JPS6218684B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6218684B2
JPS6218684B2 JP54140103A JP14010379A JPS6218684B2 JP S6218684 B2 JPS6218684 B2 JP S6218684B2 JP 54140103 A JP54140103 A JP 54140103A JP 14010379 A JP14010379 A JP 14010379A JP S6218684 B2 JPS6218684 B2 JP S6218684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
pile
existing
existing pile
expanding
Prior art date
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Expired
Application number
JP54140103A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5664020A (en
Inventor
Shigeru Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP14010379A priority Critical patent/JPS5664020A/ja
Publication of JPS5664020A publication Critical patent/JPS5664020A/ja
Publication of JPS6218684B2 publication Critical patent/JPS6218684B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は地盤に建込んだ既設杭の上端部に拡
径部を設ける既設杭の拡径工法に関する。
建築構造物の杭基礎は従来地震時の水平力を支
えるようには設計されていなかつたが、近年は杭
基礎にも水平力を支えることが要求されるように
なつてきた。しかしながら、従来の既製のコンク
リート杭は曲げに対して極めて弱い杭であつた。
杭の曲げ抵抗を大きくする方法としては杭径を
太くする、コンクリート杭にあつては鉄筋比を
大きくする、プレストレスト量を大きくする、
ことが考えられる。
従来、曲げ抵抗を高める目的では杭径を太くす
ることで対応してきた。ところが、地震時に杭に
発生する比較的大きな曲げモーメントは杭頭から
せいぜい10m以浅であり、その範囲が曲げに対し
て強ければよいということである。このため、従
来法は杭の全長にわたつて径を太くするため極め
て不経済で能率の悪い方法であつた。
また、鋼管杭や鋼管コンクリート複合管にあつ
ては鋼管に通常2mm程度の腐食代をとるため、設
計上必要な鋼管肉厚よりも厚い鋼管を使用する必
要があり、コスト高となる一因となつている。
これら杭の曲げ抵抗を経済的に向上せしめるた
めに、杭上端寄りにセメントコンクリート等から
なる拡径部を杭と一体となし設ける対策が提案さ
れている(特公昭48―14086号公報)。しかし、そ
の施工方法は多量の排土を生じ、かつ杭と拡径部
の中心軸が一致しがたい等の欠点があつた。
この発明は上記のごとき問題点に着目してなさ
れたものであつて、その目的は地震等により作用
する曲げモーメントに対し高い抵抗力を発揮する
拡径部を既設杭に設ける既設杭の拡径工法を提供
するものである。加えて鋼管杭や鋼管コンクリー
ト複合杭の場合は防錆効果も合わせもつものであ
る。
この発明の要旨は地盤に建込んだ既設杭の外径
よりやや大きな内径を有し外周面にスパイラルス
クリユーを備えた円筒形拡径オーガーを、前記既
設杭の頭部位置に同心に配置し、これを回転して
既設杭の外周地盤を所定深さまで掘削したのち拡
径オーガーを下から引き上げながら、この掘削地
盤内にセメント混合体を既設杭外周をとりまき打
設して拡径部を設けることを特徴とする既設杭の
拡径工法である。
以下実施例を図面を用い説明する。
第1図はこの拡径工法で拡径部をつくつた拡径
杭の全体側面図で、地盤1に建込み先端が支持層
2に達する既設杭3の外周を杭頭より所定の深さ
掘削した地盤内にコンクリート杭4を打設して、
既設杭3の外周をとりまいて拡径部5が設けられ
て拡径杭が形成されている。拡径部は杭径、設計
水平力、地盤条件等により異なるが大体杭頭から
15m以内である。
第2図、第3図は拡径部の部分拡大図であつ
て、第2図は既設杭3が既製のコンクリート杭6
の場合であり、第3図は既設杭3が鋼管コンクリ
ート複合杭7の場合であつて、鋼管8は内側のコ
ンクリート層9と外側のコンクリート4よりなる
拡径部5に覆われて発錆が抑制される。
第4図から第8図はこの発明の拡径部の施工法
を工程順に示すものである。既設杭3は地盤1に
建込んでありその先端は支持層2に達している
(第4図)。この既設杭3の頭部に、既設杭3の外
径よりやや太い内径を有し外周面にスパイラルス
クリユー10を備えた円筒形をなした拡径オーガ
ー11を既設杭3と同心に配置する(第5図)。
続いて拡径オーガー11を回転して既設杭3の外
周地盤1を所定深さまで掘削する(第6図)。掘
削した地盤内に拡径オーガー11の先端からコン
クリート4を吐出しつつ、拡径オーガー11を回
転しつつ引上げる(第7図)。頭部からの所定の
深さにわたり既設杭3の外周をとりまいてコンク
リート4の拡径部5が設けられ既設杭の拡径が完
了する(第8図)。
この発明は以上の通りであり、この既設杭の拡
径工法は、コンクリート杭、鋼管杭など既製杭を
建込んだ既設杭に拡径部を設けることができる。
施工に際して既設杭の周辺を同心に配したオーガ
ーで掘削するので杭本体と拡径部との中心軸が精
度高く一致し、所望の強度を発現する。また、所
定深度まで掘削したオーガーを引上げながらセメ
ント硬化体を注入していくので杭周辺の土砂を排
出することなく拡径部が施工できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの拡径工法で拡径部を設けた拡径杭
の全体側面図、第2図、第3図は既設杭がコンク
リート杭および鋼管コンクリート複合杭である場
合の拡径部の部分拡大縦断面図、第4図、第5
図、第6図、第7図、第8図は既設杭の拡径工法
を工程を順に示す側面図である。 1…地盤、2…支持層、3…既設杭、4…コン
クリート、5…拡径部、6…コンクリート杭、7
…鋼管コンクリート複合杭、8…鋼管、9…コン
クリート層、10…スパイラルスクリユー、11
…拡径オーガー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 地盤に建込んだ既設杭の外径よりやや大きな
    内径を有し外周面にスパイラルスクリユーを備え
    た円筒形拡径オーガーを、前記既設杭の頭部位置
    に同心に配置し、これを回転して既設杭の外周地
    盤を所定深さまで掘削したのち、拡径オーガーを
    下から引き上げながら、この掘削地盤内にセメン
    ト混合体を既設杭外周をとりまき打設して拡径部
    を設けることを特徴とする既設杭の拡径工法。
JP14010379A 1979-10-30 1979-10-30 Expanded diameter pile and diameter-expanding work for existing pile Granted JPS5664020A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14010379A JPS5664020A (en) 1979-10-30 1979-10-30 Expanded diameter pile and diameter-expanding work for existing pile

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14010379A JPS5664020A (en) 1979-10-30 1979-10-30 Expanded diameter pile and diameter-expanding work for existing pile

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5664020A JPS5664020A (en) 1981-06-01
JPS6218684B2 true JPS6218684B2 (ja) 1987-04-24

Family

ID=15261004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14010379A Granted JPS5664020A (en) 1979-10-30 1979-10-30 Expanded diameter pile and diameter-expanding work for existing pile

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JPS5664020A (en) 1981-06-01

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