JPS62185432A - 流体制御弁の通信制御システム - Google Patents

流体制御弁の通信制御システム

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JPS62185432A
JPS62185432A JP61027525A JP2752586A JPS62185432A JP S62185432 A JPS62185432 A JP S62185432A JP 61027525 A JP61027525 A JP 61027525A JP 2752586 A JP2752586 A JP 2752586A JP S62185432 A JPS62185432 A JP S62185432A
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武内 宇彦
Fujio Baba
馬場 富士夫
Yasuo Shimomura
康雄 下村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ファイバーリンクによりセントラルユニッ
トから複数の端末ユニットに制御信号を伝送して流体制
御弁を遠隔制御するようにした流体制御弁の通信制御シ
ステムに関する。
(従来技術) 従来、シーケンスコントローラ等により端末側に設けた
複数の流体制御弁を遠隔制御するシステムとしては、例
えば第11図のものが知られている。
第11図において、100はプログラマブルシーケンサ
等を用いた制御装置であり、制御装置100から端末1
02a、102b、−−−,102nの電磁弁Vに信号
線を接続することで制御信号を供給するようにしており
、更に端末102a〜102nには電磁弁Vによるアク
チュエータ、バルブ等の端末機器の作動状態を検出する
リミットスイッチLSが設けられており、制御装置10
0に端末機器の動作状態を表示させるため各端末102
a〜102nのリミットスイッチLSを制御装置100
に信号線接続するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の遠隔制御システムにあ
っては、制御装置100と端末102a〜102nの電
磁弁■及びリミットスイッチLSとのそれぞれの間を信
号線接続するようにしていたため、例えば通常シーケン
スコントローラは50〜100点の端末が接続できるこ
とから、リミットスイッチLSとの信号線接続を含める
と信号線の数が多くなり、システム設置時の信号線施設
作業が大変でコスト上昇を招いていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、セントラルユニットと複数の端末ユニットとを光
ファイバー線路を介してループ状に接続する光ファイバ
ーリンクの形成によりセントラルユニットと端末の流体
制御弁及びリミットスイッチ等の端末状態検出器とのあ
いだの信号送受を行なうことにより線路構成が簡単で経
済性の高い流体制御弁の通信制御システムを提供するこ
とを目的とする。
また本発明の他の目的は、ループ状の光ファイバーリン
クを通じて行なうセントラルユニットと複数の端末ユニ
ットとのめいだのデータ伝送のタイミングを適正に設定
してデータ伝送の重複による伝送エラーを発生しないよ
うにした信頼性の高い流体制御弁の通信制御システムを
提供することを目的とる。
この目的を達成するため本発明にあっては、セントラル
ユニツ1〜に光ファイバー線路を介して流体制御弁と一
体又は近傍に設置された複数の端末ユニットをループ状
に接続して1本の光ファイバー線路でセントラルユニッ
トと複数の端末ユニットのあいだを接続する。
このようなループ状の光フィバーリンクで複数の端末ユ
ニットを接続したセントラルユニットには、シーケンス
コントローラ等からの制御出力に基づいた制御命令及び
端末アドレスを含む通信制御データを直列的な光信号に
変換して光ファイバー線路に送出するデータ送信手段と
、最終端末ユニットからの光信号を受信して受信データ
に含まれる端末機器の作動状態を示す情報を解読して出
力すりデータ受信手段とを設け、一方、端末ユニットの
それぞれには、光ファイバー線路を介して得られる光信
号を受光データに変換すると共に該受光データの受信終
了検出に同期して受光データを直列的な光信号に再度変
換して復印の光ファイバー線路に送出する送受信手段と
