JPS6218617Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218617Y2 JPS6218617Y2 JP1984014032U JP1403284U JPS6218617Y2 JP S6218617 Y2 JPS6218617 Y2 JP S6218617Y2 JP 1984014032 U JP1984014032 U JP 1984014032U JP 1403284 U JP1403284 U JP 1403284U JP S6218617 Y2 JPS6218617 Y2 JP S6218617Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing
- spreader
- container
- mounting member
- hydraulic cylinders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 33
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はコンテナクレーンの吊具に関するもの
である。
である。
(従来技術)
コンテナクレーンにてコンテナを荷役する場
合、例えば第1図に示す如く、コンテナ船1から
コンテナ2を吊上げ、その姿勢のまゝで陸上げで
きる通常の荷役に比べて、第2図に示される如
く、コンテナ2を旋回させる必要がある旋回荷役
はきわめて少ないにもかかわらず、従来この旋回
荷役のためコンテナ荷役の当初から共用吊ビーム
やスプレツダに旋回駆動装置を直結した吊具を使
用しており、旋回駆動装置を有しない吊具に比較
し重量が重く、吊り上げ荷重が一定であれば、通
常の荷役時に比べて、その吊荷荷重を低減せざる
を得なかつた。
合、例えば第1図に示す如く、コンテナ船1から
コンテナ2を吊上げ、その姿勢のまゝで陸上げで
きる通常の荷役に比べて、第2図に示される如
く、コンテナ2を旋回させる必要がある旋回荷役
はきわめて少ないにもかかわらず、従来この旋回
荷役のためコンテナ荷役の当初から共用吊ビーム
やスプレツダに旋回駆動装置を直結した吊具を使
用しており、旋回駆動装置を有しない吊具に比較
し重量が重く、吊り上げ荷重が一定であれば、通
常の荷役時に比べて、その吊荷荷重を低減せざる
を得なかつた。
また、通常荷役用のコンテナクレーンを旋回荷
役ができるものとする場合、従来では吊具自体を
新たに製作するか、クレーン本体を改造する必要
があつた。
役ができるものとする場合、従来では吊具自体を
新たに製作するか、クレーン本体を改造する必要
があつた。
さらに偏心した吊荷を荷役する場合、例えば第
1図に示す如くコンテナ2をその姿勢のままで陸
上げできる通常の荷役に第3図のような吊具を使
用して荷役する場合は余り影響はないが、第2図
に示す如くコンテナを旋回させる必要のある荷役
で一点吊りを行なう吊具では、吊具の旋回中心と
吊荷の重心とがずれ、吊荷が傾斜してしまう欠点
があつた。
1図に示す如くコンテナ2をその姿勢のままで陸
上げできる通常の荷役に第3図のような吊具を使
用して荷役する場合は余り影響はないが、第2図
に示す如くコンテナを旋回させる必要のある荷役
で一点吊りを行なう吊具では、吊具の旋回中心と
吊荷の重心とがずれ、吊荷が傾斜してしまう欠点
があつた。
(考案の解決しようとする問題点及び目的)
本考案は、上記従来技術の問題点を解決するた
めに創案されたもので、旋回装置を有する旋回ビ
ームが独立しており、これを着脱し易くして通常
荷役時には旋回ビームを取外して吊上荷重を充分
確保し、旋回荷役時には旋回ビームを取付けて旋
回機能を得ることができるようにして、コンテナ
荷役を一組の吊具で済ませることができるように
すること、及び吊荷を水平の状態で荷役可能にす
る吊荷の水平保持装置を備えた吊り具を提供する
ことを目的とするものである。
めに創案されたもので、旋回装置を有する旋回ビ
ームが独立しており、これを着脱し易くして通常
荷役時には旋回ビームを取外して吊上荷重を充分
確保し、旋回荷役時には旋回ビームを取付けて旋
回機能を得ることができるようにして、コンテナ
