JPS62188609A - 分割型コンロツドの加工装置及び加工方法 - Google Patents

分割型コンロツドの加工装置及び加工方法

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JPS62188609A
JPS62188609A JP2752386A JP2752386A JPS62188609A JP S62188609 A JPS62188609 A JP S62188609A JP 2752386 A JP2752386 A JP 2752386A JP 2752386 A JP2752386 A JP 2752386A JP S62188609 A JPS62188609 A JP S62188609A
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JP
Japan
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cap
cap member
jig
shaft support
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JP2752386A
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Masatoshi Matsushita
松下 正敏
Koichi Shionoiri
塩野入 幸一
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 +l)  産業上の利用分野 本発明は、一端部に小径の軸支孔を有すると共に他端部
に大径の軸支孔を有し、この大径の軸支孔の中心線を含
む横断面に沿って2分割された状態で連接部材とキャッ
プ部材とにより構成されるコンロッドの連接部材とキャ
ップ部材との突き合わせ面及び連接部材とキャップ部材
とを連結する連結ボルト用ボルト孔を仕上げ加工するた
めの加工装置及び加工方法に関する。
(2)  従来の技術 従来、連接部材とキャップ部材とよりなる分割型コンロ
ッドの連接部材とキャップ部材との突き合わせ面及び連
接部材とキャップ部材とを連結する連結ボルト用ボルト
孔を仕上げ加工する際には、各コンロットを構成する連
接部材とキャップ部材とをそれぞれ個別に加工していた
(3)発明が解決しようとする問題点 分割型コンロノドの連接部材とキャップ部材との突き合
わせ面及び連接部材とキャップ部材とを連結する連結ボ
ルト用ボルト孔に対して仕上げ加工を行った後は、コン
ロッドの製品精度を維持するために互いに対となるべき
連接部材とキャップ部材とを一組の組み合わせ部材とし
て、他のコンロノドの連接部材あるいはキャップ部材と
混同することのないように搬送及び貯留の過程において
常に厳格な部品管理を行う必要がある。従来のように各
コンロノドを構成する連接部材とキャップ部材とをそれ
ぞれ個別に仕上げ加工する際には、各連接部材とキャッ
プ部材とは個別に加工装置へ搬入され、又仕上げ加工後
は個別に加工装置から搬出されるため、対となるべき連
接部材とキャップ部材とが相互に連結されてコンロッド
として組み立てられるまでは、連接部材及びキャップ部
材の搬送及び貯留の過程における部品管理には多大の配
慮を要していた。又連接部材と;トヤノブ部材とが個別
に加工されていたため、作業能率の一層の向上が求めら
れていた。
そこで本発明は、対となるべき連接部材とキャップ部材
とが一組となって対の状態を保ったまま同一の加工装置
により同時的に加工されることにより、加工装置への搬
入や加工装置からの搬出を含む搬送及び貯留の過程にお
いて、連接部材及びキャップ部材に対する部品管理が容
易且つ一層確実となり、加工時の作業能率も一段と向上
することができる分割型コンロッドの加工装置及び加工
方法を得ることを主な目的とするものである。
B1発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明によれば
、一端部には小径の軸支孔を有すると共に他端部には大
径の軸支孔を有し、この大径の軸支孔の中心線を含む横
断面に沿って2分割された状態で連接部材とキャップ部
材とにより構成されるコンロッドの前記連接部材と前記
キャップ部材との突き合わせ面及び前記連接部材と前記
キャップ部材とを連結する連結ボルト用ボルト孔を仕上
げ加工するための加工装置であって、端縁部が互いに対
向する第1及び第2の治具台と、各治具台の互いに対向
する端縁部間の間隔を変えるための治具台間隔変更装置
と、前記第1の冶具台上においで各突き合わせ面が前記
第2の治具台側に向けられた状態で互いに並列に配置さ
れた複数個の連接部材を位置決めする第1の位置決め装
置と、この第1の位置決め装置により位置決めされた状
態の各連接部材を前記第1の冶具台上に固定する第1の