、受光データから自己のアドレスを判別したときに受光
データの制御命令ビットに応じた制御信号を流体制御弁
に出力するアドレス判別手段と、このアドレス判別手段
で自己のアドレスを判別したときに、光信号に再度変換
して送出する受光データの制御命令ビットを流体制御弁
による端末機器の作動状態を表わす情報ビットに変更す
るデータ変更手段とを設ける。
更に、セントラルユニットによる1端末分のデータ伝送
時間を、複数の端末ユニットにおける1端末分のデータ
伝送時間のうちの最も長いデータ伝送゛時間より長くな
るように設定する。
(作用) このような本発明の流体制御弁の通信制御システムによ
れば、セントラルユニットに対し複数の端末ユニットを
光ファイバー線路によりループ状に接続して光ファイバ
ーリンクを構成しているため、端末数のいかんに係わら
ず1ルーズの光ファイバー線路で済み、線路敷設が簡単
でシステムコストを大幅に低減することができる。
また、端末ユニットにおいて、自己のアドレスを判別し
たときには、受信データの制御命令ビットに応じて流体
制御弁を制御すると同時に、そのときの端末機器の作動
状態を示すリミッ1〜スイッチのオン、オフを表わず情
報ビットに受信データの制御命令ビットを変更して後段
の光ファイバー線路に送出するようにしているため、端
末ユニットからセントラルユニットにループ状の光ファ
イバー線路を通じて送り返される信号は、端末機器の作
動状態を示すビット情報をもつこととなり、この返送デ
ータをセントラルユニットで解読することで、端末機器
の動作状態をシーケンスコン1〜ローラ等で表示するこ
とができる 更に、セントラルユニットによる1端末分のデータ伝送
時間を、複数の端末ユニットにおける1端末分のデータ
伝送時間のうちの最も長いデータ伝送時間以上の時間と
なるようにデータ伝送速度を設定しているため、セント
ラルユニットと端末ユニットとのあいだで伝送同期をと
っていなくとも、セントラルユニット又は前段の端末ユ
ニットから1端末分の伝送データの受信を終了する前に
、既に受信した1端末分の伝送データの送信処理を終了
することができ、既に受信したデータを送信し終る前に
次のデータ受信を終了して新たなデータ送信を開始して
しまうことによる伝送データの破壊を確実に防止するこ
とができる。
(実施例) 第1図は本発明のシステム構成を示した説明図でおる。
まず構成を説明すると、1はセントラルユニットであり
、シーケンスコントローラ等の外部制御装置2から複数
の端末装置毎に設けた流体制御弁の制御信号、例えば電
磁弁制御信号を受けており、外部制御装置2からの電磁
弁制御信号に基づいて端末制御命令及び端末アドレスを
含む所定ビット数の通信制御データを直列的な光信号に
変換して光ファイバー線路3に送り出している。またセ
ントラルユニット1には、ループ状の光ファイバー線路
3を介して最終端末ユニットからの光信号が戻されてく
ることから、この光信号を受光し、後の説明で明らかに
するように、端末ユニットからの受光データの制御命令
ビットは端末機器の作動状態を表わすデータビットに書
換えられていることから、このデータビットを解読して
外部制御装置2に端末機器の作動状態を示す検出信号を
出力するようになる。
第2図は第1図のセントラルユニット1の一実施例を示
したブロック図でおる。
第2図に於いて、8はマイクロコンピュータ等を使用し
た送信制御回路であり、外部制御装置2からの電磁弁制
御信号11a〜11nが入力している。送信制御回路8
はクロック発]辰器9からのクロックパルスによりタイ
ミング制御を受け、−定の通信制御データの伝送処理時
間毎に電磁弁制御信号118〜11nに基づいて、例え
ば第4図に示す10ビツトのビット構成で成る通信制御
データを端末毎に順次出力する。この送信制御回路8よ
り並列的に出力される通信制御データのビット構成は、
例えば第4図に示すように、10ビツトのデータであり
、スタートビットS、6ビツトのアドレスビットAO−
A5.制御命令を表わすコントロールビットC,パリテ
ィチェック用のパリティビワ812通信制御データの終
了を示すエンドビットEで構成される。ここで通信制御
データのアドレスビットは6ビツトであることから、最
大64端末の通信制御を行なうことができる。
再び第2図を参照するに、送信制御回路8からの通信制
御データは並直変換器10に並列入力されており、並直
変換器10は送信制御回路8からの送信パルスを受ける
毎にスタートビットSからエンドビットEに向かって順
