JPS6218922A - ル−プ系統保護継電システムにおける異常時バツクアツプ装置 - Google Patents

ル−プ系統保護継電システムにおける異常時バツクアツプ装置

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JPS6218922A
JPS6218922A JP60156234A JP15623485A JPS6218922A JP S6218922 A JPS6218922 A JP S6218922A JP 60156234 A JP60156234 A JP 60156234A JP 15623485 A JP15623485 A JP 15623485A JP S6218922 A JPS6218922 A JP S6218922A
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敏朗 藤本
古瀬 溢泰
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は集中形ループ系統保護継電システムにおける
異常時バックアップ装置に関する。
B1発明の概要 この発明は集中形ループ系統保護継電システムにおける
端末装置が異常となり、その時に事故が発生した際のバ
ックアップ装置において、端末装置が異常となったとき
に、その端末装置の電流情報を零とし、中央処理装置で
演算する保護区間の電流差動演算を過電流演算に切り換
えて演算させることにより、 ループ系統の端末装置に異常が発生し、その時に事故が
重なっても停電範囲を極力狭い範囲にするようにしたも
のである。
C従来の技術 第3図は集中形ループ系統保護継電システムを示す構成
説明図で、第3図において、31A〜31Dは需要家の
母線、各需要家の母線31A〜31Dは送電線32A〜
32Eで接続される。送電線32Aと32Eは電源変電
所T側の母線33に接続されてループ状の送電系統が構
成される。図中CB、〜CB、はしゃ断器で、これらし
ゃ断器CB、−CB、は母線31A〜31Dと送電線3
2A〜32Eとの電路に介挿される。CBAとCBBは
送電線32A、 32Eと電源変電所T側の母線33と
を結ぶ電路に介挿されるしゃ断器で、このしゃ断器CB
AとCBBを開放させるとループ系統は全停となる。C
T、〜CTaCTa型で、各一対の変流器CT、、 C
T、とCT、。
CT、並ヒcT7. CT、及ヒcT7. CTeテ得
られた電流情報はループ状に接続された第1〜第4端末
装置34A〜34Dに人力される。35は中央処理装置
で、この中央処理装置35は第1.第4端末装置34A
、 34Dに接続され、各端末装置34A〜34Dの電
流情報は中央処理装置35に供給されてここで保護演算
処理される。CTA、 CTBは中央処理装置35に電
流情報を入力させる変流器である。
なお、A−RY、 B−RYはバックアップリレーであ
る。
前記中央処理装置35は見掛は上路変流器間に電流差動
リレーが配置されていることと等価になる。
この電流差動リレーの配置状態を第4図に示す。
第4図において、11〜19は電流差動リレーであり、
他の部分は第3図と同一符号を付して示す。
D1発明が解決しようとする問題点 上記第3図のように構成された装置において、例えば端
末装置34Bが異常となり、CT、及びCT4の電流情
報か正しく伝送しなくなったり、CB3. CB。
をトリップ出来ない現象が発生した場合、次ぎに述べる
ような事故が発生したとする。
(i)CTzとCT3間の送電線32Bに事故が発生し
たとする。
この時、CT、、 CT4からの電流情報が正しく伝送
されなくなるので、第4図に示す電流差動リレー13が
不動作となる。この不動作のため、前記事故を除去でき
なくなってしまうので、電源変電所Tのバックアップリ
レーA−RY、 B−RYが動作し、CBAとCBBが
しゃ断される。このCBAとCBBがしゃ断されるとル
ープ系統は全停になってしまう問題点がある。
また、CT、、 CT、からの電流情報が正しく伝送さ
れている場合でも、トリップ回路側が異常となると、電
流差動リレー13が動作してCB、はトリップされる。
しかし、CB3はトリップ出来ないため、事故を除去で
きない。この結果、バックアップリレーB−RYが動作
してCBBをしゃ断させ、送電線32B〜32Eまでの
区間が停電してしまう問題点がある。
(ii)  CT3〜CT、の間(例えば母線31B)
に事故が発生したとする。
この時、通常はCB、、 CB、、 CB、、 CB、
がトリップされる。ここでCB、とCB3をトリップさ
せるのはCT3とCB3の間、 CB、とCT、の間の
事故の場合もあるからである。CT、とCT4からの電
流情報が正しく伝送されない場合は電流差動リレー14
が不動作になる。
するとバックアップリレーA−RY、 B−RYが動作
してCBA、 CBBがトリップされ、ループ系統が全
