
次に3級アミン化合物として、トリエチルアミン、トリ
ブチルアミン、N−メチルモルボリン、N−エチルモル
ボリン、N−ラウリルモルボリン、1−ジエチレンジア
ミン、3−メトキシ−N,N,’ −ジメチルプロピル
アミン、N,N,N ’ 、N’ −テトラメチルエチ
レンジアミン、N−メチル−N′−ジメチルアミンエチ
ルピペラジン、N,N,N’−1〜リメチルイソプロピ
ル、プロピレンジアミン、N,N。
N’,N’ −デトラエヂルプロピレンジアミン、N。
N−ジメチルベンジルアミン、ビス−(N,N−ジ工±
ルアミノエチルアジペー1〜)、N,N−ジメチルシク
ロヘキシルアミン、ペンタメチルジエチレンiーリアミ
ン、N,N’ −ジメチルシクロヘキシルアミン、N,
N,N ’ 、N’−テトラメチル−1,3−ブタンジ
アミン、N,N−ジメヂル=B−フェニルエチルアミン
、1.8−ジアザ−ビスシクロ(5,4゜6)ウンデセ
ン−1,2,4,6−1〜リス(ジメチルアミノメチル
)フェノール、2−(ジメチルアミノメチル)フェノー
ル、ジメチルアニリン、ピリジン等及びこれら類似化合
物、またイソシアネート基と反応しうる活性水素基を有
する3級アミン系化合物も使用しうる。たとえば、i〜
リエタノールアミン、l・リイソプロパノールアミン、
N−メチルジェタノールアミン、N−エチルジェタノー
ルの反応により得られる化合物も有効である。
又、炭素−ケイ素結合を有するシラミンも使用される。
たとえば、2,2.4−1〜リメチル−1,2−シラモ
lレホリン、1,3−ジエチルアミンメチルナ1ヘラメ
チルジシロキサン等である。
更にアジリジン化合物としては、N−ブチルエチレンイ
ミン、2−ヒドロキシエチルエチレンイミン、l〜リメ
チロールプロパンートリーβ−アジリジニルプロピネー
ト、1−フェニル−2−アジリジンエタノール、2−(
1−アジリジニル)エチルアクリレ−1−(A/、A/
’ −ジフェニルメタン4.4′ −ビス(1−アジリ
ジンカルホキシアミド) ) 、tert−ブチルアジ
リジン、テ1〜ラメヂロールメタン−1へり一β−アジ
リジニルプロピネー1〜.2−(1−アジリジニル)エ
チルメタアクリメヂロールメタンーモノーβ−アジリジ
ニルプロピネーi〜ジアクリレ−1・、〜、A″−ヘギ
Iナメチレン1.6−ビス(1−アジリジンカルボキシ
アミド)プロピレンイミン、ジフェニルメタン−ビス−
4、4’、へ′請゛′ −ジエチレンウレア等の1種又
は混合物である。
かくして、上記3種のトリマー化触媒を使用し、ウレタ
ン変性いボリイソシアヌレートフl−ムを製造すること
により、所望の準不燃材オ′31としての性能を有する
フオーム成型体が1qられる。
上記の3種のトリマー化触媒の添加♀を任意に選択する
ことにより、ポリイソシアヌレートフオームの特性は大
きく変化するため、フオーム要求特性及び作業性により
添加料は任意に調節される。
ここに、グリジル基含有化合物の添加団はイソシアネー
ト化合物に対して好ましくは0.1〜20重迅%であり
、さらに好ましくは0.5〜10重足%の範囲である。
グリシジル基含有化合物の適岳添加は、レゾール状態が
進んだ時点においても、即ち反応後期においても高収率
で高選択的にヌレート化反応を促進させる働きを持ち、
反応時に発生する内部発熱により一層ヌレート化を促進
させる。
更に第3級アミン化合物の添加邑は、イソシアネート化
合物100部に対して好ましくは1〜’lQQmmol
であり、ざらに好ましくは5〜504.。1−、C1あ
。。第3級アミン化を余用、多前覧用すると、ウレタン
化反応を極端に早め、フオーム液のレゾール状態が初期
に急激に高くなるため、第2段階の反応であるヌレート
化反応が阻害される。
また、アジリジン化合物の添加mは、イソシアネート化