荷役を一組の吊具で済ませることができるように
すること、及び吊荷を水平の状態で荷役可能にす
る吊荷の水平保持装置を備えた吊り具を提供する
ことを目的とするものである。
(考案の解決手段)
本考案のコンテナクレーンの吊具は、コンテナ
クレーンのトロリに巻上ロープを介して懸吊され
る共用吊ビームとコンテナ上部に装着されるスプ
レツダと、該スプレツダと前記共用吊ビーム間に
装着できる着脱可能な旋回ビームとを備え、該旋
回ビームは上部取付部材と吊ビームの四隅に4本
の油圧シリンダの下端部を枢着し、4本の油圧シ
リンダの上端をクロスヘツドに枢着した下部取付
部材とを相対旋回可能に旋回駆動装置で連結し、
前記共用吊ビームと旋回ビームの上部取付部材と
の連結部、及び旋回ビームの吊ビームとスプレツ
ダとの連結部、及び共用吊ビームとスプレツダと
の連結部に設けた着脱装置の設置間隔及び相対位
置関係を同一にし、かつ前記4本の油圧シリンダ
で吊荷の水平保持装置を兼ねさせたことを特徴と
するものである。
クレーンのトロリに巻上ロープを介して懸吊され
る共用吊ビームとコンテナ上部に装着されるスプ
レツダと、該スプレツダと前記共用吊ビーム間に
装着できる着脱可能な旋回ビームとを備え、該旋
回ビームは上部取付部材と吊ビームの四隅に4本
の油圧シリンダの下端部を枢着し、4本の油圧シ
リンダの上端をクロスヘツドに枢着した下部取付
部材とを相対旋回可能に旋回駆動装置で連結し、
前記共用吊ビームと旋回ビームの上部取付部材と
の連結部、及び旋回ビームの吊ビームとスプレツ
ダとの連結部、及び共用吊ビームとスプレツダと
の連結部に設けた着脱装置の設置間隔及び相対位
置関係を同一にし、かつ前記4本の油圧シリンダ
で吊荷の水平保持装置を兼ねさせたことを特徴と
するものである。
(実施例)
以下、本考案の一実施例について説明する。共
用吊ビーム3の長手方向端部には、巾方向にそつ
た垂直面内で回転し、ブラケツト7に支持された
シーブ6と、上下に貫通し、軸受8により水平面
内で回転可能に支持されたツイストロツクピン9
とが設けられている(第9図)。ツイストロツク
ピン9は、下端に両側に突出する係止部9′(第
10図)を備えている。このツイストロツクピン
9を90゜正逆回転するため、共用吊ビーム3上に
は、レバー10とハンドルレバー11を装着した
ビーム巾方向に沿う回転軸12がブラケツト13
により回転可能に設けられ、かつ、前記ハンドル
レバー11を90゜回転した位置にピン14で固定
可能にピン孔15を有する固定板16が設けられ
ている。ツイストロツクピン9の上端には、レバ
ー17が装着され、該レバー17と前記レバー1
0とは連結棒18により連結されている。このよ
うな共用吊ビーム3は、コンテナクレーンA(第
1図、第2図)のトロリー上に備えたシーブを経
て垂下する巻上ロープ19(第5図)にシーブ6
を介して懸吊され、巻上ロープ19の巻取り巻戻
しによつて昇降できるよう構成されている。
用吊ビーム3の長手方向端部には、巾方向にそつ
た垂直面内で回転し、ブラケツト7に支持された
シーブ6と、上下に貫通し、軸受8により水平面
内で回転可能に支持されたツイストロツクピン9
とが設けられている(第9図)。ツイストロツク
ピン9は、下端に両側に突出する係止部9′(第
10図)を備えている。このツイストロツクピン
9を90゜正逆回転するため、共用吊ビーム3上に
は、レバー10とハンドルレバー11を装着した
ビーム巾方向に沿う回転軸12がブラケツト13
により回転可能に設けられ、かつ、前記ハンドル
レバー11を90゜回転した位置にピン14で固定
可能にピン孔15を有する固定板16が設けられ
ている。ツイストロツクピン9の上端には、レバ
ー17が装着され、該レバー17と前記レバー1
0とは連結棒18により連結されている。このよ
うな共用吊ビーム3は、コンテナクレーンA(第
1図、第2図)のトロリー上に備えたシーブを経
て垂下する巻上ロープ19(第5図)にシーブ6
を介して懸吊され、巻上ロープ19の巻取り巻戻
しによつて昇降できるよう構成されている。
旋回ビーム5(第4図)は上部取付部材20と
下部取付部材21を相対旋回可能な旋回駆動装置
23,24,25,26,27で連結した構成と
