JPS62188081A - 磁気デイスク収納体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、記録再生時に磁気ヘッドが挿入される容器
の窓部を、所望に応じて隠蔽もしくは露呈できるようＫ
した磁気ディスク収納体に関する。

〔従来の技術〕

磁気ディスク本体は、容器に収納された状態で、ディス
クドライブに把持されて回転し、容器に設けられている
窓部から磁気ヘッドを挿入して磁気ディスク本体に摺接
させ記録再生するようになっている。

ところで、磁気ディスクの保管時などにおいて、上記窓
部から磁気ディスク本体の表面の一部が露呈しているこ
と、つまシ窓部が視認できることは、磁気ディスク本体
が手指に触れたり、他の部材に当接して汚染したり損傷
するおそれがあるため、通常、専用の袋体（エンベロー
プ）に装入して保管するようになっているが、実際上、
逐一袋体に装入する手間が面倒である。し九がって窓部
を露呈したまま保管されている現況であり、磁気ディス
ク本体の表面を汚染したり損傷する欠点がある。

この欠点を改善するために、第４図に示されているよう
に、磁気ディスク本体２を収納した容器１に開設されて
いる長溝状の磁気ヘッド挿入の窓部３を隠蔽もしくは露
呈するように、被覆板４ｔ−回動変位自在に容器１に取
りつけ、容器１の窓部３ｔ−所望に応じて、隠蔽もしく
は露呈可能な構造とした磁気ディスク収納体が提案され
ている。

この磁気ディスク収納体は窓部３の被覆板４を常時窓部
３の隠蔽位置に付勢するようにバネ部材９で被覆板４０
回転軸１０に堰りつけられたギヤ機構１１を介して上方
に押し上げられておシ、使用時に、磁気ディスク装置１
２に取りつけられたピン１３の上方への挿入によって、
前記ギヤ機構１１に連結されているレバー１４が押し上
げられ。

その結果被覆板４０回転軸ｌＯに取りつけられたギマ１
１が回転して、被覆板４が押し下げられ、被覆板４が窓
部３の露呈位置に回動変位する構造となっている。

〔発・明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、この磁気ディスク収納体では、被覆板４
が、磁気ディスク装置１２に対する容器１の挿入方向と
同一方向に回動して、磁気ヘッド挿入の窓部を露呈もし
くは隠蔽する構造となっているため、磁気ディスク装置
１２に対して容器１を挿入ないしは引き出し操作する際
、これらの外力によって被覆板４が露呈位置から隠蔽位
置Ｋ。

もしくは隠蔽位置から露呈位置に変位し易すく。

その結果、露呈位置から隠蔽位置に変位したときには、
磁気ヘッドと被覆板４が当接して磁気ヘッドあるいは被
覆板４を破損する事故を招き、他方。

被覆板４が隠蔽位置から露呈位置に変位したときには、
磁気ヘッド挿入の窓部３からの塵埃の侵入を防出できな
くなる難点を招く。

〔問題点を解決するための問題点〕

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、容器１に
開設されている長溝状の磁気ヘッド挿入の窓部を隠蔽す
る被覆板を前記窓部の短径方向に直線的に摺動変位自在
に取りつけ、該被覆板を摺動変位して磁気ヘッド挿入の
窓部を隠蔽もしくは露呈することによって、容器を磁気
ディスク装置Ｋ対して挿入ないしは引き出し操作する際
、被覆板の変位を抑制し得るようにしたものである。

〔実施例〕

以上、図面にもとづいてこの発明の詳細な説明する。

第１図および第２図において、ｌは磁気ディスク本体２
を収納している塩ビシートなどのプラスチックシートか
らなる容器で６９％その両面に磁気ヘッドが挿入される
長溝状の窓部３が開設されている。４はエンドレスのプ
ラスチックシート、また紙などからなる帯状被覆板であ
って、容器１に対して左右方向へ摺動自由に巻回して取
９つけられている。