合物に対して0.05〜10重辺%てあり、さらに好ま
しくは0.2〜5重帛%である。アジリジン基含有化合
物の添加〕により、第3級アミン化合物及びグリシジル
基含有化合物触媒のl・リマー化反応を助長する役目が
あり、最小最適最の添加でその効果は発揮される。
従って、本発明のポリイソシアヌレートフオームの製造
に当り、優れたフオーム特性を有した準不燃材料を得る
には3種のトリマー化触媒が必須であって、1つでも欠
けるとその特性は得難い。
3種併用トリマー化触媒のそれぞれの最も相乗効果が得
られる最適添加岳の範囲はイソシアネート化合物に対し
てグリシジル基含有化合物1〜5重口%であり、第3級
アミン化合物は、イソシアネート100部に対して妙ナ
セ吻租5〜30mmolであり、またアジリジン化合物
は0.5〜3重序%である。
このJ:うに、本発明の混合ポリオール、トリマー化触
媒の最適添加莞より、NC010H当但比の高い場合に
おいてもヌレート化反応は選択的高収率て、しかも反応
は階段状に滑らかに円滑に進行するため、作業性も非常
に優れた特性を有する。
その結果、イソシアヌレ−]・環含有りも多く高温で長
時間加熱しても重辺減少が少なく、フ71−ムに火炎を
当てた場合においてもフオームの裏面及び火炎が当って
いる周辺の変形もほとんど生じない耐熱性を有するフオ
ームが得られる。
従来の触媒によっては燃焼時の変形及びクラックの双方
が解消されず、また強制燃焼時発生する煙も低減出来な
い。かくして、難燃耐熱性を1dるため、通常知られて
いる難燃剤を添加することが試みられているがいまだ十
分な結果が得られていない。しかるに本発明の低発煙性
ウレタン変性ポリイソシアヌレ−1・フオーム組成物に
おいては、低発煙性の他に耐熱性、難燃性、低脆性、更
にフオームの物理的性質の優れた特性をも発揮する成型
体か得られる。ここで本発明で使用されるカルボニル基
含有化合物としてアルデヒド類、ラクトン類が挙げられ
る。
このようなアルデヒド類の代表例を示せば1−ナフチル
アルデヒド、2−ナフチルアルデヒド、p−t−リルア
ルデビド、2−フェナンスリルアルデヒド、α、β−ジ
フェニルブロピオンアルデ゛ヒト、0−フェニルベンズ
アルデヒド、p−フェニルベンズアルデヒド、フェニル
アセl−アルデヒド、2.6−シメチルベンズアルデヒ
ド、β−フェニルプロピオンアルデヒド、1−アニスリ
ルアルデビドなどの芳香族又は芳香族置換アルデヒド、
あるいは直鎖脂肪族アルデヒド、分岐脂肪族アルデヒド
または脂環式アルデヒドとしてn−ノニルアルデヒド、
n−デカンアルデヒド、n−テ[・ラデカアルデヒド、
シクロヘキサンアルデヒド、シJチルアセトアルデヒド
、3,3−ジメチルブチルアルデヒド、あるいは不飽和
脂肪族アルデヒドとして、アクロレイン、クロトンアル
デヒド、β−メチルクロl−ンアルデヒド、γ−メチル
クロトンアルデヒド、メタクロレイン、n−ヘキセンア
ルデヒド、くン 2−メチル−2ヘキセンアルデヒド、オクテンアルデヒ
ドなど; あるいはへテロ環置換アルデヒドとして、クマリン−3
−アルデヒド、フルフラール、3−フルフリルアルデヒ
ド、5−メチルフルフラールなど;あるいは脂環式不飽
和アルデヒドとして2−シクロヘキセンアルデヒド、2
−シクロペンテンアルデヒド、3−シクロオクテンアル
デヒドなど;あるいは芳香族置換不飽和アルデヒド誘導
体として、ケイ皮アルデヒド、α−フェニルケイ皮ア族
アルデヒドとしてO−アニスアルデヒド、p−アニスア
ルデヒド、m−アニスアルデヒド、サリチルアルデヒド
、p−ジメチルアミノベンズアルデじド、p−工トキシ
ベンズアルデヒド、〇−エトキシベンズアルデヒド、3
,4−ジェトキシベンズアルデヒド、m−ベンゾイルベ
ンズアルデヒド、レゾルシルアルデヒドなど; あるいは、水酸基、アルコキシ基を含む脂肪族アルデヒ