停となってしまう問題点がある。
E1問題点を解決するだめの手段及び作用この発明は端
末装置が異常になったとき、その異常になった端末装置
の電流情報を零とみなして、保護区間の電流差動演算を
過電流演算として演算処理させるようにしたものである
。このように制御することによって、事故の停電範囲を
極力狭い範囲にとどめるようにした。
F、実施例 第1図は正常時における、例えばCT3の電流情報1.
とCT、の電流情報12としたときの比率差動リレーの
実施例を示すブロック図で、第1図において、OP、は
11と12の和の絶対値を演算処理する第1演算処理部
である。OP2はjlの絶対値と12の絶対値の和に整
定値に、を乗算する第2演算処理部である。第1演算処
理部OP、の出力1dは第1判定部CP、に入力され、
その判定部CP、で1d≧KOを判定する。また、出力
1dと第2演算処理部OPtの出力IRは第2判定部C
P、に入力され、その第2判定部CP。
でId−+It≧に、を判定する。なお、K、は整定値
である。ANDはアンド回路で、このアンド回路AND
には第1.第2判定部CP1. CP2の出力が供給さ
れる。
上記のように構成された比率差動リレーの動作について
述べる。1.とl、が第1.第2演算処理部OP、。O
P、に入力されているとき、すなわち、第3図に示すル
ープ系統が正常に動作しているときには、第1判定部C
P、の判定結果が送出されたとしても第2判定部CPt
の判定条件が満たされない。
このため、アンド回路ANDのアンド条件も満たされな
いので、出力を送出しない。しかし、例えば送電線32
Bに事故が発生したとすると、11と12に差が生じ、
第1図に示す第1.第2判定部CP、、CP。
から出力が送出され、アンド回路ANDから区間保護出
力が送出されてCB、をしゃ断する。なお、上・記の場
合、CT、の電流情報によりCB、もしや断されて事故
送電線32Bはループから切り離される。
次ぎにCT、の電流12が異常となっているとき、ルー
プ系統に事故が発生した場合について述べる。
電流i2が異常となったとき、そのI、を零とみなす。
すると第1図のブロック図は第2図に示すブロック図と
なる。なお、第2図においてスイッチSW。
は異常検出で切換えられる。この第2図のブロック図は
過電流リレーを構成するもので、第3判定部CP、と第
4判定部CP4の両川力をアンド回路ANDに人力して
、アンド条件が満たされたとき、その回路から出力が送
出される。アンド回路ANDの出力はバックアップリレ
ーA−RY、 B−RYとの時限協調を取るための限時
動作回路TMに入力され、その回路TMの出力は前記異
常検出時に切換えられるスイッチSLを介して送出され
る。
上記のように比率差動リレーを過電流リレーとすると各
保護区間の判別能力が失なわれてしまう関係から、他の
保護区間の正常なリレーと、バックアップリレーとの時
限協調を前記限時動作回路TMで行う。この限時動作回
路TMは次のような機能を持っている。
第1の機能は正常保護区間内の事故のときに、正常保護
区間のリレーが早く動作してその事故を除去し、過電流
リレーに切り換えられたそのリレーが誤動作しないよう
にするものである。第2の機能は過電流リレーに切り換
えられたリレーの保護すべき事故であれば、電源変電所
Tのバックアップリレーより早くトリップ指令を出すも
のである。
上記限時動作回路TMを備えた過電流リレーは次のよう
なときに電流差動リレーから切り換えられる。例えば(
A)CT3の電流情報の異常とCB3トリップ回路の異
常の場合にCT3の電流情報を零とみなして第4図に示
す電流差動リレー13.14を過電流リレーとして動作
させる。(B )CT4の電流情報の異常とCB4トリ
ップ回路の異常の場合にCT、の電流情報を零とみなし
て第4図に示す電流差動リレー14、15を過電流リレ
ーとして動作させる。(C)CT3゜CT、の電流情報
の異常と、CB3. CB、トリップ回路の異常の場合
に、CT3. CT4の電流情報を零とみなして第4図
に示す電流差動リレー13.15を過電流リレーとして
動作させる。
上記したように、この発明では異常端の電流情報を零と
みなして比率差動リレーを過電流リレーとして動作させ
るものであるか、上述のように過電流リレーは区間保護
能力かないので、他の区間のリレー及びバックアップリ
レー(51,67G)との時限協調を取る必要があるこ
とはすでに詳細した(以下この方式をローカルバックア
ップ方式と称す)。ここで実際に使用される各リレーの
時限を示す。
(A)  電源変電所T側における最終バックアップO
CR時限(短絡)とDGR時限(地絡)は次のように設
定されている。
短絡 : 0.4sec(最小) −TI(s)地絡 
 0.6sec(最小) =4.(a)(B)  主保
護リレー(比率差動リレー)の動作時間短絡 : 0.
04sec ・=72(s)地絡 : 0.11sec