次データビットを出力する並直変換を行ない、直列デー
タに変換した通信制御データを発光回路12に供給して
いる。
発光回路12は並直変換器10からの直列データを受け
、例えばデータビット「1」で発光素子を発光駆動し、
データビットrOJで発光素子の発光駆動を停止し、直
列データビットを光信号に変換して光ファイバー線路3
に送出している。
一方、セントラルユニット1に対しては最終端末ユニッ
トより光ファイバー線路3を介して光信号が送り返され
てくることから、端末ユニットから送り返された光信号
を受光回路13で受光し、受光データに変換して直並変
換器14に入力している。直並変換器14は受光回路1
3より直列的に得られる受光データを10ビツトの並列
受光データに変換し、受光データの内容を解読するデコ
ード回路15に供給している。
ここで最終端末ユニットよりセントラルユニット1に戻
されてくる受光データは、第5図に示すビット構成をも
ち、スタートビットS、アドレスビットAO〜A5.パ
リティビットP及びエンドビットEについては第4図に
示したセントラルユニット1からの通信制御データと同
じであるが、通信制御データのコントロールビットCは
データビットDに端末ユニットに於いて書換えられてお
り、このデータビットDは端末機器の作動状態を表わす
データビットであることから、デコード回路15はアド
レスビットAO−A5から端末を判別すると共に、デー
タビットDから端末機器の作動状態を解読し、端末機器
の作動状態を表わす検出信号16a〜16nを外部制御
装置2等に出力し、端末機器の作動状態を表示できるよ
うにしている。
再び第1図を参照するに、セントラルユニット1から引
出された光ファイバー線路3には複数の端末ユニット4
a、4b、・・・4nがループ状に接続されており、端
末ユニット4a〜4nのそれぞれは、電磁弁等の流体制
御弁を備えたバルブユニット5aと一体、若しくはその
近傍に設置されている。端末ユニット4a〜4nはセン
トラルユニット1から光信号として送信された通信制御
データを受信し、受信データから自己のアドレスを判別
したときにコントロールビットCに基づいた制御信号6
a〜6nをバルブユニット5a〜5nに  ・出力して
電磁弁のオン、オフ制御を行なう。またバルブユニット
5a〜5nからは電磁弁により作動される制御機器の動
作状態をリミットスイッチ等で検出した検出信号7a〜
7nが与えられており、端末ユニット4a〜4nは自己
アドレスを判別したときに、受光データのコントロール
ビットCを検出信号7a〜7nに基づいたデータビット
Dに書換えて後段の光ファイバー線路3に送出するよう
になる。
第3図は第1図に於ける端末ユニット4a〜4nの一実
施例をバルブユニットと共に示した回路ブロック図であ
る。
第3図に於いて、18は受光回路でおり、光ファイバー
線路3を介してセントプルユニット1若しくは前段の端
末ユニットから送り出された光信号を受光して受光デー
タに変換する。受光回路18より直列的に出力される受
光データは重亜変換器19に入力されており、重亜変換
器19でスタートビットSからエンドビットEまでの1
0ビツトの並列受光データに変換して出力する。並直変
換器19の並列出力はマイクロコンピュータ等を用いた
制御回路20に入力されており、制御回路20はクロッ
ク発振器29からのクロックパルスに基づいてタイミン
グ制御される。
即ち、制御回路20は並直変換器19で1端末分のデー
タ受信が終了したことをエンドビットEのビット出力を
受けて検出し、このエンドビットEの検出に基づく受信
終了検出で重亜変換器19からの並列データをラッチし
て並直変換器27側に出力する。また、制御回路21は
重亜変換器19からのエンドビットEに基づくデータ受
信の終了検出と同時にクロック発振器29のクロックパ
ルスに基づいた送信制御パルスを並直変換器27に出力
し、制御回路20でラッチされた10ビツトの受光デー
タを直列データに変換し、発光回路30で再び光信号に
変換して後段の光ファイバー線路3に送出するようにし
ている。
尚、制御回路20による受光データの受信終了検出で並
直変換器27に送信パルスを供給して1多段の光ファイ
バー線路への光信号の送信動作を開始すると同時に、重
亜変換器19には次の端末データが直列的に入力するよ
うになることから、制御回路20は並直変換器19の受
光データのラッチと同時に並直変換器19にリセットを