クランプ装置と、前記第2の治具台上において各突き合
わせ面が前記第1の冶具台上の各連接部材の突き合わせ
面に対向するようにして複数個のキャップ部材を位置決
めする第2の位置決め装置と、この第2の位置決め装置
により位置決めされた状態の各キャップ部材を前記第2
の冶具台上に固定する第2のクランプ装置とを備えたこ
とを特徴とする分割型コンロッドの加工装置及び一端部
には小径の軸支孔を有すると共に他端部には大径の軸支
孔を有し、この大径の軸支孔の中心線を含む横断面に沿
って2分&’lされた状態で連接部材とキャップ部材と
により構成されるコンロッドの前記連接部材と前記キャ
ップ部材との突き合わせ面及び前記連接部材と前記・1
−ヤソプ部材とを連結する連結ボルト用ボルト孔を仕上
げ加工するための加工方法であって、前記連接部+4及
び前記キャップ部材の各突き合わせ面及びボルト孔をあ
らかじめネ■加工により形成した後、複数個の連接部材
の各突き合わせ面が同し向きになるようにして各連接部
材を第1の治具台上に並列に位置決めして固定すると共
に、複数個のキャップ部材の各突き合わせ面が前記第1
の治具台上の対応する連接部材の各突き合わせ面と対向
するようにして各キャップ部材を第2の治具台上に位置
決めして固定した状態で、前記第1の治具台及び第2の
治具合間の間隔を調整しつつ、前記各連接部材及び前記
キャップ部材の各突き合わせ面の同時仕上げ加工を行う
と共に各ボルト孔の仕上げ加工を行うことを特徴とする
分割型コンロッドの加工方法が得られる。
(2)作 用 あらかじめ粗加工された対となるべき連接部材及びキャ
ップ部材は一組となって対の状態を保ったまま仕上げ加
工用加工装置へ送られる。加工装置の治具台上には、各
対の連接部材及びキャップ部材が複数組並列状態に位置
決めされクランプ装置により固定される。各対の連接部
材及びキャップ部材の突き合わせ面は互いに対向してお
り、治具台間隔変更・装置により各対の連接部材及びキ
ャップ部材の突き合わせ面間の間隔が最適な間隔となる
よう調整されつつ、各行の連接部材及びキャップ部材の
突き合わせ面が同時に仕上げ加工されると共に、各ボル
ト孔が仕上げ加工される。仕上げ加工が終了した後は、
各対の連接部材及びキャップ部材は対の状態を保ったま
ま加工装置から搬出される。かくして、対となるべき連
接部材及びキャップ部材は、加工装置への搬入や加工装
置からの搬出を含む搬送及び貯留の過程において、常に
対の状態を保っている。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
まず第5図及び第6図には一例として分割型コンロッド
lが示されている゛、このコンロッド1は、連接部材2
とキャップ部材3とにより構成され、連接部材2は、小
径の軸支孔4と、大径の軸支孔を形成する半円形断面の
軸支嵌合面5及び一対のボルト孔9a、9a’ とを有
し、軸支嵌合面5側の端面には突き合わせ面7a、7b
が形成されている。キャップ部材3は、連接部材2の軸
支嵌合面5と協働して大径の軸支孔を形成する半円形断
面の軸支嵌合面6と、連接部材2の各ボルト孔9a、9
a’に対応するボルト孔9.91とを有し、軸支嵌合面
6側の端面には、連接部材2の各突き合わせ面?a、7
bに対応する突き合わせ面8a。
8bが形成されている。コンロッドlの組み立てに当た
っては、各ボルト孔9a、9a’にそれぞれ連結ボルト
10.10を挿通し、各連結ボルト10.10の端部に
ナツト10′、10″を螺合させて締め付けることによ
り、各突き合わせ面7a、9a及び突き合わせ面7b、
8bが互いに密着し、連接部材2とキャップ部材3とが
一体化される。コンロッドlが内燃機関に適用される場
合には、通常軸支孔4はピストンピンに嵌合され、又各
軸支嵌合面5.6により形成される大径の軸支孔はクラ
ンクピンに嵌合される。連接部材2とキャップ部材3と
が一体化された状態においては、各突き合わせ面7a、
7b及び8a、8bは、大径の軸支孔の中心線を含むコ
ンロッドlの横断面上にある。
本発明は、あらかじめ粗加工された各突き合わせ面7a
、7b及び8a、8bと各ボルト孔9a。
9a!に対する仕上げ加工を施すための加工装置及び加
工方法に関するものである。
第1図及び第2図において、加工装置のベッド11上に
は、サーボモータ12により回転駆動される送りねじ1
3により案内レール14.14’に沿って前後方向に移
動される前後方向移動台15が搭載されており、この前
後方向移動台15上には、サーボモータ16により案内
レール17に沿って左右方向に移動される左右方向移動
台18が搭載されている。この左右方向移動台18上に
おいて、スピンドルモータ19の回転駆動力は伝動装置
20、スピンドル装置21を介して加工装置の前面側に
配設された回転砥石22に伝達されると共に、スピンド
ルモータ23の回転駆動力は伝動装置24、スピンドル
