JPS62186053A - インタンク形式の燃料フイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は燃料ポンプの吸い込み口に取り付けられるイン
タンク形式の燃料フィルタに関し、さらに詳しくは脈動
防止用のグンバー室を燃料フィルタ内に一体に設けた燃
料フィルタに関する。

（従来の技術） 燃料ポンプ及び燃料フィルタを燃料タンク内に設置して
燃料供給系統のレイアウトを簡素化したインタンク形式
の燃料フィルタは従来公知である。（実開昭６０−１３
７１７６号公報参照） この従来公知のインタンク形式の燃料フィルタをｆｊＳ
３図を参照して説明する。

従来のインタンク形式の燃料フィルタを説明すると、断
面円筒形あるいは楕円筒形のフィルタケーシング１を横
置きに燃料タンク２の底部に設置し、ダンパーケーシン
グ３を介して燃料ポンプ４の吸い込み口５に取り付けて
いる。

ダンパーケーシング３は内部に空気が溜まっており、燃
料ポンプ４によって給送される燃料の脈動を空気のダン
パー効果によって防止するものである。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、上記のような従来公知のインタンク形式の燃
料フィルタでは次のような欠点があった。

ダンパーケーシング３は上述のように燃料の脈動防止の
ために必要な構成であるが、従来のインタンク形式の燃
料フィルタでは、ダンパーケーシング３をフィルタケー
シング１とは刷本とし、フィルタケーシング１と燃料ポ
ンプ４の吸い込み口５との間に設置する構成となりでい
た。このため、横方向長さが長くなって燃料タンク内に
設置するときの設置場所に制約が生ずるものとなってい
た。さらに、このことは燃料タンクの大きさあるいは形
状にも制約を与えるものとなっていた。

さらに、燃料ポンプ４の吸い込み口５がダンパーケーシ
ング３の上部に開口しているので、ダンパーケーシング
３の上部に潜まった空気が燃料と一緒に燃料ポンプ４に
送り込まれる恐れがあった。

そこで、本発明の目的は燃料レベルの低り・位置まで燃
料給送が可能であり、かつ燃料フィルタの全体容積を低
減したインタンク形式の燃料フィルタを提供するにある
。

（問題点を解決するための手段） 本発明の特徴とするところは、燃料フィルタのフィルタ
ケーシング内にダンパーケーシングを嵌合して設け、該
ダンパーケーシングの下端に燃料の通口を形成するとと
もに、ダンパーケーシングを止める蓋体の下端にエルボ
状の接合部を設け、この接合部に燃料ポンプを接合させ
たところにある。

（実施例） 以下、図によって本発明の一実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例になる燃料フィルタの断面図
であり、第２図はｆｊＳ１図のＡ−Ａ断面図である。

横置きの燃料フィルタは断面が円筒形あるいは楕円筒形
のフィルタケーシング１１と、該フィルタケーシング１
１内に嵌合する断面が円筒形あるいは楕円筒形となって
いるコツプ状のダンパーケーシング１２及び蓋体１３と
からなっている。フィルタケーシング１１は両端の環状
のりブ１４１とそれらを連結する棒状の１４２に、フィ
ルタメツシュ１５９．１５２を一体成型して構成されて
いる。環状のリブ１４．の一方は端面のフィルタメツシ
ュ１５．を支持し、棒状のリブ１４□は側面のフィルタ
メツシュ１５２を支持するものである。ダンパーケーシ
ング１２の開口端には７ランジ１２１が形成されており
、７ランノ１２１はリブ１４１と蓋体１３とに挟まれて
溶着されている。ダンパーケーシング１２の下端にはフ
ィルタ内室１６とダンパー室１７とを連通する通口１８
が形成されている。通口１８はコツプ状のダンパーケー
シング１２の開口端の一部を切って水平に延びるように
構成された上片１２□を有している。蓋体１３の下端に
は上方へ立ち上がるエルボ状の接合部１つを有している
。接合部１９には７ランジ１９１が形成されており、接
合部１９の上端は燃料ポンプ２０の吸い込み口２１に取
り付けられている。

燃料フィルタ１１は燃料タンク２２内の底部に横置きに
設置されている。

以上の構成において、各部を構成する材料としては、合
成樹脂を採用している。

又、フィルタメツシュとしては、平織りメツシュを採用
するものとしてもよいが、綾織りメツシュを採用すると
、燃料レベルが低下しても燃料がメツシュ内に保持され
るものとなってフィルタケーシングの気密性が維持され
、一層低燃料レベルまで燃料給送できるものとなる。こ
のため、ダンパーケーシングに形成される通口を大きく
採用できるものとなって、設計上有利となる。

（発明の効果） 本発明は以上のように構成されているので、次のような
効果を奏する。

ダンパー室を燃料フィルタ内に設けでいるので、全体の
容積を低減することができるものとなり、燃料タンクへ
の取り付けに制約がなくなり、さらには燃料タンク形状
の設計、レイアウトに制約を受けない。

燃料フィルタを燃料タンク内に取り付ける作業が簡単と
なる。

通口がダンパーケーシングの下端に設けられているので
、燃料の低レベルまで燃料給送ができるものとなる。

又、燃料の通口がダンパーケーシングの下端に設けられ
、かつ空気がダンパーケーシングの上部に溜まっている
ので、燃料が通口な通る時、空気を巻き込むことがな（
、空気が燃料と一緒に給送されることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例になるインタンク形式の燃料
フィルタの断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第
３図は従来公知のインタンク形式の燃料フィルタを示す
断面図である。 １１：フィルタケーシング　１２：ダンパーケーシング
　１３ニアｉ体　１４１．１４□：リブ　　１５０．１
５□：フィルタメツシュ　１６：フィルタ内室　１７：
ダンパー室　１８：通口　１９：接合部　２０：燃料ポ
ンプ　２１：＠い込みロ２２：燃料タンク

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 燃料ポンプの吸い込み口に取り付けられる燃料フィルタ
   であって、燃料タンク内に設置されるインタンク形式の
   燃料フィルタにおいて、フィルタメッシュを複数本のリ
   ブに一体成型したフィルタケーシングと、該フィルタケ
   ーシング内に嵌合されたコップ状のダンパーケーシング
   と、該ダンパーケーシングの下端に形成されてフィルタ
   内室とダンパー室内とを連通する通口と、該ダンパーケ
   ーシングとフィルタケーシングとに被せられた蓋体と、
   該蓋体に形成されたポンプ接合部とからなることを特徴
   とするインタンク形式の燃料フィルタ。