かけ、次の受信データの並列変換ができるようにする。
一方、重亜変換器19より並列的に出力される受光デー
タのうち、アドレスビットAO〜A5はアドレス判別回
路21に与えられており、アドレス判別回路21には予
め自己アドレスが設定されていることから、この設定自
己アドレスと受信アドレスとを比較し、両者が一致した
ときにHレベルとなる判別信号2.2を出力する。また
、制御回路20は重亜変換器19からパリティビットP
のビット出力が得られた段階でパリティチェック動作を
行なっており、パリティチェックにより正常な受信デー
タが得られたとき、アドレス判別回路21に対し動作信
号23を出力し、判別動作を行なわせるようにしている
。尚、パリティエラーを検出した場合には、動作信号2
3を出力しない。
アドレス判別回路21からの判別信号22はアンドゲー
ト24の一方に入力され、アンドゲート24の他方の入
力には重亜変換器19に於けるコントロールビットCの
ビット出力が与えられており、アドレス判別回路21で
自己アドレスを判別したとき判別信号22はHレベルと
なってアンドゲート24を許容状態とし、重亜変換器1
9のコントロールビットCのビット出力を駆動回路25
に供給するようになる。駆動回路25はコントロールビ
ットCが「1」のときバルブユニット5側に設けた電磁
弁26をオンし、コントロールビットCがrOJのとき
電磁弁26をオフするようになる。
更に、受光データの受信終了検出で制御回路20にラッ
チされた受光データのうち、コントロールビットCを除
く他のビット出力はそのまま並直変換器27に入力され
るが、コントロールビットCのビット出力については信
号変更回路28を経由して並直変換器27に与えられる
信号変更回路28はアドレス判別回路21で受光アドレ
スを判別したときに、受信データのコントロールビット
Cを端末機器の作動状態を示すデータビットDに書換え
る機能をもち、このビット書換えのためアンドゲート3
1,32及びオアゲ−ト33を備える。
即ち、アンドゲート31の一方の入力には制御回路20
でラッチされたコントロールビットCのビット出力が与
えられ、アンドゲート31の他方の入力は反転入力とさ
れており、この反転入力にはアドレス判別回路21の判
別信号22が与えられる。このため判別信号22は自己
アドレスを判別したときHレベルとなることから、判別
信号22の反転入力によりアンドゲート31は禁止状態
となってコントロールビットCのビット信号の通過を禁
止し、一方、判別信号22は自己アドレスを判別しない
ときにはLレベルにあることから、判別信号22の反転
入力を受けたアンドゲート31が許容状態となり、コン
トロールビットCのビット信号を通過し、オアゲート3
3を介して並直変換器27に供給するようになる。
アンドゲート32の一方の入力にはアドレス判別回路2
1の判別信号22が供給され、他方の入力には検出回路
35の出力が与えられる。検出回路35にはバルブユニ
ット5に設けたリミットスイッチ34が入力接続されて
おり、リミットスイッチ34は電磁弁26のオン、オフ
に基づくエアー供給等で作動する例えば空気圧作動弁(
図示せず)の開閉動作を検出する。例えば、電磁弁26
がオンのとき空気圧作動弁に作動空気圧が供給されてバ
ルブロッド36が図示のように下降しており、このとき
リミットスイッチ34はオフとなり、検出回路35は空
気圧作動弁が閉鎖状態にあることを表わすビット信号「
O」をアンドゲート32に供給する。また、電磁弁26
のオフにより空気圧作動弁が開放状態に戻るとバルブロ
ッド36が36−のように上昇してリミットスイッチ3
4をオンし、このとき検出回路35は空気圧作動弁が開
放状態にあることを表わすビット信号「1」をアンドゲ
ート32に供給するようになる。このように、バルブユ
ニット5に於ける空気圧作動弁の動作状態を表わす検出
回路35からの検出信号を受けたアンドゲート32は、
判別信号22が自己アドレスの判別でHレベルとなった
とき許容状態となって検出回路35からの検出信号をオ
アゲート33を介して並直変換器27に供給し、制御回
路20からのコントロールビットCを端末機器の作動状
態を示すデータビットDに書換えるようになる。
次に、第2図に示したセントラルユニットによる通信制
御データの伝送時間と、第3図に示した端末ユニットに
於けるデータ伝送時間の相互関係を説明する。
いま、セントラルユニット1に於ける1端末分の通信制