装置25を介して加工装置の前面側に突出するり−マ等
の孔加工具26に伝達される。
ベッド11上において、前後方向移動台15の前面側に
は、連接部材2及びキャップ部材3を加工する際に使用
するための治具装置27が配設されている。
第3図及び第4図において、治具装置27は、ベッド1
1上に固定された固定治具台28と、この固定冶具台2
8により固定治具台28に対して接近及び離隔調節可能
に支持された可動治具台29とを有する。まず、治具台
間隔変更装置へについて説明する。固定治具台28内に
形成されたシリンダ30内にはピストン31が嵌入され
ており、このピストン31は、シリンダ30の両端壁間
にシリンダ30の中心線と平行に固定された回転防止ビ
ン32に滑接自在に嵌合していることにより、周方向の
回転を阻止されている。ボート33より圧力流体が供給
されると、ピストン31は固定治具台28の後方、すな
わち第3図において右方へ押圧移動され、またポート3
4より圧力流体が供給されるとピストン31は固定治具
台28の前方すなわち第3図において左方へ押圧移動さ
れる。
ピストン31のロッド35の先端部は、シリンダ30の
端壁を滑接自在に貫通して固定治具台28の後方へと延
び、可動治具台29に形成された間隔調整孔36内に嵌
入されている間隔調整部材37の雌ねじ部41に螺合し
ている。この間隔調整部材37は、間隔調整孔36に形
成された環状の肩部38と蓋板39とにより軸方向の移
動を阻止されていると共に、回転防止ねじ40により中
心線周りの回転を防止されるようになっている。
回転防止ねじ40を緩めた状態においては間隔調整部材
37は間隔調整孔36内において回転自在であり、この
状態において間隔調整部材37の後端面に形成された工
具保合部42を利用して間隔11整孔36の外部から工
具により間隔調整部材37を回転させると、間隔調整部
材37はロッド35に対して相対的に軸方向に移動し、
従って可動治具台29はロッド35に対して相対的に軸
方向、すなわち前後方向に移動する。
かくして、間隔調整部材37、従って可動治具台29の
ロフト35に対する軸方向の相対位置を調整してから回
転防止ねじ40を締付けると間隔調整部材37、従って
可動治具台29はロッド35に対して固定されるので、
この状態においてピストン31を移動させると、可動治
具台29は固定治具台28に対して相対的に接近又は離
隔する。
特に第4図において、固定治具台28の左右両側部から
はそれぞれ案内ロッド43.44が後方へ向けて突設さ
れており、これら案内ロッド43゜44に案内されて可
動治具台29が固定冶具台28に対して相対的に前後方
向に移動する。各案内ロッド43.44の固定治具台2
8への固定装置はそれぞれ同一の構造を有しており、例
えば案内ロッド44の基端部は固定冶具台28に形成さ
れた基端部支持孔45内に嵌入された状態で固定ボルト
46により固定治具台28に対して固定されている。
固定治具台28の上面上には、複数個、例えば一対の連
接部材2.2′を位置決めするための位置決め装置、す
なわち連接部材2の小径の軸支孔4に嵌合する突子47
aを備えた位置決め装W47、連接部材2の軸支嵌合面
5に嵌合する突子48aを備えた位置決め装置48、連
接部材2′の小径の軸支孔4″に嵌合する突子47a’
を備えた位置決め装置47′、及び連接部材2′の軸支
嵌合面5′に嵌合する突子48a′を備えた位置決め装
f48′がそれぞれ配設されている。各連接部材2.2
′がそれぞれ対応する位置決め装置47.48及び47
′、4B’により位置決めされた状態においては、各連
接部材2.2′は固定治具台28の後端縁に沿って並列
状態にあり、又各連接部材2.2′の突き合わせ面7a
、7b。
、73J、7b7は後方、すなわち可動治具台29の側
に向いている。
次に第1のクランプ装置Bについて説明する。
固定治具台28に突設されたブラケット49の枢支部5
0には支持リンク51の基端部が枢支されており、この
支持リンク51の先端部の枢支部52には揺動レバー5
3の中央部が枢支されている。
揺動レバー53の基端部は、固定治具台28により支持
されたクランプシリンダ54の伸縮ロッド55の先端部
における枢支部56に枢支されている。揺動レバー53
の先端部の枢支部57には、各位置決め装置47.48
及び47′、48’により位置決めされた状態の連接部
材2.2′を上方から押さえ付けるための押圧体58に
突設されたブラケット58aが枢支されている。各連接
部材2.2′をそれぞれ対応する位置決め装置47゜4
8及び47′、48’上に位置決めする際には、伸縮ロ
フト55が収縮して押圧体58は上方位置に退避してお
り、又各連接部材2.2′がそれぞれ対応する位置決め
装置47.48及び47′。
48′上に位置決めされて仕上げ加工されるときには・
伸縮ロッド55が伸張して押圧体58が各連接部材2.