ド誘導体としてヒドロキシピルビックアど; 更にアセ1〜アルデヒド、プロピオンアルデビド、イソ
ブチルアルデヒド、ブチルアルデヒド、バレロアルデヒ
ド、イソブチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、エチル
ベンズアルデヒド、シクロプロピルアルデヒドなどの脂
肪族、芳香族、脂環式脂肪族アルデヒドなども有効であ
る。
また、ラクトン類としてγ−ブチロラクトン、シブチロ
ラフ]・ン、ε−カプロラクトン、ふデカラクトン、γ
−エナン1ヘラクトン、δ−エナン1〜ラクトン、α−
メチレンブチロラクトン、γ−ラウロラク!・ン 等及びこれらの類似化合物が挙げられる。
次に本発明の方法で用いる発泡剤としては、水或はフオ
ーム生成時に生じる反応熱にJ:り蒸発する低沸点の液
体である。適用しうる発泡剤としては、沸点が一25〜
50℃である不活性液体、好ましくは一15〜40’C
の沸点を有する発泡剤か好ましい。その例として特にア
ルカン、アルケン、ハロゲン買換アルカン、アルケンジ
アルキルエーテルである。
たとえば、炭素原子eR1〜7の飽和あるいは不飽和炭
化水素化合物であるイソブチレン、ブタジェン、イソプ
レン、ブタン、ペンタン、石油エーテル、またハロゲン
置換飽和不飽和炭化水素化合物であるメヂレンクロライ
ド、フルオロi〜リクロロメタン、ジフルオロジクロロ
メタン、l〜リフルオロクロロメタン、クロロエタン、
ビニルクロライド、ビニリデンクロライドであり、最も
有効な発泡剤としては]ヘリクロロフルオロメタンでお
る。
更に何加しうる適切な発泡剤としては、アセl−ン、エ
チルアセテート、ヘキサン、ジエチルエーテルも挙げら
れる。
また空温以上の温度でガスを発生しうる化合物として、
アゾ化合物たとえば、アゾイソブチリツクアシトニ[・
リルも使用しうる。
更に、CO2、N2、空気等を混入させて使用すること
もできる。
発泡剤の母は発泡剤の種類などに応じて適宜足用いられ
る。
本発明において用いられる整泡剤としては、従来公知の
いかなるものでもよく、たとえば副ルカノポリシロキサ
ン、ポリオキシアルキレン共重合体、ポリオキシアルキ
レン側鎖を有するポリアルケニルシロキサンなどのシリ
コーン系界面活11剤やカチオン系、アニオン系、非イ
オン系界面活性いられる。
本発明方法により、イソシアヌレートフオームを装)ム
するに当っては、上記の方法を実hN ”Jる際に、必
要に応じて添加剤を用いて、従来の発泡手段によって行
うことができる。
また、本発明において必要に応じて勤燃剤、tjクラス
ルーン、シラスバルーンなどの中空無機材料、無機充て
ん剤(例:シルカ、アルブミ、炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウムなど)、その他繊維状物質(例ニガラス繊
維、炭素4Ali維など)などを加えてもよい。
前)小の原料からポリイソシアヌレートフオームを製造
する手段としては、均一に混合可能な装置であればいか
なるものでもよいが、実験用小型ミキサーや一般にウレ
タンフオームを製造する際に使用される発泡機などを用
いて原わ1を均一に混合することによって容易に得られ
る。
更に、本発明の樹脂組成物は、2成分反応注入機、また
は射出成形機を用いて極めて能率よく、耐熱性、耐燃性
などの優れたポリイソシアヌレ−1・樹脂を得ることこ
とができるので、建築材料、音響機器の主要外殻、電気
機器部品、家庭用品、自動車部品等に応用することがで
きる。
つぎに実施例をあげ、本発明を更に具体的に説明するが
、本発明は、その要旨をこえない限り以下の実施例に限
定されるものではない。
製造例 1〜3 1Qの4つロフラスコに撹拌器、温度側、還流器の付い