御データ(10ビツト)の伝送時間をTO1端末ユニッ
ト4a〜4nのそれぞれに於ける1端末分の受光データ
の送信・時間をT1.T2゜・・・Tnとすると、セン
トラルユニット1及び端末ユニット4a〜4nに同じ発
振周波数のクロック発振器9,29を使用したとしても
、セントラルユニットと端末ユニットとの間でクロック
パルスに基づく伝送同期がとられていないことから、デ
ータ送信時間はセントラルユニット及び端末ユニットの
それぞれに於いて異なった時間となる。
そこで本発明にあっては、複数の端末ユニット4a〜4
nに於ける1端末分のデータ送信時間T1〜Tnの中か
ら最もデータ送信時間の長い時間Ti@取り出し、この
端末ユニットの中の最も長′ いデータ送信時間Tiよ
り長い時間となるようにセントラルユニット1のデータ
送信時間Toを設定する。
このようなセントラルユニット1のデータ送信時間To
と端末ユニットのデータ送信時間T1〜Tnの相互関係
を設定する具体例としては、例えばセントラルユニット
及び端末ユニットに使用するクロック発振器を全て同じ
発振周波数のものとした場合、セントラルユニット1の
データ送信時間Toに亘る10ビツトのデータ伝送が終
了した後に、所定の空き時間TSを付加することで実現
できる。この空き時間Tsとしては、端末ユニットに於
けるデータ送信時間T1〜Tnのバラ付きにある程度の
余裕時間を加えた所定の時間として定めることができ、
例えば通信制御データの2〜3ビット分の空き時間TS
を設定する。
更に具体的に説明すると、セントラルユニット1の通信
制御データのアドレスビットは6ビツトであることから
、最大64点の端末ユニットに通信制御を行なうことが
でき、例えば8ms周期で64端末分の通信制御を行な
おうとすると、1端末当りのデータ送信時間Toは12
5μsとなり、1ビット当り12.5μsの送信時間と
なる。そこで、セントラルユニット1による1端末分の
データ伝送時間TOに2〜3ビット分の空き時間TSを
設けたとすると、Ts=25〜37.5μsとなり、6
4端末分のデータ送信時間は空き時間TSを設けたこと
で9.6〜10.4mSとなる。
このように、64端末分のデータ送信時間が空き時間T
Sを設けたことで3msから9.6〜10゜4msに増
加するが、端末に設けた電磁弁の応答速度が50〜1o
omsと長いため、空き時間TSの付加によりデータ伝
送時間が増加しても電磁弁の制御遅れの問題は起きない
次に、上記の実施例の動作を説明する。
第6図は第2図に示したセントラルユニットの送信制御
を示したフローチャートであり、セントラルユニット1
の電源投入を行なうと、ブロック40のイニシャライズ
により端末ユニットを表わすカウンタNがN=1にイニ
シャライズされ、ブロック42に進んで外部制御装置2
からの最初の端末ユニット4aに対する制御人力11a
を読込む。次にブロック44に於いては端末ユニット4
aの端末アドレスAO−A5=000000を設定する
と共に、制御入力に基づいてコントロールビットCをC
=1またはC=0とすることで通信制御データを作成す
る。この10ビツトの通信制御データは送信制御回路8
から並直変換器10に供給され、クロック発振器9から
のクロックパルスに基づいて得られた送信クロックに同
期して直列データに変換され、発光回路12より光信号
として光ファイバー線路3に送出する処理をブロック4
6で行なう。ブロック46で最初の端末ユニット4aに
対する通信制御データの送信を終了すると、ブロック4
8に於いて端末ユニットを表わすカウンタNをインクリ
メントし、次の判別ブロック50で最終端末nに達した
か否かをチェックし、達していなければブロック52に
進んで予め設定した空き時間TSを設定し、空き時間T
Sの経過後に再びブロック42に戻って次の端末ユニッ
ト4bに対する制御人力1’lbを読込み、同様にして
端末ユニット4bに対する通信データの送信制御を行な
う。
このような通信制御処理により全端末に対する通信制御
データの送信を終了すると、判別ブロック50からブロ
ック54に進んで端末ユニットを示すカウンタNを初期
値N=’lにプリセットし、ブロック52の空き時間設
定を介して再びブロック42に戻り、以下これを繰り返
す。
一方、第2図のセントラルユニット1に設けたデータ受
信側にあっては、端末数で定まる所定時間後に最終端末
ユニット4nから光信号が送り返されてくることから、
受光回路13で受光データに変換して右舷変換器14に