2′を上方から押さえ付ける。そして、仕上げ加工を終
えて各連接部材2.2′を各位置決め装!47.48お
よび47’ 、4B’ 上から取り出すときには、伸縮
ロッド55が再び収縮することによって押圧体58は上
方位置へ退避する。
可動治具台29の上面上には、キャップ部材3の軸支嵌
合面6に嵌合する突子59aを備えた位置決め装置59
と、キャップ部材3′の軸支嵌合面6′に嵌合する突子
59a’を備えた位置決め装置59′とが配設されてい
る。各キャップ部材3.3′がそれぞれ対応する位置決
め装!59゜59′により位置決めされた状態において
は、キャップ部材3の突き合わせ面8a、8bは連接部
材2の突き合わせ面7a、7bに対向し、キャップ部材
3′の突き合わせ面BaJ、Bbj は連接部材2′の
突き合わせ面7a′、7b′に対向すると共に、各連接
部材2.2′の突き合わせ面7a、7b及び7aJ、7
bj とそれぞれ対応するキャップ部材3.3′の突き
合わせ面13a、13b及びBaj、BbJ との間の
間隔はいずれも相等しい。
次に第2のクランプ装置Cについて説明する。
可動治具台29には一対のクランプシリンダ65゜65
′が並列状態で支持されており、各クランプシリンダ6
5.65’にそれぞれ突設されたブラケット60.60
の枢支部61.61には、それぞれ支持リンク62.6
2の基端部が枢支されている。各支持リンク62.62
の先端部の枢支部63.63にはそれぞれ揺動レバー6
4.64の中央部が枢支されている。各揺動レバー64
.64の基端部は、それぞれ対応するクランプシリンダ
65.(i5’ の伸縮ロンドロ6.66’ の先端部
に枢支されていると共に、各揺動レバー64゜64の先
端部には、それぞれ各位置決め装置59゜59′により
位置決めされた状態のキャップ部材3.3′を上方から
押さえ付けるための押圧部68.68’が形成されてい
る。各キャップ部材3゜3′をそれぞれ対応する位置決
め装259.59′上に位置決めする際には、各伸縮ロ
ッド66゜66′が収縮して各押圧部68,6B’ は
それぞれ上方位置に退避しており、又各キャップ部材3
゜3′がそれぞれ対応する位置決め装置59.59′上
に位置決めされて仕上げ加工されるときには、各伸縮ロ
ッド66.66’が伸張して押圧部68゜68′がそれ
ぞれ対応するキャップ部材3.3′を上方から押さえ付
ける。そして、仕上げ加工を終えて各キャップ部材3,
3′を各位置決め装置59.59’上から取り出すとき
には、各伸縮ロッド66.66’ が再び収縮すること
によって各押圧部68.68’ は上方へ退避する。
次に作業手順例について説明する。それぞれ粗加工を終
えた各対の連接部材2とキャップ部材3、及び連接部材
2′とキャップ部材3′はそれぞれ対の状態を保ったま
ま仕上げ加工装置へ搬入される。仕上げ加工装置におい
ては、治具台間隔変更装置Aにおいてあらかじめ回転防
止ねじ40を緩めた状態で工具により間隔調整部材37
を回転して間隔調整部材37のロフト35に対する軸方
向の位置、従って可動治具台29の口7ド35に対する
軸方向の位置を調整した上で再び回転防止ねじ40を締
め付けて間隔調整部材37のoラド35に対する軸方向
の位置、従って可動治具台29のロッド35に対する軸
方向の位置を設定しておき、ピストン31を前方、すな
わち第3図の左方へ移動させて可動治具台29を固定治
具台28に接近させた状態で、位置決め装置47.48
により連接部材2を位置決めすると共に、位置決め装置
59によりキャップ部材3を位置決めし、更に位置決め
装置47′、48’により連接部材2′を位置決めする
と共に位置決め装置59′によりキャップ部材3′を位
置決めする。続いて、第1のクランプ装装置Bにより各
連接部材2.2′を押え付けると共に、第2のクランプ
装置Cにより各キャップ部材3,3′を押え付ける。
各連接部材2.2′及びキャップ部材3.3′の押え付
け、即ちクランピングを行ってから、ピストン31を作
動させて可動治具台29を固定治具台28から離隔させ
