JPS62185982A - 施解錠確認装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は錠の施解錠確認装置に関するものであって、特
に室内側からの施解錠であるか室外側からの施解錠であ
るかを確認できるようにしたものである。

ビル管理即ちビルの各部屋およびビル全体を防災、防犯
および省エネルギーを目的に警備室などの遠隔所より監
視する時、部屋やビル出入口の錠が室内側から施錠され
たものであるか、または室外側から施錠されたものであ
るかを判別して確認できれば、部屋またはビル内に人が
居るか居ないかを確認できることになり、ビル管理の上
で非常に好都合である。

従来この種装置として、内外からの施解錠を確認できる
ようにした新規な構造の錠が提案されているが、錠の構
造が複雑になり高価でしかも誤動作が起き易いなどの欠
点があった。

本発明は上記従来の欠点を解決するためのもので、以下
図示する実施例に基づいて説明する。

第１図は本発明の施解錠確認装置を示すブロック図で、
１は錠、２は室外側に設けたシリンダー錠、３は室内側
に設けたサムターンである。４は判別装置で、前記シリ
ンダー錠２の操作による信号ａおよび錠１の施錠状態を
示す信号すと解錠状態を示す信号Ｃとをそれぞれ判別す
る。

第２図は本発明の第一の実施例を示すもので、扉りに取
付けた錠１′の錠杆５の出没によってＯＮ。

ＯＦＦするスイッチまたはスイッチ機構を設けた従来公
知の受座６を枠に取付け、錠杆５の施錠および解錠状態
の信号を判別装置４に送るように設けである。また２は
室外側に設けたシリンダー錠で、鍵による操作によって
錠杆５を出没させて施解錠させる。シリンダー錠２には
センサーが内蔵されており、その構成は、例えば第３図
に示す如く、内筒７に設けた鍵孔７ａから時計方向およ
び反時計方向にある角度θ傾いた位置に、磁石８，８が
埋設してあり、外筒９をカバーするケース１０の前記内
筒の鍵孔７ａと対応する位置には磁石の近接によりＯＮ
あるいはＯＦＦするリードスイッチ１１が設けてによっ
てリードスイッチ１１が作動し、シリンダー錠２が操作
された事を示す信号ａが取り出せる。

その信号ａは判別装置４に送られる。

上記構成による本発明の詳細な説明すると、判別装置４
に、シリンダー錠２の操作を示す信号ａと、錠１の施錠
状態を示す信号すとが送られると、判別装置４は錠１が
室外側から施錠されたことを判別しそれを表示する。そ
れによってその部屋内部には誰も居ないと判断すること
ができる。

次に、上記信号ａと錠１の解錠状態を示す信号Ｃとが判
別装置４に送られると、錠１は室外側から解錠されたこ
とを判別する。また上記シリンダー錠２からの信号ａは
送られずに、錠１からの信号すのみが送られた場合は、
判別装置４はそれぞれ錠１が室内側から施錠されたこと
を判別する。

同様に信号Ｃのみが送られた場合は室内側から解錠され
たことを判別する。

その他、第４図は第二の実施例を示すもので、１ｈは扉
りに取付けられた公知の電気錠で、操作盤１３の操作に
よって電気的に施解錠できるし、室外側からはシリンダ
ー錠２、室内側からはサムターンによっても施解錠でき
ると共に、その施錠および解錠状態の信号す、ｃも取り
出せるようにしである。またシリンダー錠２にはその操
作を示す信号ａが取り出せるセンサーが設けられており
、それらの信号は判別装置４に送られる。図中４は扉り
から枠への通電金具である。

尚、シリンダー錠２の操作を示す信号ａを取り出すセン
サーの構成は、第３図のものに限られることはなく例え
ば第５図の如く、シリンダー錠２の外筒９にマイクロス
イッチ１４を設け、内筒７にまた第６図の如く、鍵１５
に永久磁石８を埋設し、シリンダー錠２・の外筒９にリ
ードスイッチ１１　、１１を設け、鍵１５を時計方向あ
るいは反時計方向に回動した時に信号を取り出せるよう
にしてもよく、シリンダー錠へセンサーを設ける方法は
任意である。

以上の如く本発明に係わる施解錠確認装置によれば、錠
の施錠あるいは解錠状態を示す信号と、室外側に設けら
れその錠を施解錠作動するシリンダー錠の操作を示す信
号とを各々独立して取り出して判別装置に送り、それら
の信号の組み合わせによって錠が室外側から施錠あるい
は解錠されたものであるか、または室内側から施錠ある
いは解錠されたものであるかを遠隔所にて判別確認でき
る。

このことは、ある部屋やピル全体を防犯、防災および省
エネルギー等の目的で遠隔所より監視する上で非常に有
効である。

しかも本発明では、錠を新規に製作する必要もなく、シ
リンダー錠の操作を感知するセンサーを内蔵したシリン
ダー錠のみを製作し、それを従来の施解錠確認装置がで
きるようにした錠あるいは電気錠に組み合わせて使用す
ることによってできるので、著しく安価に提供できると
共に、既設の錠にも適応できるなど著しい効果を奏する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のブロック図である。第２図および第４
図は本発明の使用状態を示す、扉の正面図である。第３
図、第５図および第６図は本発明に係わるシリンダー錠
２の構成を示す　要部断面図である。 １・・・錠、２・・・シリンダー錠、４・・・判別装置
７・・・内筒、８・・・磁石、９・・・外筒、１１・・
・リードスイッチ、

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）室内側および室外側から施解錠でき、施錠時また
   は解錠時に信号が出る錠と、この錠を鍵により操作する
   シリンダー錠に、その操作時に信号が出るセンサーを設
   け、該シリンダー錠と前記錠とを組み合わせて出入口の
   扉に取付けると共に、錠の施解錠による信号とシリンダ
   ー錠の操作による信号とを判断する判別装置を設け、室
   内側からの施解錠か室外側からの施解錠であるかを判別
   できるようにした施解錠確認装置。
2. （２）扉に取付けた錠の錠杆の出没によってＯＮ、ＯＦ
   Ｆするスイッチあるいはスイッチ機構を設けた受座を枠
   側に取付けると共に、上記錠杆を室外側から鍵によって
   出没させて施解錠するシリンダー錠に、その内筒の回動
   時に信号が出るセンサーを設けて成ることを特徴とする
   、前記特許請求範囲第１項記載の施解錠確認装置。
3. （３）室外側からはシリンダー錠で、室内側からはサム
   ターンによって施解錠できると共に、電気的にも施解錠
   できる電気錠において、上記シリンダー錠にその内筒の
   回動時に信号が出るセンサーを設けて成ることを特徴と
   する、前記特許請求範囲第１項記載の施解錠確認装置。