供給し、右舷変換器14からの並列受光データをデコー
ド回路15で解読する。即ち、デコード回路15は受光
データのアドレスビットAO〜A5から端末ユニットを
解読し、またデータビットDから端末機器の作動状態を
解読する。例えば、端末ユニット4aの受光データを解
読した時にはデータビットDに基づく検出信号16aを
外部制御装置2に出力して端末ユニット4aに設けたバ
ルブユニット5aの作動状態を表示するようになる。
次に、第3図に示した端末ユニットの送受信制御を説明
する。
まず受信制御については、受光回路18より直列的に受
光データが得られることから、受光データのデータビッ
トが入力する毎に右舷変換器19はスタートビットSか
らエンドビットEまでのビット信号を順次出力し、1端
末分のデータ終了を示すエンドビットEのビット出力が
得られると制御回路20は右舷変換器19の並列データ
出力をラッチして並直変換器27に出力し、同時に右舷
変換器19にリセットを掛ける。勿論、制御回路20は
右舷変換器19からパリティビットPのビット出力が得
られた時に受信データのパリティチェックを行ない、正
常なパリティ状態が得られていればアドレス判別回路2
1に動作信号23を出力するようになる。
次に右舷変換器19からの並列受光データの出力に基づ
いた電磁弁の制御処理は、例えば第7図の受信制御ルー
チンに従って行なわれる。
まず判別ブロック60に於いて、エンドビットEのビッ
ト出力が得られるデータ受信の終了を監視してあり、エ
ンドビットEのビット出力が得られるとブロック62に
進んでアドレス判別を行ない、判別ブロック64で受信
アドレスが自己アドレスに一致したことを判別するとブ
ロック66に進み、受信データの制御命令ビットCを解
読してブロック68で制御命令ビットCに応じた制御信
号をバルブユニットの電磁弁26に出力する。勿論、自
己アドレスを判別しない時は判別ブロック60から判別
ブロック60に戻り、次のデータ受信の終了を待つ。
次に、第3図の端末ユニットに於ける受光データに基づ
いた送信制御は第8図のフローチャートに示す送信制御
ルーチンに従って行なわれる。
まず、判別ブロック70で受光データの受信終了を監視
しており、受光データのエンドビットEのビット出力が
得られると、受信終了を検出してブロック72に進み、
10ビツトの受信データの先頭ビットから直列的に光信
号に変換して送信する1ビット分のデータ伝送を行なう
。ブロック72で先頭ビット(スタートビットS)のビ
ット伝送を終了すると、ブロック74でビットカウンタ
Bをインクリメントし、ヒツトカウンタBが7ビツト目
の制御命令ビット(コントロールビットC)に達したか
否かを判別ブロック76でチェックし、最初は第1ビツ
ト目の伝送であることから判別ブロック78に進んで最
終ビットか否かチェックし、再びブロック72に戻って
第2ビツト目(アドレスビットAO>のビット伝送を行
なう。このようなビット伝送の繰り返しで7ビツト目の
コントロールビットCに達すると、判別ブロック76で
制御命令ビットに達したことを判別し、判別ブロック8
0に於いて自己アドレスの判別出力が得られていればブ
ロック82に進み、この時、バルブユニット5のリミッ
トスイッチ34のオン、オフ状態に基づいて検出回路3
5で検出されている検出状態に制御命令ビット(コント
ロールビットC)を書換えてデータビットDとし、ブロ
ック72に戻ってデータビットDのビット伝送を行ない
、更にデータビットDに続くパリティビット及びエンド
ビットEのビット伝送を終了すると判別ブロック78か
ら再び判別ブロック72に戻って次のデータ受信終了を
監視する。
第9図は上記の実施例に於けるセントラルユニット1に
よる通信制御データの送信と各端末ユニットに於け、る
データ送信を5つの端末ユニット4a〜4eのループ接
続を例にとって示したタイミングチャートである。
この第9図のタイミングチャートから明らかなように、
セントラルユニット1及び端末ユニット4a〜4eのそ
れぞれに於けるデータ送信は同じ発振周波数のクロック
発娠器に基づいた送信パルスによるシリアルビット伝送
としていることから、データ送信時間To −T5は略
同じ時間となっており、セントラルユニット1のデータ
送信については10ビツトの通信制御データのビット伝
送を行なうデータ送信時間Toに続いて所定の空き時間
TSをおいて次の通信制御データを送信するようにして
いる。