、前後方向移動台15及び左右方向移動台18を移動さ
せて回動砥石22を各連接部材2.2′及びキャップ部
材3.3′間に位置付ける。この状態でピストン31の
作動により各連接部材2.2′とキャップ部材3.3′
とによる回転砥石22に対する接触圧を調整しつつ、回
転砥石22の回転により各連接部vr2.2′の突き合
わせ面7a、7b、7a’ 、7b’及び各キャップ部
材3.3′の突き合わせ面3a。
11b、9a’ 、9b’を同時に仕上げ加工する。
続いて回転砥石22を加工位置から退避させ、ピストン
31を作動させて可動治具台29を固定治具台28に接
近させた状態で、前後方向移動台15及び左右方向移動
台18を移動させつつ、孔加工具26により各ボルト孔
9a、9a’に対する仕上げ加工を行う。
各連接部材2.2′及びキャップ部材3.3′に対する
仕上げ加工が完了してから、第1及び第2のクランプ装
WB、Cによる押さえ付けを解除し、各連接部材2,2
′及びキャップ部材3,3′を仕上げ加工装置から取り
出して搬出する。この際にも、各対の連接部材2とキャ
ップ部材3、及び連接部材21とキャップ部材3′は常
に対の状態を保ったまま搬出され、搬送される。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、互いに対となるべき連接
部材とキャップ部材とがそれぞれ個別に分離されること
なく、常に対の状態を保ったまま仕上げ加工装置により
仕上げ加工されるので、加工装置への搬入、加工装置に
対する位置付け、加工装置からの搬出の一連の過程にお
いて、連接部材あるいはキャップ部材が他の組の連接部
材あるいはキャップ部材と混同されることがなく、部品
の混同を防止するための格別の部品管理を行わなくて済
み、作業能率は一段と向上する。
又、仕上げ加工装置上への位置付けに際しては、複数個
の連接部材が並列状態に位置付けられ、各連接部材に対
向してそれぞれ対となるべきキャップ部材が位置付けら
れると共に、各連接部材の突き合わせ面はそれぞれ対応
するキャップ部材の突き合わせ面と対向して位1付けら
れるので、各連接部材の突き合わせ面とキャップ部材の
突き合わせ面とを同時に仕上げ加工することができると
共に、ボルト孔の仕上げ加工も効率的に行うことができ
、加工に際しての作業能率は一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に基づく仕上げ加工装置の全
体平面図、第2図は第1図の仕上げ加工装置の側面図、
第3図は第4図の■−■線に沿って見た治具装置の要部
横断側面図、第4図は第3図の治具装置の要部断面平面
図、第5図は分割型コンロッドの分割した状態の一例を
示す平面図、第6図は第5図の分割型コンロ・7ドのV
l−Vl線に沿って見た縦断面図である。 1・・・コンロッド、2.2′・・・連接部材、3.3
′・・・キャップ部材、4・・・軸支孔、7a、7b、
7a’ 、7b’ 、8a、8b、8a’ 、8b’ 
・−・突き合わせ面、9.9′・・・ボルト孔、10a
・・・連結ボルト、28・・・第1の治具台、29・・
・第2の治具台、47.47’ 、48.48’・・・
第1の位置決め装置、59.59’・・・第2の位置決
め装置、A・・・治具台間隔変更装置、B・・・第1の
クランプ装置、C・・・第2のクランプ装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]一端部には小径の軸支孔(4)を有すると共に他
    端部には大径の軸支孔を有し、この大径の軸支孔の中心
    線を含む横断面に沿って2分割された状態で連接部材(
    2、2′)とキャップ部材(3、3′)とにより構成さ
    れるコンロッド(1)の前記連接部材(2、2′)と前
    記キャップ部材(3、3′)との突き合わせ面(7a、
    7b、8a、8b、7a′、7b′、8a′、8b′)
    及び前記連接部材(2、2′)と前記キャップ部材(3
    、3′)とを連結する連結ボルト(10、10)用ボル