なつている。上部取付部材20の長手方向端部に
は、共用吊ビーム3に備えた4本のツイストロツ
クピン9を通す矩形のピン孔22が設けられ(第
9図)、また上部取付部材20の中央部には、吊
軸23が係止部24を介して軸受25により水平
面内で回転可能に装着され、かつ吊軸23にカツ
プリング26を介して接続された油圧モータ27
が設置されている。
下部取付部材21を相対旋回可能な旋回駆動装置
23,24,25,26,27で連結した構成と
なつている。上部取付部材20の長手方向端部に
は、共用吊ビーム3に備えた4本のツイストロツ
クピン9を通す矩形のピン孔22が設けられ(第
9図)、また上部取付部材20の中央部には、吊
軸23が係止部24を介して軸受25により水平
面内で回転可能に装着され、かつ吊軸23にカツ
プリング26を介して接続された油圧モータ27
が設置されている。
下部取付部材21は、シーブ6に対応するもの
がない点を除いて前記共用吊ビーム3と同一構成
である吊ビーム28と、該吊ビーム28の四隅に
下端が枢着され、かつ、クロスヘツド29に上端
が枢着された計4本の油圧シリンダ30とから構
成されている。そして、クロスヘツド29は、前
記旋回駆動装置23〜27の吊軸23の下端にビ
ーム長手方向に傾動可能に装着されている。
がない点を除いて前記共用吊ビーム3と同一構成
である吊ビーム28と、該吊ビーム28の四隅に
下端が枢着され、かつ、クロスヘツド29に上端
が枢着された計4本の油圧シリンダ30とから構
成されている。そして、クロスヘツド29は、前
記旋回駆動装置23〜27の吊軸23の下端にビ
ーム長手方向に傾動可能に装着されている。
共用吊ビーム3と旋回ビーム5の上部取付部材
20との連結部、旋回ビーム5の吊ビーム28と
スプレツダ4との連結部、及び共用吊ビーム3と
スプレツダ4との連結部に設けた着脱装置の設置
間隔及び相対位置関係、即ち第4図の符号l1、あ
るいは第5図の符号l2は相等しくされている。ま
たハンドルレバー11が第9図想像線位置にくる
とツイストロツクピン9の係止部9′がピン孔2
2に合致するロツク解除姿勢となり、ハンドルレ
バー11が第9図実線位置にあるとツイストロツ
クピン9の係止部9′がピン孔22と直交してロ
ツク姿勢となる。
20との連結部、旋回ビーム5の吊ビーム28と
スプレツダ4との連結部、及び共用吊ビーム3と
スプレツダ4との連結部に設けた着脱装置の設置
間隔及び相対位置関係、即ち第4図の符号l1、あ
るいは第5図の符号l2は相等しくされている。ま
たハンドルレバー11が第9図想像線位置にくる
とツイストロツクピン9の係止部9′がピン孔2
2に合致するロツク解除姿勢となり、ハンドルレ
バー11が第9図実線位置にあるとツイストロツ
クピン9の係止部9′がピン孔22と直交してロ
ツク姿勢となる。
スプレツダ4には、前記旋回ビーム5における
上部取付部材20に備えたピン孔22と同一構成
のピン孔32と、スプレツダ4をコンテナ2の隅
柱上部の隅金具に装着し、コンテナを吊上げるた
めの緊定装置31とが設けられている。
上部取付部材20に備えたピン孔22と同一構成
のピン孔32と、スプレツダ4をコンテナ2の隅
柱上部の隅金具に装着し、コンテナを吊上げるた
めの緊定装置31とが設けられている。
(作用)
共用吊ビーム3と旋回ビーム5の下部取付部材
21とに設けられたツイストロツクピン9を各々
ハンドルレバー11により連動機構12,10,
18,17を介して90゜回転し、該ツイストロツ
クピン9の係止部9′を旋回ビーム5の上部取付
部材20とスプレツダ4とに設けられたピン孔2
2,32とに合致させることによつて、共用吊ビ
ーム3と旋回ビーム5間と旋回ビーム5とスプレ
ツダ4間の連結を解除できる。
21とに設けられたツイストロツクピン9を各々
ハンドルレバー11により連動機構12,10,
18,17を介して90゜回転し、該ツイストロツ
クピン9の係止部9′を旋回ビーム5の上部取付
部材20とスプレツダ4とに設けられたピン孔2
2,32とに合致させることによつて、共用吊ビ
ーム3と旋回ビーム5間と旋回ビーム5とスプレ
ツダ4間の連結を解除できる。
このため、まず旋回ビーム5とスプレツダ4間
の連結を解除した後、共用吊ビーム3と旋回ビー