た冷却管をセットし、第1表の原料を仕込む。仕込み後
、徐々に昇温し、80〜90’Cに保温維持する。内温
か80’Cに達したならば約30分程度経過するとエス
テル交換反応が開始し出す。その温度で5〜6助間維持
すると反応は終了する。
反応液は淡黄色透明液体でおり、次に反応液中の揮発物
を除去するため減圧精留したところ、淡黄色透明液体色
相(ガートナール)4以下の化合物が1qられた。
実施例1〜10及び21〜29、比較例1,2第2表及
び第3表に示す反応混合液A液、B液のそれぞれを液温
20’C±1°Cに調整した後、2Qのポリエチレン製
ビーカーに秤量し、撹拌ミキサー(回転数5000 r
pm)で3〜5秒間撹拌混合し、あらかじめ40’Cに
保温された25X25×25cmのアルミ装面中にポリ
エチレン製の袋をセットシた中で自由発泡を行なった。
得られたフオーム供試体はいずれも耐熱性、低発煙性、
H燃性を有した試験結果が得られた。
実施例11〜20及び30〜38、ヒ較例3,4同様に
第2表及び第3表に示す反応混合液A液。
B液のそれぞれを液温20±1°Cに調整した後、2Q
のポリエチレン製ビーカーに秤量し、撹拌ミキサー(回
転数5000rDm)で3〜5秒間秒間撹拌後、縦・横
・深さ4 f3x 46x 2.5cmのアルミニウム
製型の下型に0,2In!nのA1アスパール而材を敷
き固定し、予め50’Cに加温したのち、アルミニウム
製型中に注入する。その後ただちにフオームの上に0.
27.カラー鋼板面材をセラt−b、上蓋をしめ、プレ
スし、50’Cx15分間維持硬化させる。その後、脱
型してサンドイッチパネルを得た。
JIS−A  1321建築内装材燃焼試験上述した方
法で得られたフA−ムを縦、横それぞれ220#厚さ2
5mにて裁断して供試体を得る。供試体を加熱炉に入れ
て、規定の時間、副熱源であるプロパンガス及び主熱源
である電熱器を併用して規定の時間加熱し、試験体の亀
裂(キレン)/変形の有無およびその程度、加熱終了後
の残炎時間、排気温度曲線を測定し、標準としてパーラ
イト板を同様の条件下で測定して得た標準曲線との差に
よる発熱聞(温度口)開面積l’−dθ ℃3分)、発
煙部4数(CA)について各々の項目を測定し、穿孔試
験及び表面試験による材オニ31の燃焼判定を行う。
耐熱性試験 上述した方法で得られたフt−ムを縦、横それぞれ10
cm厚さ5cmにて裁断して供試体を1″:I%JIs
△ 9514により試験した。
○接着性 上述したh法−(,17られたリンドイツチパネルを使
用し、面材と)A−ムを引さ離し接着性をみた。
表2,3の註 ■加電化工業製 ポリエーテルポリΔ−ル■旭硝子製 
ポリエーテルポリオール ■旭硝子製ポリエーテルポリA−ル ■日本乳化剤製 トリメチロールプロパンにエチレンオ
キサイド付加物の略 ■水添リカビノールトIB(新日本理化量)にエチレン
オキサイド付加物 ■ジエヂレングリコールの略 ■シクロへキシルジメタツールの略 ■ダイセル製 ラクトンポリオール ■日本乳化創製 ■トリメチロールプロパンの略 [相]三井フロロケミカル製 ■日本ユニカー製 ■エコナリテック システムズ製 ■日本触媒化学製 ■ジメチルシクロヘキシルアミンの略 [株]エイ・アイ・シー製 ■淀化学製 ターシャルブチル フェニル グリシジル
エーテルの略 [相]日本ポリウレタン工業製  ポリフェニルメタン
ボリイソシアネー]・ eJIS  A9511.:よる (21i)JIS  K7201によるeJIs  A
1321による

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A)有機ポリイソシアネート、 B)官能基数が2以上で、エチレンオキサイド含有ポリ