    ト孔(9a、9a′)を仕上げ加工するための加工装置
    であって、端縁部が互いに対向する第1及び第2の治具
    台(28、29)と、各治具台(28、29)の互いに
    対向する端縁部間の間隔を変えるための治具台間隔変更
    装置(A)と、前記第1の治具台(28)上において各
    突き合わせ面(7a、7b、7a′、7b′)が前記第
    2の治具台(29)側に向けられた状態で互いに並列に
    配置された複数個の連接部材(2、2′)を位置決めす
    る第1の位置決め装置(47、48、47′、48′)
    と、この第1の位置決め装置(47、48、47′、4
    8′)により位置決めされた状態の各連接部材(2、2
    ′)を前記第1の治具台(28)上に固定する第1のク
    ランプ装置(B)と、前記第2の治具台(29)上にお
    いて各突き合わせ面(8a、8b、8a′、8b′)が
    前記第1の治具台(28)上の各連接部材(2、2′)
    の突き合わせ面(7a、7b、7a′、7b′)に対向
    するようにして複数個のキャップ部材(3、3′)を位
    置決めする第2の位置決め装置(59、59′)と、こ
    の第2の位置決め装置(59、59′)により位置決め
    された状態の各キャップ部材(3、3′)を前記第2の
    治具台(29)上に固定する第2のクランプ装置(C)
    とを備えたことを特徴とする分割型コンロッドの加工装
    置。 [2]一端部には小径の軸支孔(4)を有すると共に他
    端部には大径の軸支孔を有し、この大径の軸支孔の中心
    線を含む横断面に沿って2分割された状態で連接部材(
    2、2′)とキャップ部材(3、3′)とにより構成さ
    れるコンロッド(1)の前記連接部材(2、2′)と前
    記キャップ部材(3、3′)との突き合わせ面(7a、
    7b、8a、8b、7a′、7b′、8a′、8b′)
    及び前記連接部材(2、2′)と前記キャップ部材(3
    、3′)とを連結する連結ボルト(10、10)用ボル
    ト孔(9a、9a′)を仕上げ加工するための加工方法
    であって、前記連接部材(2、2′)及び前記キャップ
    部材(3、3′)の各突き合わせ面(7a、7b、8a
    、8b、7a′、7b′、8a′、8b′)及びボルト
    孔(9a、9a′)をあらかじめ粗加工により形成した
    後、複数個の連接部材(2、2′)の各突き合わせ面(
    7a、7b、7a′、7b′)が同じ向きになるように
    して各連接部材(2、2′)を第1の治具台(28)上
    に並列に位置決めして固定すると共に、複数個のキャッ
    プ部材(3、3′)の各突き合わせ面(8a、8b、8
    a′、8b′)が前記第1の治具台(28)上の対応す
    る連接部材(2、2′)の各突き合わせ面(7a、7b
    、7a′、7b′)と対向するようにして各キャップ部
    材(3、3′)を第2の治具台(29)上に位置決めし
    て固定した状態で、前記第1の治具台(28)及び第2
    の治具台(29)間の間隔を調整しつつ、前記各連接部
    材(2、2′)及び前記キャップ部材(3、3′)の各
    突き合わせ面(7a、7b、8a、8b、7a′、7b
    ′、8a′、8b′)の同時仕上げ加工を行うと共に各
    ボルト孔(9a、9a′)の仕上げ加工を行うことを特
    徴とする分割型コンロッドの加工方法。
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US5788434A (en) * 1994-09-06 1998-08-04 Harmand Family Limited Partnership Apparatus for facing a bearing cap
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