ム5を吊上げてスプレツダ4から旋回ビーム5を
外し、他所に旋回ビーム5を降ろす。そこで共用
吊ビーム3と旋回ビーム5間の連結を解除した
後、共用吊ビーム3を吊上げると旋回ビーム5が
外れる。次に共用吊ビーム3を前記スプレツダ4
上に移送し降ろす。しかる後、共用吊ビーム3に
設けたハンドルレバー11により連動機構12,
10,18,17を介してツイストロツクピン9
を90゜前記と逆方向に回転させることによつて、
共用吊ビーム3とスプレツダ4が連結される。通
常の荷役では、以上のように旋回ビーム5を外し
て共用吊ビーム3とスプレツダ4を連結したもの
を使用する。
の連結を解除した後、共用吊ビーム3と旋回ビー
ム5を吊上げてスプレツダ4から旋回ビーム5を
外し、他所に旋回ビーム5を降ろす。そこで共用
吊ビーム3と旋回ビーム5間の連結を解除した
後、共用吊ビーム3を吊上げると旋回ビーム5が
外れる。次に共用吊ビーム3を前記スプレツダ4
上に移送し降ろす。しかる後、共用吊ビーム3に
設けたハンドルレバー11により連動機構12,
10,18,17を介してツイストロツクピン9
を90゜前記と逆方向に回転させることによつて、
共用吊ビーム3とスプレツダ4が連結される。通
常の荷役では、以上のように旋回ビーム5を外し
て共用吊ビーム3とスプレツダ4を連結したもの
を使用する。
旋回荷役では、前記と逆の手順で、共用吊ビー
ム3とスプレツダ4間に旋回ビーム5を装着し、
これを使用する。この旋回荷役用吊具では、旋回
ビーム5に組込んである旋回駆動装置の油圧モー
タ27によりスプレツダ4側を旋回操作できるか
ら、旋回荷役が行なえる。
ム3とスプレツダ4間に旋回ビーム5を装着し、
これを使用する。この旋回荷役用吊具では、旋回
ビーム5に組込んである旋回駆動装置の油圧モー
タ27によりスプレツダ4側を旋回操作できるか
ら、旋回荷役が行なえる。
次に吊荷を水平に保持する機構を兼ねた油圧シ
リンダ30について説明する。第11図aは偏心
しているコンテナ2の吊上げ前の状態を示し、油
圧シリンダに荷重がかゝつていないので油圧シリ
ンダ30a,30bの長さは同じである。第11
図bには、偏心しているコンテナ2を吊り上げた
状態を示し、吊荷の重心Gが吊り点の垂直線上に
来る迄吊荷は傾く。この傾いた状態で釣り合う。
すると油圧シリンダ30aがコンテナ2自体の自
重により吊荷が水平になる迄伸びる。第11図c
はかくしてコンテナ2が水平になつた状態を示
す。この様にして旋回ビーム5は伸縮可能な油圧
シリンダ30の調整機能でコンテナ2を水平に保
持することが出来る。
リンダ30について説明する。第11図aは偏心
しているコンテナ2の吊上げ前の状態を示し、油
圧シリンダに荷重がかゝつていないので油圧シリ
ンダ30a,30bの長さは同じである。第11
図bには、偏心しているコンテナ2を吊り上げた
状態を示し、吊荷の重心Gが吊り点の垂直線上に
来る迄吊荷は傾く。この傾いた状態で釣り合う。
すると油圧シリンダ30aがコンテナ2自体の自
重により吊荷が水平になる迄伸びる。第11図c
はかくしてコンテナ2が水平になつた状態を示
す。この様にして旋回ビーム5は伸縮可能な油圧
シリンダ30の調整機能でコンテナ2を水平に保
持することが出来る。
(効果)
本考案は、吊を共用吊ビームとスプレツダとこ
れらの間に着脱自在に連結可能な旋回ビームとか
ら構成し、旋回ビームの上部取付部材と下部取付
部材とを相対旋回可能に旋回駆動装置で連結し、
下部取付部材は吊ビームと吊荷の水平保持装置を
兼ねる4本の油圧シリンダとクロスヘツドから成
り、共用吊ビームとスプレツダと旋回ビームとの
着脱装置取付の巾及び長さを同一にした構成であ
る。
れらの間に着脱自在に連結可能な旋回ビームとか
ら構成し、旋回ビームの上部取付部材と下部取付
部材とを相対旋回可能に旋回駆動装置で連結し、
下部取付部材は吊ビームと吊荷の水平保持装置を
兼ねる4本の油圧シリンダとクロスヘツドから成
り、共用吊ビームとスプレツダと旋回ビームとの
着脱装置取付の巾及び長さを同一にした構成であ
る。
したがつて通常の荷役時には旋回ビームを取外
し荷役作業をする。また旋回荷役時には旋回ビー
ムを取付けて荷役することができる。このよう