このようにセントラルユニット1のデータ送信に空き時
間TSを設定したことで、例えば端末ユニット4aにあ
っては最初の端末データaの受信終了を検出した時から
データ送信時間T1に亘って後段の端末ユニットに対す
る受信データのシリアルビット伝送が行なわれることと
なり、この端末データaの送信中にセントラルユニット
1から伝送される2番目の端末データbの受信は終了せ
ず、2番目の端末データbの受信が終了する前に最初に
受信した端末データaの送信を終了することができ、最
初に受信した端末データaの送信と次に受信した端末デ
ータbどの送信が重複することによる伝送データの破壊
を確実に防ぐことができる。
尚、第9図のタイミングチャートにあっては、セントラ
ルユニット1に最終の端末ユニット4eから返送された
端末データの受信タイミングも合せて示しており、セン
トラルユニット1が2回目の端末データaを送信する直
前に最終端末ユニット4eからの返送データの受信を終
了することができる。
第10図は本発明に於けるセントラルユニットと端末ユ
ニットのデータ送信時間の他の設定方式による実施例に
ついてのタイミングチャートを示したもので、この実施
例にあっては、ループ接続された5台の端末ユニット4
a〜4eに於けるデータ送信時間T1〜T5がそれぞれ
異なっている場合を示しており、このように端末ユニッ
ト4a〜4eのデータ送信時間T1〜T5が異なってい
る場合には、端末データ送信時間T1〜T5のうちの最
も長い、例えば端末ユニット4eのデータ伝送時間T5
より長いデータ伝送時間Toをセントラルユニット1に
設定する。
このようにセントラルユニット1のデータ伝送時間To
として端末ユニットの中から最も長いデータ伝送時間よ
り長い時間を設定するこ・とで各端末ユニット4a〜4
eにあっては、セントラルユニット1または前段に位置
する端末ユニットからの端末データの受信終了を検出す
る前に、それまでに受信した端末データの送信を終了す
ることができ、データ送信中に次の端末データの受信が
終了して新たな受信データの送信を開始することで送信
データが破壊されてしまうことを確実に防ぐこ、とがで
きる。
次に、本発明の通信制御システムに於ける伝送エラーの
検出方式を説明する。
まず、端末ユニット4a〜4nにあっては、第3図に示
したように、制御回路21が受信データのパリティチェ
ックを行なっており、パリティエラーを検出したときに
は、アドレス判別を行なわずにパリティエラーを生じた
受信データをそのまま送信するようになる。
このためセントラルユニットにはパリティエラーをもっ
た通信データがそのまま送り返されることとなり、受信
データのパリティチェックによりエラーを検出し、この
エラーが電磁弁の応答速度(50〜100m5>に基づ
いて定めた所定時間以上継続したときに伝送エラーの警
報表示もしくはフェイルセーフ作動を行なわせる。
また、アドレスデータの破壊については、送信の順番に
従って最終端末ユニットからセントラルユニット1にデ
ータが送り返されてくるため、セントラルユニットで受
信データのアドレスを解読し、送信順に従った正しい順
番で受信アドレスが得られなかったときにデータエラー
と判別し、このデータエラーが予め定めた所定時間継続
したときに伝送エラーの警報やフェイルセーフ作動を行
なわせるようにしても良い。
(発明の効果〉 以上説明してきたように本発明によれば、セントラルユ
ニットに対し複数の端末ユニットを光ファイバー線路に
よりループ状に接続しているため、端末数の如何に係わ
らず1ループの光ファイバー線路で済み、線路の付設が
簡単でシステムコストを大幅に低減できる。
また、端末ユニットは自己のアドレスを判別した時に、
受信データの制御命令ビットに応じてデータ制御弁を制
御すると同時に、その時の端末機器の作動状態を示す検
出信号に基づいて制御命令ビットを変更して後段の光フ
ァイバー線路に送出するようにしているため、セントラ
ルユニットは光ファイバーループを介して戻ってきた受
光データから端末機器の作動状態を解読して表示するこ
とができる。
更に、セントラルユニツ1〜による1端末分のデータ伝
送時間を複数の端末ユニットに於ける1端末分のデータ
伝送時間のうちの最も長いデータ伝送時間以上の時間と
なるように設定しているため、セントラルユニットと端
末ユニットとの間で伝送同期をとっていなくとも、セン
トラルユニットまたは前段の端末ユニットから1端末分