 =−72(a)(87GTo 0.07secを含む
)(C)  主保護リレー(比率差動リレー)による事
故除去時間 短絡 : 0.14sec−T2(s)+TcB=TM
(s)地絡 : 0.21sec−4z(a)+TcB
=Tu(a)但し、TCBは需要家端CBトリップ 時間0.1sec(5サイクル)である。
(D)  ローカルバックアップリレー及び電源変電所
Tの送り出し端のリレーの復帰時間。
短絡 : 0.03sec=4n(s)地絡 : 0.
1Osec−To(G)(この地絡については事故除去
後の零相振動を0.07sec考える。) 以上の条件からローカルバックアップタイマーTOが誤
動作しないためには、 To> TM+ TD    ・−(1)電源変電所T
の送り出し端バックアップが動作しないためには、 To< TlTc5  Tn ・= (2)の(1)式
、(2)式を満足する必要がある。
なお、短絡と地絡の場合で各時限と裕度を計算して示す
と次表第1表、第2表のようになる。
以下余白 上記第1.第2表より電源変電所送り出し端リレー(バ
ックアップリレー)の短絡の場合の時限が0.6s程度
、また地絡の場合の時限が0.8s程度であれば、過電
流リレーに切り換わったときでも充分時限協調をとるこ
とができる。
なお、この発明をソフトウェア(プログラム)で実現す
ることも可能であるが、この場合は12を零とする処理
とタイマー処理が、また、電気回路構成で実現する場合
は12を零とするハードウェアとタイマーの追加だけで
可能である。
また、差動リレーは次式に示すような演算式のものにも
適用できる。
1i、+i21  Ll・(i、−12)−x、≧0 
  ・・・(3)1i、+i、l  K+’  (巨+
l、 l!21)min −K2≧O・=(4)G9発
明の効果 以上述べたように、この発明によれば、端末装置が異常
になったときに、電流差動リレー演算部に人力される一
方の入力情報を零とみなして、前記電流差動リレー演算
部を過電流リレー演算部に切り換え、かつ時限協調用の
回路を設けて、前記異常発生時に事故が重なっても停電
範囲を最小の範囲に抑制できることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すブロッ
ク図、第3図は従来の集中形ループ系統保護継電装置を
示す構成図、第4図はループ系統における電流差動リレ
ーの論理的な配置構成を示す説明図である。 CT、〜CT、、 CTA−CTB・・・変流器、A−
RY、 B−RY・・・バックアップリレー、34A〜
34D・・・端末装置、35・・・中束処理装置、CP
、〜CP、・・・第1〜第4判別部、OP、。 OP、・・・第1.第2演算処理部、TM・・・限時動
作回路。 第1図 CR,CP2−−−−一第1,32利淡部第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ループ系統の各保護区間の端部で電流情報を端末
    装置で収集し、その情報を伝送路を介して中央処理装置
    に入力させ、この中央処理装置で保護演算を行うように
    したループ系統保護継電システムにおいて、前記端末装
    置が異常になつたとき、その端末装置からの電流情報を
    零とみなして区間保護の電流差動演算部を過電流演算部
    に切り換て演算させ、この演算出力を限時動作回路に入
    力させて変電所側のバックアップリレーとの時間協調を
    とるようにしたことを特徴とするループ系統保護継電シ
    ステムにおける異常時バックアップ装置。
JP60156234A 1985-07-16 1985-07-16 ル−プ系統保護継電システムにおける異常時バツクアツプ装置 Granted JPS6218922A (ja)

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JPH0559648B2 JPH0559648B2 (ja) 1993-08-31

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JP (1) JPS6218922A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055763A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Toshiba Corp ネットワーク送電保護装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009055763A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Toshiba Corp ネットワーク送電保護装置

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