に、旋回ビームを共用吊ビームとスプレツダより
取外しができるため、通常の荷役時では旋回ビー
ムのない分吊上荷重が軽くなり、荷役作業をスピ
イデイに行なえると共に、走行・巻上・横行の消
費電力も節約することができるし、あるいは旋回
ビームのない分文吊上荷重を大きく確保すること
ができる。
し荷役作業をする。また旋回荷役時には旋回ビー
ムを取付けて荷役することができる。このよう
に、旋回ビームを共用吊ビームとスプレツダより
取外しができるため、通常の荷役時では旋回ビー
ムのない分吊上荷重が軽くなり、荷役作業をスピ
イデイに行なえると共に、走行・巻上・横行の消
費電力も節約することができるし、あるいは旋回
ビームのない分文吊上荷重を大きく確保すること
ができる。
さらに旋回荷役時では、旋回ビームに備えた旋
回駆動装置によりスプレツダを旋回させて適宜の
位置に荷役でき、コンテナ荷役を一組の吊具で確
実に行うことができる。
回駆動装置によりスプレツダを旋回させて適宜の
位置に荷役でき、コンテナ荷役を一組の吊具で確
実に行うことができる。
また、既納のコンテナ吊具でも旋回ビームが着
脱可能になつているのとスプレツダと共用吊ビー
ムとの着脱装置取付の巾及び長さを同一にしてい
るので簡単に取付けることができる。その上吊荷
に偏りが生じても、4本の油圧シリンダの伸縮で
水平保持作用をなし、偏りのなくなるまで重心よ
り離れた側の油圧シリンダが伸縮して自動調整す
るので、安定した荷役が可能である。
脱可能になつているのとスプレツダと共用吊ビー
ムとの着脱装置取付の巾及び長さを同一にしてい
るので簡単に取付けることができる。その上吊荷
に偏りが生じても、4本の油圧シリンダの伸縮で
水平保持作用をなし、偏りのなくなるまで重心よ
り離れた側の油圧シリンダが伸縮して自動調整す
るので、安定した荷役が可能である。
第1図はコンテナクレーンによるコンテナの通
常荷役時の状況を示す平面図。第2図は同じく旋
回荷役時の状況を示す平面図。第3図は第1図の
通常荷役時に於ける本考案吊具の使用状態を示す
正面図。第4図は旋回荷役時における本考案吊具
の使用状態を示す正面図。第5図は第4図の部分
側面図。第6図は第4図の要部の拡大断面図。第
7図は第6図の右側面図。第8図は共用吊ビーム
3および吊ビーム28におけるツイストロツクピ
ンの回転装置を示す平面図。第9図は第8図の
矢視断面図。第10図は第9図の矢視断面図。
第11図a,b,cは油圧シリンダによる水平保
持作用の説明図。 図において;A……コンテナクレーン、1……
コンテナ船、2……コンテナ、3……共用吊ビー
ム、4……スプレツダ、5……旋回ビーム、6…
…シーブ、7……ブラケツト、8……軸受、9…
…ツイストロツクピン、9′……係止部、10…
…レバー、11……ハンドルレバー、12……回
転軸、13……ブラケツト、14……ピン、15
……ピン孔、16……固定板、17……レバー、
18……連結棒、19……巻上ロープ、20……
(旋回ビームの)上部取付部材、21……(旋回
ビームの)の下部取付部材、22……ピン孔、2
3……吊軸、24……係止部、25……軸受、2
6……カツプリング、27……油圧モータ、28
……吊ビーム、29……クロスヘツド、30……
油圧シリンダ、31……緊定装置、32……ピン
孔。
常荷役時の状況を示す平面図。第2図は同じく旋
回荷役時の状況を示す平面図。第3図は第1図の
通常荷役時に於ける本考案吊具の使用状態を示す
正面図。第4図は旋回荷役時における本考案吊具
の使用状態を示す正面図。第5図は第4図の部分
側面図。第6図は第4図の要部の拡大断面図。第
7図は第6図の右側面図。第8図は共用吊ビーム
3および吊ビーム28におけるツイストロツクピ
ンの回転装置を示す平面図。第9図は第8図の
矢視断面図。第10図は第9図の矢視断面図。
第11図a,b,cは油圧シリンダによる水平保
持作用の説明図。 図において;A……コンテナクレーン、1……
コンテナ船、2……コンテナ、3……共用吊ビー
ム、4……スプレツダ、5……旋回ビーム、6…
…シーブ、7……ブラケツト、8……軸受、9…
…ツイストロツクピン、9′……係止部、10…
…レバー、11……ハンドルレバー、12……回
転軸、13……ブラケツト、14……ピン、15