のデータ受信を終了する前に、以前に受信した1端末分
の受信データの送信処理を必ず終了することができ、既
に受信したデータを送信し終る前に次のデータ受信を終
了して新たなデータ送信を開始してまうことによる伝送
データの破壊を確実に防止してデータ伝送の信頼性を保
障することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成の一実施例を示した説明
図、第2図は第1図のセントラルユニットの一実施例を
示したブロック図、第3図は第1図の端末ユニットの一
実施例を示した回路ブロック図、第4図はセントラルユ
ニットによる通信データのフレーム構成の説明図、第5
図は端末返送データのフレーム構成の説明図、第6図は
セントラルユニットのデータ送信制御を示したフローチ
ャ−ト、第7図は端末ユニットの受信制御を示したフロ
ーチャート、第8図は端末ユニットのデータ送信制御を
示したフローチャート、第9図はセントラルユニットの
データ送信に空き時間を設けたときの伝送タイミングチ
ャート、第10図はセントラルユニットのデータ送信時
間の他の設定方式による伝送タイミングチャート、第1
1図は従来例を示したブロック図である。 1:セントラルユニット 2:外部制御装置 3:光ファイバー線路 4a〜4n:端末ユニット 5a〜5n:バルブユニット 6a〜6n:制御信号 7a〜7n:検出信号 8:送信制御回路 9.29:クロック発振器 10.27:並直変換器 12.30:発光回路 13.18:受光回路 14.19:重亜変換器 15:デコード回路 20:制御回路 21ニアドレス判別回路 22:判別信号 23;動作信号 24.3’l、32:アンドゲート 25:駆動回路 26:電磁弁 28:信号変更回路 33ニオアゲート 34:リミットスイッチ 35:検出回路 36:パルブロンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セントラルユニットに光ファイバー線路を介して
    流体制御弁と一体又は近傍に設置された複数の端末ユニ
    ットをループ状に接続し、 前記セントラルユニットに、シーケンスコントローラ等
    からの制御出力に基づいた制御命令及び端末アドレスを
    含む制御データを直列的な光信号に変換して前記光ファ
    イバー線路に繰り返し送出するデータ送信手段と、最終
    端末ユニットからの光信号を受信し該受信データに含ま
    れる端末機器の作動状態を示す情報を解読して出力する
    データ受信手段とを設け、 一方、前記端末ユニットのぞれぞれには、前記光ファイ
    バー線路を介して得られる光信号の受光データに変換す
    ると共に該受光データの受信終了検出に同期して受光デ
    ータを直列的な光信号に変換して後段の光ファイバー線
    路に出力する送受信手段と、前記受光データから自己の
    アドレスを判別したときに該受光データの制御命令ビッ
    トに対応した制御信号を流体制御弁に出力するアドレス
    判別手段と、該アドレス判別手段で自己のアトドレスを
    判別したときに光信号に変換して送出する前記受光デー
    タの制御命令ビットを流体制御弁による端末作動状態の
    情報に変更するデータ変更手段とを設けた流体制御弁の
    通信制御システムに於いて、 前記セントラルユニットにおける1端末分のデータ伝送
    時間を、複数の端末ユニットにおける1端末分のデータ
    伝送時間のうちの最も長いデータ伝送時間より長い時間
    に設定したことを特徴とする流体制御弁の通信制御シス
    テム。
  2. (2)前記セントラルユニットにおける1端末分のデー
    タ伝送時間に続いて所定の空き時間を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の流体制御弁の通信制
    御システム。
JP61027525A 1986-02-10 1986-02-10 流体制御弁の通信制御システム Granted JPS62185432A (ja)

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JPH0520018B2 JPH0520018B2 (ja) 1993-03-18

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