    エーテルポリオールと、 平均分子量が400以下で、分子内に水酸基を2〜4個
    含有する化合物との混合ポリオール( I )、或は該混
    合ポリオール( I )と分子内に水酸基を2〜4個含有
    するポリエステルポリオールとの混合ポリオ−ル(II)
    であって、 これら混合ポリオール( I )または (II)の平均官能基数は、2.1〜3.5の範囲にあり
    、且つ平均分子量/平均官能基数が80〜400の範囲
    であるポリオール、 C)フェロセン化合物、或はフェロセン化合物と一般式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子、アルキル基、アルケニル基、アル
    アルキル基またはアリール基である) で表わされるアルデヒドとルイス酸との混合物、及び D)(1)グリシジル基含有化合物、 (2)第3級アミン化合物、並びに(3)アジリジン化
    合物の3種併用のトリマー化触媒から成る樹脂組成物。 2、カルボニル基含有化合物を包含せしめて成る、特許
    請求の範囲第1項に記載の組成物。 3、界面活性剤、発泡剤及び整泡剤を包含せしめて成る
    、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の組成物。 4、グリシジル基含有化合物が、分子中に1個以上のグ
    リシジル基を有するものである、特許請求の範囲第1項
    、第2項、または第3項に記載の組成物。 5、グリシジル基含有化合物が、一般式: R′_nSi(OR)_4_−_n (式中、R′は1〜20個の炭素原子を有するアルキル
    基を示すか、または反応性基を有し且つイソシアネート
    反応性基により置換可能な活性基を有する混合脂肪族−
    芳香族炭化水素基を示し、Rは1〜15個の炭素原子を
    有するアルキル基を示し、そしてnは0もしくは1〜3
    の整数である)で表わされるオルガノシリケートと、グ
    リシドールとの反応生成物である、特許請求の範囲第1
    項、第2項、または第3項に記載の組成物。 6、A)有機ポリイソシアネート、 B)官能基数が2以上で、エチレンオキサイド含有ポリ
    エーテルポリオールと、 平均分子量が400以下で、分子内に水酸基を2〜4個
    含有する化合物との混合ポリオール( I )、或は該混
    合ポリオール( I )と分子内に水酸基を2〜4個含有
    するポリエステルポリオールとの混合ポリオール(II)
    であつて、 これら混合ポリオール( I )または (II)の平均官能基数は、2.1〜3.5の範囲にあり
    、且つ平均分子量/平均官能基数が80〜400の範囲
    であるポリオール、 C)フェロセン化合物、或はフェロセン化合物と一般式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子、アルキル基、アルケニル基、アル
    アルキル基またはアリール基である) で表わされるアルデヒドとルイス酸との混合物、及び D)(1)グリシジル基含有化合物、 (2)第3級アミン化合物、並びに (3)アジリジン化合物の3種併用のトリマー化触媒に
    発泡剤、その他の添加剤を加えて混合反応させることを
    特徴とするポリイシアヌレートフォームの製造法。 7、発泡剤として不活性ガスを反応系に混入させる特許
    請求の範囲第6項に記載のポリイソシアヌレートフォー
    ムの製造法。 8、不活性ガスがCO_2、N_2または空気である特
    許請求の範囲第7項に記載のポリイソシアヌレートフォ
    ームの製造法。
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