……ピン孔、16……固定板、17……レバー、
18……連結棒、19……巻上ロープ、20……
(旋回ビームの)上部取付部材、21……(旋回
ビームの)の下部取付部材、22……ピン孔、2
3……吊軸、24……係止部、25……軸受、2
6……カツプリング、27……油圧モータ、28
……吊ビーム、29……クロスヘツド、30……
油圧シリンダ、31……緊定装置、32……ピン
孔。
Claims (1)
- コンテナクレーンのトロリに巻上ロープを介し
て懸吊される共用吊ビーム3と、コンテナ上部に
装着されるスプレツダ4と、該スプレツダと前記
共用吊ビーム3間に装着できる着脱可能な旋回ビ
ーム5とを備え、該旋回ビーム5は上部取付部材
20と吊ビーム28の四隅に4本の油圧シリンダ
30の下端部を枢着し、4本の油圧シリンダ30
の下端部を枢着し、4本の油圧シリンダ30の上
端を上部取付部材20の中央部に設けたクロスヘ
ツド29に枢着した下部取付部材21とを相対旋
回可能に旋回駆動装置で連結し、前記共用吊ビー
ム3と旋回ビーム5の上部取付部材20との連結
部、及び旋回ビーム5の吊ビーム28とスプレツ
ダ4との連結部、及び共用吊ビーム3とスプレツ
ダ4との連結部に設けた着脱装置の設置間隔及び
相対位置関係を同一にし、かつ前記4本の油圧シ
リンダ30で吊荷の水平保持装置を兼ねさせたこ
とを特徴とするコンテナクレーンの吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1403284U JPS60126482U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | コンテナクレ−ンの吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1403284U JPS60126482U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | コンテナクレ−ンの吊具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126482U JPS60126482U (ja) | 1985-08-26 |
JPS6218617Y2 true JPS6218617Y2 (ja) | 1987-05-13 |
Family
ID=30498578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1403284U Granted JPS60126482U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | コンテナクレ−ンの吊具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126482U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49126066A (ja) * | 1973-04-03 | 1974-12-03 | ||
JPS5225801U (ja) * | 1975-08-13 | 1977-02-23 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54152459U (ja) * | 1978-04-17 | 1979-10-23 |
-
1984
- 1984-02-06 JP JP1403284U patent/JPS60126482U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49126066A (ja) * | 1973-04-03 | 1974-12-03 | ||
JPS5225801U (ja) * | 1975-08-13 | 1977-02-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60126482U (ja) | 1985-08-26 |
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