まな、容器ｌの底部周縁部７には凹部６が、一方、被覆
板４の容器１の底部周縁部７に対応する位置に係止突起
５が形成されており、第１図に示すように被覆板４が窓
部３の隠蔽位置にあるときには、前記容器の左方の凹部
６と被覆板４の係止突起５とが係合して被覆板４が隠蔽
位置に確実に保持され、一方、第３図に示すように、被
覆板４が右方に変位して、窓部３の雛呈位置にあるとき
には、容器の右方の凹部６と被嶺板４の係止突起５とが
係合して、被覆板４が露呈位置に確実に保持されるよう
に構成されている。

この場合、係出欠ねと係合凹部は、前記実施例に限られ
るものではなく適宜の形状とすることがａＪ能であシ、
また前記実施例とは逆Ｋ、係止突起５を容器側に係合凹
部６を被覆板４に形成してもよいことはいうまでもない
。

上記構成において、磁気ディスク本体２の保管時などに
際して、第１図のように帯状被覆板４′Ｉｋ容器ｌの中
央部に位置させれば、窓部３を隠蔽できる。また帯状被
覆板４を上記の位置から第３図において実線で示す位置
もしくは、仮想線で示す位置のいずれかへ摺動変位すれ
ば、窓部３は露呈するから、磁気ディスク２を記録、再
生に供することができる。

この場合、磁気ディスク本体２の一面のみで磁気記録再
生を行なうのであれば、必ずしもパッド部材が挿入され
る窓部に対しても１９Ｍ蔽する構造とする必要はない。

また、前記被覆板４は、エンドレス状に接続された帯状
被覆板４である必要はなく、例えば、上述のように、磁
気ディスク本体２の一面のみで磁気記録再生を行なうタ
イプのものでは、容器ｌの片面のみに被覆板４を設けて
容器ｌの周縁８を案内として摺動自在の構造としてもよ
く、さらに、被覆板４の長さは、容器１の長さ全体に亘
る必要はなく、要は、磁気ヘッド挿入の窓部３を被機し
得る長さと幅を有する板状体であれば充分である。

さらに、被覆板４は、前記実施例に示されているように
容器ｌの外側に配される必要はなく、容器１の内側に配
してもよい〇 〔発明の効果〕 以上のように、この発明による磁気ディスク収納体では
、被覆板４が、長溝状の磁気ヘッド挿入の窓部に対して
窓部３の短径方向に直線的に摺動変位自在に取りつけた
ので、通常、磁気ディスク装置への装填方向である該窓
部の長径方向への挿入、引き出し時に、被覆板４が、隠
蔽位置から露呈位置への、または％露呈位置から隠蔽位
置への変位を防止して、不慮の事故の発生を抑制するこ
とができる。

また、被覆板４の変位が磁気ヘッド挿入の窓部３の短径
方向に直線的に行なわれるので、被覆板４の変位距離が
最小距離で、窓部３の隠蔽もしくは露呈を確実に行なう
ことが可能であり、その結果、被覆板４と容器１との摺
動面積が最小となるため、被覆板４と容器１の摺接によ
る摩耗粉の発生を最小限度に抑制することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気ディスク収納体の窓部を隠蔽
した正面図、第２図は第１図■−■線に沿う断面図、第
３図は窓部を露呈した状態の正面図、第４図は従来の磁
気ディスク収納体の一部を切り欠い友平面図である。 １・・・容器、　３・・・窓部、　　４・・・帯状被覆
板。 出願人　　日立マクヤル株式会社 代表者　　永　　井　　　　　厚 第　１　図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器１に開設されている長溝状の磁気ヘッド挿入
   の窓部３を隠蔽する被覆板４を前記窓部３の短径方向に
   直線的に摺動変位自在に取りつけ、該被覆板４を摺動変
   位させて該磁気ヘッド挿入の窓部３を隠蔽もしくは露呈
   するようにしてなることを特徴とする磁気ディスク収納
   体。